JP2010262597A - 変換サーバ、画面変換方法、及びプログラム - Google Patents

変換サーバ、画面変換方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010262597A
JP2010262597A JP2009114875A JP2009114875A JP2010262597A JP 2010262597 A JP2010262597 A JP 2010262597A JP 2009114875 A JP2009114875 A JP 2009114875A JP 2009114875 A JP2009114875 A JP 2009114875A JP 2010262597 A JP2010262597 A JP 2010262597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
input
application
generation data
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009114875A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5297880B2 (ja
Inventor
Takashi Ishizawa
崇 石澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2009114875A priority Critical patent/JP5297880B2/ja
Publication of JP2010262597A publication Critical patent/JP2010262597A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5297880B2 publication Critical patent/JP5297880B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】既存のアプリケーションを利用して複数のユーザが共同で作業を行うための作業環境を効率よく実現する。
【解決手段】アプリケーション511が動作するアプリケーションサーバ30と通信可能に接続し、アプリケーション511を利用する一つ以上のクライアント20と通信可能に接続する変換サーバ10を設け、変換サーバ10に、アプリケーション511によって提供される第1の画面生成データに基づき、クライアント20を操作するユーザごとに第1の画面の入力項目についてその入力可否を設定した第2の画面を生成するための第2の画面生成データを生成させ、クライアント20からユーザの識別子を受け付けて、受け付けた識別子に対応する第2の画面生成データをクライアント20に送信させる。またアプリケーション511が共同作業に必要となる一時保存機能を有しない場合は一時保存機能を設ける。
【選択図】図6

Description

本発明は、変換サーバ、画面変換方法、及びプログラムに関し、とくに既存のアプリケーションを利用して複数のユーザが共同で作業を行うための作業環境を効率よく実現する技術に関する。
近年、企業ではコンピュータシステム上で行う業務が普及している。また、企業が扱う商品や組織体制が複雑化し、1つの業務を複数人が共同で行う場合が多い。
共同作業を支援するためのシステムとして、ワークフローシステムがある。ワークフローシステムは入力作業や承認作業のために複数の部門にまたがって利用され、作業の進捗状況を確認する機能を有するものもある。しかし、1つの業務が複数の作業ステップから構成されるためその数だけ作業用画面や機能を設計する必要がある。
ワークフローシステムの画面開発の工数を低減する技術に関し、例えば特許文献1には、業務申請が行われるライフイベント(人事異動や結婚、引越し等の会社生活上の契機)の選択を申請者から受け付け、ライフイベントに対応する複数の申請業務の受付を行い、受付けた各業務の申請起票時点での作業で画面表示すべきデータ項目を抽出し、その全業務で当該時点に画面表示すべきデータ項目を設定した画面を生成し、生成された画面に対して入力された申請データを受付け、ライフイベントに対応する案件を、受付けた複数の申請業務及び申請データと対応付けて管理することなどが記載されている。
特許文献2には、コンピュータネットワークを使って共同作業環境を提供する技術に関し、共同ワークエリア上に描画されつつある、あるいは描画されているオブジェクトのオーナを簡単に識別したり、特定のオーナのオブジェクトを選択的に識別し、オーナ単位でのオブジェクトの編集操作を簡単に行うことを目的とした技術が記載されている。
この特許文献2には、複数のクライアントを有するコンピュータシステムまたはコンピュータネットワークを用いて行う共同作業環境を提供するシステムにおいて、共同ワークエリア上のオブジェクトの中からあるオーナによって描画されたオブジェクトを選択的に識別できるようにするために、ユーザシステムのノード識別コードとオーナ識別子をユーザ管理テーブルに記憶し、ノード識別コードとオブジェクト情報をオブジェクト管理テーブルに記憶し、オブジェクトに対するイベント入力により、オブジェクト管理テーブルのノード識別コードを取得し、ユーザ管理テーブルのオーナ識別子を取得することなどが記載されている。
特開2003−162613号公報 特開2001−312478号公報
しかし、近年パッケージシステムなど不特定のユーザを対象とした汎用的なシステムの普及が進み、自社の業務形態に合うようカスタマイズするケースが多い。このような既存のパッケージシステムなどを共同作業に適したシステムに変更する場合、前述の技術では既存システムの改修コストが必要となり、さらに元々のシステムで行う業務の機能を損なわず変更できたかなどを変更後に確認する必要がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、既存のアプリケーションを利用して複数のユーザが共同で作業を行うための作業環境を効率よく実現することが可能な、変換サーバ、画面変換方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のうちの一つは、
アプリケーションが動作するアプリケーションサーバと通信可能に接続し、かつ、前記アプリケーションを利用する複数のクライアントと通信可能に接続する、変換サーバであって、
前記アプリケーションによって提供され、入力情報を取得するための第1の画面を生成する第1の画面生成データに基づき、第2の画面を生成するための第2の画面生成データを生成する画面変換部と、
前記第2の画面生成データを前記クライアントに送信し、前記第2の画面に対して入力された入力情報を取得して前記アプリケーションに送信する入力情報転送部と
を有し、
前記画面変換部は、前記第1の画面生成データに基づき、前記クライアントを操作するユーザごとに前記第1の画面の入力項目についてその入力可否を設定した前記第2の画面を生成するための前記第2の画面生成データを生成し、
前記入力情報転送部は、前記クライアントから前記ユーザの識別子を受け付け、受け付けた前記識別子に対応する前記第2の画面生成データを前記クライアントに送信する、
というものである。
ここでアプリケーションサーバ及び前記クライアントと例えばHTTP(HyperText Transfer Protocol)によって通信する。また第1の画面生成データ及び第2の画面生成データは例えばHTML(HyperText Markup Language)を用いて記述されたデータであり、第1の画面及び前記第2の画面は例えばWebページである。
本発明の変換サーバによれば、アプリケーションが提供する第1の画面生成データに基づき、クライアントを操作するユーザごとの第2の画面を生成するための第2の画面生成データを自動的に生成してユーザに提供することができる。また第2の画面に対して入力された入力情報をアプリケーションに自動的に引き渡すことができる。またアプリケーションにカスタマイズを加えないため、パッケージソフトウエアの機能が維持されていること等を検証するため煩雑なテストを実施する必要もない。このため、既存のアプリケーションを利用して複数のユーザが共同で作業を行うための作業環境を効率よく実現することができる。
