JP2010258839A - 表示制御装置およびその動作制御方法 - Google Patents

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Abstract

【目的】顔画像部分を示す枠が乱れて表示されるのを防止する。
【構成】一定周期で被写体が撮像される。顔画像部分の検出処理が一定時間以上行われていない場合には顔画像部分の検出処理が行われる(ステップ51,52)。顔画像部分が検出されると,その顔画像部分の特徴量が抽出される(ステップ53,54)。抽出された特徴量,顔画像部分の位置が記憶される(ステップ55)。検出された顔画像部分を囲む枠が表示される(ステップ58)。顔画像部分検出処理から一定時間以上経過していない場合には,検出された顔画像部分の位置,特徴量を用いて,その顔画像部分の領域検出処理が行われる(ステップ51)。検出された領域を囲む枠が表示される。領域検出処理は時間がかからないので,枠を表示するのに必要な時間が短くて済み,被写体の撮像周期に合わせて顔画像部分に合わせて枠を表示できる。
【選択図】図6

Description

この発明は,表示制御装置およびその動作制御方法に関する。
顔検出機能を備えたディジタル・スチル・カメラが増えてきている。撮像により得られた被写体像の中から顔画像部分が検出されると,その顔画像部分に枠が表示される。枠で囲まれた顔画像部分が合焦するように自動合焦処理や,枠が囲まれた顔画像部分,明るさが適切となるように自動露光処理が行われる。一定周期で被写体を撮像する場合に,ある駒の被写体像において顔画像検出ができない場合に,以前の駒の被写体像においてすでに検出された顔画像部分の領域に相当する領域を見つけるものがある(特許文献1)。
ところが,顔画像検出処理は比較的時間がかかるので,撮像周期よりも短い時間では顔画像検出処理が終わらないことが多い。このために,一定周期で撮像するごとに顔画像検出処理が行われて,検出された顔画像部分に枠を表示しようとすると,顔画像検出処理が終了することにより枠が表示される被写体像と顔画像検出処理が終了せずに枠が表示されない被写体像とが周期的に表示されることとなり,枠が,がたついて乱れて表示されているように見える。
特開平2008-283379号公報
この発明は,枠のようなマークが,乱れて表示されてしまうことを未然に防止することを目的とする。
この発明は,一定周期で被写体を撮像して得られた被写体像を表示画面に表示するように表示装置を制御する表示制御装置において,前回の特定対象画像部分検出処理から上記一定周期よりも長い一定時間を経過したかどうかを判定する第1の判定手段,上記第1の判定手段により,前回の特定対象画像部分検出処理から一定時間経過したと判定されたことに応じて,一定周期で撮像される被写体像に含まれる特定対象画像部分を検出する特定対象画像部分検出処理を行う特定対象画像部分検出手段,上記特定対象画像部分検出手段によって検出された特定対象画像部分の位置および特定対象画像部分の特徴を表わす特徴量を記憶するように記憶装置を制御する記憶制御手段上記第1の判定手段により,前回の特定対象画像部分検出処理から一定時間経過していないと判定されたことに応じて,一定周期で撮像される被写体像から上記記憶装置に記憶されている特定対象画像部分の特徴量をもつ画像部分の領域を検出する領域検出手段,ならびに上記特定対象画像部分検出手段によって検出された特定対象画像部分を特定するマークおよび上記領域検出手段によって検出された領域を特定するマークを上記表示画面に表示する表示制御手段を備えていることを特徴とする。
