JP2010257325A - 制御システム、操作装置および制御方法 - Google Patents

制御システム、操作装置および制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010257325A
JP2010257325A JP2009108184A JP2009108184A JP2010257325A JP 2010257325 A JP2010257325 A JP 2010257325A JP 2009108184 A JP2009108184 A JP 2009108184A JP 2009108184 A JP2009108184 A JP 2009108184A JP 2010257325 A JP2010257325 A JP 2010257325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
information processing
processing apparatus
external device
mouse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2009108184A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Kose
広明 小瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2009108184A priority Critical patent/JP2010257325A/ja
Priority to US12/799,004 priority patent/US8307130B2/en
Priority to CN201010167580A priority patent/CN101872256A/zh
Publication of JP2010257325A publication Critical patent/JP2010257325A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0354Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
    • G06F3/03543Mice or pucks
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/038Control and interface arrangements therefor, e.g. drivers or device-embedded control circuitry
    • G06F3/0383Signal control means within the pointing device

Abstract

【課題】情報処理装置の使用状態に応じて外部機器の動作状態を変化させて情報処理装置の利便性を高めた制御システムを提供する。
【解決手段】制御システムを構成する情報処理装置は、アプリケーションを実行する実行部と、実行されているアプリケーションに応じて外部機器の動作状態の変更のタイミングを決定する閾値を設定する閾値設定部と、情報処理装置に対する入力信号を検出する第1の検出部と、外部機器との間で情報を送受信する第1の送受信部とを有する。また、制御システムを構成する外部機器は、情報処理装置との間で情報を送受信する第2の送受信部と、外部機器に対する入力信号を検出する第2の検出部と、第1の検出部または第2の検出部による検出結果に基づいて、閾値設定部により設定された閾値から外部機器の動作状態を変更するか否かを判定する判定部と、判定部による判定結果に基づいて外部機器の動作状態を変化させる変更処理部とを有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、制御システム、操作装置および制御方法に関する。
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を用いて、文書作成や表計算、写真データや動画データの加工・編集など、様々な処理を行うことができる。また、情報処理装置をネットワークに接続することにより、様々な情報を取得することができ、メールやIP電話等を用いてコミュニケーションを図ることも可能となる。このような情報処理装置は、インターネット普及率が高まるに伴って、一般的に用いられるようになっている。
情報処理装置により実行可能な処理が多様化するにつれ、情報処理装置に対して使い易さが要求されるようになり、情報処理装置を操作するために用いる様々な周辺機器が提供されるようになった。周辺機器としては、例えば、ディスプレイに表示されたアイコン等を選択したりするカーソルを操作するためのマウスや、文字入力するためのキーボード等がある。このような周辺機器についても、ユーザがより快適に情報処理装置を利用することができるように、機能や構成の改善がなされている。
例えば、マウスは、キーボードを用いる場合よりもカーソル操作を行い易いため、情報処理装置の周辺機器として一般的に用いられる。マウスは、それ自体の位置をユーザが移動させることで画面上のカーソル位置を移動させるため、情報処理装置にケーブルにより有線接続されていると、ケーブルがマウスによる操作を妨げる場合がある。このため、情報処理装置と無線接続することの可能なワイヤレスマウスが提供されている。また、マウスに自走機能を持たせて、情報処理装置からの指示に応じて走行する自走マウスが開示されている(例えば、特許文献1)。かかる自走マウスは、警告の通知や音楽に合わせ踊るように移動するようなエンターテインメント的な情報の表現などのように、情報処理装置から情報を出力する出力装置として使用することができる。
特開2000−222120号公報
しかし、特許文献1の自走マウスは、情報処理装置に有線接続されており、自走するための行動範囲がケーブルの長さに制限される。また、情報処理装置からの情報を出力するための自走機能は、情報処理装置が休止中あるいは電源が入っていない場合には機能しない。このように、従来の自走マウスには、マウス自身の判断で走行することはできず、また、情報処理装置の操作性や使い易さを高めるものではなかった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、情報処理装置の使用状態に応じて外部機器の動作状態を変化させて情報処理装置の利便性を高めることの可能な、新規かつ改良された制御システム、操作装置および制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、情報処理装置と、情報処理装置と通信可能に接続された外部機器とを備える制御システムが提供される。情報処理装置は、アプリケーションを実行する実行部と、実行されているアプリケーションに応じて、外部機器の動作状態の変更のタイミングを決定する閾値を設定する閾値設定部と、情報処理装置に対する入力信号を検出する第1の検出部と、外部機器との間で情報を送受信する第1の送受信部と、を有する。外部機器は、情報処理装置との間で情報を送受信する第2の送受信部と、外部機器に対する入力信号を検出する第2の検出部と、第1の検出部または第2の検出部による検出結果に基づいて、情報処理装置の閾値設定部により設定された閾値から外部機器の動作状態を変更するか否かを判定する判定部と、判定部による判定結果に基づいて外部機器の動作状態を変化させる変更処理部と、を有する。
本発明によれば、情報処理装置で実行されたアプリケーションに応じて閾値を設定し、外部機器の動作状態を変更させるタイミングを決定する。これにより、ユーザが情報処理装置を使用している目的に適した状態で、外部機器を機能させることができる。
閾値設定部は、実行されているアプリケーションに応じて変化する外部機器の使用頻度に基づいて、情報処理装置および外部機器に対してそれぞれ設定する閾値の大きさを設定することもできる。例えば、閾値設定部は、使用頻度の高い外部機器に対して、情報処理装置に対する閾値より小さい閾値を設定するようにしてもよい。
また、判定部は、第1の検出部により情報処理装置に対する入力信号が検出されない場合、情報処理装置の不使用時間のカウントを開始するようにしてもよい。そして、判定部は、第1の検出部および第2の検出部により情報処理装置および外部機器に対する入力信号が検出されず、かつカウントされた不使用時間が閾値を超えたとき、外部機器の動作状態を変更すると判定する。
さらに、判定部は、不使用時間のカウント開始後であってカウントされた不使用時間が閾値を超える前に第2の検出部により外部機器に対する入力信号を検出したとき、カウントされた不使用時間をリセットするようにしてもよい。判定部は、第1の検出部により実行されているアプリケーションを終了させる入力信号が検出されたとき、不使用時間のカウントを終了することもできる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、通信可能に接続された情報処理装置を操作する操作部と、情報処理装置との間で情報を送受信する送受信部と、操作部から入力された入力信号および送受信部を介して受信した情報処理装置に対する入力信号の有無情報に基づいて、情報処理装置により実行されているアプリケーションに応じて設定された動作状態の変更のタイミングを決定する閾値から、動作状態を変更するか否かを判定する判定部と、判定部による判定結果に基づいて動作状態を変化させる変更処理部と、を備える、操作装置が提供される。
ここで、操作装置は、操作装置を所定の位置に移動させる走行部と、走行部を駆動する駆動部と、操作装置の位置を認識する位置認識部と、をさらに備えることもできる。変更処理部は、不使用時間が閾値を超えるまでは操作部による操作を可能とし、不使用時間が閾値を超えると駆動部に走行部を駆動させ、位置認識部による位置情報に基づいて所定の位置に移動する。
