JP2010247758A - 車両の運転支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】道路の状況に応じて適切にオートクルーズコントロールを実施することができる運転支援装置を提供する。
【解決手段】少なくとも1つの駆動源により走行可能な車両の運転支援装置は、自車両の現在位置に基づく走行区間情報を取得する走行区間情報取得部と、前記走行区間情報に対応する他車両の走行情報を取得する他車両情報取得部と、前記他車両の走行情報に基づいて判定値を設定する判定値設定部と、前記判定値に基づいてオートクルーズコントロールの実施を判定するオートクルーズコントロール実施判定部と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、車両の運転を支援する運転支援装置に関する。
従来、車両を自動的に一定速度で走行させる定速型オートクルーズコントロールや、先行車両との車間距離を自動的に一定に保って走行させる追従型オートクルーズコントロールを実施する運転支援装置が知られている(例えば特許文献1、2参照)。定速型オートクルーズコントロールは、例えば自車両の走行速度が所定時間一定である場合に自動的に実施される。追従型オートクルーズコントロールは、例えば自車両と先行車両との車間距離が所定時間一定である場合に自動的に実施される。これらのオートクルーズコントロールが実施されることによって、ドライバの操作の負担を軽減することが可能である。また、ドライバの過去の操作履歴等を参照することにより、ドライバの嗜好や技能に応じてオートクルーズコントロールを実施することも知られている(例えば特許文献3参照)。
特開昭57−122143号公報 特開平11−342766号公報 特開2008−87635号公報
ところで、交通状況は道路によって様々である。例えば各車両がほぼ一定の速度で走行する高速道路においては、自車両もほぼ一定の速度で走行可能である。このため、高速道路においてはオートクルーズコントロールを行う意義が大きい。これに対し、一般道路においては、自車両の走行が他車両の走行状況や信号の影響を受けやすい。このため、一般道路での走行速度は安定しない場合が多い。
比較的すいているが信号の多い一般道路を走行する場合、上記特許文献1、2記載の運転支援装置は、自車両の走行速度や先行車両との車間距離が所定時間安定すればオートクルーズコントロールを実施する。しかし、当該運転支援装置は、信号の状況によってはすぐにオートクルーズコントロールを解除してしまう。その結果、不要な制御切替が頻発し、かえってドライバのストレスとなってしまうおそれがある。
上記特許文献3に記載の運転支援装置は、周辺監視情報、内装品操作監視情報、ドライバ監視情報、及びこれらの履歴を用いてオートクルーズコントロールの実施を判断する。このため、当該運転支援装置は、通行した経験があり履歴の存在する道については、道路の状況等に応じたオートクルーズコントロールを実施することができる。しかしながら、初めて通行する道には履歴が存在しない。そのため、初めて通行する道の場合、上記特許文献3に記載の運転支援装置によっても、オートクルーズコントロールの実施を判断する走行速度及び車間距離の変動偏差許容量や判定時間は、上記特許文献1、2と同様に所定の値に設定される。その結果、不要な制御切替が頻発し、かえってドライバのストレスとなってしまうおそれがある。したがって、初めて通行する道においても、道路の状況に応じたオートクルーズコントロールを実施することが望まれている。
本発明は前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、初めて通行する道においても、道路の状況に応じて適切にオートクルーズコントロールを実施することができる運転支援装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、少なくとも1つの駆動源により走行可能な車両の運転支援装置において、自車両の現在位置に基づく走行区間情報を取得する走行区間情報取得部(例えば、後述の実施形態におけるナビシステム131)と、前記走行区間情報に対応する他車両の走行情報を取得する他車両情報取得部(例えば、後述の実施形態におけるナビシステム131)と、前記他車両の走行情報に基づいて判定値を設定する判定値設定部(例えば、後述の実施形態における判定値設定部141)と、前記判定値に基づいてオートクルーズコントロールの実施を判定するオートクルーズコントロール実施判定部(例えば、後述の実施形態におけるオートクルーズコントロール実施判定部143)と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の運転支援装置において、前記他車両の走行情報は、他車両の車速の変動量であることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の運転支援装置において、前記判定値は、オートクルーズコントロールを実施するかどうかを判定するための実施判定変化量を含み、前記判定値設定部は、前記他車両の車速の変動量が大きいほど、前記実施判定変化量を小さく設定し、前記オートクルーズコントロール実施判定部は、前記自車両の車速変化量が所定時間継続して前記実施判定変化量未満であるときに、前記オートクルーズコントロールの実施を判定することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項2に記載の運転支援装置において、前記判定値は、オートクルーズコントロールを実施するかどうかを判定するための実施判定時間を含み、前記判定値設定部は、前記他車両の車速の変動量が大きいほど、前記実施判定時間を長く設定し、前記オートクルーズコントロール実施判定部は、前記自車両の車速変化量が前記実施判定時間継続して所定量未満であるときに、前記オートクルーズコントロールの実施を判定することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項3または4に記載の運転支援装置において、前記判定値は、オートクルーズコントロールを解除するかどうかを判定するための解除判定変化量を含み、前記判定値設定部は、前記他車両の車速の変動量が大きいほど、前記解除判定化量を小さく設定し、前記オートクルーズコントロールが実施されているときに、前記オートクルーズコントロール実施判定部は、前記自車両のアクセルペダル開度の変化量が前記解除判定変化量より大きいときに、前記オートクルーズコントロールの解除を判定することを特徴とする。
