JP2010284434A - パターヘッド及び同パターヘッドを備えたパタークラブ - Google Patents
パターヘッド及び同パターヘッドを備えたパタークラブ Download PDFInfo
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Abstract
【課題】スイング時のパターヘッドの軌道を認識しやすく、正しいスイングをすることができるパターヘッド及びパタークラブを提供する。
【解決手段】打撃面15を備えるヘッド本体部10と、前記ヘッド本体部10の打撃面方向の後方に配置された残像部20と、を備え、前記残像部20は、平面視において前記ヘッド本体部10の輪郭形状の少なくとも一部と同一形状に視認される部分を含むように形成され、前記残像部20は、前記ヘッド本体部10との間の少なくとも一部に隙間Cを存するように視認されるように配置されている。
【選択図】図2
【解決手段】打撃面15を備えるヘッド本体部10と、前記ヘッド本体部10の打撃面方向の後方に配置された残像部20と、を備え、前記残像部20は、平面視において前記ヘッド本体部10の輪郭形状の少なくとも一部と同一形状に視認される部分を含むように形成され、前記残像部20は、前記ヘッド本体部10との間の少なくとも一部に隙間Cを存するように視認されるように配置されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、ゴルフ用のパターヘッド及びパタークラブに関する。
従来、ゴルフ用のパターヘッド及びパタークラブとして、スイングの軌道を確認するため、パターヘッドにLEDランプを装着して、視覚的な残像効果を得るものが知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、このようなパターヘッドは、LEDランプの電力として電池等を備える必要があり、パターヘッドの構造が複雑になる上、長時間使用すれば電池交換が必要になるという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、その目的は、スイング時のパターヘッドの軌道を認識しやすく、正しいスイングをすることができるパターヘッド及びパタークラブを提供することにある。
本発明は以下の手段を提供する。
[1]打撃面を備えるヘッド本体部と、前記ヘッド本体部の打撃面方向の後方に配置された残像部と、を備え、前記残像部は、平面視において前記ヘッド本体部の輪郭形状の少なくとも一部と同一形状に視認される部分を含むように形成され、前記残像部は、前記ヘッド本体部との間の少なくとも一部に隙間を存するように視認されるように配置されていることを特徴とするパターヘッド。
[2]前記残像部は、前記ヘッド本体部の後方側の平面視における輪郭線が同一形状である部分が形成されていることを特徴とする前項1に記載のパターヘッド。
[3]前記残像部は、全幅にわたって、前記ヘッド本体部と同一形状である部分が形成されていることを特徴とする前項1又は2に記載のパターヘッド。
[4]前記残像部は、少なくとも一部が前記ヘッド本体部と重なって視認されるように配置されていることを特徴とする前項1〜3のいずれかに記載のパターヘッド。
[5]前記残像部は、少なくとも一部が前記ヘッド本体部の下側に重なって視認されるように配置されていることを特徴とする前項4に記載のパターヘッド。
[6]前記隙間は、実在することを特徴とする前項1〜5のいずれかに記載のパターヘッド。
[7]前記残像部は、その幅方向の一部に、後方に向かって延びる突出部が形成されていることを特徴とする前項1〜6のいずれかに記載のパターヘッド。
[8]前記ヘッド本体部は、その幅方向の一部に、後方に向かって延びる突出部が形成され、この突出部と、前記残像部の前記突出部とが同一形状である部分が形成されていることを特徴とする前項7に記載のパターヘッド。
[9]前記残像部は、少なくともその上面が前記ヘッド本体部と異なった色であることを特徴とする前項1〜8のいずれかに記載のパターヘッド。
[10]前記ヘッド本体部は、目印ライン部を備えていることを特徴とする前項1〜9のいずれかに記載のパターヘッド。
[11]前記ヘッド本体部には、シャフト孔が取り付けられていることを特徴とする前項1〜10のいずれかに記載のパターヘッド。
[12]前項1〜11のいずれか1項に記載のパターヘッドを備えているパタークラブ。
