JP2010259765A - ダンス姿勢矯正器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】社交ダンスのホールド姿勢を正しく矯正するための方法で、練習者単独のホールド姿勢の練習だけではなく、カップルを組んで踊るときのホールド姿勢を保つ練習にも使用でき、持ち運びが自在な携帯型ダンス姿勢矯正器具に関する。
【解決手段】直線状のパイプの両端部に左右の肘を内側から支えるU字型部品アームハンガー1を回転自在で装備し、両端のU字型部品を保持する直線状のパイプ部を伸縮自在としている。伸縮動作は直線状のパイプ内部を通した紐5により行い、この紐を外部から引き出したり緩めたりして全体の長さを調節する。更に、パイプ外部に引き出された紐5を肩や首など、体の必要な部位に巻き、本ダンス姿勢矯正器具をカップル練習者それぞれの肘で挟むことで、ダンスのホールド姿勢は正しく保たれ、この状態で反復練習すればダンス教師に頼ることなく練習者自身で短期間に正しい姿勢を身に付けることが出来る。
【選択図】図1

Description

本発明は、社交ダンスに於けるホールド姿勢を、単独練習、カップル練習を問わず、短期間に、且つ正しく習得するためのダンス姿勢矯正器具に関する。
従来のダンス姿勢矯正器具は、個人単独の練習用が多く、またカップル練習用の矯正器具は存在しても拘束されすぎて装着したままの練習には不向きであった。また利便性はなく、簡単に持ち運びが出来、どこでも再組み立て、再調整可能なダンス姿勢矯正器具はなかった。
例えば、練習者の上腕部、首、背骨など体のほとんどの部分を矯正器具で拘束し、更に、パートナーの腹部をベルトで拘束し体の自由度を阻害するものであったり(特許文献2)、その他、背筋と肩を真っ直ぐに保つために背骨と肩に十文字様の組合せ棒を練習者に装着したり(特許文献4)、更に床に対して真っ直ぐに立てるように姿勢の傾斜を感知する姿勢センサーを持つ姿勢矯正器具を装着したり(特許文献3)、肩越しに両腕を固定する矯正器具を装着したり(特許文献5)、いずれの場合も練習者を強制的に拘束するためダンス本来の滑らかな動作に必要な自由度を得ることは出来ず、練習する時には違和感を覚えることが多かった。
また、これらのダンス姿勢矯正器具は、分解可能なものであっても最低限ボストンバッグ程度の大きさになってしまい、再組み立てや再調整にも時間がかかり、練習場に持ち運んで手軽に使用するには簡便性に欠けていた。
一方、携帯性があり、弾力性に優れたゴムやベルトなどを用いた姿勢矯正器具も提供されているが、背筋を真っ直ぐさせるための、背中に装着するベルト状のサポータであったり(特許文献1)、ベルトやゴムで構成されたダンス姿勢矯正器具自体を練習者の肩胛骨や両肘に体に巻きつけたりするもので(特許文献6)、ホールド姿勢を正しく矯正するためには不十分であった。
特許公開2004−166929 特許公開2002−28269 特許公開平09−192279 公開実用新案公報昭63−184070 実開平03−056466 実登第3114489
かくして、本発明は、社交ダンスの正しいホールド姿勢を修得するために、一つのダンス姿勢矯正器具だけで、練習者単独の練習にも、カップル練習にも同じ方法で使用でき、且つダンスの個性表現を損なうことがないよう回転動作、伸縮動作の自由度を持たせ、更には手軽に携帯が可能で、競技場など現地でも簡単に再組み立てして確認練習が出来る利便性の高いダンス姿勢矯正器具を提供しようとするものである。
かかる課題を解決するために本発明は、図1に記載のように単独練習にも、カップル練習にも使えるよう直線状のパイプの両端にU字型のアームハンガー1を回転自在で取り付けたシンプルな構造となっている。更には、練習者の体格やダンスの種類に合わせることが出来るように本ダンス姿勢矯正器具の直線状のパイプ部は伸縮自在としている。