この発明は,上記表示制御装置に適した動作制御方法も提供している。すなわち,この方法は,一定周期で被写体を撮像して得られた被写体像を表示画面に表示するように表示装置を制御する表示制御装置の動作制御方法において,第1の判定手段が,前回の特定対象画像部分検出処理から上記一定周期よりも長い一定時間を経過したかどうかを判定し,特定対象画像部分検出手段が,上記第1の判定手段により,前回の特定対象画像部分検出処理から一定時間経過したと判定されたことに応じて,一定周期で撮像される被写体像に含まれる特定対象画像部分を検出する特定対象画像部分検出処理を行い,記憶制御手段が,上記特定対象画像部分検出手段によって検出された特定対象画像部分の位置および特定対象画像部分の特徴を表わす特徴量を記憶するように記憶装置を制御し,領域検出手段が,上記第1の判定手段により,前回の特定対象画像部分検出処理から一定時間経過していないと判定されたことに応じて,一定周期で撮像される被写体像から上記記憶装置に記憶されている特定対象画像部分の特徴量をもつ画像部分の領域を検出し,表示制御手段が,上記特定対象画像部分検出手段によって検出された特定対象画像部分を特定するマークおよび上記領域検出手段によって検出された領域を特定するマークを上記表示画面に表示するものである。
この発明は,上記表示制御装置の動作制御方法を実施するのに適したコンピュータ読取り可能なプログラムも提供している。また,そのようなプログラムを格納した記録媒体を提供するようにしてもよい。
この発明によると,被写体が一定周期で撮像された被写体像が表示画面上に表示される。前回の特定対象画像部分検出処理から一定時間経過していると,撮像により得られた被写体像から特定対象画像部分を検出する特定対象画像部分検出処理が行われる。すると,検出された特定対象画像部分の位置およびその特定対象画像部分の特徴を示す特徴量が記憶される。前回の特定対象画像部分検出処理から一定時間経過していないと,撮像された被写体像のうち記憶されている特定対象画像部分の位置近傍の領域内において,記憶されている特徴量をもつ画像部分の領域が検出(領域追跡)される。検出された特定対象画像部分を特定するマークおよび検出された領域を特定するマークが表示画面に表示されている被写体像上に表示される。特定対象画像部分検出処理は,一定時間経過ごとに行われ,特定対象画像部分検出処理が行われない間は,検出された特定対象画像部分に対応する領域を検出する処理が行われる。特定対象画像部分に対応する領域を検出する処理は特定対象画像部分検出処理に比べて時間がかからないから,被写体像の撮像周期に合わせて,検出された領域を特定するマークを表示できる。乱れずにマークを表示することができる。
上記記憶制御手段は,たとえば,上記特定対象画像部分検出手段によって検出された特定対象画像部分の位置および特定対象画像部分の特徴を示す特徴量のほかに,上記領域検出手段によって検出された領域の位置を記憶する(更新して記憶)ものである。
上記記憶装置に特定対象画像部分の位置および特定対象画像部分の特徴量が記憶されていないかどうかを判定する第2の判定手段,ならびに上記第2の判定手段により,上記記憶装置に特定対象画像部分の位置および特定対象画像部分の特徴量が記憶されていないと判定されたことに応じて,特定対象画像部分検出処理を行うように上記特定対象画像部分検出手段を制御する特定対象画像部分検出制御手段をさらに備えるようにしてもよい。
上記特定対象画像部分の特徴を表わす特徴量は,たとえば,上記特定対象画像部分の輝度の位置分布である。
ディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。 被写体像の一例である。 顔画像部分の特徴量を示す輝度グラフである。 被写体像の一例である。 枠表示のタイム・チャートである。 ディジタル・スチル・カメラの処理手順を示すフローチャートである。 ディジタル・スチル・カメラの処理手順を示すフローチャートである。 顔画像部分検出/領域検出の制御判断処理を示すフローチャートである。
図1は,この発明の実施例を示すもので,ディジタル・スチル・カメラ1の電気的構成を示すブロック図である。
ディジタル・スチル・カメラ1の全体の動作は,CPU2によって統括される。
ディジタル・スチル・カメラ1には,後述する動作プログラム,その他のデータが格納されているメモリ23が含まれている。動作プログラムは,メモリ・カード28等に書き込まれて,そのようなメモリ・カード28から読み出されてディジタル・スチル・カメラ1にインストールされてもよいし,プレ・インストールされていてもよい。
