JP2010244387A - 個人認証媒体を用いた食品アレルギー情報提供システム及び食品アレルギー情報提供方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ストランなどにおいて出されたメニューについて自身のアレルギー情報を知る事ができる、利用者にとって利便性の高い食品アレルギー情報提供システムを提供すること。
【解決手段】個人認証媒体により認証される個人に対して、端末に表示された食品についての食品アレルギー情報を提供する食品アレルギー情報提供システムであって、端末に接続されたサーバを有し、該サーバは、個人認証媒体に記録された遺伝子情報と、前記食品に含まれる食材の食品アレルギー遺伝子情報とを照合することにより食品に対するアレルギー反応の有無を通知することを特徴とする食品アレルギー情報提供システムとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、レストランなどで食品を提示した際に食品アレルギー情報を提供するためのシステムに関する。
従来、食品アレルギー情報は、レストランなどの食品提供者がその食材内容や食品アレルギー情報を開示していない限り、顧客が口にする食材に関する食品アレルギー情報を手に入れることはできなかった。また、加工された食品、例えばスープの素などの場合はシェフの方ですらも内容物の詳細を知らないで調理している場合が多い。この為、食品アレルギーをもつ顧客はそのアレルギー情報を知らずに口にしてしまうおそれもあった。
一方で、近年、ヒト遺伝子の解明に伴い、SNP(Single Nucleotide Polymorphism:一塩基多型)の解析が大量に実施できるようになり、全ゲノムを体系的に関連解析することが可能となった。このSNPを解析することでアレルギー疾患発症関連遺伝子の解析も進められている。例えばこの解析にはインターロイキン4や13など多くの有力なアレルギー発症関連遺伝子が報告されており、これを利用して薬剤への感受性の検査方法が特許文献1に開示されている。しかし、アレルギー発症関連遺伝子診断は、現状では社会的環境が未整備であるため臨床などに応用されていないもの、近い将来には診断の主流になっていくものと考えられる。
このようなアレルギーに関するSNP等の遺伝子多型において、例えば食品アレルギーに関する情報があれば、食前にそれを知ることで、顧客個人のアレルギー反応を知ることができるであろうし、そのリスクを低減できる。
例えば、その様な個人に対応可能なアレルギーに関する情報提供手法が、特許文献2、3に開示されている。特許文献2に開示の方法では、利用者がそのメニュー情報を端末などでアレルギー情報を得られるが、事前にアレルギー情報を登録しなければならず不便である。さらにメニュー情報を取得しようと顧客の端末からデータベース(以下、DB)にアクセスする必要があるため、通信手段が必要である。
さらに、特許文献3に開示の方法では、食材に関するメニュー記憶手段と利用者の特性情報記憶手段とを近距離無線通信で利用者の携帯端末へ送信する手段だが、予め分かっているアレルギー情報を登録する必要があり不便である。つまり、食材に各々に対するアレルギー情報はあっても、自身のアレルギー感受性の遺伝子に関しては無いため、アレルギー反応を生じるごとに、その食材情報をそのつど登録する必要がある。したがって、食品アレルギー反応に関連遺伝子では、将来的にアレルギー反応が出るリスクを抱えており、遺伝子に関するアレルゲン情報は必要となってくる。
一方、上記に示すように、例えばアレルゲンとしての食材と個人の遺伝情報との関連情報が将来的に解明されるようになれば、一度個人が自分の全ゲノム配列情報を登録しておけば、逐一アレルゲン情報を個人が登録する必要も無く、そのアレルゲンと遺伝子多型との関連情報が明らかとなった後、アップデートされる情報を、何らかの形で受け取ることが望ましい。
特開2007−135489号公報 特開2005−18181号公報 特開2007−87319号公報
