JP2010246780A - 医療ワゴン用の多目的容器装着具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 、医療用ワゴンの天板上以外の適所に、多目的に利用可能な容器を着脱容易且つ安定的に装着可能であって、しかも安全で経済的に利用可能なものとした新たな医療用ワゴン技術を提供する。
【解決手段】 天板50の僅かに下方位で、同天板50外周よりも外方に横設状配置とした手押し用ハンドル52を有するワゴン5の、当該天板50下面51と手押し用ハンドル52との上下間に差し込み可能な所定長金属棒10の中間部分11を多目的容器6抱持用のホルダー枠部2に形成し、該ホルダー枠部2の各自由端がわ12,12を、左右一対の装着用アーム部3,3にした上、それら装着用アーム部3,3の先端がわ部分30,30、および各々先端がわ部分30,30と当該ホルダー枠部2との間であって手押し用ハンドル52に載置状とする部分31,31を、夫々装着安定構造4,4,……に形成してなる医療ワゴン用の多目的容器装着具1である。
【選択図】 図5
【解決手段】 天板50の僅かに下方位で、同天板50外周よりも外方に横設状配置とした手押し用ハンドル52を有するワゴン5の、当該天板50下面51と手押し用ハンドル52との上下間に差し込み可能な所定長金属棒10の中間部分11を多目的容器6抱持用のホルダー枠部2に形成し、該ホルダー枠部2の各自由端がわ12,12を、左右一対の装着用アーム部3,3にした上、それら装着用アーム部3,3の先端がわ部分30,30、および各々先端がわ部分30,30と当該ホルダー枠部2との間であって手押し用ハンドル52に載置状とする部分31,31を、夫々装着安定構造4,4,……に形成してなる医療ワゴン用の多目的容器装着具1である。
【選択図】 図5
Description
この発明は、医療用ワゴンに関連するものであり、特に医療ワゴンの適所に装着して多目的に利用可能とした容器装着具を製造する分野は勿論のこと、その輸送、保管、組み立ておよび設置に必要となる設備、器具類を提供、販売する分野から、それら資材や機械装置、部品類に必要となる素材、例えば、木材、石材、各種繊維類、プラスチック、各種金属材料等を提供する分野、それらに組み込まれる電子部品やそれらを集積した制御関連機器の分野、各種計測器の分野、当該設備、器具を動かす動力機械の分野、そのエネルギーとなる電力やエネルギー源である電気、オイルの分野といった一般的に産業機械と総称されている分野、更には、それら設備、器具類を試験、研究したり、それらの展示、販売、輸出入に係わる分野、将又、それらの使用の結果やそれを造るための設備、器具類の運転に伴って発生するゴミ屑の回収、運搬等に係わる分野、それらゴミ屑を効率的に再利用するリサイクル分野などの外、現時点で想定できない新たな分野までと、関連しない技術分野はない程である。
(着目点)
医療現場では、様々な医療処置に速やかに対応できるよう、底部にキャスターを設けて容易に移動可能とした医療用ワゴンに、各種医療器具類や薬品類などをまとめて搭載しておき、診察室内や入院病棟内などを移動しながら利用できるようにしており、入院病棟内を移動しながら複数の患者を治療する場合などには、特に院内感染予防のため、治療に使用した脱脂綿やガーゼ、包帯などの外、注射や点滴に利用した注射針や注射器、チューブ類なども、この医療用ワゴンに回収しながら移動し、その後は、感染性医療廃棄物として適正に廃棄処理しなければならず、こうした医療廃棄物を安全に回収するためのダストボックスも、当該医療用ワゴンの容易に投入可能な適所に装備するのが望ましいが、医療用ワゴン専用に準備されたダストボックスや吊りポケットなどのアクセサリー類は、一般的に高価で経済的負担の大きなものとなっている上、医療用ワゴンへの取付け用となる締付ネジやクランプ機構などを有していて、例えば、医療廃棄物回収用のゴミ箱を設置した診察室内と、医療廃棄物のゴミ箱が無い病棟内の各部屋との間を移動する場合など、該医療用ワゴンにダストボックスなどの容器類を簡単、迅速に着脱することができないという欠点があり、実際には効率的に使うことができなかった。
医療現場では、様々な医療処置に速やかに対応できるよう、底部にキャスターを設けて容易に移動可能とした医療用ワゴンに、各種医療器具類や薬品類などをまとめて搭載しておき、診察室内や入院病棟内などを移動しながら利用できるようにしており、入院病棟内を移動しながら複数の患者を治療する場合などには、特に院内感染予防のため、治療に使用した脱脂綿やガーゼ、包帯などの外、注射や点滴に利用した注射針や注射器、チューブ類なども、この医療用ワゴンに回収しながら移動し、その後は、感染性医療廃棄物として適正に廃棄処理しなければならず、こうした医療廃棄物を安全に回収するためのダストボックスも、当該医療用ワゴンの容易に投入可能な適所に装備するのが望ましいが、医療用ワゴン専用に準備されたダストボックスや吊りポケットなどのアクセサリー類は、一般的に高価で経済的負担の大きなものとなっている上、医療用ワゴンへの取付け用となる締付ネジやクランプ機構などを有していて、例えば、医療廃棄物回収用のゴミ箱を設置した診察室内と、医療廃棄物のゴミ箱が無い病棟内の各部屋との間を移動する場合など、該医療用ワゴンにダストボックスなどの容器類を簡単、迅速に着脱することができないという欠点があり、実際には効率的に使うことができなかった。
