JP2010268884A - 自転車用靴 - Google Patents

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Yutaka Ueda
裕 上田
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Abstract

【課題】自転車用靴において、靴底部より幅が狭いペダルを使用しても、軟質の靴底部の幅方向の変形を抑えるようにする。
【解決手段】自転車用靴10は、自転車搭乗時に使用する靴であって、アッパー部12と、靴底部14と、補強部材16と、を備えている。アッパー部12は、足の甲を覆う。靴底部14は、アッパー部12に固定されている。少なくとも一つの補強部材16は、靴底部14に左右方向に沿って配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、靴、特に、自転車搭乗時に使用する自転車用靴に関する。
自転車用靴は、自転車のペダルをこぐのに適した靴である。このような自転車靴は、通常はペダルの踏み面の幅より大きな幅の靴底部を有している。特に、ビンディングペダルと呼ばれる靴に装着されたクリートを係止可能なペダルでは、軽量化を図るため、踏み面の幅が靴底部の幅よりかなり小さい。
また、自転車用靴では、靴底部は、一般にペダリング性能を高めるために剛性が高い硬質の合成樹脂を用いて作成されている。しかし、硬質の合成樹脂を用いると、歩行性が悪化するため、特にレース中に歩行することがあるマウンテンバイク用の自転車用靴では、歩行性を確保するために靴底部に合成ゴム等の軟質の素材を用いている。
特表2001−523148号公報
このように靴底部が軟質でその幅がペダルの踏み面の幅より大きいと、踏み面からはみ出した靴底部のペダル接触部分が幅方向(左右方向)において変形する。靴底部が幅方向において変形すると、力を入れてペダルをこぐとき、その変形により靴底部が踏み面から外れるおそれがある。
そこで、踏み面の幅が靴底部の幅より大きなペダルを用いることが考えられる。しかし、ペダルの踏み面の幅を大きくすると、カーブ走行時にペダルが接地したり、取り回しの邪魔になったりする。
本発明の課題は、自転車用靴において、靴底部より幅が狭いペダルを使用しても、靴底部の幅方向における変形を抑えるようにすることにある。
発明1に係る自転車用靴は、自転車搭乗時に使用する靴であって、アッパー部と、靴底部と、補強部材と、を備えている。アッパー部は、足の甲を覆う。靴底部は、アッパー部に固定されている。少なくとも一つの補強部材は、靴底部に左右方向に沿って配置されている。
この自転車用靴では、靴底部に左右方向に沿って補強部材が配置されている。このため、靴底部の左右方向における剛性が高くなる。この結果、靴底より幅が狭いペダルを使用しても、軟質の靴底の幅方向における変形を抑えることができる。
発明2に係る自転車用靴は、発明1に記載の靴において、靴底部は、補強部材を間に挟んで左右方向に沿って配置された溝部をさらに備える。この場合には、補強部材の間に溝部が靴底部に形成されているので、靴底部が前後方向において湾曲しやすくなる。このため、特に歩行時に湾曲する拇指球より前方に溝部を形成することにより靴底部が湾曲しやすくなり、歩行性をさらに良好にすることができる。
発明3に係る自転車用靴は、発明1又は2に記載の靴において、靴底部に形成され自転車のペダルと共に使用するためのクリートを固定可能なクリート固定部をさらに備え、補強部材は、クリート固定部から前方に配置されている。この場合に、補強部材がペダルに係止されるクリート固定部から前方に形成されているので、ペダルをこぐときにも靴底部が前後方向において湾曲しやすくなる。
発明4に係る自転車用靴は、発明1から3のいずれかに記載の靴において、補強部材は、前後方向に間隔を隔てて靴底部に配置された複数の棒状部材である。この場合には、金属、芳香族ポリアミド系樹脂及び繊維強化樹脂等の棒状部材を用いて補強部材を構成できるので、簡単な構成で補強部材の補強度合いを靴に合わせて自由に設定できる。
本発明によれば、靴底部に左右方向に沿って補強部材が配置されている。このため、靴底より幅が狭いペダルを使用しても、軟質の靴底の幅方向における変形を抑えることができる。
本発明の一実施形態による自転車用靴の側面図。 本発明の一実施形態による自転車用靴の平面図。 その底面図。 図3のIV−IV断面図。 他の実施形態の図3に相当する図。
図1、図2及び図3において、本発明の一実施形態による自転車用靴10は、ビンディングを有するペダルPDと共に使用するためのクリート40を固定可能な靴である。自転車用靴10は、足の甲を覆うアッパー部12と、アッパー部12に固定された靴底部14とを備えている。また、自転車用靴10は、靴底部14を補強する補強部材16と、補強部材16の間に形成された溝部18と、クリート40を固定するためのクリート固定部20と、を備えている。
アッパー部12は、通気性を有する布地と合成皮革とを用いて構成されている。アッパー部12には、面ファスナで足の甲を締め付け可能な、複数(例えば3本)の締め付けベルト22a,22b,22cが装着されている。アッパー部12は、図4に示すように、靴底部14の後述する下ソール部24に接着剤により固定されている。
靴底部14は、アッパー部12に固定された下ソール部24と、上ソール部26と、敷き皮28と、を有している。
下ソール部24は、例えば合成ゴム等の弾性体製の部材である。下ソール部24は、図3及び図4に示すように、下面にクリート40を収納可能なクリート収納部24aと、ペダルPDから自転車用靴10が脱落するのを防止する靴脱落防止部24bと、を有している。下ソール部24は、上面に上ソール部26を収納可能な概ね矩形の収納凹部24dを有している。