請求項6に係る発明は、少なくとも1つの駆動源により走行可能な車両の運転支援装置において、自車両の現在位置に基づく走行区間情報を取得する走行区間情報取得部(例えば、後述の実施形態におけるナビシステム131)と、前記走行区間情報に対応する他車両の走行情報を取得する他車両情報取得部(例えば、後述の実施形態におけるナビシステム131)と、前記他車両の走行情報に基づいて判定値を設定する判定値設定部(例えば、後述の実施形態における判定値設定部141)と、前記自車両の進行方向側に先行車両が存在するかどうか判断する先行車両判断部(例えば、後述の実施形態における先行車両判断部145)と、前記先行車両判断部により先行車両が存在すると判断されたときに、前記判定値に基づいてオートクルーズコントロールの実施を判定するオートクルーズコントロール実施判定部(例えば、後述の実施形態におけるオートクルーズコントロール実施判定部143)と、を備えたことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項6に記載の運転支援装置において、前記他車両の走行情報は、前記他車両の車速の変動量であることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項7に記載の運転支援装置において、前記判定値は、オートクルーズコントロールを実施するかどうかを判定するための実施判定変化量を含み、前記判定値設定部は、前記他車両の車速の変動量が大きいほど、前記実施判定変化量を小さく設定し、前記オートクルーズコントロール実施判定部は、前記自車両と前記先行車両の車間距離が所定時間継続して前記実施判定変化量未満であるときに、前記オートクルーズコントロールの実施を判定することを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項7に記載の運転支援装置において、前記判定値は、オートクルーズコントロールを実施するかどうかを判定するための実施判定時間を含み、前記判定値設定部は、前記他車両の車速の変動量が大きいほど、前記実施判定時間を長く設定し、前記オートクルーズコントロール実施判定部は、前記自車両と前記先行車両の車間距離の変動量が前記実施判定時間継続して所定量未満であるときに、前記オートクルーズコントロールの実施を判定することを特徴とする。
請求項10に係る発明は、請求項8または9に記載の運転支援装置において、前記先行車両の車速変化量を取得する先行車両車速変化量取得部を備え、前記判定値は、オートクルーズコントロールを解除するかどうかを判定するための解除判定変化量を含み、前記判定値設定部は、前記他車両の車速の変動量が大きいほど、前記解除判定変化量を小さく設定し、前記オートクルーズコントロールが実施されているときに、前記オートクルーズコントロール実施判定部は、前記先行車両の車速変化量が前記解除判定変化量より大きいときに、前記オートクルーズコントロールの解除を判定することを特徴とする。
請求項11に係る発明は、請求項8または9に記載の運転支援装置において、前記駆動源は、内燃機関(例えば、後述の実施形態における内燃機関107)と、前記内燃機関よりも出力経路上における駆動輪側に設けられた電動機(例えば、後述の実施形態における電動機105)と、で構成され、前記車両は、前記内燃機関と前記電動機の出力経路上における間に設けられた断接部(例えば、後述の実施形態におけるロックアップクラッチ113)を備え、前記断接部と接続することにより少なくとも内燃機関の駆動力で走行する第1の走行モードと、前記断接部を開放することにより電動機のみの駆動力で走行する第2の走行モードと、を有し、前記第1の走行モードと前記第2の走行モードとを自車両の走行状態に応じて切替えるモード切替部(例えば、後述の実施形態におけるモード切替部147)を備え、前記モード切替部は、前記オートクルーズコントロールが実施されているときに、前記第1の走行モードと前記第2の走行モードとの間の切替のヒステリシス幅を拡大することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、走行区間毎に蓄積した他車両の走行情報を用いることによって、初めて通行する道路であっても適切に定速型オートクルーズコントロールを実施することができる。
請求項2の発明によれば、他車両の車速の変動量を用いることによって初めて通行する道路の交通状況を得ることができ、適切なタイミングで定速型オートクルーズコントロールを実施することができる。
請求項3、4の発明によれば、他車両の車速の変動量が大きいほど、その走行区間ではオートクルーズに入りにくくすることができるので、不要な制御切替を防止し、ドライバのストレスを低減することができる。
請求項5の発明によれば、他車両の車速の変動量が大きいほど、その走行区間ではオートクルーズを解除しやすくすることができるので、適切なクルーズ解除が可能となり、不要な制御切替を防止し、ドライバのストレスを低減することができる。
請求項6の発明によれば、走行区間毎に蓄積した他車両の走行情報を用いることによって、初めて通行する道路であっても適切に追従型オートクルーズコントロールを実施することができる。
請求項7の発明によれば、他車両の車速の変動量を用いることによって、初めて通行する道路の交通状況を得ることができ、適切なタイミングで追従型オートクルーズコントロールを実施することができる。
請求項8、9の発明によれば、他車両の車速の変動量が大きいほど、その走行区間ではオートクルーズコントロールに入らないようにすることができるので、不要な制御切替を防止し、ドライバのストレスを低減することができる。
請求項10の発明によれば、他車両の車速の変動量が大きいほど、その走行区間ではオートクルーズコントロールを解除しやすくすることができるので、適切なクルーズ解除が可能となり、不要な制御切替を防止し、ドライバのストレスを低減することができる。
請求項11の発明によれば、追従型オートクルーズコントロールが実行されているときには、走行モードの切替のヒステリシス幅を拡大して走行モードを維持することができるので、走行モードの切替による断接部の頻繁な切替を防止することができる。
シリーズ・パラレル方式のHEVの動力系及び電源系を示すブロック図である。 シリーズ・パラレル方式のHEVがEV走行時の駆動力の伝達経路及び電源供給を示す図である。 シリーズ・パラレル方式のHEVがシリーズ走行時の駆動力の伝達経路及び電源供給を示す図である。 シリーズ・パラレル方式のHEVがエンジン走行時の駆動力の伝達経路及び電源供給を示す図である。 シリーズ・パラレル方式のHEVの内部構成を示すブロック図である。 第1実施形態にかかるマネジメントECUを示すブロック図である。 第1実施形態におけるオートクルーズコントロールの実施及び解除の動作を示すフローチャートである。 AAEEについて説明する車速パターンである。 実施例1で得られる、他車両のAAEEが大きい道路でのオートクルーズコントロールの実施を示す。 実施例1で得られる、他車両のAAEEが小さい道路でのオートクルーズコントロールの実施を示す。 第2実施形態にかかるマネジメントECUを示すブロック図である。 第2実施形態におけるオートクルーズコントロールの実施及び解除の動作を示すフローチャートである。 実施例2で得られる、他車両のAAEEが大きい道路でのオートクルーズコントロールの実施を示す。 実施例2で得られる、他車両のAAEEが小さい道路でのオートクルーズコントロールの実施を示す。 第3実施形態にかかるマネジメントECUを示すブロック図である。 第3実施形態にかかるにおけるオートクルーズコントロールの実施及び解除の動作を示すフローチャートである。 実施例3で得られる、オートクルーズコントロール実施中における走行モードの切替を示す。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
(第1実施形態)
