JP2010283546A - ターゲティング広告を行う広告配信システム及び広告配信方法 - Google Patents

ターゲティング広告を行う広告配信システム及び広告配信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010283546A
JP2010283546A JP2009134523A JP2009134523A JP2010283546A JP 2010283546 A JP2010283546 A JP 2010283546A JP 2009134523 A JP2009134523 A JP 2009134523A JP 2009134523 A JP2009134523 A JP 2009134523A JP 2010283546 A JP2010283546 A JP 2010283546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
advertisement
program
browsing
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009134523A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5106482B2 (ja
Inventor
Yu Miyazaki
祐 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yahoo Japan Corp
Original Assignee
Yahoo Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yahoo Japan Corp filed Critical Yahoo Japan Corp
Priority to JP2009134523A priority Critical patent/JP5106482B2/ja
Publication of JP2010283546A publication Critical patent/JP2010283546A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5106482B2 publication Critical patent/JP5106482B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】ネットワークへの負荷を抑え、かつ個人情報の漏洩を押さえつつ、各視聴者の興味や関心に合わせた広告を配信できる広告配信システム及び広告配信方法を提供すること。
【解決手段】広告配信システム1に係る端末装置30は、番組サーバ20/放送局200からユーザの選択に応じて受信した番組データと共に当該放送・番組のメタデータを逐次受信し、メタデータ及び閲覧履歴データに基づいて、閲覧マッチングデータを作成し、広告配信装置10に逐次送信する。広告配信装置10は、端末装置30から閲覧マッチングデータを受信すると、当該閲覧マッチングデータに基づいて複数の広告データから端末に送信する広告データを選択し、端末装置30に逐次送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、端末側の閲覧履歴に基づいてターゲティング広告を行う広告配信システム及び広告配信方法に関する。特に、端末側の閲覧履歴を外部に送信することなく広告を配信する広告配信システム及び広告配信方法に関する。
テレビ番組を視聴したり、ネットワークに接続してオンデマンドで動画ファイルを閲覧したりする場合、その番組中や動画ファイルと共に広告が表示される場合がある。特にオンデマンドで動画ファイルを閲覧する場合には、広告中にいわゆるリンクを設定しておき、クリックすることによって広告主のホームページに誘導して商品の購入等に寄与させるという目的を備えるものが一般的である。
また、近年インターネットテレビのように、インターネットに接続してWebテレビとして番組を視聴できるようになっており、この場合にも番組の表示と共に、広告が表示されるようになっている。
広告は、その広告される分野に興味や関心のあるユーザに閲覧されなければ、広告としての効果は低く、投下した費用が無駄になってしまう。そこで、効果的に広告をするためには、いつどのような広告が表示されるかが重要となる。
従来は、テレビ放送の場合には、予めマーケティングリサーチを行って、テレビ放送用の画像データを用意し、視聴時間ごとに想定される年代層を中心に、希求効果の高い商品の広告を番組の合間に放送している。しかし、テレビ放送の広告は、必ずしも目的とする年代のユーザがテレビを見ているとは限らない。また、同じ年代でも嗜好は異なるので、広告の効果を得るのは困難である。
また、インターネット上では、表示されるWebページのコンテンツのジャンルやテーマを元に、表示させる広告の種類を決定するサイトターゲティング(コンテンツターゲティング)や、予め収集したユーザの個人情報等のプロフィールを参照して、表示する広告を決定する方法などが知られている。
しかし、サイトターゲティングではコンテンツの種類に依存するため、必ずしも広告主のニーズを満たすとは限らない。また、ユーザのプロフィールを参照する方式であっても、プロフィールは、必ずしもそのユーザの現在の興味や関心又は状況を現しているとは限らない。例えば、プロフィールの登録時には、あるユーザが自動車や家の購入に関心を持っていたとしても、購入後も継続して興味関心を持ち続けるとは限らない。このような場合にプロフィールが更新されていなければ、関係ない広告が表示されることとなり、無駄となる場合がある。
そこで、ユーザの端末で表示されたWebページや各種番組の閲覧記録を利用して、端末に表示する広告を決定する方法が提案されている。これは、端末がサーバにアクセスすると、サーバは、アクセスした端末の閲覧履歴を取得して、閲覧履歴から端末に表示させる広告を決定する(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−88777号公報
しかし、上記の方法は、閲覧履歴をサーバ側が取得する必要がある。したがって、端末の閲覧履歴がインターネット上に流れてしまうことになる。閲覧履歴は、現在のユーザの嗜好や興味等を示すものであり、個人情報の一種を構成するものである。インターネット上では、個人情報の流出の可能性を完全に防止することができないと言われ、このような個人情報を外部に送信することについて、躊躇するユーザが存在する。また、万が一、個人情報が流出した場合、悪用される危険性が高く、ユーザに不測の不利益が生じる可能性も否定できない。