図11に記載のように、練習者が単独で練習するときは、伸縮自在である本ダンス姿勢矯正器具の両端に装着されているU字型アームハンガー1を両肘の内側で挟み、そのホールド姿勢を保ったまま練習すればよい。また、図8に記載のように、カップルでのホールド練習の場合は、本ダンス姿勢矯正器具の一方のU字型アームハンガー1を、男性の左手肘の内側に押し当て、反対側のU字型アームハンガー1を、女性の左手肘の内側に押し当て、男女のそれぞれの肘で本ダンス姿勢矯正器具を挟む形をとると大きな美しいホールド姿勢が取れ、そのホールド姿勢を保ったままダンスの反復動作練習をすることで短期間に上達できる。
更に、社交ダンスに於いては、ダンス姿勢矯正器具を装着して練習しても、各カップルの個性を表現するために、カップル間の肘の捩れや伸縮の自由度を阻害しないほうが良い。このため、図3に記載のように、本ダンス姿勢矯正器具の伸縮性を持つ直線状のパイプ本体の両端には、U字型アームハンガー1が回転自在で取り付けられている。U字型アームハンガー1を保持する小口径パイプ2は大口径パイプ3に挿入されているため、両端に装着されているU字型アームハンガー1の間隔は伸縮できる。また両端には前述の回転自在のU字型アームハンガー1が左右の肘に内側から装着されているため、練習中に本ダンス姿勢矯正器具が落下することはない。
また、上記記載の直線状のパイプ部内には紐5が通されており、この紐5を介し、本ダンス姿勢矯正器具の伸縮、分割、及び長さの調節を自在としている。詳しくは、紐5の一端をアームハンガー1の装着部と反対側の小口径パイプ2の端部に繋ぎ、もう一方の端部は大口径パイプ3と、この大口径パイプに内蔵してあるバネ4の内径側を通った後、大口径パイプ3の端部に設けられた小穴から外部へ取り出される。
これによりパイプ構造体の部品は全てこの紐5で連結されている。
然るに、この紐5を小口径パイプ2が大口径パイプ3本体から抜き出せるまで緩め、中央部の連結管6のネジ部を外して分割すれば、各構成部は4分割された状態で小型になり、バッグに入れて携帯が可能となる。
また、この紐5を引っ張れば、全ての部品が紐5で手繰り寄せられ、おのずから再組み立てが出来る構造になっている。このことにより簡便な携帯型ダンス姿勢矯正器具を提供することが出来るのである。
また、この紐5の引き出し度合いを加減することで、大口径パイプ3に内蔵されたバネ4の圧縮長が変わり、本ダンス姿勢矯正器具の全長も調節できる。よって、練習者やカップルの体格やホールド姿勢の大きさに合わせて、本ダンス姿勢矯正器具の長さを調節することが出来る。長さの調節後、紐止め17で固定すればそれ以上長く伸びることはない。
上記調節により本ダンス姿勢矯正器具の長さは決定され、伸ばす方向には紐5で拘束されているためそれ以上長く伸ばすことはできない。しかしながら、紐5を使用していることから大口径パイプに内蔵のバネ4を左右の肘で圧縮することは可能で、社交ダンスの表現力を向上させるために必要とされる縮み方向の弾力性は確保される。
このように、本ダンス姿勢矯正器具は、回転、伸縮自在の構造になっているが、本ダンス姿勢矯正器具を恒久的に固定して使用する方法を否定するものではない。
また、本ダンス姿勢矯正器具本体には図1に記載のように、男性用、女性用の紐5が装備され、首に掛けるようになっている。正しいホールド姿勢を取った後、それぞれに対応した紐5を男女の首に掛け、その紐5が緩まず張ったままの状態を保つようにしながら練習をすることでカップル練習者の首とホールドの位置関係が正しく取れるようになる。