HEV(Hybrid Electrical Vehicle:ハイブリッド電気自動車)は、電動機及び内燃機関を備え、車両の走行状態に応じて電動機及び/又は内燃機関の駆動力によって走行する。HEVには、大きく分けてシリーズ方式とパラレル方式の2種類がある。シリーズ方式のHEVは、蓄電器を電源とした電動機の駆動力によって走行する。内燃機関は発電のためだけに用いられ、内燃機関の駆動力によって発電された電力は蓄電器に充電されるか、電動機に供給される。一方、パラレル方式のHEVは、電動機及び内燃機関の少なくともいずれか一方の駆動力によって走行する。
上記両方式のいずれかに切替可能な方式のHEVも知られている。図1は、シリーズ・パラレル切替方式のHEVの動力系及び電源系を示すブロック図である。図1に示すHEVでは、クラッチ113の状態に応じて、内燃機関(ENG)107からの駆動力がギアボックス115を介して駆動輪129に伝達される。すなわち、クラッチ113が切断状態であれば、内燃機関107からの駆動力は駆動輪129に伝達されず、クラッチ113が接続状態であれば、内燃機関107からの駆動力は駆動輪129に伝達される。
図1に示したHEVでは、クラッチ113を切断又は接続する(断接する)ことによって、駆動力の伝達系統が切り替わる。駆動力の伝達系統及び内燃機関107の駆動に応じて、図1に示したHEVの走行形態は、「EV走行」、「シリーズ走行」及び「エンジン走行」のいずれかとなる。EV走行時のHEVは、蓄電器(BATT)101からの電源供給によって駆動する電動機(MOT)105の駆動力によって走行する。図2は、シリーズ・パラレル方式のHEVがEV走行時の駆動力の伝達経路及び電源供給を示す図である。EV走行時、内燃機関107は駆動されず、クラッチ113は切断状態である。
また、シリーズ走行時のHEVは、内燃機関107の駆動により発電機(GEN)109で発生した電力の供給によって駆動する電動機105の駆動力によって走行する。図3は、シリーズ・パラレル方式のHEVがシリーズ走行時の駆動力の伝達経路及び電源供給を示す図である。シリーズ走行時、内燃機関107は駆動され、クラッチ113は切断状態である。
また、エンジン走行時のHEVは、内燃機関107の駆動力によって走行する。図4は、シリーズ・パラレル方式のHEVがエンジン走行時の駆動力の伝達経路及び電源供給を示す図である。エンジン走行時、電動機105は駆動されず、クラッチ113は接続状態である。なお、内燃機関107の駆動によって発電機109及び電動機105も回転する。
図5は、シリーズ・パラレル方式のHEVの内部構成を示すブロック図である。図5に示すシリーズ・パラレル方式のHEV(以下、単に「車両」という。)は、蓄電器(BATT)101と、第1インバータ(第1INV)103と、電動機(MOT)105と、多気筒内燃機関(ENG)107と、回転数センサ108と、発電機(GEN)109と、第2インバータ(第2INV)111と、ロックアップクラッチ(以下、単に「クラッチ」という。)113と、ギアボックス(以下、単に「ギア」という。)115と、マネジメントECU(MG ECU)117と、モータECU(MOT ECU)119と、エンジンECU(ENG ECU)121と、バッテリECU(BATT ECU)123と、サーバ133から情報を取得するナビシステム(NAVI)131と、を備える。なお、当該車両の動力系及び電源系の構成は、図1のブロック図に示した構成と同様である。このため、図1中の動力系及び電源系に含まれる各構成要素には、図5中の対応する構成要素に付した同一の参照符号が付されている。
蓄電器101は、直列に接続された複数の蓄電セルを有し、例えば100〜200Vの高電圧を供給する。第1インバータ103は、蓄電器101からの直流電圧を交流電圧に変換して、3相電流を電動機105に供給する。電動機105は、車両が走行するための動力(トルク)を発生する。電動機105で発生したトルクは、ギア115を介して駆動輪129の駆動軸127に伝達される。
多気筒内燃機関(以下、単に「内燃機関」という。)107は、クラッチ113が接続された状態で、車両が走行するための動力(トルク)を発生する。当該状態のとき内燃機関107で発生したトルクは、発電機109、クラッチ113及びギア115を介して駆動輪129の駆動軸127に伝達される。なお、発電機109は内燃機関107に直結されている。このため、内燃機関107で発生したトルクは、駆動輪129を回転させる他、発電機109の回転のためにも消費される。回転数センサ108は、内燃機関107のクランク軸の回転角速度を検出する。回転数センサ108によって検出された回転角速度を示す信号は、マネジメントECU117に送られる。
発電機109は、内燃機関107によって駆動されることで電力を発生する。発電機109によって発電された電力は、蓄電器101に充電されるか、電動機105に供給される。第2インバータ111は、発電機109で発生した交流電圧を直流電圧に変換する。第2インバータ111によって変換された電力は蓄電器101に充電されるか、第1インバータ103を介して電動機105に供給される。
クラッチ113は、マネジメントECU117からの指示に基づいて、内燃機関107から駆動輪129までの駆動力の伝達経路を断接する。ギア115は、発電機109を介した内燃機関107からの駆動力又は電動機105からの駆動力を、所望の変速比での回転数及びトルクに変換して、駆動軸127に伝達する変速機である。
マネジメントECU117は、駆動力の伝達系統の切り替えや、電動機105や内燃機関107の制御、クラッチ113に対する断接指示等を行う。また、マネジメントECU117には、車両の速度を検出する車速センサ(図示せず)からの情報や、アクセル開度等のドライバによって要求された車両の駆動力を検出する要求駆動力センサ(図示せず)からの情報が入力される。
モータECU119は、マネジメントECU117からの指示に応じて、電動機105を制御する。なお、モータECU119は、マネジメントECU117から車速制限が指示されているとき、蓄電器101から電動機105に供給する電流を制限する。エンジンECU121は、マネジメントECU117からの指示に応じて、内燃機関107の始動及び停止や、各気筒におけるスロットルバルブの開閉制御及び燃料噴射制御、内燃機関107のクランク軸の回転数を制御する。バッテリECU123は、蓄電器101の状態を示す残容量(SOC:State of Charge)等を検知して、当該状態を示す情報をマネジメントECU117に送る。
ナビシステム131は通信機能を備えており、サーバ133から情報を取得する。サーバ133には、道路の走行区間情報や、各走行区間情報に対応する他車両の車速変動情報が蓄積されている。ナビシステム131は、サーバ133からこれらの情報を通信機能によって取得し、マネジメントECU117に送る。
以下、第1実施形態に係る車両によるオートクルーズコントロールの実施について、詳細に説明する。図6は、第1実施形態に係るマネジメントECU117の構成を示すブロック図である。本実施形態において、マネジメントECU117は、ナビシステム131により取得された情報が入力される判定値設定部141と、オートクルーズコントロール実施判定部143と、を備える。
判定値設定部141は、ナビシステム131から送られた他車両の車速変動情報に基づき、オートクルーズコントロールの実施及び解除を判定するための判定値を設定する。オートクルーズコントロール実施判定部143は、この判定値に基づき、オートクルーズの実施及び解除を判定する。
