JP2010279315A - Combine harvester - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、農業用の穀粒収穫作業機であるコンバインに関する。 The present invention relates to a combine which is an agricultural grain harvesting machine.
本発明の対象となる掻込み式のコンバインは、走行装置により機体を走行させると、圃場の穀稈を回転する掻込リールにより掻込み、刈刃により穀稈を刈り取り、刈り取られた穀稈はオーガで集められ、搬送装置により脱穀装置の脱穀室に供給され、脱穀される。
このとき、圃場の穀稈の状態によって掻込リールの作用効率を良くするため、掻込リールの刈取フレームに対する前後位置と上下位置を調節する。
The rake-type combine that is the subject of the present invention, when the machine is driven by a traveling device, rakes the cereals in the field with a scraping reel that rotates, cuts the cereals with a cutting blade, They are collected in the auger, supplied to the threshing chamber of the threshing device by the conveying device, and threshed.
At this time, the front / rear position and the vertical position of the scraping reel with respect to the cutting frame are adjusted in order to improve the working efficiency of the scraping reel according to the state of the grain straws in the field.
また、前記刈取フレームの底板の下面には左右方向の取付軸を設け、該取付軸には左右にそれぞれ前側感知板を回動自在に取付け、左右の前側感知板にはプレートの回動量を検出する刈取高さセンサを設けているので、刈取部が下降して、前側感知板が圃場に接触すると取付軸を中心に回動し、これにより刈取高さセンサが刈取部の高さを検出し、この信号により刈取部の高さを一定にする刈取高さ制御をする。 In addition, a mounting shaft in the left-right direction is provided on the lower surface of the bottom plate of the cutting frame, and a front sensing plate is rotatably mounted on each of the mounting shafts, and the amount of rotation of the plate is detected on the left and right front sensing plates. Therefore, when the cutting part descends and the front sensing plate comes into contact with the field, it rotates around the mounting shaft, so that the cutting height sensor detects the height of the cutting part. The cutting height control is performed to make the height of the cutting portion constant by this signal.
また、前側感知板のそれぞれの後側には後側感知板を回動自在に取付け、前側感知板と後側感知板の間にバネを設け、該バネは前側感知板を後下がりに、後側感知板を前下がりになるように付勢しているから、機体を後進させたとき、後側感知板は前側感知板に圃場面あるいは株等が当接するのを防止して、後側感知板のみならず前側感知板を取付軸中心に上方回動させて退避させる。 In addition, a rear sensor plate is pivotally mounted on the rear side of each front sensor plate, and a spring is provided between the front sensor plate and the rear sensor plate, and the spring moves the front sensor plate downward and rear sensor. Since the plate is energized so as to be lowered forward, the rear sensing plate prevents the farm scene or stock from coming into contact with the front sensing plate when the aircraft is moved backward, and only the rear sensing plate In other words, the front side sensing plate is pivoted upward about the mounting shaft and retracted.
前記特許文献1記載の発明では、刈取部の高さを一定にするための制御に用いるセンサが複数あるので、何れのセンサにより制御を行うかの判断を容易にするために、別個のスイッチまたはダイヤルを設けておき、必要に応じてオペレータが選択して操作できる構成になっていた。しかし、この場合も操作具が多数あるので操作が煩わしいだけでなく、製造コストがかさむ原因になっていた。
In the invention described in
本発明の課題は、安価で、しかも刈取部の高さの制御が容易になる掻込リールを装着したコンバインを提供することである。 An object of the present invention is to provide a combine equipped with a take-up reel that is inexpensive and easy to control the height of a cutting part.
本発明の課題は、次の解決手段により解決される。
すなわち、請求項1記載の発明は、機体の前側に配置した穀稈を刈り取る刈取部(4)と、該刈取部(4)の底部に設けた刈取部(4)の対地高さを検出する接地センサ(40)と、刈取部(4)の対機体高さを検出する刈取高さセンサ(66)と、刈取部(4)を機体に対して昇降させる昇降手段とを備えたコンバインにおいて、刈取部(4)の機体に対する高さを設定する刈取高さ設定ダイヤル(52)と、該刈取高さ設定ダイヤル(52)により設定された刈取部(4)の機体に対する高さに応じて接地センサ(40)と刈取高さセンサ(66)とによる検出値のいずれか一方の検出値に基づいて刈取部(4)の機体に対する高さの制御を行う制御装置(60)を設けたコンバインである。
The problems of the present invention are solved by the following means.