また、サーバが広告を表示させようとする都度、もしくは端末がサーバに接続する都度、端末からサーバに閲覧履歴を送信する必要があり、テレビ放送のように、一度に何百万人ものユーザが同時に視聴するような場合には、ネットワークへの負荷が過大となる。
そこで、本発明では、ネットワークへの負荷を押さえ、かつ個人情報の漏洩を押さえつつ、各視聴者の興味や関心に合わせた広告を配信できる広告配信システム及び広告配信方法を提供することを目的とする。
(1)通信ネットワークを介して端末に広告を配信する広告配信装置を含む広告配信システムであって、前記端末は、ユーザの選択による放送・番組の進行に応じてメタデータを逐次受信するメタデータ受信手段と、前記端末の前記ユーザが過去に閲覧した放送・番組のメタデータを含む番組データの履歴を閲覧履歴データとして記憶する閲覧履歴データ記憶手段と、前記メタデータ受信手段が逐次受信した前記メタデータのうち、前記閲覧履歴データ記憶手段に記憶された前記閲覧履歴データに含まれるメタデータに基づいてマッチする語句を逐次選択して閲覧マッチングデータとして前記広告配信装置に送信する閲覧履歴マッチング手段と、を備え、前記広告配信装置は、前記端末に送信する広告データを複数記憶する広告データ記憶手段と、前記端末から前記閲覧マッチングデータを逐次受信する閲覧マッチングデータ受信手段と、前記閲覧マッチングデータに基づいて、複数の広告データから、前記端末に送信させる広告データを逐次選択する広告マッチング手段と、前記広告マッチング手段が逐次選択した広告データを前記端末に逐次送信する広告データ送信手段と、を備える広告配信システム。
(1)に記載の発明は、端末は、ユーザが選択した放送・番組の進行に応じてメタデータを逐次受信し、メタデータ受信手段が逐次受信したメタデータのうち、閲覧履歴データに含まれるメタデータに基づいてマッチする語句を逐次選択し、選択した語句を閲覧マッチングデータとして広告配信装置に逐次送信する。広告配信装置は、端末から閲覧マッチングデータを逐次受信すると、その閲覧マッチングデータに基づいて複数の広告データから端末に送信する広告データを逐次選択し、端末に逐次送信する。
これにより、端末の閲覧履歴データに基づいて、メタデータにマッチする語句を逐次選択して閲覧マッチングデータとして端末から広告配信装置に逐次送信し、さらに広告配信装置において閲覧マッチングデータに基づいて広告データを逐次選択するので、閲覧履歴という、プライバシーに関する情報を直接端末の外部に送信することがなく、プライバシーを保護した状態で、ユーザの興味や関心に応じた広告を端末に逐次出力させることができる。さらには、通信ネットワークに送信されるのは、閲覧マッチングデータや広告データだけであり、端末と広告配信装置間の送受信も一回の処理について一往復でよいので、通信ネットワークにかかる負荷も低減することができる。
(2)前記端末の前記閲覧履歴マッチング手段は、類義語を含んで前記語句を逐次選択し、前記閲覧マッチングデータを逐次送信する(1)に記載の広告配信システム。
(2)に記載の発明は、(1)に記載の発明に加えて、端末の閲覧履歴マッチング手段は、閲覧履歴データに含まれるメタデータに基づいて逐次選択する語句を、類義語を含んで選択し、閲覧マッチングデータとして広告配信装置に逐次送信する。
これにより、端末の閲覧履歴マッチング手段は、メタデータからマッチする語句を、完全一致のものだけでなく、類義語も含めて選択することができる。よって、類義語の多い日本語において、広い範囲で前記語句を選択し、広告を選択することができる。
(3)通信ネットワークを介して端末に広告を逐次配信する広告配信装置を含む広告配信方法であって、前記端末は、前記端末のユーザが過去に閲覧した放送・番組のメタデータを含む番組データの履歴を閲覧履歴データとして記憶する閲覧履歴データ記憶手段を備え、前記端末が、前記ユーザが選択した前記放送・番組の進行に応じて前記メタデータを逐次受信するステップ、前記端末が、受信した前記メタデータから、前記閲覧履歴データに含まれるメタデータとマッチする語句を逐次選択して閲覧マッチングデータとして前記広告配信装置に送信するステップ、前記広告配信装置が、前記端末から前記閲覧マッチングデータを逐次受信するステップ、前記広告配信装置が、前記閲覧マッチングデータに基づいて、前記端末に送信する広告データを逐次選択するステップ、前記広告配信装置が、選択された前記広告データを前記端末に逐次送信するステップ、を含む広告配信方法。
(3)に記載の発明は、(1)と同様の作用効果を奏することができる。
(4)通信ネットワークを介して、広告データを配信する広告配信装置から前記広告データを受信する端末であって、ユーザの選択を受け付けた放送・番組の進行に応じてメタデータを逐次受信するメタデータ受信手段と、前記端末のユーザが過去に閲覧した放送・番組のメタデータを含む番組データの履歴を閲覧履歴データとして記憶する閲覧履歴データ記憶手段と、前記メタデータ受信手段が逐次受信した前記メタデータのうち、前記閲覧履歴データ記憶手段に記憶された前記閲覧履歴データに含まれるメタデータとマッチする語句を逐次選択して閲覧マッチングデータとして前記広告配信装置に送信する閲覧履歴マッチング手段と、前記広告配信装置が前記閲覧マッチングデータに基づいて選択した前記広告データを受信する広告データ受信手段と、を備える端末。
(4)に記載の発明は、放送や番組の進行に応じてメタデータを逐次受信し、受信したメタデータに含まれる語句のうち、過去に閲覧した番組データの履歴である閲覧履歴データに含まれるメタデータとマッチする語句を逐次選択して広告配信データに閲覧マッチングデータとして送信する。そして、広告配信装置から広告データを受信することができる。これにより、当該端末で閲覧した履歴に応じた広告を端末で表示させることができる。
(5)通信ネットワークを介して端末に広告データを逐次配信する広告配信装置から前記広告データを受信する端末を機能させるためのプログラムであって、ユーザの選択を受け付けた放送・番組の進行に応じてメタデータを逐次受信するステップと、前記端末のユーザが過去に閲覧した放送・番組のメタデータを含む番組データの履歴を示す閲覧履歴データとして記憶するステップと、前記端末が逐次受信した前記メタデータのうち、前記端末のユーザが過去に閲覧した放送・番組のメタデータを含む番組データの履歴を示す閲覧履歴データとして記憶する閲覧履歴データ記憶手段に記憶された前記閲覧履歴データに含まれるメタデータとマッチする語句を逐次選択して閲覧マッチングデータとして前記広告配信装置に送信するステップと、前記広告配信装置が前記閲覧マッチングデータに基づいて選択した前記広告データを受信するステップと、を含むプログラム。
(5)の記載の発明は、放送や番組の進行に応じてメタデータを逐次受信し、受信したメタデータに含まれる語句のうち、過去に閲覧した番組データの履歴である閲覧履歴データに含まれるメタデータとマッチする語句を逐次選択して広告配信データに閲覧マッチングデータとして送信する。そして、広告配信装置から広告データを受信することができる。これにより、当該端末で閲覧した履歴に応じた広告を端末で表示させることができる。
