JP2010272167A - 光ディスク再生装置および光ディスク再生方法 - Google Patents

光ディスク再生装置および光ディスク再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エラー状態から正常復帰すると、エラー状態から正常復帰までのログを不揮発性の記憶媒体に記憶させることができる光ディスク再生装置および光ディスク再生方法を提供する。
【解決手段】光ディスク再生装置は、自機の動作状態の履歴情報を一時的に記憶しておくリングバッファと、必要に応じてリングバッファに記憶された履歴情報の一部または全部を記憶する不揮発性記憶部と、自機に対する動作要求があり、かつ既に所定のエラーが生じていると、このエラーの情報を前回エラー情報として主制御部30のRAMに記憶させるエラー情報管理部34と、要求された動作を実行した結果所定のエラーが生じず、かつ前回エラー情報として所定のエラーが主制御部30のRAMに記憶されていると、リングバッファに記憶された所定のエラーが生じた時点から現在までの履歴情報を不揮発性記憶部に記憶させるログ記録部37と、を備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、エラー発生時の装置の状態を記録する光ディスク再生装置および光ディスク再生方法に関する。
光ディスク再生装置などの電子機器は、ユーザによる使用の過程で様々なエラーが生じる。このため、電子機器の保守管理者にとって、エラーの発生に応じてエラーの原因を究明し、エラーの再発を予防することが重要となる。エラーの原因を究明するにあたり、エラー発生時の機器の動作状態の履歴情報(以下、ログという)は有力な手がかりとなりうる。
従来、この種のログを利用した保守管理技術に、特開2008−102730号公報(特許文献1)に開示された技術がある。
この特許文献1に開示された電子機器は、保守管理を行う際に電子機器のログ情報を利用し、全体としての保守診断の要否や現時点で診断を要する構成部品を特定するようになっている。
特開2008−102730号公報
従来の技術は、比較的メモリ資源に余裕のある電子機器に対して適用されることを考慮したものである。一方、車載型や携帯型の光ディスク再生装置などのメモリ資源に余裕のない機器では、記録しておくことのできるログの量に制限がある。メモリ資源に余裕のない機器では、一般に、リングバッファ形式の揮発性記憶媒体を一時的なログの記憶媒体として利用し、メカニズムエラーなどのあらかじめ重要と定められたエラーが生じたことをトリガにして重要なログ情報のみを不揮発性の記憶媒体にコピーするようになっているものが多い。
しかし、メカニズムエラー状態は、状況変化やユーザによる意識または無意識な操作などの何らかの原因によって正常復帰状態へ移行してしまう場合がある。この場合、従来の技術ではメカニズムエラー以降のログが不揮発性の記憶媒体にコピーされず、また機器は既に復帰状態にあるため、保守管理者がログ情報を不揮発性の記憶媒体から読み出してもエラーの原因を特定できずNTF(No Trouble Found、現象再現せず)となってしまう場合がある。
また、一度正常復帰したのち別なメカニズムエラー状態に陥った場合には、複数のエラー情報が不揮発性の記憶媒体に記録されることになり、ユーザが問題としているエラーを特定することすら困難となってしまう場合がある。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、エラー状態から正常復帰すると、エラー状態から正常復帰までのログを不揮発性の記憶媒体に記憶させることができる光ディスク再生装置および光ディスク再生方法を提供することを目的とする。
本発明に係る光ディスク再生装置は、上述した課題を解決するために、自機の動作状態の履歴情報を一時的に記憶しておくリングバッファと、必要に応じて前記リングバッファに記憶された履歴情報の一部または全部を記憶する不揮発性記憶媒体と、自機に対する動作要求があり、かつ既に所定のエラーが生じていると、このエラーの情報を前回エラー情報として第1の記憶媒体に記憶させるエラー情報管理部と、前記要求された動作を実行した結果前記所定のエラーが生じず、かつ前記前回エラー情報として前記所定のエラーが前記第1の記憶媒体に記憶されていると、前記リングバッファに記憶された前記所定のエラーが生じた時点から現在までの履歴情報を前記不揮発性記憶媒体に記憶させるログ記録部と、を備えたことを特徴とするものである。
