JP2010279429A - 帰還救急隊員消毒装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】帰還した救急隊員を容易かつ確実に消毒して、二次感染の拡大を防止する帰還救急隊員消毒装置を提供する。
【解決手段】帰還した救急隊員が入室する密封可能な消毒室1と、消毒室1にオゾンガスを供給するオゾン発生手段2と、救急隊員の滞在時間と消毒室1内のオゾン濃度の積であるCT値を演算可能なCT値演算手段3と、を備え、さらに、CT値が所定のCT規定値となったことを救急隊員に伝達する消毒完了伝達手段4を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、帰還救急隊員消毒装置に関する。
感染力の強い新型インフルエンザ等のウイルスや結核菌等の微生物に感染した要救護者を、救護・搬送する救急隊員は、二次感染防止のために防護服(特許文献1参照)を着用して出動し、帰還後に、防護服を廃棄処分又は消毒液噴霧式の消毒装置(特許文献2参照)で消毒することで二次感染の拡大を予防していた。
特開2005―2545号公報 実開平7−44914号公報
しかし、感染力の強いウイルスや微生物等の病原体が付着した虞れのある防護服を脱ぐときに、救急隊員自身が感染する虞れや、脱衣所等で病原体を拡散させる虞れがあった。
また、防護服脱衣前に全身、又は、脱衣後の室内を消毒するとしても、確実に消毒ができたか否かの判断が容易でなく定量化が困難であるため、消毒ができているにも関わらず、念入りに消毒を行う必要があり、多大な時間と労力を費やしてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、帰還した救急隊員を容易かつ確実に消毒して、二次感染の拡大を防止する帰還救急隊員消毒装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の帰還救急隊員消毒装置は、帰還した救急隊員が入室する密封可能な消毒室と、該消毒室にオゾンガスを供給するオゾン発生手段と、上記救急隊員の滞在時間と上記消毒室内のオゾン濃度の積であるCT値を演算可能なCT値演算手段と、を備え、さらに、上記CT値が所定のCT規定値となったことを上記救急隊員に伝達する消毒完了伝達手段を具備するものである。
また、帰還した救急隊員が入室する密封可能な消毒室と、該消毒室にオゾンガスを供給するオゾン発生手段と、上記救急隊員の滞在時間と上記消毒室内のオゾン濃度の積であるCT値を演算可能なCT値演算手段と、を備え、さらに、上記CT値が所定のCT規定値となるまで、上記消毒室の出口扉をロック状態にする出口規制手段を具備するものである。
また、上記消毒室内に、オゾン水で手に装着した手袋の洗浄が可能な手洗い手段と、オゾン水で靴底の洗浄が可能な足洗い手段と、を設け、さらに、上記手洗い手段が所定時間作動したか否かを検知する手洗い確認手段と、上記足洗い手段が所定時間作動したか否かを検知する足洗い確認手段と、を備えたものである。また、上記手洗い手段の作動が確認され、かつ、上記足洗い手段の作動が確認され、さらに、上記CT値が上記CT規定値の場合に、上記オゾン発生手段から上記消毒室へのオゾンガスの供給を終了するように構成したものである。
また、上記オゾン発生手段を、着脱自在かつ持ち運び可能に設けたものである。
また、上記救急隊員が出動したことを検知する出動検知手段を設け、上記救急隊員が出動した場合に、該救急隊員の帰還前に、上記消毒室内にオゾンガスを供給して、上記消毒室内のオゾンガス濃度を規定濃度とするように構成したものである。
本発明に係る帰還救急隊員消毒装置によれば、帰還した救急隊員の全身を容易にオゾンによって消毒できる。オゾンによる消毒がCT値によって明確になり、消毒作業を定量化して、確実に消毒を行うことができる。周囲や救急隊員自身への二次感染を確実に防止できる。消毒が確実に行なわれたことを容易に知ることができ、消毒作業時間の無駄を軽減できる。オゾンによる消毒なので、消毒薬品等の残留物や廃棄物が無く、周囲の環境に対して安全に使用できると共に、薬品等の管理保管の手間を軽減できる。