本発明のうちの他の一つは、上記変換サーバであって、
前記アプリケーションに前記入力情報を確定した情報として送信する権限を有する前記ユーザを特定するための情報を記憶し、
前記画面変換部は、
前記権限を有するユーザの前記第2の画面に前記入力情報を確定した情報として送信するための操作項目である確定送信操作項目を設け、
前記権限を有しないユーザの前記第2の画面に前記入力情報を一時的に保存する情報として送信するための操作項目である一時保存操作項目を設けることとする。
本発明によれば、画面変換部は、第2の画面を操作するユーザの権限(入力権限、承認権限)に応じて、確定送信操作項目(確定送信ボタン)または一時保存操作項目(一時保存ボタン)のいずれかを第2の画面に設ける。これによれば、ユーザによって運用されるワークフローに対応した第2の画面を自動的に生成することができる。従って、既存のアプリケーションを利用して複数のユーザが共同で作業を行うための作業環境を効率よく実現することができる。
本発明のうちの他の一つは、上記変換サーバであって、
前記画面変換部は、前記アプリケーションが提供する前記第1の画面に前記一時保存操作項目が設けられていない場合、前記第2の画面の前記一時保存操作項目が操作されると当該変換サーバに設けられた一時保存部に前記第2の画面に対して入力された前記入力情報を一時的に保存する。
本発明によれば、画面変換部は、アプリケーションが提供する第1の画面に一時保存操作項目(一時保存ボタン)が設けられていない場合、変換サーバに設けられた一時保存部に入力情報を保存することにより、共同作業を行うために必要となる一時保存の機能を実現する。このように本発明によれば、既存のアプリケーションを利用して複数のユーザが共同で作業を行うための作業環境を効率よく実現することができる。
本発明のうちの他の一つは、上記変換サーバであって、
前記入力項目の夫々の入力を担当する前記ユーザを設定させる画面である分担設定画面を表示し、前記分担設定画面に設定内容を入力させることにより前記設定を受け付け、受け付けた前記設定内容に従い前記第2の画面における前記入力項目の入力可否を設定する設定内容受付部をさらに備える。
このように、変換サーバは、ユーザごとの入力項目の入力可否を設定するための機能を備える。このため、ワークフローに従って共同作業を行うユーザの役割分担や作業範囲等が変更になった場合でも、アプリケーションに変更を加えることなく柔軟に対応することができる。
本発明のうちの他の一つは、上記変換サーバであって、
前記入力項目の入力担当として前記ユーザが設定されていない入力項目を有する前記設定内容を受け付けた場合に、その旨を表示して前記設定内容の修正を受け付け、同じ前記入力項目の入力担当として複数の前記ユーザを設定する前記設定内容を受け付けた場合に、その旨を表示して修正要否の操作を受け付け、修正要とする操作を受け付けると前記設定内容の修正を受け付ける設定内容確認登録部をさらに備える。
このように、変換サーバは、入力担当者が誰も設定されていない入力項目を有する設定内容を受け付けた場合に、その旨を表示して修正を受け付け、同じ入力項目の入力担当として複数のユーザを設定する設定内容を受け付けた場合、その旨を表示して修正要否の操作を受け付け、修正要とする操作を受け付けると設定内容の修正を受け付ける。このため、不正な設定や入力ミスが発生した場合は自動的に修正を促すことができる。また同じ入力項目の入力担当として複数のユーザを設定した場合にはそのような設定を許容することができる。このように本発明の変換サーバは、アプリケーションの機能を損なう設定を防ぐよう制御したり、ユーザサイドの事情に柔軟に対応することができる。
尚、前記入力情報転送部は、前記クライアントから前記入力情報が付帯された前記第2の画面生成データを受信し、受信した前記第2の画面生成データを前記第1の画面生成データに変換し、変換した第1の画面生成データに受信した前記入力情報を付帯させて前記アプリケーションに送信する。変換サーバからアプリケーションに入力情報を送信する仕組みは、このように第2の画面生成データを第1の画面生成データに変換(逆変換)し、これにより生成される第1の画面生成データを、入力情報を付帯させてアプリケーションに送信することにより容易に実現することができる。
前記第2の画面生成データは、ある前記ユーザについて生成される前記第2の画面において入力不可になっている前記入力項目に他の前記ユーザによって入力された前記入力情報を表示させるためのデータを含む。このように第2の画面には他のユーザによって入力された入力情報が表示されるので、各ユーザは自身が入力を行う際に他のユーザによって入力された入力情報を確認しつつ入力作業を進めることができる。このように本発明によれば、複数のユーザが共同で作業を行うための好適な作業環境を容易に実現することができる。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、複数のユーザが共同で作業を行うための作業環境を効率よく実現することができる。
情報処理システム1の構成を示す図である。 クライアント20、変換サーバ10、又はアプリケーションサーバ30として利用可能な情報処理装置50(コンピュータ)の一例を示す図である。 第1の画面、第2の画面、及びクライアント20を操作するユーザの関係を示す図である。 ワークフローに従ってユーザが行う入力作業の様子を示す図である。 クライアント20の主な機能を示す図である。 アプリケーションサーバ30の主な機能を示す図である。 変換サーバ10の機能、及び変換サーバ10が管理するデータを示す図である。 変数表700の一例を示す図である。 項目表800の一例を示す図である。 分担表900の一例を示す図である。 初期設定処理S1000を説明するフローチャートである。 初期設定処理S1000を説明するフローチャートである。 分担設定処理S1100を説明するフローチャートである。 分担設定画面1200の一例を示す図である。 分担設定画面1200の一例を示す図である。 警告画面1230の一例を示す図である。 情報取得処理S1300を説明するフローチャートである。 情報変換処理S1317を説明するフローチャートである。 項目を無効化する方法の一例を示す図である。 項目を画面から隠す方法の一例を示す図である。 項目のラベルを変更する方法の一例を示す図である。
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1Aに実施形態として説明する情報処理システム1の構成を示している。同図に示すように、情報処理システム1は、一台以上のクライアント20、アプリケーションサーバ30、及び、各クライアント20とアプリケーションサーバ30との間に介在する変換サーバ10を備えている。クライアント20と変換サーバ10とは通信ネットワーク5を介して通信可能に接続されている。変換サーバ10とアプリケーションサーバ30とは、通信ネットワーク6を介して通信可能に接続されている。
通信ネットワーク5,6は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット、公衆通信網、専用線等である。2つの通信ネットワーク5,6は同一のネットワークであってもよい。通信ネットワーク5,6ではTCP/IPによる通信が可能である。またクライアント20と変換サーバ10との間、及び変換サーバ10とアプリケーションサーバ30との間では、HTTP(HyperText Transfer Protocol)による通信が可能である。変換サーバ10及びアプリケーションサーバ30は、いずれも通信ネットワーク5,6において他の装置からのリクエストに応じてWebページを提供するWebサーバとしての機能を有する。