一方、本発明に係る光ディスク再生方法は、上述した課題を解決するために、自機の動作状態の履歴情報を一時的にリングバッファに記憶させるステップと、自機に対する動作要求があり、かつ既に所定のエラーが生じていると、このエラーの情報を前回エラー情報として第1の記憶媒体に記憶させるステップと、前記要求された動作を実行した結果前記所定のエラーが生じず、かつ前記前回エラー情報として前記所定のエラーが前記第1の記憶媒体に記憶されていると、前記リングバッファに記憶された前記所定のエラーが生じた時点から現在までの履歴情報を不揮発性記憶媒体に記憶させるステップと、を有することを特徴とする方法である。
本発明に係る光ディスク再生装置および光ディスク再生方法によれば、エラー状態から正常復帰すると、エラー状態から正常復帰までのログを不揮発性の記憶媒体に記憶させることができる。
本発明に係る光ディスク再生装置の一実施形態を示す概略的なブロック図。 主制御部のCPUによる機能実現部の構成例を示す概略的なブロック図。 図1に示す光ディスク再生装置のCPUにより、エラー状態から正常復帰すると、エラー状態から正常復帰までのログを不揮発性記憶部に記憶させる際の手順を示すフローチャート。
本発明に係る光ディスク再生装置および光ディスク再生方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る光ディスク再生装置の一実施形態を示す概略的なブロック図である。なお、本発明は、ログを記録可能に構成された電子機器に適用することができ、特にメモリ資源が限られた車載型や携帯型などの小型の光ディスク再生装置に好適である。
図1に示すように、光ディスク再生装置10は、ピックアップ部11、ピックアップ制御部20、主制御部30、不揮発性記憶部31、表示部40およびネットワーク接続部50を有する。
ピックアップ部11は、光ディスク1にレーザを集光する対物レンズ12と、光ディスク1の記録面に対して垂直(厚さ)方向(フォーカス方向)および水平(半径)方向(トラッキング方向)に対物レンズ12を移動させる対物レンズ移動部13と、光ディスク1の反射光を検出しこの反射光に応じた出力を行う反射光検出部14と、を少なくとも有する。対物レンズ移動部13は、ピックアップ制御部20により制御される。この対物レンズ移動部13は、対物レンズ12の移動に磁力を用いる場合、コイルやマグネットにより構成することができる。
反射光検出部14は、光ディスク1の反射光を受光可能な位置に一面に並べられた複数の光検出セル(フォトダイオードなど)により構成される。この光検出セルは、光ディスク1の記録面によるレーザ反射光をそれぞれの位置で受光し、受光した光の強度に応じた出力をそれぞれ行う。
ピックアップ制御部20は、光ディスク1の記録面によるレーザ反射光の情報を反射光検出部14から受けてフォーカスエラー(FE)信号およびトラッキングエラー(TE)信号を生成し、光ディスク1に集光されるレーザがジャストフォーカス(記録面にレーザの焦点があった状態)およびジャストトラック(レーザがトラック中心に位置した状態)の位置となるよう対物レンズ12を移動させるように対物レンズ移動部13を制御する。
データ再生回路21は、PLL(Phase Locked Loop)制御回路22から受けた再生用クロック信号にもとづき、光ディスク1の記録データを再生する。
主制御部30は、CPU、RAMおよびROMをはじめとする記憶媒体などにより構成され、この記憶媒体に記憶されたプログラムに従って、光ディスク再生装置10の処理動作を制御する。
主制御部30のCPUは、ROMをはじめとする記憶媒体に記憶された正常復帰ログ記録プログラムおよびこのプログラムの実行のために必要なデータをRAMへロードし、このプログラムに従って、エラー状態から正常復帰すると、エラー状態から正常復帰までのログを不揮発性記憶部31に記憶させる処理を実行する。
主制御部30のRAMは、CPUが実行するプログラムおよびデータを一時的に格納するワークエリアを提供する。
このRAMの所要のワークエリアは、光ディスク再生装置10の動作状態の履歴情報を一時的に記憶しておくリングバッファとして用いられる。リングバッファには、ソフトウェアのプログラム遷移や各端子の論理地の変化が時間軸要素を含めて随時記憶される。
主制御部30のROMをはじめとする記憶媒体は、光ディスク再生装置10の起動プログラム、正常復帰ログ記録プログラムや、これらのプログラムを実行するために必要な各種データを記憶する。
なお、ROMをはじめとする記憶媒体は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、CPUにより読み取り可能な記録媒体を含んだ構成を有し、これら記憶媒体内のプログラムおよびデータの一部または全部は電子ネットワークを介してダウンロードされるように構成してもよい。