さらに、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、情報処理装置によりアプリケーションを実行するステップと、実行されたアプリケーションに応じて、情報処理装置と通信可能に接続された外部機器の動作状態の変更のタイミングを決定する閾値を決定するステップと、情報処理装置に対する入力信号を検出するステップと、外部機器に対する入力信号を検出するステップと、情報処理装置に対する入力信号または外部機器に対する入力信号の検出結果に基づいて、閾値から外部機器の動作状態を変更するか否かを判定するステップと、判定結果に基づいて外部機器の動作状態を変化させるステップと、を含む、制御方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、情報処理装置の使用状態に応じて外部機器の動作状態を変化させて情報処理装置の利便性を高めることの可能な制御システム、操作装置および制御方法を提供することができる。
本発明の実施形態にかかる制御システムの構成を示す説明図である。 同実施形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 同実施形態にかかるマウスの構成を示す横断面図である。 同実施形態にかかるマウスの構成を示す縦断面図である。 同実施形態にかかるマウスの通常モードの状態を示す説明図である。 同実施形態にかかるマウスの走行モードの状態を示す説明図である。 同実施形態にかかる制御システムを構成する情報処理装置およびマウスの機能構成を示すブロック図である。 同実施形態にかかる制御システムにおいてマウスの動作状態を変更する制御方法を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態にかかる制御システムを構成する機器の機能構成を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.第1の実施の形態(パーソナルコンピュータとマウスの例)
2.第2の実施の形態(情報処理装置と外部機器の例)
<1.第1の実施形態>
[(1)システム構成例]
まず、図1に基づいて、本発明の第1の実施形態にかかる制御システムの概略構成について説明する。なお、図1は、本実施形態にかかる制御システム1の構成を示す説明図である。
本実施形態にかかる制御システム1は、図1に示すように、例えばパーソナルコンピュータ等である情報処理装置100と、情報処理装置100と通信可能に接続された外部機器であるマウス200やキーボード300、ディスプレイ400とからなる。情報処理装置100は、アプリケーションを実行可能な処理部を有する装置であって、情報処理装置100を操作するためにマウス200やキーボード300等の入力装置が接続されている。また、情報処理装置100は、アプリケーションの実行結果を出力するために、ディスプレイ400やスピーカ(図示せず。)等の出力装置が接続されている。
本実施形態では、情報処理装置100の使用状態に応じてマウス200の動作状態を変更させる制御システムについて説明する。本実施形態にかかるマウス200は、情報処理装置100の操作手段として機能する通常モードと、マウス200が自走して充電台205へ移動する走行モードとの2つの状態を有する。マウス200は、ユーザの情報処理装置100の使用状態に応じてこれらのモードを切り換えて動作することで、情報処理装置100の操作性や利便性を向上させる。以下、このような制御システム1の構成について詳細に説明する。
[(2)ハードウェア構成]
まず、図2〜図6に基づいて、本実施形態にかかる制御システム1を構成する情報処理装置100およびマウス200のハードウェア構成について説明する。なお、図2は、本実施形態にかかる情報処理装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。図3は、本実施形態にかかるマウス200の構成を示す横断面図である。図4は、本実施形態にかかるマウス200の構成を示す縦断面図である。図5は、本実施形態にかかるマウス200の通常モードの状態を示す説明図である。図6は、本実施形態にかかるマウス200の走行モードの状態を示す説明図である。
[情報処理装置のハードウェア構成]
まず、図2に基づいて、本実施形態にかかる情報処理装置100のハードウェア構成について説明する。本実施形態の情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、ホストバス104aとを備える。また、情報処理装置100は、ブリッジ104と、外部バス104bと、インタフェース105と、入力装置106と、出力装置107と、ストレージ装置(HDD)108と、ドライブ109と、接続ポート111と、通信装置113とを備える。
CPU101は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って情報処理装置100内の動作全般を制御する。また、CPU101は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM102は、CPU101が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM103は、CPU101の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス104aにより相互に接続されている。
ホストバス104aは、ブリッジ104を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス104bに接続されている。なお、必ずしもホストバス104a、ブリッジ104および外部バス104bを分離構成する必要はなく、一のバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力装置106は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイク、スイッチおよびレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU101に出力する入力制御回路などから構成されている。情報処理装置100のユーザは、該入力装置106を操作することにより、情報処理装置100に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。本実施形態では、図1に示すように、入力装置106としてマウス200およびキーボード300が設けられている。
出力装置107は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置およびランプなどの表示装置を含む。さらに、出力装置107は、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置を含む。本実施形態では、図1に示すように、出力装置107としてディスプレイ400が設けられている。
ストレージ装置108は、情報処理装置100の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置108は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。ストレージ装置108は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)で構成される。このストレージ装置108は、ハードディスクを駆動し、CPU101が実行するプログラムや各種データを格納する。
ドライブ109は、記憶媒体用リーダライタであり、情報処理装置100に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ109は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体に記録されている情報を読み出して、RAM103に出力する。
接続ポート111は、外部機器と接続されるインタフェースであって、例えばUSB(Universal Serial Bus)などによりデータ伝送可能な外部機器との接続口である。また、通信装置113は、例えば、通信網15に接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。また、通信装置112は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置であっても、ワイヤレスUSB対応通信装置であっても、有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
[マウスのハードウェア構成]
次に、図3〜図6に基づいて、本実施形態にかかるマウス200のハードウェア構成について説明する。本実施形態にかかるマウス200は、図3および図4に示すように、上部ケース201と下部ケース202との間に形成される内部空間にマウスユニットと、電池ユニットと、変形ユニットと、駆動ユニット等を備えて構成される。これらのユニットは、下部ケース202に支持されている。
マウスユニットは、情報処理装置100を操作するための部材から構成されるユニットであって、クリックボタン204と、ホイール206と、制御基板208と、位置検出部(図示せず。)等からなる。
クリックボタン204は、上部ケース201の前面側に設けられ、右側に設けられた右クリックボタンと、左側に設けられた左クリックボタンとからなる。右クリックボタンまたは左クリックボタンをユーザがz軸方向に押下してクリックすると、制御基板208に設けられたクリック検出部(図示せず。)がクリックを検出して、クリックが行われたことを示すクリック入力信号を出力する。右クリックボタンおよび左クリックボタンの押下の仕方によって、例えばマウスポインタが指し示す場所に関連するメニューを表示する機能や、選択や決定などのアプリケーションを操作する機能を実行することができる。
ホイール206は、上部ケース201の前面側中央に、右クリックボタンと左クリックボタンとの間に挟まれるように設けられる、環状部材である。ホイール206は、上部ケース201および下部ケース202から構成される内部空間においてy軸方向に延びる支持軸(図示せず。)により回転可能に支持され、ホイール206の一部が上部ケース201の外部に露出するように設けられる。ユーザがホイール206を指で回転させると、回転検出部(図示せず。)によりホイール206の回転が検出され、ホイール206の回転方向や回転の速さを示す回転入力信号が出力される。また、ホイール206はz軸方向に押下可能に構成することもでき、これにより、ホイール206によってクリック操作を行うこともできる。これらの検出された入力信号は、制御基板208に搭載された制御部(図示せず。)に送信され、制御部からアンテナ(図示せず。)を介してこれらの信号を受信する受信装置へ送信する。