本発明は以下の効果を奏する。
前項[1]の発明によると、打撃面を備えるヘッド本体部と、前記ヘッド本体部の打撃面方向の後方に配置された残像部と、を備え、前記残像部を平面視において前記ヘッド本体部の輪郭形状の少なくとも一部と同一形状に視認される部分を含むように形成し、前記残像部を前記ヘッド本体部との間の少なくとも一部に隙間を存するように視認されるように配置したため、スイング時において残像部をヘッド本体部の残像のように視認させることにより、スイング時のパターヘッドの軌道を認識しやすく、正しいスイングをすることができる。
前項[2]の発明によると、前記残像部に前記ヘッド本体部の後方側の平面視における輪郭線が同一形状である部分を形成したため、残像部をより前記ヘッド本体部と擬似的に視認させることができ、残像感をより増強させることができる。
前項[3]の発明によると、前記残像部に全幅にわたって、前記ヘッド本体部と同一形状である部分を形成したため、残像部をさらに前記ヘッド本体部と擬似的に視認させることができ、残像感をより確実に増強させることができる。
前項[4]の発明によると、前記残像部を少なくとも一部が前記ヘッド本体部と重なって視認されるように配置したため、残像部をヘッド本体に関連するものとして認識させ、より残像感を増強させることができる。
前項[5]の発明によると、前記残像部を少なくとも一部が前記ヘッド本体部の下側に重なって視認されるように配置したため、残像部をヘッド本体部に従属するものとして認識させ、さらに残像感を増強させることができる。
前項[6]の発明によると、前記隙間が実在しているため、残像部とヘッド本体部とを分離して視認しやすくなり、確実に残像感を得ることができる。
前項[7]の発明によると、前記残像部には、その幅方向の一部に、後方に向かって延びる突出部を形成したため、スイング時における残像部が流れるように視認されることにより、より残像感を増強させることができる。
前項[8]の発明によると、前記ヘッド本体部には、その幅方向の一部に、後方に向かって延びる突出部が形成され、この突出部と、前記残像部の前記突出部とが同一形状である部分を形成したため、スイング時におけるヘッド本体部と残像部とが流れるよう視認されることにより、さらに残像感を増強させることができる。
前項[9]の発明によると、前記残像部を少なくともその上面を前記ヘッド本体部と異なった色にしたため、ヘッド本体部と残像部とを分離して認識しやすくなり、より確実に残像感を増強させることができる。
前項[10]の発明によると、前記ヘッド本体部は、目印ライン部を備えたため、ゴルフボールを打撃面に正確に当てることができる。
前項[11]の発明によると、前記ヘッド本体部に、シャフト孔を取り付けたため、シャフトを容易に取り付けることができる。
前項[12]の発明によると、前項1〜11のいずれか1項に記載のパターヘッドを備えているパタークラブとしたため、このパタークラブについて上述したパターヘッドの効果を奏することができる。
次に、本発明の第1実施形態について、図1〜図7を参照して以下に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態にかかるパタークラブの斜視図である。図2は、本発明の第1実施形態にかかるパターヘッドの平面図である。図3は、同パターヘッドの斜視図である。図4は、同パターヘッドの底面図である。
図1に示すように、この第1実施形態にかかるパタークラブPは、シャフト4の上方にグリップ5が取り付けられ、シャフト4の下方にパターヘッド1が取り付けられて、構成されている。
図2〜図4に示すように、本発明のパターヘッド1は、ヘッド本体部10と、残像部20と、を備えている。
ヘッド本体部10は、前方部11と、後方部12,12と、突出部12aと、目印ライン部13と、シャフト孔14と、打撃面15と、底面部17と、から構成されている。
ヘッド本体部10の前方には、前方部11が形成されている。ヘッド本体部10の後方のヒール側及びトウ側には、それぞれ後方部12,12が形成されている。この後方部12,12は、前方部11と段違いに形成されている。ヘッド本体部10の下方には、底面部17が形成されている。ヘッド本体部10の後方部12,12の中間には、打撃面側から後方に向かって延びる突出部12aが形成されている。ヘッド本体部10には、ブラックニッケル仕上げ(ブラックニッケルメッキ)が施されている。
