JP2010282321A - 携帯電話機を使ったオーディションシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 一般参加型のオーディションシステムを提供する。
【解決手段】 ネットワークに接続されたアプリケーションサーバと、IDを備えた携帯電話機とを使い、前記アプリケーションサーバは、オーディションの応募および投票のプログラムを実行するCPUを有し、前記プログラムは、各段階の投票による審査を複数の応募者からなる投票対象となる審査グループに分け、低次の審査で選ばれた応募者を集めて高次の審査を行って最終審査に至る方式のプログラムと、前記IDを識別することで前記審査グループ単位における同一携帯電話機からの重複登録を防止するプログラムと、低次の審査の途中で高次の審査の審査グループを構成する人数が集まった段階で低次の審査は継続しつつ高次の審査を行う先入れ先出し方式の多重投票プログラムと、低次の審査で選ばれなかった応募者を集め、その中から選ばれた応募者を高次の審査に組み込む敗者復活のプログラムとを含む。
【選択図】 図2
【解決手段】 ネットワークに接続されたアプリケーションサーバと、IDを備えた携帯電話機とを使い、前記アプリケーションサーバは、オーディションの応募および投票のプログラムを実行するCPUを有し、前記プログラムは、各段階の投票による審査を複数の応募者からなる投票対象となる審査グループに分け、低次の審査で選ばれた応募者を集めて高次の審査を行って最終審査に至る方式のプログラムと、前記IDを識別することで前記審査グループ単位における同一携帯電話機からの重複登録を防止するプログラムと、低次の審査の途中で高次の審査の審査グループを構成する人数が集まった段階で低次の審査は継続しつつ高次の審査を行う先入れ先出し方式の多重投票プログラムと、低次の審査で選ばれなかった応募者を集め、その中から選ばれた応募者を高次の審査に組み込む敗者復活のプログラムとを含む。
【選択図】 図2
Description
本発明は、携帯電話機を使って投票するオーディションシステムに関する。
携帯電話を用いて応募或いは投票を行うシステムとして特許文献1〜3に挙げるものが知られている。
特許文献1には、インターネット通信網を介したコンテストサーバと、パケット通信網を介してNTTドコモの「iモード」(登録商標)通信を行うパケット処理部、画像及び文字を表示するディスプレイ及び文字入力を行う入力部を備えた携帯電話とで構成されるコンテストシステムが開示されている。
特にこの特許文献1には、コンテストの応募者及び投票者が当該携帯電話を操作して上記パケット処理部を介してアクセスし、インターネット検索用ブラウザを使って上記コンテストサーバのCPUによってコンテストの応募及び投票のプログラムを実行し、当該CPUを使って携帯電話からのアクセスに対して上記NTTドコモの「iモード」(登録商標)通信を実行し、通信確立後に当該携帯電話からID番号を取得し、当該CPUを使ってこのID番号を用いて同一携帯電話からの重複登録を防ぎ、上記投票者の一次予選(地区大会)の投票結果に基づき被選抜者を対象とした二次予選(大地区大会)の投票を上記投票者に通知し、二次予選(大地区大会)以降、県大会の投票を行い、最終選考である全国大会の投票を行い、その投票結果を投票者に通知することが開示されている。
特許文献2には、コンテストの作品評価方法として、一次評価を通過したものを二次評価の対象とし、さらに二次評価を通過したものを三次評価の対象とすることにより、最終選考を行うことが開示されている。
特許文献3には、投票型通信システムとして、複数の応募者全員の画像を同時に携帯電話端末の表示部に表示し、当該複数の応募者のうち特定の応募者の画像を表示画面の中から選択し、当該画像を携帯電話端末の表示部に拡大表示する方法が開示されている。
特許文献4には、カメラサーバ装置の制御方法として、撮影画像が一部オーバーラップした画像において、画像が変化する領域を静止画像で置き換えることによりプライバシーを保護する技術が開示されている。
更に特許文献5には、モバイル向けコンテンツとして、9つのサムネイル画像を、携帯電話のテンキーの1乃至9のボタンに対応付けることが開示されている。