(従来の技術)
こうした状況を憂慮し、例えば、下記の特許文献1(1)に提案されているものに代表されるように、容器本体と、容器本体上部に被着する蓋本体と、容器本体を板面に粘着可能に固定するシート材とからなり、蓋本体上面に注射器の針装着部から使用済み注射針を取り外すための開口部を設け、注射器から注射針を人体に触れることなく外して容器本体に収納するようにしたものや、同特許文献1(2)に見られるような、ワゴン本体は底部にキャスターを有し、このワゴン本体の上部に、針収納用箱体と注射器本体収納用箱体を着脱自在に挿入できる挿入口を設け、上記針収納用箱体の上面には、使用済の注射針を入れるための投入口があり、また注射器本体収納用箱体の上面には、使用済の注射器本体を入れるための投入口があって、上記各収納用箱体は、各挿入口に挿入した際、各投入口がそれぞれワゴン本体の上面に開口し、使用済の注射針および注射器本体は、ワゴン本体の上面から各収納用箱体内に投入、収納して運搬、廃棄処分できるようにしたものなどが散見される。
(1)特開2006−247091号公報 (2)特開平5−146474号公報
こうした状況を憂慮し、例えば、下記の特許文献1(1)に提案されているものに代表されるように、容器本体と、容器本体上部に被着する蓋本体と、容器本体を板面に粘着可能に固定するシート材とからなり、蓋本体上面に注射器の針装着部から使用済み注射針を取り外すための開口部を設け、注射器から注射針を人体に触れることなく外して容器本体に収納するようにしたものや、同特許文献1(2)に見られるような、ワゴン本体は底部にキャスターを有し、このワゴン本体の上部に、針収納用箱体と注射器本体収納用箱体を着脱自在に挿入できる挿入口を設け、上記針収納用箱体の上面には、使用済の注射針を入れるための投入口があり、また注射器本体収納用箱体の上面には、使用済の注射器本体を入れるための投入口があって、上記各収納用箱体は、各挿入口に挿入した際、各投入口がそれぞれワゴン本体の上面に開口し、使用済の注射針および注射器本体は、ワゴン本体の上面から各収納用箱体内に投入、収納して運搬、廃棄処分できるようにしたものなどが散見される。
(問題意識)
上述したとおり、従前までに提案のある医療用の各種ダストボックス類は、何れも使用済み注射針などを安全且つ容易に収容して運搬、廃棄できるようになっているものの、その殆どのものが医療用ワゴンの天板上に搭載したものや、天板に専用の装着部を設けて着脱自在に組み込まれたものなどであり、医療用ワゴンの天板上の有効スペースを狭めてしまう上、院内感染予防の観点からも、天板上に置かれた未使用の医療器具類や薬品類を衛生的に保つことが難しくなってしまうという致命的な欠点を有していて、しかも着脱困難または着脱不能で医療用ワゴンの汎用性を損ねてしまうという難点があるにも拘らず、こうした課題を効果的且つ経済的に解決できる技術については、未だ存在していないという状況にある。
上述したとおり、従前までに提案のある医療用の各種ダストボックス類は、何れも使用済み注射針などを安全且つ容易に収容して運搬、廃棄できるようになっているものの、その殆どのものが医療用ワゴンの天板上に搭載したものや、天板に専用の装着部を設けて着脱自在に組み込まれたものなどであり、医療用ワゴンの天板上の有効スペースを狭めてしまう上、院内感染予防の観点からも、天板上に置かれた未使用の医療器具類や薬品類を衛生的に保つことが難しくなってしまうという致命的な欠点を有していて、しかも着脱困難または着脱不能で医療用ワゴンの汎用性を損ねてしまうという難点があるにも拘らず、こうした課題を効果的且つ経済的に解決できる技術については、未だ存在していないという状況にある。
(発明の目的)
そこで、この発明は、医療用ワゴンの天板上以外の適所に、多目的に利用可能な容器を着脱容易且つ安定的に装着可能であって、しかも安全で経済的に利用可能なものとした新たな医療用ワゴン技術の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造の医療ワゴン用の多目的容器装着具を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
そこで、この発明は、医療用ワゴンの天板上以外の適所に、多目的に利用可能な容器を着脱容易且つ安定的に装着可能であって、しかも安全で経済的に利用可能なものとした新たな医療用ワゴン技術の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造の医療ワゴン用の多目的容器装着具を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
(発明の構成)