ヘッド本体部10の前方部11の正面には、打撃面15が形成されている。ヘッド本体部10の前方部11には、目印ライン部13が形成されている。この目印ライン部13は、ヘッド本体部10の中間に位置し、ヘッド本体部10の表面を凹状に掘り込んで形成されている。この目印ライン部13は、幅1.80mmに設定されている。ヘッド本体部10の前方部11には、シャフト孔14が形成されている。
残像部20は、後方部22,22と、突出部22aと、から構成されている。後方部22,22は、残像部20のヒール側及びトウ側にそれぞれ形成されている。突出部22aは、残像部20の後方部22,22の中間に形成されている。この突出部22aは、打撃面側から後方に向かって延びるように形成されている。この残像部20は、ヘッド本体部10の形状の一部を有するように形成されている。残像部20は、ヘアライン加工が施されている。
ヘッド本体部10の突出部12aと残像部20の突出部22aは、それぞれ段違いに形成されている。残像部20の突出部22aの深さは、ヘッド本体部10の突出部12aから例えば0〜1.5mm設定されていても良く、この実施形態では、0.3mmに設定されている。
ヘッド本体部10の突出部12aから残像部20の突出部22aわたって、サイトライン部25,25が形成されている。このサイトライン部25,25は、打撃面から後方に向って延びるように形成されている。サイトライン部25,25の深さは、ヘッド本体部10の突出部12aから例えば0.25〜0.5mm設定されていても良く、この実施形態では、0.5mmに設定されている。サイトライン部25,25の幅は、例えば1.2〜2mmに設定されていても良く、この実施形態では、1.80mmに設定されている。サイトライン部25から隣り合うサイトライン部25までの間の距離は、例えば43〜47mmに設定されていても良く、この実施形態では、一方のサイトライン部25の外側(ヒール及びトウ側方向)の線から、他方のサイトライン部25の外側(ヒール及びトウ側方向)の線までの間の距離は、45.2mmに設定されている。また、一方のサイトライン部25の内側の線から、他方のサイトライン部25の内側の線までの間の距離は、43.4mmに設定されている。サイトライン部25,25は、白色に着色されている。
パターヘッド1は、ヘッド本体部10と、残像部20との間に、隙間C,Cを有するように形成されている。パターヘッド1は、ヘッド本体部10の突出部12aと、残像部20の突出部22aとの間にも隙間Cを有している。この突出部12aと突出部22aとの間に有する隙間Cは、平面視半円形状に形成されている。パターヘッド1は、ヘッド本体部10の後方部12,12と、残像部20の後方部22,22との間にそれぞれ隙間C,Cを有している。
次に、パターヘッドの組立工程について説明する。
図5は、同パターヘッドを分解して示す斜視図である。図6は、同パターヘッドのX−X断面図である。図7は、同パターヘッドのY−Y断面図である。
図5〜図7に示すように、本発明のパターヘッド1は、第一部材1aと、第二部材1bとの主に2つの部材から構成されている。パターヘッド1は、この第一部材1aと第二部材1bを固定して組み立てられている。
この第一部材1aは、前方部11と、後方部12,12と、目印ライン部13と、シャフト孔14と、打撃面15と、底面部17と、を有する部材である。この第二部材1bは、突出部12aと、後方部と22,22と、突出部22aと、サイトライン部25,25と、を有する部材である。
第一部材1aの打撃面15には、打撃面窪み部16が形成されている。この打撃面窪み部16には、貫通孔16aが穿設されている。この第二部材1bの打撃面側には、その貫通孔16aと対応する固定孔23aが形成さている。第一部材1aと第二部材1bは、貫通孔16aと固定孔23aとをねじ18で固定される。その後、ねじ18で固定されている第一部材1aの打撃面窪み部16には、打撃面部材3が接着剤で取り付けられ、パターヘッド1は組み立てられている。
第一部材1aは、例えば、真鍮、チタン、チタン合金、アルミニウム、アルミニウム合金、等で形成されている。この実施形態ではステンレス鋼で形成されている。この第一部材1aは、例えば、250〜320gでも良い。この実施形態では、295gに設定されている。
第二部材1bは、例えば、真鍮、チタン、チタン合金、アルミニウム、アルミニウム合金、等で形成されている。この実施形態ではアルミニウムで形成されている。この第二部材1bは、例えば、20〜90gに設定されていても良い。この実施形態では、36gに設定されている。