図1Bに、クライアント20、変換サーバ10、又はアプリケーションサーバ30として利用可能な情報処理装置50(コンピュータ)の一例を示す。同図に示すようにこの情報処理装置50はCPU51、メモリ52(RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等)、記憶装置53(ハードディスク、半導体記憶装置(SSD:Solid State Drive)等)、ユーザやオペレータによる操作入力を受け付ける入力装置54(キーボードやマウス等)、出力装置55(液晶モニタ、プリンタ等)、及び通信インタフェース56(NIC(Network Interface Card、無線LANモジュール等)を備えている。クライアント20、変換サーバ10、及びアプリケーションサーバ30は、これらのうちの少なくとも2つ以上を同一の情報処理装置50によって実現することもできる。
アプリケーションサーバ30ではアプリケーションプログラムが実行されている。これによりアプリケーションサーバ30では業務サービス等のサービスを提供するアプリケーション511が実現されている。アプリケーション511は、例えば、財務、経理、会計、請求書発行、在庫管理、購買仕入管理、プロジェクト管理等のサービスを提供する。アプリケーションは、通信ネットワーク6を通じてアクセスしてくる他の装置に対し、当該アプリケーション511のサービスを提供するのに必要となる入力情報を取得するための画面(以下、第1の画面と称する。)を生成するHTML形式のデータ(以下、第1の画面生成データと称する。)を送信する。
クライアント20は、変換サーバ10から送信される第2の画面生成データを受信し、受信した第2の画面生成データに基づく第2の画面を表示してユーザから入力情報を受け付ける。この第2の画面は、ユーザサイドで運用されているワークフローに従った画面構成を有する。クライアント20は、上記第2の画面に対してユーザが入力した入力情報を第2の画面生成データに付帯させて変換サーバ10に送信する。
変換サーバ10は、アプリケーションから送られてくる第1の画面生成データに基づき第2の画面生成データを生成する。変換サーバ10は、クライアント20から送られてくる第2の画面生成データを第1の画面生成データに変換し、この第1の画面生成データに上記入力情報を付帯させてアプリケーション511(アプリケーションサーバ30)に送信する。
図2は第1の画面、第2の画面、及びクライアント20を操作するユーザの関係を示している。尚、以下の説明において、上記ユーザA、ユーザBには、クライアント20を操作して入力情報を入力する権限(以下、入力権限と称する。)が与えられているが、入力情報をアプリケーションに対して最終的に確定した情報として送信する権限(以下、承認権限と称する。)は与えられていない。またユーザXには、入力権限及び承認権限の双方が与えられている。
図2において、符号21で示す画面は、アプリケーション511が変換サーバ10に提供する第1の画面である。符号22〜24で示す3つの画面は、第1の画面に基づき変換サーバ10が生成してクライアント20に提供する第2の画面である。第2の画面22〜24のうち第2の画面22は、ユーザAが入力者である場合に表示される画面である。第2の画面23は、ユーザBが入力者である場合に表示される画面である。また第2の画面24は、ユーザXが入力者である場合に表示される画面である。このように、変換サーバ10は、ユーザごとに異なる画面を提供する。
図2に示すように、第1の画面及び第2の画面は、いずれも4つの入力項目(案件名称211、受注種別212、ソフトウエア213、及びハードウエア214)と、1つの送信ボタン215とを有する。同図において、破線で示す入力項目は、そのユーザによる入力が抑止されている項目(以下、入力抑止項目と称する。)である。一方、実線枠の項目は、そのユーザによる入力が許可されている項目(以下、入力許可項目と称する。)である。尚、入力抑止項目に他のユーザが既に内容を入力している場合には、その内容が表示される。
同図に示す第2の画面22では、ソフトウエア213のみが入力許可項目であり、他の入力項目は全て入力抑止項目である。第2の画面23では、ハードウエア214のみが入力許可項目であり、他の入力項目は全て入力抑止項目である。第2の画面24では、案件名称211及び受注種別212が入力許可項目であるが、ソフトウエア213及びハードウエア214については入力抑止項目である。
同図に示すように、第2の画面22〜24には、いずれも送信ボタン215が設けられているが、第2の画面22,23に設けられている送信ボタン215と、第2の画面24に設けられている送信ボタン215とは機能が異なる。このうち第2の画面22,23に設けられている送信ボタン215については、これらが操作されると、入力情報を変換サーバ10又はアプリケーション511側に設けられた一時保存領域(一時保存部5111)一時的に保存されるが、アプリケーション511に対して最終的に確定した入力情報(以下、最終確定情報と称する。)として送信されるわけではない。一方、第2の画面24に設けられている送信ボタン215が操作されると、入力情報が最終確定情報としてアプリケーション511に送信される。以下、第2の画面22,23に設けられている送信ボタン215のことを一時保存ボタンと称し、第2の画面24に設けられている送信ボタン215のことを確定送信ボタンと称する。また一時保存ボタンによって行われる処理のことを一時保存と称し、確定送信ボタンによって行われる送信のことを確定送信と称する。
図3にワークフローに従ってユーザが行う入力作業の様子を示している。まずユーザAが、第2の画面22の入力可能項目であるソフトウエア213に入力情報を入力し送信ボタン215(一時保存ボタン)を操作すると、入力情報が、変換サーバ10又はアプリケーションサーバ30の一時保存部64,5111に保存される。次にユーザBが、第2の画面23の入力可能項目であるハードウエア214に入力情報を入力し、送信ボタン215(一時保存ボタン)を操作すると、今回入力された入力情報が、既に一時保存部64,5111に保存されている情報とともに一時保存部64,5111に保存される。
次にユーザXが、第2の画面24の入力可能項目である案件名称211及び受注種別212に入力情報を入力して送信ボタン215(確定送信ボタン)を操作すると、今回入力された入力情報が、既に一時保存部64,5111に保存されている情報とともにアプリケーション511に確定送信される。
尚、図2に示すように、ユーザBが利用する第2の画面22の入力抑止項目である案件名称211、受注種別212、及びソフトウエア213には、ユーザAが既に入力している情報が表示される。またユーザXが利用する第2の画面24の入力抑止項目「ソフトウエア213」及び「ハードウエア214」には、ユーザA及びユーザBが既に入力している情報が表示される。
以上のように、変換サーバ10は、アプリケーション511が提供する第1の画面生成データに基づき、クライアント20を操作するユーザごとの第2の画面を生成するための第2の画面生成データを自動的に生成してユーザに提供する。また変換サーバ10は、第2の画面を操作するユーザに与えられている権限(入力権限、承認権限)に応じて、確定送信ボタンまたは一時保存ボタンを第2の画面に設ける。このように、本実施形態の変換サーバ10によれば、アプリケーション511を利用して複数のユーザが共同で作業を行うための作業環境を実現することができる。
<詳細構成>
次に以上に説明した情報処理システム1のより具体的な構成について説明する。
図4にクライアント20の主な機能を、また図5にアプリケーションサーバ30の主な機能を示している。尚、クライアント20又はアプリケーションサーバ30の機能は、これらのCPU51が、これらのメモリ52に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。
図4に示すように、クライアント20は、画面制御部411を有する。画面制御部411は、変換サーバ10から第2の画面を受信し、受信した第2の画面を表示してユーザから入力情報を受け付け、これを変換サーバ10に送信する。