本発明の実施の形態を示す構成図である。 本発明を説明するフローチャート図である。
以下、図示の実施の形態に基づき本発明を詳説する。
本発明の帰還救急隊員消毒装置は、感染力の強い新型インフルエンザ等のウイルスや、病原性の菌等の微生物(病原体)に感染した又は感染の疑いのある要救護者を、救護し、現場から診断・治療施設等の医療機関へ搬送する者(以下救急隊員と呼ぶ)を、防護服着用状態で消毒する装置であって、図1に示すように、救急隊員が出動したことを検知する出動検知手段21と、帰還した救急隊員が入室する密封可能な消毒室1と、消毒室1にオゾンガスを供給するオゾン発生手段2と、消毒室1内(室内1a)の救急隊員の滞在時間と室内1aのオゾン濃度の積であるCT値を演算可能なCT値演算手段3と、CT値が所定のCT規定値になったことを救急隊員に伝達する消毒完了(CT規定値達成)伝達手段4と、を備えている。
また、消毒室1の出口扉50を所定のCT規定値となるまでロック状態にする出口規制手段5と、消毒室1から救急隊員が退室したことを確認する退室確認手段6と、救急隊員の退室が許可されたことをガイドする案内手段19と、消毒室1に救急隊員が入室することを許可する入室許可手段9と、消毒室1に救急隊員が入室したことを確認する入室確認手段8と、消毒室1の入口扉70をロック・解除可能な入口規制手段7と、室内を換気する換気手段18と、を備えている。
さらに、オゾン水を生成可能なオゾン水生成手段10と、オゾン水生成手段10からのオゾン水で手に装着した手袋の洗浄が可能な手洗い手段11と、オゾン水生成手段10からのオゾン水で靴底の洗浄が可能な足洗い手段12と、手洗い手段11が所定時間作動したか否かを検知する手洗い確認手段13と、足洗い手段12が所定作業時間作動したか否かを検知する足洗い確認手段14と、救急隊員に手洗い手段11の使用と足洗い手段12の使用を指示する指示手段15と、を具備している。
そして、出動検知手段21、オゾン発生手段2、CT値演算手段3、消毒完了伝達手段4、出口規制手段5、退室確認手段6、入口規制手段7、入室確認手段8、入室許可手段9、オゾン水生成手段10、手洗い確認手段13、足洗い確認手段14、指示手段15、換気手段18、案内手段19、は作動状態を電気信号で発信可能であって、信号を互いに送受信可能なように、制御手段20に有線又は無線接続されている。
制御手段20は、CPUやRAM・ROMを有するコンピューターや、素子を有する回路基盤や、リレー回路やシーケンサ等を有する制御盤等である。なお、制御手段20をCT値演算手段3に内蔵させても良い。
出動検知手段21は救急隊員が出動したことを出動信号として発信するように設けられている。例えば、出動検知手段21は、救急隊員の移動や要救護者の搬送が可能な救急車等の移動手段90の出発(発進)を検知するセンサ等の移動手段検知式の出動検知手段21aや、保健所や消防庁等からの出動要請がある無線機や電話等の受信を検知する受信検知式の出動検知手段21bや、出動する救急隊員あるいは出動を確認した者に操作される確認ボタンが操作されたことを検知するスイッチ検知式の出動検知手段21cや、出動を音声で知らせるスピーカ等の近傍に設けられた音声センサ等の出動音検知式の出動検知手段21d等である。
消毒室1は、消防署等の行政機関の建物内乃至その近傍に配設される。複数の帰還した救急隊員が入室可能な大きさに形成され、入口扉70及び出口扉50が閉じ、かつ、換気扇等の換気手段18の停止状態で密封(密閉)空間となる。
出口扉50近傍に、その出口扉50をロック状態と解除状態に切換可能な電子錠等の出口規制手段5を設けている。出口規制手段5は、演算されるCT値が所定のCT規定値となるまでロック状態を維持するものであって、出口扉50をロック状態にした場合に出口規制信号を発信し、解除状態にした場合に出口解除信号を発信する。