制御基板208は、クリックボタン204やホイール206からの入力信号の検出や、マウス200のモードの切り替え制御などを行う制御用マイコンを搭載する基板である。制御基板208は、例えばベース(図3の符号227)上の支持板に設けることができる。
位置検出部は、マウス200の位置や移動量、移動方向、移動速度を検出する。位置検出部は、例えば下部カバー202に設けることができる。位置検出部は、マウス200の載置面に対して光を発する発光部と、発光部から発せられた光の反射光を受光する受光部(いずれも図示せず。)とからなる。位置検出部は、検出した位置情報を制御基板208に搭載された制御部(図示せず。)に送信し、制御部からアンテナ(図示せず。)を介して位置情報等の情報を情報処理装置100へ送信する。
電池ユニットは、マウス200が走行したり、情報処理装置100と通信したりするために必要な電力を供給するためのユニットであり、例えば、電池210と、電池ホルダ212と、二次コイル214等からなる。
電池210は、マウス200を機能させるために必要な電力を供給する。本実施形態では、電池210として、例えばリチウムイオン二次電池などの充電可能な二次電池を用いる。しかし、かかる例に限定されず、電池210として、充電することのできない一次電池を用いることもできる。
電池ホルダ212は、電池210を載置する支持部材である。電池ホルダ212は、マウス202の背面側で下部カバー202に支持されている。また、電池ホルダ212は、後述する駆動基板236を支持している。
二次コイル214は、電池210を充電する電圧を発生するコイルである。二次コイル214は、図3に示すように、マウス200の内部空間の下部カバー202中央付近に設けられる。二次コイル214を充電気205に設けられた一次コイル(図示せず。)と対向させた後一次コイルに電流を流すと、二次コイル214は電磁誘導により起電力を生じる。かかる電圧を利用して、電池210を充電することができる。発生した電圧は整流回路等を通して安定された後、電気的に接続された電池210へ送られる。
変形ユニットは、マウス200の動作状態(モード)に応じてマウス200の形態を変更するためのユニットである。変形ユニットは、昇降用モータ222と、スライダ機構と、昇降用軸226と、ベース227と、前輪228と、切換センサ229等から構成される。
昇降用モータ222は、マウス200の動作状態に応じて上部カバー201を上下に移動させるための駆動部であり、回転軸222aがz軸方向に延びるように設けられる。昇降用モータ222の回転軸222aには、外周面にねじが切られた送りねじ223が設けられており、昇降用モータ222の回転とともに回転する。昇降用モータ222は、例えば、正回転すると送りねじ223と螺合されたスライダ機構がz軸正方向側へ移動し、逆回転すると送りねじ223と螺合されたスライダ機構がz軸負方向側へ移動する。
スライダ機構は、昇降用モータ222の回転にともなって上部カバー201を上下方向に移動させる伝達部材である。スライダ機構は、図4に示すように、送りねじ223と螺合するナット224と、ナット224と上部カバー201とを連結する連結部225とからなる。ナット224は、内周面に送りねじ223に対応するねじ溝が形成された貫通孔224aを有する円筒形状の部材である。ナット224は、一端側から送りねじ223が挿入され、他端側には連結部225が接続されている。連結部225は、送りねじ223の回転によってz軸方向に移動するナット224とともに移動して、上部カバー201を移動させる連結部材である。連結部225の一端はナット224の他端側と接続されており、他端には上部カバー201と連結するための係合部225aが形成されている。係合部225aは、上部カバー201の内面に形成された被係合部201aと係合される。こうして、ナット224と上部カバー201とが連結部225を介して連結されている。なお、スライダ機構は、上部カバー201とスライダ機構との連結位置が上部カバーの重心位置より背面側(x軸負方向側)に位置するように設けられる。
昇降用軸226は、ベース207が下部カバー202に対して回転するときの回転中心となる軸である。昇降用軸226は、マウス200の内部空間前面側に、y軸方向に延びるように設けられ、その両端は下部ケース202により回動可能に支持されている。また、昇降用軸226の中央部分の少なくとも一部はベース227に回転可能に支持されている。
ベース227は、ホイール206および前輪228を支持するとともに、下部ケース202に対して回動可能に設けられる基台である。ベース227は、マウス200の前面側(x軸正方向側)に設けられ、上部カバー201と連結されている。このため、ベース227は、上部カバー201の動きとともに昇降用軸226を回転中心として回動する。このようなベース227を設けることにより、マウス200の状態に応じて前輪228の出し入れを行うことができる。なお、かかる動作の詳細については後述する。
前輪228は、マウス200が走行モード時において走行するために設けられる車輪である。前輪228は、図3に示すように、ベース227の正面側に設けられている。前輪228は、後述する車輪234の回転に従動して回転する。前輪228は、昇降用モータ222の駆動に応じてマウス200の内部空間から出し入れされる。
切換センサ229は、マウス200を走行モードから通常モードへ切り換えるために用いられるセンサである。切換センサ229は、例えば磁気を検出するホールセンサを用いることができ、このとき、ホールセンサと対応する磁石を充電器205等に設けることができる。この他にも、切換センサ229として、例えば磁気センサや光センサ、機械的に入力を検知するボタン等を用いることができる。切換センサ229は、所定の入力(例えば磁気)を検出すると、検出結果を制御基板208へ出力する。
駆動ユニットは、マウス200が走行モードであるときに所定の位置へ移動するために機能するユニットであり、例えば、走行用モータ232と、車輪234と、駆動基板236と、走行検出部(図示せず。)等を備える。
走行用モータ232は、車輪234を回転させる駆動部である。走行用モータ232は、2つの車輪234それぞれに1つずつ設けられる。走行用モータ232は、駆動基板233に設けられたドライバ(図示せず。)により駆動制御される。
車輪234は、マウス200を所定の位置へ移動させるための部材であって、マウス200の内部空間の背面側に設けられる。本実施形態にかかるマウス200は、2つの車輪234がy軸方向に並ぶように設けられている。車輪234は、マウス200の動作状態に応じて、マウス200の内部空間から出し入れされる。
駆動基板236は、走行用モータ232を駆動するドライバや、マウス200の位置を認識する位置処理部(図示せず。)、走行検出部による検出結果を解析する解析部などを備える基板である。駆動基板236は、電池210の上方(z軸正方向側)に位置するように電池ホルダ212によって支持されている。
走行検出部は、マウス200が走行モードであるときにマウス200を移動先へ導くために現在位置を認識するためのセンサである。本実施形態では、マウス200は、走行モードにおいて、マウス200が載置される載置面に設けられた走行ラインに沿ってマウス200自身を移動させる。このとき、走行ラインをトレースするために、走行検出部は、LED等の発光部と、発光した光を検出するフォトセンサ等の受光部とから構成することができる。走行検知部は、受光部による検出結果を駆動基板236の解析部(図示せず。)へ出力する。なお、本実施形態では、走行検出部は走行ラインをトレースするセンサであったが、例えばGPSなどを用いて、マウス200の位置検出を行うこともできる。
このようなマウス200は、通常モードでは従来の光学式マウスと同様、情報処理装置100を操作する操作手段として機能する。このとき、マウス200は、図5に示すように、下部カバー202の底面が載置面と接触している。そして、情報処理装置100の使用状況に応じて、通常モードから走行モードへ変化させるモード変更指示が制御基板208に搭載された制御用マイコンから昇降用モータ222を駆動するドライバへ出力されると、図6に示すようにマウス200の形態が変形する。
すなわち、昇降用モータ222が駆動して送りねじ223が正回転し、送りねじ223と螺合するナット224が上昇する。そして、ナット224と接続された連結部225がナット224とともに上昇し、連結部225の係合部225aにより連結された上部カバー201が上昇する。そうすると、マウス200の上部カバー201は自重により前面側に傾き、上部カバー201と連結されたベース227が昇降用軸226回りに回動して傾く。これにより、ベース227のx軸正方向側に設けられた前輪が上部カバー201の内部から露出するようになる。また、上部カバー201が前面側に傾くことにより、上部カバー201の背面側が上昇し、2つの車輪234が上部カバー201の内部から露出する。
マウス200が図6に示すように走行可能な状態となると、制御用マイコンは、駆動基板236の走行用モータ232を駆動制御するドライバへ走行指示信号を出力する。そして、ドライバは、走行検出部による解析情報等に基づいて、マウス200を例えば充電台205まで移動するよう制御する。
その後、マウス200が充電台205に到着したことがホールセンサ229により検出されると、制御用マイコンは、マウス200を走行モードから通常モードとなるようモード変更指示を昇降用モータ222を駆動するドライバへ出力する。ドライバは、昇降用モータ222を駆動して送りねじ223を逆回転させてスライダ機構を下降させる。これにより、上部カバー201が下降され、マウス200を図5に示すような通常モード時の形態に変形させることができる。