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明の医療ワゴン用の多目的容器装着具は、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、天板の僅かに下方位で、同天板外周よりも外方となる所定位置に横設状配置とした手押し用ハンドルを有するワゴンの、当該天板下面と手押し用ハンドルとの上下間に差し込み可能で所定強度を有する所定長金属棒の中間部分を、医療用多目的容器の抱持可能となる箇所における外周壁に沿うよう屈曲形成してホルダー枠部に形成すると共に、該ホルダー枠部の両がわに延びる各自由端がわを、当該ワゴン天板の幅寸法内に収まる相互間隔で、且つ同一平面内に収まるよう規制した配置としてなる左右一対の装着用アーム部にした上、それら装着用アーム部の先端がわ部分、および各々先端がわ部分と当該ホルダー枠部との間であって手押し用ハンドルに載置状とする部分を、夫々装着安定構造に形成してなるものとした構成を要旨とする医療ワゴン用の多目的容器装着具である。
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明の医療ワゴン用の多目的容器装着具は、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、天板の僅かに下方位で、同天板外周よりも外方となる所定位置に横設状配置とした手押し用ハンドルを有するワゴンの、当該天板下面と手押し用ハンドルとの上下間に差し込み可能で所定強度を有する所定長金属棒の中間部分を、医療用多目的容器の抱持可能となる箇所における外周壁に沿うよう屈曲形成してホルダー枠部に形成すると共に、該ホルダー枠部の両がわに延びる各自由端がわを、当該ワゴン天板の幅寸法内に収まる相互間隔で、且つ同一平面内に収まるよう規制した配置としてなる左右一対の装着用アーム部にした上、それら装着用アーム部の先端がわ部分、および各々先端がわ部分と当該ホルダー枠部との間であって手押し用ハンドルに載置状とする部分を、夫々装着安定構造に形成してなるものとした構成を要旨とする医療ワゴン用の多目的容器装着具である。
より具体的に示すと、天板の僅かに下方位で、同天板外周よりも外方となる所定位置に横設状配置とした手押し用ハンドルを有するワゴンの、当該天板下面と手押し用ハンドルとの上下間に差し込み可能で所定強度を有する所定長金属棒の中間部分を、医療用多目的容器の抱持可能となる箇所における平断面外周壁に沿うよう屈曲形成して、上下方向に開口したホルダー枠部に形成すると共に、該ホルダー枠部の両がわに延びる各自由端がわを、当該ワゴン天板の幅寸法内に収まる相互間隔で、且つ同一平面内に収まるよう規制した配置としてなる左右一対の装着用アーム部にした上、それら装着用アーム部の先端がわ部分、および各々先端がわ部分と当該ホルダー枠部との間であって手押し用ハンドルに載置状とする部分を、夫々装着安定構造に形成し、当該天板外方の手押し用ハンドル近傍に、上蓋開閉型であって上部開口から底部に向けて縮小する勾配の外周壁に形成された多目的容器を着脱自在に落とし込み状装着可能としてなるものとした構成からなる医療ワゴン用の多目的容器装着具となる。
表現を変えて示すと、天板の僅かに下方位で、同天板外周よりも外方となる所定位置に横設状配置とした手押し用ハンドルを有するワゴンの、当該天板下面と手押し用ハンドルとの上下間に差し込み可能で所定強度を有する所定長金属棒の中間部分を、医療用多目的容器の抱持可能となる箇所における外周壁に沿うよう屈曲形成して、水平方向に開口したホルダー枠部に形成すると共に、該ホルダー枠部の両がわに延びる各自由端がわを、当該ワゴン天板の幅寸法内に収まる相互間隔で、且つ同一平面内に収まるよう規制した配置としてなる左右一対の装着用アーム部にした上、それら装着用アーム部の先端がわ部分、および各々先端がわ部分と当該ホルダー枠部との間であって手押し用ハンドルに載置状とする部分を、夫々装着安定構造に形成し、当該天板外方の手押し用ハンドル近傍に、抽斗開閉型の多目的容器を着脱自在に装着可能としてなるものとした構成からなる医療ワゴン用の多目的容器装着具となる。
以上のとおり、この発明の医療ワゴン用の多目的容器装着具によれば、従前までのものとは違い、上記したとおりの固有の特徴ある構成から、左右一対の装着用アーム部をそれらの先端がわからワゴンの天板下面と手押し用ハンドルとの上下間に差し込み状に装着するだけで、左右装着用アーム部先端がわ部分の各装着安定構造が当該天板下面に接合すると共に、各々先端がわ部分と当該ホルダー枠部との間の各装着安定構造が手押し用ハンドルに安定的載置状となり、当該天板外方の手押し用ハンドル近傍に支持するようにしたホルダー枠部に医療用多目的容器を脱着自在に抱持可能なものとし、当該天板上に搭載せずに手押し用ハンドル近傍の適切な位置に多目的容器を装着可能となり、簡単且つ迅速に医療ワゴンの搭載機能を各段に高めることができる上、所定長金属棒を屈曲形成した骨格は、当該多目的容器装着具の構造を簡素化して低廉に製造可能なものとなり、従前までの高価で経済的負担の大きかった医療用付属品類より、大幅に廉価なものとして製造可能なものになるという秀れた特徴が得られるものである。