本発明によれば、ネットワークへの負荷を押さえ、かつ個人情報の漏洩を押さえつつ、各視聴者の興味や関心に合わせた広告を配信できる広告配信システム及び広告配信方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る広告配信システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る広告配信システムの機能構成図である。 本発明の実施形態に係る広告配信システムの機能構成図である。 本発明の実施形態に係る番組情報テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る端末装置の機能構成図である。 本発明の実施形態に係る閲覧履歴テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る類義語テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る広告配信サーバの機能構成図である。 本発明の実施形態に係る広告候補情報テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る広告データテーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る広告配信システムの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る広告配信サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る広告配信システム1の構成を示す図である。図2及び図3は、広告配信システム1の機能構成図である。
図1から図3を参照して広告配信システム1の構成について説明する。広告配信システム1は、広告配信装置としての広告配信サーバ10と、番組データを放送・送信する番組サーバ20/放送局200と、ユーザの操作に応じて番組データを受信して出力する端末装置30とで構成され、それぞれがネットワーク40を介して接続されている。
広告配信サーバ10は、端末装置30に表示させる広告データを、マッチング処理により選択して送信するサーバである。マッチング処理については後述する。
端末装置30は、ユーザの操作に応じて、番組サーバ20/放送局200が提供する番組の番組データや、番組データに含んで送信されるメタデータを受信して表示する端末である。この端末装置30は、例えば、デジタル放送が受信可能なテレビ受像器や、インターネットに接続可能なコンピュータを含む。詳細は後述する。
図2から図4を参照して番組サーバ20/放送局200について説明する。図3及び図4は、番組サーバ20/放送局200において記憶される番組情報テーブルを示す図である。図3は、番組サーバ20含む広告配信システム1の構成を示した図であり、図4は、放送局200を含む場合の広告配信システム1の構成を示した図である。いずれの場合も、基本的な構成は同様であるので、同じ構成については同じ符号を付している。
番組サーバ20/放送局200は、端末装置30にメタデータを含む番組データを送信/放送する。ここで、メタデータは、番組データに関連する内容を示す情報である。この内容を示す情報は、例えば、番組のタイトルや要約等の情報であるとともに、受信した端末においていわゆるワンセグ放送や聾唖者用放送で使用される字幕を表示するキャプションデータを含む。以下の実施形態では、番組サーバ20/放送局200は、番組データと共にキャプションデータを送信/放送するものとする。
番組サーバ20(図2)は、インターネット上に設けられたホームページにおいて、端末装置30から任意に選択された動画データを端末装置30に再生表示させる、いわゆるオンデマンド方式のサーバである。
放送局200(図3)は、本実施形態では、いわゆるテレビ放送を行う放送局であり、所定の周波数帯において不特定多数の端末装置30を対象に放送番組や文字放送を放送する。
番組放送時には、番組サーバ20/放送局200は、送信/放送する番組の番組データと共にメタデータとして、番組属性データを送信/放送してもよい。この番組属性データは、例えば、放送番組名や出演者、ジャンル等のような、番組の内容や特徴を示すデータである。番組属性データは、番組データと共に送信/放送される情報である。
番組サーバ20/放送局200は、本実施形態においては、番組データ取得部21と、字幕付加部22と、番組データ送信部23/番組データ放送部230と、番組データ記憶部25と、を備える。
番組データ取得部21は、該番組サーバ20/放送局200において定められた番組表に基づいて、番組データ記憶部25から番組データを読みだす。もしくは、例えば生放送などのリアルタイムで送信/放送が行われる場合は、番組データ記憶部25から読み出すとは限らず、送信/放送用の番組データの取得(撮影)と送信/放送が同時に行われるものであってもよい。
字幕付加部22は、番組データと共に端末装置30に表示する字幕(キャプション)用のキャプションデータを付加する。この字幕を付加するには、送信/放送される番組データの音声を解析して自動的にキャプションデータを作成する音声認識方式や、送信/放送と同時にオペレータが高速でタイプしてキャプションデータを作成する高速ワープロ方式により行われる。本実施形態では、キャプションデータの作成については特に限定されず、既知の方式を採用することができる。キャプションデータは番組データの配信と同時に付加してもよく、また、リアルタイムで字幕を付加する必要がなければ、事前にキャプションデータを作成しておき、番組の送信/放送時に同時に送信/放送するようにしてもよい。
番組データ送信部23は、番組データと共にキャプションデータやメタデータとしての番組属性データを送信する。同様に、番組データ放送部230は、番組データと共に、キャプションデータやメタデータとしての番組属性データを放送する。
番組データ記憶部25は、番組データを記憶する。また、番組データ記憶部25は、番組データに関連付けて番組属性データも記憶される。もしくは、事前にキャプションデータを作成している場合は、キャプションデータも当該番組データに関連付けて記憶するようにしてもよい。
番組データ記憶部25には、図4に示すような番組情報テーブルが記憶されている。この番組情報テーブルは、番組ID、番組データ、必要に応じてキャプションデータ及び番組属性データがそれぞれ関連付けられて記憶される。番組IDは、各番組データを一意に示すIDである。ここで、番組属性データは、図4の例では、「番組名」、「ジャンル」、「出演者」、等の項目を含み、当該番組データに関連する情報が格納される。例えば、スポーツの試合が番組データである場合には、出場選手の試合戦歴等の各種データ、もしくはその他出演者の詳細データ等を番組属性データとして格納することができる。