以上、本実施形態にかかる情報処理装置100およびマウス200のハードウェア構成について説明した。次に、図7に基づいて、本実施形態にかかる情報処理装置100およびマウス200の機能構成について説明する。なお、図7は、本実施形態にかかる制御システム1を構成する情報処理装置100およびマウス200の機能構成を示すブロック図である。
[(3)制御システムの機能構成]
[情報処理装置の機能構成]
本実施形態にかかる情報処理装置100は、図7に示すように、PC送受信部110と、PC制御部120と、閾値設定部130と、入力部140と、カメラ部150と、アプリケーション記憶部160とから構成される。
PC送受信部110は、マウス200と情報の送受信を行う機能部であって、例えばブルートゥース(登録商標)を利用することができる。PC送受信部110は、PC制御部120から入力された情報をマウス200へ送信するとともに、マウス200から受信した情報をPC制御部120へ出力する。
PC制御部120は、情報処理装置100全般を制御する制御部であって、例えば図2のCPU101によって機能される。PC制御部120は、PC送受信部110から受信した情報を後述する他の機能部へ出力し、また、他の機能部から入力された情報をPC受信部110へ出力する。PC制御部120は、アプリケーション記憶部160に記憶されたアプリケーションを実行するアプリケーション実行部としても機能する。さらに、PC制御部120は、アプリケーションを実行すると、閾値設定部130に対して閾値設定指示を出力し、閾値設定部130から設定された閾値を受け取る。また、PC制御部120は、入力部140およびカメラ部150からの入力情報に基づいて、ユーザの情報処理装置100の使用状態を判定する判定部としても機能する。
閾値設定部130は、実行されているアプリケーションに応じて、マウス200の動作状態を変更するタイミングを決定する閾値を設定する機能部である。閾値設定部130は、PC制御部120からの閾値設定指示に基づいて、実行されているアプリケーションに応じた閾値を設定し、設定した閾値をPC制御部120へ出力する。
入力部140は、情報処理装置100へ入力情報が入力される機能部である。入力部140には、マウス200以外の入力手段、例えばキーボード300等からの入力情報が入力される。入力部140から入力された入力情報は、PC制御部120へ出力される。
カメラ部150は、画像を撮像する撮像手段であって、本実施形態にかかる情報処理装置100ではユーザの存在を検出する検出部として機能する。カメラ部150は、情報処理装置100自体に設けてもよく、情報処理装置100と接続された外部機器として設けることもできる。カメラ部150は、例えば、ディスプレイ400の表示面と対向する位置を撮像し、撮像画像をPC制御部120へ出力する。
アプリケーション記憶部160は、情報処理装置100で実行されるアプリケーションプログラムを記憶する記憶部である。アプリケーション記憶部160は、例えば図2に示すROM102やRAM103などである。アプリケーション記憶部160に記憶されたアプリケーションプログラムは、PC制御部120により実行される。
[マウスの機能構成]
本実施形態にかかるマウス200は、マウス送受信部240と、マウス制御部250と、カウント処理部260と、操作部270と、駆動制御部280と、駆動部290とから構成される。
マウス送受信部240は、情報処理装置100と情報の送受信を行う機能部であって、例えばブルートゥース(登録商標)を利用することができる。マウス送受信部240は、マウス制御部250から入力された情報を情報処理装置100へ送信するとともに、情報処理装置100から受信した情報をマウス制御部250へ出力する。
マウス制御部250は、マウス200全般を制御する制御部である。マウス制御部250は、例えば制御基板208に搭載された制御用マイコンにより機能する。マウス制御部250は、マウス送受信部240から受信した情報を後述する他の機能部へ出力し、また、他の機能部から入力された情報をマウス送受信部240へ出力する。マウス制御部250は、情報処理装置100でアプリケーションプログラムが起動された情報をマウス送受信部240を介して受信すると、カウント処理部260に対して時間のカウントの開始を指示する。また、マウス制御部250は、操作部270による操作情報が入力されると、他の機能部に操作情報を出力する。さらに、マウス制御部250は、カウント処理部260によるマウス200の動作状態を変化させるか否かを示す判定結果や切換センサ229等の検出部(図示せず。)による検出結果に基づいて、駆動制御部280へモードを変更する指示を出力する。また、マウス制御部250は、マウス200を所定の位置に走行させるための走行情報や、通常モードで動作するマウス200の位置情報等を算出する。
カウント処理部260は、情報処理装置100の不使用時間をカウントするとともに、マウス200の動作状態を変化させるか否かを判定する判定部として機能する。カウンタ処理部260は、マウス制御部250からカウント開始指示が入力されると、カウントを開始する。そして、カウント処理部260は、カウント値が情報処理装置100にて設定された閾値を超えたと判定すると、マウス制御部250に対して判定結果を出力する。
操作部270は、マウス200から入力情報を入力するための機能部であって、クリックボタン272やホイール274等からなる。クリックボタン272は図3のクリックボタン204に対応し、ホイール274は図3のホイール206に対応する。操作部270から入力された入力情報は、マウス制御部250へ出力される。
駆動制御部280は、駆動部290を駆動制御するドライバである。駆動制御部280は、マウス制御部250からのモード変更指示や走行指示に基づいて、駆動部290を制御する。駆動制御部280は、駆動制御信号を駆動部290へ出力する。
駆動部290は、マウス200を動作させるための駆動手段であって、例えば、昇降用モータ222や走行用モータ232等に相当する。駆動部290は、駆動制御部280からの駆動制御信号に基づいて駆動する。
以上、本実施形態にかかる制御システム1を構成する情報処理装置100およびマウス200の機能構成について説明した。次に、図8に基づいて、本実施形態にかかる制御システム1においてマウス200の動作状態を変更する制御方法について説明する。なお、図8は、本実施形態にかかる制御システム1においてマウス200の動作状態を変更する制御方法を示すシーケンス図である。
[(4)マウスの動作状態を変更する制御方法]
本実施形態にかかる制御システム1において、マウス200は通常、操作手段として機能している(通常モード)。まず、情報処理装置(PC)100にてアプリケーションが起動されたとする(ステップS100)。アプリケーションが起動されると、PC制御部120は、閾値設定部130に対して閾値の設定を指示する(ステップS102)。このとき、PC制御部120は閾値設定部130に対してアプリケーションの種類を情報として含むアプリケーション情報を出力する。閾値設定部130は、アプリケーションの種類に応じて、情報処理装置100に対する第1の閾値と、マウス200に対する第2の閾値とを設定する。
例えば、インターネットを閲覧するためのブラウザが起動された場合には、情報処理装置100とマウス200の使用頻度は同程度であると考えられるため、第1の閾値と第2の閾値とを同一の値に設定することができる。また、表計算ソフトや文書作成ソフトが起動された場合には、情報処理装置100の使用頻度に対してマウス200の使用頻度が低くなると考えられるため、第2の閾値は第1の閾値よりも長く設定される。さらに、映像/音楽視聴ソフトが起動された場合には、マウス200の使用頻度に対して情報処理装置100の使用頻度が低くなると考えられるため、第1の閾値は第2の閾値よりも長く設定される。このように、起動されたアプリケーションの種類に応じて、情報処理装置100およびマウス200に対する閾値がそれぞれ設定される。なお、第1の閾値および第2の閾値の値の大きさをアプリケーションに応じて相対的に変更するだけでなく、映像/音楽視聴ソフトに対する閾値より文書作成ソフトに対する閾値を大きくするなど、アプリケーション毎に閾値の値の大きさを変更させてもよい。
次いで、情報処理装置100を使用するユーザの検出が行われ(ステップS104)、ユーザを検出したか否かを判定する(ステップS106)。ユーザの検出は、カメラ部150により撮像された撮像画像を用いて行うことができる。例えば、PC制御部120は、カメラ部150から入力された撮像画像について、顔検出処理を行い、撮像画像内に人物の顔が存在するか否かを判定する。そして、画像内に人物の顔が存在すると判定された場合、ユーザが情報処理装置100を使用していると判定し、ステップS108の処理に進む。ステップS108では、アプリケーションを終了したか否かが判定される。アプリケーションが起動中であれば、ステップS104の処理に戻り、ユーザの検出処理が行われる。ステップS108にてアプリケーションが終了されている場合には、カウント処理を終了する指示をマウス200に通知する(ステップS120)。
一方、ステップS106にてユーザが検出されなかった場合、情報処理装置100は、PC送受信部110を介してマウス200にカウント処理を開始する指示を送信する。これを受けて、マウス200は、カウント処理部260は、カウント処理を開始する(ステップS110)。すなわち、マウス200は、情報処理装置100の不使用時間のカウントを開始する。このとき、情報処理装置100は、カウント処理開始指示とともに、第1の閾値および第2の閾値をマウス200に通知する。なお、その後、ユーザの検出情報については、マウス200に所定の間隔で通知される。
その後、マウス制御部250は、ユーザがマウス200を操作したか否かを判定する(ステップS112)。ユーザによるマウス200の操作の有無は、例えばクリックボタン272やホイール274等の操作部270からの入力情報の有無により判断することができる。マウス制御部250は、操作部270からの入力情報を検出すると、ユーザが情報処理装置100を使用していると判断し、カウンタ処理部260に対してカウントをリセットするよう指示する(ステップS114)。そして、カウントがリセットされると、ステップS110に戻り、再びカウントを開始する。