加えて、ホルダー枠部の開口を上下方向に向けるよう屈曲してあるものは、上蓋開閉型であって上部開口から底部に向けて縮小する勾配の外周壁に形成された多目的容器を着脱自在に落とし込み状装着可能であり、廉価に大量生産された樹脂製容器などを装着するのに有効であり、一段と経済的に利用可能なものとすることができる外、ホルダー枠部の開口を水平方向に向けて屈曲してあるものは、抽斗開閉型の多目的容器を着脱自在に装着可能となり、抽斗内に複数の仕切りを設けるなどして複数種類の医療器具類や医薬品類などを収納するのに便利な収納機能を簡単に追加することができるという秀れた効果が得られる。
そして、各装着安定構造が、夫々当該所定長金属棒外周壁に被着された弾性摩擦皮膜からなるものは、装着用アーム部の先端がわ部分、および各々先端がわ部分と当該ホルダー枠部との間であって手押し用ハンドルに載置状とする部分が、当該ワゴンの天板下面と手押し用ハンドル上がわとに弾性的且つ高摩擦をもって接触するものとなり、ワゴンの接合箇所を保護して傷付けたりするのを防止できる上、ズレ動きや不用意な脱落を確実に阻止して安定的に装着できるものとすることができる。
また、各装着用アーム部の先端がわ部分に形成した装着安定構造が、弾性摩擦皮膜からなるものとし、各々先端がわ部分と当該ホルダー枠部との間であって手押し用ハンドルに載置状とする部分に形成した装着安定構造を嵌着構造としたものは、各装着用アーム部の先端がわ部分の弾性摩擦皮膜が、当該天板下面に接触して傷付けるのを防止できると共に、高摩擦を生じてズレ動きを阻止し、安定的な支持を実現化する上、各々先端がわ部分と当該ホルダー枠部との間の手押し用ハンドルに載置状とする部分の嵌着構造が、手押し用ハンドルに上方から下向きに嵌着状となって簡単で、より確実な固定、支持を実現可能とすることができるという秀れた効果を発揮する。
さらに、ホルダー枠部が、その適所に多目的容器の適所を保持可能なサポート枠部を一体的に形成されてなるものは、同ホルダー枠部に装着した多目的容器が不要に揺動したり、簡単に離脱、脱落したりしないよう更に一段と確実な保持を可能とするものとなり、また、各装着用アーム部が、それら全外周壁か、または、それら外周壁の一部かの何れか一方に弾性皮膜を形成されてなるものは、各装着用アーム部が当該医療ワゴンに接触した場合にも、双方の傷付きや破損などを防止して、より安全に利用できるものとすることができるという利点が得られるものとなる。
上記したとおりの構成からなるこの発明の実施に際し、その最良もしくは望ましい形態について説明を加えることにする。
所定長金属棒は、ホルダー枠部および左右一対の装着用アーム部の骨格状部分を形成可能とする機能を果たすものであって、屈曲加工を受けて塑性変形し、その形状を所定の強度をもって維持可能で、しかも耐食性に秀れた材質からなるものを選択すべきであり、例えばステンレス鋼やアルミニウム合金、チタン合金製のものなどとするのが望ましいといえるが、鍍金処理が施された鋼や真鍮製のものなどとすることが可能であり、また、ポリカーボネートやアクリル樹脂製などの合成樹脂成形品に置き換えることもできる。
所定長金属棒は、ホルダー枠部および左右一対の装着用アーム部の骨格状部分を形成可能とする機能を果たすものであって、屈曲加工を受けて塑性変形し、その形状を所定の強度をもって維持可能で、しかも耐食性に秀れた材質からなるものを選択すべきであり、例えばステンレス鋼やアルミニウム合金、チタン合金製のものなどとするのが望ましいといえるが、鍍金処理が施された鋼や真鍮製のものなどとすることが可能であり、また、ポリカーボネートやアクリル樹脂製などの合成樹脂成形品に置き換えることもできる。
ホルダー枠部は、装着用アーム部に一体化して、医療用多目的容器の外周壁適所を抱持可能にする機能を果たし、所定長金属棒の中間部分を、医療用多目的容器の抱持可能となる箇所における外周壁に沿うよう屈曲形成してなり、該多目的容器を着脱自在に装着可能とすると共に、該多目的容器を安定且つ安全に保持可能な強度を有するものとしなければならず、後述する実施例に示すように、必要箇所にサポート枠部が一体化、形成されてなるものとすることができる。
サポート枠部は、ホルダー枠部に抱持させた多目的容器の適所を保持可能とする機能を有し、多目的容器適所の外壁に沿うよう保持可能な形状としたものとするか、または、予め多目的容器適所の外壁に突設(あるいは凹設)された嵌着部分に嵌合可能な形状に設定されたものなどとすべきであり、後述する実施例に示すように、サポート枠部を形成する所定長金属棒の中間部分適所を適切な形状に折曲もしくは湾曲して一体的に形成したものとすることができる外、金属製や合成樹脂製などの別部品をサポート枠部適所に装着してなるものとすることなどが可能である。
装着用アーム部は、ホルダー枠部を当該天板外方の手押し用ハンドル近傍に安定的且つ着脱自在に装着、支持可能とするものであり、該ホルダー枠部の両がわに延びる所定長金属棒の各自由端がわを、当該ワゴン天板の幅寸法内に収まる相互間隔で、且つ同一平面内に収まるよう規制した配置とした左右一対からなり、充分な強度をもってホルダー枠部を支持可能なものとし、それら左右一対の各先端がわ部分は、装着安定構造に形成したものとしなければならず、該装着安定構造が、夫々当該所定長金属棒外周壁に被着された弾性摩擦皮膜からなるものとすることができ、後述する実施例に示すように、各弾性摩擦皮膜は例えば、軟質合成樹脂製や天然ゴム製のものなどとすることができる外、それら全外周壁か、または、それら外周壁の一部かの何れか一方に、軟質合成樹脂製または天然ゴム製などの弾性皮膜を形成されてなるものとすることが可能である。