上記特許文献のうち携帯電話を用いたオーディションやコンテストなどの投票に関して開示があるのは特許文献1〜3である。そして、これら特許文献1〜3のうち、1次審査によって選ばれた作品(人)が2次審査に進む方式について記載されているのは、特許文献1、2である。
特許文献1、2も含め、一般的なオーディションやコンテストは低次の審査が終了してから高次の審査を開始するようになっている。
この方式は、応募作品(応募人数)が少ない場合には、それほど問題にならないが、応募作品(応募人数)が多くなると1次審査に時間がかかってしまい、1次審査の結果を待って2次審査を開始していたのでは、最終審査までに極めて長い期間を要してしまう。逆に決められた期間内で多くの応募者を審査しようとすると、多人数からいきなり1人または2人に絞るなど、きめ細かな審査が行えない。
この方式は、応募作品(応募人数)が少ない場合には、それほど問題にならないが、応募作品(応募人数)が多くなると1次審査に時間がかかってしまい、1次審査の結果を待って2次審査を開始していたのでは、最終審査までに極めて長い期間を要してしまう。逆に決められた期間内で多くの応募者を審査しようとすると、多人数からいきなり1人または2人に絞るなど、きめ細かな審査が行えない。
また、応募者も審査の結果を早く知りたいが、結果を知るまでの時間が長いと、興味が薄れ、臨場感がなくなってしまう。このことは、オーディションやコンテストの主催者にとっても好ましくない。
上記課題を解決するため本発明に係るオーディションシステムは、ネットワークに接続されたアプリケーションサーバと、IDを備えた携帯電話機とで構成されるオーディションシステムであって、前記アプリケーションサーバは、オーディションの投票プログラムを実行するCPUを有し、前記プログラムは、各段階の投票による審査を複数の応募者からなる投票対象となる審査グループに分け、低次の審査で選ばれた応募者を集めて高次の審査を行って最終審査に至る方式のプログラムと、前記IDを識別することで前記審査グループ単位における同一携帯電話機からの重複投票を防止するプログラムと、低次の審査の途中で高次の審査の審査グループを構成する人数が集まった段階で低次の審査は継続しつつ高次の審査を行う先入れ先出し方式のプログラムと、低次の審査で選ばれなかった応募者を集め、その中から選ばれた応募者を高次の審査に組み込む敗者復活のプログラムとを含むことを特徴とする。
前記Web上の最終審査の後に、特定の審査員による選考をテレビ番組や会場を決めて行うことも可能である。また、本発明における携帯電話は画像および文字を表示する表示部、及び文字入力部をするキーボタンを備えるとともに特定のIDが確認できるものであればよく、したがって特定のIDが確認できる双方向通信が可能なモバイル端末であってもよい。また、低次の審査と高次の審査を同時並行的に行うのは全ての段階の審査でなくてもよい。例えば、1次から5次まで審査がある場合に、1次から4次までの審査を同時並行的に行うようにしてもよい。
本発明は、携帯電話を使用した一般利用者参加型のオーディションシステムであるので公平さを担保することができる。
また、低次の審査と高次の審査を同時並行して行うため、応募人数が多い場合でも、最終審査に至るまでの期間を短縮することができる。即ち、従来のトーナメント方式に比べると募集時間を最大化することが可能となるので、募集の締め切りを最終審査の数日前に設定することもでき、大勢の人材の中から有能な候補者を選抜したい場合には特に有効となる。
また、審査が終了した審査グループに関しては、表示対象から外すようにしたため、個人情報が流用されるおそれが極めて低くなる。
以下に本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように本発明に係るオーディションシステムは、インターネットなどのネットワーク1と、ネットワーク1にセンターを介して通信を行う基地局2と、基地局2とアンテナ3を介して通信を行う携帯電話機4と、オーディション関連情報の記憶手段を備えたデーターベース6を持つアプリケーションサーバ5で構成され、オーディションシステムは、前記ネットワーク1を介した接続で前記携帯電話機4と交信する際に相互認証する手段を有し、前記携帯電話機4はオーディション応募者及び投票者のIDと、ネットワーク1を介して暗号化通信をする通信インターフェース部と、画像および文字を表示する表示部、及び文字入力部をするキーボタンを備える。