一方、ステップS112にて操作部270からの入力情報が検出されない場合には、ユーザが情報処理装置100を使用していないと判断する。そしてマウス制御部250は、カウント処理部260に対して現在のカウント値と閾値とを比較させる(ステップS116)。ステップS116では、ステップS106により検出される情報処理装置100の使用状態から情報処理装置100の不使用時間をカウントするカウント値と第1の閾値とが比較される。さらに、マウス200の不使用時間をカウントするカウント値と第2の閾値とが比較される。そして、カウント値が少なくともいずれか一方の閾値を超えているか否かを判定する。
ステップS116において、いずれのカウント値も閾値を超えていない場合には、ステップS112に戻り、マウス200の使用状態を検出する。一方、いずれかのカウント値が閾値を超えた場合、マウス200の動作状態を通常モードから走行モードへ変更する(ステップS118)。このとき、マウス制御部250は、駆動制御部280に対してモード変更指示を出力し、駆動制御部280は、モード変更指示に基づいて駆動部290を駆動制御する。これにより、マウス200は、図5に示す通常モードの形態から図6に示す走行モードの形態へ変形する。その後、マウス制御部250は、走行指示を駆動制御部280へ出力し、駆動制御部280にマウス200が所定の位置、例えば充電台に移動するよう駆動部290を制御させる。
このように、本実施形態によれば、情報処理装置100が所定時間不使用であることが検出されたとき、マウス200を通常モードから走行モードへ変更し、充電台へ移動させるようにマウス200に自動的に判断させることができる。これにより、情報処理装置100が使用されていないときにはマウス200の電池210が充電されるため、ユーザは常に満充電の状態でマウス200を使用することができる。また、マウス200の充電をし忘れてマウス200を使用できない状態が発生するのを防止することができる。これにより、情報処理装置100の利便性を高めることができる。
以上、本発明の第1の実施形態にかかる制御システム1においてマウス200の動作状態を変更する制御方法について説明した。本実施形態によれば、閾値設定部130において、情報処理装置100およびマウス200に対する閾値を設定する際に、実行されているアプリケーションの種類に応じてそれぞれ閾値を設定する。これにより、情報処理装置100の使用中にマウス200の動作状態が変更されるのを防止することができる。さらに、マウス200が自動的に動作状態の変化を判定して、情報処理装置100の使用状態に合致した動作状態で動作するため、情報処理装置100の利便性を高めることもできる。
<2.第2の実施形態>
次に、図9に基づいて、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、アプリケーションを実行可能な情報処理装置310と、情報処理装置310と関連して機能する外部機器320とを通信可能に接続して構成された制御システムについて説明する。本実施形態は、第1の実施形態に示したパーソナルコンピュータ等の情報処理装置100とマウス200とからなる制御システム1の変形例であり、情報処理装置100とマウス200以外の機器へ適用した例である。以下では、本実施形態にかかる制御システムの構成とその動作について説明する。なお、図9は、本実施形態にかかる制御システムを構成する機器の機能構成を示すブロック図である。なお、図9では、情報処理装置310に対して1つの外部機器320が接続された状態を示すが、情報処理装置310に接続される外部機器320は2つ以上であってもよい。
[(1)制御システムの機能構成]
[情報処理装置の機能構成]
本実施形態にかかる情報処理装置310は、図9に示すように、送受信部311と、制御部312と、閾値設定部313と、入力部314と、出力部315と、検出部316と、アプリケーション実行部317と、メモリ318とから構成される。
送受信部311は、外部機器320と情報の送受信を行う機能部であって、例えばブルートゥース(登録商標)を利用することができる。送受信部311は、制御部312から入力された情報を外部機器320へ送信するとともに、外部機器320から受信した情報を制御部312へ出力する。
制御部312は、情報処理装置310全般を制御する制御部である。制御部312は、送受信部311から受信した情報を後述する他の機能部へ出力し、また、他の機能部から入力された情報を受信部311へ出力する。制御部312は、アプリケーションが実行されると、閾値設定部313に対して閾値設定指示を出力し、閾値設定部313から設定された閾値を受け取る。また、制御部312は、入力部314および検出部316からの入力情報に基づいて、ユーザの情報処理装置310の使用状態を判定する判定部としても機能する。また、制御部312は、情報を出力部315へ出力する。
閾値設定部313は、実行されているアプリケーションに応じて、外部機器320の動作状態を変更するタイミングを決定する閾値を設定する機能部である。閾値設定部313は、制御部312からの閾値設定指示に基づいて、実行されているアプリケーションに応じた閾値を設定し、設定した閾値を制御部312へ出力する。閾値設定部313は、情報処理装置310と、当該装置310に接続されている少なくとも1つの外部機器320とにそれぞれ閾値を設定する。
入力部314は、情報処理装置310へ入力情報が入力される機能部である。入力部314には、情報処理装置310に接続された外部機器からの入力情報が入力される。入力部314から入力された入力情報は、制御部312へ出力される。
出力部315は、情報処理装置310から出力情報が出力される機能部である。出力部315には、制御部312から情報処理装置310に接続された外部機器への出力情報が出力される。
検出部316は、情報処理装置310の使用状態を検出する機能部である。検出部316は、例えば、第1の実施形態で示した画像を撮像する撮像手段や、照度センサ、赤外線センサを用いることができる。検出部316は、制御部312による検出指示に応じて機能することもできる。検出部316が検出した検出情報は、制御部312へ出力される。
アプリケーション実行部317は、メモリ318に記憶されたアプリケーションを実行する機能部である。アプリケーション実行部317は、制御部312からのアプリケーション実行指示を受けて、メモリ318に記憶されたアプリケーションを実行し、実行状態や実行結果を制御部312へ出力する。
メモリ318は、情報を記憶する記憶部であって、例えばROMやRAMなどを用いることができる。メモリ318には、例えばアプリケーションプログラムや、アプリケーションに応じて予め設定された閾値の値などを記憶することができる。
[外部機器の機能構成]
本実施形態にかかる外部機器320は、送受信部321と、制御部322と、判定部323と、入力部324と、出力部325と、変更処理部326とから構成される。
送受信部321は、情報処理装置310と情報の送受信を行う機能部であって、例えばブルートゥース(登録商標)を利用することができる。送受信部321は、制御部322から入力された情報を情報処理装置310へ送信するとともに、情報処理装置310から受信した情報を制御部322へ出力する。
制御部322は、外部機器320全般を制御する。制御部322は、例えば、送受信部321から受信した情報を後述する他の機能部へ出力し、また、他の機能部から入力された情報を送受信部321へ出力する。制御部322は、情報処理装置310でアプリケーションプログラムが起動されたとの情報を送受信部321を介して受信すると、判定部323に対して情報処理装置310の不使用状態を監視するよう指示する。制御部322は、判定部323の判定結果に基づいて、変更処理部326に対して動作状態を変更させる指示を行う。また、制御部322は、変更処理部326から入力された情報を出力部325へ通知し、当該外部機器320の動作状態を変更させる。
判定部323は、情報処理装置310の不使用状態を監視するとともに、当該外部機器320の動作状態を変化させるか否かを判定する判定部として機能する。判定部323は、情報処理装置310から通知される情報処理装置310の使用状態や、外部機器320の使用状態に基づいて、自身の動作状態を変更するか否かを判定する。かかる判定処理は、例えば第1の実施形態と同様に、不使用時間をカウントし、不使用時間が閾値を超えたか否かにより行うことができる。判定部323は、判定結果を制御部322へ出力する。
入力部324は、外部機器320に入力情報を入力するための機能部である。例えば、外部機器320がキーボードであれば、入力部324は入力キーに相当する。また、入力部324には外部機器320の使用状態を検出する人感センサ等も含まれる。入力部324から入力された入力情報は、制御部322へ出力される。
出力部325は、外部機器320から出力情報を出力するための機能部である。例えば、外部機器320がキーボードであれば、出力部325は、ユーザへ情報を通知するランプ等である。出力部325は、制御部322から入力された出力情報を出力する。
変更処理部326は、情報処理装置310の使用状態に応じて外部機器320の動作状態を変更させる機能部である。変更処理部326は、制御部322から動作状態を変更する指示が入力されると、現在の動作状態から所定の動作状態へと移行させる処理を行う。変更処理部326は、動作状態を変更するために、他の機能部を機能させる必要がある場合には、変更指示情報を制御部322へ出力する。
[(2)制御システムにおける制御方法]
このような情報処理装置310と外部機器320とから構成される制御システムでは、情報処理装置310の使用状態に応じて外部機器320の動作状態を変更させる。このとき、情報処理装置310にて実行されているアプリケーションの種類に応じて、動作状態への変更のタイミングを変化させる。これにより、ユーザが情報処理装置310を使用している目的に適した状態で、外部機器320を機能させることができる。