また、装着用アーム部の各々先端がわ部分と当該ホルダー枠部との間であって手押し用ハンドルに載置状とする部分は、夫々装着安定構造になるよう形成したものとしなければならず、該装着安定構造は、天板下面や手押し用ハンドルなどとの接触部分を保護可能とすると共に、接合部分の摩擦抵抗を高める機能を果たすものであり、後述する実施例に示すように、各装着安定構造が、夫々当該所定長金属棒外周壁に被着された弾性摩擦皮膜からなるものとすることができる外、各々先端がわ部分と当該ホルダー枠部との間であって手押し用ハンドルに載置状とする部分に形成した装着安定構造が、当該所定長金属棒の該当箇所を手押し用ハンドル上方外周壁に沿って折曲形成された嵌着構造からなるものなどが想定される外、安定化に繋がる構造であれば特に限定されるものではなく、簡単なクリップなど簡単に嵌め外しの利く別体の金具に依るもの、その他とすることもできる。
弾性摩擦皮膜は、天板下面や手押し用ハンドルの上がわ外周壁などとの接合部分の摩擦係数を高め、ズレ動きや脱落などを防止可能とするものであり、多目的容器の保持荷重に耐えるよう充分な強度を有するものとしなければならず、後述している実施例に示すように、例えば軟質合成樹脂製や天然ゴム製などとするのが望ましい。
嵌着構造は、各々先端がわ部分と当該ホルダー枠部との間であって、手押し用ハンドルに載置状とする部分を手押し用ハンドルに嵌着状に搭載可能とするものであり、後述する実施例にも示すように、当該所定長金属棒の該当箇所を手押し用ハンドル上方外周壁に沿って折曲形成されたものとすべきであるが、反転U字型または横転C字型などの手押し用ハンドルに嵌着状に搭載可能な形状に成型された合成樹脂製部品を一体的に設けてなるものとすることができる。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
図1の多目的容器装着具の平面図、図2の多目的容器装着具の側面図、図3の医療ワゴンに装着する多目的容器装着具の斜視図、図4の医療ワゴンに装着した多目的容器装着具の斜視図、図5の多目的容器装着具に装着する医療用多目的容器の斜視図、図6の多目的容器装着具に装着した医療用多目的容器の斜視図、図7の医療用多目的容器を装着した多目的容器装着具の平面図、および、図8の医療用多目的容器を装着した多目的容器装着具の側面図に示す事例は、所定長金属棒10の中間部分11をホルダー枠部2に形成し、該ホルダー枠部2の各自由端がわ12,12を、左右一対の装着用アーム部3,3にした上、それら装着用アーム部3,3の先端がわ部分30,30、および各々先端がわ部分30,30と当該ホルダー枠部2との間であって手押し用ハンドル52に載置状とする部分31,31を、夫々装着安定構造4,4,……に形成してなるものとした、この発明の医療ワゴン用の多目的容器装着具における代表的な一実施例を示すものである。
それら各図からも明確に把握できるとおり、この発明の医療ワゴン用の多目的容器装着具1は、所定強度を有するステンレス鋼製の所定長金属棒10の中間部分11を、開閉自在な上蓋62を有する平面断面長円形の上部開口61から、底部63に向けて縮小する勾配の外周壁60に形成された合成樹脂製多目的容器6の平断面外周壁60に沿うよう屈曲し、上下方向に開口した平面形長円形のホルダー枠部2に形成すると共に、該ホルダー枠部2の両がわに延びる各自由端がわ12,12を、装着対象となる医療用ワゴン5天板50の下面51と、該下面51より僅かに下方位で、同天板50外周よりも外方となる所定位置に横設状配置とした手押し用ハンドル52との上下間に差し込み可能、且つ該天板50の幅寸法内に収まる相互間隔で、同一平面内に収まるよう規制した配置としてなる左右一対の装着用アーム部3,3に形成した上、それら装着用アーム部3,3の先端がわ部分30,30、および各々先端がわ部分30,30と当該ホルダー枠部2との間であって当該手押し用ハンドル52に載置状とする部分31,31に、夫々装着安定構造4である軟質合成樹脂製の弾性摩擦皮膜40,40,……を一体的に被着し、また、各装着用アーム部3,3の先端がわ部分30,30と当該ホルダー枠部2との間であって、各装着安定構造4である弾性摩擦皮膜40,40,……間に相当する中途範囲外周壁には、各弾性摩擦皮膜40,40,……よりも外径の細い軟質合成樹脂パイプ製の弾性皮膜32を被着してなるものである。
図9の多目的容器装着具の平面図、図10の多目的容器装着具の側面図、図11の医療ワゴンに装着する多目的容器装着具の斜視図、図12の多目的容器装着具に装着する医療用多目的容器の斜視図、図13の医療用多目的容器を装着した多目的容器装着具の斜視図、図14の医療用多目的容器を装着した多目的容器装着具の平面図、および、図15の医療用多目的容器を装着した多目的容器装着具の側面図に示す事例は、前記実施例1の医療ワゴン用の多目的容器装着具1のホルダー枠部2、および、左右一対の装着用アーム部3,3の各先端がわ部分30,30と該ホルダー枠部2との間であって、手押し用ハンドル52に載置状とする部分31,31に形成した装着安定構造4,4を嵌着構造41,41に形成してなる、この発明の医療ワゴン用の多目的容器装着具における代表的な他の実施例を示すものである。