図7は、定速型オートクルーズコントロールの実施及び解除の処理を示すフローチャートである。図7に示すように、ナビシステム131は、自車両の走行位置に基づき、現在の走行区間情報を取得する(ステップS101)。この走行区間は、交差点ごとに道を区切ったもの毎に定義してもよく、所定距離や道路の区分、勾配の変化により区切っても、また他車両の平均車速やAAEE(後述)の分布により区切ってもよい。続いて、ナビシステム131は、取得した走行区間情報に対応する他車両の車速変動情報を取得する(ステップS102)。
他車両の車速変動情報としては、単位距離あたりの加速エネルギー当量(AAEE)を用いる。加速エネルギー当量(AEE)は以下の式により定義される。
Figure 2010247758
例えば図8に示すような車速パターンでは、AEEは以下の式により算出することができる。
Figure 2010247758
このように算出したAEEを走行区間の距離で割ることにより、走行区間毎のAAEE(単位距離あたりの加速エネルギー当量)が算出される。AAEEの値が小さい走行区間ほどその走行区間における車両の車速変動が少なく、一定の速度で走行しやすいことを意味する。例えば高速道路等ではAAEEが小さく、信号の多い一般道路ではAAEEが大きい。したがって、AAEEの値が小さい走行区間はオートクルーズコントロールの実施に適した道路ということができる。一方、AAEEの値が大きい走行区間では、オートクルーズコントロールを実施してもすぐに解除されてしまう可能性が高い。したがって、AAEEの値が大きい走行区間は、オートクルーズコントロールの実施に適さない。
マネジメントECU117は、自車両が定速型オートクルーズコントロールを実施しているかどうかを判断する(ステップS103)。オートクルーズコントロールを実施中でないと判断された場合、判定値設定部141は、ステップS102で取得した他車両のAAEEに基づき、オートクルーズコントロールを行うかどうかを判断するための判定値を設定する(ステップS104、S105)。
ステップS104において、判定値設定部141は、自車両の車速の変化量に関する判定値を設定し、例えば車速変動偏差許容量(ACCinVcar)を設定する。ここで、車速変動偏差許容量(ACCinVcar)は、車速変動偏差量の許容可能な上限である。車速変動偏差量(ACCVcar)は、実施判定時間(ACCdetTime)における自車両の車速と自車両の平均車速(VcarAVE)とのずれの最大値である。ステップS104において、判定値設定部141は、AAEEが小さい走行区間では車速変動偏差許容量を大きく設定してオートクルーズコントロールを実施しやすくする。一方、AAEEが大きい走行区間では、判定値設定部141は車速変動偏差許容量を小さく設定してオートクルーズコントロールを実施しにくくする。
ステップS105において、判定値設定部141は、オートクルーズコントロールを行うかどうかを判断するための実施判定時間(ACCdetTime)を設定する。ここで、判定値設定部141は、AAEEが小さい走行区間では実施判定時間(ACCdetTime)を短く設定してオートクルーズコントロールを実施しやすくする。一方、AAEEが大きい走行区間では、判定値設定部141は実施判定時間(ACCdetTime)を長く設定してオートクルーズコントロールを実施しにくくする。
マネジメントECU117は、ステップS105で設定した実施判定時間(ACCdetTime)における自車両の車速変動偏差量(ACCVcar)を算出する(ステップS106)。次に、オートクルーズコントロール実施判定部143は、ACCVcar<ACCinVcarであるかどうかを判断する(ステップS107)。ACCVcar≧ACCinVcarであると判断された場合にはそのまま処理が終了する。ACCVcar<ACCinVcarであると判断された場合には、オートクルーズコントロールを実施することがドライバに通知される(ステップS108)。次いで、マネジメントECU117は、前記した実施判定時間(ACCdetTime)における自車両の平均車速(VcarAVE)をオートクルーズ制御車速に設定して、オートクルーズコントロールを実施する(ステップS109)。
ステップS103において、自車両がオートクルーズコントロール実施中であると判断された場合、マネジメントECU117はオートクルーズコントロールを解除するかどうかの判断を行う。まず、判断値設定手段141は、ステップS102で取得した他車両のAAEEに基づき、オートクルーズコントロールを解除するどうかを判断するための判定値を設定する(ステップS110)。この判定値として、判断値設定手段141は、例えば自車両のアクセルペダル変動許容量(ACCoutTH)を設定する。ここで、アクセルペダル変動許容量(ACCoutTH)は、所定時間内におけるアクセルペダル踏量の変動量の許容可能な上限である。判断値設定手段141は、AAEEが小さい走行区間ではアクセルペダル変動許容量を大きく設定してオートクルーズコントロールを解除しにくくする。一方、AAEEが大きい走行区間では、判断値設定手段141はアクセルペダル変動許容量を小さく設定してオートクルーズコントロールを解除しやすくする。
次いで、マネジメントECU117は、自車両の所定時間内におけるアクセルペダル踏量の変動量ΔAPを算出する(ステップS111)。次に、オートクルーズコントロール実施判定部143は、ΔAP>ACCoutTHであるかどうかを判断する(ステップS112)。ΔAP≦ACCoutTHであると判断された場合、次いでブレーキペダルが踏まれたかどうかが判断され(ステップS113)、ブレーキペダルが踏まれていないと判断された場合には処理が終了する。ステップS113でブレーキペダルが踏まれたと判断された場合には、マネジメントECU117はオートクルーズコントロールを解除する(ステップS114)。また、ステップS112でΔAP>ACCoutTHであると判断された場合にも、マネジメントECU117はオートクルーズコントロールを解除する(ステップS114)。
以上説明したように、第1実施形態に係る車両によれば、走行区間毎に蓄積した他車両の車速の変動量を用いることによって、初めて通行する道路であっても適切なタイミングで定速型オートクルーズコントロールを実施することができる。
また、第1実施形態に係る車両によれば、他車両の車速の変動量が大きいほど、その走行区間ではオートクルーズに入りにくくでき、またその走行区間ではオートクルーズを解除しやすくすることができるので、不要な制御切替を防止し、ドライバのストレスを低減することができる。
なお、第1実施形態においては、オートクルーズコントロールの実施を判断する判定値として、車速変動偏差許容量と実施判定時間の両方を他車両のAAEEに基づいて設定したが、一方のみを他車両のAAEEに基づき設定し、一方は固定値に設定してもよい。
また、第1実施形態においては、自車両の車速変動偏差量が車速変動偏差許容量未満であるか否かによりオートクルーズコントロールの実施を判断しているが、自車両の車速変化に関する他の値を車速変動偏差量の替わりに用いてもよい。例えば、自車両の車速変動偏差量の替わりに、実施判定時間における自車両のAAEEを用いてもよい。自車両のAAEEは、実施判定時間におけるAEE(加速エネルギ当量)を、実施判定時間における自車両の走行距離で割ることによって算出される。この場合、判定値設定手段141は、走行区間における他車両のAAEEに基づいて自車両のAAEE許容量を設定する。そして、(実施判定時間における自車両のAAEE)<(自車両のAAEE許容量)である時、オートクルーズコントロールが実施される。