本実施形態にかかる制御システムでは、まず、情報処理装置310におけるアプリケーションの起動により、外部機器320の動作状態を変更するタイミングを決定する閾値を設定する。閾値設定部313は、起動されたアプリケーションの種類に応じて情報処理装置310および外部機器320に対して、不使用時間の限界値である閾値を設定する。アプリケーションの種類に応じて、情報処理装置310を操作するために使用する外部機器320は変化する。例えば、文書作成ソフトが起動されればキーボードの使用頻度が高くなり、図形描写ソフトが起動されればマウスやペンタブレットの使用頻度が高くなる。そこで、使用頻度の高い外部機器に対しては情報処理装置310や他の外部機器320と比較して閾値を低く設定することで、情報処理装置310の使用中に外部機器320の動作状態が変更されるのを防止することができる。このように、アプリケーションの種類とその使用に関連する外部機器320との関係に応じて、閾値が設定される。
その後、入力部314や検出部316により、情報処理装置310の使用状態の監視が開始される。情報処理装置310のユーザによる装置の使用が検出されないとき、情報処理装置310の制御部312は、外部機器320に対して、情報処理装置310および外部機器320の不使用状態の時間を測定するよう送受信部311を介して通知する。このとき、閾値設定部313で設定した閾値も外部機器320へ送信される。かかる通知を受信した外部機器320は、判定部323において不使用時間が閾値を超えたか否かを判定する。不使用時間が閾値を超えるまでは、現在の動作状態を保持する。また、入力部324から制御部322へ入力情報の入力がある場合には、外部機器320が使用されていると判定され、カウントした不使用時間をリセットし、再度不使用時間のカウントを開始する。
一方、情報処理装置310の不使用時間が閾値を超えた場合、制御部322は判定部323からの通知を受けて、変更処理部326に対して動作状態の変更を指示する。変更処理部326は、外部機器320の現在の動作状態を所定の動作状態へ変更する処理を行う。その後、変更された動作状態を解除する解除情報が入力部324から入力されると、変更処理部326は制御部322を介して解除情報を受信する。そして、変更処理部326は、変更後の動作状態から元の動作状態へ変更する処理を行う。
以上、本発明の第2の実施形態にかかる制御システムにおける外部機器320の動作状態の制御方法について説明した。本実施形態によれば、閾値設定部313において、情報処理装置310および外部機器320に対する閾値を設定する際に、実行されているアプリケーションの種類に応じてそれぞれ閾値を設定する。これにより、情報処理装置310の使用中に外部機器320の動作状態が変更されるのを防止することができる。さらに、外部機器320が自動的に動作状態の変化を判定して、情報処理装置310の使用状態に合致した動作状態で動作するため、情報処理装置310の利便性を高めることもできる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、閾値設定部をアプリケーションを実行する情報処理装置に設けたが、本発明はかかる例に限定されず、例えば、マウスなどの外部機器側で設定するようにしてもよい。このとき、外部機器は、情報処理装置で実行されたアプリケーションの種類を受信し、かかる情報に基づいて閾値を設定する。
また、上記実施形態では、カウント値が2つの閾値のうちいずれか一方を超えた場合に変形処理を行うようにしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、カウント値が設定されたすべての閾値を超えた場合に変形処理を行うようにしてもよい。さらに、上記実施形態では、マウスなどの外部機器の動作状態は2モードとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば3つ以上の状態を切り換えるようにしてもよい。
100、310 情報処理装置
110 PC送受信部
120 PC制御部
130、313 閾値設定部
140、314、324 入力部
150 カメラ部
200 マウス
240 マウス送受信部
250 マウス制御部
260 カウント処理部
270 操作部
280 駆動制御部
290 駆動部
311、321 送受信部
312、322 制御部
315、325 出力部
316 検出部
317 アプリケーション実行部
320 外部機器
323 判定部
326 変更処理部

Claims (9)

  1. 情報処理装置と、
    前記情報処理装置と通信可能に接続された外部機器と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    アプリケーションを実行する実行部と、
    実行されている前記アプリケーションに応じて、前記外部機器の動作状態の変更のタイミングを決定する閾値を設定する閾値設定部と、
    前記情報処理装置に対する入力信号を検出する第1の検出部と、
    前記外部機器との間で情報を送受信する第1の送受信部と、
    を有し、
    前記外部機器は、
    前記情報処理装置との間で情報を送受信する第2の送受信部と、
    当該外部機器に対する入力信号を検出する第2の検出部と、
    前記第1の検出部または前記第2の検出部による検出結果に基づいて、前記情報処理装置の閾値設定部により設定された閾値から前記外部機器の動作状態を変更するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果に基づいて前記外部機器の動作状態を変化させる変更処理部と、
    を有する、制御システム。
  2. 前記閾値設定部は、前記実行されているアプリケーションに応じて変化する前記外部機器の使用頻度に基づいて、前記情報処理装置および前記外部機器に対してそれぞれ設定する閾値の大きさを設定する、請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記閾値設定部は、使用頻度の高い前記外部機器に対して、前記情報処理装置に対する閾値より小さい閾値を設定する、請求項2に記載の制御システム。
  4. 前記判定部は、
    前記第1の検出部により前記情報処理装置に対する入力信号が検出されない場合、前記情報処理装置の不使用時間のカウントを開始し、
    前記第1の検出部および前記第2の検出部により前記情報処理装置および前記外部機器に対する入力信号が検出されず、かつカウントされた前記不使用時間が前記閾値を超えたとき、前記外部機器の動作状態を変更すると判定する、請求項1〜3のいずれかに記載の制御システム。
  5. 前記判定部は、前記不使用時間のカウント開始後であって前記カウントされた不使用時間が前記閾値を超える前に前記第2の検出部により前記外部機器に対する入力信号を検出したとき、前記カウントされた不使用時間をリセットする、請求項4に記載の制御システム。
  6. 前記判定部は、前記第1の検出部により前記実行されているアプリケーションを終了させる入力信号が検出されたとき、前記不使用時間のカウントを終了する、請求項4または5に記載の制御システム。
  7. 通信可能に接続された情報処理装置を操作する操作部と、
    前記情報処理装置との間で情報を送受信する送受信部と、
    前記操作部から入力された入力信号および前記送受信部を介して受信した前記情報処理装置に対する入力信号の有無情報に基づいて、前記情報処理装置により実行されているアプリケーションに応じて設定された動作状態の変更のタイミングを決定する閾値から、動作状態を変更するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果に基づいて動作状態を変化させる変更処理部と、
    を備える、操作装置。
  8. 前記操作装置を所定の位置に移動させる走行部と、
    前記走行部を駆動する駆動部と、
    前記操作装置の位置を認識する位置認識部と、
    をさらに備え、
    前記変更処理部は、
    前記不使用時間が前記閾値を超えるまでは前記操作部による操作を可能とし、
    前記不使用時間が前記閾値を超えると前記駆動部に前記走行部を駆動させ、前記位置認識部による位置情報に基づいて、所定の位置に移動する、請求項7に記載の操作装置。
  9. 情報処理装置によりアプリケーションを実行するステップと、
    実行された前記アプリケーションに応じて、前記情報処理装置と通信可能に接続された外部機器の動作状態の変更のタイミングを決定する閾値を決定するステップと、
    前記情報処理装置に対する入力信号を検出するステップと、
    前記外部機器に対する入力信号を検出するステップと、
    前記情報処理装置に対する入力信号または前記外部機器に対する入力信号の検出結果に基づいて、前記閾値から前記外部機器の動作状態を変更するか否かを判定するステップと、
    判定結果に基づいて、前記外部機器の動作状態を変化させるステップと、
    を含む、制御方法。

JP2009108184A 2009-04-27 2009-04-27 制御システム、操作装置および制御方法 Withdrawn JP2010257325A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009108184A JP2010257325A (ja) 2009-04-27 2009-04-27 制御システム、操作装置および制御方法
US12/799,004 US8307130B2 (en) 2009-04-27 2010-04-15 Control system, operation device and control method
CN201010167580A CN101872256A (zh) 2009-04-27 2010-04-20 控制系统、操作设备和控制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009108184A JP2010257325A (ja) 2009-04-27 2009-04-27 制御システム、操作装置および制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010257325A true JP2010257325A (ja) 2010-11-11

Family

