JP2010273374A - 画像データ管理装置、画像データ管理方法および画像データ管理プログラムを記録した媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像データをフィルムメタファとして管理されるフォルダに収容しつつ、各画像データに対応した写真データ30bのデータベースを用意しておき、所望の画像データについて所望の画像処理を選択すると、この選択した画像処理を上記データベース構造における修整情報として更新するようにし、実際に表示したり出力したり印刷する必要が生じたときには元の画像データを残したままワークエリア上でのみ修整情報を参照して各種の画像処理を実行するようにしたため、オリジナルとしての画像データを残したまま容易に画像修整などを楽しむことが可能となる。
【選択図】図1
Description
まず、オリジナルの画像データが変更されていってしまうが、オリジナルの画像データを重視するものにとっては利用しがたい。むろん、オリジナルの画像データを保存しておいた上で別名で保存するといった処理を行うことも可能であるが、煩雑であるし、必要な記憶領域が増えていってしまう。また、そのような場合のオリジナルと修整後の画像データを個別に管理していくこと自体も極めて煩雑である。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、画像データのオリジナル性を確保しながらも、容易に画像処理した結果を楽しむことが可能な画像データ管理装置、画像データ管理方法および画像データ管理プログラムを記録した媒体の提供を目的とする。
画像処理手段はパラメータに基づいて画像処理するが、このパラメータには各種のものを採用することができる。その一例として、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の画像データ管理装置において、上記画像処理手段は、上記パラメータに基づいて画像の処理対象エリアを特定する構成としてある。
これに対してパラメータを与えて処理対象エリアを特定することにより、あくまでもその範囲内だけが処理対象となっているものとして処理すれば、残りの画像データがあっても同様の結果を得ることが可能となる。
上記のように構成した請求項3にかかる発明においては、上記画像データにおける各要素色毎の強調度を変更する。例えば、要素色がRGBであったとすると、赤っぽくしたいときに赤の要素色について強調処理をかけることがある。従来であれば、このような強調処理を掛けてしまうと元の画像データは変更を受けるので、その後に逆の強調処理をしたとしても元通りになるわけではない。これに対して強調処理における強調度をパラメータとすることにより、元の画像データとパラメータとを利用して強調処理を施した画像データを利用可能となる。
さらに、画像処理手段が利用可能なパラメータの他の態様として、請求項4にかかる発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像データ管理装置において、上記画像処理手段は、予め用意された個別の画像処理に対してそれぞれを実行するか否かを上記パラメータに基づいて判断する構成としてある。
さらに、このようなパラメータは画像処理に対応して一組分だけである必要はない。その一例として、請求項5にかかる発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像データ管理装置において、上記画像処理手段は、複数の時系列的な上記パラメータに基づいてそれぞれを履歴として古い順から適用して画像処理を実施する構成としてある。
むろん、この場合のパラメータは一体としてデータ記憶手段に記憶させるようにしても良いし、適用時が分かるようにしつつ複数のパラメータを別個にデータ記憶手段に記憶させるようにしても良い。例えば、一つの画像データに対して複数のパラメータがデータ記憶手段にて管理され、このデータ記憶手段は時系列的にパラメータを並べて読み出せるようにすればよい。
上記のように構成した請求項7にかかる発明においては、複数の着脱可能な記憶領域に跨って階層構造に基づく画像データを管理する。この場合、記憶領域によっては必ずしも書き込み可能であるとは限らない。そこで、書き込み不能な記憶領域については、書き込み可能な記憶領域において上記パラメータを管理する。
ところで、このような画像データ管理装置は単独で存在する場合もあるし、ある機器に組み込まれた状態で利用されることもあるなど、発明の思想としてはこれに限らず、各種の態様を含むものである。従って、ソフトウェアであったりハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。
発明の思想の具現化例として画像データ管理装置のソフトウェアとなる場合には、かかるソフトウェアを記録した記録媒体上においても当然に存在し、利用されるといわざるをえない。