出口扉50の室外側近傍に、赤外線センサ等の退室確認手段6を設けている。退室確認手段6は、救急隊員が退室したことを検出すると退室信号を発信する。
入口扉70近傍に、その入口扉70をロック状態と解除状態に切換可能な電子錠等の入口規制手段7を設けている。入口規制手段7は、入口扉70をロック状態にした場合に入口規制信号を発信し、解除状態にした場合に入口解除信号を発信する。
入口扉70の室内1a側近傍に、赤外線センサ等の入室確認手段8を設けている。入室確認手段8は、救急隊員が入室したことを検出すると入室信号を発信する。
入口扉70の室外側近傍に、帰還救急隊員がオゾン防護マスクを装着しているか否かを確認して入室を許可する入室許可手段9を設けている。
入室許可手段9は、例えば、オゾン防護マスクを装着していることをその救急隊員に確認させる掲示板や鏡液晶画面等の確認用表示器と、救急隊員にオゾン防護マスクを装着していれば、操作するように設けられたボタン等の確認用入力器と、を有し、確認用入力器が操作されたことで入室を許可し許可信号を発信するように設けても良い。或いは、帰還救急隊員の顔を読み取る画像センサ等を設け、オゾン防護マスクの装着が確認されると、許可するもの。好ましくは、入室許可手段9を、要救護者の搬送を終え、防護服着用状態で帰還した救急隊員が、二次感染防止用マスクにオゾン水(又はアルコール)を噴霧させた消毒後に、オゾン防護マスクを装着したか否かを確認するように設ける。
室内1aには、CT値演算手段3が配設されている。CT値演算手段3は、室内1aのオゾン濃度を測定可能なセンサ等の測定部31と、室内1aに救急隊員が滞在した時間(滞在時間)を計測可能なタイマ部32と、測定部31が測定したオゾン濃度とタイマ部32が計測した滞在時間とを積算してオゾン殺菌(除菌)効果のCT値を演算処理可能な処理部34と、処理部34の演算結果を室内1aの救急隊員に伝達可能なLED等の表示器又はアラームやスピーカ等の音声出力機等の伝達部33と、を有している。
測定部31は、入室信号と入口規制信号と出口規制信号とが発信されると、オゾン濃度を測定するように設けている。タイマ部32は、入室信号と入口規制信号と出口規制信号とが発信されると、滞在時間の計測を開始する。また、処理部34は、入室信号と入口規制信号と出口規制信号が発信されるとCT値を演算すると共に、CT規定値が達成された場合に達成信号を発信する。伝達部33は、達成信号が発信されると所定のCT規定値になったことを室内1aの救急隊員に伝達する。つまり、伝達部33が、消毒完了伝達手段4であり、CT値演算手段3に消毒完了伝達手段4を一体状に設けている。なお、出動信号が発信された場合や、オゾン発生手段2がオゾンの供給を開始した場合に、測定部31がオゾン濃度の測定を開始するように設けても良い。
また、室内1aには、オゾン発生手段2が配設されている。
オゾン発生手段2は、出動信号が発信されるとオゾンガスの供給を開始する。そして、入室信号が発信される(帰還救急隊員が入室する)まで、室内1aのオゾン濃度を規定濃度とするように作動する。例えば、オゾン発生手段2に室内1aのオゾン濃度を測定可能な計測部を設け規定濃度とするように作動するように設ける。又は、CT値演算手段3と供働きして室内1aのオゾン濃度を規定濃度とするように設ける。言い換えると、オゾン発生手段2を、CT値演算手段3が測定したオゾン濃度の値に基づいて室内1aを規定濃度にするように設ける。
ここで、CT規定値は、オゾンによる十分な殺菌・消毒効果が得られる値であって、60ppm・min以上が望ましい。60ppm・min未満であると、十分な消毒・殺菌(除菌)効果を得られないからである。
また、規定濃度は、入室による外気との入れ換わりや救急隊員との接触による濃度の低下があっても、迅速にCT規定値が達成可能なオゾン濃度であって、6ppm以上が望ましい。6ppm値未満であると、入室の際に外気との入れ換わりや救急隊員との接触による濃度低下で濃度が低くなり過ぎて、CT規定値となるまでに時間がかかるからである。