That is, the invention according to claim 1 detects the height of the ground between the cutting part (4) for cutting the cereals arranged on the front side of the machine body and the cutting part (4) provided at the bottom of the cutting part (4). In a combine provided with a grounding sensor (40), a cutting height sensor (66) for detecting the height of the cutting unit (4) with respect to the machine, and a lifting means for raising and lowering the cutting unit (4) with respect to the machine. A cutting height setting dial (52) for setting the height of the cutting part (4) with respect to the airframe, and grounding according to the height of the cutting part (4) with respect to the airframe set by the cutting height setting dial (52) A combine provided with a control device (60) for controlling the height of the cutting unit (4) relative to the airframe based on one of the detection values of the sensor (40) and the cutting height sensor (66). is there.
請求項1記載の発明によれば、刈取部4の機体に対する高さに応じて接地センサ40と刈取高さセンサ66の2つの高さセンサを自動的に使い分けることで制御操作が簡単となり、切り換え操作に必要な部品点数が従来より少なくて済み、製造コストを低減して安価に提供することができる。
According to the first aspect of the invention, the control operation is simplified by automatically using the two height sensors of the
本発明の実施例について以下図面と共に説明する。
図1には本発明の実施例のコンバインの右側面図を示し、図2には図1のコンバインの掻込リール部分の側面図を示し、図3には、図1のコンバインの掻込リールの前後移動機構の平面図を示し、図4には、図1のコンバインの刈取部の刈取接地センサ取付部の側面図を示す。なお、本明細書ではコンバインに搭乗して前進方向に向かって左、右方向をそれぞれ左、右といい、前、後方向をそれぞれ前、後ということにする。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 shows a right side view of a combine according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 shows a side view of a take-up reel portion of the combine of FIG. 1, and FIG. 3 shows a take-up reel of the combine of FIG. FIG. 4 is a side view of a cutting ground sensor mounting portion of the combine cutting portion of FIG. 1. In this specification, the left and right directions are referred to as left and right, respectively, and the front and rear directions are referred to as front and rear, respectively.
コンバインには機体フレーム1と機体フレーム1の下方に走行装置2を設け、機体フレーム1の上方左側に脱穀装置(図示せず)を設け、脱穀装置の前側には刈取部4を設ける。刈取部4で刈り取られて脱穀装置に搬送され脱穀装置で脱穀された穀粒はグレンタンク43で貯留された後、グレンタンク43内の穀粒はオーガ44から外部に排出される。