また、これらの替わりに、実施判定時間における自車両の加減速度積算値を用いてもよい。実施判定時間における自車両の加減速度積算値は、具体的には以下の式により算出される。
(実施判定時間における自車両の加減速度積算値)=Σ|加減速度|
この場合、判定値設定手段141は、走行区間における他車両のAAEEに基づいて自車両の加減速度積算値許容量を設定する。そして、(実施判定時間における自車両の加減速度積算値)<(自車両の加減速度積算値許容量)である時、オートクルーズコントロールが実施される。
なお、第1実施形態において、運転支援装置はHEVの車両に適用されるものとして説明したが、内燃機関のみで走行する通常の乗用車や、電気自動車(EV)に、適宜適用することができる。
(実施例1)
第1実施形態にかかる運転支援装置を用いた場合の定速型オートクルーズコントロール実施について、図9及び図10を参照して説明する。図9は他車両のAAEEが大きい走行区間(AAEE:400)、図10は他車両のAAEEが小さい走行区間(AAEE:100)における、従来及び本実施形態の運転支援装置による定速型オートクルーズコントロールの実施をそれぞれ示す。
実施例1において、従来の運転支援装置(従来例)は、8秒間にわたり、車速変動偏差量が2以内であった場合に、オートクルーズコントロールを実施するものとする(実施判定時間:8秒、車速変動偏差許容量:2)。これらの値は、走行区間における他車両のAAEEの大小に関わらず固定される。一方、本実施形態の運転支援装置(本発明例)においては、車速変動偏差許容量は2に固定したままで、実施判定時間は、走行区間における他車両のAAEEの大小に基づいて設定される。実施例1では、他車両のAAEEが大きい走行区間(AAEE:400)では、判断時間を10秒と長く設定される(実施判定時間:10秒、車速変動偏差許容量:2)。そして、他車両のAAEEが小さい走行区間(AAEE:100)では、判断時間が5秒と短く設定される(実施判定時間:5秒、車速変動偏差許容量:2)。
その結果、図9に示すように、他車両のAAEEが大きい走行区間(AAEE:400)においては、従来例の運転支援装置ではオートクルーズコントロールの実施と解除の制御切替が頻発している。これは、他車両のAAEEが大きい走行区間においては走行速度が変動しがちであり、いったん走行速度が安定してオートクルーズコントロールを実施したとしても、アクセルペダルやブレーキペダルの操作によってすぐ解除されてしまうためであると考えられる。これに対し、本発明例の運転支援装置では、他車両のAAEEが大きい走行区間(AAEE:400)での実施判定時間が10秒と長く設定されているので、自車両の速度が長い時間安定しない限りオートクルーズコントロールが実施されない。このように、本実施形態の運転支援装置は、不要なオートクルーズコントロールを実施することなく、安定した制御を行うことができる。
一方、図10に示すように、他車両のAAEEが小さい走行区間(AAEE:100)において、本実施形態の運転支援装置では実施判定時間が5秒と短く設定されており、オートクルーズコントロールが実施されやすい。このため、オートクルーズコントロールは合計108秒間実施されており、ドライバの負担を軽減することができる。これに対し、従来の運転支援装置では実施判定時間が8秒のままであるため、判定に時間がかかり、オートクルーズコントロールは合計95秒間実施されるにとどまっている。
以上の実施例1から、本実施形態の運転支援装置によれば適切なタイミングで定速型オートクルーズコントロールを実施することができることが確認できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る運転支援装置について、図11及び図12を参照して説明する。第2実施形態は、先行車両と自車両との車間距離を一定に保つ追従型オートクルーズコントロールを行うものであり、オートクルーズコントロールの実施と解除の判断を行う部分において第1実施形態と異なる。したがって、第1実施形態と同一又は同等部分には同一符号又は相当符号を付して説明を簡略化又は省略する。
図11は、第2実施形態に係るマネジメントECU117の構成を示すブロック図である。本実施形態において、マネジメントECU117は、ナビシステム131により取得された情報が入力される判定値設定部141と、オートクルーズコントロール実施判定部143と、先行車両が前方Dm以内に存在するかを判断する先行車両判断部145と、を備える。
図12は、追従型オートクルーズコントロールの実施及び解除を示すフローチャートである。図12に示すように、ナビシステム131は、自車両の走行位置を基に、現在の走行区間情報をサーバ133から取得する(ステップS201)。続いて、ナビシステム131は、取得した走行区間情報に対応する他車両の車速変動情報、すなわち他車両のAAEEを取得する(ステップS202)。
マネジメントECU117は、自車両が追従型オートクルーズコントロールを実施しているかどうかを判断する(ステップS203)。オートクルーズ実施中でないと判断された場合、先行車両判断部145は、前方Dm以内に先行車両が存在するかどうかを判断する(ステップS204)。ここで、Dmは、走行区間の総距離や安全距離等を考慮した任意の距離でよい。ステップS204において先行車両がDm以内に存在しないと判断された場合には、処理が終了する。
先行車両がDm以内に存在すると判断された場合、判定値設定部141は、ステップS202で取得した他車両のAAEEに基づき、オートクルーズコントロールを行うかどうかを判断するための判定値を設定する(ステップS205、S206)。
ステップS205において、判定値設定部141は、先行車両と自車両との車間距離の変動偏差許容量(ACCinDcar)を設定する。ここで、車速変動偏差許容量(ACCinDcar)は、車間距離変動偏差量の許容可能な上限である。車間距離変動偏差量(ACCDcar)は、実施判定時間(ACCdetTime)における先行車両と自車両との車間距離と平均車間距離(DcarAVE)とのずれの最大値である。ステップS205において、判定値設定部141は、AAEEが小さい走行区間では車間距離変動許容量(ACCinDcar)を大きく設定してオートクルーズコントロールを実施しやすくする。一方、AAEEが大きい走行区間では、判定値設定部141は車間距離変動許容量(ACCinDcar)を小さく設定してオートクルーズコントロールを実施しにくくする。
ステップS206において、判定値設定部141は、オートクルーズコントロールを行うかどうかを判断するための実施判定時間(ACCDdetTime)を設定する。ステップS206において、判定値設定部141は、AAEEが小さい走行区間では実施判定時間(ACCDdetTime)を短く設定してオートクルーズコントロールを実施しやすくする。一方、AAEEが大きい走行区間では、判定値設定部141は実施判定時間(ACCDdetTime)を長く設定してオートクルーズコントロールを実施しにくくする。