図5に示すように、アプリケーションサーバ30では、アプリケーション511を有する。アプリケーション511は、外部の装置からの要求に応じて第1の画面を提供し、外部の装置から送信されてくる入力情報を受信して業務サービス等のサービスを提供する。アプリケーション511は、前述した一時保存部5111を備えている場合もあり、そのようなアプリケーション511は、確定送信ボタンが操作されるまで、変換サーバ10から送られてくる一時保存情報を一時保存部5111に保存する。
図6に変換サーバ10の機能、及び変換サーバ10が管理するデータを示している。同図に示すように、変換サーバ10は、初期設定部61、分担設定部62、変換処理部63、及び一時保存部64の機能を有する。また同図に示すように、初期設定部61は、項目抽出処理部611、設定内容確認処理部612、及び一時保存機能追加部613の各機能を有する。また分担設定部62は、設定内容受付部621、設定内容確認登録部622の各機能を有する。変換処理部63は、画面変換部631、及び入力情報転送部632を機能として有する。尚、変換サーバ10の機能は、変換サーバ10のCPU51が、変換サーバ10のメモリ52に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。また同図に示すように、変換サーバ10は、変数表700、項目表800、及び分担表900を管理(記憶)している。
図7に変換サーバ10が管理する変数表700の一例を示している。変数表700には、後述する処理で用いる変数の変数名711とその設定値712が管理されている。同図の場合、変数表700には、「承認権限者」という変数名711に「ユーザX」という設定値712が格納されていることが管理されている。また「種別S2」という変数名711に「あり」という設定値712が格納されていることが管理されている。
図8に変換サーバ10が管理する項目表800の一例を示している。項目表800には、第1の画面生成データから抽出した項目、及びそれらの各項目に関する各種の情報が管理されている。同図に示すように、項目表800は、第1の画面生成データから抽出した項目の夫々に付与される名称(以下、項目名と称する。)が設定される項目名811、項目の夫々を一意に特定する識別情報(以下、項目識別情報と称する。)が設定される項目識別情報812、その項目の入力担当者(分担)を決定するために利用される情報であるグループIDが設定されるグループID813、及び各項目の機能を示す情報である種別IDが設定される種別ID814、の各項目を有する複数のレコードからなる。
図9に変換サーバ10が管理する分担表900の一例を示している。分担表900には、前述した各グループについて設定される情報が管理されている。同図に示すように、分担表900は、グループIDが設定されるグループID911、そのグループに所属する項目の名称が設定される入力項目912、そのグループの業務上の意味を示す情報が設定される業務上の意味913、そのグループが設定されている項目の入力担当者(分担)を特定する情報であるユーザIDが設定される入力担当者ID914、の各項目を有する複数のレコードからなる。
=処理説明=
次に、以上の構成からなる情報処理システム1において行われる処理について順に説明する。
<初期設定>
変換サーバ10が備える機能のうち、初期設定部61は、第1の画面生成データに基づき第2の画面生成データを生成する際に必要となる情報や機能の設定(以下、初期設定と称する。)を行う。初期設定部61は、変換サーバ10を操作するユーザ(以下、初期設定者と称する。)とユーザインタフェースを介した対話形式により、初期設定を行う。初期設定は、例えばアプリケーション511の利用開始前、アプリケーション511の構成が変更された場合やユーザサイドのワークフローに変更が生じた場合などに適宜行われる。
図10A及び図10Bは、初期設定部61によって行われる処理(以下、初期設定処理S1000と称する。)を説明するフローチャートである。以下、これらの図とともに初期設定処理S1000について説明する。
図10Aの符号S1011〜S1015で示す処理は、初期設定部61の項目抽出処理部611によって行われる。項目抽出処理部611は、初期設定者が初期設定処理S1000を開始するための操作を行うと(S1011)、アプリケーション511から第1の画面生成データを取得する(S1012)。尚、第1の画面生成データの取得は、例えば、アプリケーション511にHTTPリクエストを送信することにより行う。
次に項目抽出処理部611は、取得した第1の画面生成データから項目を抽出し、抽出した項目を項目表800に登録する(S1013)。即ち項目抽出処理部611は、抽出した項目に項目名及び項目識別情報を設定し、設定した項目名を項目名811に、設定した項目識別情報を項目識別情報812に設定したレコードを項目表800に追加する。例えば項目抽出処理部611は、Table Rowに記述されている文字列や、INPUTタグ内の「value=」で示される値を利用して項目名を生成する。また項目抽出処理部611は、INPUTタグ内の「name=」で示される値などを利用して項目識別情報を生成する。
次に項目抽出処理部611は、抽出した項目をグループ分けし、各グループにグループIDを付与し、各項目に付与したグループIDを項目表800のグループID813に設定する(S1014)。ここでグループ分けは、例えば、項目の間に所定の依存関係や業務上の関係がある場合に、それらを同じグループに分類することにより行う。上記依存関係は、例えば、一方の入力項目に設定された内容に応じて他方の入力項目に設定可能な情報が限定される関係である。依存関係は、例えば、第1の画面生成データに記述されているクライアント20側で動作させるスクリプト文を自動解析することにより検出する。尚、初期設定者は、グループ分けをどのようにして行うかを変換サーバ10に設定することができる。
次に項目抽出処理部611は、抽出した項目に種別IDを付与し、付与した種別IDを項目表800の種別ID814に設定する(S1015)。ここで種別IDは、項目の機能を識別するための情報である。第1の画面生成データから抽出する項目は、単純な入力フィールドやプルダウン形式の入力等、ユーザから情報を取得するために設けられた項目(以下、入力項目と称する。)と、一時保存ボタンや送信ボタン等、ユーザから所定の処理の実行指示を受け付けるために設けられた項目(以下、操作項目と称する。)とに分類される。項目抽出処理部611は、入力項目には種別IDとして先頭1文字目が”U”から始まるID(「U1」)を付与し、操作項目には種別IDとして先頭1文字目が”S”から始まるID(「S1」又は「S2」)を付与する。
項目抽出処理部611は、例えばtype属性がtextやradioであれば、その項目の種別IDは「U1」であると判定する。また項目抽出処理部611は、type属性がsubmitで「value=」で示される値が「送信」であれば、その項目の種別IDは「S1」であると判定する。また項目抽出処理部611は、type属性がsubmitであり、かつ、「value=」で示される値が「一時保存」であれば、その項目の種別IDは「S2」であると判定する。
尚、「S1」と「S2」の違いは操作項目の機能が前述した一時保存であるか確定送信であるかに対応している。即ち確定送信を行う操作項目には「S1」が付与され、一時保存を行う操作項目には「S2」が付与される。
図10Aの符号S1021〜S1024で示す処理は、初期設定部61の設定内容確認処理部612によって行われる。
設定内容確認処理部612は、項目抽出処理部611によって設定された項目表800の内容を表示し、初期設定者から項目表800の内容承認もしくは修正を受け付ける(S1021,S1022)。初期設定者は、表示内容を確認し、必要があれば修正を行い、内容承認もしくは修正のための操作を行う。初期設定者により行われる修正は、例えば項目抽出処理部611によって自動抽出されなかった項目の追加や業務上の関係に基づくグループIDの設定変更などである。