The combine is provided with a
刈取部4は平面視四角枠からなる刈取フレーム5と該刈取フレーム5の四角枠に一体的に取り付けられる上方が開口し、刈取フレーム5の一部であるバスケット体6とバスケット体6の前方に支持される分草体7を設け、該分草体7により分草した穀稈を掻き込む掻込リール8を設け、掻込リール8の下方には刈刃14(図2)を設け、刈刃14の後側には刈取った穀稈を集めるオーガ(図示せず)を設ける。刈取フレーム5の後壁には搬送装置23の始端部を接続し、搬送装置23の終端は脱穀装置の脱穀室(図示省略)に接続する。
The cutting unit 4 has a
また、刈取部4は刈取フレーム5または搬送装置23と機体フレーム1との間に刈取部上下シリンダ(昇降駆動手段)を設けて、該シリンダの伸縮により刈取部4を上下自在に構成する。そして適所に刈取高さセンサ66(図1参照)を設けて、このセンサ66で刈取部4の対機体高さを検出する。すなわち、刈取高さセンサ66が刈取部4の上下回動支点部に設けられており、刈取高さセンサ66が機体フレーム1に対する刈取部4の上下回動角度を検出することで、機体フレーム1に対する刈取部4の高さを検出する。
Further, the cutting unit 4 is provided with a cutting unit vertical cylinder (lifting / lowering driving means) between the
また、掻込リール8の中心部には左右方向に伸びる回転中心軸(図示せず)が設けられ、該回転中心軸の左右両端部に一対のリール取付部材9を固定する。該リール取付部材9には回転中心軸を中心として放射状に突出する複数の腕杆10を取り付け、隣接する腕杆10の先端部同士を互いに補強杆11により連結して全体として多角形状を呈して構成する。各腕杆10の先端には、リールタイン12の基部を回動自在に軸支する。掻込リール8の横回転中心軸の左右両端に設けられるリール取付部材9はそれぞれボス部13に回動自在に軸支され、該ボス部13は左右一対のリール支持アーム(支持部材)15の先側部に、該リール支持アーム15の長手方向(機体前後方向)に摺動自在に取り付けられている。該ボス部13のリール支持アーム15上の摺動はロッド21とリール前後用アーム20により行われる。すなわち、図3の平面図に示すようにリール前後用モータ18によって前後方向に回動するリール前後用アーム20の基部を、リール支持アーム15に対して前後回動自在に取り付け、該リール前後用アーム20の上端部とボス部13との間をロッド21で連結している。
Further, a rotation center shaft (not shown) extending in the left-right direction is provided at the center portion of the take-up reel 8, and a pair of reel mounting members 9 are fixed to the left and right end portions of the rotation center shaft. The reel mounting member 9 is provided with a plurality of
また、リール支持アーム15は、その基部が刈取フレーム5に上下動自在に回動軸15aを中心として回動自在に軸支されており、リール支持アーム15の中間部が刈取フレーム5に基部が取り付けられたリール上下油圧シリンダ17の先端に支持されているので、リール支持アーム15の上下動はリール上下油圧シリンダ17により行われ、掻込リール8の昇降位置が変更される。
なお、図2の円Cは、掻込リール8の回転時におけるリールタイン12の先端軌跡である。
The
2 is a tip locus of the
以上の構成によりリール前後用モータ18を作動させると、リール前後用アーム20が前後方向に回動し、ロッド21を介してボス部13がリール支持アーム15の上を長手方向に摺動し、掻込リール8の前後位置が変更される。
When the reel front /
上記構成により、次のような作用がある。
走行装置2により機体を走行させると、回転する掻込リール8のリールタイン12により圃場の穀稈を掻き込み、穀稈の株元を分草体7により分草し、分草された穀稈は刈刃14により刈取られ、刈取られた穀稈は図示しないオーガで集められ、搬送装置により脱穀装置の脱穀室に供給され、脱穀される。
The above configuration has the following effects.
When the vehicle is driven by the