不揮発性記憶部31は、主制御部30の制御に従って、必要に応じてリングバッファに記憶された履歴情報の一部または全部を記憶する。不揮発性記憶部31は、光ディスク再生装置10本体の電源が遮断された後も記憶情報を保持しうる不揮発性の記憶媒体であり、主制御部30のCPUにより読み取りおよび書き込み可能な記憶媒体を含んだ構成を有する。この不揮発性記憶部31として、たとえばEEPROM等の不揮発性RAMを用いることができる。
表示部40は、たとえば液晶ディスプレイやOLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイなどの一般的な表示出力装置により構成され、主制御部30の制御に従って光ディスク再生装置10の動作状態を表示する。
ネットワーク接続部50は、ネットワークの形態に応じた種々の情報通信用プロトコルを実装する。ネットワーク接続部50は、この各種プロトコルに従って光ディスク再生装置10と他の電気機器とを接続する。この接続には、電子ネットワークを介した電気的な接続などを適用することができる。ここで電子ネットワークとは、電気通信技術を利用した情報通信網全般を意味し、無線/有線LAN(Local Area Network)やインターネット網のほか、電話通信回線網、光ファイバ通信ネットワーク、ケーブル通信ネットワークおよび衛星通信ネットワークなどを含む。
図2は、主制御部30のCPUによる機能実現部の構成例を示す概略的なブロック図である。なお、この機能実現部は、CPUを用いることなく回路などのハードウエアロジックによって構成してもよい。
図2に示すように、主制御部30のCPUは、正常復帰ログ記録プログラムによって、少なくとも動作要求受付部32、エラー判定部33、エラー情報管理部34、動作実行部35、エラー復帰判定部36およびログ記録部37として機能する。この各部32〜37は、RAMの所要のワークエリアを、データの一時的な格納場所として利用する。
動作要求受付部32は、ユーザによりまたは自動的に光ディスク再生装置10が要求された動作を受け付ける。この動作要求としては、たとえばユーザにより取り出し(イジェクト)ボタンを押されることにより受け付けられる光ディスク1の取り出し要求などを挙げることができる。
エラー判定部33は、所定のエラーが生じているか否かを判定する。ここで、所定のエラーとは、不揮発性記憶部31に記憶させるべき重要なエラーをいうものとする。本実施形態においては、メカニズムエラーを所定のエラーとする場合の例について説明する。メカニズムエラーとは、機械的な動作を行う際に生じるエラーであり、たとえば光ディスク1のローディングエラーやイジェクトエラーのほか、光ディスク再生装置10の電源投入時におけるイニシャライズエラー(初期化失敗)などを含む。
エラー情報管理部34は、自機に対する動作要求があり、かつ既に所定のエラーが生じていると、このエラーの情報を前回エラー情報として第1の記憶媒体としてのRAMの所要のワークエリアに記憶させる。
動作実行部35は、動作要求受付部32により要求を受け付けられた動作を実行する。たとえば、動作要求が光ディスク1の取り出し要求であった場合、動作実行部35は、光ディスク1の取り出し処理を実行する。
エラー復帰判定部36は、動作実行部35により動作が実行された結果、所定のエラーが生じず、かつ前回エラー情報として所定のエラーがRAMの所要のワークエリアに記憶されていると、所定のエラー状態から正常状態へ復帰したと判定する。
ログ記録部37は、エラー復帰判定部36により所定のエラー状態から正常状態へ復帰したと判定されると、リングバッファに記憶された所定のエラーが生じた時点から正常状態へ復帰した時点までの履歴情報を不揮発性記憶部31に記憶させる。
次に、本実施形態に係る光ディスク再生装置10の動作の一例について説明する。
図3は、図1に示す光ディスク再生装置10のCPUにより、エラー状態から正常復帰すると、エラー状態から正常復帰までのログを不揮発性記憶部31に記憶させる際の手順を示すフローチャートである。図3において、Sに数字を付した符号は、フローチャートの各ステップを示す。
まず、ステップS1において、動作要求受付部32は、ユーザによりまたは自動的に光ディスク再生装置10が要求された動作を受け付ける。たとえば、動作要求受付部32は、ユーザによりイジェクトボタンを押されることにより光ディスク1の取り出し要求を受け付ける。動作要求がない場合は、一連の手順は終了となる。
次に、ステップS2において、エラー判定部33は、所定のエラーとしてのメカニズムエラーが生じているか否かを判定する。メカニズムエラーが生じているか否かは、主制御部30のCPUによりRAMの所要のワークエリアに記憶されたメカニズムステータス(Mechanism Status)の情報を参照することにより判定することができる。メカニズムステータスが、エラーが生じている旨の情報を与える場合、ステップS3に進む。一方、エラーが生じていない場合は、ステップS4に進む。