図9ないし図15の各図からも明確に把握できるとおり、この発明の医療ワゴン用の多目的容器装着具1のホルダー枠部2は、所定長金属棒10の中間部分11を、奥行き方向に長い矩形筐体状であって、同奥行き方向に開閉自在な抽斗64を有する医療用多目的容器6の抱持箇所外周壁60に沿うよう矩形状に屈曲加工して、左右一対の装着用アーム部3,3より下方に向けて折曲し、水平方向に開口したものとするよう形成してあり、また、左右一対の装着用アーム部3,3と該ホルダー枠部2との間であって、手押し用ハンドル52に載置状とする部分31,31の所定長金属棒10の該当箇所であって装着安定構造4,4となる部分は夫々、該手押し用ハンドル52上方外周壁に沿って折曲形成された嵌着構造41,41からなるものとしている。
そして、図16の多目的容器装着具の平面図、図17の多目的容器装着具の側面図、図18の医療ワゴンに装着する多目的容器装着具の斜視図、図19の多目的容器装着具に装着する医療用多目的容器の斜視図、図20の医療用多目的容器を装着した多目的容器装着具の斜視図、図21の医療用多目的容器を装着した多目的容器装着具の平面図、および、図22の医療用多目的容器を装着した多目的容器装着具の側面図に示す事例ように、前記図9ないし図15中に示した医療ワゴン用の多目的容器装着具1のホルダー枠部2に、当該所定長金属棒10中間部分11の中央を、医療用多目的容器6の底部63(外周壁60)に倣ったU字形状に屈曲してサポート枠部20に形成してなるものとすることが可能である。
(実施例1の作用)
以上のとおりの構成からなるこの発明の医療ワゴン用の多目的容器装着具1は、図3ないし図8中に順次示すとおり、左右一対の装着用アーム部3,3を各先端がわから医療用ワゴン5天板50下面51と手押し用ハンドル52との上下間に差し込み、同一対の装着用アーム部3,3の各先端がわ部分30,30の各装着安定構造4,4弾性摩擦皮膜40,40が該天板50下面51に高摩擦状態に接合すると共に、各々先端がわ部分30,30と該ホルダー枠部2との間であって当該手押し用ハンドル52に載置状とする部分31,31の各装着安定構造4,4弾性摩擦皮膜40,40が、同手押し用ハンドル52の上がわ外周壁に高摩擦状態に接合状となるよう搭載されたものとした上、該ホルダー枠部2を手押し用ハンドル52よりも外がわに張り出し、上下方向に開口するよう、水平姿勢状に支持するようにして装着可能とする。
以上のとおりの構成からなるこの発明の医療ワゴン用の多目的容器装着具1は、図3ないし図8中に順次示すとおり、左右一対の装着用アーム部3,3を各先端がわから医療用ワゴン5天板50下面51と手押し用ハンドル52との上下間に差し込み、同一対の装着用アーム部3,3の各先端がわ部分30,30の各装着安定構造4,4弾性摩擦皮膜40,40が該天板50下面51に高摩擦状態に接合すると共に、各々先端がわ部分30,30と該ホルダー枠部2との間であって当該手押し用ハンドル52に載置状とする部分31,31の各装着安定構造4,4弾性摩擦皮膜40,40が、同手押し用ハンドル52の上がわ外周壁に高摩擦状態に接合状となるよう搭載されたものとした上、該ホルダー枠部2を手押し用ハンドル52よりも外がわに張り出し、上下方向に開口するよう、水平姿勢状に支持するようにして装着可能とする。
こうして医療用ワゴン5に装着した当該多目的容器装着具1のホルダー枠部2には、図5ないし図8中に示すように、上方から上蓋62開閉型の多目的容器6を着脱自在に落とし込み状装着可能であり、該多目的容器6のホルダー枠部2抱持部分直上付近の外周壁60に一体成型して有る左右一対の下向き係合用舌片部65,65が、夫々ホルダー枠部2に繋着状とすることが可能で、しかも該多目的容器6の上蓋62を2分割開閉可能となるようにし、それらに対応するよう同容器6内に仕切り壁(図示せず)を形成して衛生ゴミ、不衛生ゴミを分別して収容可能なものとなる。
(実施例2の作用)
この発明の医療ワゴン用の多目的容器装着具1は、図11ないし図15中に順次示すように、左右一対の装着用アーム部3,3を各先端がわから医療用ワゴン5天板50下面51と手押し用ハンドル52との上下間に差し込み、同一対の装着用アーム部3,3の各先端がわ部分30,30の各弾性摩擦皮膜40,40が該天板50下面51に高摩擦状態に接合すると共に、各々先端がわ部分30,30と該ホルダー枠部2との間であって、当該手押し用ハンドル52に載置状とする部分31,31の各装着安定構造4,4嵌着構造41,41が同手押し用ハンドル52の上がわ外周壁に嵌着状となって搭載されたものとした上、該ホルダー枠部2を手押し用ハンドル52の外がわ直下に垂れ下げて水平方向に開口するよう、鉛直姿勢状に吊り下げ装着可能である。