例えば、CT規定値を60ppm・minとすれば、入室による外気との入れ換わりや救急隊員との接触による濃度の低下により消毒室1内のオゾン濃度が6ppmから4ppmに低下しても、滞在時間が15分でCT規定値が達成する。つまり、15分で防護服着用帰還救急隊員を消毒できる。
また、消毒室1を45〜50立方メータ、又は、45〜60立方メータに設けた場合に、規定濃度を20分以内で達成できるように、オゾン発生手段2からのオゾン発生量を500mg/h以上3000mg/h以下、又は、500mg/h〜5000mg/hに設定するのが好ましい。上記の下限値未満であると、救急隊員が帰還しているのに室内1aが規定濃度になっておらず、迅速な消毒が行なえないからである。また、上限値を越えると、救急隊員が帰還するよりも規定濃度に達するのが早すぎて、規定濃度を維持するためにオゾン発生手段2の起動・休止の繰り返し等で無駄な電力を消費してしまうからである。
また、オゾン発生手段2は、軽量・小型に形成されると共に、消毒室1から着脱自在、かつ、持ち運び自在(消毒室1から持ち出し自在)に設けている。つまり、消毒室1から離間して、移動手段90内乃至その近傍に載置可能に設けている。オゾン発生量を調節可能に設けると共に、タイマ機能によって起動・停止を時間制御可能に設けている。
さらに、室内1aには、オゾン水生成器等のオゾン水生成手段10を設けている。また、オゾン水が吐水する手洗い用蛇口11aとシンク11bとを有する手洗い手段11を設けている。また、オゾン水が吐水する足洗い用蛇口12aと足洗い場12bと足洗い用蛇口12aに接続されたホース12cとを有する足洗い手段12を設けている。また、手洗い手段11の近傍に手洗い確認手段13を設け、足洗い手段12の近傍に足洗い確認手段14を設けている。
手洗い確認手段13は、手洗い用蛇口11aが開操作されている時間、オゾン水生成手段10がオゾン水を供給している時間、吐水されている時間、の何れかによって、手洗い手段11が所定時間作動したか否かを検知し、所定時間の作動が確認されると手洗浄完了信号を発信する。
足洗い確認手段14は、足洗い用蛇口12aが開操作されている時間、オゾン水生成手段10がオゾン水を供給している時間、ホース12cの使用時間、吐水されている時間、の何れかによって、足洗い手段12が所定時間作動したか否かを検知し、所定時間の作動が確認されると足洗浄完了信号を発信する。また、手洗い手段11の洗浄完了信号の発信によって、作動が許可されるように設けている。つまり、洗浄する順番が管理されている。
手洗い手段11及び足洗い手段12の近傍に、手に装着した手袋のオゾン水による洗浄(手袋洗浄)や靴底のオゾン水による洗浄(靴底洗浄)を促すランプや掲示板等の表示器又はスピーカ等の音声出力機等の指示手段15を設けている。
この指示手段15は、例えば、「手洗い手段11の蛇口11aでオゾン水を吐水し、捨て水を15秒してから手袋洗浄を15秒以上行い、蛇口11aをオゾン水で殺菌してから止水する。」といった内容を伝達する手洗浄指示手段15aや、「足洗い手段12のホース12cからオゾン水を吐水し、捨て水を15秒以上してから靴底の洗浄を10秒以上行い、蛇口12a及びホース12cをオゾン水で殺菌してから止水する。」といった内容を伝達する足洗浄指示手段15bである。また、「入室後に、手袋洗浄を行い、その後、靴底洗浄を行なって、CT規定値が満たされるまで待機する。」といった内容を伝達するように設けても良い。
また、室内1aには、救急隊員に退室が許可されたことを、ランプ等の表示器やスピーカ等の音声出力機で、室内1aの救急隊員に伝達する案内手段19を設けている。
案内手段19は、出口解除信号が発信されると出口扉50が解除状態となったことを伝達する出口案内手段19aを有している。また、手洗浄完了信号と足洗浄完了信号とが発信されるとオゾン水による消毒・殺菌洗浄が適正に行なわれたことを伝達する洗浄完了案内手段19bを有している。また、CT値演算手段3からの達成信号に基づいてオゾンガスによる消毒・殺菌が適正に行なわれたことを伝達するように設けると共にCT規定値となったことを伝達する消毒完了伝達手段4とも言える消毒完了案内手段19cを有している。この3つの案内手段19a,19b,19cの伝達によって退出許可を案内するものである。
