JP2010286756A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010286756A
JP2010286756A JP2009141988A JP2009141988A JP2010286756A JP 2010286756 A JP2010286756 A JP 2010286756A JP 2009141988 A JP2009141988 A JP 2009141988A JP 2009141988 A JP2009141988 A JP 2009141988A JP 2010286756 A JP2010286756 A JP 2010286756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
liquid crystal
layer
refractive index
low refractive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009141988A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Misono
健司 御園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2009141988A priority Critical patent/JP2010286756A/ja
Publication of JP2010286756A publication Critical patent/JP2010286756A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

【課題】液晶表示装置を薄型化すると共にその開口率を大幅に向上させる。
【解決手段】第1基板11は、光源14の光が入射する透明基板30と、透明基板30における液晶層13と反対側の表面に形成された第1低屈折率層31と、透明基板30における液晶層13側の表面に形成された第2低屈折率層32とを有している。複数の画素電極25は、第2低屈折率層32の液晶層13側に配置され、アレイ層28は、第1低屈折率層31の液晶層13と反対側に配置されている。そして、導通部26は、第1低屈折率層31、透明基板30、及び第2低屈折率層32を貫通して形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、薄型に適した液晶表示装置に関するものである。
例えばモバイル機器やパソコン等の表示部として、液晶表示装置が広く用いられており、近年、その薄型化及び軽量化が特に強く要望されている。
液晶表示装置100は、断面図である図11に示すように、液晶表示パネル101と、これに対向配置されて光を供給するバックライトユニット102とを備えている。
液晶表示パネル101は、複数のTFT(薄膜トランジスタ)が形成されたTFT基板103と、これに対向配置された対向基板104と、これらの基板103,104の間にシール部材121によって封入された液晶層105とを有している。
TFT基板103は、例えばガラス基板106を有し、ガラス基板106の液晶層105側には、ゲート配線、ソース配線及び補助容量配線等の配線群や、TFT等からなるTFTアレイ層107と、ITO等からなる複数の画素電極を含む画素電極層108と、TFTアレイ層107及び画素電極層108を覆う配向膜109とが形成されている。
ガラス基板106の液晶層105と反対側の表面には、位相差板114及び偏光板110が貼り付けられている。また、TFT基板103の非表示領域には、TFTアレイ層107から引き出された配線層111と、これに接続された回路部材112及びFPC113等が設けられている。
一方、対向基板104は、例えばガラス基板115を有し、ガラス基板115の液晶層105側には、カラーフィルタ層116が形成されている。カラーフィルタ層116を覆うオーバーコート層117の表面には、ITO等からなる共通電極118が形成されている。共通電極118は配向膜119によって覆われている。また、ガラス基板115の液晶層と反対側には、偏光板120が貼り付けられている。
バックライトユニット102は、導光板122と、その側面に配置されたLED等の光源123とを有している。そして、光源123から導光板122に入射した光が、導光板122の内部で拡散して、液晶表示パネル101側に出射する。液晶表示パネル101は、その光を透過して所望の表示を行うようになっている。
上述のような液晶表示装置については、装置全体の薄型化を図るために、偏光板やバックライトの厚みを低減することも行われている。また、特許文献1及び2には、液晶表示パネルを構成する一対の基板の一方を、バックライトユニットの導光板として利用することが開示されている。
断面図である図14に示すように、上記特許文献1に開示されている液晶表示装置100は、一対の基板103,104の間に液晶層105が介在されると共に、一方の基板103の液晶層105と反対側に配置された反射層125を備えている。さらに、一対の基板103,104の側方には光源123が設けられている。そうして、光源123の光を一方の基板103に入射させ、この基板103を導光板122として利用することで、バックライトユニットを省略している。
しかし、この特許文献1には、具体的な導光手段について記載されておらず、基板103から光漏れが生じる結果、導光板として十分に機能を発揮することが難しい。これに対し、特許文献2には、導光板として利用する一方の基板について、その液晶層側の表面に、当該基板よりも屈折率が低い低屈折率層を形成する一方、液晶層と反対側の表面に、特定方向の光を選択的に反射する選択反射層を形成することが開示されている。