この発明の医療ワゴン用の多目的容器装着具1は、図11ないし図15中に順次示すように、左右一対の装着用アーム部3,3を各先端がわから医療用ワゴン5天板50下面51と手押し用ハンドル52との上下間に差し込み、同一対の装着用アーム部3,3の各先端がわ部分30,30の各弾性摩擦皮膜40,40が該天板50下面51に高摩擦状態に接合すると共に、各々先端がわ部分30,30と該ホルダー枠部2との間であって、当該手押し用ハンドル52に載置状とする部分31,31の各装着安定構造4,4嵌着構造41,41が同手押し用ハンドル52の上がわ外周壁に嵌着状となって搭載されたものとした上、該ホルダー枠部2を手押し用ハンドル52の外がわ直下に垂れ下げて水平方向に開口するよう、鉛直姿勢状に吊り下げ装着可能である。
こうして医療用ワゴン5に装着した当該多目的容器装着具1のホルダー枠部2には、図12ないし図15中に示すように、外がわから抽斗64開閉型の多目的容器6を着脱自在に装着可能であり、該抽斗64内に複数ほ仕切り壁を設ければ、複数種類の医療器具類や薬品類などを分類収納可能となる。
また、図16ないし図22中に示すように、この発明の医療ワゴン用の多目的容器装着具1は、そのホルダー枠部2にサポート枠部20を一体化形成してあり、矩形箱状の多目的容器6の底部63(外周壁60)を、該サポート枠部20が安定的に支持するものとなる。
(実施例1の効果)
以上のような構成からなる実施例1の医療ワゴン用の多目的容器装着具1は、既述したこの発明の効果の項で記載の特徴に加え、図6および図8に示すように、ホルダー枠部2に医療用多目的容器6左右の下向き係合用舌片部65,65を係合するよう装着可能としてあり、不用意な脱落を一層確実に防止することができ、また、該多目的容器6を使い捨て可能なものとすれば、感染性医療廃棄物を別の容器に移し替える必要がなくなり、より安全に廃棄処理できるものとなる。
以上のような構成からなる実施例1の医療ワゴン用の多目的容器装着具1は、既述したこの発明の効果の項で記載の特徴に加え、図6および図8に示すように、ホルダー枠部2に医療用多目的容器6左右の下向き係合用舌片部65,65を係合するよう装着可能としてあり、不用意な脱落を一層確実に防止することができ、また、該多目的容器6を使い捨て可能なものとすれば、感染性医療廃棄物を別の容器に移し替える必要がなくなり、より安全に廃棄処理できるものとなる。
(実施例2の効果)
実施例2の医療ワゴン用の多目的容器装着具1は、前記この発明の効果の項に記載した特徴に加え、図16ないし図22に示すように、ホルダー枠部2の所定長金属棒10中間部分11を屈曲してサポート枠部20を一体化形成してあり、該サポート枠部20専用の別部品を製造する必要がなく、廉価で簡素なものとすることができる上、高い耐久強度を確保できるという秀れた効果を発揮するものとなる。
実施例2の医療ワゴン用の多目的容器装着具1は、前記この発明の効果の項に記載した特徴に加え、図16ないし図22に示すように、ホルダー枠部2の所定長金属棒10中間部分11を屈曲してサポート枠部20を一体化形成してあり、該サポート枠部20専用の別部品を製造する必要がなく、廉価で簡素なものとすることができる上、高い耐久強度を確保できるという秀れた効果を発揮するものとなる。
叙述の如く、この発明の医療ワゴン用の多目的容器装着具は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、従前からの感染性医療破棄物用の処理容器類などの医療用ワゴンに関連する技術に比較して製造も容易で、何よりも構造が簡素で各段に容易に製造することができる上、衛生的に保つことが容易で、安全で経済的なものとすることができ、しかも取付ネジなどを一切設けず、医療用ワゴンへの脱着も簡便であり院内感染の確実な防止の為に、使い捨てにも簡単且つ経済的に対応可能であり、これまで衛生管理に多大な労力と経費とを費やしてきた病院や各種研究所などにおいても高く評価されることとなり、広範に利用、普及が図られていくことになるものと予想される。
図面は、この発明の医療ワゴン用の多目的容器装着具の技術的思想を具現化した代表的な幾つかの実施例を示すものである。
多目的容器装着具を示す平面図である。
多目的容器装着具を示す側面図である。
医療ワゴンに装着する多目的容器装着具を示す斜視図である。
医療ワゴンに装着した多目的容器装着具を示す斜視図である。
医療用多目的容器を装着する多目的容器装着具を示す斜視図である。
医療用多目的容器を装着した多目的容器装着具を示す斜視図である。
医療用多目的容器を装着した多目的容器装着具を示す平面図である。
医療用多目的容器を装着した多目的容器装着具を示す側面図である。
多目的容器装着具を示す平面図である。
多目的容器装着具を示す側面図である。
医療ワゴンに装着する多目的容器装着具を示す斜視図である。
多目的容器装着具に装着する医療用多目的容器を示す斜視図である。
医療用多目的容器を装着した多目的容器装着具を示す斜視図である。
医療用多目的容器を装着した多目的容器装着具を示す平面図である。
医療用多目的容器を装着した多目的容器装着具を示す側面図である。
サポート枠部を有する多目的容器装着具を示す平面図である。
サポート枠部を有する多目的容器装着具を示す側面図である。
医療ワゴンに装着する多目的容器装着具を示す斜視図である。
多目的容器装着具に装着する医療用多目的容器を示す斜視図である。
医療用多目的容器を装着した多目的容器装着具を示す斜視図である。
医療用多目的容器を装着した多目的容器装着具を示す平面図である。