さらに、一部がソフトウェアであって、一部がハードウェアで実現されている場合においても発明の思想において全く異なるものではなく、一部を記録媒体上に記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれるような形態のものとしてあってもよい。
また、請求項2にかかる発明によれば、ある領域にだけを利用するような場合の画像処理においても有効に利用可能となる。
さらに、請求項3にかかる発明によれば、要素色毎に強調処理をかけるような画像処理においても有効に利用可能となる。
さらに、請求項5にかかる発明によれば、実行履歴に基づいて画像処理を実行可能となる。
さらに、請求項6にかかる発明によれば、階層構造で画像データを管理するので、管理が容易となるし、既存のコンピュータにおいて利用されている構造管理を利用しやすく、操作性も向上する。
さらに、請求項8にかかる発明によれば、画像処理のパラメータを生成して任意の画像処理を実現できるようになる。
さらに、請求項9にかかる発明によれば、同様の効果を奏することが可能な画像データ管理方法を提供でき、請求項10にかかる発明によれば、画像データ管理プログラムを記録した媒体を提供できる。
図1は、本発明の一実施形態にかかる画像データ管理装置をクレーム対応図により示している。
デジタルスチルカメラなどで撮影した画像データは、コンピュータなどの外部記憶装置などを利用して管理することになる。かかる外部記憶装置などに該当するデータ記憶手段A1がこれらの複数の画像データとともにそれぞれに対応するパラメータを関連づけて記憶し、コンピュータによるデータベース管理などによって適宜変更、追加、削除などといった管理が行われる。また、コンピュータ自身における入出力機器などに対応する操作指示手段A2によって画像データの管理操作を入力すると、このデータ記憶手段A1はデータベース管理を介して対応する管理処理を実行することになる。ここにおいて、データ記憶手段A1では上記画像データと上記パラメータとが互いに関連づけて記憶されているため、これらが読み出されたときにはコンピュータの一処理として実現される画像処理手段A3において当該パラメータに基づいて当該画像データについて画像処理を実行する。
図2は、同コンピュータシステム10をブロック図により示している。
本コンピュータシステム10は、画像データを直接的に入力する画像入力デバイスとして、スキャナ11aとデジタルスチルカメラ11bとビデオカメラ11cとを備えており、コンピュータ本体12に接続されている。それぞれの入力デバイスは画像をドットマトリクス状の画素で表現した画像データを生成してコンピュータ本体12に出力可能となっており、ここで同画像データはRGBの三原色においてそれぞれ256階調表示することにより、約1670万色を表現可能となっている。
また、コンピュータ本体12を外部のネットワークなどに接続するための通信デバイスとしてモデム14aが接続されており、外部のネットワークに同公衆通信回線を介して接続し、ソフトウェアやデータをダウンロードして導入可能となっている。この例ではモデム14aにて電話回線を介して外部にアクセスするようにしているが、LANアダプタを介してネットワークに対してアクセスする構成とすることも可能である。
さらに、画像出力デバイスとして、ディスプレイ17aとカラープリンタ17bとを備えている。ディスプレイ17aについては水平方向に800画素と垂直方向に600画素の表示エリアを備えており、各画素毎に上述した1670万色の表示が可能となっている。むろん、この解像度は一例に過ぎず、640×480画素であったり、1024×768画素であるなど、適宜、変更可能である。
また、印刷装置は必ずしもカラープリンタである必要はなく、白黒のプリンタであっても良い。後述するように白黒再現においてはそれに応じた最適な画像処理がありえるし、かかる画像処理を画像データに施してしまうと再度カラーで再現したい場合には不都合なことが生じる。しかしながら、本発明においては、あくまでも元の画像データは残されることになり、そのような画像処理も容易に実行してしまうことが可能となる。
すなわち、カラープリンタ17bで印刷するにあたって元の画像データのままでは写りが悪いなど、フォトレタッチなどで修整が行われる。このようにして、画像データの管理と画像の修整を行う画像データ管理装置の必要性が生じ、アプリケーション12dとコンピュータシステム10とが有機一体化して画像データ管理装置を実現することになる。
そして、アプリケーション12dは、オペレーティングシステム12aを介してキーボード15aやマウス15bの操作を入力しつつ所定の対応画面を生成してディスプレイ17a上に表示するが、このようなGUI処理を経て対象とする画像データを選定したり、実行する画像処理を特定して適宜処理を選択していくという意味で関連するソフトウェアとハードウェアとによって操作指示手段A2を構成する。
従って、これらの媒体は画像評価プログラムを記録した媒体を構成する。