また、特許文献3には、断面図である図15に示すように、2層の液晶層を有する液晶表示パネル101において、中間基板131をプラスチックフィルムによって構成すると共に、その中間基板131を貫通するコネクタ132によって、2つの外側基板133間の端子を電気的に接続することが開示されている。
特開2000−330098号公報 特開2007−140382号公報 実開昭62−014421号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2の液晶表示装置では、一対の基板の一方を導光板に利用することにより、装置を薄型化することができるものの、開口率を高めて光源の光を効率良く画像表示に利用するためには、依然として改良の余地がある。
すなわち、従来の液晶表示装置では、図11の一部の拡大断面図である図12に示すように、TFT基板103の液晶層105側には、TFTアレイ層107が形成されている。TFTアレイ層107は、金属膜及び半導体層等により構成されて遮光性を有する。したがって、上記特許文献1のように、基板106を導光板に利用したとしても、この基板106内部の光の一部は、液晶層105側へ出射されずに、TFTアレイ層107によって遮光されてしまう。
一方、バックライトユニット102の平面図である図13に示すように、表示光の輝度を高めるためにLED等の光源の数を増加させると、消費電力が増加すると共に製品コストが上昇することが避けられない。
本発明は、斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、液晶表示装置を薄型化すると共にその開口率を大幅に向上させて、消費電力を低減しつつ表示光の輝度を可及的に高めることにある。
上記の目的を達成するために、第1の発明は、複数の透明な画素電極と、該各画素電極にそれぞれ導通部を介して電気的に接続された複数のスイッチング素子を含むアレイ層とが形成された第1基板と、上記第1基板に対向して配置された第2基板と、上記第1基板及び第2基板の間に設けられた液晶層と、上記第1基板の側方に配置され、該第1基板の側面に向けて光を出射する光源とを備えた液晶表示装置を対象としている。そして、上記第1基板は、上記光源の光が入射する透明基板と、該透明基板における上記液晶層と反対側の表面に形成され、該透明基板よりも低い屈折率を有する第1低屈折率層と、該透明基板における上記液晶層側の表面に形成され、該透明基板よりも低い屈折率を有する第2低屈折率層とを有し、上記複数の画素電極は、上記第2低屈折率層の上記液晶層側に配置され、上記アレイ層は、上記第1低屈折率層の上記液晶層と反対側に配置され、上記導通部は、上記第1低屈折率層、上記透明基板、及び上記第2低屈折率層を貫通して形成されている。
また、第2の発明は、上記第1の発明と同じ対象の液晶表示装置において、上記第1基板は、上記光源の光が入射する透明基板と、該透明基板における上記液晶層と反対側の表面に形成され、特定の偏光方向の光を選択的に反射する選択反射層と、該透明基板における上記液晶層側の表面に形成され、該透明基板よりも低い屈折率を有する低屈折率層とを有し、上記複数の画素電極は、上記低屈折率層の上記液晶層側に配置され、上記アレイ層は、上記選択反射層の上記液晶層と反対側に配置され、上記導通部は、上記選択反射層、上記透明基板、及び上記低屈折率層を貫通して形成されている。
第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、上記透明基板は、プラスチック基板である。
第4の発明は、上記第1乃至第3の何れか1つの発明において、上記光源と上記透明基板との間には、上記特定の偏光方向に平行な透過軸を有する偏光板が設けられている。
第5の発明は、上記第3の発明において、上記第2基板は、プラスチック基板を有している。
−作用−
次に、本発明の作用について説明する。
第1の発明では、光源から第1基板の側面に向けて出射された光は、第1基板の透明基板に入射する。透明基板は、第1低屈折率層と第2低屈折率層とによって挟まれているため、この透明基板の内部に入射した偏光は、透明基板内を伝播して液晶層側に出射される。つまり、透明基板は、バックライトユニットの導光板として機能する。
液晶層側に出射した偏光は、画素電極を透過して液晶層に入射される。このとき、スイッチング素子により導通部を介して画素電極がスイッチング制御され、液晶層及び第2基板を透過した光によって所望の表示が行われる。
複数のスイッチング素子を含むアレイ層を透明基板の液晶層と反対側に配置したので、透明基板から液晶層側に出射した光は、アレイ層によって遮光されることはない。
したがって、第1基板の透明基板がバックライトユニットの導光板を兼ねるようにしたので、液晶表示装置を薄型化できるとともに、その開口率が大幅に向上する結果、消費電力を低減しつつ表示光の輝度を飛躍的に高めることが可能になる。
第2の発明では、光源から第1基板の側面に向けて出射された光は、第1基板の透明基板に入射する。透明基板は、低屈折率層と選択反射層とによって挟まれているため、この透明基板の内部に入射した光は、透明基板内を伝播すると共に、選択反射層によって特定の偏光方向の光が反射されて液晶層側に出射される。つまり、透明基板は、バックライトユニットの導光板として機能する。
液晶層側に出射した偏光は、画素電極を透過して液晶層に入射される。そして、上記第1の発明と同様に、スイッチング素子により導通部を介して画素電極がスイッチング制御され、液晶層及び第2基板を透過した光によって所望の表示が行われる。
この第2の発明によっても、上記第1の発明と同様に、アレイ層を液晶層と反対側に配置するようにしたので、液晶表示装置を薄型化できるとともに、その開口率が大幅に向上する結果、消費電力を低減しつつ表示光の輝度を飛躍的に高めることが可能になる。
