JP2010284484A - 鴨居用ハンガー掛け - Google Patents

鴨居用ハンガー掛け Download PDF

Info

Publication number
JP2010284484A
JP2010284484A JP2009159297A JP2009159297A JP2010284484A JP 2010284484 A JP2010284484 A JP 2010284484A JP 2009159297 A JP2009159297 A JP 2009159297A JP 2009159297 A JP2009159297 A JP 2009159297A JP 2010284484 A JP2010284484 A JP 2010284484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanger
main body
cross
right triangle
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009159297A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Sanada
達雄 眞田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANADA SEIKO KK
Original Assignee
SANADA SEIKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANADA SEIKO KK filed Critical SANADA SEIKO KK
Priority to JP2009159297A priority Critical patent/JP2010284484A/ja
Publication of JP2010284484A publication Critical patent/JP2010284484A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Abstract

【課題】住人から見て目立つ事無く、また、取り外す際に荷重が加わった場合でも鴨居を破壊する心配の無い、鴨居用のハンガー掛けが求められている。
【解決手段】鴨居やドアモール等の上面からはみ出さない幅で、断面が高さの低い略直角三角形に成形された細長いハンガー掛けを、鴨居やドアモール等の上面に取り付ける事で、手前から奥の壁に向かって下り坂となる傾斜面を構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、主として居室内に洋服や洗濯物などを掛ける為の器具に関する。
洋服や洗濯物を吊下げたハンガーを居室内に掛けようとした場合、まず考えられるのが、壁の上部に設置された鴨居や、ドアの上部に設けられたモール等の活用である。
この部分は、壁やドアから2〜3cmほど突出している為、ハンガーを掛けたくなるが、突出量が少ない為、そのままでは、軽く洗濯物などに触れた程度の僅かな揺れや振動で、ハンガーが滑って落下してしまう。この問題に対処する技術としては、例えば、以下の先願が周知となっている。
先願▲1▼:登録実用新案第3104547
先願▲2▼:特許公開2002−011293
先願▲3▼:特許公開平8−019467
前述の先願▲1▼▲2▼▲3▼は、一件便利そうに見えるが、以下の重大な欠陥が有る。
1、鴨居やドアモールは、そもそも『飾り』として設置されており、柱や梁の様に、荷重を受ける事を想定していない。従って、見た目は綺麗だが、強度の低い木材などを使用している事が多い。その為、先願▲1▼▲2▼▲3▼は、掛けてあるハンガーに子供がぶら下がるなどの無理な力を加えたり、また、取り外す際に下から洋服を引っ張った場合には、物理的にハンガーが固定されていて外れない為、結果的に、鴨居に大きな荷重が加わり、家を破壊する事になる。即ち、極めて危険と言える。
2、一般的に鴨居は、住人の背丈よりも高い位置に有る為、掛けてあるハンガーを取り外そうとすると、必ず斜め下方向に引っ張る事になる。従って、先願▲1▼▲2▼▲3▼の構造では、取り外す際に一旦、さらに持ち上げる必要が有り、背が低い女性などでは、使用者がいくら努力をしても、家を破壊する可能性が極めて高い。
3、鴨居やドアモールなどの目的は『飾り』であるから、そこに余計な物体を取り付ける事は、鴨居本来の機能を損なう事になる。ところが先願▲1▼▲2▼▲3▼は、取り付けた状態で非常に良く目立ち、鴨居の機能を損なっているので、『落第発明』と言える。
4、室内に洗濯物や洋服を吊下げる場合、強風が吹く事も無いので、しっかりと固定する必要は無く、軽く洋服に触れても落ちない程度に引っ掛かっていれば、要求機能は満足する。しかし先願▲1▼▲2▼▲3▼は、鴨居が破壊される事など一切考慮せず、ハンガーが外れない構造としており、過剰品質で、コストも高くなっている。
鴨居やドアモール等の上面からはみ出さない幅で、断面が高さの低い略直角三角形に成形された細長いハンガー掛けを、鴨居やドアモール等の上面に取り付ける事で、手前から奥の壁に向かって下り坂となる傾斜面を構成する。