ディジタル・スチル・カメラ1には,シャッタ・レリーズ・ボタン3およびモード・スイッチ4が含まれている。シャッタ・レリーズ・ボタン3の押し下げを示す信号は,CPU2に入力する。モード・スイッチ4は,撮像モードまたは再生モードを選択するもので,スイッチS1またはS2を選択的にオンすることができる。スイッチS1がオンされることにより撮像モードが設定され,スイッチS2がオンされることにより再生モードが設定される。
CCDなどの撮像素子7の前方には,絞り5およびズーム・レンズ6が設けられている。絞り5は,モータ・ドライバ10によって制御されるモータ13によって絞り値が決定される。ズーム・レンズ6は,モータ・ドライバ11によって制御されるモータ14によってズーム位置が決定される。
モード・スイッチ4によって撮像モードが設定されると,絞り5を通過した被写体像を表す光線束は,ズーム・レンズ6によって撮像素子7の受光面上に結像する。タイミング・ジェネレータ12によって,撮像素子7が制御され,一定周期(例えば,1/30秒周期)で被写体が撮像される。被写体像を表す映像信号は,一定周期で撮像素子7から出力し,CDS(相関二重サンプリング)回路8に入力する。CDS回路8において相関二重サンプリングされた映像信号がアナログ/ディジタル変換回路9においてディジタル画像データに変換される。
ディジタル画像データは,画像入力コントローラ15によって画像信号処理回路16に入力し,ガンマ補正などの所定の信号処理が行われる。ディジタル画像データは,VRAM(ビデオ・ランダム・アクセス・メモリ)24に書き込まれた後に,読み出されて画像表示装置27に与えられることにより,画像表示装置27の表示画面に動画として表示(一定周期で表示)される。
この実施例によるディジタル・スチル・カメラ1においては撮像により得られた被写体像に含まれる顔画像部分(特定対象画像部分)を検出することができる(顔に限らず識別できる特定の部分を検出できるものでよい)。このために,ディジタル・スチル・カメラには,顔検出回路18が含まれている。さらに,顔画像部分が検出された被写体像と異なる被写体像において,その顔画像部分の領域に相当する領域を検出(領域追跡)することもできる。このために,ディジタル・スチル・カメラ1には領域検出回路19が含まれている。詳しくは,後述するように,この実施例においては検出された顔画像部分を特定するように顔画像部分を囲む枠が被写体像上に表示される。また,顔画像部分検出が行われずに領域が検出された場合にも,その領域を特定する枠が被写体像上に表示される。
撮像によって得られたディジタル画像データおよび検出された顔画像部分の位置を示すデータ(領域の位置を示すデータ)は,AF(自動合焦)検出回路21に入力する。AF検出回路21において,検出された顔画像部分が合焦するように,ズーム・レンズ6のズーム位置が制御される。また,撮像によって得られたディジタル画像データおよび検出された顔画像部分の位置を示すデータ(領域の位置を示すデータ)は,AE(自動露光)/AWB(自動白バランス)検出回路22にも入力する。AE/AWB検出回路22において,検出された顔画像部分の明るさが適正な明るさとなるように絞り5の絞りが決定される。さらに,AE/AWB検出回路22において白バランス調整も行われる。
シャッタ・レリーズ・ボタン3が押されると,撮像によって得られた画像データは圧縮処理回路17に入力する。圧縮処理回路17において所定の圧縮処理が行われた画像データはビデオ・エンコーダ20に入力してエンコーディングされる。エンコーディングされた画像データがメモリ・コントローラ26の制御のもとにメモリ・カード28に記録される。
モード・スイッチ4によって再生モードが設定されると,メモリ・カード28に記録されている画像データが読み取られる。読み取られた画像データによって表される画像が画像表示装置27の表示画面に表示される。
図2は,撮像によって得られる被写体像の一例である。
人物が撮像されることにより得られる被写体像30には,人物像31が含まれる。このような被写体像30について顔画像部分の検出処理が行われると顔画像部分32が検出される。上述したように,検出された顔画像部分32を囲む枠が被写体像30上表示され,その顔画像部分32が合焦し,かつ明るさが適切となるように制御される。