図2、図5から図7を参照して、端末装置30について説明する。図5は、端末装置30の機能構成図である。図6は、端末装置30に記憶される閲覧履歴テーブルを示す図である。図7は、端末装置30に記憶される類義語テーブルを示す図である。
端末装置30は、番組選択受付部31と、キャプションデータ・番組データ受信部32と、閲覧履歴マッチング部33と、広告データ受信部34と、番組データ出力部35と、閲覧履歴作成部36と、閲覧履歴データ記憶部37と、類義語データ記憶部38と、を備える。
番組選択受付部31は、ユーザが番組データ出力部35に表示させたい番組を選択し、その選択を受け付ける。具体的には、番組選択受付部31は、ユーザから番組の選択を受け付けるコントローラであり、ユーザは、番組を配信する複数の番組サーバ20/放送局200のなかから、希望する番組を送信/放送する所定の番組サーバ20/放送局200を選択する。すなわち、例えばテレビのリモコンのように、番組サーバ20/放送局200を示す表示又はボタン等が設けられており、ユーザは、当該表示又はボタンを選択する。
キャプションデータ・番組データ受信部32は、番組サーバ20/放送局200から送信された番組データ及びキャプションデータを受信する。キャプションデータ・番組データ受信部32は、番組サーバ20/放送局200が送信/放送する番組データ及びキャプションデータを送信/放送している間逐次受信して、受信したキャプションデータを閲覧履歴マッチング部33に逐次送り、番組データを番組データ出力部35に逐次送る。
閲覧履歴マッチング部33は、閲覧履歴データ記憶部37を参照して、閲覧履歴データが格納されている閲覧履歴テーブルを読み出し、閲覧履歴データ及びキャプションデータに基づいてマッチングを行う。閲覧履歴マッチング部33は、本実施形態においては、キャプションデータ・番組データ受信部32が番組データ及びキャプションデータを受信している間、マッチングの処理を逐次行う。このとき、類義語データ記憶部38に記憶された類義語テーブル(後述)をセットして、マッチングに使用してもよい。
閲覧履歴マッチング部33は、まず、キャプションデータから単語を抽出する。単語を抽出するには、既知の抽出方法を使用することができる。例えば、TF・IDF値等、出現頻度に基づく評価に基づいて選択することができる。あるいは、強調されたフォントを用いた語や、タイトルとして用いられている語等、番組属性データを示すタグ情報に基づいて抽出してもよい。
そして、閲覧履歴マッチング部33は、閲覧履歴テーブル(図6参照、後述)の各閲覧履歴データに含まれるキーワードと、キャプションデータから抽出した単語とを比較して、これらのキーワードと単語とが一致するか否かを判断する。このとき、キャプションデータから抽出した単語について、類義語テーブルを参照し、当該単語又は当該単語の類義語と閲覧履歴テーブルに含まれるキーワードとが一致する場合は、当該キーワードを閲覧マッチングデータとして広告配信サーバ10に逐次送信する。
広告データ受信部34は、広告配信サーバ10から広告データを受信し、番組データ出力部35に送る。番組データ出力部35は、キャプションデータ・番組データ受信部32が受信した番組データ、及び広告データ受信部34が受信した広告データを逐次表示する。また、ユーザの操作によっては、番組データと共に受信した番組属性データも表示してもよい。
閲覧履歴作成部36は、番組データの受信及び出力終了後に、閲覧履歴データを作成し、閲覧履歴データ記憶部37に記憶する。閲覧履歴作成部36は、キャプションデータ・番組データ受信部32が番組データと共に受信したメタデータから、キーワードを抽出する。キーワードは、番組データと共に受信した番組属性データに含まれる単語のうち、特徴的な語として認識された単語である。キーワードを抽出するには、上述のように、既知の抽出方法を使用することができる。もしくは、予め番組表のデータを受信しておき、番組表のデータから抽出してもよい。
閲覧履歴データ記憶部37は、閲覧履歴データを記憶する。閲覧履歴データは、図6に示す閲覧履歴テーブルに示されるように記憶される。
図6を参照して、閲覧履歴テーブルについて説明する。閲覧履歴テーブルは、ログID、番組データ名、キーワードにより少なくとも構成される。閲覧履歴データは、図6の閲覧履歴テーブルに示す行単位のデータである。
ログID欄には、ログIDが格納される。ログIDは、閲覧履歴データ記憶部37に記録される際に閲覧履歴データを一意に識別するためのIDである。
番組データ名欄には、視聴した番組を特定する情報が格納される。本実施形態においては、番組名、放送日時が格納される。具体的には、ログID「00356」の番組データ名は、「News10:090312:2200−2330」というデータ名となっている。これは、送信/放送された番組名が「News10」であり、2009年3月12日の22時から23時30分まで送信/放送されたものであることを示す。
ターゲティングキーワード欄には、視聴した番組において、番組に関するその他の情報や特徴的な語として認識されたキーワードが格納されている。また、キーワード欄には、出力された番組データに関連付けられた番組属性データから閲覧履歴作成部36が抽出したキーワードが格納される。
類義語データ記憶部38は、閲覧履歴マッチング部33がキャプションデータから抽出した単語と閲覧履歴データに含まれるキーワードとをマッチングする際に参照される。類義データ記憶部38は、図7に示すような類義語テーブルを記憶する。
図7を参照して類義語テーブルについて説明する。類義語テーブルは、例えば、用語欄及び類義語欄により構成される。用語欄は、検索対象となる単語であり、この単語に関連する類義語が類義語欄に記憶される。この類義語欄に記憶される単語は、類義語のみならず、例えば、同義語、派生語等を含んでもよい。いわば、類義語テーブルには、類義語辞書としてのデータが記憶される。
閲覧履歴マッチング部33は、キャプションデータから単語を抽出すると、類義語データ記憶部38の類義語テーブルを参照して、当該単語の類義語を検索する。そして、類義語があった場合は、キャプションデータから抽出した単語と共に、検索した類義語と、閲覧履歴データとのマッチングを行う。
図2及び図8から図10を参照して広告配信サーバ10について説明する。図8は、広告配信サーバ10の機能構成図である。図9は、広告配信サーバ10に記憶される広告候補情報テーブルを示す図である。図10は、広告配信サーバ10に記憶される広告データテーブルを示す図である。広告配信サーバ10は、閲覧マッチングデータ受信部11、広告マッチング部12、広告データ送信部13、広告候補情報を記憶する広告候補情報記憶部15、及び広告データを記憶する広告データ記憶部16を備える。