次に設定内容確認処理部612は、項目表800に、種別IDが「S1」の項目が1つのみ設定されているか否かを判定する(S1023)。種別IDが「S1」の項目が複数設定されている場合(S1023:NO)、設定内容確認処理部612はエラーメッセージを表示する(S1024)。その後はS1022に戻る。種別IDが「S1」の項目が複数設定されていなければ(S1023:YES)、図10BのS1031に進む。
図10Bの符号S1031〜S1039で示す処理は、初期設定部61の一時保存機能追加部613によって行われる。
一時保存機能追加部613は、項目表800に種別IDが「S2」の項目が存在するか否かを判定する(S1031)。種別IDが「S2」の項目が存在する場合は(S1031:YES)、S1034に進む。存在しない場合は(S1031:NO)、S1032に進む。
S1032では、一時保存機能追加部613は変数表700の「種別S2」の変数に「なし」を設定する。また一時保存機能追加部613は、項目表800に項目名811を「一時保存ボタン」設定し、項目識別情報812に新たに生成した項目識別情報を設定し、新たなグループID(同図では「2」)をグループID813に設定し、さらに種別ID814に「S2」を設定した、新たなレコードを追加する(S1033)。
S1034では、一時保存機能追加部613は、項目表800の種別ID814に「U1」が設定されている項目に基づき、グループID911及び入力項目912を設定したレコードを分担表900に追加する。また一時保存機能追加部613は、追加したレコードの業務上の意味913及び入力担当者ID914を、初期設定者に設定させる。
S1035では、一時保存機能追加部613は、変数表700を参照し、「種別S2」の変数の内容が「あり」か否かを判断する。「種別S2」の変数の内容が「あり」であれば(S1035:YES)、処理が終了する。この場合はアプリケーション511の一時保存部5111を利用して一時保存が行われることになる。また「種別S2」の変数の内容が「あり」でなければ(S1035:NO)、一時保存機能追加部613は、変換サーバ10に一時保存領域を確保する(一時保存部64を設ける)。この場合は変換サーバ10が一時保存の機能を担うことになる。
<分担設定>
変換サーバ10の機能のうち、分担設定部62は、分担表900の業務上の意味913、及び入力担当者ID914の内容設定を行う。尚、分担設定部62の処理は、例えば、アプリケーション511の利用開始前の初期設定処理S1000の後に行われる。
図11は、分担設定部62によって行われる処理(以下、分担設定処理S1100と称する。)を説明するフローチャートである。分担設定部62は、変換サーバ10を操作するユーザ(以下、分担設定者と称する。)とユーザインタフェースを介した対話形式により分担設定処理S1100を進行する。以下、同図とともに分担設定処理S1100について説明する。
図11の符号S1111〜S1114で示す処理は、分担設定部62の設定内容受付部621によって行われる。設定内容受付部621は、分担設定者が分担設定処理S1100を開始するための所定の操作を行うと(S1111)、分担設定者が分担設定を行うための、図12Aに示す画面(以下、分担設定画面1200と称する。)を表示する(S1112)。同図に示すように、分担設定画面1200には、分担表900に現在設定されている内容が表示される。尚、入力担当者ID1214の欄にはデフォルト値として、変数表700の変数「承認権限者」に設定されているユーザが表示される。
次に設定内容受付部621は、分担設定者の設定入力を受け付ける(S1113)。設定内容受付部621は、分担設定者により分担設定画面1200の確定ボタン1220が操作されたことを検知すると(S1114:YES)、S1115に進む。
図11の符号S1115〜S1120で示す処理は、分担設定部62の設定内容確認登録部622によって行われる。
S1115において、設定内容確認登録部622は、入力担当者が設定されていない入力項目があるか否かを判定する(S1115)。入力担当者が設定されていない入力項目がある場合(S1115:YES)、設定内容確認登録部622は、図12Bに示すエラーメッセージを表示した後(S1116)、S1113に戻る。一方、全ての入力項目に担当者が設定されている場合には(S1115:NO)、S1117に進む。
続くS1117において、設定内容確認登録部622は、1つの入力項目に複数の異なる担当者が設定されているか否かを判定する。1つの入力項目に複数の異なる担当者が設定されている場合(S1117:YES)、設定内容確認登録部622は、図12Cに示す画面(以下、警告画面1230と称する。)を表示して分担設定者に確認を促す(S1118)。警告画面1230に対して分担設定者がOKボタン1231を操作した場合(S1119:OK)はS1120に進む。分担設定者が戻るボタン1232を操作した場合(S1119:戻る)は、S1113に戻る。
このように、変換サーバ10は、同じ入力項目の入力担当として複数のユーザを設定する設定内容を受け付けた場合、その旨を表示して分担設定者から修正要否の操作を受け付け、修正要とする操作を受け付けると設定内容の修正を受け付ける。このため、入力ミスである場合は自動的に修正を促すことができる。また同じ入力項目の入力担当として複数のユーザを設定した場合にはそのような設定を許容することができる。このように本実施形態の変換サーバ10は、ユーザサイドの事情に柔軟に対応することができる。
S1120では、設定内容確認登録部622は、分担設定画面1200に設定された内容を分担表900に登録する。
<画面変換>
変換サーバ10の機能のうち、変換処理部63は、ユーザがアプリケーション511を利用して業務を行う場合に、アプリケーション511が提供する第1の画面を第2の画面に変換してクライアント20に提供する。また変換処理部63は、第2の画面を介して取得される入力情報をクライアント20から取得し、必要な場合は一時保存を行ってアプリケーション511に引き渡す。
図13は変換処理部63によって行われる処理(以下、情報取得処理S1300)を説明するフローチャートである。
同図において符号S1311〜S1317で示す処理は、変換処理部63の画面変換部631によって行われる。
まず画面変換部631は、クライアント20から認証情報(ユーザID、パスワード等)を取得する。変換サーバ10は、例えばログイン画面等をクライアント20に送信して認証情報を取得する(S1311)。
次に画面変換部631は、変数表700を参照し、ユーザがこれから利用するアプリケーション511が入力情報の一時保存機能を備えているか否かを判定する(S1312)。図7の変数表700の例では、画面変換部631は変数名711が「種別S2」の設定値712が「あり」であれば一時保存機能があると判定し、「なし」であれば一時保存機能がないと判定する。
アプリケーション511が一時保存機能を備えている場合(S1312:YES)、画面変換部631は、アプリケーション511に対し、第1の画面生成データ、及びアプリケーション511側に設けられている一時保存部5111に保持されている一時保存情報を要求し、第1の画面生成データ及び一時保存情報を受信する(S1313)。その後はS1317に進む。
一方、アプリケーション511が一時保存機能を備えていない場合には(S1312:NO)、画面変換部631は、アプリケーション511に対し、第1の画面生成データを要求して第1の画面生成データを取得し(S1314)、取得した第1の画面生成データに一時保存ボタンの記述を追加する(S1315)。また画面変換部631は、変換サーバ10の一時保存部64に格納されている(入力途中の)一時保存情報を読み出し、取得した上記第1の画面生成データに付帯させる(S1316)。尚、一時保存情報は、例えば第1の画面生成データがHTMLで記述されている場合はHTMLのソースコードの該当箇所に一時保存情報を追記することにより行う。またクライアント20側のWebブラウザでスクリプト等を実行して(操作入力をシミュレートして)一時保存情報を付帯させるようにしてもよい。