図3は,検出された顔画像部分32についての画素位置と輝度の位置分布との関係を示している。図3は二次元の画像における画素位置が一次元に直して表わされている。
検出された顔画像部分32について画素位置と輝度の位置分布との関係が分かると,検出された顔画像部分32における相対的な複数の画素位置と,その画素位置との輝度の位置分布との関係を顔画像部分32の特徴量として表すことができる。顔画像部分32が検出された被写体像30と異なる被写体像において,その特徴量に類似した画像部分を含む領域が検出されれば,その領域は顔画像部分32に対応する領域と判断できる。輝度の位置分布どうしの相互相関値が最も大きい画像部分を類似した画像部分としてもよい。また,同じ位置の輝度の差分の絶対値を求め,顔画像部分内で前記差分の絶対値を全て加算し,該加算値が最も小さい画像部分を類似した画像部分としてもよい。
特徴量は,輝度の位置分布以外に顔画像部分のエッジ成分の位置分布,高周波成分の位置分布,色成分の位置分布などを用いることができる。
この実施例においては,上述のように一定周期で連続して被写体が撮像される場合において,一定時間に一回の割合で顔画像検出が行われ,顔画像検出が行われない時には領域検出が行われるものである。
図4は,領域検出が行われる被写体像40の一例である。領域検出は,顔画像部分そのものを検出するのではなく,以前に撮像された被写体像の顔画像部分の位置,特徴量を用いて,顔画像部分が存在するであろう領域を検出するものである。
上述した人物と同じ人物が一定時間経過後に撮像され,人物像31を含む被写体像40が得られたものとする。また,上述のようにして検出された顔画像部分32に相当する領域が領域42であるとする。その領域42の周辺の領域43が設定され,周辺領域43内において顔画像部分の領域32と同じ大きさの走査領域44が所定距離ずつ動かされながら走査される。動かされたそれぞれの位置において,走査領域44内の画像部分の特徴量が,検出された顔画像部分32の特徴量と類似するかどうかが判定される。類似度が一定以上あると,その走査領域44の位置が顔画像部分32に相当する領域であるとされる(領域検出処理,領域追跡処理)。必要に応じて走査領域44の大きさを変えて顔画像部分32に相当する領域の位置を検出するようにしてもよい。検出された領域42に,上述のように枠が表示されるようになる。
図5は,枠表示のタイミングを示すタイム・チャートである。
上述したように,1/30秒の一定周期で被写体が撮像される。この実施例では,たとえば,時刻t0,t4,t8のように所定時間が経過すると顔画像部分検出処理が行われ,顔画像部分検出処理により見つけられた顔画像部分に枠が表示される。顔画像部分検出処理が行われない時刻t0からt4の間の時刻t1〜t3,時刻t4からt8の間の時刻t5〜t7などにおいては上述したように,前回の顔画像部分検出において検出された顔画像部分の領域を検出する領域検出処理が行われる。領域検出において見つけられた領域に枠が表示される。
たとえば,時刻t5のタイミングにおいては,時刻t4のタイミングで撮像された被写体像の顔画像部分検出処理は終了していないであろうから,時刻t0のタイミングで撮像された被写体像から検出された顔画像部分の領域検出処理が行われる。検出された領域の枠が表示される。時刻t6のタイミングにおいて,時刻t4のタイミングで撮像された被写体像の顔画像部分検出処理が終了していれば,その時刻t4のタイミングで撮像された被写体像において検出された顔画像部分の領域検出処理が行われる。検出された領域の枠が表示される。領域検出処理は比較的時間がかからないので,撮像周期に合わせて枠を表示できる。時刻t4のときに行われた顔画像部分検出処理が時刻t8のタイミングで終了していると検出された顔画像部分に枠が表示される。