図1に示すように本発明に係るオーディションシステムは、インターネットなどのネットワーク1と、ネットワーク1にセンターを介して通信を行う基地局2と、基地局2とアンテナ3を介して通信を行う携帯電話機4と、オーディション関連情報の記憶手段を備えたデーターベース6を持つアプリケーションサーバ5で構成され、オーディションシステムは、前記ネットワーク1を介した接続で前記携帯電話機4と交信する際に相互認証する手段を有し、前記携帯電話機4はオーディション応募者及び投票者のIDと、ネットワーク1を介して暗号化通信をする通信インターフェース部と、画像および文字を表示する表示部、及び文字入力部をするキーボタンを備える。
前記ネットワーク1に接続されるアプリケーションサーバ5は、オーディションの応募および投票のプログラムを実行するCPUを有し、前記プログラムは、各段階の審査を複数の応募者からなる審査グループに分け、低次の審査で選ばれた応募者を集めて高次の審査を行って最終審査に至る方式のプログラムと、前記IDを識別することで前記審査グループ単位における同一携帯電話機からの重複投票を防止するプログラムと、低次の審査の途中で高次の審査の審査グループを構成する人数が集まった段階で低次の審査は継続しつつ高次の審査を行う先入れ先出し方式のプログラムと、審査が終了した審査グループを表示対象から外すプログラムとを含む。
前記アプリケーションサーバ5は、オーディションの応募者および投票者からのアクセスがあるとオーディションの応募および投票のプログラムを実行する。前記アクセスはオーディションの応募者および投票者が前記携帯電話機4を操作して行う。尚、本発明の場合、アプリケーションサーバ5は投票に関する処理のみを実行するものであってもよい。
前記CPUによって、前記携帯電話機からのアクセスに対して前記相互認証にSSLの暗号化通信を実行し、データ通信確立後に前記携帯電話機からIDを取得し、前記アプリケーションサーバのCPUを使って前記IDを使って同一審査グループに対する前記携帯電話機からの重複投票を防止し、前記投票者の投票結果に基づき被選抜者を投票対象とした次の段階の投票を前記投票者に通知し、二回目以降の投票を繰り返して最終選考結果を投票者に通知する。
前記携帯電話機4は、キーボタンと画像を1ボタン1人に対応させる形式で複数の被選択者となる応募者全員の画像を同時に表示する画面を前記表示部に表示し、表示された複数の応募者のうちの特定の応募者の画像が画面上で前記キーボタンによって選択されることにより前記画像を前記表示部に詳細表示する構成とした。
前記アプリケーションサーバ5のハードウェアは汎用のサーバコンピュータが使え、CPU、ROM、RAM、HDD、BIOS、通信インターフェース部(COM I/F)、キーボードKBやマウスMSなどの入力部、およびディスプレイDSPで構成されている。このうち、ROM、RAM、HDD、BIOS、通信インターフェース部(COM I/F)はバスを介して前記CPUと接続されていて、キーボードKBやマウスMSはヒューマンインターフェースHI/Fを介して前記CPUと接続されている。
上記の構成において、ROMは、システムプログラムを記憶する読み出し専用記憶デバイスである。
CPUは、BIOSやROMに記憶されているシステムプログラムによって起動され、RAMに展開されたプログラム(アプリケーションプログラム)にしたがって各種の処理を実行する機能を持つ。
CPUは、BIOSやROMに記憶されているシステムプログラムによって起動され、RAMに展開されたプログラム(アプリケーションプログラム)にしたがって各種の処理を実行する機能を持つ。
またCPUは、入力部からの信号をトリガとして、前記システムプログラムの演算結果などをディスプレイに表示させる機能も持ち、RAMは、前記CPUが各種の処理を実行する上において必要なプログラムやデータなどを適宜記憶する機能を持つ。
通信インターフェースは、ハードディスク、通信部インターフェース部、入力部18、およびディスプレイの入出力を管理するようになされている。
ディスプレイDSPは、CRTやLCDなどにより構成され、CPUの制御によってCPUの演算結果や外部からの入力データを表示する機能を持っている。
前記CPU、ROM、RAM、ハードディスク、通信インターフェース部、キーボードやマウスなどの入力部、およびディスプレイは、バスを介して、CPUを中心として相互に接続されている。