図3は上記画像データ管理ソフトによる制御内容をブロック化して表しており、各種の総合的な制御を行うメイン制御部60と、各種の共通的な制御を行う共通機能部20と、画像データの管理を行うフィルムデータ管理部30と、各画像データについて画像修整を実行する画像修整制御部40と、一連の印刷処理を実行するDPE印刷制御部50から構成されている。
この処理結果は原則的に仮のデータとして扱われ、実際の処理時にオリジナル画像データに変更を加える指定がなされている場合は元の画像データに反映される。また、表示や処理時間の便宜上から必ずしも元の画像データに基づいて実行する必要はなく、操作中はサムネールの画像データに基づいて画像処理部20gや画像編集部20hが各種の処理を実行する。
次に、フィルムデータ管理部30について説明する。図5は、本フィルムデータ管理部30が管理する画像データである画像ファイル30aと、パラメータを含む写真データ30bと、画像データのグループ化において利用するフィルムデータ30cの管理構造をブロック図により示している。ここで、画像データはコンピュータシステム10においてファイルとして扱われることにより、画像ファイルとして示しているし、パラメータはそれぞれの画像データに対応する各種の情報とともに写真データ30bとして示している。また、フィルムデータ30cは画像データをグループ化して管理するための情報であり、図6にはフィルムメタファとして示している。ここで写真データ30bのデータベースは、コンピュータシステム10上における書き換え可能な記憶領域に保存されるものとし、また、複数存在するフィルムメタファに関わらず一定の領域に保存される。むろん、物理的に複数のデータベースとすることは可能であるが、要は必ずしも画像データが現実に記憶されている媒体に形成される必要はないということである。
上述したように本画像データ管理ソフトでは画像データの管理と画像の修整を行うが、画像の修整によって元の画像データを直に変更してしまうのではなく、これらのパラメータによって修整する指針だけを修整情報として管理し、これに併せて特徴情報や色合わせ情報を管理できるようにしている。図7は修整情報を管理するための具体的な変数宣言例を示しており、トリミングに関する修整情報を表すトリミング開始X座標(m_x1)とトリミング開始Y座標(m_y1)とトリミング終了X座標(m_x2)とトリミング終了Y座標(m_y2)と、回転処理を実行する場合の回転角度(m_nRotation)と、自動画像修整(m_nApf)と、赤成分の強調度(m_nRed)と、緑成分の強調度(m_nGreen)と、青成分の強調度(m_Blue)と、明るさ成分の強調度(m_nBrightness)と、コントラストの強調度(m_nContrast)とから構成されている。
手順1では画像データを入力する。画像データはオペレーティングシステム12aを介して読み込み、所定のワークエリアに保存する。ただし、既にサムネイルデータを作成してある場合には、写真データ30bの中からサムネイルデータを読み込んで画像データとする。特徴抽出は画像データの各画素についての集計処理であるため、画素の量に応じて演算時間は変化する。サムネイルデータを使用するのはこのような画素の量の圧倒的な差異を考慮したものであり、本来の画像データを使用する場合に比べて処理時間を短くすることができる。なお、画像データ自体は一つのファイルであり、図10に示すように先頭部分に画像のサイズであるとか色数などのプロファイルデータを備えるとともに、その後には個々の画素についてRGB256階調で表現するべく3バイトのエリアが画素数分だけ確保されている。
以下、これらの集計処理とともにそれに基づいて導出する特徴量について説明する。
Y=ay+b
なる関係で変換させるとすると、変換元の最大輝度Ymaxと最小輝度Yminの画素の差はa>1の場合において変換後において大きくなり、図12に示すように輝度の分布が広がることになる。従って、このようなヒストグラムを作成するとして輝度の最大値から輝度の最小値までの間隔をコントラストの幅として集計処理することが必要である。ただし、この場合はあくまでも輝度の変換であり、画像データが輝度を要素として備えていれば直接に集計が可能であるが、上述したように画像データはRGB256階調で表現されてているので、直接には輝度の値を持っていない。輝度を求めるためにLuv表色空間に色変換する必要があるが、演算量などの問題から得策ではないため、テレビジョンなどの場合に利用されているRGBから輝度を直に求める次式の変換式を利用する。
y=0.30R+0.59G+0.11B
すなわち、対象画素を移動させながら各画素の画像データである3バイトを読み込み、同式に基づいて輝度yを演算する。この場合、輝度yも256階調であらわすものとし、演算された輝度yに対する度数を1つずつ加えていくことになる。なお、白黒への変換はこの輝度を利用すればよく、求められた輝度の階調値をRGBの各成分値に一致させることで実現する。また、セピア調などの単色カラーについては輝度の階調値を求めた後でRGBの成分比に応じてRGBの各成分値を求めればよい。