断面が、低い直角三角形の本発明品を、垂直面を手前側にして鴨居の上部に取り付ける事により、鴨居の上部が奥側(壁側)に向かって下向きに傾斜した状態になる。その為、掛けたハンガーは、本発明品を未使用の状態と比べると、適度に外れ難くなり、室内で簡易的に洗濯物や洋服を掛ける目的を十分に果たし、極めて実用的である。
また、住人が下から見上げた場合でも、鴨居の上に高さ数mmの本発明品が乗っているだけなので、ほとんど目立つ事が無く、飾りとしての鴨居の機能・目的を損なわない。
掛けたハンガーを外す場合など、一定以上の荷重を加えれば、ハンガーが本発明品の上面の傾斜面を滑り上る事で簡単に外れる為、鴨居などを破壊する事が無い。
以上の通り、本発明品によれば、前述の課題を全て解決する事が可能である。
鴨居やドアモールの上面から、はみ出さない幅の細長い樹脂成形品とし、その断面は、高さの低い略直角三角形とする。
また、本体の1ヶ所、または数ヶ所に平面部を設け、画鋲で鴨居に取り付ける為の小孔を設ける。
図1は、本発明品の鴨居用ハンガー掛けの上面図を表す。本体1は、細長い樹脂成形品であり、その幅は、一般的な鴨居やドアモールなどの上面からはみ出さない様に、約5mmから30mmの幅に設定する。尚、本発明品の長さは概ね50mm以上とし、ドアモールの端部のみへ使用する場合から、和室の鴨居の端から端まで全てに使用する事も可能な、非常に細長い物である。図1では、下側を省略してあるが、例えば長さ2mの場合も有りうる。尚、本製品の幅は、1つの製品において、所定の幅で略一定とする。
4は本体上面の傾斜した面であり、5は略垂直面を表す。2は、本体1の1ヶ所から数ヶ所に設けられた平面部分を表し、3は、平面部2に設けた小孔を表す。
以上の様に構成された本発明品を鴨居の上に乗せる。その際、略垂直面5を手前側、即ち壁と反対側になる向きで鴨居に乗せ、3の小孔に合せて画鋲を使用して固定する。
平面部2は、本発明品の全長が短い場合は、その両端に設ければ良く、全長が長い場合は、両端部の他に、中間部分にも所定の間隔で設けておけば確実に固定できる上、住人が下から見上げても、全く目立つ事が無い。
図2は、本発明品を鴨居10の上に装置した状態の、傾斜面4の部分の断面図である。
9は壁であり、本体1は略垂直面5を手前側にして鴨居9に固定されている。この状態で、ハンガー11の先端部は、傾斜面4の上に乗っている為、壁側に向かって滑り動く力が働き、ハンガーは僅かな振動等では落ちる事がない。また、住人が下から見上げても、見えるのは高さ数mmの略垂直面5だけなので、ほとんど目立たない。
ハンガーを取り外す際は、斜め下から掛けてある洋服を軽く引っ張れば、ハンガー11の先端は緩い斜面を滑り上る為、強度の低い鴨居10を傷める事無く、簡単に取り外す事が可能となる。
以上が、請求項1に記載された本発明の実施例である。
図3は、請求項2に記載された本発明品の実施例の断面図を表す。
8は、下面側から肉抜きされた空間であり、軽量化とコストダウンの役目を果たす。またこの空間によって本体が変形し易くなる為、掛けられたハンガーを取り外す際、斜め下方向から無理な力を加えると本体が変形し、家(鴨居)を破壊する事無く、ハンガーを取り外す事が可能となる。
7は、本体の上面を凹形状にした場合の一例を示す。この形状により、8の肉抜きと同様、軽量化とコストダウンが図れる。
6は、略直角三角形の頂点近傍に設けた長さ方向に伸びるリブを表す。本体全体の高さを低くした場合でも、このリブによってハンガーが滑り落ちる事を防止できる為、やはり、軽量化とコストダウンを図る事ができる。
尚、本発明品は、使用する鴨居やドアモール等の長さに応じて、適宜全長を調整できれば利便性がさらに高くなる。そこで、十分な長さの成形品を用意しておき、取り付け場所の長さに応じて切断して使う事が望ましい。そこで本発明では、本体に切り取り線を設けたり、部分的に切り込みを入れておく構造も提供する事で、利便性を高めている。また、この構造・機能により、複数の長さの成形型を作る必要が無く、例えば日本間に合せて長さ90cm程度の型を1種類だけ作っておけば事足りるので、コストダウンにも大いに貢献できる。
さらに、本発明品の本体を樹脂成形する際、透明の材料や木材に近い色とすれば、より目立たなくなり、鴨居やドアモールなどの意匠性を損なう事も無くなる。
以上が、請求項2に記載された本発明の実施例である。
室内に洗濯物や洋服などを掛けたい場合に、簡易的な器具として極めて利便性が高い。特に、既存の技術と異なり、無理な力が加わった場合でも家(鴨居やモール)を破壊する心配が無く、また、取り付けた状態でもほとんど目立たず、飾りとしての鴨居やドアモール本来の機能や目的を損なう事が無い上、一体成形で安く作る事ができる。
即ち、実用性や利便性が極めて高く、新規性も高い発明である。
本発明品の上面図を表す。 本発明品を使用している状態の断面図を表す。 本発明品の請求項2に記載された構造の断面図を表す。
1、本体
2、平面部
3、小孔
4、傾斜面
5、略垂直面
6、長さ方向のリブ
7、凹形状の上面
8、肉抜きされた空間
9、居室の壁
10、鴨居(または、ドアモール)
11、洋服用ハンガーの上部