携帯電話機の基地局2は、携帯電話機4と無線で接続するための、携帯電話事業者が管理する設備であり、それがカバーするセル(PHSの場合はマイクロセル)内の携帯電話機4と、無線通信により情報を相互に伝達する働きをする。
また前記アプリケーションサーバ5は、本発明の各種の手段又はステップによる機能を実行するためのWebページを提供するWebサイト(以下、「応募受付サイト」と称する)をインターネットのWWW上に提供するWWWサーバとしても機能する。
オーディション応募者及び投票者の携帯電話機4は、携帯電話機の基地局2との通信機能と、ネットワーク1を介してブラウザ閲覧やメールの送受信をするSSL通信機能と、オーディションサイトの画面情報を受信して画面に表示する機能と、オーディションで投票する際の選択手段を備え、またキーボタンに対応して複数の応募者を同時に表示する画面表示機能と、前記複数の応募者のうちの特定の応募者を拡大表示する機能を持つ構成となっている。
アプリケーションサーバ5は、携帯電話機4とSSL通信するための相互認証機能やデーターベース6の制御を含むアプリケーションソフトウェアと、携帯電話機4から受信した携帯電話機のIDデータを格納するメモリとで構成されるサーバコンピュータである。
前記アプリケーションサーバ5は、登録済み参加者のメールアドレスを登録するメモリと、前記応募者がオーディションにエントリーする際の認証機能および重複防止機能と、前記メールアドレスの照合機能および重複防止機能と、前記投票者の投票結果に基づき被選抜者を投票対象とした次の段階の投票を前記投票者に通知する機能と、二回目以降の投票を繰り返し、最終選考結果を投票者に通知する機能を備えている。
前記携帯電話機4からアクセスできるネットワークには、例えばiモード(登録商標)、EZweb(登録商標)やヤフー(登録商標)ケータイなどのネットワークがある。
外部の携帯電話機4に対するコンテンツを供給する目的でネットワーク1にはアプリケーションサーバ5が接続され、このアプリケーションサーバ5は、オーディション応募者から送られてきた応募データや、オーディション応募者や投票者の携帯電話機4が持つ排他的に識別可能なIDなどを格納するデーターベース6に接続されている。
ID番号は、オーディション応募者が使用する携帯電話機4を、ネットワークを介した通信時に識別するためのID番号を表わすデータである。ID番号は、好適には、携帯電話機に備えられるSIM(Subsciber Identity Module)カードに保存される固有番号IMSI(International Mobile Subscriber Identity)あるいはその従属データが好ましい。ID番号は、数値に限られず、文字を使ったIDデータであってもよい。携帯電話機4とネットワーク1を介して情報の通信を行うアプリケーションサーバ5は、SSL暗号化通信時にこのID番号を取得することにより、携帯電話機4を特定することができる。
携帯電話機4の登録時には、アプリケーションサーバ5と携帯電話機4がSSL暗号化通信による接続を確立した後に、アプリケーションサーバ5が携帯電話機4にコマンドを送信することにより携帯電話機4のIDを取得し、アプリケーションサーバ5のデーターベースに前記IDを格納することにより携帯電話機4を登録する。
同一の携帯電話機4からのアプリケーションサーバ5に対する2回目以降のアクセスにおいては、アプリケーションサーバ5は前記データーベースの中から登録済IDを検索して、登録確認をして重複応募拒否や重複投票拒否をすることができる。
利用者の利便性を向上させるために、携帯電話機4がオーディションサイトにアクセスした後、アプリケーションサーバ5は前記コマンドで携帯電話機4からIDを取得して相手の携帯電話機4を特定した後に自動的にログインさせることもできる。
携帯電話機4は、データーベース6に会員登録されたID番号を持ち、会員登録済であれば、アプリケーションサーバ5を介してデーターベース6にデータを登録することができる。
上記において、他のサイトからリンクを張って誘導した他組織の会員でも、上記のSSL暗号化通信による接続を確立した後に、アプリケーションサーバ5が携帯電話機4のIDを取得し、データーベース6に登録することができる。