第3の発明では、上記第1又は2の発明において、透明基板をプラスチック基板としたので、その材料を適宜選択することによって、透明基板の屈折率を例えばガラス等に比べて比較的大きく設定することが可能になる。したがって、透明基板よりも屈折率が低い低屈折率層を、種々の材料により容易に構成することが可能になる。
第4の発明では、上記第2の発明において、光源と透明基板との間に偏光板を設けると共に、その透過軸を上記選択反射層における特定の偏光方向と平行にしたので、その選択反射層に反射される光を、予め偏光板によって同じ偏光方向の光とすることができる。したがって、選択反射層による光の偏光度が低い場合であっても、表示光のコントラスト比を十分に高めることが可能になる。
第5の発明では、上記第3の発明において、第2基板をプラスチック基板としたので、従来のようにバックライトユニット用のレンズ等を不要にすることができる。また、第1基板及び第2基板の双方を湾曲させて、曲面表示することが可能になる。
本発明によれば、第1基板の透明基板がバックライトユニットの導光板を兼ねるようにしたので、液晶表示装置を薄型化することができる。さらに、アレイ層を透明基板における液晶層と反対側に配置したので、透明基板から液晶層側に出射した光がアレイ層によって遮光されないため、開口率を大幅に向上できる結果、消費電力を低減しつつ表示光の輝度を飛躍的に高めることができる。
図1は、本実施形態1の液晶表示装置の構造を模式的に示す断面図である。 図2は、図1の一部を拡大して示す断面図である。 図3は、1つの画素を拡大して示す平面図である。 図4は、光が伝播するプラスチック基板を模式的に示す断面図である。 図5は、本実施形態2の液晶表示装置の構造を模式的に示す断面図である。 図6は、光を選択反射する選択反射層を模式的に示す断面図である。 図7は、図6の一部を拡大して示す断面図である。 図8は、本発明者の実験により得られた選択反射層から出射する出射光の角度と、その輝度との関係を示すグラフである。 図9は、その他の実施形態における液晶表示装置の構造を模式的に示す断面図である。 図10は、その他の実施形態における液晶表示装置の構造を模式的に示す断面図である。 図11は、従来の液晶表示装置の構造を示す断面図である。 図12は、図11の一部を拡大して示す断面図である。 図13は、従来のバックライトユニットの概略構成を示す平面図である。 図14は、従来の液晶表示装置の概略構成を示す断面図である。 図15は、従来の液晶表示装置における中間基板を貫通するコネクタを示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《発明の実施形態1》
図1〜図4は、本発明の実施形態1を示している。
図1は、本実施形態1の液晶表示装置の構造を模式的に示す断面図である。図2は、図1の一部を拡大して示す断面図である。図3は、1つの画素を拡大して示す平面図である。また、図4は、光が伝播するプラスチック基板を模式的に示す断面図である。
−液晶表示装置の構造−
本実施形態1の液晶表示装置1は、図1に示すように、第1基板11と、第1基板11に対向して配置された第2基板12と、第1基板11及び第2基板12の間に設けられた液晶層13と、第1基板11の側方に配置された光源14とを備えている。そして、表示領域には、マトリクス状に配置された複数の画素が形成されている。ここで、画素とは、表示の最小単位である。
光源14は、第1基板11の側面に沿って延びる線状光源であって、例えば複数のLEDによって構成されている。そして、光源14は、第1基板11の側面に向けて光を出射するように構成されている。液晶層13は、シール部材15によって周囲を囲まれて、上記第1基板11及び第2基板12の間に封入されている。
(第2基板の構成)
第2基板12は、透明基板としてのプラスチック基板16と、プラスチック基板16における液晶層13と反対側の表面に貼り付けられた位相差板17及び偏光板18と、プラスチック基板16における液晶層13側の表面に形成されたカラーフィルタ層19と、カラーフィルタ層19を覆うオーバーコート層20と、オーバーコート層20の液晶層13側表面に形成された共通電極21と、共通電極21を覆う配向膜22とを有している。
プラスチック基板16は、例えば、アクリレート樹脂又はエポキシ樹脂を主成分とし、これらの樹脂をガラスクロスに含浸させた構造を有し、その厚みが例えば50μm程度に形成されている。
カラーフィルタ層19は、例えばカラーレジストによって形成されている。また、オーバーコート層20は、例えばアクリル系紫外線硬化樹脂によって構成されている。共通電極21は、IZO又はITO等の透明導電膜によって構成されている。共通電極21及び配向膜22、表示領域の全体に亘って形成されている。
(第1基板の構成)
第1基板11には、複数の透明な画素電極25と、該各画素電極25にそれぞれ導通部26を介して電気的に接続された複数のスイッチング素子であるTFT27を含むアレイ層28とが形成されている。
すなわち、第1基板11は、光源14の光が入射する透明基板としてのプラスチック基板30と、プラスチック基板30における液晶層13と反対側の表面に形成され、このプラスチック基板30よりも低い屈折率を有する第1低屈折率層31と、プラスチック基板30における液晶層13側の表面に形成され、このプラスチック基板30よりも低い屈折率を有する第2低屈折率層32とを有している。
プラスチック基板30は、例えば、アクリレート樹脂又はエポキシ樹脂を主成分とし、これらの樹脂をガラスクロスに含浸させた構造を有し、その厚みが例えば200μm程度に形成されている。
プラスチック基板30の屈折率は、例えば1.54以上且つ1.76以下の範囲で設定することが可能である。第1低屈折率層31及び第2低屈折率層32は、それぞれ例えばSiOx膜によって構成されている。例えば、SiO膜(屈折率は1.48)によって第1低屈折率層31及び第2低屈折率層32を構成すれば、プラスチック基板30上に形成される他のSiO膜(例えばガス及び水分のバリア層等)と同じ工程で同時に形成することができる。