Claims (2)

  1. 居室の鴨居などに取り付け、ハンガーを掛ける物であって、以下の様に構成されている事を特徴とする、鴨居用ハンガー掛け。
    A,上面図において、幅5mmから30mm、長さ50mm以上の略長方形または略長円形の、樹脂製、またはゴム製、または金属製、または木製の、成形品または加工品であり、その幅は、所定の幅で略一定とする。
    B,幅方向に切った断面図において、底辺に対して左右のどちらか一方が2.5mmから10mmの高さを有し、その反対側は高さが2mm以下として上面を傾斜させた。即ち、断面形状を略直角三角形、またはこれに類似した形状に構成した。
    C,上面図において、直径5mm以上の略平面部を1ヶ所以上設けた。尚、平面部とは、幅方向に切った断面図において、底面と上面がほぼ平行な、略長方形になっている部分を指し、この上面の高さは、略直角三角形の頂点部分よりも低い事とする。
    D,上記の略平面部のほぼ中央に、小孔や針孔を設けた、または画鋲などを刺し易くする為の小さな凹部や下穴を設けた、または画鋲などを刺す位置を示す為の黒点、またはこれに類するマークや目印を設けた、または何も設けずに平面状態とした。
    E,以上の構成により、手前から奥の壁側に向かって上面が下り傾斜となる様に、鴨居やドアモール等の上部平面に取り付け可能とした。
  2. 以下の、いずれかの特徴を有する、請求項1に記載の鴨居用ハンガー掛け。
    1,本体全体の底面、または平面部分の底面のみに、両面テープを貼り付けた。
    2,断面が略直角三角形に形成されている部分を、所定の厚さを残して底面側から肉抜きした形状とした。
    3,傾斜した上面に、細かい凹凸を設けた、または長さ方向に伸びる複数のリブを設けた。
    4,傾斜した上面を、断面状態で略凹形状の曲線とした。
    5,略直角三角形の頂点近傍に、高さ5mm以下の長さ方向のリブ、または凸部を設けた。
    6,本体の成形時に、針、釘、画鋲、またはこれらに類する金属、または硬質樹脂製の尖った部品を一体成形し、尖った部分が本体から下向きに突出する様に構成した。
    7,本体の1ヶ所、または数ヶ所に、長さを短く切断する為の切り取り線を明記した、または部分的に切り込みを加え、容易に切断可能とした。尚、切断部は平面部分も含む。
    8,本体の表面に、一端からの長さを示す数字や目盛りを記載した、または数字や目盛りを成形した、または数字や目盛りが印刷されたシール等を貼り付けた。
    9,少なくとも直角三角形断面の垂直線に当たる面、即ち、鴨居等に取り付けた際、住人から直視可能な面を、木目加工した、または木目や木調色や暗色のシール等を貼り付けた。
    10,本体を、茶色、または白色、または黒色、または略透明な樹脂で成形した。
JP2009159297A 2009-06-15 2009-06-15 鴨居用ハンガー掛け Pending JP2010284484A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009159297A JP2010284484A (ja) 2009-06-15 2009-06-15 鴨居用ハンガー掛け