次に、ステップS3において、エラー情報管理部34は、エラー判定部33から所定のエラーとしてのメカニズムエラーが発生している旨の情報を受け、主制御部30のCPUによりRAMの所要のワークエリアに設けられたエラーステータス(Error Status)の情報を取得する。エラーステータスの情報は、メカニズムステータスが「エラーが生じている」旨の情報を与える場合に、このエラーの詳細情報を内容とする。たとえば、エラーステータスの情報としては、イジェクトエラーである旨の情報などを挙げることができる。そして、エラー情報管理部34は、このエラーステータスの情報を前回エラー情報として第1の記憶媒体としてのRAMの所要のワークエリアに記憶させる。以下の説明では、前回エラー情報としてイジェクトエラーが生じていた旨の情報をRAMの所要のワークエリアに記憶させる。
次に、ステップS4において、動作実行部35は、ステップS1において動作要求受付部32により要求を受け付けられた動作を実行する。たとえば、動作実行部35は、イジェクト動作を実行する。
次に、ステップS5において、エラー判定部33は、ステップS2と同様に所定のエラーとしてのメカニズムエラーが生じているか否かを判定する。メカニズムステータスが、エラーが生じていない旨の情報を与える場合は、エラー状態から正常状態へ復帰したかどうかを確認するため、ステップS6に進む。一方、メカニズムステータスが、エラーが生じている旨の情報を与える場合、ステップS7に進む。
次に、ステップS6において、エラー復帰判定部36は、前回エラー情報としての前回のエラーステータスの情報(たとえばイジェクトエラーが生じていた旨の情報など)がRAMの所要のワークエリアに記憶されているか否かを判定する。前回エラー情報が記憶されている場合、所定のエラー状態から正常状態へ復帰したと判定し、不揮発性記憶部31に対するログ記録を行うべくステップS8に進む。一方、前回エラー情報が記憶されていない場合、ログ記録を行う必要はないため、ステップS9に進む。
他方、ステップS5でメカニズムエラーが生じていると判定されると、ステップS7において、エラー情報管理部34は、現在のエラー情報と前回エラー情報としての前回のエラーステータスの情報(たとえばイジェクトエラーが生じていた旨の情報など)とが異なっているか否かを判定する。異なっている場合、ステップS8に進む。一方、同一である場合は、ステップS9に進む。なお、このステップS7において現在のエラー情報と前回エラー情報とが異なっていると判定される場合には、正常状態からエラー状態に移行した場合、すなわち、前回エラー情報が「エラーがない」旨の情報(Non)である場合を含む。
次に、ステップS8において、ログ記録部37は、ステップS2においてエラー判定が行われた時から現在までのリングバッファに記憶された履歴情報を不揮発性記憶部31に記憶させる。たとえば、ステップS6からステップS8へ進んだ場合、ログ記録部37は、ステップS2においてエラー判定が行われた時からステップS6において所定のエラー状態から正常状態へ復帰したことが確認された時までの履歴情報を不揮発性記憶部31に記憶させることになる。なお、リングバッファの記憶容量の上限を超えると、最も古い履歴情報から順次リングバッファから削除される。このため、ステップS2からステップS6までの全ての履歴情報が不揮発性記憶部31に記憶されるとは限らない。
次に、ステップS9において、エラー情報管理部34は、第1の記憶媒体としてのRAMの所要のワークエリアに記憶された前回エラー情報をクリア(Non)に設定する。
以上の手順により、エラー状態から正常復帰すると、エラー状態から正常復帰までのログを不揮発性記憶部31に記憶させることができる。
本実施形態に係る光ディスク再生装置10は、エラー状態から正常復帰すると、エラー状態から正常復帰までのログを不揮発性記憶部31に記憶させるログ記録部37を備える。このため、保守管理者は、エラー状態から状況変化やユーザによる意識または無意識な操作などの何らかの原因によって正常復帰状態へ移行してしまった場合でもその間のログを事後的に取得することができる。したがって、本実施形態に係る光ディスク再生装置10によれば、エラー状態から正常復帰した場合において、エラーの原因を特定する際にエラー状態から正常復帰までのログを利用することができるとともに、容易に正常復帰に至った経緯を把握することができる。