Ydif=Ymax−Ymin
となる。
コントラストを拡大する画像処理としては、輝度の分布に応じて傾きaとオフセットbを決定すればよい。例えば、
a=255/(Ymax−Ymin)
b=−a・Yminあるいは255−a・Ymax
とおくとすると、せまい幅を持った輝度分布を再現可能な範囲まで広げることができる。ただし、再現可能な範囲を最大限に利用して輝度分布の拡大を図った場合、ハイライト部分が白く抜けてしまったり、ハイシャドウ部分が黒くつぶれてしまうことが起こる。これを防止するには再現可能な範囲の上端と下端に拡大しない範囲として輝度値で「5」ぐらいを残すようにすればよい。この結果、変換式のパラメータは次式のようになる。
a=245/(Ymax−Ymin)
b=5−a・Yminあるいは250−a・Ymax
そして、この場合にはY<Yminと、Y>Ymaxの範囲においては変換を行わない
ようにするとよい。
R1=aR0+b
G1=aG0+b
B1=aB0+b
なる関係で求めることができるから、結果として図15に示す変換テーブルを利用して変換すればよいことが分かる。
一方、手順5にて特徴量を分析する際には明度の理想値であるYmed_targetとの差(Ymed_target−Ymed)を算出すればよい。なお、理想値Ymed_targetの実際の値は「106」を使用するが、固定的なものではない。また、好みを反映して変更できるようにしても良い。
暗くなる。上の例では中央値Ymedが「21」上がれば理想値Ymed_targetと一致することになるが、γ曲線を利用してぴったりと「21」上げるというのは容易ではない。このため、図19に示すように評価値である(Ymed_target−Ymed)について「5」刻み毎に対応するγの値を設定しておけばよい。
γ=Ymed/106
あるいは、
γ=(Ymed/106)**(1/2)
としてγの値を求めるようにしてもよい。むろん、γ曲線による輝度の変換についても図15に示すような変換テーブルを形成しておけばよい。
すなわち、手順5にて特徴抽出する作業は中央値Ymedを求める作業が該当するし、手順6の修整情報作成処理ではこれからγ補正値を求めつつ変換テーブルを作成する処理が該当する。そして、手順7の修整指定処理ではこのような変換テーブルを指定して各画素の変換前の画像データ(R0,G0,B0)から変換後の画像データ(R1,G1,B1)を生成させることになる。
RGBのそれぞれについて、特徴ベクトルVR,VG,VBを次のように表すとし、
VR=(r1、r2…rn) Σri=1
VG=(g1、g2…gn) Σgi=1
VB=(b1,b2…bn) Σbi=1
これらの特徴ベクトルの相互相関を求める。相互相関は、内積として
corr_rg=(VR・VG)/|VR|・|VG|
corr_gb=(VG・VB)/|VG|・|VB|
corr_br=(VB・VR)/|VB|・|VR|
で表されるが、ベクトルの内積自体は両ベクトルの類似度を表すといえ、その値は「0」〜「1」となる。ここでは、その最小値corr_xに基づいてカラーバランスを評価する。
すなわち、手順5にて特徴抽出する作業は最小値corr_xを求める作業が該当するし、手順6の修整情報作成処理ではこれに基づいてバランスを修整するためのγ補正値を求めつつ変換テーブルを作成する処理が該当する。そして、手順7の修整指定処理ではこのような変換テーブルを指定して各画素の変換前の画像データ(R0,G0,B0)から変換後の画像データ(R1,G1,B1)を生成させることになる。
X=|G+B−2×R|
本来的には彩度は、R=G=Bの場合に「0」となり、RGBの単色あるいはいずれか
二色の所定割合による混合時において最大値となる。この性質から直に彩度を適切に表すのは可能であるものの、簡略化した上式によっても赤の単色および緑と青の混合色である黄であれば最大値の彩度となり、各成分が均一の場合に「0」となる。また、緑や青の単色についても最大値の半分程度には達している。むろん、
X’=|R+B−2×G|
X”=|G+R−2×B|
という式にも代替可能である。
一方、手順5で特徴量を分析する際には、このヒストグラムに基づいて行う。
すなわち、集計されたヒストグラムに基づいてこの画像についての彩度指数というものを決定する。この彩度の代替値Xの分布から上位の「16%」が占める範囲を求め、この範囲内での最低の彩度「S」がこの画像の彩度を表すものとする。
RGB表色空間のように各成分が概略対等な関係にある色相成分の成分値であるときには、R=G=Bであればグレイであって無彩度となる。RGBの各成分における最小値となる成分については各画素の色相に影響を与えることなく単に彩度を低下させているにすぎないと考えれば、各成分における最小値をすべての成分値から減算し、その差分値を拡大することによって彩度を強調できるといえる。いま、画像データの各成分(R,G,B)における青(B)の成分値が最小値であったとすると、この彩度強調パラメータSratioを使用して次のように変換できる。