そこで本発明の課題は、レストランなどにおいて出されたメニューについて自身のアレルギー情報を知る事ができる、利用者にとって利便性の高い食品アレルギー情報提供システムを提供することである。特に、上記従来例の有する不都合を改善し、利用者に安心感を与えることができる食品アレルギー情報提供システムを提供することをその目的とする。
前述した目的を達成するために第1の発明は、個人認証媒体により認証される個人に対して、端末に表示された食品についての食品アレルギー情報を提供する食品アレルギー情報提供システムであって、端末に接続されたサーバを有し、該サーバは、個人認証媒体に記録された遺伝子情報と、前記食品に含まれるアレルギー物質情報と、アレルギー応答性遺伝子情報とを照合することにより食品に対するアレルギー反応の有無を判定することを特徴とする食品アレルギー情報提供システムである。
また第2の発明は、前記個人認証媒体には遺伝子情報が暗号化されて記録されていることを特徴とする請求項1記載の食品アレルギー情報提供システムである。
また第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記端末に接続されたサーバが、食品に含まれるアレルギー物質情報を格納した食材情報データベース及び公開されたアレルギー応答性遺伝子情報データベースに接続され、食材情報データベースに格納された食品に含まれるアレルギー物質情報を公開されたアレルギー応答性遺伝子情報データベースと照合することにより抽出された食品に含まれる食材の食品アレルギー遺伝子情報と、個人認証媒体に記録された遺伝子情報とを照合することよってことを特徴とする食品アレルギー情報提供システムである。
また第4の発明は、第1又は第2の発明において、前記端末に接続されたサーバが、食品に含まれるアレルギー物質情報を格納した食材情報データベース及び公開されたアレルギー応答性遺伝子情報データベースに接続され、個人認証媒体に記録された遺伝子情報を公開されたアレルギー応答性遺伝子情報データベースと照合することにより抽出された個人アレルギー遺伝子情報と、食材情報データベースに格納された食品に含まれるアレルギー物質情報とを照合することを特徴とする食品アレルギー情報提供システムである。
また第5の発明は、個人認証媒体により認証される個人に対して、端末に表示された食品についての食品アレルギー情報を提供する食品アレルギー情報提供システムであって、端末に接続された第一のサーバと、個人遺伝子配列情報を格納したデータベースに接続された第二のサーバとを有し、第一のサーバは個人認証データを第二のサーバに送り、第二のサーバは前記個人遺伝子配列情報を格納したデータベースから前記個人認証データに対応する個人遺伝子配列情報を抽出し、該個人遺伝子配列情報と、前記食品に含まれるアレルギー物質情報と、アレルギー応答性遺伝子情報とを照合することにより食品に対するアレルギー反応の有無を判定することを特徴とする食品アレルギー情報提供システムである。
また第6の発明は、第5の発明において、前記第一のサーバが、食品に含まれるアレルギー物質情報を格納した食材情報データベースに接続され、前記第二のサーバが、公開されたアレルギー応答性遺伝子情報データベースに接続され、食材情報データベースに格納された食品に含まれるアレルギー物質情報を公開されたアレルギー応答性遺伝子情報データベースと照合することにより抽出された食品に含まれる食材の食品アレルギー遺伝子情報と、個人認証媒体に記録された遺伝子情報とを照合することを特徴とする請求項5記載の食品アレルギー情報提供システム。
また第7の発明は、第5の発明において、前記第一のサーバが、食品に含まれるアレルギー物質情報を格納した食材情報データベース及び公開されたアレルギー応答性遺伝子情報データベースに接続され、個人認証媒体に記録された遺伝子情報を公開されたアレルギー応答性遺伝子情報データベースと照合することにより抽出された個人アレルギー遺伝子情報と、食材情報データベースに格納された食品に含まれるアレルギー物質情報とを照合することを特徴とする請求項6記載の食品アレルギー情報提供システムである。
