JP2010266639A - 振動調整可能なスネアドラムなどの太鼓類。 - Google Patents

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Norihiro Shimazu
徳博 島津
Hideo Minakami
秀夫 皆上
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Abstract

【課題】胴体部の素材を最大限に活かし鳴りを良くするための方法として、胴体内にスタンド等に取付ける際に、胴体部内に支柱を浸入しない構造にするとか、木などの素材は強く圧縮し振動を伝え易くするなどの方法が用いられている。しかし胴体部を持つ打楽器において、そのままでは振動能力、音色は胴体部の素材の能力を超えることはできない。
【解決手段】従来の方法論とは全く違い、胴体部内にあえて共鳴部材を内設し、スネアドラムなどの太鼓類を打撃した際、振動が胴体部から共鳴部材に伝わることにより振動が長くなって胴体部全体の鳴りが良くなり、チューニング幅が広くなる。
【選択図】図1

Description

本発明は振動調整可能なスネアドラムなどの太鼓類。
スネアドラムや太鼓類の打楽器は筒状の胴体をもち、素材にはバーチやメイプルといった木製のものやスチールやブラスどの金属製のもの、ガラス製、プラスチック製などさまざまなものがある。いずれにせよ高品質を目指す商品は響きを良くするため木製のものは木を圧縮したり、金属製のものはボルトやナットを極力減らしたりするなど効率よく打撃の振動を胴体に伝え、素材を生かした商品が数多く存在する。
打撃した際、打ちつけた衝撃をドラムヘッドから筒状の胴体部分に振動として伝わって音を出し、音色は選択した胴体の素材やドラムヘッドの種類、張力で決定し、サスティン調整はドラムヘッドにミュートを施して各々奏者好みの音を創っていく。しかしサスティンの長さの上限が選択した胴体の素材やドラムヘッド以上のものは望めず、サスティンは短くする方向のみでそれ以上のオープンサウンドは生音では不可能である。本発明は共鳴部材を胴体内に内設することにより、打撃したドラムヘッドの衝撃を胴体と共鳴部材に伝え共鳴部材の材質、形状、数量、取付け位置などによって胴体自体の振動をコントロールし、胴体素材の持つ振動能力以上のものを得て音色やサスティン調整幅を拡げようとするものである。
上記問題を解決するため、請求項1によると筒状の胴体部と、前記胴体部の上下開口に張設されたドラムヘッドと、前記ドラムヘッドの外周に圧着されたリムと、前記胴体部側面に配設された複数のラグと、前記複数のラグと前記リム間を連結して前記リムを引っぱり、前記ドラムヘッドを支持緊張させる複数のボルトとから構成されたスネアドラムなどの太鼓類において、前記胴体部の内部に共鳴部材を内設し、前記胴体部と前記共鳴部とが共鳴するよう連結されていることを特徴とするスネアドラムなどの太鼓類。
本発明によれば、胴体素材の持つ振動能力以上のサスティンが得られ、よりオープンなサウンドが得られる。例えば胴体に振動が伝わり難い安価なスネアドラムやバスドラムでの演奏やマイキンク無しでの和太鼓演奏、またバンド演奏においてドラムパートのみが生音で出音しなければならない場合には残響音がある方が良いので効果絶大である。また共鳴部材自体にも音色があるので、共鳴部材の材質や大きさ、取付け位置、取り付け角度などの組み合わせで様々な音色を作り出すことができる。
本発明に係る一実施例の形態を示す側面図と上面図の透過図である。 本発明に係る一実施例の形態を示す側面図の透過図である。 本発明に係る一実施例の形態を示す側面図と上面図の透過図である。 本発明に係る一実施例の形態を示す側面図と上面図の透過図である。 本発明に係る一実施例の形態を示す側面図と上面図の透過図である。 本発明に係る共鳴部材のミュート装置の一例の側面透過図。 本発明に係る一実施例の形態を示す側面図の透過図である。
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