図2に示すように、オーディションはステップS01において第1次審査が行われ、この第1次審査と同時並行的にステップS02の第2次審査投票が行われ、この後対面形式の面接による最終段階オーディションとしてステップS03の第3次審査が行われる。説明を簡単にするため、ステップS01〜03で説明したが、ステップS02とステップ03の間には複数段の審査を先入れ先出し方式によって同時並行的に行うようにしてもよい。
投票は、先入れ先出し方式で行う。まず、図3に示すように応募者が9人揃った段階で第1グループG1の第1次審査を行う。審査はサイトアクセス権利を持つ有権者に1人につき1票を投票してもらい、例えば、上位3名を選出する。
前記上位3名は、9名の中から選ばれた時点で第1次審査を通過し、第2次審査投票に進む。一方、図4に示すように、第1グループG1の後に揃ったグループG2、G3の中から選ばれた2組の3名群を先の3名と一緒にして第2次審査を受ける9名の中に組み込む。この9名は前記Webオーディションと同じ方法で第2回目のオーディションを受け、上位3名は第2次審査の終了を待たずして、図5に示すように、第3次審査のWebオーディションへと進んで行く(先入れ先出し方式)。
3名を選抜する方法としては、例えば投票数が100名を越える順番が早い者順に3名を選抜する方法や、期限を限定してグループが形成されてから3日間に限定して、期間終了時の高得点者3名を選抜する方法も考えられる。
投票権の付与については、各審査グループに対して1回だけ付与する方法や、1日に1回の投票権を付与する方法などが考えられる。各グループに対して1回だけ付与する方法であれば、投票者は各段階における全グループに対して1回だけ投票が許される。
上記のように、9名ずつのグループを審査対象とすることにより最終審査以外は短時間で審査を上り詰めることが可能となるので、応募者は最終審査までの段階の審査結果を早く知ることができ、結果が忘れた頃に知らされるといったタイムラグがなくなる。尚、実施例では9名で1つの審査グループを作り、3名を選出するようにしたが、人数などはこれに限らない。
第2次審査(高次審査)は第1次審査よりも詳しいオーディションデータを使った投票とすることができる。例えば、フラッシュ画像データでは、応募者の素顔や、特技、演技能力などを自己アピールすることでタレント性を評価してもらう。この画像には、例えばアドビシステムズ株式会社のAdobeFlashLE(登録商標)3やMacromedia(登録商標)FlashLiteなどの閲覧ソフト技術を使って閲覧は可能であるがダウンロードは出来ない技術を使う。
また、音声データでは、歌や楽器演奏や声優吹き替えなどの自分の得意とする音声を提供してもらうことにより、映像と一緒あるいは音声のみでタレント性を評価してもらうことができる。
上記の第2次審査においては、投票者が応募者に対して応援メッセージを送ったり、臨時ブログを用意して前記投票者と応募者がブログを介してコミュニケーションをとることも可能である。また、投票結果はリアルタイムに表示されるので、従来のような閉鎖的な選考にはならない利点がある。
最終審査以外のレベルにおいては、画面の配置を投票数の順位で並べることにより、画面に表示された9名の中で誰の人気が一番高いのかを知ることができるので、この順位を参考にして投票することも可能となる。
また、ルーレット方式で、所定時間、例えば3秒毎に並べる順序を入れ換えて表示すれば、画面中での個人的な認識特性の差を軽減した投票結果が期待できる。この場合には、特定のボタンを押すことにより投票意志を示し、画面を固定することにより固定画面での投票モードに移行することができる。
第1グループG1〜第3グループG3までの各グループから上位3名が選抜され、選抜者の合計人数が9人になった時点で、第2次審査のグループG101が結成される。また審査が終了したグループについては、画面に表示しないため、個人情報が長期間オープンになってしまうことがない。
図5の横軸の応募の時間軸においては、各グループG1〜G10の1番目から10番目までがグループを構成する9人の応募者で、応募した順に番号が付けられている。そして、審査の時間軸については主催者が自由に設定できるようにしているため、必ずしも応募した順に第1次審査を行わず、例えばグループG3の特定の応募者に極めて多くの投票がなされている場合などには、グループG4をグループG3よりも先に第1次審査を行い、グループG3の特定の応募者にどれだけ投票が集まるかを確認してもよい。