また第8の発明は、上記食品アレルギー情報提供システムのいずれかを用いた食品アレルギー情報提供方法である。
本発明によれば、本発明の食品アレルギー情報提供システムでは、あらかじめデータベース化した個人遺伝子配列情報に基づいて、顧客が自らアレルギー情報を登録することなく、顧客一人一人に対応した食品アレルギー情報を提供することができる。また、個人の遺伝子配列情報に応じた食品アレルギー情報であるため、顧客が食品アレルギーを持つたびにそれに対する食材情報を登録する必要がなくなる。
本発明の実施の形態に係る食品アレルギー情報提供システムの構成を示す模式図 本発明の実施の形態に係る食品アレルギー情報提供システムの構成を示す模式図 本発明の別の実施の形態に係る食品アレルギー情報提供システムの構成を示す模式図 本発明の別の実施の形態に係る食品アレルギー情報提供システムの構成を示す模式図
図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の1実施の形態に係る遺伝子情報を用いた食品アレルギー情報提供システムの構成図である。本発明の食品アレルギー情報提供システムによれば、個人の遺伝子情報と、前記食品に含まれるアレルギー物質情報と、アレルギー応答性遺伝子情報とを照合し、顧客のアレルギー反応の有無を食事前に検出することができる。以下、図1に示した本発明の食品アレルギー情報提供システムについて、各顧客1の食品アレルギー情報を管理する個人情報管理側3と、食品提供時に各顧客に対応した食品アレルギー情報を提供する食品提供側6とに分けて説明する。
まず個人情報管理側3のシステムについて説明する。個人情報管理側では、シーケンサ等を用いて、顧客1から提供されたDNA2を解析し、個人の遺伝子配列情報を電子データ化して個人遺伝子配列情報DB3cに格納する。
次に、個人遺伝子配列情報DB3cを利用して、ICカード等の個人認証媒体5を作成される。本発明における個人認証媒体5は、個人情報管理側サーバを介して個人遺伝子配列情報DB3cから抽出された、食品アレルギーに関する有益な遺伝子情報が記録される。なおここでの遺伝子情報では、作成段階で公開されているアレルギー応答性遺伝子情報のみならず、将来的にアレルギー応答性遺伝子と判明される遺伝子情報を含む、DNA配列から不要な部分を取り除いた遺伝子情報である。顧客は本人の遺伝子情報を記録した上記個人認証媒体5を保持する。
上記の個人認証媒体作成工程3aでは、サーバ3bから送られる顧客1の遺伝子情報を基に暗号を作成し、この暗号を用いて、所定の情報を暗号化し、個人認証媒体5に書き込む。ここで所定の情報は、個人認証媒体に書き込むべき個人の情報等である。なお、個人遺伝子配列情報DB3c、個人情報管理側サーバ3b、個人認証媒体作成工程はそれぞれ別個に管理されていても良い。
個人認証媒体5は、サーバ3bから送られる顧客1の遺伝子情報を基に論理的に暗号を作成し、その暗号を用いて情報を暗号化し、この情報を個人認証媒体5に書き込んで、個人認証媒体を作成する。この個人認証媒体5は、レストランなどの店舗におけるマイレージサービスカード等として併用して用いてもよい。尚、個人認証媒体の作成においては、遺伝子の全部又は一部をインクに混ぜ、このインクを塗布することにより、個人認証媒体5を作成してもよい。また、解読用パスワードも食品アレルギー遺伝子情報を基に論理的に作成することが好ましい。
このように本実施の形態によれば、第三者が個人認証媒体5を入手しても、顧客1の遺伝子を手に入れることは、事実上不可能であるので、個人認証媒体5に書き込まれた情報を解読することができず、認証におけるセキュリティが飛躍的に向上する。