単独で練習するときも方法は同じで、図11に記載のように、それぞれの性別にあわせて紐5を選択し首に掛けて同じように紐5を張ったまま緩まないようにして練習すれば同じ効果が得られる。
また、ダンスの如何なる動作によってもカップルの頭の位置関係がお互いに近づき過ぎたり、遠ざかったりしないほうがよい。社交ダンスに於いて美しいダンスをするためには、図9に記載のように正しい男女間の頭の位置関係をダンスの規定位置に保ち続けることは非常に大切である。
カップルの頭の位置関係を規定に保つため、本ダンス姿勢矯正器具の大口径パイプ部3と直交して、男性用と女性用の2組のネック矯正ロッド14が対向して装着されており、図10に記載のように、お互いの頭の位置が近づき過ぎないようになっている。このネック矯正ロッド14は大口径パイプ3に対しスライドできるようになっており、練習者の体格やホールド姿勢に応じ、位置を調節できる。またこのネック矯正ロッド14は、収納時には根元部分から折りたたみ、携帯出来るようにしている。
本発明のダンス姿勢矯正器具は、両端に取り付けられているU字型のアームハンガー1を肘の間に挟んでホールド姿勢を矯正するものであり、社交ダンスの練習に於いて、本ダンス姿勢矯正器具の持つ回転動作、伸縮動作の自由度を活かし、練習者本人だけでも、またカップルを組んで練習しても、どちらの形態でも正しい滑らかなホールド姿勢を身につけることができる。
また、本発明のダンス姿勢矯正器具は、アルミニュームなど軽量な素材を使い小型に分割できるように作られているため、通常の大きさのバッグに入れてどこにでも携帯が出来、再組み立ても簡単にできる。
従来正しいホールド姿勢は、長い時間をかけて身に付けなければならなかったが、本ダンス姿勢矯正器具を用い反復練習することで、短時間で正確なホールド姿勢を身に付けることが出来る。また、小型で携帯型であることから競技会などにも持参でき、競技直前のホールド姿勢の確認にも使用できる。
図面は本発明の概要を表す全体構成図、機能を表す内部詳細図、携帯を可能にするための説明図、及び本ダンス姿勢矯正器具の使用事例を表す説明図に大別される。
図1、図2、図3は全体構成図、図4、図5は内部詳細、図6、図7は携帯型の説明図、図8、図9、図10はカップル練習状態の俯瞰図であり、図11、図12、図13、図14は単独での練習状態を表している。
本発明によるダンスのホールド姿勢を矯正するためのダンス姿勢矯正器具の全体構成を表す全体構成図である。 本発明による左右一対のパイプの連結部と、内蔵されているバネの全体の位置関係を表す配置関係図である。 本発明によるダンス姿勢矯正器具に於ける、各部の自由度に関する説明図である。 本発明によるダンス姿勢矯正器具を、腕に装着するための端部の構造と、伸縮を可能にする構造を表す両端部の詳細断面図である。 本発明によるダンス姿勢矯正器具の中央部の構造を表す断面図で、左右一対のパイプの連結とバネによる伸縮部を表す中央連結部の詳細断面図である。 持ち運びのために、本発明によるダンス姿勢矯正器具を4分割したときの構造を表すダンス姿勢矯正器具を収納するための分割説明図である。 持ち運び用ダンス姿勢矯正器具携帯用の収納ケースの図例である。 ネック矯正ロッドを使わず、ダンス姿勢矯正器具本体のみを使い、カップルで練習しているときのカップル練習事例の俯瞰図である。 本発明によるダンス姿勢矯正器具のネック矯正ロッドを使い、カップル練習におけるネックの位置関係を練習しているときの使用事例の俯瞰図である。 ネック矯正ロッドの使用事例で、カップルのネックとネック矯正ロッドの位置関係を表す俯瞰図である。 本発明によるダンス姿勢矯正器具を単独で使って練習している単独練習事例の正面図である。 本発明によるダンス姿勢矯正器具に装着されている紐5を肩に掛け単独練習しているときの使用事例の俯瞰図である。 本発明によるダンス姿勢矯正器具に装着されている紐5を首に掛け単独練習しているときの使用事例の俯瞰図である。 本発明によるダンス姿勢矯正器具本体を練習者が両手のひらに挟み、単独で練習しているときの使用事例の俯瞰図である。