このとき圃場の穀稈の状態によって、掻込リール8の作用効率を良くするため、前記掻込リール8の刈取フレーム5に対する前後位置を調整するために、リール前後用モータ18を作動させ、リール前後用アーム20の回動をロッド21を介してボス部13に伝達してリール支持アーム15の上を長手方向にボス部13を摺動させて行う。
At this time, the reel front /
また、図4に示すように、刈取フレーム5と一体のバスケット体6の底板6aの下面には左右方向の回動軸31を設け、回動軸31には左右にそれぞれ前側感知板32を固定して回動自在に設け、前側感知板32の後端部と後側感知板33の前端部との間を中間回動軸34で連結し、後側感知板33の前端部を中間回動軸34で上下回動自在に軸着する。前側感知板32と後側感知板33は刈幅に略等しい幅の平面視四角形状の板体からなり、図4に示すように底板6aの左右両側にそれぞれ位置するように配置する。
Further, as shown in FIG. 4, a rotating
前側感知板32にはバネ30の前端を係止し、バネ30の後端は後側感知板33に係止する。そのため後側感知板33の後端部は刈取フレーム5と一体のバスケット体6側にバネ30により圧接される状態で支持されており、後側感知板33の後端部は、バスケット体6の底面6aに摺動自在に接触している。
The front end of the
なお、バネ30は引張バネ体で構成し、前側感知板32を後下がりに後側感知板33を前下がりになるようにそれぞれ付勢し、後側感知板33は機体を後進走行させる際に圃場面への突込みを防止する機能と、前側感知板32の上面側への泥土の侵入を防ぐ機能とを有する。
The
図4に示すように刈取フレーム5(図1)と一体のバスケット体6より突き出る回動軸31にはアーム35を固定し、アーム35には係合ピン36を設け、係合ピン36には二股状の接触子37に形成した係合溝37aを係合させ、接触子37の基部は軸39により回動自在にバスケット体6側に取付け、バスケット体6側には軸39の回転を介して接触子37の回動量(=刈取部4に軸支した前側感知板32の上下回動角度)を検出して圃場面に対する刈取部4の高さを検出する接地高さセンサ(ポジションセンサ)40を構成する。
As shown in FIG. 4, the arm 35 is fixed to the
この接地高さセンサ40を機体の左右に一対設ける。即ち、刈取部4が下降して、前側感知板32が圃場に接触すると回動軸31を中心に上方に回動し、これによりアーム35が回動軸31を中心に回動し、アーム35に設けた係合ピン36が移動し、係合ピン36の移動によって接触子37が回動し、これにより刈取部4の接地高さが検出できる。
A pair of
前記アーム35には前側感知板32を上昇回動側に付勢するバネ41の前端を係止し、バネ41の後端は調節ボルト42に係止し、調節ボルト42はバスケット体6側の固定部に螺合させる。したがって、調節ボルト42によりバネ41を牽引すると、このバネ41の弾力が強くなって接地高さセンサ40の感度は鈍くなり、バネ41を緩めると、感度は敏感になるので、圃場によって調節する。
The arm 35 is engaged with the front end of a spring 41 that urges the
また、本実施例のコンバインでは図5の制御ブロック図に示すように、コンバイン制御コントローラ60には次のような入力側機器と出力側機器が接続される。すなわち、コンバイン制御コントローラ60は、刈取部4と脱穀部をそれぞれ作動させる刈取・脱穀クラッチ51と刈取部4の高さを任意に変更できる刈高設定ダイヤル52と刈取部4の機体フレーム1に対する高さを検出する対機体刈取高さセンサ66、刈取部接地高さを検出する左右一対の接地センサ40,40、また出力側には図示しない刈取昇降油圧シリンダの伸縮度合いの調整により刈取部4の高さを上下させる油圧バルブが接続している。
In the combine of this embodiment, as shown in the control block diagram of FIG. 5, the
図6には刈取部4による刈取高さ制御のフローチャートを示す。
ここでは、刈高設定ダイヤル52で設定した値(目標値)により接地センサ40で刈取高さを制御するか対機体刈取高さセンサ(対機体センサ)66かを切り換える。即ち、刈高設定ダイヤル52による設定値はゼロvから5vの範囲のアナログ値であり、その中間値である2.5vを刈取ダイヤ値が中間値であるとしている。そこで刈高設定ダイヤル値が2.5v未満であると刈取低位置制御として、接地センサ40による制御を行い、2.5v以上であると刈取高位置制御として対機体刈取高さセンサ66による制御に切り換える。
FIG. 6 shows a flowchart of cutting height control by the cutting unit 4.