図6は,ディジタル・スチル・カメラ1の処理手順を示すフローチャートである。この処理は,上述したように,前回の顔画像部分検出処理から一定時間経過していれば顔画像部分検出処理が行われるが,一定時間経過していなければ前回(または前々回)の顔画像部分の領域を検出する処理が行われるものである。被写体は,一定周期で撮像されているものとする。また,この実施例は,撮像時に画角等を確認するために行われる動画表示(いわゆるスルー画表示)に利用されるものであるが,一定周期で撮像された複数駒の被写体像を再生する場合にも適用できる。
まず,顔画像部分検出処理を行うか,すでに検出された顔画像部分が存在するであろう領域の検出処理を行うかの制御判断処理が行われる(ステップ51)。上述のように,前回の顔画像部分検出処理から一定時間が経過していると顔画像検出処理を行うものと判断される。
顔画像部分検出処理を行うと判断されると(ステップ52でYES),撮像により得られた被写体像に対して顔画像検出処理が行われる(ステップ53)。被写体像に顔画像部分が含まれていると,その顔画像部分が検出される。顔画像部分が検出されると,検出された顔画像部分についての特徴量が上述のように抽出される(ステップ54)。検出された顔画像部分の位置と抽出された特徴量とがメモリ23に記憶される(ステップ55)。また,検出された顔画像部分を囲むように,枠が被写体像上に表示される(ステップ58)。さらに,検出された顔画像部分が合焦するように自動合焦制御,検出された顔画像部分の明るさが適正となるように自動露光制御などの撮像制御も行われる。モード切り替え,電源オフなどの終了指令が与えられなければ(ステップ59でNO),再びステップ51からの処理が繰り返される。
顔画像部分検出処理を行わないと判断されると(ステップ52でNO),領域検出(領域追跡)処理を行うかどうかが判断される(ステップ56)。顔画像部分検出処理が行われても被写体像に顔画像部分が含まれていない場合には顔画像部分は検出されない。そのような場合には,顔画像検出処理から一定時間経過していなければ顔画像検出処理は行われないが,顔画像部分の領域も検出できないので,領域検出処理も行われない(ステップ56でNO)。以前に顔画像部分が検出されていると,記憶されている顔画像部分の位置および特徴量を用いて上述のように領域検出処理が行われる(ステップ56でYES)。領域が検出されると,その領域を特定する枠が被写体像上に表示される(ステップ58)。また,その枠内の画像部分が合焦,適正な明るさとなるように撮像制御される。終了指令が与えられなければステップ51からの処理が繰り返される。
この実施例では,顔画像部分が検出された場合には,その顔画像部分の位置および特徴量が記憶され,記憶された顔画像部分の位置および特徴量にもとづいて領域検出が行われ,領域が検出された場合には検出された領域の位置および領域内の画像の特徴量は記憶されない。検出された領域にもとづいて領域を検出することが繰り返されると,実際に存在する顔画像部分と検出された領域とがずれてしまい,そのずれが広がると検出された領域内に顔画像部分が存在しない場合が起こりえるが,あくまで,顔画像部分が検出された場合に,その検出された顔画像部分にもとづいて領域を検出しているので,検出された領域内に顔画像部分が存在しないという事態を未然に防止できる。
図7は,他の実施例を示すもので,ディジタル・スチル・カメラ1の処理手順を示すフローチャートである。この実施例では,顔画像部分が検出された場合に,その顔画像部分の位置および特徴量が記憶されるだけでなく,領域が検出された場合にも,その領域位置および領域内の画像の特徴量が記憶される。顔画像部分が移動する場合でも比較的正確にその顔画像部分に枠を表示させることができる。
上述したのと同様に,顔画像部分検出を行うか領域検出処理を行うかの制御判断処理が行われる(ステップ61)。
顔画像部分検出処理が行われると判断された場合には(ステップ62でYES),顔画像検出処理が行われる(ステップ63)。顔画像検出処理が行われないと判断された場合には(ステップ62でNO),領域検出処理を行うかどうかが判断される(ステップ64)。領域検出処理を行うと判断されると(ステップ64でYES),領域検出処理が行われる(ステップ65)。