ID=42993109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009108184A Withdrawn JP2010257325A (ja) 2009-04-27 2009-04-27 制御システム、操作装置および制御方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8307130B2 (ja)
JP (1) JP2010257325A (ja)
CN (1) CN101872256A (ja)

Families Citing this family (55)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9201185B2 (en) 2011-02-04 2015-12-01 Microsoft Technology Licensing, Llc Directional backlighting for display panels
JP2013054411A (ja) * 2011-08-31 2013-03-21 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US9052414B2 (en) 2012-02-07 2015-06-09 Microsoft Technology Licensing, Llc Virtual image device
US9354748B2 (en) 2012-02-13 2016-05-31 Microsoft Technology Licensing, Llc Optical stylus interaction
US8749529B2 (en) 2012-03-01 2014-06-10 Microsoft Corporation Sensor-in-pixel display system with near infrared filter
USRE48963E1 (en) 2012-03-02 2022-03-08 Microsoft Technology Licensing, Llc Connection device for computing devices
US9870066B2 (en) 2012-03-02 2018-01-16 Microsoft Technology Licensing, Llc Method of manufacturing an input device
US9064654B2 (en) 2012-03-02 2015-06-23 Microsoft Technology Licensing, Llc Method of manufacturing an input device
US8873227B2 (en) 2012-03-02 2014-10-28 Microsoft Corporation Flexible hinge support layer
US9360893B2 (en) 2012-03-02 2016-06-07 Microsoft Technology Licensing, Llc Input device writing surface
US9075566B2 (en) 2012-03-02 2015-07-07 Microsoft Technoogy Licensing, LLC Flexible hinge spine
US9426905B2 (en) 2012-03-02 2016-08-23 Microsoft Technology Licensing, Llc Connection device for computing devices
US9298236B2 (en) 2012-03-02 2016-03-29 Microsoft Technology Licensing, Llc Multi-stage power adapter configured to provide a first power level upon initial connection of the power adapter to the host device and a second power level thereafter upon notification from the host device to the power adapter
US9460029B2 (en) 2012-03-02 2016-10-04 Microsoft Technology Licensing, Llc Pressure sensitive keys
US20130300590A1 (en) 2012-05-14 2013-11-14 Paul Henry Dietz Audio Feedback
CN103425241B (zh) * 2012-05-25 2016-12-14 重庆文润科技有限公司 设备输入系统
US10031556B2 (en) 2012-06-08 2018-07-24 Microsoft Technology Licensing, Llc User experience adaptation
US9019615B2 (en) 2012-06-12 2015-04-28 Microsoft Technology Licensing, Llc Wide field-of-view virtual image projector
US8947353B2 (en) 2012-06-12 2015-02-03 Microsoft Corporation Photosensor array gesture detection
US9459160B2 (en) 2012-06-13 2016-10-04 Microsoft Technology Licensing, Llc Input device sensor configuration
US9684382B2 (en) 2012-06-13 2017-06-20 Microsoft Technology Licensing, Llc Input device configuration having capacitive and pressure sensors
US9073123B2 (en) 2012-06-13 2015-07-07 Microsoft Technology Licensing, Llc Housing vents
US9256089B2 (en) 2012-06-15 2016-02-09 Microsoft Technology Licensing, Llc Object-detecting backlight unit
US9355345B2 (en) 2012-07-23 2016-05-31 Microsoft Technology Licensing, Llc Transparent tags with encoded data
US8964379B2 (en) 2012-08-20 2015-02-24 Microsoft Corporation Switchable magnetic lock
US9152173B2 (en) 2012-10-09 2015-10-06 Microsoft Technology Licensing, Llc Transparent display device
US8654030B1 (en) 2012-10-16 2014-02-18 Microsoft Corporation Antenna placement
WO2014059618A1 (en) 2012-10-17 2014-04-24 Microsoft Corporation Graphic formation via material ablation
CN104870123B (zh) 2012-10-17 2016-12-14 微软技术许可有限责任公司 金属合金注射成型突起
WO2014059625A1 (en) 2012-10-17 2014-04-24 Microsoft Corporation Metal alloy injection molding overflows
US8952892B2 (en) 2012-11-01 2015-02-10 Microsoft Corporation Input location correction tables for input panels
US8786767B2 (en) 2012-11-02 2014-07-22 Microsoft Corporation Rapid synchronized lighting and shuttering
US9513748B2 (en) 2012-12-13 2016-12-06 Microsoft Technology Licensing, Llc Combined display panel circuit
US9176538B2 (en) 2013-02-05 2015-11-03 Microsoft Technology Licensing, Llc Input device configurations
US10578499B2 (en) 2013-02-17 2020-03-03 Microsoft Technology Licensing, Llc Piezo-actuated virtual buttons for touch surfaces
US9638835B2 (en) 2013-03-05 2017-05-02 Microsoft Technology Licensing, Llc Asymmetric aberration correcting lens
US9304549B2 (en) 2013-03-28 2016-04-05 Microsoft Technology Licensing, Llc Hinge mechanism for rotatable component attachment
US9552777B2 (en) 2013-05-10 2017-01-24 Microsoft Technology Licensing, Llc Phase control backlight
US9448631B2 (en) 2013-12-31 2016-09-20 Microsoft Technology Licensing, Llc Input device haptics and pressure sensing