プラスチック基板30と各低屈折率層31,32との界面で光を効率良く全反射させるためには、プラスチック基板30の屈折率と各低屈折率層31,32の屈折率との差が、ある程度大きいことが好ましい。そして、その屈折率の差が大きいほど、第1基板から出射する光の輝度を高くすることができる。例えば、上記屈折率の差が0.06以上であれば約60%以上の輝度を確保できる。さらに、上記屈折率の差が0.17以上であれば、約90%以上の輝度を確保することができ、より明るい表示を行うことができる。
尚、屈折率が1.76以上の基板材料は必ずしも一般的ではないので、低屈折率層31,32の材料としてSiO膜を用いる場合には、上記屈折率の差を0.06以上且つ0.28以下、あるいは0.17以上且つ0.28以下の範囲内に設定することが好ましい。
また、上記光源14とプラスチック基板30との間には、偏光板34が設けられている。そのことにより、プラスチック基板30の内部に直線偏光を入射させるようになっている。
複数の画素電極25は、第2低屈折率層32の液晶層13側に配置されている。画素電極25は、各画素毎にそれぞれ設けられており、配向膜33によって覆われている。画素電極25は、図3に示すように、例えば、縦の長さが150μmであり、横の長さが50μmである矩形状に形成されている。
一方、アレイ層28は、第1低屈折率層31の液晶層13と反対側に配置されている。ここで、アレイ層28について詳述する。アレイ層28は、所謂TFTアレイ層であって、複数のTFT27と、これにそれぞれ接続された複数のゲート配線35及びソース配線36と、複数の補助容量配線(不図示)とが含まれる。
ゲート配線35及びソース配線36は、第1低屈折率層31における液晶層13と反対側にそれぞれ複数形成され、全体として格子状に形成されている。また、ゲート配線35及びソース配線36は、図3に示すように、例えば10μmの線幅に形成されている。補助容量配線は、図示を省略するが、ゲート配線35に沿って延びると共に、各ゲート配線35同士の間にそれぞれ配置されている。
TFT27は、図2及び図3に示すように、例えば逆スタガチャネルエッチ型のTFTであって、ゲート電極38、ゲート絶縁膜39、a−Si層40、a−Si層(n+)41、ソース電極42、及びドレイン電極43を備えている。TFT27は、保護膜44によって覆われている。
上記導通部26は、図1〜図3に示すように、上記第1低屈折率層31、プラスチック基板30、及び第2低屈折率層32を貫通して形成されている。そして、導通部26は、上記第1低屈折率層31、プラスチック基板30、及び第2低屈折率層32を貫通する貫通孔(スルーホール)46の内部に形成された導電膜47によって構成されている。貫通孔46は、図3に示すように、例えば20μm四方の断面矩形状の孔によって形成されている。導電膜47は、例えば金属メッキによって容易に形成することができる。
また、第1基板11には、第2基板12に対向しない領域に、配線層49が形成されると共に、回路部材50及びFPC51が実装されている。配線層49は、上記導通部26と同様に、第1低屈折率層31、プラスチック基板30、及び第2低屈折率層32を貫通する導通部52を介して、アレイ層28のゲート配線35及びソース配線36に接続されている。
尚、上記第1基板11及び第2基板12の透明基板16,30として、ガラス基板を適用することも可能である。第1基板11の透明基板30がガラス基板である場合には、その屈折率は1.52程度である。そのため、ガラスの透明基板30を伝播する光を第1及び第2低屈折率層31,32とその透明基板30との界面で十分に全反射させるためには、第1及び第2低屈折率層31,32を、例えばSiNx膜等の屈折率が1.3程度である膜によって形成することが好ましい。
(液晶表示装置の作用)
こうして、上記液晶表示装置1では、光源14から第1基板11の側面に向けて出射された光は、偏光板34により直線偏光となって第1基板11のプラスチック基板30に入射する。プラスチック基板30は、第1低屈折率層31と第2低屈折率層32とによって挟まれているため、このプラスチック基板30の内部に入射した偏光は、図4に示すように、プラスチック基板30内を全反射しながら伝播して液晶層13側に出射される。つまり、プラスチック基板30は、バックライトユニットの導光板として機能する。
液晶層13側に出射した偏光は、画素電極25を透過して液晶層13に入射される。一方、回路部材50及びFPC51から制御信号が、配線層49、導通部52、アレイ層28のゲート配線35及びソース配線36を介してTFT27に供給される。そのことにより、各画素毎に、画素電極25と共通電極21との間に所定の電圧を印加して液晶層13を駆動し、共通電極21カラーフィルタ層19、プラスチック基板16、位相差板17及び偏光板18を透過した光によって所望の表示が行われる。
−製造方法−
次に、上記液晶表示装置1の製造方法について説明する。
液晶表示装置1は、第2基板12の母材を形成する第1工程と、第1基板11の母材を形成する第2工程と、上記第1基板11の母材及び第2基板12の母材を貼り合わせると共に液晶層13を形成する第3工程と、互いに貼り合わされた各母材を個別のパネルに分断する第4工程と、分断された各パネルに位相差板17及び偏光板18を貼り付ける第5工程と、各パネルに回路部材50及びFPC51を実装する第6工程とが含まれる。
(第1工程)
第1工程では、まず、ガラスクロスにアクリレート樹脂又はエポキシ樹脂を含浸させた構造を有し、厚みが約50μmである大判のプラスチック基板16に対し、その基板両面に例えばSiNxをスパッタリングすることによってベースコート膜(図示省略)を形成する。次に、プラスチック基板16の液晶層13側となるベースコート膜上に、カラーレジストを形成し、このカレーレジストをフォトリソグラフィ及びエッチングを行うことによってカラーフィルタ層19を形成する。