なお、本発明に於て、公的機関とは、消防庁、警察庁、警視庁、海上保安庁、防衛省等のことを言う。また、救急隊員とは、公的(行政)機関に属すると共に、ウイルスや微生物等に感染した要救護者を搬送・救護するための訓練を行なった有資格者であって、救急救命士、消防士、レスキュー隊員、警察官、海上保安官、自衛官、等のことである。言い換えると、所定の施設から要救護者を搬送・救護するために出動し、その後、出動した施設に防護服着用状態で帰還する者(隊員)とも言う。また、消毒とは、ウイルスを不活性化したり、病原性の細菌(微生物)を殺菌して、そのウイルスや微生物がヒトに対して有害でなくなる程度にすることである。
なお、本発明は設計変更可能であって、例えば、オゾン発生手段2とCT値演算手段3を一体状に設けても良い。オゾン発生手段2を消毒室1の室外から配管部材を介して室内1aにオゾンガスを供給するように配設しても良い。オゾン水生成手段10、手洗い確認手段13、足洗い確認手段14、入室確認手段8、を室外に設けても良い。退出確認手段6を室内に設けても良い。換気手段18として冷暖房空調機器を設けてもよい。また、出口扉50と入口扉70をどちらか一方のみを設けて、出入り口共用扉としても良く、その際は、出口規制手段5と入口規制手段7の兼用が可能である。また、手洗い手段11及び足洗い手段12が、洗剤を具備するよう設けても良い。また、消毒完了伝達手段4を、演算中のCT値が表示されるように設けても良い。手洗い手段11及び足洗い手段12を室内1aに複数設けても良い。また、指示手段15は、電気的制御に関係なく、常時表示可能な指示板等でも良い。
上述した本発明の帰還救急隊員消毒装置の使用方法(作用)について説明する。
救急隊員が防護服を着て帰還してくるような二次感染の虞れがある出動要請があると、救急隊員は防護服を装備或いは着用して出動する。
図2のステップS1に於て、出動検知手段21が救急隊員の出動を検知すると、出動信号を発信する。ステップS2に於て、オゾン発生手段2は発信された出動信号に基づいて密封状の室内1aにオゾンガスを供給する。
ステップS3に於て、オゾン発生手段2は、室内1aを規定濃度にする。オゾン発生手段2の計測部、又は、CT値演算手段3の測定部31によって、室内1aのオゾン濃度を測定し、規定濃度となるようにオゾン発生量を調整する。オゾン発生手段2は、救急隊員が帰還するまで、規定濃度以上を維持するように作動する。
ステップS4に於て、要救護者の搬送(任務)を終え、防護服着用状態で帰還した救急隊員は、入室許可手段9によって、オゾン防護マスクを装着しているか確認される。オゾン防護マスクの装着が確認されると入室が許可される。
ステップS5に於て、入室確認手段8によって帰還救急隊員の入室が確認されると、入室信号が発信される。ステップS6に於て、入口扉70が入口規制手段7にロックされ、出口扉50が出口規制手段5にロックされた室内ロック状態となる。帰還救急隊員を室内1aに閉じ込めるように収容する。
室内ロック後に、ステップS61に於て、CT値演算手段3は、入室信号と入口規制信号と出口規制信号が発信されたことでCT値の演算を開始する。CT値が所定のCT規定値となると、ステップS62に進む。
ステップS62に於て、CT値演算手段3は達成信号を発信する。
ステップS63に於て、消毒完了伝達手段4(伝達部33及び消毒完了案内手段19c)は達成信号が発信されると、CT規定値になったことを室内1aの帰還救急隊員に伝達する。
また、室内ロック後に、手洗浄指示手段15a(15)は、入室信号と入口規制信号と出口規制信号が発信されたことにより室内1aの帰還救急隊員に手袋洗浄をするように指示する。
ステップS64に於て、手洗い確認手段13は、手洗い手段11が所定時間作動したか否かを確認し、作動が確認されれば、ステップS65に進む。