閲覧マッチングデータ受信部11は、端末装置30から閲覧マッチングデータを受信し、広告マッチング部12に送る。閲覧マッチングデータは、上述のように、端末装置30において、閲覧履歴データとキャプションデータとのマッチングが行われた結果を示すデータであり、端末装置30の閲覧履歴マッチング部33がマッチングを行ったことに応じて、逐次送信されるデータである。
広告マッチング部12は、広告候補情報記憶部15に記憶される広告候補情報、及び閲覧マッチングデータ受信部11が端末装置30から逐次受信した閲覧マッチングデータに基づいて、マッチング処理を逐次行う。
ここで、広告候補情報は、図9に示すように、広告マッチング部12が行うマッチング処理において、端末装置30に送信する広告データを選択する際に参照される、各広告データに関連付けられた情報である。
ここで、図9を参照して広告候補情報テーブルについて説明する。図9は、広告配信サーバ10の広告候補情報記憶部15に記憶されている広告候補情報テーブルを示す図である。
広告候補情報テーブルは、広告候補情報記憶部15に記憶されており、広告IDと入札キーワードとがそれぞれ関連付けられている。そして、互いに関連付けられた一組の広告IDと入札キーワードにより、広告候補情報が構成される。広告IDは、広告データ記憶部16に記憶される広告データを一意に示す識別情報であり、本実施形態では、数値で示される。
入札キーワードは、それぞれ一つ以上のワードからなり、広告IDと関連付けられている。この入札キーワードは、番組データと共に表示する広告データを決定するキーワードであり、所定のワードを予めキーワードとして管理者が決定する。そして、入札キーワードは、広告配信サーバ10の広告マッチング部12においてマッチングに使用されるマッチング処理の対象となる。
広告マッチング部12は、閲覧マッチングデータに含まれるキーワードと、当該入札キーワードとを閲覧マッチングデータの受信に応じて逐次マッチングする。具体的には、閲覧マッチングデータに含まれるキーワードと同じ入札キーワードがあるか否かを判別し、同じキーワードがあった場合に、そのワードに関連付けられている広告IDがマッチング処理の結果として選択される。
例えば、入札キーワード列に「車、ローン」とあり、広告データが「ABC」とある場合には、「ABC」という広告データは、広告マッチング部12の処理により、「車」や「ローン」という単語が含まれる閲覧マッチングデータを送信した端末装置30に送信され、表示されることとなる。この場合、送信された端末装置30における過去の閲覧履歴に「車」や「ローン」に関するものが含まれていることを示す。したがって、その端末装置30を使用するユーザは、車やローンに関する番組を閲覧したことを示し、少なからず興味を示している可能性が高い。さらには、端末装置30の閲覧履歴マッチング部33は、番組サーバ20/放送局200が現在送信している番組データに含まれるキャプションデータと閲覧履歴データとに基づいてマッチングするので、現在端末装置30において閲覧中の番組データも「車」又は「ローン」に関する内容となる。したがって、送信/放送される番組データ(キャプションデータ)の内容に応じて、興味のあるユーザが興味を示した番組と共に当該広告データを表示することができる。
広告データ送信部13は、広告マッチング部12から受け取った広告IDに基づいて、広告データ記憶部16を参照し、当該広告IDに関連付けられている広告データを読み出し、端末装置30に送信する。
広告データ記憶部16は、広告データを記憶する。広告データ記憶部16には、図10で示すように、広告データテーブルが格納されている。
図10を参照して、広告データテーブルについて説明する。広告データテーブルは、広告ID列、入札キーワード列、広告データ列により少なくとも構成されている。広告IDは、図9に示す広告候補情報テーブルにおける広告IDと同様である。入札キーワード列には、広告データを提供する各企業が、広告データを表示させたいキーワードを指定し、そのキーワードが格納される。
この入札キーワードが重複する場合には、例えば、金額データをともに入力させ、より高い金額が提示されたキーワードについて表示順位を高くして、優先的に広告データを表示するようにしてもよい。この場合、広告データを受け付けて、入札を行う入札手段(図示せず)を有することが好ましい。この入札手段及び入札方法は、既知のものを使用することができる。
図11を参照して、広告配信システム1の処理の流れについて説明する。図11は、広告配信システム1の処理を示すフローチャートである。
ステップS10では、端末装置30の番組選択受付部31は、ユーザによる番組選択操作を受け付ける。ユーザは、放送局200が放送する番組データを受信する場合には、視聴したい番組が放送される時間に合わせて番組選択受付部31が提供する選択肢において、放送局200を選択すると、端末装置30は、選択された放送局200が放送する周波数にキャプションデータ・番組データ受信部32の周波数を合わせる。放送局200は、放送局200が有する番組表に基づいて番組を放送しているので、ユーザは、視聴したい番組が放送される時間に、当該番組データを送信する放送局200を選択することで番組を閲覧することができる。
また、ユーザは、番組サーバ20が提供する番組データを受信する場合には、番組選択受付部31によりネットワークに接続して番組サーバ20に接続し、受信したい番組データを提供されている一覧から選択する。
ステップS11では、番組サーバ20/放送局200の番組データ取得部21は、所定の番組表にしたがって、番組データ記憶部25から番組データを取得する。もしくは、生放送等のリアルタイムで送信/放送するような番組の場合には、番組データの取得(撮影)が同時に行われる。また、同時にメタデータとしての番組属性情報が番組データ記憶部25に記憶されている場合には、番組データと共に読み出される。
ステップS12では、字幕付加部22は、番組データの内容に合わせて字幕を表示するためのキャプションデータを付加する。キャプションデータは、上述のように、音声認識方式や高速ワープロ方式等により、番組データに付加される。
ステップS13では、番組データ送信部23/番組データ放送部230は、番組データ、及びキャプションデータ、もしくは番組属性情報を送信/放送する。
ステップS14では、端末装置30のキャプションデータ・番組データ受信部32は、番組サーバ20/放送局200から番組データ及びキャプションデータを受信する。また、このとき番組サーバ20/放送局200が番組データと共に番組属性情報を送信/放送している場合には、番組データ及びキャプションデータと共に受信してもよい。以下ステップS14からステップS23までの処理は、番組サーバから番組データ及びキャプションデータを受信している間、逐次行われるものとする。