このように、変換サーバ10は、アプリケーション511が提供する第1の画面に一時保存操作項目(一時保存ボタン)が設けられていないと、変換サーバ10に一時保存部64を設けて共同作業を行うために必要となる一時保存の機能を実現する。
次に画面変換部631は、第1の画面生成データに基づき第2の画面生成データを生成する処理(以下、項目変換処理S1317と称する。)を実行する。項目変換処理S1317の詳細は図14に示している。以下、図14に示すフローチャートとともに項目変換処理S1317について説明する。尚、同図に示す処理は、第1の画面生成データの各項目(項目表800に登録されている全ての項目)の夫々について行われる。
まずS1411では、画面変換部631は、項目表800から項目を1つ取得し(S1411)、その種別ID814の先頭1文字目から当該項目が入力項目であるかそれとも操作項目であるかを判定する(S1412)。先頭1文字目が”U”、すなわち入力項目であれば(S1412:入力項目)、S1413に進み、”S”、すなわち操作項目であれば(S1412:操作項目)、S1415に進む。
S1413では、画面変換部631は分担表900を参照し、ログイン者が当該項目の入力担当者(入力権限を有するか否か)を判定する。入力担当者でなければ(S1413:NO)、S1414に進み、入力担当者であれば(S1413:YES)、S1420に進む。
S1414では、画面変換部631は、第1の画面生成データの当該項目を無効化して第2の画面生成データとする処理を行う。図15Aにこの処理の一例を示している。同図では、HTMLの当該項目のdisabled属性の値を「disabled」にすることで無効化を行っている。なお、同図では第1の画面生成データの変換対象項目1501を直接編集せず、当該項目をコメントアウト(1502A)し当該項目をコピーして挿入したもの(1502A)を編集し、挿入した部分を識別できるようにコメントを前後に付与している。これによって、変換を元に戻す処理(逆変換)は、1501Aのコメントアウトを解除し、追加された1502A部分を削除することによって行える。
S1415では、画面変換部631は、変数表700を参照し、ログイン者が承認権限を有するか否かを判定する。ログイン者が承認権限を有する場合は(S1415:YES)、S1420に進み、承認権限を有しない場合は(S1415:NO)、S1416に進む。
S1416では、画面変換部631は、種別ID814の内容を判定する。種別IDが「S1」であれば(S1416:S1)、S1417に進み、種別IDが「S2」であれば(S1416:S2)、S1418に進む。
S1417では、画面変換部631は、第1の画面生成データの当該項目を画面から隠して第2の画面生成データとする処理を行う。図15Bにこの処理の一例を示している。同図では、第1の画面生成データの変換対象項目(1503)を、1504に示すようにコメントアウトすることにより当該項目を隠している。同図の場合も図15Aの場合と同様の方法で変換を元に戻す処理(逆変換)が行える形で変換している。
S1418では、画面変換部631は、第1の画面生成データについて当該項目のラベルを「送信」に変更する処理を行う。図15Cにこの処理の一例を示している。同図では、変換対象の項目(1505)(一時保存部「submit2」に保存する機能を有する一時保存ボタン)の「一時保存」のラベルを「送信」に変更(1506)している(value属性の値を「送信」に変換)。これにより変換後の第2の画面生成データには、ラベルは「送信」だが機能は入力情報を一時保存部「submit2」に保存する一時保存ボタンが設けられることになる。同図の場合も図15Aの場合と同様に変換を元に戻す(逆変換)ことができる形で変換している。
S1420では、画面変換部631は、項目表800の全ての項目について処理済か否かを判定する。処理済であれば(S1420:YES)、図13のS1318に進む。処理済でなければ(S1420:NO)、S1411に戻って未処理の項目についての処理を繰り返す。
このように、変換サーバ10は、第2の画面を操作するユーザの権限(入力権限、承認権限)に応じて、確定送信ボタン(確定送信操作項目)または一時保存ボタン(一時保存操作項目)のいずれかを第2の画面に設ける。このため、ユーザによって運用されるワークフローに対応した第2の画面を自動的に生成することができる。
再び図13に戻って説明を続ける。同図において符号S1318〜S1332で示す処理は変換処理部63の入力情報転送部632によって行われる。
まず入力情報転送部632は、項目変換処理S1317によって生成した第2の画面生成データをクライアント20に送信する(S1318)。
クライアント20においてユーザが第2の画面生成データに対して入力情報を入力して確定送信ボタン又は一時保存ボタンを操作すると、クライアント20から第2の画面生成データとともに入力情報が送信され、これを変換サーバ10の入力情報転送部632が取得する(S1319)。
次に入力情報転送部632は、クライアント20において操作されたのが確定送信ボタンであるのか、それとも一時保存ボタンであるのかを判定する(S1320)。この判定は、例えばクライアント20から入力情報とともに送られてくる第2の画面生成データに設けられているボタンがいずれの種類のボタンであるのかを調べることにより行う。確定送信ボタン(種別S1)が操作されたのであれば(S1320:確定送信)、S1321に進み、一時保存ボタンが操作されたのであれば(S1320:一時保存)、S1330に進む。
S1321では、入力情報転送部632は、受信した第2の画面生成データを第1の画面生成データに変換する。尚、この変換方法はS1414において説明したので省略する。次に入力情報転送部632は、変換後の第1の画面生成データにクライアント20から受信した入力情報を付帯させてアプリケーション511に送信する(S1322)。
続くS1323では、入力情報転送部632は、変数表700を参照し、変数名711が「種別S2」の変数の設定値712が「あり」であるか否か、即ち一時保存を変換サーバ10とアプリケーション511のいずれが担当しているかを判定する。「あり」でなければ(S1323:NO)、入力情報転送部632は、変換サーバ10の一時保存部64を初期化し(S1324)、処理が終了する。一方、設定値712が「あり」であれば(S1323:YES)、処理が終了する。
S1330では、入力情報転送部632は、変数表700を参照し、変数名711が「種別S2」の変数の設定値712が「あり」であるか否かを判定する。設定値712が「あり」であれば(S1330:YES)、S1331に進む。設定値712が「あり」でなければ(S1330:NO)、S1335に進む。
S1331では、入力情報転送部632は、受信した第2の画面生成データを第1の画面生成データに変換する。そして入力情報転送部632は、変換後の第1の画面生成データにクライアント20から受信した入力情報を付帯させてアプリケーション511に送信する(S1332)。その後は処理が終了する。尚、この場合はアプリケーション511側の一時保存部5111に入力情報が一時保存されることになる。
S1335では、入力情報転送部632は、変換サーバ10の一時保存部64を初期化する。その後は処理が終了する。
以上に説明したように、本実施形態の変換サーバ10によれば、アプリケーション511が提供する第1の画面生成データに基づき、クライアント20を操作するユーザごとの第2の画面を生成するための第2の画面生成データを自動的に生成してユーザに提供することができる。また第2の画面に対して入力された入力情報をアプリケーション511に自動的に引き渡すことができる。そして本実施形態によれば、アプリケーション511にカスタマイズを加えないため、パッケージソフトウエアの機能が維持されていること等を検証するため煩雑なテストを実施する必要もない。このため、既存のアプリケーションを利用して複数のユーザが共同で作業を行うための作業環境を効率よく実現することができる。
以上の実施形態の説明は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