打撃面部材3は、例えば、樹脂、ウレタン、ラバー等でも良い。この実施形態では、アルミニウムである。この打撃面部材3は、例えば、5〜15gに設定されていても良い。この実施形態では、7gに設定されている。組み立て後におけるパターヘッド1の重さは、例えば、320〜360gに設定されていても良い。この実施形態では、338gに設定されている。
本実施形態のパターヘッド1は、次の利点がある。
すなわち、パターヘッド1は、ヘッド本体部10と残像部20とを備え、ヘッド本体部10を、前方部11と後方部12,12と突出部12aと目印ライン部13とシャフト孔14と打撃面15と底面部17とから構成し、残像部20を、後方部22,22と突出部22aとから構成したため、スイング時における残像部20がヘッド本体部10の残像のように視認されることにより、スイング時のパターヘッドの軌道を認識しやすく、正しいスイングをすることができる。
さらに、ヘッド本体部10の後方部12,12の中間に、打撃面側から後方に向かって延びる突出部12aを形成したため、スイング時における残像部20がスイング方向に流れるよう視認されることにより、より残像感を増強させることができる。
さらに、ヘッド本体部10にブラックニッケル仕上げ(ブラックニッケルメッキ)を施し、残像部20にヘアライン加工を施したため、残像部20をヘッド本体部10より目立たなくすることにより、より確実に残像感を増強させることができ、流れるように視認させることができる。
さらに、残像部20のヒール側及びトウ側にそれぞれ後方部22,22を形成し、残像部20の後方部22,22の中間に、打撃面側の後方に向かって延びる突出部22aを形成したため、スイング時における残像部20が流れるよう視認されることにより、より残像感を増強させることができる。
さらに、残像部20をヘッド本体部10の形状の一部を有するように形成したため、より前記ヘッド本体部10と擬似的に視認されることにより、残像感をより増強させることができる。
さらに、残像部20の突出部22aの深さを、ヘッド本体部10の突出部12aから0.3mmに設定したため、残像部20を、その一部がヘッド本体部10の下側に重なって視認させることにより、残像部20をヘッド本体部10に従属するものとして認識させることができ、ひいては、より残像感を増強させることができる。
さらに、目印ライン部13を形成し、ヘッド本体部10の突出部12aから残像部20の突出部22aにわたって、サイトライン部25,25を形成し、サイトライン部25,25の幅を、1.80mmに設定し、サイトライン部25から隣り合うサイトライン部25までの間の距離について、一方のサイトライン部25の外側(ヒール及びトウ側方向)の線から、他方のサイトライン部25の外側(ヒール及びトウ側方向)の線までの間の距離を、45.2mmに設定し、一方のサイトライン部25の内側の線から、他方のサイトライン部25の内側の線までの間の距離を、43.4mmに設定したため、ゴルフボールの直径(約43mm)と略同じ距離に設定したことにより、ゴルファーがゴルフボールを打撃面部材3に正確に当てることができる。
さらに、パターヘッド1は、ヘッド本体部10の突出部12aと、残像部20の突出部22aとの間と、ヘッド本体部10の後方部12,12と、残像部20の後方部22,22との間に、隙間C・・・を有したため、残像部20とヘッド本体部10とを分離して視認しやすくなり、確実に残像感を得ることができる。
さらに、本発明のパターヘッド1を、第一部材1aと第二部材1bとの主に2つの部材から構成したため、組立作業を簡単にでき、パターヘッド1の製造コストを削減することができる。
さらに、第一部材1aをステンレス鋼で形成したため、強度性、耐食性に優れたパターヘッド1を提供することができる。
さらに、第二部材1bをアルミニウムで形成したため、パターヘッド1を軽量化することができる上、切削性に優れていることにより、第二部材1bを容易に形成することができる。
さらに、パタークラブPをパターヘッド1と、シャフト4と、グリップ5と、から構成したため、このパタークラブPについて上述したパターヘッド1の効果を奏することができる。
次に、本発明の第2実施形態について、図8、図9を参照して以下に説明する。