次に、カラーフィルタ層19を覆うように、例えばアクリル系紫外線硬化樹脂を塗布し、当該アクリル系紫外線硬化樹脂を紫外線照射及び加熱によって硬化させる。そのことによって、オーバーコート層20を形成する。このとき、液晶層13の厚みを規定するスペーサを同時に形成する。
次に、オーバーコート層20の表面にIZO又はITO等の透明導電膜をスパッタ法によって堆積させることにより、共通電極21を形成する。その後、共通電極21を覆うように、可溶性ポリイミド、又は可溶性ポリイミド及びポリアミック酸合成系樹脂を塗布して、配向膜22を形成する。こうして、第2基板12を形成する。
(第2工程)
第2工程は、第1工程の後に行っても先に行っても何れでもよい。まず、ガラスクロスにアクリレート樹脂又はエポキシ樹脂を含浸させた構造を有し、厚みが約200μmである大判のプラスチック基板16に対し、その基板両面に低屈折率層(第1及び第2低屈折率層31,32)を形成する。すなわち、SiOx膜(例えばSiO2膜)をスパッタ法によって上記基板両面に堆積させることによって、第1及び第2低屈折率層31,32を形成する。
次に、導通部26を形成するためのマーカー(不図示)を形成する。マーカーは、アレイ層28が形成される側の第1低屈折率層31の表面に、例えばMo膜をスパッタ法で堆積させた後にフォトリソグラフィによって所定形状にパターニングして形成する。
次に、第1低屈折率層31、プラスチック基板30、及び第2低屈折率層32を貫通する貫通孔(スルーホール)46を形成する。貫通孔46は、例えばYAG4次高調波(波長は266nm)のレーザ光によって加工する。その後、貫通孔46の内部に例えばAu等の導電膜47をメッキ処理することによって、導通部26を形成する。
次に、プラスチック基板30の液晶層13と反対側にアレイ層28を形成する。すなわち、第1低屈折率層31の表面にTi、Al−Si、Tiをこの順にスパッタ法により積層し、フォトリソグラフィ及びエッチングすることによって、ゲート配線35を形成する。次に、a−Si層(n+)41、a−Si層40、SiNxをCVD法によって堆積させ、フォトリソグラフィ及びエッチングすることによって、半導体層40,41及びゲート絶縁膜39を形成する。
次に、ゲートコンタクト層(不図示)をフォトリソグラフィによって形成した後に、スパッタ法で堆積させたMo膜をフォトリソグラフィ及びエッチングすることにより、ソース配線36を形成する。次に、ドライエッチングによりチャネルエッチを行った後、CVD法によりSiNx膜を堆積させて第1の保護膜(パッシベーション膜)を形成する。その後、アクリル系紫外線硬化樹脂を塗布して紫外線照射及び加熱により硬化させることにより、第2の保護膜を形成する。
一方、プラスチック基板30の液晶層13側に画素電極25を形成する。すなわち、第2低屈折率層32の表面に、スパッタ法によりIZO又はITO等の透明導電膜を形成することによって、画素電極25を形成する。
その後、画素電極25を覆うように、可溶性ポリイミド、又は可溶性ポリイミド及びポリアミック酸合成系樹脂を塗布して、配向膜33を形成する。こうして、第1基板11を形成する。
(第3工程)
次に、第3工程では、第2基板12の母材における液晶層13側となる表面に、熱硬化及び紫外線硬化合成系樹脂からなるシール部材15を、ディスペンサによる塗布又はスクリーン印刷によって形成する。次に、この第2基板12の母材及び第1基板11の母材を真空容器内に配置する。その後、第1基板11の母材に液晶材料を滴下して供給し、第1基板11の母材及び第2基板12の母材同士を互いに位置合わせして貼り合わせる。続いて、シール部材15に紫外線を照射して仮止めし、真空容器を大気開放する。その後、シール部材15を加熱して本硬化させる。
(第4工程)
次に、第4工程では、互いに貼り合わされた第1基板11の母材及び第2基板12の母材を分断して、個別のパネルに分断する。基板の分断は、例えばCOレーザ光又はYAGレーザ光によって行うことが可能である。尚、第2基板12の透明基板16をガラス基板によって構成した場合には、予めホイール刃によりスクライブ溝を形成した後に、プラスチック基板30を有する第1基板11をレーザ光によって分断することが好ましい。
(第5及び第6工程)
その後、第5工程では、分断された各パネルに位相差板7及び偏光板18を貼り付ける。その後、第6工程において、各パネルに回路部材50及びFPC51を実装する。こうして、液晶表示装置1を製造する。
−実施形態1の効果−
したがって、この実施形態1によると、第1基板11の透明基板であるプラスチック基板30がバックライトユニットの導光板を兼ねるようにしたので、導光板を設ける必要がなくなる結果、液晶表示装置1を薄型化することができる。さらに、アレイ層28をプラスチック基板30における液晶層13と反対側に配置したので、プラスチック基板30から液晶層13側に出射した光がアレイ層28によって遮光されないため、開口率を大幅に向上できる結果、消費電力を低減しつつ表示光の輝度を飛躍的に高めることができる。
さらに、開口率を大きくしながらも、アレイ層28において、ゲート配線35、ソース配線36及び補助容量配線の配線幅を比較的大きくすることができるため、配線抵抗を大幅に低下させて、消費電力をより低下させることができる。特に、表示画面が大型化された液晶表示装置1に好適である。
さらに、アレイ層28における各配線の断線欠陥や短絡欠陥に対する対策として補助配線を設けた場合、その補助配線を開口率に関係なく配置させることができるので、表示光の輝度向上と、装置の信頼性とを両立させることができる。
また、本実施形態における液晶表示装置1は、薄型化が容易であるので、例えば携帯電話やPDA等の携帯型電子機器に好適に用いることができる。
《発明の実施形態2》
図5〜図7は、本発明の実施形態2を示している。