図6は、敗者復活戦のグループ形成のプロセスを示している。敗者復活の審査では、最初の段階で第1次審査で選抜されなかった応募者同士あるいは後から応募して来た応募者と混在させたグループを形成することにより新しいグループでの新規審査を受けることを可能とした。
例えば、第1番目〜第3グループG1〜G3で落選した応募者18名を9名ずつ2つのグループに分け、各グループから1名を選抜し、この者を第2次審査に復活させる。尚、敗者復活のパターンは上記以外にも多くの方法があるが、敗者復活の審査も前記した先入れ先出しと同様に、他の審査と同時並行して行うことで、審査の効率が向上する。
敗者復活戦を導入することにより、特定次元の審査に落選した応募者に再チャレンジのチャンスを与えることが出来るだけでなく、前述の通り特定次元の審査に落選した応募者と新規応募者を組み合わせることにより、新規応募者の審査待ち時間を短縮することも出来るので、選抜する対象によって審査時間を調節することができるようになる。
図7は、応募/投票システムのフローチャートを示している。投票には別サイトの会員携帯電話機4からでも非登録の携帯電話機4からでも参加できる。
まず、携帯電話機4の利用者は、ステップPP01で携帯電話機4からネットワークにアクセスし、オーディションサイトを開く。
携帯電話機4の画面に応募か投票を選択する画面が出たら携帯電話機4の利用者はどちらかを選択する。応募を選択した場合は、ステップPP03にて応募の受け付け画面から入って所定の応募手続きを踏む。以降の応募手続き内容は図7のステップPE01からと同様の手続きとなる。
ステップPP02で投票を選択した場合には、ステップPP04において投票画面の選択を行う。これは、本発明システムの特徴であり、複数の投票段階を選択することにより同時進行的に複数の審査段階において投票が可能となるものである。
ステップPP04において、例えば第2審査段階を選択した場合には、固有IDを持つ携帯電話機4を使って第2審査段階の特定グループに対して投票したことがあるか否かを確認する。もし過去に前記特定グループに対して投票した履歴が残っていた場合には重複投票として認識され、ステップPP09に進み処理が終了する。
ステップPP05において重複投票が確認されなかった場合には、初回として認定され、ステップPP06において投票が可能となる。
ステップPP06における投票が有効になると、ステップPP07において、その投票を反映した投票結果が携帯電話機4の画面に表示され、自分の投票がどれほど投票結果に影響を与えたかが視覚によって認識できる。
ここで固有IDを持つ携帯電話機4を使った特定グループに対する投票権は消尽したが、まだ投票権の残っている他のグループが存在する場合には、ステップPP08における選択で他のグループに対する投票を続けることができる。
ステップPP08において、もう投票する意志がない場合には、終了を選択することによってステップPP09にて終了画面が表示される。
図8は、登録済み携帯電話によるオーディション応募プロセスを示している。
左側は携帯電話機4のプロセス、右側はアプリケーションサーバ5による処理を示している。
左側は携帯電話機4のプロセス、右側はアプリケーションサーバ5による処理を示している。
オーディション応募者は、ステップPE01で携帯電話機4からネットワークにアクセスし、オーディションサイトを開く。
ステップPE02で、アプリケーションサーバ5はデーターベース6を参照し、携帯電話機4から送られて来たメールアドレスデータが既に1回登録を済ませた記録のある携帯電話機のIDである場合には、その旨を前記携帯電話機4にメールで通知すると共に、受け付けを終了する。
前記ステップPE02にて携帯電話機4のID確認ができると、ステップPE03でオーディションの仮登録データをアプリケーションサーバ5に送信して仮登録をして携帯電話のメールアドレスを送り、ステップPE04で仮登録を受け付け、ステップPE05で前記メールアドレスにURLが記載されたメールを送信する。
ここで携帯電話機4が正しく登録されている携帯電話機であればアプリケーションサーバ5からの会員サイトのURLが記載されたメールを受け取り、ステップPE06で会員サイトの画面表示にて、会員規程などの情報を確認し、仮登録データを入力することが出来る。