図8は、本発明の第2実施形態にかかるパターヘッドの平面図である。図9は、同パターヘッドの斜視図である。
図8、図9に示すように、この第2実施形態にかかるパターヘッド6は、凹部24aと、凹部24bとが形成されている。凹部24a・・・は、残像部20の後方部22,22に形成されている。凹部24b・・・は、残像部20の突出部22aに形成されている。
凹部24a・・・の幅は、例えば1.2〜3mmに設定されていても良く、この実施形態では、2mmに設定されている。凹部24b・・・の幅は、突出部22aから例えば1.2〜3mmに設定されていても良く、この実施形態では、2.14mmに設定されている。凹部24a・・・と、凹部24b・・・との深さは、例えば0.25〜0.5mmに設定されていても良く、この実施形態では、0.35mmに設定されている。凹部24a・・・と隣り合う凹部24a・・・との間隔は、例えば1.7〜3mmに設定されていても良く、この実施形態では、2.14mmに設定されている。凹部24b・・・と隣り合う凹部24b・・・との間隔は、例えば1.7〜3mmに設定されていても良く、この実施形態では、2.14mmに設定されている。これ以外の部分は、第1実施形態と同様である。
本第2実施形態のパターヘッド6は、次の利点がある。
すなわち、パターヘッド6に凹部24aと凹部24bとを形成したため、ヘッド本体部10と残像部20とを分離して認識しやすくなり、より残像感を増強させることができる。また、このように形成したため、スイング時における残像部が流れるよう視認されることにより、さらに残像感を増強させることができる。
以上、本発明を第1,2実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は、これに限定されるものではなく、以下のように構成しても良い。
(1)上記第1実施形態では、ヘッド本体部10の後方部12,12の中間に、打撃面側から後方に向かって延びる突出部12aを形成し、残像部20の後方部22,22の中間に、打撃面側の後方に向かって延びる突出部22aを形成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、必ずしも突出部12aを形成しなくとも良い。
(2)上記第1実施形態では、突出部12aにヘアライン加工を施したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、着色でライン等を施しても良い。また、必ずしもこのような加工をしなくとも良い。
(3)上記第1実施形態では、残像部20のヒール側及びトウ側に、それぞれ後方部22,22を形成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、必ずしも後方部22,22を形成しなくとも良い。
(4)上記第1実施形態では、残像部20にヘアライン加工を施したが、本発明はこれに限定されるものではなく、残像感を増強させるため、残像部20はヘッド本体部10と異なる色であればよく、例えば、残像部20を、黒、灰色、緑等の暗めの色に着色して残像感を増強しても良く、さらには、着色しなくとも、アルマイト加工によって異なる色にしても良い。
また、ヘッド本体部10と残像部20とを同色に着色し、その一方の色の明度及び/又は彩度を異にすることで、トーンのみが異なるようにしても良い。
また、残像部20にヘアライン加工等を施すことによって、残像部20に残像感がでるため、残像部20とヘッド本体部10とを同色に着色しても良い。
また、残像部20は、少なくともその上面のみがヘッド本体部10と異なった色としても良い。
(5)上記第1実施形態では、サイトライン部25,25を白色に着色したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、シルバー、グレー、赤等に着色しても良い。
(6)上記第1実施形態では、パターヘッド1は、ヘッド本体部10の突出部12aと、残像部20の突出部22aとの間と、ヘッド本体部10の後方部12,12と、残像部20の後方部22,22との間にいずれにも隙間C・・・を有しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、隙間が存するように視認されれば良く、例えば、地面や、グリーン上の芝生の模様等を描いて隙間が存するように形成されていれば良く、必ずしも隙間が実在しなくとも良い。