図5は、本実施形態2の液晶表示装置の構造を模式的に示す断面図である。図6は、光を選択反射する選択反射層を模式的に示す断面図である。図7は、図6の一部を拡大して示す断面図である。
尚、以降の各実施形態では、図1〜図4と同じ部分については同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
上記実施形態1では、第1基板11の透明基板30の両側に第1及び第2低屈折率層31,32を設けたのに対し、本実施形態2は、透明基板30を低屈折率層32と選択反射層60とによって狭持した構成としたものである。
すなわち、第1基板11は、透明基板としてのプラスチック基板30と、プラスチック基板30における液晶層13と反対側の表面に形成され、特定の偏光方向の光を選択的に反射する選択反射層60と、このプラスチック基板30における液晶層13側の表面に形成され、このプラスチック基板30よりも低い屈折率を有する低屈折率層32とを有している。
低屈折率層32は、上記実施形態1における第2低屈折率層32と同様の構成を有している。一方、選択反射層60は、プラスチック基板30における液晶層13と反対側表面に、三角波状に形成された複数の凸部55と、各凸部55の表面に形成されたプリズム状の反射膜61と、隣り合う凸部55同士の間に充填されて平坦な表面を形成する平坦化膜62とによって構成されている。特定の偏光方向の光は、上記反射膜61によって選択的に反射される。
反射膜61は、例えばZnO又はTiO等の誘電体膜によって構成され、1/2λ板として機能する。また、反射膜61は、プラスチック基板30における液晶層13側の表面に対して傾斜している。隣り合う凸部55同士の間にそれぞれ形成されている各反射膜61は、光源14から遠い方の端部が、光源14に近い方の端部よりも、僅かに液晶層13側に配置されている。この反射膜61の傾斜角α(プラスチック基板30における平坦化膜62の表面に対する傾斜角)は、本発明者の研究により、約40°以上且つ約60°以下であることが好ましく、48°以上且つ54°以下であることがさらに好ましいことが分かっている。
液晶表示装置1の表示における視野角依存性を低下させると共にコントラストを高めるためには、選択反射層60から出射する光がより高い指向性を有していることが好ましい。言い換えれば、選択反射層60から出射する光が、液晶層13に対し、より垂直に近い角度で入射することが好ましい。
ここで、図8は、本発明者の実験により得られた選択反射層60から出射する出射光の角度と、その輝度との関係を示すグラフである。図8では、液晶層13に対して垂直な出射光の角度(すなわち、平坦化膜62に対して垂直な出射光の角度)を90°としている。この出射光の角度が90°である方向を、表示面法線方向とも称する。
そして、実験結果から、選択反射層60から出射する出射光が、半値角(つまり、輝度が表示面法線方向における輝度の50%以下となる角度)の範囲内であれば、表示の視野角依存性を十分に小さくし、広い視野角範囲に亘って高いコントラストの表示を実現できることがわかった。このとき、半値角の範囲は、90°±3°の範囲内(87°以上且つ93°以下)であった。そして、選択反射層60からの出射光の角度を90°±3°の範囲内にするには、選択反射層60の傾斜角αを48°以上且つ54°以下にすれば良いことがわかった。
また、図6及び図7では、選択反射層60の反射膜61が一定の割合で形成されている例を示したが、光源14から遠ざかるにつれて反射膜61の割合が高くなるように形成されていてもよい。プラスチック基板30の内部を伝播する光の量は、光源14から遠ざかるにつれて少なくなるが、光源14から遠ざかるにつれて反射膜61の割合を高くすると、プラスチック基板30から出射する光の強度分布を均一にすることができる。
尚、一定の繰り返しピッチで形成された反射膜61の面積を光源14から遠ざかるにつれて広くしてもよいし、ほぼ同じ面積となるように形成された反射膜61の繰り返しピッチを光源14から遠ざかるにつれて狭くしてもよい。
また、アレイ層28は、選択反射層60液晶層13と反対側に配置され、導通部26は、選択反射層60、プラスチック基板30、及び低屈折率層32を貫通して形成されている。さらに、本実施形態2の偏光板34は、上記特定の偏光方向に平行な透過軸を有している。
本実施形態2の液晶表示装置1において、光源14の光は、偏光板34により直線偏光となってプラスチック基板30に入射する。直線偏光は、プラスチック基板30を伝播している間に僅かに偏光解消され得る。これに対し、本実施形態では、選択反射層60を設けているので、その偏光解消によるコントラスト比の低下を抑制することができる。
すなわち、図6及び図7に示すように、光源14からの光は、プリズム状の反射膜61によって、S波とP波とに偏光分離される。S波は反射膜61により反射されて出光面から出射する。反射膜61を透過したP波は、1/2λ板(プリズム層)としての反射膜61によって偏光変換され、S波となって出射面から出光される。こうして、選択反射層60は、光源14からの光を全てS波に変換して偏光を効率よく出射するようになっている。
−液晶表示装置の製造方法−
本実施形態2の液晶表示装置1は、第1基板11の選択反射層60以外については、上記実施形態1と同様にして製造される。したがって、ここでは、選択反射層60の製造工程について説明する。
まず、プラスチック基板30における液晶層13と反対側の表面に、断面が直角三角形状である複数の凸部55を、樹脂(例えばアクリル系の紫外線硬化樹脂)を用いて形成する。
次に、凸部55の傾斜面に、マスクを介して誘電体材料(例えばTiOやZrO)を蒸着することにより、反射膜61を形成する。
続いて、各凸部55を覆うように樹脂(例えばアクリル系の紫外線硬化樹脂)を塗布して平坦化膜62を形成する。このようにして、プラスチック基板30における液晶層13と反対側の表面に選択反射層60が形成される。