Here, depending on the value (target value) set with the cutting
まず、刈取・脱穀クラッチ51が作動して穀稈の刈り取りと脱穀が始まり、接地センサ40による検出値が接地センサ40の制御域の下限値以下である場合であって、対機体刈取高さセンサ(対機体センサ)66の検出値が対機体センサ66の下限回避値より小さければ、刈取部4を速やかに上昇させる(ステップa)。これは、刈取部4が地面に突っ込むことを防ぎながら、刈取部4を出来るだけ速く適正な高さまで上げるためである。また、接地センサ40による検出値が接地センサ40の制御域の下限値以下である場合であって、刈取高さセンサ66の検出値が対機体センサ66の下限回避値を超える値であれば、刈取部4を標準高さまでゆっくり上昇させる(ステップb)。
First, the reaping / threshing clutch 51 is actuated to start harvesting and threshing the cereal, and the detected value by the
また、接地センサ40が、接地センサ40の制御域の下限値を超える高さを検出し、さらに刈高設定ダイヤル52で設定した値が、刈取高位置制御と刈取低位置制御とを切り換えるための境界値として設定されるダイヤル中間値を超える場合(=対機体センサ66の制御域)は、対機体センサ66による刈取部4の高さ制御を実施し、ダイヤル位置により刈取部4の目標高さを設定して(ステップc)、対機体センサ66による検出値が刈取部4の目標高さを超えると刈取部4を速やかに下降させ(ステップd)、また対機体センサ66による検出値が刈取部4の目標高さ以下になると刈取部4を速やかに上昇させる(ステップe)。
The
また、刈高設定ダイヤル52で設定した目標値が、前記中間値以下の場合は、接地センサ40の検出値を用いて制御を行う。接地センサ40の検出値が接地センサ40の制御域の上限値を超えると刈取部4を速やかに下降させ(ステップf)、接地センサ40の検出値が、該接地センサ40の制御域の上限値未満であれば、刈取低位置制御判定中に刈高設定ダイヤル52で刈取部4の高さを設定する(ステップg)。刈高設定ダイヤル52で刈取部4の高さが設定されると、接地センサ40の検出値が、接地センサ40の制御域の目標値を超える場合は、刈取部4をゆっくり下げて標準位置に設定する(ステップh)。また刈高設定ダイヤル52で設定された刈取部4の高さが接地センサ40の制御域の目標値以下である場合は、刈取部4をゆっくり上昇させて標準位置に設定する(ステップi)。
If the target value set with the cutting
このように、刈取高さセンサ66による検出値で刈取部4を上昇させる必要があるとき(ステップa、ステップe)は、刈取部4を速やかに上昇させ刈取部4が地面に突っ込むことを防ぎながら、刈取部4を出来るだけ速く適正な高さまで上げるためである。 Thus, when it is necessary to raise the cutting unit 4 with the value detected by the cutting height sensor 66 (step a, step e), the cutting unit 4 is quickly raised to prevent the cutting unit 4 from being pushed into the ground. The reason is that the mowing unit 4 is raised to an appropriate height as quickly as possible.
また、このように刈取部4の上下動の動作を対機体センサ66の検出値に基いて行う場合は速くしても支障はないが、接地センサ40の検出値に基づいて行う場合は刈取部4が地面に接触しやすいのでゆっくり高さ調整することで、刈取部4の破損を未然に防ぐことが出来る。
In addition, when the vertical movement of the cutting unit 4 is performed based on the detection value of the
以下の実施例では刈取部4に刈取部専用の静油圧式無段変速装置(以下、HSTという)を設けている場合に、刈取部4の回転数を検出する回転数センサとHSTのトラニオン軸ポジションセンサとを設けている。 In the following embodiments, when a hydrostatic continuously variable transmission (hereinafter referred to as HST) dedicated to the mowing unit is provided in the mowing unit 4, a rotational speed sensor that detects the rotational speed of the mowing unit 4 and a trunnion shaft of the HST A position sensor is provided.
上記構成で、刈取部4の回転数による回転数制御を行い、刈取部4の回転数センサの検出値に異常があるとトラニオン軸ポジションセンサの検出値により刈取部4の作動制御を行う。また、回転数センサによる刈取部4の回転数の検出値に変化が無いときには刈取部回転数が異常と判定してモニタに表示し、トラニオン軸ポジションセンサの検出値で刈取部4の作動制御を行う。 With the above configuration, the rotational speed control is performed based on the rotational speed of the cutting unit 4, and if the detected value of the rotational speed sensor of the cutting unit 4 is abnormal, the operation of the cutting unit 4 is controlled based on the detected value of the trunnion shaft position sensor. When there is no change in the detected value of the rotational speed of the cutting unit 4 by the rotational speed sensor, the rotational speed of the cutting unit is determined to be abnormal and displayed on the monitor, and the operation control of the cutting unit 4 is controlled by the detected value of the trunnion shaft position sensor. Do.