(7)上記第1実施形態では、隙間Cを平面視半円形状に形成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、隙間を視認できればよく、任意の形状に形成しても良い。
(8)上記第1実施形態では、パターヘッド1を第一部材1aと、第二部材1bとの主に2つの部材から構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、パターヘッド1は、ヘッド本体部10と、残像部20を備えていれば良く、必ずしも第一部材1aと第二部材1bとから構成する必要はなく、例えば、一つの部材からヘッド本体部10と残像部20とを備えるパターヘッドを構成しても良く、さらには、3部材以上からヘッド本体部10と残像部20とを備えるパターヘッドを構成しても良い。
(9)上記第1実施形態では、第一部材1aと第二部材1bとを、ねじ18で固定したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、接着剤、溶接によって固定しても良い。
(10)上記第2実施形態では、パターヘッド6に凹部24aと凹部24bとを形成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、視覚的な残像感を増強させるため、凹部24aと凹部24bとを例えば黒色に着色しても良い。
1 パターヘッド
10 ヘッド本体部
12a 突出部
14 シャフト孔
15 打撃面
20 残像部
22a 突出部
C 隙間
P パタークラブ
10 ヘッド本体部
12a 突出部
14 シャフト孔
15 打撃面
20 残像部
22a 突出部
C 隙間
P パタークラブ
Claims (12)
- 打撃面を備えるヘッド本体部と、前記ヘッド本体部の打撃面方向の後方に配置された残像部と、を備え、
前記残像部は、平面視において前記ヘッド本体部の輪郭形状の少なくとも一部と同一形状に視認される部分を含むように形成され、
前記残像部は、前記ヘッド本体部との間の少なくとも一部に隙間を存するように視認されるように配置されていることを特徴とするパターヘッド。 - 前記残像部は、前記ヘッド本体部の後方側の平面視における輪郭線が同一形状である部分が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のパターヘッド。
- 前記残像部は、全幅にわたって、前記ヘッド本体部と同一形状である部分が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターヘッド。
- 前記残像部は、少なくとも一部が前記ヘッド本体部と重なって視認されるように配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のパターヘッド。
- 前記残像部は、少なくとも一部が前記ヘッド本体部の下側に重なって視認されるように配置されていることを特徴とする請求項4に記載のパターヘッド。
- 前記隙間は、実在することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のパターヘッド。
- 前記残像部は、その幅方向の一部に、後方に向かって延びる突出部が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のパターヘッド。
- 前記ヘッド本体部は、その幅方向の一部に、後方に向かって延びる突出部が形成され、この突出部と、前記残像部の前記突出部とが同一形状である部分が形成されていることを特徴とする請求項7に記載のパターヘッド。
- 前記残像部は、少なくともその上面が前記ヘッド本体部と異なった色であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のパターヘッド。
- 前記ヘッド本体部は、目印ライン部を備えていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のパターヘッド。
- 前記ヘッド本体部には、シャフト孔が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のパターヘッド。
- 請求項1〜11のいずれか1項に記載のパターヘッドを備えているパタークラブ。
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