−実施形態2の効果−
したがって、この実施形態2によっても、上記実施形態1と同様の効果を得ることができる。すなわち、第1基板11の透明基板であるプラスチック基板30がバックライトユニットの導光板を兼ねるようにしたので、液晶表示装置1を薄型化することができる。さらに、さらに、アレイ層28をプラスチック基板30における液晶層13と反対側に配置したので、開口率を大幅に向上できる結果、消費電力を低減しつつ表示光の輝度を飛躍的に高めることができる。
そのことに加え、プラスチック基板30の液晶層13と反対側に選択反射層60を設けるようにしたので、この選択反射層60によって直線偏光を生じさせることができる。さらに、光源14とプラスチック基板30との間に偏光板34を設けて、その偏光板34が、選択反射層60が反射する特定の偏光方向に対して平行な透過軸を有するようにしたので、プラスチック基板30の内部を伝播する光の偏光解消を抑制して、コントラスト比の低下を抑制することができる。
《その他の実施形態》
上記実施形態1及び2では、カラーフィルタ層19を第2基板12に形成した例について説明したが、図9及び図10に示すように、第1基板11にカラーフィルタ層19を形成するようにしてもよい。
図9に示す液晶表示装置1では、第1基板11が、プラスチック基板30と、第1低屈折率層31と、第2低屈折率層32とを有すると共に、第2低屈折率層32の表面にカラーフィルタ層19が形成されている。カラーフィルタ層19はオーバーコート層20によって覆われている。さらに、オーバーコート層20の表面に画素電極25が形成されている。
そして、導通部26は、第1低屈折率層31、プラスチック基板30、第2低屈折率層32、カラーフィルタ層19、及びオーバーコート層20を貫通して形成され、上記画素電極25とアレイ層28とを接続している。このような構成によっても、上記実施形態1と同様の効果を得ることができる。
一方、図10に示す液晶表示装置1では、第1基板11が、プラスチック基板30と、選択反射層60と、低屈折率層32とを有すると共に、低屈折率層32の表面にカラーフィルタ層19が形成されている。カラーフィルタ層19はオーバーコート層20によって覆われている。さらに、オーバーコート層20の表面に画素電極25が形成されている。
そして、導通部26は、選択反射層60、プラスチック基板30、低屈折率層32、カラーフィルタ層19、及びオーバーコート層20を貫通して形成され、上記画素電極25とアレイ層28とを接続している。このような構成によっても、上記実施形態2と同様の効果を得ることができる。
尚、上記各実施形態では、透過型の液晶表示装置を例として説明したが、本発明はこれに限定されず、透過及び反射両用型の液晶表示装置にも好適に用いることができる。
以上説明したように、本発明は、薄型に適した液晶表示装置について有用である場合に適している。
1 液晶表示装置
11 第1基板
12 第2基板
13 液晶層
14 光源
16 プラスチック基板(透明基板)
18 偏光板
21 共通電極
25 画素電極
26 導通部
28 アレイ層
30 プラスチック基板(透明基板)
31 第1低屈折率層
32 第2低屈折率層、低屈折率層
34 偏光板
46 貫通孔
47 導電膜
60 選択反射層
61 反射膜

Claims (5)

  1. 複数の透明な画素電極と、該各画素電極にそれぞれ導通部を介して電気的に接続された複数のスイッチング素子を含むアレイ層とが形成された第1基板と、
    上記第1基板に対向して配置された第2基板と、
    上記第1基板及び第2基板の間に設けられた液晶層と、
    上記第1基板の側方に配置され、該第1基板の側面に向けて光を出射する光源とを備えた液晶表示装置であって、
    上記第1基板は、上記光源の光が入射する透明基板と、該透明基板における上記液晶層と反対側の表面に形成され、該透明基板よりも低い屈折率を有する第1低屈折率層と、該透明基板における上記液晶層側の表面に形成され、該透明基板よりも低い屈折率を有する第2低屈折率層とを有し、
    上記複数の画素電極は、上記第2低屈折率層の上記液晶層側に配置され、
    上記アレイ層は、上記第1低屈折率層の上記液晶層と反対側に配置され、
    上記導通部は、上記第1低屈折率層、上記透明基板、及び上記第2低屈折率層を貫通して形成されている
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 複数の透明な画素電極と、該各画素電極にそれぞれ導通部を介して電気的に接続された複数のスイッチング素子を含むアレイ層とが形成された第1基板と、
    上記第1基板に対向して配置された第2基板と、
    上記第1基板及び第2基板の間に設けられた液晶層と、
    上記第1基板の側方に配置され、該第1基板の側面に向けて光を出射する光源とを備えた液晶表示装置であって、
    上記第1基板は、上記光源の光が入射する透明基板と、該透明基板における上記液晶層と反対側の表面に形成され、特定の偏光方向の光を選択的に反射する選択反射層と、該透明基板における上記液晶層側の表面に形成され、該透明基板よりも低い屈折率を有する低屈折率層とを有し、
    上記複数の画素電極は、上記低屈折率層の上記液晶層側に配置され、
    上記アレイ層は、上記選択反射層の上記液晶層と反対側に配置され、
    上記導通部は、上記選択反射層、上記透明基板、及び上記低屈折率層を貫通して形成されている
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  3. 請求項1又は2に記載された液晶表示装置において、
    上記透明基板は、プラスチック基板である
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1つに記載された液晶表示装置において、