R’=B+(R−B)×Sratio
G’=B+(G−B)×Sratio
B’=B
この例は無彩度の成分について単純に最小値の成分を他の成分値から減算する手法であるが、無彩度の成分を減算するにあたって他の手法も採用可能である。
特に、この変換を行う場合には彩度を強調すると輝度も向上して全体的に明るくなるという傾向がある。従って、各成分値から輝度の相当値を減算した差分値を対象として変換を行うことにする。
彩度強調が、
R’=R+ΔR
G’=G+ΔG
B’=B+ΔB
となるとすると、この加減値ΔR,ΔG,ΔBは輝度との差分値に基づいて次式のように求める。すなわち、
ΔR=(R−Y)×Sratio
ΔG=(G−Y)×Sratio
ΔB=(B−Y)×Sratio
となり、この結果、
R’=R+(R−Y)×Sratio
G’=G+(G−Y)×Sratio
B’=B+(B−Y)×Sratio
として変換可能となる。なお、輝度の保存は次式から明らかである。
Y’=Y+ΔY
ΔY=0.30ΔR+0.59ΔG+0.11ΔB
=Sratio{(0.30R+0.59G+0.11B)−Y}
=0
すなわち、変換前後で輝度が保存され、彩度を強調しても全体的に明るくなることはない。また、入力がグレー(R=G=B)のときには、輝度Y=R=G=Bとなるので、加減値ΔR=ΔG=ΔB=0となり、無彩色に色が付くこともない。
S<92なら
S’=−S×(10/92)+50
92≦S<184なら
S’=−S×(10/46)+60
184≦S<230なら
S’=−S×(10/23)+100
230≦Sなら
S=0
というように彩度強調指数S’を決定し、この彩度指数S’から彩度強調指数Sratioへの変換を、
Sratio=(S+100)/100
として求めればよい。この場合、彩度強調指数S=0のときに彩度強調パラメータSratio=1となって彩度強調されない。図22はこの彩度「S」と彩度強調指数S’との関係を示している。
fx=f(x+1,y)−f(x,y)
fy=f(x,y+1)−f(x,y)
のように表される。従って、これらを成分とするベクトルg(x,y)の大きさDdifは、
Ddif=|g(x,y)|=(fx**2+fy**2)**(1/2)
のように表される。エッジ度はこのDdifで表される。なお、本来、画素は図25に示すように縦横に升目状に配置されており、中央の画素に注目すると八つの隣接画素がある。従って、同様にそれぞれの隣接する画素との画像データの差分をベクトルで表し、このベクトルの和を画像の変化度合いと判断しても良い。
さらに、単に横並びのがその間でのみ比較するということも演算量の低減という面では効果がある。
Eenhance=4×Ddif_ave/100
といった演算式で構わない。
エッジ強調度Eenhanceを求めたら、全画素について図27に示すようなアンシャープマスクを利用してエッジ強調処理を実行する。強調前の各画素の輝度Yに対して強調後の輝度Y’は、
Y’=Y+Eenhance・(Y−Yunsharp)
として演算される。ここで、Yunsharpは各画素の画像データに対してアンシャープマスク処理を施したものであり、アンシャープマスクは、中央の「100」の値をマトリクス状の画像データにおける処理対象画素Y(x,y)の重み付けとし、その周縁画素に対して同マスクの升目における数値に対応した重み付けをして積算するのに利用される。図27に示すアンシャープマスクを利用するのであれば、
この同時プリント処理画面においては、画面上の左寄り部分が操作表示エリアとなっており、ここには一連のデータ処理の流れに沿ってタブが表示されている。この例では「写真の入力」、「写真の修整」、「プリント指定」、「印刷」というタブが表示され、それぞれの間に下向きの「Δ」マークを表示している。むろん、データ処理は「写真の入力」処理、「写真の修整」処理、「プリント指定」処理、「印刷」処理という順序を経て、所望の画像データを綺麗に印刷できるようになる。従来でも、同様の処理を実行することは当然に可能であったのだが、その場合には自分自身で手続の流れを想定して作業を進めていかなければならない。
図34の同時プリント処理画面では「写真の入力」という表示をしているが、実質的にはフィルムデータ管理部30による画像データ管理を行うことになる。
表示エリアの内の左寄り部分は操作表示エリアとなっているが、残りの表示エリアは主表示エリアとなり、さらにそのうちの左寄り部分が画像データをグループ化して表示するためのグループ表示領域となっており、残りの部分はあるグループが選択された場合にそのグループに属する画像データをサムネールで表示するための画像表示領域となっている。