ステップS15では、端末装置30の閲覧履歴マッチング部33は、閲覧履歴データ記憶部37から閲覧履歴データを読み出すと共に、類義語データ記憶部38をセットする。詳細には、類義語データテーブルを参照可能な状態とする。
ステップS16では、端末装置30の閲覧履歴マッチング部33は、閲覧履歴データ記憶部37及び受信したキャプションデータ及び類義語データ記憶部38の類義語データテーブルを参照し、マッチング処理を行う。詳細には、閲覧履歴マッチング部33は、受信したキャプションデータを解析して単語を抽出し、さらに類義語データテーブルを検索して抽出した単語の類義語を抽出する。そして、これらの単語を閲覧履歴データ記憶部37に記憶されたキーワードと照合する。そして、閲覧履歴データのキーワードと、キャプションデータの単語又は類義語とが同じであるかを判断し、同じである場合には、そのキーワードが閲覧マッチングデータとして広告配信サーバ10に送信される(ステップS17)。
ステップS18では、広告配信サーバ10の閲覧マッチングデータ受信部11は、端末装置30から閲覧マッチングデータを受信する。そして、広告マッチング部12は、受信した閲覧マッチングデータ、及び広告候補情報記憶部15に記憶する広告候補情報に基づいてマッチング処理を行う(ステップS19)。詳細には、閲覧マッチングデータに含まれるキーワードと、広告候補情報の入札キーワードとを照合し、同じキーワードがあるか否かを判断する。そして、同じキーワードがある場合に、そのキーワードに関連付けられた広告IDが端末装置30に送信される広告データの広告IDとなる。
ステップS20では、広告配信サーバ10の広告データ送信部13は、広告データを閲覧マッチングデータを送信した端末装置30に送信する。詳細には、ステップS18で選択された広告IDに基づいて、広告データ記憶部16から当該広告IDに関連付けられた広告データを読み出し、端末装置30に送信する。
ステップS21では、端末装置30の広告データ受信部34は、広告配信サーバ10から送信された広告データを受信する。そして、番組データ出力部35は、番組データ、キャプションデータと共に広告データを出力する(ステップS22)。
ステップS23では、番組データ出力部35は、番組データ及びキャプションデータの受信を終了したか否かを判別する。番組データ及びキャプションデータの受信が終了している場合には、ステップS24に移り、受信が終了していない場合には、ステップS14に処理を移す。
ステップS24では、閲覧履歴作成部36は、キャプションデータ・番組データ受信部32が受信したキャプションデータ及び/又はメタデータとしての番組属性情報から、キーワードを抽出して閲覧履歴データを作成し、閲覧履歴データ記憶部37に記憶する。
[ハードウェア構成]
図12は、本発明の実施形態に係る広告配信サーバ10のハードウェア構成の一例を示す図である。広告配信サーバ10は、制御部101を構成するCPU(Central Processing Unit)1(1010)(マルチプロセッサ構成ではCPU2(1012)等複数のCPUが追加されてもよい)、バスライン1005、通信I/F1040、メインメモリ1050、BIOS(Basic Input Output System)1060、USBポート1090、I/Oコントローラ1070、ならびにキーボード及びマウス1100等の入力手段や表示装置1022を備える。
I/Oコントローラ1070には、テープドライブ1072、ハードディスク1074、光ディスクドライブ1076、半導体メモリ1078、等の記憶手段を接続することができる。
BIOS1060は、各サーバの起動時にCPU1(1010)が実行するブートプログラムや、各サーバのハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
記憶部107を構成するハードディスク1074は、広告配信サーバ10がサーバとして機能するための各種プログラム及び本発明の機能を実行するプログラムを記憶しており、さらに必要に応じて各種データベース(広告候補情報記憶部15、広告データ記憶部16等)を構成可能である。
光ディスクドライブ1076としては、例えば、DVD−ROMドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−RAMドライブ、CD−RAMドライブを使用することができる。この場合は各ドライブに対応した光ディスク1077を使用する。光ディスク1077から光ディスクドライブ1076によりプログラムまたはデータを読み取り、I/Oコントローラ1070を介してメインメモリ1050またはハードディスク1074に提供することもできる。
広告配信サーバ10に提供されるプログラムは、ハードディスク1074、光ディスク1077、またはメモリーカード等の記録媒体に格納されて提供される。このプログラムは、I/Oコントローラ1070を介して、記録媒体から読み出され、または通信I/F1040を介してダウンロードされることによって、広告配信サーバ10にインストールされ実行されてもよい。
前述のプログラムは、内部または外部の記憶媒体に格納されてもよい。ここで、記憶部107を構成する記憶媒体としては、ハードディスク1074、光ディスク1077、またはメモリーカードの他に、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体を用いることができる。また、専用通信回線やインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク1074または光ディスクライブラリ等の記憶装置を記録媒体として使用し、通信回線を介してプログラムを広告配信サーバ10に提供してもよい。
ここで、表示装置1022は、ユーザにデータの入力を受け付ける画面を表示したり、広告配信サーバ10による演算処理結果の画面を表示したりするものであり、ブラウン管表示装置(CRT)、液晶表示装置(LCD)等のディスプレイ装置を含む。
ここで、入力手段は、ユーザによる入力の受け付けを行うものであり、キーボード及びマウス1100等により構成してよい。
また、通信I/F1040は、各サーバを専用ネットワークまたは公共ネットワークを介して端末と接続できるようにするためのネットワーク・アダプタである。通信I/F1040は、モデム、ケーブル・モデム及びイーサネット(登録商標)・アダプタを含んでよい。
以上の例は、広告配信サーバ10について主に説明したが、コンピュータに、プログラムをインストールして、そのコンピュータをサーバ装置として動作させることにより各機能を実現することもできる。したがって、本実施形態の広告配信サーバ10により実現される機能は、前述の方法を当該コンピュータにより実行することにより、あるいは、前述のプログラムを当該コンピュータに導入して実行することによっても実現可能である。