図1は、本発明のダンス姿勢矯正器具の一実施例を表す全体的構成図である。本ダンス姿勢矯正器具は、直線状構造のパイプの両端に外側を開放とするU字型をしたアームハンガー1が回転自在で装着されていることを特長としており、単独練習、及びカップル練習にも適用できる。
更には、上記直線状構造のパイプ部は、大口径パイプ3と小口径パイプ2の2種類のパイプで構成され伸縮自在となっている。この小口径パイプ2は、大口径パイプ3に挿入され、予め大口径パイプ3に内蔵されているバネ4によって伸縮自在になっている。図2に記載のように、左右一対の大口径パイプ3は中央部にある連結管6によってネジ締結されている。その結果、図1に示すように、左右全部の部品が直線状に一体化され、両端にU字型のアームハンガー1を持つ伸縮自在のパイプ構造体を形成する。
また、本ダンス姿勢矯正器具は、練習者の体格やダンスの種類によって異なるホールドの大きさに合わせ、長さを調節できるようになっている。図4に記載のように、前述のU字型アームハンガー1を有する小口径パイプ2のもう一方の端部には、紐締結止めネジ20が取り付けられ、本ダンス姿勢矯正器具を伸縮させるための紐5の端部が繋がっている。図5に記載のように、小口径パイプ2の端部はバネ4と接し、紐5は大口径パイプおよび大口径パイプに内蔵されたバネの内径を通り、大口径パイプ端の小穴から外部へ取り出されている。
然るに、この紐5を引いたり緩めたりすることで内蔵されているバネが伸縮し、本ダンス姿勢矯正器具の長さを変化させることができる。即ち、練習者のホールドの大きさに合わせた長さに調節し、位置が決まれば紐止め17を動かし緩み止めをすればよい。
紐5のもう一方の終端部には、フック18が付けられており、大口径パイプ3に取り付けられたフックハンガー19に繋ぎループを形成する。この紐5は充分長く外部に出ており、この紐5を練習者の首に掛け、長さを調節後、紐5が緩まないよう保持しながら練習すれば正しいホールド姿勢を習得出来る。
また、両端に取り付けられているスカーフ12の揺れ具合を見れば、練習の動作の速さや方向などが判断できる。個人、カップルともに同じ方法で矯正が可能である。
本ダンス姿勢矯正器具の中央部近傍には、ネック矯正ロッドが2本対向して装着されている。これはカップル双方の頭の位置をダンスの規定位置関係になるよう矯正するためのもので練習者により体格など個人差があるため横スライド自在となっている。図5に記載のように、ネック矯正ロッド14は、ネック矯正ロッド用ブロック15に、ネック矯正ロッド用ヒンジピン16で大口径パイプ3に緩やかに固定されている。これによりネック矯正ロッド14は、大口径パイプ3に沿ってスライドすることができ、練習者に合わせて、ネック矯正ロッド14の位置を調整することができる。また、ネック矯正ロッド14は一方向にだけ折りたたむことが可能で、収納時には折りたたんで収納ケース13に入れ、携帯が簡単に出来るようになっている。
図3には、本ダンス姿勢矯正器具の自由動作部及び拘束部を表している。肘7に押し当てるアームハンガー1は、小口径パイプ2に対して回転自在で、練習者の左右の肘7で生じる捩れ動作に対応している。また、練習者のホールドの大きさやダンスの種類に合わせるため、U字型アームハンガー1が回転自在で装着された小口径パイプ2は大口径パイプの内側に挿入されており、紐5を引いたり緩めたりすることで伸縮自在としている。更には、カップル練習者の頭の位置関係をダンス規定位置に正しく保つためのネック矯正ロッド14は、カップル毎に合わせることが出来るように横スライド自在となっている。