むろん、各フィルムメタファのプロパティを表示させれば、フィルム名、リンク先、日付、コメント、媒体属性、媒体ラベル、フィルム属性、収容画像ファイル数といった全ての情報を表示することになる。また、グループ表示領域はGUIを使用して適宜表示領域を増減させることができ、表示領域に表示しきれなくなればスクロール表示を付加したり、縮小表示するようになる。むろん、表示された複数のフィルムメタファの内のいずれか一つを選択操作することにより、画像表示領域には選択されたフィルムメタファに対応するフォルダ内に保存された画像ファイル30aがサムネール表示されることになる。
この「写真の修整」では選択された画像データだけについて画像修整を実行することができる。図36は自動画像修整を行う場合の主表示エリアでの表示を示している。同図には選択された画像データについて修整前の画像をサムネールで上段に表示し、上述した自動修整を施した修整後の画像をサムネールで下段に表示している。操作者は両者を見て比較し、どちらが良いか選択する。むろん、選択は好みの側のサムネールをマウス15bでクリックすることにより行え、クリックした側については表示指定部20bが枠部分を反転表示するなどして判別できるようにする。なお、デフォルトは修整前を選択状態としておき、マウスでクリックした側についてだけ修整後のものを選択状態としても良いし、殆どの場合は画質を修整されたものについて選択されるであろうとの想定のもとでデフォルトを修整後のものを選択状態とするようにしても良い。
図37は、そのような場合の画面表示の一例を示している。同図に示すものでは、操作として「写真の入力」の前に「フィルムの選択」という処理を加えるとともに、「写真の入力」の後は「プリント指定」の処理を実行するようにしている。図34に示すもののように「写真の入力」の処理で新しいフィルムを選択できるようにしつつ、写真を選択するようにしても良いが、図37に示すものでは最初に「フィルムの選択」の画面表示を行うことにより、パトローネ単位での写真データの選択であるとか新しいフィルムの選択を先に実行して分かりやすくしている。また、この画面表示では処理を進めたり戻したりするための指示を行うために画面右寄り部分の上段に「前のステップ」と「次のステップ」というコマンドボタンを用意し、「前のステップ」を実行させると処理を戻し、「次のステップ」を実行させると処理を先に進めるようにしている。さらに、画面上段部分には各段階の処理の簡単な説明を表示できるようにしている。例えば、「フィルム選択」の段階では「フィルムを選んで次に進んで下さい。新しいフィルムは『フィルムの追加』で作れます」と表示している。
画像修整は広い意味で画像データの表示に反映される各種の処理を含むものであり、広義の意味で画像のトリミングや回転も含めている。画像データを選択した状態でトリミングを実行させると図38に示すように現時点での管理パラメータに基づく画像データを所定の大きさの枠内に表示する。ここで、マウス15bを操作してトリミング開始位置とトリミング終了位置を指定し、「実行」コマンドボタンをクリックすると開始位置と終了位置を対角とする矩形領域以外を取り除いて表示する。むろん、この場合に元の画像データの一部を削除するわけではなく、トリミング開始X座標(m_x1)とトリミング開始Y座標(m_y1)とトリミング終了X座標(m_x2)とトリミング終了Y座標(m_y2)の管理パラメータに座標値を設定するだけであり、これに基づいてサムネール作成部20iが新たにサムネールを作成し、写真データ30b内においてのみ更新する。
図28〜図31は各処理をフローチャートにより示している。図28は自動画像修整を実行する場合の処理を示しており、自動画像修整を実行する画像データを読み込む際、ステップS100にて写真データ30bのデータベース構造を参照し、修整情報を読み取る。この修整情報は、上述した各種のパラメータを意味しており、これらのパラメータによって自動画像修整や手動画像修整を実行すべき旨の指定があれば以下の自動画像修整は行うことなく本処理を終了する。これは自動画像修整を重ねて実行する意味がないことと、手動画像修整によって好みが反映されている以上はこれを自動的に修整することはできないからである。
以上の処理を経ることにより既に設定されている手動画像調整後の画像を得ることができるようになるため、ステップ245で上述したようにしてさらに手動調整の操作を実行すればステップ255にて修整情報を変更し、ステップ220〜240の処理を経て画像修整を実行する。
以上の処理を経ることにより既に設定されている全ての画像修整後の画像を得ることができるようになるため、ステップ355では図38に示す画面表示でトリミングの操作を受け付け、新たにトリミングの操作が行われた場合にはステップ360にて修整情報を変更し、ステップ335の処理を経て画像修整を実行する。なお、この場合はステップ340にて回転についての管理パラメータを参照するが、回転については重複するか否かを判断し、重複して実行するわけではない。
なお、「キャンセル」のコマンドボタンをクリックされたときには「中止」と判断して本処理を終了する。