端末装置30及び番組サーバ20も、前述の広告配信サーバ10と同様な構成を持つ。また、本実施形態ではいわゆるPC(Personal Computer)で実現した例について説明するが、さらに、本発明の原理が適用可能である限り、携帯電話、PDA(Personal Data Assistant)、ゲーム機等の様々な端末で実現してよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
上述の実施形態において、端末装置30の閲覧履歴マッチング部33が行うマッチングとして、閲覧履歴データとキャプションデータとを比較して同じであるか否かを判断するとしたが、これに限らない。例えば、閲覧履歴データの解析において、同じ閲覧済みページに含まれるワードのうち、数の多いワードについて重み付けしたり、文章の構文解析を行って、特定のパターンで出現数の多いワードであったり、ユーザが使用した検索キーワード等で絞り込みをしたものであってもよい。
また、閲覧履歴データとの比較対象として、キャプションデータとしたがこれに限らず、番組データと共に送信/放送されるメタデータとしての番組属性情報であってもよい。
1 広告配信システム
10 広告配信サーバ
11 閲覧マッチングデータ受信部
12 広告マッチング部
13 広告データ送信部
15 広告候補情報記憶部
16 広告データ記憶部
20 番組サーバ
21 番組データ取得部
22 字幕付加部
23 番組データ送信部
25 番組データ記憶部
30 端末装置
31 番組選択受付部
32 キャプションデータ・番組データ受信部
33 閲覧履歴マッチング部
34 広告データ受信部
35 番組データ出力部
36 閲覧履歴作成部
37 閲覧履歴データ記憶部
38 類義語データ記憶部
40 ネットワーク
200 放送局
230 番組データ放送部

Claims (5)

  1. 通信ネットワークを介して端末に広告を配信する広告配信装置を含む広告配信システムであって、
    前記端末は、
    ユーザの選択による放送・番組の進行に応じてメタデータを逐次受信するメタデータ受信手段と、
    前記端末の前記ユーザが過去に閲覧した放送・番組のメタデータを含む番組データの履歴を閲覧履歴データとして記憶する閲覧履歴データ記憶手段と、
    前記メタデータ受信手段が逐次受信した前記メタデータのうち、前記閲覧履歴データ記憶手段に記憶された前記閲覧履歴データに含まれるメタデータに基づいてマッチする語句を逐次選択して閲覧マッチングデータとして前記広告配信装置に送信する閲覧履歴マッチング手段と、を備え、
    前記広告配信装置は、
    前記端末に送信する広告データを複数記憶する広告データ記憶手段と、
    前記端末から前記閲覧マッチングデータを逐次受信する閲覧マッチングデータ受信手段と、
    前記閲覧マッチングデータに基づいて、複数の広告データから、前記端末に送信させる広告データを逐次選択する広告マッチング手段と、
    前記広告マッチング手段が逐次選択した広告データを前記端末に逐次送信する広告データ送信手段と、を備える広告配信システム。
  2. 前記端末の前記閲覧履歴マッチング手段は、類義語を含んで前記語句を逐次選択し、前記閲覧マッチングデータを逐次送信する請求項1に記載の広告配信システム。
  3. 通信ネットワークを介して端末に広告を逐次配信する広告配信装置を含む広告配信方法であって、
    前記端末は、前記端末のユーザが過去に閲覧した放送・番組のメタデータを含む番組データの履歴を閲覧履歴データとして記憶する閲覧履歴データ記憶手段を備え、
    前記端末が、前記ユーザが選択した前記放送・番組の進行に応じて前記メタデータを逐次受信するステップ、
    前記端末が、受信した前記メタデータから、前記閲覧履歴データに含まれるメタデータとマッチする語句を逐次選択して閲覧マッチングデータとして前記広告配信装置に送信するステップ、
    前記広告配信装置が、前記端末から前記閲覧マッチングデータを逐次受信するステップ、
    前記広告配信装置が、前記閲覧マッチングデータに基づいて、前記端末に送信する広告データを逐次選択するステップ、
    前記広告配信装置が、選択された前記広告データを前記端末に逐次送信するステップ、を含む広告配信方法。
  4. 通信ネットワークを介して、広告データを配信する広告配信装置から前記広告データを受信する端末であって、
    ユーザの選択を受け付けた放送・番組の進行に応じてメタデータを逐次受信するメタデータ受信手段と、
    前記端末のユーザが過去に閲覧した放送・番組のメタデータを含む番組データの履歴を閲覧履歴データとして記憶する閲覧履歴データ記憶手段と、
    前記メタデータ受信手段が逐次受信した前記メタデータのうち、前記閲覧履歴データ記憶手段に記憶された前記閲覧履歴データに含まれるメタデータとマッチする語句を逐次選択して閲覧マッチングデータとして前記広告配信装置に送信する閲覧履歴マッチング手段と、
    前記広告配信装置が前記閲覧マッチングデータに基づいて選択した前記広告データを受信する広告データ受信手段と、を備える端末。
  5. 通信ネットワークを介して端末に広告データを逐次配信する広告配信装置から前記広告データを受信する端末を機能させるためのプログラムであって、
    ユーザの選択を受け付けた放送・番組の進行に応じてメタデータを逐次受信するステップと、
    前記端末のユーザが過去に閲覧した放送・番組のメタデータを含む番組データの履歴を示す閲覧履歴データとして記憶するステップと、
    前記端末が逐次受信した前記メタデータのうち、前記端末のユーザが過去に閲覧した放送・番組のメタデータを含む番組データの履歴を示す閲覧履歴データとして記憶する閲覧履歴データ記憶手段に記憶された前記閲覧履歴データに含まれるメタデータとマッチする語句を逐次選択して閲覧マッチングデータとして前記広告配信装置に送信するステップと、
    前記広告配信装置が前記閲覧マッチングデータに基づいて選択した前記広告データを受信するステップと、を含むプログラム。
JP2009134523A 2009-06-03 2009-06-03 ターゲティング広告を行う広告配信システム及び広告配信方法 Active JP5106482B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009134523A JP5106482B2 (ja) 2009-06-03 2009-06-03 ターゲティング広告を行う広告配信システム及び広告配信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009134523A JP5106482B2 (ja) 2009-06-03 2009-06-03 ターゲティング広告を行う広告配信システム及び広告配信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010283546A true JP2010283546A (ja) 2010-12-16