また、本実施形態に係る光ディスク再生装置10によれば、不揮発性記憶部31に原因の異なるエラー情報が複数記憶されている場合においても、一度発生したエラーから復帰した後に再度発生したエラーであるか、一度発生したエラーから復帰を経ずに複合的に発生したエラーであるかといった詳細な経緯を把握することができる。このため、従来の技術に比べ、保守管理者はユーザの不満に対して非常に的確な対応を行うことができる。また、この光ディスク再生装置10によれば、保守管理者は市場で発生する問題に対して高い解析能力を発揮することができるため、TAT(Turn Around Time、納期)の短縮およびNTFの削減を図ることができる。
また、本実施形態に係る光ディスク再生装置10は、従来の技術に比べて特別な追加部材を必要としない。このため、ソフトウェアのアップデートなどにより容易に従来の光ディスク再生装置10に適用することが可能である。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
たとえば、本発明は、本実施形態で説明した光ディスク再生装置10のほかにも、様々な電子機器に適用可能であり、特に、小型でメモリ資源に乏しい電子機器に適用することが可能である。
また、本発明の実施形態では、フローチャートの各ステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
1 光ディスク
10 光ディスク再生装置
11 ピックアップ部
12 対物レンズ
13 対物レンズ移動部
14 反射光検出部
20 ピックアップ制御部
21 データ再生回路
22 PLL制御回路
30 主制御部
31 不揮発性記憶部
32 動作要求受付部
33 エラー判定部
34 エラー情報管理部
35 動作実行部
36 エラー復帰判定部
37 ログ記録部
40 表示部
50 ネットワーク接続部

Claims (5)

  1. 自機の動作状態の履歴情報を一時的に記憶しておくリングバッファと、
    必要に応じて前記リングバッファに記憶された履歴情報の一部または全部を記憶する不揮発性記憶媒体と、
    自機に対する動作要求があり、かつ既に所定のエラーが生じていると、このエラーの情報を前回エラー情報として第1の記憶媒体に記憶させるエラー情報管理部と、
    前記要求された動作を実行した結果前記所定のエラーが生じず、かつ前記前回エラー情報として前記所定のエラーが前記第1の記憶媒体に記憶されていると、前記リングバッファに記憶された前記所定のエラーが生じた時点から現在までの履歴情報を前記不揮発性記憶媒体に記憶させるログ記録部と、
    を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。
  2. 前記要求された動作を実行した結果前記所定のエラーが生じず、かつ前記前回エラー情報として前記所定のエラーが前記第1の記憶媒体に記憶されていると、前記所定のエラー状態から正常状態へ復帰したと判定するエラー復帰判定部、
    をさらに備え、
    前記ログ記録部は、
    前記エラー復帰判定部により前記所定のエラー状態から正常状態へ復帰したと判定されると、前記リングバッファに記憶された前記所定のエラーが生じた時点から正常状態へ復帰した時点までの履歴情報を前記不揮発性記憶媒体に記憶させる、
    請求項1記載の光ディスク再生装置。
  3. 前記所定のエラーは、機械的な動作を行う際に生じたメカニズムエラーであり、
    前記動作要求は、機械的な動作の要求である、
    請求項1または2に記載の光ディスク再生装置。
  4. 自機の動作状態の履歴情報を一時的にリングバッファに記憶させるステップと、
    自機に対する動作要求があり、かつ既に所定のエラーが生じていると、このエラーの情報を前回エラー情報として第1の記憶媒体に記憶させるステップと、
    前記要求された動作を実行した結果前記所定のエラーが生じず、かつ前記前回エラー情報として前記所定のエラーが前記第1の記憶媒体に記憶されていると、前記リングバッファに記憶された前記所定のエラーが生じた時点から現在までの履歴情報を不揮発性記憶媒体に記憶させるステップと、
    を有することを特徴とする光ディスク再生方法。
  5. 前記要求された動作を実行した結果前記所定のエラーが生じず、かつ前記前回エラー情報として前記所定のエラーが前記第1の記憶媒体に記憶されていると、前記所定のエラー状態から正常状態へ復帰したと判定するステップ、
    をさらに有し、
    前記リングバッファに記憶された前記所定のエラーが生じた時点から現在までの履歴情報を不揮発性記憶媒体に記憶させるステップは、
    前記所定のエラー状態から正常状態へ復帰したと判定されると、前記リングバッファに記憶された前記所定のエラーが生じた時点から正常状態へ復帰した時点までの履歴情報を前記不揮発性記憶媒体に記憶させるステップである、
    請求項4記載の光ディスク再生方法。
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