以上の処理を経ることにより既に設定されている全ての画像修整後の画像を得ることができるようになるため、ステップ455では図39に示す画面表示で回転の操作を受け付け、新たに回転の操作が行われた場合にはステップ460にて修整情報を変更し、ステップ445の処理を経て画像修整を実行する。
図40や図41に示すようにファイルメニューの画像修整を選択した際に表示されるドロップダウンメニューには、最下段に画像修整取消のコマンドが用意されており、同コマンドを選択して実行させると図32のフローチャートに従って処理が実行される。
以上の結果を経ていくつかの修整情報が削除された状態でステップ570ではその修整情報を保存する。ここでいう保存作業は、写真データ30bの更新を意味し、図5に示す写真データ30bのデータベース構造にアクセスして最新の修整情報に更新する。なお、図42に示す操作メニューで「キャンセル」のコマンドボタンをクリックすると、内部的には全てのチェックマークを削除して以上の処理を実行するため、結局は何も修整情報を削除することなく本処理を終了することになる。なお、この例では一旦、作成した修整情報を削除することによって元に戻す手法を採用しているが、修整情報自体に日時の情報を付加することにより一つの画像データについて時系列に対応した複数の修整情報を管理するようにしてもよい。このようにすれば、単に修整情報を削除することによって元に戻すだけでなく、任意の段階の修整情報まで遡って修整情報を削除することも可能であり、途中の段階での良好だった修整結果を復元するといったことも可能となる。
修整された画像データを利用する場面は、表示指定部20bによる指示に従ってサムネール作成部20iがサムネールを更新して画面表示する場合であるとか、画像出力部20kによって画像データのデータフォーマットの形式を変換して出力する場合であるとか、後述するようにDPE印刷制御部50によって印刷を実行する場合にその元の印刷データを作成する場合などである。従って、それぞれの場合において微細な処理の相違はあるものの、概ね図33のフローチャートと一致している。
また、ステップ640では回転の修整情報があるか判断し、ある場合にはステップ645にて回転の画像処理を実行する。回転の画像処理では、回転角度(m_nRotation)の管理パラメータに基づいて回転角度を参照し、画像データを回転させる処理を実行することになる。
以上は、操作者の選択操作に応じて実行されたりされなかったりするオプション的な画像処理であるが、ステップ650とステップ655ではハードウェア環境の相違に基づいて必須の画像処理を実行している。ステップ650では出力機器に応じた色再現の画像処理を実行する。カラー出力の再現機器では基準とのずれがあるのは否めない。すなわち、同じ画像データを入力しながら出力結果が相違することは多々ある。また、このずれを画一化して画像データと出力結果とが必ず標準状態と一致することは単純に費用対コストの面でも無理な話であり、それよりはずれを見越して修整するための色合わせ情報を利用するのが得策である。
本実施形態においては、前者の色ずれ情報を色合わせ情報として写真データ30bのデータベース構造内で管理するとともに、本コンピュータシステム10とカラープリンタ17bとにおいて生じる色ずれ情報として設定情報内で管理し、ステップ650において両者の色ずれ情報に基づいてワークエリア上の画像データを修整する。
図43は「プリント指定」での主表示エリアでの表示を示しており、上段部分には横方向にスクロール可能な表示エリアを配してレイアウトのパターンを表示可能となっている。同図においては、「4枚ずつのレイアウト」、「アルバム印刷」、「シール印刷」のレイアウトが表示されている。むろん、これ以外にもレイアウトのパターンを実装することは可能である。また、オプションとして、切断する際の位置の目安となるトンボを印刷したり、日付を印刷したり、タイトルを印刷させるのを選択できるようにチェックボックスを設けている。さらに、用紙については「A4」、「B5」、「シール」などに対応しており、これらについてはいずれかだけを排他的に選択できるラジオボタンを設けてある。
ここでプリンタ装置を選択することにより、それぞれに対応した設定情報が読み出され、上述した色ずれを修整したり、出力解像度を一致させることになる。
レイアウトの中には「アルバム印刷」のレイアウトが用意されており、「アルバム詳細」のコマンドボタンをクリックすると主表示エリアには図44に示す操作画面が表示される。この表示画面においても上段部分には横方向にスクロール可能な表示エリアを配してアルバムのパターンを表示可能となっており、この例ではA4用紙を横二列縦四段に配して市松様に画像を印刷するものと、左側半分に縦四段に配して画像を印刷するものと、上下に二段に分けて画像を印刷するものとを示している。また、アルバム印刷用のオプションとして、コメントを印刷したり、日付を印刷したり、ページタイトルを印刷させるのを選択できるようにチェックボックスを設けてあるとともに、アルバム印刷においては日をおいて順次印刷していくことから通しのページ番号を印刷できるようにページ番号の指定覧も設けてある。なお、このページ番号は前回のアルバム印刷の後続ページ番号を自動的にセットするようにしても良い。そして、この表示通りで良ければ「OK」のコマンドボタンをクリックすればよいし、気に入らなければ「キャンセル」のコマンドボタンをクリックすればよい。