次に、食品提供側について説明する。食品提供側のDBでは、食品6d群(メニュー)についての情報を食材情報DB6aに格納しておく。食材にアレルギー物質が含まれる場合、食材情報その情報が含まれている。食材情報DB6aはネットワークにより食品提供側サーバ6bと接続され、食品提供側サーバ6bは公開されたアレルギー応答性遺伝子情報DB4とも接続されている。当該サーバにおいて、食材情報DB6aと、アレルギー応答性遺伝子情報DB4との照合により、アレルギー応答性遺伝子と食材との関連が分かるように食品アレルギー遺伝子情報としてタグ付けされる。また、アレルギー応答性遺伝子と食材との関連づけた食品アレルギー遺伝子情報DBをあらかじめ作成しておいても良い。照会されるたびに2つのDBを紹介する必要がなくなるため、処理速度を向上させることができる。なおサーバ、端末、各DBを結ぶネットワークは、例えばインターネットである。
食品アレルギー遺伝子情報は、食品アレルギーに関する情報を保持する。食品アレルギーに関する情報とは、食品、食品由来の物質、化学調味料等の情報である。例えば、ある特定の食品アレルギー遺伝子情報を持つ個人の場合、特定のアレルギーになり易い等の情報が個人の食品アレルギー遺伝子情報として保持される。
アレルギー応答性遺伝子情報DB4は、例えば、民間のゲノム解析会社などが作製しても良いし、将来的に遺伝子配列の意味が分かるにつれて、たとえば米国NIHなどの公開情報となったときにそれを利用しても良い。
顧客1は、レストランなどにおいて、メニュー選択の際に、個人認証媒体5を利用して食品アレルギー情報を入手する。個人認証媒体5を利用する際、解読用のパスワードを読み取り機に入力する。遺伝情報を暗号化する論理計算式は、食品提供側サーバ内に保存されているため、顧客が個人認証媒体を利用する際に、個人認証媒体から読み取ったデータから論理計算を行うことにより出されたパスワードと、顧客が入力したパスワードが一致した際のみに、情報の引き出しが可能となるようにすると良い。上記の方法により、第三者がカードを取得して、カードを分析することによってパスワードを入手する恐れはなく、また、遺伝情報を基に論理的にパスワードを設定することにより、個人ごとに算出されるパスワードの規則性がなくなるため、第三者がパスワードを入手するのは極めて困難とすることができる。
食品提供側サーバ6bは個人認証媒体5から読み取った顧客1の遺伝子情報と、端末上に示された食品6dに含まれる食材の食品アレルギー遺伝子情報とを照合することにより顧客1が遺伝子疾患を有しているか否かを判定でき、メニュー3dに含まれる食材に対するアレルギー反応があれば、例えば端末上に表示することにより顧客1に通知する。なお図1に示す食品アレルギー情報提供システムの場合、個人遺伝子配列情報DB3cは、食品提供側3のネットワークから独立していることから、食品提供側からは個人遺伝子配列情報DB3cにはアクセスできないようにすることができ、レストランなどの食品提供側には個人情報がもれることは無い。
また個人の遺伝子情報と、食材の食品アレルギー遺伝子情報とを照合する別の方法として。図2に示すようにアレルギー応答性遺伝子と食材とを関連づけた食品アレルギー遺伝子情報の代わりに、個人認証媒体5から読み取った顧客1の遺伝子情報と、アレルギー応答性遺伝子情報DB4に格納されているアレルギー応答性遺伝子情報との照合で一致するものを食品アレルギー遺伝子情報として抽出し、これを食材情報DB6aに格納された食材情報と照合することにより、食品に対するアレルギーの有無を判定しても良い。
以上のように、本発明の食品アレルギー情報提供システムでは、あらかじめデータベース化した個人遺伝子配列情報に基づいて、顧客が自らアレルギー情報を登録することなく、顧客一人一人に対応した食品アレルギー情報を提供することができる。
また、個人の遺伝子配列情報に応じた食品アレルギー情報であるため、顧客が食品アレルギーを持つたびにそれに対する食材情報を登録する必要がなくなる。つまり、一度遺伝子配列情報を登録すれば、二度と顧客自身がそれ以上の情報を登録するする必要が無くなる。新たに食品アレルギー遺伝子情報と遺伝子疾患の関係が判明した場合、アレルギー応答性遺伝子情報DB4が更新されると、自動的に食品アレルギー遺伝子情報が照会されることになる。