顔画像部分検出処理が行われた場合には検出された顔画像部分の特徴量が抽出され,領域検出処理が行われた場合には検出された領域内の画像の特徴量が抽出される(ステップ66)。抽出された特徴量および検出された顔画像部分の位置または検出された領域の位置が記憶される(ステップ67)。検出された顔画像部分または領域に枠が表示される(ステップ68)。終了指令が与えられるまで,ステップ61からの処理が繰り返される(ステップ69)。
図8は,顔画像部分検出処理/領域検出処理(図6ステップ51,図7ステップ61)の判断処理手順を示すフローチャートである。
上述した制御判断においては,前回の顔画像部分検出処理から一定時間経過したかどうかにもとづいて顔画像部分検出処理または領域検出処理を行うかどうかを判断しているが,この判断処理では顔画像部分の位置および特徴量が記憶されていない場合にも顔画像部分検出処理が行われる。
まず,顔画像部分検出処理により得られる顔画像部分の位置および特徴量が記憶されていないかどうかが判断される(ステップ71)。記憶されていなければ(ステップ71でYES),それらの位置および特徴量を利用して顔画像部分の領域検出処理ができないので顔画像部分検出処理が行われる用に顔検出実行フラグがオンにセットされる(ステップ72)。顔画像部分の位置および特徴量が記憶されている場合であっても(ステップ71でNO),上述したように前回の顔画像検出処理から一定時間以上(一定フレーム数以上)経過していると(ステップ73でYES),顔検出実行フラグがオンにセットされる(ステップ72)。前回の顔画像検出処理から一定時間以上経過していないと(ステップ73でNO),顔画像検出処理を行わないで領域検出処理を行うようにするために顔検出実行フラグがオフにセットされる(ステップ74)。
顔検出実行フラグがオンにセットされているかどうかが判定される(ステップ75)。オンにセットされていると(ステップ75でYES),領域検出処理は行われないから領域検出フラグはオフにセットされる(ステップ76)。顔検出実行フラグがオフにセットされていると(ステップ75でNO),再び顔画像部分の位置および特徴量が記憶されていないかどうかが確認される(ステップ77)。記憶されていなければ(ステップ77でYES),領域検出フラグはオフにセットされる(ステップ76)。顔画像の位置および特徴量が記憶されていると(ステップ77でNO),その記憶されている顔画像の位置および特徴量にもとづいて領域検出処理を行うために領域検出実行フラグがオンにセットされる(ステップ78)。
このようにして顔検出実行フラグ,領域検出実行フラグがオンまたはオフにセットされ,フラグの状態に応じて顔画像部分検出処理および領域検出処理が行われる。
上述した枠を表示するためのスーパーインポーズ回路は顔検出回路18,領域検出回路19などに含まれているのはいうまでもない。
上述の実施例は顔画像部分に枠を表示するものであるが,顔画像部分に枠を表示せずに矢印,点,十字など枠以外のマークを表示する場合についても適用できるのはいうまでもない。
上述の実施例では,ディジタル・スチル・カメラにおける撮像時の画角等を確認するための動画表示についてのものであるが,ディジタル・スチル・カメラに限らずムービ・ビデオ・カメラ,ディジタル・ムービ/スチル・カメラにも適用できるのはいうまでもない。
1 ディジタル・スチル・カメラ
2 CPU
7 撮像素子
18 顔画像部分検出回路
19 領域検出回路
27 表示装置

Claims (6)

  1. 一定周期で被写体を撮像して得られた被写体像を表示画面に表示するように表示装置を制御する表示制御装置において,
    前回の特定対象画像部分検出処理から上記一定周期よりも長い一定時間を経過したかどうかを判定する第1の判定手段,
    上記第1の判定手段により,前回の特定対象画像部分検出処理から一定時間経過したと判定されたことに応じて,一定周期で撮像される被写体像に含まれる特定対象画像部分を検出する特定対象画像部分検出処理を行う特定対象画像部分検出手段,
    上記特定対象画像部分検出手段によって検出された特定対象画像部分の位置および特定対象画像部分の特徴を表わす特徴量を記憶するように記憶装置を制御する記憶制御手段,