図1は一実施例のスネアドラムにおけるもので、(A)は上面図、(B)は側面図の透過図で、ドラムヘッドとリムを装着していない状態の図である。筒状の胴体部1とナットの役目をする複数のラグ2と前記ラグ2を前記胴体部1に固設するための複数の取り付けボルト3と共鳴部材4を前記取り付けボルト3を利用して取り付けたものである。図2はリムを装着した場合の図1の拡大図で、前記胴体部1にドラムヘッド(図示せず)を被せ、締め付けボルト6を通すための複数穴のあいたリング状のリム5を設置し、前記ラグ2と螺合する前記締め付けボルト6を前記ラグ2と同数設ける。(下面部は図示せず)aはドラムヘッドを打撃するスティックをイメージしたものである。
図3は一実施例のスネアドラムにおけるもので、(A)は上面図、(B)は側面図の透過図で、ドラムヘッドとリムを装着していない状態の図である。胴体部1に共鳴部材4をボルト3で取り付け、加えて胴体部1に共鳴部材としてスプリング7を溶着したものである。胴体部1とスプリング7の連結にターンバックルなどを介してスプリング7の張力を調整し共鳴度を可変させる方法も有効である(図示せず)。
図4は一実施例のスネアドラムにおけるもので、(A)は上面図、(B)は側面図の透過図で、ドラムヘッドとリムを装着していない状態の図である。胴体部1にリング状の共鳴部材8をボルト3で取り付けたものである。
図5は一実施例のスネアドラムにおけるもので、(A)は上面図、(B)は側面図の透過図で、ドラムヘッドとリムを装着していない状態の図である。胴体部1にリング状の共鳴部材8を溶着部10に固着したものである。
図6は共鳴部材4のミュート装置で、胴体部1貫通させたネジ加工されたプッシュロッド9にハンドル10を設け、ネジ加工されたナット部11とネジ12で固定したピポット13とフェルト14とそれらを連動させるジョイント15とロッド16で構成されている。ハンドル10を回すことによりフェルト14が押し上げられ、共鳴部材4に接触しミュートする。これは一例だが、このようなミュート装置を取付けることで共鳴部材の共鳴度をコントロールすることが可能である。また板状の共鳴部材をドラムヘッドや胴体部に対して斜めに設置し、共鳴度を調整するなど様々な方法が考えられる。(図示せず)
実施例1から実施例5では共鳴部材を胴体部の壁面に対し、ほぼ垂直方向に取付けているが、図7のように壁面に対し、平行方向に取り付けると振動具合が変わり面白い。
共鳴部材の素材や形状、大きさ、取付方向などは自由に選択でき、例えば張力を保ったドラムヘッドを胴体部内に設置し、そのドラムヘッドを共鳴させるなど、それらは設計上の問題であり選択の範囲である。共鳴部材の素材はステンレス、ブラス、アルミなどの金属やセラミックなどの陶器類、木製でも有効で、形状や大きさ、胴体部の素材との組み合わせで様々な音色が楽しめる。
1:胴体部
2:ラグ
3:取り付けボルト
4:共鳴部材
5:リム
6:締め付けボルト
7:スプリング
8:リング状の共鳴部材
9:プッシュロッド
10:ハンドル
11:ナット部
12:ネジ
13:ピポット
14:フェルト
15:ジョイント
16:ロッド
a:スティック

Claims (1)

  1. 筒状の胴体部と、前記胴体部の上下開口に張設されたドラムヘッドと、前記ドラムヘッドの外周に圧着されたリムと、前記胴体部側面に配設された複数のラグと、前記複数のラグと前記リム間を連結して前記リムを引っぱり、前記ドラムヘッドを支持緊張させる複数のボルトとから構成されたスネアドラムなどの太鼓類において、前記胴体部の内部に共鳴部材を内設し、前記胴体部と前記共鳴部とが共鳴するよう連結されていることを特徴とするスネアドラムなどの太鼓類。



























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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016043075A1 (ja) * 2014-09-16 2016-03-24 ヤマハ株式会社 ドラム
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