また、トラニオン軸ポジションセンサの検出値に変化がないと、トラニオン軸のポジション制御に異常があると考えられるので、そのときは、刈取部回転数センサによる刈取部回転数に異常がなければ刈取部回転数センサの検出値に基づいて刈取部4の作動制御を行う。この制御のフローチャートを図7に示す。
従って刈取部回転数センサが故障しても作業を続行できる。
Also, if there is no change in the detection value of the trunnion shaft position sensor, it is considered that there is an abnormality in the position control of the trunnion shaft. Operation control of the cutting unit 4 is performed based on the detection value of the rotation speed sensor. A flowchart of this control is shown in FIG.
Therefore, the operation can be continued even if the reaper rotation speed sensor breaks down.
グレンタンク43内の穀粒を外部に排出する伸縮するズーム式オーガ44を設けている場合に、ズーム式オーガ44の縮み出力を一定時間出してもポジションに変化がない場合は、オーガ内での籾圧縮中であると判断し、警報を発する。これはオーガ44内での籾圧縮による螺旋の破損を防止するためである。
If there is a
前記ズーム式オーガ44の縮み出力時に異常を検出すると、一定時間の間はオーガ44が伸びる方向への出力を行い、その後で籾排出のためのオーガ螺旋の駆動用クラッチをオンとして籾排出を行う。
If an abnormality is detected during the contraction output of the
また、上記異常時にオーガ44のポジション値を記憶しておき、次回の籾排出時にポジション記憶値と現在地を比較して、該記憶値よりもオーガ44が伸び側にある場合にのみ、図示しない籾排出のためのオーガ螺旋の駆動用クラッチをオンとして籾排出を行う。
In addition, the position value of the
1 機体フレーム 2 走行装置
4 刈取部 5 刈取フレーム
6 バスケット体 6a 底板
7 分草体 8 掻込リール
9 リール取付部材 10 腕杆
11 補強杆 12 リールタイン
13 ボス部 14 刈刃
15 リール支持アーム 15a 回動軸
17 リール上下油圧シリンダ
17a 油圧バルブ
18 リール前後用モータ
20 リール前後用アーム
21 ロッド 23 搬送装置
30 バネ 31 回動軸
32 前側感知板 33 後側感知板
34 中間回動軸 35 アーム
36 係合ピン 37 接触子
37a 係合溝 39 軸
40 接地センサ(ポジションセンサ)
41 調節規制バネ
42 接地刈取高さ調節ボルト
43 グレンタンク 44 排穀オーガ
51 刈取・脱穀クラッチ
52 刈取高さ設定ダイヤル
60 汎用コンバイン制御コントローラ
66 刈取高さセンサ
DESCRIPTION OF
41 Adjustment regulating spring 42 Ground cutting
Claims (1)
刈取部(4)の機体に対する高さを設定する刈取高さ設定ダイヤル(52)と、該刈取高さ設定ダイヤル(52)により設定された刈取部(4)の機体に対する高さに応じて接地センサ(40)と刈取高さセンサ(66)とによる検出値のいずれか一方の検出値に基づいて刈取部(4)の機体に対する高さの制御を行う制御装置(60)
を設けたことを特徴とするコンバイン。 A harvesting part (4) for harvesting cereal grains arranged on the front side of the machine body, a grounding sensor (40) for detecting a ground height of the harvesting part (4) provided at the bottom of the harvesting part (4), and a harvesting part ( In the combine provided with the cutting height sensor (66) for detecting the height of the machine body of 4) and the lifting means for raising and lowering the cutting part (4) with respect to the machine body,
A cutting height setting dial (52) for setting the height of the cutting part (4) with respect to the airframe, and grounding according to the height of the cutting part (4) with respect to the airframe set by the cutting height setting dial (52) A control device (60) for controlling the height of the cutting unit (4) with respect to the machine body based on one of the detection values of the sensor (40) and the cutting height sensor (66).
Combine that is characterized by providing.
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