JP5106482B2 JP5106482B2 (ja) 2012-12-26

Family

ID=43539915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009134523A Active JP5106482B2 (ja) 2009-06-03 2009-06-03 ターゲティング広告を行う広告配信システム及び広告配信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5106482B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013150050A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 受信機および広告管理装置
JP2020166786A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 株式会社ビデオリサーチ テレビ番組評価システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009088777A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Dentsu Inc 広告選択最適化処理装置及びその処理方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009088777A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Dentsu Inc 広告選択最適化処理装置及びその処理方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013150050A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 受信機および広告管理装置
JP2020166786A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 株式会社ビデオリサーチ テレビ番組評価システム
JP7232466B2 (ja) 2019-03-29 2023-03-03 株式会社ビデオリサーチ テレビ番組評価システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5106482B2 (ja) 2012-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9654825B2 (en) Systems and methods for detecting inconsistent user actions and providing feedback
US9654834B2 (en) Computing similarity between media programs
JP4922245B2 (ja) 視聴したコンテンツに関連する広告情報を提供するサーバ、方法及びプログラム
JP5318116B2 (ja) 提示する広告の選択
US9942617B2 (en) Systems and method for using closed captions to initiate display of related content on a second display device
KR100898142B1 (ko) 컨텐츠에 관련된 정보 키워드/정보 컨텐츠 제공 방법 및검색 방법 그리고 그 시스템
US20080083003A1 (en) System for providing promotional content as part of secondary content associated with a primary broadcast
CA2951978C (en) Method and system for generating references to related video
JP5116727B2 (ja) 端末側の閲覧履歴に基づく広告配信システム及び広告配信方法
KR101140318B1 (ko) 동영상 정보에 대응되어 저장되는 상업적 태그 등의 메타정보 기반 키워드 광고 서비스 방법 및 그 서비스를 위한시스템
US8359303B2 (en) Method and apparatus to provide multimedia service using time-based markup language
WO2007073053A1 (en) Method for searching situation of moving picture and system using the same
JP2012065054A (ja) 電子番組表生成システム、放送局、テレビ受信機、サーバ及び電子番組表生成方法
JP5106482B2 (ja) ターゲティング広告を行う広告配信システム及び広告配信方法
KR20110043568A (ko) 동영상 정보에 대응되어 저장되는 상업적 태그 등의 메타 정보 기반 키워드 광고 서비스 방법 및 그 서비스를 위한 시스템
De Michele et al. Viewer-tailored advertising for video on demand platforms
TWI729503B (zh) 基於節目提供互動內容的方法及網路電視系統
KR20100092787A (ko) 키워드 광고 콘텐츠를 호출할 수 있는 상업적 태그 집합을 활용한 멀티미디어 콘텐츠 신디케이션 시스템 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120710

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120918

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5106482

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151012

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350