次いで、マネジメントECU117は、ステップS206で設定した実施判定時間(ACCDdetTime)における先行車両と自車両との車間距離変動偏差(ACCDcar)を算出する(ステップS207)。次に、オートクルーズコントロール実施判定部143は、ACCDcar<ACCinDcarであるかどうかを判断する(ステップS208)。ACCDcar≧ACCinDcarであると判断された場合には、そのまま処理が終了する。ACCDcar<ACCinDcarであると判断された場合には、オートクルーズコントロールを実施することがドライバに通知される(ステップS209)。次いで、マネジメントECU117は、前記した実施判定時間(ACCdetTime)における先行車両と自車両との平均車間距離DcarAVEをオートクルーズ制御車間距離に設定して、追従型オートクルーズコントロールを実施する(ステップS210)。
ステップS203において、自車両が追従型オートクルーズコントロール実施中であると判断された場合、マネジメントECU117は、追従型オートクルーズコントロールを解除するかどうかの判断を行う。まず、判定値設定部141は、ステップS202で取得した他車両のAAEEに基づき、オートクルーズコントロールを解除するどうかを判断するための判定値を設定する(ステップS211)。この判定値として、判断値設定手段141は、例えば先行車両の車速変動許容量(ACCoutVP)を設定する。ここで、先行車両の車速変動許容量(ACCoutVP)は、所定時間内における先行車両の車速変動量の許容される上限である。ステップS211において、判定値設定部141は、AAEEが小さい走行区間では先行車両の車速変動許容量を大きく設定してオートクルーズコントロールを解除しにくくする。一方、AAEEが大きい走行区間では、判定値設定部141は先行車両の車速変動許容量を小さく設定してオートクルーズコントロールを解除しやすくする。
次いで、マネジメントECU117は、所定時間における先行車両の車速変動量ΔVPを算出する(ステップS212)。オートクルーズコントロール実施判定部143は、ΔVP>ACCoutVPであるかどうかを判断する(ステップS213)。ΔVP≦ACCoutVPであると判断された場合、次いでブレーキペダルが踏まれたかどうかが判断され(ステップS214)、踏まれていないと判断された場合には処理が終了する。ステップS214でブレーキペダルが踏まれたと判断された場合には、マネジメントECU117はオートクルーズコントロールを解除する(ステップS215)。また、ステップS213でΔVP>ACCoutVPであると判断された場合にも、マネジメントECU117はオートクルーズコントロールを解除する(ステップS215)。
以上説明したように、第2実施形態に係る車両によれば、走行区間毎に蓄積した他車両の車速の変動量を用いることによって、初めて通行する道路であっても適切なタイミングで追従型オートクルーズコントロールを実施することができる。
また、第2実施形態に係る車両によれば、他車両の車速の変動量が大きいほど、その走行区間ではオートクルーズに入りにくくでき、またその走行区間ではオートクルーズを解除しやすくすることができるので、不要な制御切替を防止し、ドライバのストレスを低減することができる。
なお、第2実施形態においては、オートクルーズコントロールの実施を判断する判定値として、先行車両と自車両との車間距離の変動量と実施判定時間の両方を他車両のAAEEに基づいて設定したが、一方のみを他車両のAAEEに基づき設定し、一方は固定値として実施判断を行ってもよい。
また、第2実施形態において、運転支援装置はHEVの車両に適用されるものとして説明したが、内燃機関のみで走行する通常の乗用車や電気自動車(EV)に、適宜適用することができる。
(実施例2)
第2実施形態にかかる運転支援装置を用いた場合の追従型オートクルーズコントロール実施について、図13及び図14を参照して説明する。図13は他車両のAAEEが大きい走行区間(AAEE:400)、図14は他車両のAAEEが小さい走行区間(AAEE:100)における、従来及び本実施形態の運転支援装置による追従型オートクルーズコントロールの実施をそれぞれ示す。
実施例2において、従来の運転支援装置(従来例)は、8秒間にわたり、車間距離変動偏差量が2以内であった場合に、オートクルーズコントロールを実施するものとする(実施判定時間:8秒、車間距離変動偏差許容量:2)。これらの値は、走行区間における他車両のAAEEの大小に関わらず固定される。一方、本実施形態の運転支援装置(本発明例)においては、車間距離変動偏差許容量は2に固定したままで、実施判定時間は、走行区間における他車両のAAEEの大小に基づいて設定される。実施例2では、他車両のAAEEが大きい走行区間(AAEE:400)では、判断時間が10秒と長く設定される(実施判定時間:10秒、車間距離変動偏差許容量:2)。そして、他車両のAAEEが小さい走行区間(AAEE:100)では、判断時間が5秒と短く設定される(実施判定時間:5秒、車間距離変動偏差許容量:2)。
その結果、図13に示すように、他車両のAAEEが大きい走行区間(AAEE:400)においては、従来例の運転支援装置ではオートクルーズコントロールの実施と解除の制御切替が頻発している。これは、他車両のAAEEが大きい走行区間においては走行速度が変動して車間距離が不安定となりがちであり、いったん車間距離が安定してオートクルーズコントロールを実施したとしても、先行車両の車速変化やブレーキペダルの操作によってすぐ解除されてしまうためであると考えられる。これに対し、本発明例の運転支援装置では、他車両のAAEEが大きい走行区間(AAEE:400)での実施判定時間が10秒と長く設定されているので、車間距離が長い時間安定しない限りオートクルーズコントロールが実施されない。このように、本実施形態の運転支援装置は、不要なオートクルーズコントロールを実施することなく、安定した制御を行うことができる。
一方、図14に示すように、他車両のAAEEが小さい走行区間(AAEE:100)において、本実施形態の運転支援装置では実施判定時間が5秒と短く設定されている。これにより、オートクルーズコントロールが実施されやすい。このため、オートクルーズコントロールは合計110秒間実施されており、ドライバの負担を軽減することができる。これに対し、従来の運転支援装置では実施判定時間が8秒のままであるため、判定に時間がかかり、オートクルーズコントロールは合計96秒間実施されるにとどまっている。
以上の実施例2から、本発明例によれば適切なタイミングで追従型オートクルーズコントロールを実施することができることが確認できる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る運転支援装置について、図14〜図17を参照して説明する。第3実施形態の運転支援装置は、モード切替部を備える点において、第2実施形態の運転支援装置と異なるほかは、第2実施形態と同様の構成を有する。このため、第2実施形態と同一又は同等部分には同一符号又は相当符号を付して説明を簡略化又は省略する。
図15は、第3実施形態に係るマネジメントECU117の構成を示すブロック図である。本実施形態において、マネジメントECU117は、ナビシステム131により取得された情報が入力される判定値設定部141と、オートクルーズコントロール実施判定部143と、先行車両判断部145と、モード切替部147と、を備える。