クリート収納部24aは、クリート固定部20を含むように凹んで形成されている。クリート収納部24aは、クリート固定部20に固定されたクリート40を底面から突出しないように収納可能であり、この実施形態では、下ソール部24の上下面を貫通して形成されている。靴脱落防止部24bは、クリート固定部20の後方に凹んで形成されている。靴脱落防止部24bは、クリート収納部24aと連続して形成されており、後方に行くに従い先細りに形成されている。したがって、この実施形態では、靴脱落防止部24bは下ソール部24を貫通していない。
上ソール部26は、下ソール部24の上方に、クリート収納部24aに対向して配置される部材でありクリート固定部20を構成している。上ソール部26は、例えばポリアミド樹脂等の比較的硬質な合成樹脂製の部材である。上ソール部26は、概ね矩形の外形を有している。上ソール部26は、上面にクリート40を固定するためのボルト部材42がねじ込まれる雌ねじを有するナット部材44を配置するための概ね矩形の配置凹部26aを有している。配置凹部26aには、クリート固定部20を構成する2本のスリット20a,20bが前後方向に沿って形成されている。スリット20a,20bには、ナット部材44が装着されている。これにより、クリート40の装着位置を前後方向に調整できる。
ナット部材44は、図4に示すように、第1スリット20a,20bに嵌合する2つのナット部44aと、2つのナット部44aが両端に配置されたプレート部44bと、を有している。
敷き皮28は、例えば、上ソール部26の上面及び下ソール部24の上面に接着されている。なお、敷き皮28を接着しなくても良い。
補強部材16は、軟質の下ソール部24の左右方向における強度を補強するために配置されている。補強部材16は、靴底部14の軟質の下ソール部24に配置されている。補強部材16は、例えば、左右方向に沿って配置されたステンレス合金製の線材(棒状部材の一例)を前後方向に間隔を隔てて配置したものである。補強部材16は、下ソール部24の成型の際に金型内にインサートされて一体形成される。補強部材16は、下ソール部24のクリート収納部24aの前方及び後方に配置されている。
溝部18は、クリート収納部24aの前方に配置された補強部材16の間に形成されている。溝部18は、拇指球より前方に位置するように配置されており、歩行時やペダリング時のつま先側の湾曲性を確保するために設けられている。
クリート固定部20は、前述したスリット20a,20bを有する上ソール部26と、ボルト部材42と、ナット部材44と、を有している。クリート40には、一面に長円形凹部40aが形成されており、長円形凹部40aには、長円形凹部40aより小径の長円形孔40bが形成されている。長円形凹部40aには、2つの固定孔46aを有する長円形のワッシャ部材46が装着されている。この固定孔46aを貫通して2本のボルト部材42がナット部材44にねじ込まれてクリート40が自転車用靴10に固定されている。
このように構成された自転車用靴10では、靴底部14の軟質の下ソール部24に補強部材16が左右方向に沿って配置されている。また、前後方向に間隔を隔てて配置されている。このため、補強部材16により靴底部14の左右方向における剛性が高くなる。この結果、靴底部より幅が狭いペダルPDを使用しても、軟質の靴底部14の幅方向における変形を抑えることができる。この変形が抑えられるため、力を入れてペダルをこいでも、靴底部14がペダルPDの踏み面から外れにくくなる。
また、つま先側の補強部材16の間には溝部18が形成されている。このため、左右方向において補強されていても、前後方向における湾曲性を確保できる。したがって、好ましくは歩行時に湾曲する拇指球より前方に溝部18を形成することにより靴底部14が湾曲しやすくなり、歩行性をさらに良好にすることができる。
<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(a)前記実施形態では、ビンディングペダルに用いられるクリートを固定可能な自転車用靴を例に本発明を説明したが、本発明はこれに限定されない。図5において、自転車用靴110は、通常のペダルの踏み面に載置されるものである。自転車用靴110は、アッパー部112と、靴底部114と、を備えている。靴底部114は、合成ゴム等の軟質の合成樹脂製である。靴底部114には、前記実施形態と同様の補強部材116が設けられている。補強部材116は、この実施形態では、概ねペダルの踏み面となる部分から前方に形成されている。また、つま先側の補強部材116の間には溝部118が形成されている。このような構成であっても前記実施形態と揺動な作用効果が得られる。
(b)前記実施形態では、補強部材としてステンレス合金製の線材を用いたが、本発明はこれに限定されない。例えば、芳香族ポリアミド系樹脂、炭素繊維またはガラス繊維で強化された合成樹製の棒状部材等を用いてもよい。また、棒状部材ではなく、板状の部材を用いても良い。
10,110 自転車用靴
12,112 アッパー部
14,114 靴底部
16,116 補強部材
18,118 溝部
20 クリート固定部
40 クリート
PD ペダル

Claims (4)

  1. 自転車搭乗時に使用する自転車用靴であって、
    足の甲を覆うアッパー部と、
    前記アッパー部に固定された靴底部と、
    前記靴底部に左右方向に沿って配置された少なくとも一つの補強部材と、
    を備えた自転車用靴。
  2. 靴底部は、前記補強部材を間に挟んで左右方向に沿って配置された溝部をさらに有する、請求項1に記載の自転車用靴。
  3. 前記靴底部に形成され自転車のペダルと共に使用するためのクリートを固定可能なクリート固定部をさらに備え、
    前記補強部材は、前記クリート固定部から前方に配置されている、請求項1又は2に記載の自転車用靴。
  4. 前記補強部材は、前後方向に間隔を隔てて前記靴底部に配置された複数の棒状部材である、請求項1から3のいずれか1項に記載の自転車用靴。
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