1 情報処理システム
10 変換サーバ
20 クライアント
511 アプリケーション
5111 一時保存部
61 初期設定部
611 項目抽出処理部
612 設定内容確認処理部
613 一時保存機能追加部
62 分担設定部
621 設定内容受付部
622 設定内容確認登録部
63 変換処理部
64 一時保存部
631 画面変換部
632 入力情報転送部
700 変数表
800 項目表

Claims (14)

  1. アプリケーションが動作するアプリケーションサーバと通信可能に接続し、かつ、前記アプリケーションを利用する複数のクライアントと通信可能に接続する、変換サーバであって、
    前記アプリケーションによって提供され、入力情報を取得するための第1の画面を生成する第1の画面生成データに基づき、第2の画面を生成するための第2の画面生成データを生成する画面変換部と、
    前記第2の画面生成データを前記クライアントに送信し、前記第2の画面に対して入力された入力情報を取得して前記アプリケーションに送信する入力情報転送部と
    を有し、
    前記画面変換部は、前記第1の画面生成データに基づき、前記クライアントを操作するユーザごとに前記第1の画面の入力項目についてその入力可否を設定した前記第2の画面を生成するための前記第2の画面生成データを生成し、
    前記入力情報転送部は、前記クライアントから前記ユーザの識別子を受け付け、受け付けた前記識別子に対応する前記第2の画面生成データを前記クライアントに送信する、
    変換サーバ。
  2. 請求項1に記載の変換サーバであって、
    前記アプリケーションに前記入力情報を確定した情報として送信する権限を有する前記ユーザを特定するための情報を記憶し、
    前記画面変換部は、
    前記権限を有するユーザの前記第2の画面に前記入力情報を確定した情報として送信するための操作項目である確定送信操作項目を設け、
    前記権限を有しないユーザの前記第2の画面に前記入力情報を一時的に保存する情報として送信するための操作項目である一時保存操作項目を設ける、
    変換サーバ。
  3. 請求項2に記載の変換サーバであって、
    前記画面変換部は、前記アプリケーションが提供する前記第1の画面に前記一時保存操作項目が設けられていない場合、前記第2の画面の前記一時保存操作項目が操作されると当該変換サーバに設けられた一時保存部に前記第2の画面に対して入力された前記入力情報を一時的に保存する、
    変換サーバ。
  4. 請求項1に記載の変換サーバであって、
    前記入力項目の夫々の入力を担当する前記ユーザを設定させる画面である分担設定画面を表示し、前記分担設定画面に設定内容を入力させることにより前記設定を受け付け、受け付けた前記設定内容に従い前記第2の画面における前記入力項目の入力可否を設定する設定内容受付部をさらに備える、
    変換サーバ。
  5. 請求項4に記載の変換サーバであって、
    前記入力項目の入力担当として前記ユーザが設定されていない入力項目を有する前記設定内容を受け付けた場合に、その旨を表示して前記設定内容の修正を受け付け、
    同じ前記入力項目の入力担当として複数の前記ユーザを設定する前記設定内容を受け付けた場合に、その旨を表示して修正要否の操作を受け付け、修正要とする操作を受け付けると前記設定内容の修正を受け付ける設定内容確認登録部をさらに備える、
    変換サーバ。
  6. 請求項1に記載の変換サーバであって、
    前記入力情報転送部は、前記クライアントから前記入力情報が付帯された前記第2の画面生成データを受信し、受信した前記第2の画面生成データを前記第1の画面生成データに変換し、変換した第1の画面生成データに受信した前記入力情報を付帯させて前記アプリケーションに送信する、
    変換サーバ。
  7. 請求項1に記載の変換サーバであって、
    前記第2の画面生成データは、ある前記ユーザについて生成される前記第2の画面において入力不可になっている前記入力項目に他の前記ユーザによって入力された前記入力情報を表示させるためのデータを含む、
    変換サーバ。
  8. 請求項1に記載の変換サーバであって、
    前記ユーザごとの前記第2の画面の夫々に設定される前記入力可否は、前記ユーザによって運用されるワークフローに従って設定される、
    変換サーバ。
  9. 請求項1に記載の変換サーバであって、
    前記アプリケーションサーバ及び前記クライアントとHTTP(HyperText Transfer Protocol)によって通信し、
    前記第1の画面生成データ及び前記第2の画面生成データは、HTML(HyperText Markup Language)を用いて記述されたデータであり、
    前記第1の画面及び前記第2の画面はWebページである、
    変換サーバ。
  10. アプリケーションが動作するアプリケーションサーバと通信可能に接続し、かつ、前記アプリケーションを利用する複数のクライアントと通信可能に接続する変換サーバを用いた画面変換方法であって、
    前記変換サーバが、
    前記アプリケーションによって提供され、入力情報を取得するための第1の画面を生成する第1の画面生成データに基づき、第2の画面を生成するための第2の画面生成データを生成し、
    前記第2の画面生成データを前記クライアントに送信し、前記第2の画面に対して入力された入力情報を取得して前記アプリケーションに送信し、
    前記第1の画面生成データに基づき、前記クライアントを操作するユーザごとに前記第1の画面の入力項目についてその入力可否を設定した前記第2の画面を生成するための前記第2の画面生成データを生成し、
    前記クライアントから前記ユーザの識別子を受け付け、受け付けた前記識別子に対応する前記第2の画面生成データを前記クライアントに送信する
    画面変換方法。
  11. 請求項10に記載の画面変換方法であって、
    前記変換サーバが、
    前記アプリケーションに前記入力情報を確定した情報として送信する権限を有する前記ユーザを特定するための情報を記憶し、
    前記権限を有するユーザの前記第2の画面に前記入力情報を確定した情報として送信するための操作項目である確定送信操作項目を設け、
    前記権限を有しないユーザの前記第2の画面に前記入力情報を一時的に保存する情報として送信するための操作項目である一時保存操作項目を設ける
    画面変換方法。
  12. 請求項11に記載の画面変換方法であって、
    前記変換サーバが、
    前記アプリケーションが提供する前記第1の画面に前記一時保存操作項目が設けられていない場合、前記第2の画面の前記一時保存操作項目が操作されると当該変換サーバに設けられた一時保存部に前記第2の画面に対して入力された前記入力情報を一時的に保存する、
    画面変換方法。
  13. 請求項10に記載の画面変換方法であって、
    前記変換サーバが、
    前記入力項目の夫々の入力を担当する前記ユーザを設定させる画面である分担設定画面を表示し、前記分担設定画面に設定内容を入力させることにより前記設定を受け付け、受け付けた前記設定内容に従い前記第2の画面における前記入力項目の入力可否を設定する、
    画面変換方法。
  14. アプリケーションが動作するアプリケーションサーバと通信可能に接続し、かつ、前記アプリケーションを利用する複数のクライアントと通信可能に接続する、変換サーバに、
    前記アプリケーションによって提供され、入力情報を取得するための第1の画面を生成する第1の画面生成データに基づき、第2の画面を生成するための第2の画面生成データを生成する機能と、
    前記第2の画面生成データを前記クライアントに送信し、前記第2の画面に対して入力された入力情報を取得して前記アプリケーションに送信する機能と
    前記第1の画面生成データに基づき、前記クライアントを操作するユーザごとに前記第1の画面の入力項目についてその入力可否を設定した前記第2の画面を生成するための前記第2の画面生成データを生成する機能と、