    上記第1の判定手段により,前回の特定対象画像部分検出処理から一定時間経過していないと判定されたことに応じて,一定周期で撮像される被写体像から上記記憶装置に記憶されている特定対象画像部分の特徴量をもつ画像部分の領域を検出する領域検出手段,ならびに
    上記特定対象画像部分検出手段によって検出された特定対象画像部分を特定するマークおよび上記領域検出手段によって検出された領域を特定するマークを上記表示画面に表示する表示制御手段,
    を備えた表示制御装置。
  2. 上記記憶制御手段は,
    上記特定対象画像部分検出手段によって検出された特定対象画像部分の位置および特定対象画像部分の特徴を示す特徴量のほかに,上記領域検出手段によって検出された領域の位置を記憶するものである,
    請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 上記記憶装置に特定対象画像部分の位置および特定対象画像部分の特徴量が記憶されていないかどうかを判定する第2の判定手段,ならびに
    上記第2の判定手段により,上記記憶装置に特定対象画像部分の位置および特定対象画像部分の特徴量が記憶されていないと判定されたことに応じて,特定対象画像部分検出処理を行うように上記特定対象画像部分検出手段を制御する特定対象画像部分検出制御手段,
    をさらに備えた請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 上記特定対象画像部分の特徴を表わす特徴量は,上記特定対象画像部分の輝度の位置分布である,請求項1から3のうちいずれか一項に記載の表示制御装置。
  5. 一定周期で被写体を撮像して得られた被写体像を表示画面に表示するように表示装置を制御する表示制御装置の動作制御方法において,
    第1の判定手段が,前回の特定対象画像部分検出処理から上記一定周期よりも長い一定時間を経過したかどうかを判定し,
    特定対象画像部分検出手段が,上記第1の判定手段により,前回の特定対象画像部分検出処理から一定時間経過したと判定されたことに応じて,一定周期で撮像される被写体像に含まれる特定対象画像部分を検出する特定対象画像部分検出処理を行い,
    記憶制御手段が,上記特定対象画像部分検出手段によって検出された特定対象画像部分の位置および特定対象画像部分の特徴を表わす特徴量を記憶するように記憶装置を制御し,
    領域検出手段が,上記第1の判定手段により,前回の特定対象画像部分検出処理から一定時間経過していないと判定されたことに応じて,一定周期で撮像される被写体像から上記記憶装置に記憶されている特定対象画像部分の特徴量をもつ画像部分の領域を検出し,
    表示制御手段が,上記特定対象画像部分検出手段によって検出された特定対象画像部分を特定するマークおよび上記領域検出手段によって検出された領域を特定するマークを上記表示画面に表示する,
    表示制御装置の動作制御方法。
  6. 一定周期で被写体を撮像して得られる被写体像を表示画面に表示するように表示装置を制御する表示制御装置を制御するプログラムであって,
    前回の特定対象画像部分検出処理から上記一定周期よりも長い一定時間を経過したかどうかを判定させ,
    前回の特定対象画像部分検出処理から一定時間経過したと判定されたことに応じて,一定周期で撮像される被写体像に含まれる特定対象画像部分を検出する特定対象画像部分検出処理を行わせ,
    検出された特定対象画像部分の位置および特定対象画像部分の特徴を表わす特徴量を記憶するように記憶装置を制御させ,
    前回の特定対象画像部分検出処理から一定時間経過していないと判定されたことに応じて,一定周期で撮像される被写体像から上記記憶装置に記憶されている特定対象画像部分の特徴量をもつ画像部分の領域を検出させ,
    検出された特定対象画像部分を特定するマークおよび検出された領域を特定するマークを上記表示画面に表示させるように表示制御装置を制御するコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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