また一方で、止めネジなどで図3記載の全ての自由度を固定すれば、腕、肘、手までの角度やネックの位置関係など自由度がなくなり、全く自由度のない拘束されたダンス姿勢矯正器具を提供することが出来る。即ち、図3は回転自在部を表すとともに全ての自由動作部を拘束したダンス姿勢矯正器具として提供出来ることも表している。
本ダンス姿勢矯正器具を携帯自在とするときの分割状態を図6に表している。
分割手順は、まず連結管6のネジ部を緩め、本ダンス姿勢矯正器具を左右に分割する。次に、小口径パイプ2が大口径パイプ3から完全に引き抜かれ、二つに分割されるまで紐止め17を緩め、図6に記載のように、大口径パイプ3と小口径パイプ2を紐5で繋がった状態のまま分割する。この時ネック矯正ロッド14は図6記載のように折りたたむ。
再組み立ては、大口径パイプ3に設けられた穴から外部に出ている紐5を引くことで、この紐5に連結されている全ての部品が手繰り寄せられ、小口径パイプ2はバネが内蔵されたままの大口径パイプ3に引き込まれ、左右それぞれU字型アームハンガー1を有する小口径パイプ2が大口径パイプ3に挿入された直線状のパイプ構造体が出来る。その後、左右の大口径パイプ本体部を連結管6にネジ締結するだけで簡単に再組み立てができる。
即ち、全ての部品は紐5で繋がっているため部品を失くすこともなく、紐5を引いたり緩めたりするだけで、専門的な知識がなくても誰にでも簡単に分割、再組み立てが出来る特長を持っている。
図8、図9、図10は、本ダンス姿勢矯正器具を使用し、カップルで練習するときの練習方法の参考例を示す俯瞰図である。
図11、図12、図13、図14は、練習者が単独でホールドの練習をしている状態の図例で、図11は正面図、そのほかは俯瞰図ある。
図1に本発明の実施例の全体概要を表している。本ダンス姿勢矯正器具は練習者個人の両肘7や、又はカップルの男女それぞれの肘7で挟んで使用する。この左右の肘の間隔は身長やダンスの種類などで変化するので、長さを調節する必要がある。
この肘の間隔は、子供の場合約60cmから、標準的な大人の場合は約120cm程度に及ぶ。本実施例では標準的な身長150cmから180cmくらいの踊り手を対象にした。
図3及び図4に示すように、本ダンス姿勢矯正器具の両端には、開口幅100mmのU字型のアームハンガー1が、外径14mmx内径11mmx長さ300mmの小口径アルミパイプ2に外向きに回転自在で取り付けられている。図4に記載のように、この小口径アルミパイプ2の反対側の端部は、外径18mmx内径15mmx長さ300mmの大口径アルミパイプ3に挿入されている。大口径パイプ3の内部にはコイル径13mmの圧縮バネ4が内蔵され、小口径パイプ2の端部を外側へ押す構造となっている。これにより、アームハンガー1は回転自在で、また小口径パイプ2を含むアームハンガー保持部全体は伸縮自在になっている。本ダンス姿勢矯正器具は図2に示すように左右一対のアーム保持部が中央部で連結管6、M16x30Lの止めネジで連結されている。
また、練習者の頭の位置が近づきすぎない正しいダンス規定位置に保つため、幅30mmx長さ300mmx厚さ5mmのネック矯正ロッド14が男性用、女性用それぞれ相対する位置にスライド自在で直線状のパイプ構造体に取り付けられている。
このネック矯正ロッド14は、図6で分るように、持ち運び時や使用しないときは折りたたみむようになっている。
図4、図5に記載しているように、アームハンガー1と小口径パイプ2で構成されるアームハンガー保持部の端部には紐5が繋がっている。この紐5は大口径パイプ3に内蔵してあるバネ4の内径部を通った後、バネ4のストッパーでもあるM3x18Lの止めネジを介し、大口径パイプの中央部の設けられた5mmの穴から外部へ取り出されている。よってこの紐を引いたり、緩めたりすることで、左右のアームハンガー1の間隔を調整することが出来、練習者のホールドの大きさに合わせることができる。