医療用多目的容器を装着した多目的容器装着具を示す側面図である。
1 医療ワゴン用の多目的容器装着具
10 同 所定長金属棒
11 同 中間部分
12 同 自由端がわ
2 ホルダー枠部
20 同 サポート枠部
3 装着用アーム部
30 同 先端がわ部分
31 同 手押し用ハンドルに載置状とする部分
32 同 弾性皮膜
4 装着安定構造
40 同 弾性摩擦皮膜
41 同 嵌着構造
5 医療用ワゴン
50 同 天板
51 同 下面
52 同 手押し用ハンドル
6 医療用多目的容器
60 同 外周壁
61 同 上部開口
62 同 上蓋
63 同 底部
64 同 抽斗
65 同 下向き係合用舌片部
10 同 所定長金属棒
11 同 中間部分
12 同 自由端がわ
2 ホルダー枠部
20 同 サポート枠部
3 装着用アーム部
30 同 先端がわ部分
31 同 手押し用ハンドルに載置状とする部分
32 同 弾性皮膜
4 装着安定構造
40 同 弾性摩擦皮膜
41 同 嵌着構造
5 医療用ワゴン
50 同 天板
51 同 下面
52 同 手押し用ハンドル
6 医療用多目的容器
60 同 外周壁
61 同 上部開口
62 同 上蓋
63 同 底部
64 同 抽斗
65 同 下向き係合用舌片部
Claims (7)
- 天板の僅かに下方位で、同天板外周よりも外方となる所定位置に横設状配置とした手押し用ハンドルを有するワゴンの、当該天板下面と手押し用ハンドルとの上下間に差し込み可能で所定強度を有する所定長金属棒の中間部分を、医療用多目的容器の抱持可能となる箇所における外周壁に沿うよう屈曲形成してホルダー枠部に形成すると共に、該ホルダー枠部の両がわに延びる各自由端がわを、当該ワゴン天板の幅寸法内に収まる相互間隔で、且つ同一平面内に収まるよう規制した配置としてなる左右一対の装着用アーム部にした上、それら装着用アーム部の先端がわ部分、および各々先端がわ部分と当該ホルダー枠部との間であって手押し用ハンドルに載置状とする部分を、夫々装着安定構造に形成してなるものとしたことを特徴とする医療ワゴン用の多目的容器装着具。
- 天板の僅かに下方位で、同天板外周よりも外方となる所定位置に横設状配置とした手押し用ハンドルを有するワゴンの、当該天板下面と手押し用ハンドルとの上下間に差し込み可能で所定強度を有する所定長金属棒の中間部分を、医療用多目的容器の抱持可能となる箇所における平断面外周壁に沿うよう屈曲形成して、上下方向に開口したホルダー枠部に形成すると共に、該ホルダー枠部の両がわに延びる各自由端がわを、当該ワゴン天板の幅寸法内に収まる相互間隔で、且つ同一平面内に収まるよう規制した配置としてなる左右一対の装着用アーム部にした上、それら装着用アーム部の先端がわ部分、および各々先端がわ部分と当該ホルダー枠部との間であって手押し用ハンドルに載置状とする部分を、夫々装着安定構造に形成し、当該天板外方の手押し用ハンドル近傍に、上蓋開閉型であって上部開口から底部に向けて縮小する勾配の外周壁に形成された多目的容器を着脱自在に落とし込み状装着可能としてなるものとしたことを特徴とする医療ワゴン用の多目的容器装着具。
- 天板の僅かに下方位で、同天板外周よりも外方となる所定位置に横設状配置とした手押し用ハンドルを有するワゴンの、当該天板下面と手押し用ハンドルとの上下間に差し込み可能で所定強度を有する所定長金属棒の中間部分を、医療用多目的容器の抱持可能となる箇所における外周壁に沿うよう屈曲形成して、水平方向に開口したホルダー枠部に形成すると共に、該ホルダー枠部の両がわに延びる各自由端がわを、当該ワゴン天板の幅寸法内に収まる相互間隔で、且つ同一平面内に収まるよう規制した配置としてなる左右一対の装着用アーム部にした上、それら装着用アーム部の先端がわ部分、および各々先端がわ部分と当該ホルダー枠部との間であって手押し用ハンドルに載置状とする部分を、夫々装着安定構造に形成し、当該天板外方の手押し用ハンドル近傍に、抽斗開閉型の多目的容器を着脱自在に装着可能としてなるものとしたことを特徴とする医療ワゴン用の多目的容器装着具。
- 各装着安定構造が、夫々当該所定長金属棒外周壁に被着された弾性摩擦皮膜からなるものとした、請求項1ないし3何れか一項記載の医療ワゴン用の多目的容器装着具。)
- 各装着用アーム部の先端がわ部分に形成した装着安定構造が、当該所定長金属棒外周壁に被着された弾性摩擦皮膜からなるものとし、また、各々先端がわ部分と当該ホルダー枠部との間であって手押し用ハンドルに載置状とする部分に形成した装着安定構造が、当該所定長金属棒の該当箇所を手押し用ハンドル上方外周壁に沿って折曲形成された嵌着構造からなるものとした、請求項1ないし3何れか一項記載の医療ワゴン用の多目的容器装着具。
- ホルダー枠部が、その適所に多目的容器の適所を保持可能なサポート枠部を一体化、形成されてなるものとした、請求項1ないし5何れか一項記載の医療ワゴン用の多目的容器装着具。
- 各装着用アーム部が、それら全外周壁か、または、それら外周壁の一部かの何れか一方に弾性皮膜を形成されてなるものとした、請求項1ないし6何れか一項記載の医療ワゴン用の多目的容器装着具。
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