US9317072B2 (en) 2014-01-28 2016-04-19 Microsoft Technology Licensing, Llc Hinge mechanism with preset positions
US9759854B2 (en) 2014-02-17 2017-09-12 Microsoft Technology Licensing, Llc Input device outer layer and backlighting
US10120420B2 (en) 2014-03-21 2018-11-06 Microsoft Technology Licensing, Llc Lockable display and techniques enabling use of lockable displays
US10324733B2 (en) 2014-07-30 2019-06-18 Microsoft Technology Licensing, Llc Shutdown notifications
US9424048B2 (en) 2014-09-15 2016-08-23 Microsoft Technology Licensing, Llc Inductive peripheral retention device
US9447620B2 (en) 2014-09-30 2016-09-20 Microsoft Technology Licensing, Llc Hinge mechanism with multiple preset positions
US10222889B2 (en) 2015-06-03 2019-03-05 Microsoft Technology Licensing, Llc Force inputs and cursor control
US10416799B2 (en) 2015-06-03 2019-09-17 Microsoft Technology Licensing, Llc Force sensing and inadvertent input control of an input device
US9752361B2 (en) 2015-06-18 2017-09-05 Microsoft Technology Licensing, Llc Multistage hinge
US9864415B2 (en) 2015-06-30 2018-01-09 Microsoft Technology Licensing, Llc Multistage friction hinge
US10061385B2 (en) 2016-01-22 2018-08-28 Microsoft Technology Licensing, Llc Haptic feedback for a touch input device
US10344797B2 (en) 2016-04-05 2019-07-09 Microsoft Technology Licensing, Llc Hinge with multiple preset positions
JP6727921B2 (ja) * 2016-05-18 2020-07-22 ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法
US10037057B2 (en) 2016-09-22 2018-07-31 Microsoft Technology Licensing, Llc Friction hinge
US10258873B2 (en) * 2017-02-14 2019-04-16 Dexin Electronic Ltd. Computer mouse with swingable palm rest cover
TWI675315B (zh) * 2018-11-27 2019-10-21 群光電子股份有限公司 滑鼠

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990079584A (ko) * 1998-04-07 1999-11-05 윤종용 사용자 감지 장치를 갖는 저소비 전력용 컴퓨터 시스템 및 그의전원 공급 제어 방법
JP2000222120A (ja) 1999-02-03 2000-08-11 Sony Corp 自走マウス
CN1261855C (zh) * 2000-08-17 2006-06-28 致伸实业股份有限公司 指标装置
US7050798B2 (en) * 2002-12-16 2006-05-23 Microsoft Corporation Input device with user-balanced performance and power consumption
US7222252B2 (en) * 2003-02-13 2007-05-22 Standard Microsystems Corporation Power management of computer peripheral devices which determines non-usage of a device through usage detection of other devices
EP1607845A1 (en) * 2004-06-18 2005-12-21 Sony Ericsson Mobile Communications AB Method and apparatus for transitions in a user interface
CN200950252Y (zh) * 2006-09-22 2007-09-19 刘建伟 电子计算机的鼠标器
CN101354616A (zh) * 2007-07-27 2009-01-28 深圳富泰宏精密工业有限公司 光电鼠标
TWI361370B (en) * 2008-10-15 2012-04-01 Primax Electronics Ltd Mouse system with automatic charging function

Also Published As

Publication number Publication date
CN101872256A (zh) 2010-10-27
US8307130B2 (en) 2012-11-06
US20100274932A1 (en) 2010-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010257325A (ja) 制御システム、操作装置および制御方法
CN111135555B (zh) 支承装置
US10168775B2 (en) Wearable motion sensing computing interface
KR101987098B1 (ko) 터치 입력을 처리하는 방법 및 기계로 읽을 수 있는 저장 매체 및 휴대 단말
KR102020636B1 (ko) 카메라에 기반한 전자 장치의 제어 방법, 저장 매체 및 전자 장치
US9176578B2 (en) Control apparatus, control method, program, input signal receiving apparatus, operation input apparatus, and input system for performing processing with input units on different surfaces
US10194190B2 (en) Adapting user interface of display apparatus according to remote control device
EP3255934A1 (en) Method and apparatus for controlling sleep mode in portable terminal
TWI525522B (zh) 目標元素移動方法、裝置及電子設備
US9846453B2 (en) Wearable terminal with touchpad interface and power-saving mode
EP1705548A2 (en) Input devices and methods of operating same
EP3627730A1 (en) Radio frequency interference processing method and electronic device
US20180260453A1 (en) Method and apparatus for application management
JP2013003911A (ja) 電子機器、電子機器の制御方法およびプログラム
WO2014032611A1 (zh) 桌面管理方法和装置
CN103813193A (zh) 显示装置及其控制方法
WO2015043194A1 (zh) 虚拟键盘显示方法、装置及终端
US20190245362A1 (en) Charging Protection Method, Terminal, and Charger
KR20140137629A (ko) 이어폰 연결을 감지하는 휴대 단말 및 방법
KR102477853B1 (ko) 디스플레이를 통해 외부 장치의 배터리의 충전을 제공하기 위해 어포던스를 표시하는 전자 장치 및 방법
KR20200012542A (ko) 전자 펜을 이용하여 동작 모드를 제어하기 위한 방법 및 그 전자 장치
US20170090623A1 (en) Electronic apparatus and operating method of electronic apparatus
CN115729341A (zh) 触摸屏控制方法及相关设备
KR20210018104A (ko) 충전 상태 정보를 갖는 무선 전력 시스템
KR101815959B1 (ko) 휴대용 단말기

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20120703