モード切替部147は、自車両の車速に基づいて、ロックアップクラッチ113の断接を指示し、内燃機関107の駆動力によって走行するENG走行モード(エンジン走行)と、電動機のみの駆動力によって走行するMOT走行モード(EV走行、シリーズ走行)とを切替える。モード切替部147は、走行モードの切替、ひいてはクラッチ113の断接の切替の頻発を防ぐために、所定のヒステリシス幅をもった閾値によって切替を行うよう構成されている。
図16は、マネジメントECU117のオートクルーズコントロールを実施する動作を示すフローチャートである。図16に示すように、ナビシステム131は、自車両の走行位置を基に、現在の走行区間情報をサーバ133から取得する(ステップS201)。続いて、ナビシステム131は、取得した走行区間情報に対応する他車両の車速変動情報、すなわち他車両のAAEEを取得する(ステップS202)。
マネジメントECU117は、現在自車両が追従型オートクルーズコントロールを実施しているかどうかを判断する(ステップS303)。自車両がオートクルーズ実施中でないと判断された場合、先行車両判断部145は、前方Dm以内に先行車両が存在するかどうかを判断する(ステップS304)。ステップS304において先行車両がDm以内に存在しないと判断された場合には、そのまま処理が終了する。
先行車両がDm以内に存在すると判断された場合、判定値設定部141は、ステップS302で取得した他車両のAAEEに基づき、オートクルーズコントロールを行うかどうかを判断するための判定値を設定する(ステップS305、S306)。
ステップS305において、判定値設定部141は、先行車両と自車両との車間距離の変動偏差許容量(ACCinDcar)を設定する。ここで、車速変動偏差許容量(ACCinDcar)は、車間距離変動偏差量の許容可能な上限である。車間距離変動偏差量(ACCDcar)は、実施判定時間(ACCdetTime)における先行車両と自車両との車間距離と平均車間距離(DcarAVE)とのずれの最大値である。ステップS305において、判定値設定部141は、AAEEが小さい走行区間では車間距離変動許容量(ACCinDcar)を大きく設定してオートクルーズコントロールを実施しやすくする。一方、AAEEが大きい走行区間では、判定値設定部141は車間距離変動許容量(ACCinDcar)を小さく設定してオートクルーズコントロールを実施しにくくする。
ステップS306において、判定値設定部141は、オートクルーズコントロールを行うかどうかを判断するための実施判定時間(ACCDdetTime)を設定する。ステップS306において、判定値設定部141は、AAEEが小さい走行区間では実施判定時間(ACCDdetTime)を短く設定してオートクルーズコントロールを実施しやすくする。一方、AAEEが大きい走行区間では、判定値設定部141は実施判定時間(ACCDdetTime)を長く設定してオートクルーズコントロールを実施しにくくする。
次いで、マネジメントECU117は、ステップS206で設定した実施判定時間(ACCDdetTime)における先行車両と自車両との車間距離変動偏差(ACCDcar)を算出する(ステップS307)。次に、オートクルーズコントロール実施判定部143は、ACCDcar<ACCinDcarであるかどうかを判断する(ステップS308)。ACCDcar≧ACCinDcarであると判断された場合には、そのまま処理が終了する。ACCDcar<ACCinDcarであると判断された場合には、オートクルーズコントロールを実施することがドライバに通知される(ステップS309)。次いで、マネジメントECU117は、前記した実施判定時間(ACCdetTime)における先行車両と自車両との平均車間距離DcarAVEをオートクルーズ制御車間距離に設定し、オートクルーズコントロールを実施する(ステップS310)。
追従型オートクルーズコントロール実施中には、自車両の車速が先行車両との車間距離を一定にするように自動的に調整される。このため、先行車両の車速が走行モード切替の閾値近辺で変動する場合には、自車両の車速も同様に変動し、走行モードの切替が頻発してしまうおそれがある。本実施形態においては、ステップS310で追従型オートクルーズコントロールを実施した後、モード切替部147はモード切替のヒステリシス幅を通常よりも広く設定し(ステップS311)、走行モードの切替が頻発するのを防ぐ。
ステップS303において、自車両が追従型オートクルーズコントロール実施中であると判断された場合、マネジメントECU117は、追従型オートクルーズコントロールを解除するかどうかの判断を行う。まず、判定値設定部141は、ステップS302で取得した他車両のAAEEに基づき、オートクルーズコントロールを解除するどうかを判断するための判定値を設定する(ステップS312)。この判定値として、判定値設定部141は、例えば先行車両の車速変動許容量(ACCoutVP)を設定する。ここで、先行車両の車速変動許容量(ACCoutVP)は、所定時間内における先行車両の車速変動量の許容される上限である。ステップS312において、判定値設定部141は、AAEEが小さい走行区間では先行車両の車速変動許容量を大きく設定してオートクルーズコントロールを解除しにくくする。一方、AAEEが大きい走行区間では、判定値設定部141は先行車両の車速変動許容量を小さく設定してオートクルーズコントロールを解除しやすくする。
マネジメントECU117は、所定時間における先行車両の車速変動量ΔVPを算出する(ステップS313)。次いで、オートクルーズコントロール実施判定部143は、ΔVP>ACCoutVPであるかどうかを判断する(ステップS314)。ΔVP≦ACCoutVPであると判断された場合には、ブレーキペダルが踏まれたかどうかを判断し(ステップS315)、踏まれていないと判断された場合にはそのまま処理は終了する。ステップS315でブレーキペダルが踏まれたと判断された場合には、マネジメントECU117はオートクルーズコントロールを解除する(ステップS316)。次いで、モード切替部149は、モード切替のヒステリシス幅を通常状態に戻す(ステップS317)。また、ステップS314でΔVP>ACCoutVPであると判断された場合にも、マネジメントECU117はオートクルーズコントロールを解除する(ステップS316)。次いで、モード切替部149がモード切替のヒステリシス幅を通常状態に戻す(ステップS317)。
以上説明したように、本実施形態に係る運転支援装置によれば、追従型オートクルーズコントロールが実行されているときに、走行モードの切替のヒステリシス幅を拡大して走行モードを維持することができるので、走行モードの切替による断接部の頻繁な切替を防止することができる。
なお、第3実施形態においては、追従型オートクルーズコントロールの実施を判断する判定値として、先行車両と自車両との車間距離の変動量と実施判定時間の両方を他車両のAAEEに基づいて設定したが、一方のみを他車両のAAEEに基づき設定し、一方は固定値に設定してもよい。
(実施例3)
第3実施形態にかかる運転支援装置を用いて追従型オートクルーズコントロールを実施している場合の走行モードの切替について、図17を参照して説明する。
追従型オートクルーズコントロールの実施中には、先行車両と自車両との車間距離を一定に保つように、先行車両の車速にしたがって自車両の車速を自動的に調整する。その一方、実施例3において、モード切替部は、通常6km/hのヒステリシス幅(57〜63km/h)によりMOT走行とENG走行とを切替える。このため、先行車両の車速に追従して自車両が57〜63km/hで走行している場合、従来の運転支援装置(従来例)では、MOT走行とENG走行の切替が頻発してしまう。
これに対し、本実施形態に係る運転支援装置(本発明例)では、追従型オートクルーズコントロールを実施した後に、MOT走行とENG走行とを切替えるヒステリシス幅が8km/h(55〜63km/h)に変更され、通常より広く設定されている。これにより、本発明例では追従型オートクルーズコントロール中に走行モードが切り替わりにくくなっており、オートクルーズコントロールを実施している間の切替が起こらず、安定してENG走行を行っている。
以上の実施例3から、本発明例によれば追従型オートクルーズコントロール実施中の走行モード切替の頻発を防止できることが確認できる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。
101 蓄電器(BATT)
105 電動機(MOT)
107 多気筒内燃機関(ENG)
109 発電機(GEN)
113 ロックアップクラッチ
117 マネジメントECU(MG ECU)
131 ナビシステム(NAVI)
133 サーバ
141 判定値設定部
143 オートクルーズコントロール実施判定部
145 先行車両判断部
147 モード切替部

Claims (11)

  1. 少なくとも1つの駆動源により走行可能な車両の運転支援装置において、
    自車両の現在位置に基づく走行区間情報を取得する走行区間情報取得部と、
    前記走行区間情報に対応する他車両の走行情報を取得する他車両情報取得部と、
    前記他車両の走行情報に基づいて判定値を設定する判定値設定部と、
    前記判定値に基づいてオートクルーズコントロールの実施を判定するオートクルーズコントロール実施判定部と、を備えたことを特徴とする車両の運転支援装置。
  2. 前記他車両の走行情報は、他車両の車速の変動量であることを特徴とする請求項1に記載の車両の運転支援装置。
  3. 前記判定値は、オートクルーズコントロールを実施するかどうかを判定するための実施判定変化量を含み、
    前記判定値設定部は、前記他車両の車速の変動量が大きいほど、前記実施判定変化量を小さく設定し、
    前記オートクルーズコントロール実施判定部は、前記自車両の車速変化量が所定時間継続して前記実施判定変化量未満であるときに、前記オートクルーズコントロールの実施を判定することを特徴とする請求項2に記載の車両の運転支援装置。
  4. 前記判定値は、オートクルーズコントロールを実施するかどうかを判定するための実施判定時間を含み、
    前記判定値設定部は、前記他車両の車速の変動量が大きいほど、前記実施判定時間を長く設定し、
    前記オートクルーズコントロール実施判定部は、前記自車両の車速変化量が前記実施判定時間継続して所定量未満であるときに、前記オートクルーズコントロールの実施を判定することを特徴とする請求項2に記載の車両の運転支援装置。
  5. 前記判定値は、オートクルーズコントロールを解除するかどうかを判定するための解除判定変化量を含み、
    前記判定値設定部は、前記他車両の車速の変動量が大きいほど、前記解除判定変化量を小さく設定し、
    前記オートクルーズコントロールが実施されているときに、前記オートクルーズコントロール実施判定部は、前記自車両のアクセルペダル開度の変化量が前記解除判定変化量より大きいときに、前記オートクルーズコントロールの解除を判定することを特徴とする請求項3または4に記載の車両の運転支援装置。
  6. 少なくとも1つの駆動源により走行可能な車両の運転支援装置において、
    自車両の現在位置に基づく走行区間情報を取得する走行区間情報取得部と、
    前記走行区間情報に対応する他車両の走行情報を取得する他車両情報取得部と、
    前記他車両の走行情報に基づいて判定値を設定する判定値設定部と、
    前記自車両の進行方向側に先行車両が存在するかどうか判断する先行車両判断部と、
    前記先行車両判断部により先行車両が存在すると判断されたときに、前記判定値に基づいてオートクルーズコントロールの実施を判定するオートクルーズコントロール実施判定部と、を備えたことを特徴とする車両の運転支援装置。
  7. 前記他車両の走行情報は、前記他車両の車速の変動量であることを特徴とする請求項6に記載の車両の運転支援装置。
  8. 前記判定値は、オートクルーズコントロールを実施するかどうかを判定するための実施判定変化量を含み、
    前記判定値設定部は、前記他車両の車速の変動量が大きいほど、前記実施判定変化量を小さく設定し、
    前記オートクルーズコントロール実施判定部は、前記自車両と前記先行車両の車間距離が所定時間継続して前記実施判定変化量未満であるときに、前記オートクルーズコントロールの実施を判定することを特徴とする請求項7に記載の車両の運転支援装置。
  9. 前記判定値は、オートクルーズコントロールを実施するかどうかを判定するための実施判定時間を含み、
    前記判定値設定部は、前記他車両の車速の変動量が大きいほど、前記実施判定時間を長く設定し、
    前記オートクルーズコントロール実施判定部は、前記自車両と前記先行車両の車間距離の変動量が前記実施判定時間継続して所定量未満であるときに、前記オートクルーズコントロールの実施を判定することを特徴とする請求項7に記載の車両の運転支援装置。
  10. 前記先行車両の車速変化量を取得する先行車両車速変化量取得部を備え、
    前記判定値は、オートクルーズコントロールを解除するかどうかを判定するための解除判定変化量を含み、
    前記判定値設定部は、前記他車両の車速の変動量が大きいほど、前記解除判定変化量を小さく設定し、
    前記オートクルーズコントロールが実施されているときに、前記オートクルーズコントロール実施判定部は、前記先行車両の車速変化量が前記解除判定変化量より大きいときに、前記オートクルーズコントロールの解除を判定することを特徴とする請求項8または9に記載の車両の運転支援装置。
  11. 前記駆動源は、内燃機関と、前記内燃機関よりも出力経路上における駆動輪側に設けられた電動機と、で構成され、
    前記車両は、前記内燃機関と前記電動機の出力経路上における間に設けられた断接部を備え、前記断接部と接続することにより少なくとも内燃機関の駆動力で走行する第1の走行モードと、前記断接部を開放することにより電動機のみの駆動力で走行する第2の走行モードと、を有し、
    前記第1の走行モードと前記第2の走行モードとを自車両の走行状態に応じて切替えるモード切替部を備え、
    前記モード切替部は、前記オートクルーズコントロールが実施されているときに、前記第1の走行モードと前記第2の走行モードとの間の切替のヒステリシス幅を拡大することを特徴とする請求項8または9に記載の車両の運転支援装置。
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