ステップS65に於て、手洗い確認手段13から手洗浄完了信号が発信される。手洗浄完了信号によって足洗い手段12の作動(使用)が可能となる。足洗浄指示手段15b(15)は手洗浄完了信号によって室内の帰還救急隊員に靴底を洗浄するように指示する。
ステップS66に於て、足洗い確認手段14は、足洗い手段12が所定時間作動したか否かを確認する。作動が確認されれば、ステップS67に進む。
ステップS67に於て、足洗い確認手段14から足洗浄完了信号が発信される。手洗浄完了信号と足洗浄完了信号の発信によって、洗浄完了案内手段19bは、洗浄が適正に行なわれたことを室内の帰還救急隊員に伝達する。
ステップS7に於て、手洗い手段11の作動が確認された手洗浄完了信号と、足洗い手段12の作動が確認された足洗浄完了信号と、CT値がCT規定値となった達成信号と、が発信された場合に、ステップS8に進む。
ステップS8に於て、オゾン発生手段2はオゾンガスの供給を終了し、CT値演算手段3は測定や演算を終了し、出口規制手段5はロックを解除する。出口規制手段5は出口解除信号を発信する。
ステップS9に於て、出口解除信号が発信されたことで出口案内手段19aが出口扉からの退出が可能になったことを室内1aの帰還救急隊員に伝達する。
ステップS10に於て、達成信号と、手洗浄完了信号と、足洗浄完了信号と、出口解除信号と、が発信されたことで、案内手段19は、帰還救急隊員の退室が許可されたことを案内する。
ステップS11に於て、退室確認手段6は、救急隊員の退室が確認されれば、退室信号を発信する。
ステップS12に於て、退室信号の発信に基づいて換気手段18は起動し、室内1aを換気する。
ステップS13に於て、所定換気時間経過すれば、制御手段20から換気停止信号が送信される。
ステップS14に於て、換気手段18が停止する。帰還救急隊員消毒装置の使用が終了される。なお、消毒室1には複数人を同時に消毒可能であるが説明を容易にするために、一人が入室して消毒された後、退室する場合で説明した。
以上のように、本発明は、帰還した救急隊員が入室する密封可能な消毒室1と、消毒室1にオゾンガスを供給するオゾン発生手段2と、救急隊員の滞在時間と消毒室1内のオゾン濃度の積であるCT値を演算可能なCT値演算手段3と、を備え、さらに、CT値が所定のCT規定値となったことを救急隊員に伝達する消毒完了伝達手段4を具備するので、帰還した救急隊員の全身を容易にオゾンによって消毒できる。オゾンによる消毒がCT値によって明確になり、消毒作業を定量化して、確実に消毒を行うことができる。周囲や救急隊員自身への二次感染を確実に防止できる。消毒が確実に行なわれたことを容易に知ることができ、消毒作業時間の無駄を軽減できる。オゾンによる消毒なので、薬品等の残留物や廃棄物が無く、周囲の環境に対して安全に使用できると共に、消毒薬品等の管理保管の手間を軽減できる。帰還救急隊員が装着していた、ヘルメット、ゴーグル、マスク、防護服、手袋等の再利用が可能になる。
また、帰還した救急隊員が入室する密封可能な消毒室1と、消毒室1にオゾンガスを供給するオゾン発生手段2と、救急隊員の滞在時間と消毒室1内のオゾン濃度の積であるCT値を演算可能なCT値演算手段3と、を備え、さらに、CT値が所定のCT規定値となるまで、消毒室1の出口扉50をロック状態にする出口規制手段5を具備するので、帰還した救急隊員の全身を容易にオゾンによって消毒できる。オゾンによる消毒がCT値によって明確になり、消毒作業を定量化して、確実に消毒を行うことができる。周囲や救急隊員自身への二次感染を確実に防止できる。消毒が確実に行なわれたことを容易に知ることができ、消毒作業時間の無駄を軽減できる。オゾンによる消毒なので、消毒薬品等の残留物や廃棄物が無く、周囲の環境に対して安全に使用できると共に、薬品等の管理保管の手間を軽減できる。帰還救急隊員が装着していた、ヘルメット、ゴーグル、マスク、防護服、手袋等の再利用が可能になる。