また、修整を追加したい場合には新たに修整情報を生成し、以前の修整情報を残したまま保存する。
Claims (10)
- 入力される画像データに対して画像処理内容を表すパラメータに基づいて画像処理する画像処理手段と、
複数の画像データとともにそれぞれに対応するパラメータを関連づけて記憶しつつ所望の画像データとパラメータについて適宜管理可能なデータ記憶手段と、
画像データの管理操作を入力して上記データ記憶手段にて対応する管理処理を実行させるとともに当該データ記憶手段にて互いに関連づけて記憶されている上記画像データと上記パラメータとを読み出させつつ当該パラメータに基づいて上記画像処理手段にて当該画像データについて画像処理させる操作指示手段とを具備することを特徴とする画像データ管理装置。 - 上記請求項1に記載の画像データ管理装置において、上記画像処理手段は、上記パラメータに基づいて画像の処理対象エリアを特定することを特徴とする画像データ管理装置。
- 上記請求項1または請求項2のいずれかに記載の画像データ管理装置において、上記画像処理手段は、上記パラメータに基づいて上記画像データにおける各要素色毎の強調度を変更することを特徴とする画像データ管理装置。
- 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像データ管理装置において、上記画像処理手段は、予め用意された個別の画像処理に対してそれぞれを実行するか否かを上記パラメータに基づいて判断することを特徴とする画像データ管理装置。
- 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像データ管理装置において、上記画像処理手段は、複数の時系列的な上記パラメータに基づいてそれぞれを履歴として古い順から適用して画像処理を実施することを特徴とする画像データ管理装置。
- 上記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の画像データ管理装置において、上記データ記憶手段は、その記憶領域を階層構造として区画化可能であるとともに、上記画像データを階層構造の所定区画に記憶しつつ、記憶させた区画とを対応づけて各画像データの管理を行うことを特徴とする画像データ管理装置。
- 上記請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像データ管理装置において、上記データ記憶手段は、複数の着脱可能な記憶領域に跨って階層構造に基づく画像データを管理しつつ、書き込み不能な記憶領域については書き込み可能な記憶領域において上記パラメータを管理することを特徴とする画像データ管理装置。
- 上記請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像データ管理装置において、上記操作指示手段は、上記画像処理手段で実行可能な画像処理内容についての選択操作を入力して上記パラメータを生成し、生成後のパラメータを上記データ記憶手段にて管理させることを特徴とする画像データ管理装置。
- 複数の画像データを記憶して適宜管理するとともに、所望の画像データに対して所望の画像処理を実行可能とした画像データ管理方法であって、上記画像処理を画像処理内容を表すパラメータに基づいて実行するとともに、各画像データとともにそれぞれに対応する上記パラメータを関連づけて記憶して管理し、互いに関連づけて記憶されている上記画像データと上記パラメータに基づいて当該画像データについて画像処理することを特徴とする画像データ管理方法。
- コンピュータにて複数の画像データを記憶して適宜管理するとともに、所望の画像データに対して所望の画像処理を実行可能とした画像データ管理プログラムを記録した媒体であって、
入力される画像データに対して画像処理内容を表すパラメータに基づいて画像処理する画像処理ステップと、
複数の画像データとともにそれぞれに対応するパラメータを関連づけて記憶可能であるとともに所望の画像データとパラメータについて適宜管理可能なデータ記憶ステップと、
画像データの管理操作を入力して上記データ記憶ステップにて対応する管理処理を実行させるとともに当該データ記憶ステップにて互いに関連づけて記憶されている上記画像データと上記パラメータとを読み出させつつ当該パラメータに基づいて上記画像処理ステップにて当該画像データについて画像処理させる操作指示ステップとを具備することを特徴とする画像データ管理プログラムを記録した媒体。
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