前記仮登録データは、応募画面から公開データとして写真添付メール(同じ背景を持つ静止画3枚)、芸名、年齢、出身地、自己PR、登録希望カテゴリーを入力する。更に、非公開データとして本名と連絡先の住所、電話番号、メールアドレス(確認用)などである。
前記仮登録データに含まれる個人情報データに加え、応募番号データ、及びSSL暗号化通信で取得した携帯電話機4のID番号は、応募者単位ごとに相互に関連付けられてデータが管理され、ある応募者に関するいずれかのデータをキーとして、その応募者に関する他のデータを検索することができる。
アプリケーションサーバ5は、ステップPE07で、前記仮登録した情報が正しい情報であることを確認して認証を終了する。
次に、アプリケーションサーバ5は、ステップPE08で課金同意書の内容をメールで携帯電話機4に送る。
ステップPE09で携帯電話機4は課金同意書の文面を携帯電話機4の画面上で閲覧することにより確認できる。
携帯電話機4を操作する応募者は、課金同意書の内容に同意できる場合はステップPE10で課金同意のメッセージをアプリケーションサーバ5に送り、ステップPE11でアプリケーションサーバ5は前記応募者の登録を完了すると共に別プロセスで携帯電話機4に対してID番号を使って課金する。
ステップPE12にて、データーベース6に保存された初期登録データは、アプリケーションサーバ5に接続されたディスプレイに情報を表示することにより書式審査を受ける。
更にオーディション関係者は、前記応募者が応募画面に入力した仮登録データを確認し、例えば、添付された写真が有害な写真でないかどうかなどの書式審査をする。
前記書式審査が終わると、ステップPE13において、前記写真添付メールの同一背景を使って撮影された静止画3枚からフラッシュ画像を生成し、更に9名分の前記フラッシュ画像から9名の画像が1つの画面に入るようなサムネイル処理をする。
上記サムネイル処理の後に、セキュリティーを強化する目的で、前記サムネイル画像から生成したスライドショーフラッシュ画像には電子透かしを入れておけば万一画像が流出した際にも出所を明かにすることができる。
編集の終わったフラッシュ画像はステップPE13で応募者の携帯電話4に送られ、ステップPE14で応募者が内容に同意すればステップPE15で掲示同意を入力し、ステップPE16でアプリケーションサーバ5が提示同意を受信する。
提示同意を受けて、アプリケーションサーバ5はステップPE17にて前記サムネイルフラッシュ画像をアップロードして公開し、ステップPE18で作業を終了する。
上記において、携帯電話機4に対しては課金同意書などの契約事項をあらかじめオープニングの画面で表示して同意の可否を選択させることにより、ステップPE11から通信を開始することも考えられる。
図9(a)〜(c)はフラッシュ画像画面の例を示している。(a)は、オーディション審査でフラッシュ画像を表示した画面、(b)は、選択画像の拡大画面、(c)は選択画像の応募者プロフィールを表示した画面を示している。本実施例においては、複数の応募者を同時に表示する画面表示に表示される応募者の画像は、前記携帯電話機の1から9のボタンに対応させた9人分の画像とした。ここで、投票ボタンは前記選択画像の拡大画面の中に表示することができる。
同じ画面に9人分の画像を表示する場合においても、目立つ位置には個人差があり、単に良い位置に表示されたからという理由で投票が決まるのではオーディションの趣旨に反するので、例えば9人分の画像に携帯電話ボタンに対応させた番号(1〜9)を付与した上で、ゆっくり右方向に動かし、テレビ画面のラスタースキャンの様につづら折り移動させて画像位置に依存しない選択画面を構成することも考えられる。
また、投票者が前記携帯電話機の1から9のボタンに対応させた番号を付与した画像9人分の中から1人を選択した場合に、選択された画像を画面中央に配置し、残りの8人分の画像を輪転させることにより選択された画像と目立つ位置の画像を完結的に比較できるので、選択が正しかったかどうかの確認が楽になる。
図9(a)には、1番から9番までの9個のサムネイルフラッシュ画像が表示されている。表示画面7aの画像にカーソルを合わせて携帯電話機4の入力ボタン8の中の特定ボタンをクリックするかタッチセンサーパネルの場合は表示画面7aの画像をクリックすると画像が拡大されて図9(b)の画面7bに拡大画面が表示される。