また、消毒室1内に、オゾン水で手に装着した手袋の洗浄が可能な手洗い手段11と、オゾン水で靴底の洗浄が可能な足洗い手段12と、を設け、さらに、手洗い手段11が所定時間作動したか否かを検知する手洗い確認手段13と、足洗い手段12が所定時間作動したか否かを検知する足洗い確認手段14と、を備えたので、オゾンガスに加えてオゾン水で消毒できる。全身の隅々まで確実に消毒でき、二次感染を防止できる。洗浄の手順等の管理を行なうことができる。オゾンガスによる全身の消毒と、オゾン水による細部の隠れた部分の消毒を1つの消毒室1内で、同時に効率よく行なうことができる。
また、手洗い手段11の作動が確認され、かつ、足洗い手段12の作動が確認され、さらに、CT値がCT規定値の場合に、オゾン発生手段2から消毒室1へのオゾンガスの供給を終了するように構成したので、確実かつ適切な消毒を行え、消毒忘れ等の人為的ミスの発生を防止できる。
また、オゾン発生手段2を、着脱自在かつ持ち運び可能に設けたので、帰還した救急車等の移動手段90内や周囲、救護に使用した器材等をオゾンガスで消毒できる。
また、救急隊員が出動したことを検知する出動検知手段21を設け、救急隊員が出動した場合に、救急隊員の帰還前に、消毒室1内にオゾンガスを供給して、消毒室1内のオゾンガス濃度を規定濃度とするように構成したので、帰還後、即座に消毒を行なうことができる。消毒室1内の滞在時間を少なくでき効率よく消毒できる。
1 消毒室
2 オゾン発生手段
3 CT値演算手段
4 消毒完了伝達手段
5 出口規制手段
11 手洗い手段
12 足洗い手段
13 手洗い確認手段
14 足洗い確認手段
21 出動検知手段
50 出口扉

Claims (6)

  1. 帰還した救急隊員が入室する密封可能な消毒室(1)と、該消毒室(1)にオゾンガスを供給するオゾン発生手段(2)と、上記救急隊員の滞在時間と上記消毒室(1)内のオゾン濃度の積であるCT値を演算可能なCT値演算手段(3)と、を備え、
    さらに、上記CT値が所定のCT規定値となったことを上記救急隊員に伝達する消毒完了伝達手段(4)を具備することを特徴とする帰還救急隊員消毒装置。
  2. 帰還した救急隊員が入室する密封可能な消毒室(1)と、該消毒室(1)にオゾンガスを供給するオゾン発生手段(2)と、上記救急隊員の滞在時間と上記消毒室(1)内のオゾン濃度の積であるCT値を演算可能なCT値演算手段(3)と、を備え、
    さらに、上記CT値が所定のCT規定値となるまで、上記消毒室(1)の出口扉(50)をロック状態にする出口規制手段(5)を具備することを特徴とする帰還救急隊員消毒装置。
  3. 上記消毒室(1)内に、オゾン水で手に装着した手袋の洗浄が可能な手洗い手段(11)と、オゾン水で靴底の洗浄が可能な足洗い手段(12)と、を設け、
    さらに、上記手洗い手段(11)が所定時間作動したか否かを検知する手洗い確認手段(13)と、上記足洗い手段(12)が所定時間作動したか否かを検知する足洗い確認手段(14)と、を備えた請求項1又は2記載の帰還救急隊員消毒装置。
  4. 上記手洗い手段(11)の作動が確認され、かつ、上記足洗い手段(12)の作動が確認され、さらに、上記CT値が上記CT規定値の場合に、上記オゾン発生手段(2)から上記消毒室(1)へのオゾンガスの供給を終了するように構成した請求項3記載の帰還救急隊員消毒装置。
  5. 上記オゾン発生手段(2)を、着脱自在かつ持ち運び可能に設けた請求項1,2,3又は4記載の帰還救急隊員消毒装置。
  6. 上記救急隊員が出動したことを検知する出動検知手段(21)を設け、
    上記救急隊員が出動した場合に、該救急隊員の帰還前に、上記消毒室(1)内にオゾンガスを供給して、上記消毒室(1)内のオゾンガス濃度を規定濃度とするように構成した請求項1,2,3,4又は5記載の帰還救急隊員消毒装置。
















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