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009159297A JP2010284484A (ja) 2009-06-15 2009-06-15 鴨居用ハンガー掛け

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010284484A true JP2010284484A (ja) 2010-12-24

Family

ID=43540652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009159297A Pending JP2010284484A (ja) 2009-06-15 2009-06-15 鴨居用ハンガー掛け

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010284484A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57118781U (ja) * 1981-01-16 1982-07-23
JPS5887586U (ja) * 1981-12-09 1983-06-14 株式会社 新洲 ハンガ−ストツパ−
JPS59150379U (ja) * 1983-03-29 1984-10-08 橋本フオ−ミング工業株式会社 ハンガ−の掛け止め具
JPS6193188U (ja) * 1984-11-24 1986-06-16
JPH09267341A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Toyoda Gosei Co Ltd 長尺樹脂成形品の端末成形方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57118781U (ja) * 1981-01-16 1982-07-23
JPS5887586U (ja) * 1981-12-09 1983-06-14 株式会社 新洲 ハンガ−ストツパ−
JPS59150379U (ja) * 1983-03-29 1984-10-08 橋本フオ−ミング工業株式会社 ハンガ−の掛け止め具
JPS6193188U (ja) * 1984-11-24 1986-06-16
JPH09267341A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Toyoda Gosei Co Ltd 長尺樹脂成形品の端末成形方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10299614B2 (en) Door hook
KR101535456B1 (ko) 후크어셈블리
JP2010284484A (ja) 鴨居用ハンガー掛け
JP2005348759A (ja) バッグの紐掛け用ハンガー
KR200462151Y1 (ko) 자석걸이구
CN207793678U (zh) 外挂、内嵌两用电动晾衣架
CN205923670U (zh) 一种分体式钉钩
CN201316110Y (zh) 防脱衣钩
CN209950978U (zh) 挂件基座
JP3146886U (ja) 長押兼用ピクチャーレール
USD520625S1 (en) Ceiling fan
CN208274474U (zh) 一种新型槽板挂钩
KR101121348B1 (ko) 장식과 실용적 기능을 갖는 걸고리
CN201219798Y (zh) 多功能晾衣架
KR200228852Y1 (ko) 종이 클립
CN207253225U (zh) 一种无痕挂钩
CN201822547U (zh) 一种改进的衣架结构
CN201542358U (zh) 一种衣架
KR200453147Y1 (ko) 향이 누출되지 않는 의류용 메달 텍
JP4512877B2 (ja) ハンガー掛け
CN206916485U (zh) 可转杆电动升降晾衣架
JPS6320396Y2 (ja)
CN204192274U (zh) 一种置物架悬挂装置
CN201704919U (zh) 吊顶设备安装用挂条
JP3086304U (ja) ハンドランプ等の展示板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130830

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20130903

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20140121

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02