ここで指定ボタンを押すと、図9(c)に示すように画像が拡大画像7bからプロフィール情報画面7cに表示切り替えされる。投票者は拡大画面7bとプロフィール情報画面7cによって9人の中からどの応募者に投票するかを意志決定する。前記投票者は何番のフラッシュ画像を選択したかを理解しているが、例えば他のデジタルカメラなどでプロフィールを撮影しても、同じ画面にフラッシュ画像とプロフィールが一緒に表示されることはないので、個人情報の悪用可能性を低減できる。
高い普及率を持つ携帯電話における画面一覧性を利用し、複数段階の審査を同時並行的に実施することにより、上次元での審査を前倒し実行し、全体として審査時間の短いオーディションなどを行うことができるので、結果として短時間で従来と同様の選考を行うことができ、オーディションの応募者と投票者をともに増やすことができるので高価な専用システムを使わずともコストパフォーマンスの高いオーディションシステムが提供できる。
1…ネットワーク、2…携帯電話機の基地局、3…基地局アンテナ、4…携帯電話機、5…アプリケーションサーバ、6…データーベース、7…携帯電話機の表示画面、8…携帯電話機の入力ボタン、9…ヘッダー画像、10…応募者写真その1、12…応募者写真その2、13…応募者写真その3、14…フッター画像、15…フラッシュ画像。
Claims (1)
- ネットワークに接続されたアプリケーションサーバと、IDを備えた携帯電話機とで構成されるオーディションシステムであって、
前記アプリケーションサーバは、オーディションの投票プログラムを実行するCPUを有し、
前記プログラムは、各段階の投票による審査を複数の応募者からなる投票対象となる審査グループに分け、低次の審査で選ばれた応募者を集めて高次の審査を行って最終審査に至る方式のプログラムと、
前記IDを識別することで前記審査グループ単位における同一携帯電話機からの重複投票を防止するプログラムと、
低次の審査の途中で高次の審査の審査グループを構成する人数が集まった段階で低次の審査は継続しつつ高次の審査を行う先入れ先出し方式のプログラムと、
低次の審査で選ばれなかった応募者を集め、その中から選ばれた応募者を高次の審査に組み込む敗者復活のプログラムと、
を含むことを特徴とするオーディションシステム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2009133779A JP2010282321A (ja) | 2009-06-03 | 2009-06-03 | 携帯電話機を使ったオーディションシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009133779A JP2010282321A (ja) | 2009-06-03 | 2009-06-03 | 携帯電話機を使ったオーディションシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010282321A true JP2010282321A (ja) | 2010-12-16 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101801046B1 (ko) | 2015-05-29 | 2017-11-27 | 레이디스트 주식회사 | 다중 서버 환경에서 랜덤 토너먼트를 수행하는 방법 및 시스템 |
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2009
- 2009-06-03 JP JP2009133779A patent/JP2010282321A/ja active Pending
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KR101801046B1 (ko) | 2015-05-29 | 2017-11-27 | 레이디스트 주식회사 | 다중 서버 환경에서 랜덤 토너먼트를 수행하는 방법 및 시스템 |
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