    上記光源と上記透明基板との間には、上記特定の偏光方向に平行な透過軸を有する偏光板が設けられている
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  5. 請求項3に記載された液晶表示装置において、
    上記第2基板は、プラスチック基板を有している
    ことを特徴とする液晶表示装置。
JP2009141988A 2009-06-15 2009-06-15 液晶表示装置 Pending JP2010286756A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009141988A JP2010286756A (ja) 2009-06-15 2009-06-15 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009141988A JP2010286756A (ja) 2009-06-15 2009-06-15 液晶表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010286756A true JP2010286756A (ja) 2010-12-24

Family

ID=43542484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009141988A Pending JP2010286756A (ja) 2009-06-15 2009-06-15 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010286756A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104791662A (zh) * 2015-04-16 2015-07-22 青岛海信电器股份有限公司 一种侧入式显示模组及显示装置
CN111045255A (zh) * 2020-01-02 2020-04-21 京东方科技集团股份有限公司 一种显示面板、其驱动方法及显示装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104791662A (zh) * 2015-04-16 2015-07-22 青岛海信电器股份有限公司 一种侧入式显示模组及显示装置
CN111045255A (zh) * 2020-01-02 2020-04-21 京东方科技集团股份有限公司 一种显示面板、其驱动方法及显示装置
CN111045255B (zh) * 2020-01-02 2022-08-09 京东方科技集团股份有限公司 一种显示面板、其驱动方法及显示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10162093B2 (en) Display device
US10082712B2 (en) Liquid crystal display apparatus
US20130033662A1 (en) Display panel and display apparatus comprising the same
US10211233B2 (en) Display device
US20130033659A1 (en) Display panel and display apparatus employing the same
US20100214245A1 (en) Input apparatus, input display apparatus, and electronic device
JP5517717B2 (ja) 液晶表示装置
JP7367160B2 (ja) 表示装置
US11221521B2 (en) Display device
US20210373219A1 (en) Flexible polarizing cover board, manufacturing method thereof, and flexible display device
JP2016142845A (ja) 表示装置
KR102244652B1 (ko) 편광 부재의 제조 방법 및 이를 구비하는 액정 표시 장치의 제조 방법
KR20120025407A (ko) 액정 표시 장치
US20160238900A1 (en) Array substrate and liquid crystal display panel using same
US10545366B2 (en) Optical modulator including multiple modulation units, backlight module and display device
JP2007094254A (ja) 電気光学装置、電子機器、及び、電気光学装置の製造方法
JP2010286756A (ja) 液晶表示装置
KR20150078504A (ko) 유기발광 표시장치
US20160238899A1 (en) Array substrate and liquid crystal display panel using same
JP7352480B2 (ja) 表示装置
KR20180077940A (ko) 보더리스타입 표시장치
KR20120075866A (ko) 나노 와이어 그리드 편광판 및 그 제조방법과 이를 포함하는 액정표시장치
US11989481B2 (en) Display device, method of manufacturing the same and tiled display device including the same
US11703729B2 (en) Display device
KR102467776B1 (ko) 표시장치