更に、上記紐5は大口径パイプ3にループ状に連結されており、本ダンス姿勢矯正器具を使って、正しいホールド姿勢を身に付けるために、男性、女性ともに首に掛けて練習出来るようになっている。
本ダンス姿勢矯正器具を分割したときの姿を図6に記載している。分割方法は、まず、中央部の連結管6、M16x30Lの止めネジ部から2分割する。その後、アームハンガー保持部が大口径パイプから抜き取れるまで紐5を緩める。これを左右それぞれに対して実施すれば、本ダンス姿勢矯正器具は4分割される。この状態に於いても、すべての部品は紐5で繋がったままになっているので部品をなくす心配はない。
再組み立ては、単純にこの紐5を引き出せば、すべての部品が手繰り寄せられ、アームハンガー1を保持している小口径パイプ2はバネを内蔵した大口径パイプ3に引き込まれる。その後、紐5を紐止め17で止め、連結管6、M16x30L止めネジに大口径パイプ3をねじ込むだけで再組み立ては完了する。
1.アームハンガー
2.小口径パイプ
3.大口径パイプ
4.バネ
5.紐
6.連結管:M16x30L止めネジ
7.練習者の肘
8.アームハンガー止めネジ
9.アームハンガー用スポンジ
10.スカーフハンガー
11.スカーフ止めリング
12.スカーフ
13.収納ケース
14.ネック矯正ロッド
15.ネック矯正ロッド用ブロック
16.ネック矯正ロッド用ヒンジピン
17.紐止め
18.フック
19.フックハンガー
20.紐締結用止めネジ
21.紐用ループ金具
22.紐伸縮用止めネジ

Claims (5)

  1. 社交ダンスの練習に於いて、正しいホールド姿勢を身に付けるため、直線状のパイプの両端部に、単独練習者の両肘、またはカップル練習での男女それぞれ一方の肘を内側から押すためのU字型形状の部品を回転自在に装着してなるダンス姿勢矯正器具
  2. 上記ダンス姿勢矯正器具の直線状のパイプ部にバネなどの弾性体を内蔵し、中央部でネジ結合してなる左右一対の大口径パイプと、その大口径パイプの左右両端に挿入された一端に回転自在のU字型形状の部品を持つ小口径パイプからなり、伸縮を自在とした[請求項1]に記載の社交ダンス姿勢矯正器具。
  3. 上記[請求項2]に記載の大口径パイプに挿入された小口径パイプの端部に紐の一端を繋ぎ、この紐に大口径パイプ、及び内蔵された伸縮用のバネなどの弾性体を通し、大口径パイプ端部に設けられた穴から紐を外部に取り出し、この紐を介し全ての構成部品を連結させ、紐を引いたり緩めたりするだけで、簡単に組み立て、分割、長さの調整が出来るよう携帯用の利便性を高めたことを特長とする[請求項1]に記載の社交ダンス姿勢矯正器具。
  4. 直線状のパイプ部の中央部と左端部、中央部と右端部それぞれに、両端が繋がっている2本の長さ調節可能な、首掛け、または肩掛け用の紐を有する[請求項1]に記載のダンス姿勢矯正器具
  5. カップル練習のホールド姿勢に於いて、男女の頭の位置関係をダンスの規定位置に矯正するための折りたたみ方式の板状部品を有する[請求項1]に記載のダンス姿勢矯正器具
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014127133A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Kawasaki Heavy Ind Ltd 姿勢体感システム及び姿勢評価システム

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