    前記クライアントから前記ユーザの識別子を受け付け、受け付けた前記識別子に対応する前記第2の画面生成データを前記クライアントに送信する機能と
    を実現するためのプログラム。
JP2009114875A 2009-05-11 2009-05-11 変換サーバ、画面変換方法、及びプログラム Expired - Fee Related JP5297880B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009114875A JP5297880B2 (ja) 2009-05-11 2009-05-11 変換サーバ、画面変換方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009114875A JP5297880B2 (ja) 2009-05-11 2009-05-11 変換サーバ、画面変換方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010262597A true JP2010262597A (ja) 2010-11-18
JP5297880B2 JP5297880B2 (ja) 2013-09-25

Family

ID=43360589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009114875A Expired - Fee Related JP5297880B2 (ja) 2009-05-11 2009-05-11 変換サーバ、画面変換方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5297880B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013069147A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Toshiba Corp 画面配信装置及びプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002245160A (ja) * 2000-12-14 2002-08-30 Fujitsu Ltd 業務管理システムにおける出力レイアウトを制御する処理をコンピュータに行わせるためのプログラムを格納した記憶媒体及び出力レイアウト制御装置
JP2004110604A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Hitachi Ltd 資料共同作成支援サービスシステム
JP2006309620A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 N D Software Kk ケア記録支援システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002245160A (ja) * 2000-12-14 2002-08-30 Fujitsu Ltd 業務管理システムにおける出力レイアウトを制御する処理をコンピュータに行わせるためのプログラムを格納した記憶媒体及び出力レイアウト制御装置
JP2004110604A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Hitachi Ltd 資料共同作成支援サービスシステム
JP2006309620A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 N D Software Kk ケア記録支援システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013069147A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Toshiba Corp 画面配信装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5297880B2 (ja) 2013-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9619770B2 (en) Systems and methods for digital workflow and communication
US9444774B2 (en) Smart calendar for scheduling and controlling collaboration devices
US20080091846A1 (en) Creation and transaction processes of intelligent documents
US20140149554A1 (en) Unified Server for Managing a Heterogeneous Mix of Devices
US10817662B2 (en) Expert system for automation, data collection, validation and managed storage without programming and without deployment
CN108305073A (zh) 使用通信信道执行交易请求的方法和系统
CN111177597A (zh) 扫码收取电子发票的方法、电子设备及存储介质
US20150262312A1 (en) Management system and method
JP5297880B2 (ja) 変換サーバ、画面変換方法、及びプログラム
US20130297345A1 (en) Electronic Medical Record Hosting System and Method
JP2005284353A (ja) 個人情報利用システム、個人情報利用システムの制御方法、マップファイル生成装置、及びアクセス制御ポリシファイル生成装置
CN104737121B (zh) 在浏览器中对视频播放进行复用和解复用
CN102193623A (zh) 信息输入辅助设备和信息输入辅助方法
CN117009421A (zh) 信息收集方法、装置、计算机设备、存储介质和程序产品
JP2019086945A (ja) 利用サービス管理装置
JP5863883B2 (ja) 求職情報提供システム、求職情報提供システムのウェブサーバ、求職情報提供システムの制御方法、及びプログラム
JP4881485B1 (ja) 情報通知システム、情報提示システム、情報通知方法、情報提示方法、情報通知プログラムおよび情報提示プログラム
JP2008226017A (ja) ログ情報生成装置、ログ情報管理装置、ログ情報生成方法、ログ情報管理方法及びプログラム
JP5028447B2 (ja) Idでメッセージを伝達するサーバ装置及び情報処理方法
JP2006106944A (ja) Ir情報提供方法
Kwok et al. An automatic electronic contract document signing system in a secure environment
JP6623025B2 (ja) 帳票処理装置、帳票処理方法、およびプログラム
KR101540605B1 (ko) 키오스크 빌더 시스템, 이를 포함하는 티오스크 시스템, 및 티오스크 서비스 제공 방법
KR20080101850A (ko) 제작 및 출판기반 팩스 서비스 방법 및 그 시스템
JP2004246780A (ja) 入出門管理システム及び入出門管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130617

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5297880

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees