JP2010247711A - Pneumatic tire - Google Patents
Pneumatic tire Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010247711A JP2010247711A JP2009100321A JP2009100321A JP2010247711A JP 2010247711 A JP2010247711 A JP 2010247711A JP 2009100321 A JP2009100321 A JP 2009100321A JP 2009100321 A JP2009100321 A JP 2009100321A JP 2010247711 A JP2010247711 A JP 2010247711A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- width direction
- groove
- circumferential
- shoulder land
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
Description
本発明は空気入りタイヤに関し、特に、残留セルフアライニングトルクを確保できる空気入りタイヤに関する。 The present invention relates to a pneumatic tire, and more particularly to a pneumatic tire that can ensure residual self-aligning torque.
従来から、トレッド面の溝に方向性を持たせることによって、残留セルフアライニングトルクを確保する技術が開発されている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, a technique for securing residual self-aligning torque by giving directionality to a groove on a tread surface has been developed (see, for example, Patent Document 1).
「セルフアライニングトルク」とは、車両走行中にタイヤが直進状態に戻ろうと働く力(復元トルク)である。具体的には、車両の旋回中、コーナーリングフォースの着力点とタイヤの接地中心点とがずれるため、接地中心周辺に角度を小さくする方向に力が働くが、そのタイヤが直進方向へ戻ろうと働く力(トルク)のことである。ここで、ハンドルを全く切らない状態でもタイヤ自体が有するセルフアライニングトルクを「残留セルフアライニングトルク」という。 The “self-aligning torque” is a force (restoring torque) that works to return the tire to a straight traveling state while the vehicle is traveling. Specifically, during turning of the vehicle, the force applied to the cornering force and the ground contact center point of the tire shift, so a force acts in the direction of decreasing the angle around the ground contact center, but the tire works to return straight ahead. It is a force (torque). Here, the self-aligning torque of the tire itself even when the steering wheel is not cut is called “residual self-aligning torque”.
図11を用いて、残留セルフアライニングトルクの発生メカニズムを簡単に説明する。まず、トレッドパターン101において、タイヤ周方向に沿って第1〜第4周方向溝3,5,7,9が延設されており、ショルダー陸部にはタイヤ幅方向に沿って横溝31が延びている。また、矢印のうち、外周が実線の白抜きの矢印(矢印X)はタイヤ転動時にトレッド面に加わる横力であり、外周が破線の矢印(矢印Y)は横力によって発生する前後力であり、ハッチングを付けた矢印(矢印Z)はトレッド面に発生する回転モーメントである。
The mechanism for generating the residual self-aligning torque will be briefly described with reference to FIG. First, in the
このトレッドパターンを有する空気入りタイヤを装着した自動車を直進走行させると、矢印Xに示すようにタイヤ幅方向に沿って横力が作用し、この横力によって矢印Yに示す前後力が生じる。これらの矢印X,Yの横力および前後力によって、矢印Zに示す回転モーメントが生じる。この回転モーメントが残留セルフアライニングトルクである。 When an automobile equipped with a pneumatic tire having a tread pattern is caused to travel straight, a lateral force acts along the tire width direction as indicated by an arrow X, and a longitudinal force indicated by an arrow Y is generated by the lateral force. A rotational moment indicated by an arrow Z is generated by the lateral force and the longitudinal force of these arrows X and Y. This rotational moment is the residual self-aligning torque.
しかしながら、前記特許文献1に記載された空気入りタイヤにおいては、ショルダー陸部に配設された横溝の幅方向両端部が閉端しておらず周方向溝および接地端に連通した、いわゆる両端開口タイプの横溝である。このため、ショルダー陸部の剛性が低下してしまい、残留セルフアライニングトルクを確保することが困難であった。また、雪上性能を確保するために細溝を設けても、陸部剛性が低下して残留セルフアライニングトルクを確保することが困難であった。
However, in the pneumatic tire described in
本発明の目的は、残留セルフアライニングトルクを確保して車両流れを抑制することができる空気入りタイヤを提供することにある。 An object of the present invention is to provide a pneumatic tire that can secure a residual self-aligning torque and suppress vehicle flow.
本発明の第1の特徴は、複数の周方向溝(第1周方向溝3、第2周方向溝5、第3周方向溝7、第4周方向溝9)によってタイヤ幅方向中央側に画成される中央陸部(中央陸部21)およびタイヤ幅方向両側に画成されるショルダー陸部(ショルダー陸部23,25)と、前記中央陸部および前記ショルダー陸部にそれぞれ設けられ、タイヤ幅方向に延びる横溝(横溝31)と、トレッド部からショルダー部にかけて設けられたベルト層とを備え、前記中央陸部の横溝(ラグ溝11、サイプ15)は、前記ベルト層のうち最も径外側に配置された最外ベルト(最外ベルト41)における幅方向中央側のベルトコード(中央側ベルトコード43)に沿って延び、前記ショルダー陸部の横溝(横溝31、サイプ33)は、前記最外ベルトにおける幅方向両側のベルトコード(装着外側ベルトコード45、装着内側ベルトコード47)に交差する方向に沿って延びると共に、幅方向内側の端部がショルダー陸部内で閉端するように構成したことを要旨とする。
The first feature of the present invention is that a plurality of circumferential grooves (a first
このように、ショルダー陸部の横溝は、幅方向内側の端部がショルダー陸部内で閉端しており、周方向溝に連通されていないため、ショルダー陸部の剛性が向上する。また、ショルダー陸部の横溝は、前記最外ベルトにおける幅方向両側のベルトコードに交差する方向に沿って延びているため、これによってもショルダー陸部の剛性が向上する。以上より、残留セルフアライニングトルクを効果的に確保することができる。 As described above, the lateral groove of the shoulder land portion has the inner end in the width direction closed within the shoulder land portion and is not communicated with the circumferential groove, so that the rigidity of the shoulder land portion is improved. Further, since the lateral groove of the shoulder land portion extends along the direction intersecting the belt cords on both sides in the width direction of the outermost belt, this also improves the rigidity of the shoulder land portion. As described above, the residual self-aligning torque can be effectively ensured.
その他の特徴では、前記ショルダー陸部(ショルダー陸部23,25)に、タイヤ周方向に延びて前記横溝(横溝31)に交差する周方向細溝(周方向細溝35,135,235)を形成し、前記周方向細溝の深さ(深さD1)を前記横溝の深さ(深さD0)よりも浅く設定したことを要旨とする。
In other features, circumferential narrow grooves (circumferential
その他の特徴では、前記周方向細溝(周方向細溝35,235)は、分断されてタイヤ周方向に沿って断続的に延びていることを要旨とする。
Another feature of the present invention is that the circumferential narrow grooves (circumferential
その他の特徴では、前記ショルダー陸部(ショルダー陸部23,25)に、前記横溝(横溝31)および前記周方向細溝(周方向細溝35,135,235)の少なくともいずれかに連通してタイヤ幅方向に延びる幅方向細溝(幅方向細溝37,39,137)を形成したことを要旨とする。
In another feature, the shoulder land portion (
本発明に係る空気入りタイヤによれば、残留セルフアライニングトルクを確保して車両流れを抑制することができる。 According to the pneumatic tire of the present invention, it is possible to secure the residual self-aligning torque and suppress the vehicle flow.
以下、本発明の実施の形態に係る空気入りタイヤの詳細を図面に基づいて説明する。ただし、図面は模式的なものであり、各材料層の厚みやその比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。 Hereinafter, details of a pneumatic tire according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. However, it should be noted that the drawings are schematic and the thicknesses and ratios of the material layers are different from the actual ones. Accordingly, specific thicknesses and dimensions should be determined in consideration of the following description. Moreover, the part from which the relationship and ratio of a mutual dimension differ also in between drawings is contained.
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッドパターンを説明する。
[First embodiment]
First, the tread pattern of the
図1に示すように、タイヤ周方向(以下、「周方向」という)に沿って複数の周方向溝が延設されている。これらのうち、最もタイヤ中心に近いものは第1周方向溝3と第2周方向溝5であり、第1周方向溝3のタイヤ幅方向(以下、「幅方向」という)外側には、第3周方向溝7が形成され、第2周方向溝5の幅方向外側には、第4周方向溝9が配設されている。
As shown in FIG. 1, a plurality of circumferential grooves are extended along the tire circumferential direction (hereinafter referred to as “circumferential direction”). Among these, those closest to the tire center are the first
第1周方向溝3と第3周方向溝7とは幅方向に延びるラグ溝(横溝)11を介して連通されており、第2周方向溝2と第4周方向溝9とも幅方向に延びるラグ溝13を介して連通されている。そして、第1周方向溝3と第2周方向溝5とは幅方向に延びるサイプ15を介して連通されている。これらのラグ溝11,13およびサイプ15は、装着内側から装着外側に向かうにつれてタイヤ回転方向側に傾斜して略直線状に延びている。
The first
第3周方向溝7と第4周方向溝9との間は中央陸部21に形成されており、第3周方向溝7よりも幅方向外側および第4周方向溝9よりも幅方向外側はショルダー陸部23,25に形成されている。このショルダー陸部23,25には、幅方向に延びる横溝31、サイプ33および周方向細溝35が形成されている。
A space between the third
タイヤのトレッド部からショルダー部にかけて、複数のベルトが積層されたベルト層が配設されており、これら複数のベルトのうち最も径外側のベルトが最外ベルトである。図2に示すように、最外ベルト41には、幅方向に延びるベルトコードが周方向に等間隔をおいて複数延設されている。最外ベルト41は、幅方向に3分割されており、幅方向中央側とこの幅方向中央側に対して装着外側と幅方向中央側に対して装着内側とからなる。
A belt layer in which a plurality of belts are laminated is disposed from the tread portion to the shoulder portion of the tire, and the outermost belt of the plurality of belts is the outermost belt. As shown in FIG. 2, the
ここで、図2に示すように、中央陸部21におけるラグ溝11とサイプ15の傾斜角は幅方向に対してθ1であり、ショルダー陸部23,25における横溝31とサイプ33の傾斜角は幅方向に対してθ2およびθ3である。
Here, as shown in FIG. 2, the inclination angle of the
最外ベルト41における幅方向中央側には、トレッド面の中央陸部21におけるラグ溝11およびサイプ15の傾斜方向と同じ方向に延びる(即ち、装着内側から装着外側に向かうにつれてタイヤ回転方向側に傾斜する)中央側ベルトコード43が複数配置されている。従って、中央側ベルトコード43の幅方向に対する傾斜角θ4は、傾斜角θ1と略一致する。
The
最外ベルト41における幅方向外側には、トレッド面のショルダー陸部23,25における横溝31およびサイプ33の傾斜方向と交差して延びる(即ち、装着内側から装着外側に向かうにつれてタイヤ回転方向側に傾斜する)装着外側ベルトコード45および装着内側ベルトコード47が複数配置されている。なお、装着外側ベルトコード45および装着内側ベルトコード47の傾斜角度は、幅方向に対してθ6およびθ5であり、これらのθ5,6および前述したθ2,3は共に略同一角に設定されている。
The
また、図3に示すように、第3周方向溝7よりも装着外側のショルダー陸部23には、横溝31が傾斜して配設されている。この傾斜方向は、装着内側から装着外側に向かうにつれてタイヤ回転方向の反対側に向けて傾斜している。また、横溝31の幅方向内側の端部は、ショルダー陸部23内で閉端している。この横溝31の幅方向中間部には、周方向に沿って周方向細溝35が横溝31に交差して延びており、周方向細溝35の周方向両端部には、横溝31に略平行に延びる第1の幅方向細溝37が連通している。そして、横溝31の幅方向内側の端部には、第3周方向溝7に連通する第2の幅方向細溝39が横溝31と略平行に延びている。
Further, as shown in FIG. 3, a
図3のA−A断面図である図4に示すように、周方向細溝35の深さを横溝31の深さよりも浅く設定している。即ち、横溝31におけるトレッド面Trからの溝深さをD0、周方向細溝35におけるトレッド面Trからの溝深さをD1とすると、溝深さD1をD0よりも小さい深さ寸法に設定している。
As shown in FIG. 4, which is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 3, the depth of the circumferential
なお、図1に示すように、ショルダー陸部23,25に配設された周方向細溝35は分断されて、一つの横溝31に対して一つの周方向細溝35が対応して設けられており、かつ、周方向に沿って断続的に配置されている。
As shown in FIG. 1, the circumferential
以下に、本発明の実施形態による作用効果を説明する。 Below, the effect by embodiment of this invention is demonstrated.
<作用効果>
(1)本実施形態による空気入りタイヤ1では、中央陸部21のラグ溝11およびサイプ15は、ベルト層のうち最も径外側に配置された最外ベルト41における幅方向中央側の中央側ベルトコード43に沿って延び、ショルダー陸部23,25の横溝31およびサイプ33は、最外ベルト41における幅方向両側の装着外側ベルトコード45および装着内側ベルトコード47に交差する方向に沿って延びると共に、幅方向内側の端部がショルダー陸部23,25内で閉端するように構成している。
<Operation effect>
(1) In the
このように、ショルダー陸部23,25の横溝31は、幅方向内側の端部がショルダー陸部23,25内で閉端しており、第3周方向溝7または第4周方向溝9に連通されていないため、ショルダー陸部23,25の剛性が向上する。また、ショルダー陸部23,25の横溝31は、最外ベルト41における幅方向両側の装着外側ベルトコード45および装着内側ベルトコード47に交差する方向に沿って延びているため、これによってもショルダー陸部23,25の剛性が向上する。以上より、残留セルフアライニングトルクを効果的に確保することができる。
As described above, the
(2)ショルダー陸部23,25に、タイヤ周方向に延びて横溝31に交差する周方向細溝35を形成し、この周方向細溝35の深さD1を横溝31の深さD0よりも浅く設定している。
(2) A circumferential
この周方向細溝35を形成することによって、タイヤ転動時におけるエッジ長を増大させて、雪上性能を向上させることができる。また、周方向細溝35の深さを横溝31よりも浅く設定することにより、ショルダー陸部23,25の剛性低下を抑制して、残留セルフアライニングトルクを確保することができる。
By forming the circumferential
(3)周方向細溝35は、分断されてタイヤ周方向に沿って断続的に延びているため、ショルダー陸部23,25の剛性低下を抑制して、残留セルフアライニングトルクを確保することができる。
(3) Since the circumferential
(4)ショルダー陸部23,25に、横溝31および周方向細溝35に連通してタイヤ幅方向に延びる幅方向細溝37を形成しているため、ショルダー陸部23,25の陸部剛性の低下を抑制して、残留セルフアライニングトルクを確保することができる。
(4) Since the width direction
[第2実施形態]
次いで、本発明の第2実施形態に係る空気入りタイヤについて説明する。ただし、第1実施形態と同一構造については、同一符号を付してその説明を省略する。
[Second Embodiment]
Next, a pneumatic tire according to a second embodiment of the present invention will be described. However, about the same structure as 1st Embodiment, the same code | symbol is attached | subjected and the description is abbreviate | omitted.
図5に示すように、本実施形態では、ショルダー陸部23,25に配設した周方向細溝135は分断されず、周方向に沿って連続してタイヤ全周に亘って形成されている。従って、横溝31と第1の幅方向細溝37とが周方向細溝135によって貫かれて延びている。
As shown in FIG. 5, in the present embodiment, the circumferential
本実施形態によっても、第1実施形態と同様に、ショルダー陸部23,25の陸部剛性の低下を抑制して、残留セルフアライニングトルクを確保することができる。
Also according to the present embodiment, as in the first embodiment, it is possible to suppress the decrease in land portion rigidity of the
[第3実施形態]
次いで、本発明の第3実施形態に係る空気入りタイヤについて説明する。ただし、第1および第2実施形態と同一構造については、同一符号を付してその説明を省略する。
[Third embodiment]
Next, a pneumatic tire according to a third embodiment of the present invention will be described. However, about the same structure as 1st and 2nd embodiment, the same code | symbol is attached | subjected and the description is abbreviate | omitted.
図6に示すように、本実施形態では、図3に示した第1実施形態と比較して、周方向細溝235の位置が横溝31における幅方向内側端部に配置されており、この周方向細溝235から第3周方向溝7にかけて第2の幅方向細溝39が延びている。
As shown in FIG. 6, in the present embodiment, the position of the circumferential
本実施形態によっても、ショルダー陸部23,25の陸部剛性の低下を抑制して、残留セルフアライニングトルクを確保することができる。
Also according to the present embodiment, it is possible to secure a residual self-aligning torque by suppressing a decrease in land portion rigidity of the
[第4実施形態]
次いで、本発明の第4実施形態に係る空気入りタイヤについて説明する。ただし、第1〜第3実施形態と同一構造については、同一符号を付してその説明を省略する。
[Fourth embodiment]
Next, a pneumatic tire according to a fourth embodiment of the present invention will be described. However, about the same structure as 1st-3rd embodiment, the same code | symbol is attached | subjected and the description is abbreviate | omitted.
図7に示すように、本実施形態では、図3に示した第1実施形態と比較して、第1の幅方向細溝および第2の幅方向細溝を設けていない。即ち、横溝31とこれに交差する周方向細溝35とが配設されている。
As shown in FIG. 7, in the present embodiment, the first width direction narrow groove and the second width direction narrow groove are not provided as compared with the first embodiment shown in FIG. That is, the
本実施形態によっても、ショルダー陸部23,25の陸部剛性の低下を抑制して、残留セルフアライニングトルクを確保することができる。
Also according to the present embodiment, it is possible to secure a residual self-aligning torque by suppressing a decrease in land portion rigidity of the
[第5実施形態]
次いで、本発明の第5実施形態に係る空気入りタイヤについて説明する。ただし、第1〜第4実施形態と同一構造については、同一符号を付してその説明を省略する。
[Fifth Embodiment]
Next, a pneumatic tire according to a fifth embodiment of the present invention will be described. However, about the same structure as 1st-4th embodiment, the same code | symbol is attached | subjected and the description is abbreviate | omitted.
図8に示すように、本実施形態では、図3に示した第1実施形態と比較して、第2の幅方向細溝を設けておらず、かつ、第1の幅方向細溝の外側端部が周方向細溝で終端して第2の幅方向細溝137となっている。
As shown in FIG. 8, in this embodiment, compared with the first embodiment shown in FIG. 3, the second width direction narrow groove is not provided, and the first width direction narrow groove is outside. An end portion terminates in a circumferential narrow groove to form a second width
本実施形態によっても、ショルダー陸部23,25の陸部剛性の低下を抑制して、残留セルフアライニングトルクを確保することができる。
Also according to the present embodiment, it is possible to secure a residual self-aligning torque by suppressing a decrease in land portion rigidity of the
[第6実施形態]
次いで、本発明の第6実施形態に係る空気入りタイヤについて説明する。ただし、第1〜第5実施形態と同一構造については、同一符号を付してその説明を省略する。
[Sixth Embodiment]
Next, a pneumatic tire according to a sixth embodiment of the present invention will be described. However, about the same structure as 1st-5th embodiment, the same code | symbol is attached | subjected and the description is abbreviate | omitted.
図9に示すように、本実施形態では、図3に示した第1実施形態と比較して、第1の幅方向細溝を設けていない。 As shown in FIG. 9, in the present embodiment, the first width direction narrow groove is not provided as compared with the first embodiment shown in FIG.
本実施形態によっても、ショルダー陸部23,25の陸部剛性の低下を抑制して、残留セルフアライニングトルクを確保することができる。
Also according to the present embodiment, it is possible to secure a residual self-aligning torque by suppressing a decrease in land portion rigidity of the
なお、前述した実施の形態の開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。 It should not be understood that the description and the drawings, which form part of the disclosure of the above-described embodiments, limit the present invention. From this disclosure, various alternative embodiments, examples and operational techniques will be apparent to those skilled in the art.
次いで、本発明を実施例を通してさらに具体的に説明する。 Next, the present invention will be described more specifically through examples.
従来例および本発明例1,2に係る空気入りタイヤで、サイズが265/60R18のものを供試タイヤとした。従来例に係る供試タイヤを図10に示すトレッドパターンを有する空気入りタイヤ101とした。この空気入りタイヤ101においては、ショルダー陸部23に配設された横溝131が第3周方向溝7および第4周方向溝9に連通している。
A pneumatic tire according to a conventional example and Invention Examples 1 and 2 having a size of 265 / 60R18 was used as a test tire. A test tire according to a conventional example was a
また、本発明例1に係る供試タイヤは、第1実施形態で説明した空気入りタイヤ(図2参照)であり、本発明例2に供試タイヤは、第2実施形態で説明した空気入りタイヤ(図5参照)とした。 The test tire according to Example 1 of the present invention is the pneumatic tire described in the first embodiment (see FIG. 2), and the test tire according to Example 2 of the present invention is the pneumatic tire described in the second embodiment. A tire (see FIG. 5) was obtained.
これらの供試タイヤをSUVタイプの車両の後輪に装着した。なお、この車両は後輪駆動タイプである。走行試験の結果を、車両流れ指数、雪上性能のうち加速性と旋回性の順に表1に示した。それぞれの結果は、従来例を100の基準値とした相対指数である。なお、車両流れ指数は残留コーナリング試験、雪上性能は実車による試験にて評価した。
表1から明らかなように、車両流れ指数、雪上性能のうち加速性と旋回性の全てにおいて、本発明例1,2は従来例よりも優れていることが判明した。 As is apparent from Table 1, it was found that Examples 1 and 2 of the present invention were superior to the conventional examples in all of the acceleration and turning characteristics of the vehicle flow index and the performance on snow.
3 第1周方向溝(周方向溝)
5 第2周方向溝(周方向溝)
7 第3周方向溝(周方向溝)
9 第4周方向溝(周方向溝)
11 ラグ溝(横溝)
15 サイプ(横溝)
21 中央陸部
23,25 ショルダー陸部
31 横溝
41 最外ベルト
45 装着外側ベルトコード(ベルトコード)
47 装着内側ベルトコード(ベルトコード)
3 First circumferential groove (circumferential groove)
5 Second circumferential groove (circumferential groove)
7 Third circumferential groove (circumferential groove)
9 Fourth circumferential groove (circumferential groove)
11 Lug groove (lateral groove)
15 Sipe (horizontal groove)
21
47 Wearing inner belt cord (belt cord)
Claims (4)
前記中央陸部および前記ショルダー陸部にそれぞれ設けられ、タイヤ幅方向に延びる横溝と、トレッド部からショルダー部にかけて設けられたベルト層と
を備え、
前記中央陸部の横溝は、前記ベルト層のうち最も径外側に配置された最外ベルトにおける幅方向中央側のベルトコードに沿って延び、
前記ショルダー陸部の横溝は、前記最外ベルトにおける幅方向両側のベルトコードに交差する方向に沿って延びると共に、幅方向内側の端部がショルダー陸部内で閉端するように構成したことを特徴とする空気入りタイヤ。 A central land portion defined on the tire width direction center side by a plurality of circumferential grooves and a shoulder land portion defined on both sides of the tire width direction;
Provided respectively in the central land portion and the shoulder land portion, and provided with a lateral groove extending in the tire width direction, and a belt layer provided from the tread portion to the shoulder portion,
The lateral groove of the central land portion extends along the belt cord on the center side in the width direction of the outermost belt arranged on the outermost diameter side of the belt layer,
The lateral groove of the shoulder land portion extends along a direction intersecting the belt cords on both sides in the width direction of the outermost belt, and is configured so that an end portion on the inner side in the width direction is closed within the shoulder land portion. And pneumatic tires.
前記周方向細溝の深さを前記横溝の深さよりも浅く設定したことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。 In the shoulder land portion, a circumferential narrow groove extending in the tire circumferential direction and intersecting the lateral groove is formed,
The pneumatic tire according to claim 1, wherein a depth of the circumferential narrow groove is set to be shallower than a depth of the lateral groove.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009100321A JP2010247711A (en) | 2009-04-16 | 2009-04-16 | Pneumatic tire |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009100321A JP2010247711A (en) | 2009-04-16 | 2009-04-16 | Pneumatic tire |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010247711A true JP2010247711A (en) | 2010-11-04 |
Family
ID=43310582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009100321A Withdrawn JP2010247711A (en) | 2009-04-16 | 2009-04-16 | Pneumatic tire |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010247711A (en) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5568657B1 (en) * | 2013-03-13 | 2014-08-06 | 株式会社ブリヂストン | Pneumatic tire |
WO2014136883A1 (en) * | 2013-03-06 | 2014-09-12 | 横浜ゴム株式会社 | Pneumatic tire |
RU2575335C1 (en) * | 2013-03-06 | 2016-02-20 | Дзе Йокогама Раббер Ко., Лтд. | Pneumatic tire |
JP2016165981A (en) * | 2015-03-10 | 2016-09-15 | 横浜ゴム株式会社 | Pneumatic tire |
DE112021000914T5 (en) | 2020-04-03 | 2022-11-17 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | tires |
-
2009
- 2009-04-16 JP JP2009100321A patent/JP2010247711A/en not_active Withdrawn
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014136883A1 (en) * | 2013-03-06 | 2014-09-12 | 横浜ゴム株式会社 | Pneumatic tire |
JP5630594B1 (en) * | 2013-03-06 | 2014-11-26 | 横浜ゴム株式会社 | Pneumatic tire |
KR101531212B1 (en) * | 2013-03-06 | 2015-06-24 | 요코하마 고무 가부시키가이샤 | Pneumatic tire |
CN104822543A (en) * | 2013-03-06 | 2015-08-05 | 横滨橡胶株式会社 | Pneumatic tire |
AU2014226906B2 (en) * | 2013-03-06 | 2015-11-26 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire |
RU2575335C1 (en) * | 2013-03-06 | 2016-02-20 | Дзе Йокогама Раббер Ко., Лтд. | Pneumatic tire |
US9662941B2 (en) | 2013-03-06 | 2017-05-30 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire |
JP5568657B1 (en) * | 2013-03-13 | 2014-08-06 | 株式会社ブリヂストン | Pneumatic tire |
JP2016165981A (en) * | 2015-03-10 | 2016-09-15 | 横浜ゴム株式会社 | Pneumatic tire |
WO2016143642A1 (en) * | 2015-03-10 | 2016-09-15 | 横浜ゴム株式会社 | Pneumatic tire |
US11021019B2 (en) | 2015-03-10 | 2021-06-01 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire |
DE112021000914T5 (en) | 2020-04-03 | 2022-11-17 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | tires |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4713515B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP5973942B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP2010076561A (en) | Pneumatic tire | |
WO2012046724A1 (en) | Tire | |
JP5235086B2 (en) | Pneumatic tires for motorcycles | |
JP2009166592A (en) | Pneumatic tire | |
JP5596580B2 (en) | Pneumatic tires for motorcycles | |
JP2007210534A (en) | Pneumatic tire | |
JP2008013037A (en) | Pneumatic tire for construction vehicle | |
JP2011189805A (en) | Pneumatic tire for motorcycle | |
JP4918261B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP5427560B2 (en) | tire | |
JP5211888B2 (en) | Pneumatic tire | |
US20130020002A1 (en) | Tire | |
JP5168803B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP2010247711A (en) | Pneumatic tire | |
US9809062B2 (en) | Tire | |
JP2009269421A (en) | Pneumatic tire | |
WO2013121945A1 (en) | Pneumatic motorcycle tire | |
JP6082367B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP4295498B2 (en) | Radial tire for ATV | |
JP5444052B2 (en) | Pneumatic tires for motorcycles | |
JP2010137770A (en) | Pneumatic tire | |
JP2009006922A (en) | Pneumatic tire | |
JP6138567B2 (en) | Pneumatic tire |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120326 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20121012 |