本発明の別の実施の形態を 図3に基づいて説明する。図3に示した食品アレルギー情報提供システムでは、顧客1の遺伝子情報を、個人情報管理側のサーバ3を介して照合している。従って、図1に示した食品アレルギー情報提供システムと異なり、個人認証媒体5に遺伝子情報を記録しておく必要はないが、図1同様、認証におけるセキュリティを向上させるために個人認証媒体5に記録された遺伝子情報を用いて暗号化してもよい。
図1の食品アレルギー情報提供システム同様、食品提供側の端末6cで個人認証媒体5が認証されると、顧客1の遺伝子情報と、端末上に示された食品6dに含まれる食材の食品アレルギー遺伝子情報とを照合することにより顧客1が遺伝子疾患を有しているか否かを判定し、メニュー3dに含まれる食材に対するアレルギー反応があれば、顧客1に通知する。
図3に示した食品アレルギー情報提供システムでは、食品提供側サーバ6bは照合の際に、個人認証媒体5に記録された個人ID(個人認証)で示される個人名に対応する食品アレルギー情報を個人情報管理側サーバ3bに要求する。個人情報管理側サーバ3bでは、食品提供側サーバ6bから送られた個人ID及び食材6dのデータに従って、該当する個人遺伝子配列情報DB3cを抽出し、アレルギー応答性遺伝子情報DB4との照合することで、食品アレルギー情報を個人情報管理側サーバ3bに返す。
この食品アレルギー情報提供システムでは、個人情報管理側サーバ3bからは食品アレルギー情報のみが送られ、個人遺伝子配列情報は食品提供側3に提供されないことから、食品提供側からは個人遺伝子配列情報DB3cにはアクセスできないようすることができ、食品提供側には個人情報がもれることは無い。
また個人の遺伝子情報と、食材の食品アレルギー遺伝子情報とを照合する別の方法として図1の食品アレルギー情報提供システム同様、食品提供側サーバ6bにアレルギー応答性遺伝子情報DB4を接続してもよく、アレルギー応答性遺伝子と食材との関連づけた食品アレルギー遺伝子情報DBをあらかじめ作成しておいても良い(図4)。この場合には、個人情報管理側サーバ3bには個人ID及び食品アレルギー遺伝子情報のデータが送られ、個人遺伝子配列情報DB3cと照合することにより顧客1が遺伝子疾患を有しているか否かを判定して食品提供側サーバ6bに返す。
この場合にも個人情報管理側サーバ3bからは判定結果のみが送られ、個人遺伝子配列情報DB3cは食品提供側3に提供されないことから、食品提供側からは個人遺伝子配列情報DB3cにはアクセスできないようすることができ、食品提供側には個人情報がもれることは無い。
尚、いずれの本発明の食品アレルギー情報提供システムの場合にも、顧客1自身が、サーバ3b又は6bにアクセスして、自己の食品アレルギー食材を、問い合わせることもできるようにしても良い。
また、遺伝子疾患を検出した結果の情報を個人認証媒体5に記録し、これに顧客1自身がアクセスして確認できるようにしても良い。
また、顧客1は、食品アレルギー情報提供システムを利用する場合、食生活改善サービス会社3に登録し、利用料を支払うが、特定の保険に加入すれば、この利用料を低減するようにしてもよい。
以上、詳細に説明したように本発明によれば、セキュリティ等を確実にして認証等を行える個人の遺伝子情報を用いた食品アレルギー情報提供システム等を提供することができ、レストランで出された食事などでアレルギー反応が出る前に通知することができる。
1 顧客
2 顧客のDNA
3 食品提供側
3a 遺伝子解析フロー
3b 個人情報提供側サーバ
3c 個人遺伝子配列情報データベース
3e 個人認証媒体作成フロー
4 アレルギー応答性遺伝子情報データベース
5 個人認証媒体
6 食品提供側
6a 食材情報データベース
6b 食品提供側サーバ
6c 個人認証媒体読取用端末
6d 食品

Claims (8)

  1. 個人認証媒体により認証される個人に対して、端末に表示された食品についての食品アレルギー情報を提供する食品アレルギー情報提供システムであって、
    端末に接続されたサーバを有し、該サーバは、個人認証媒体に記録された遺伝子情報と、前記食品に含まれるアレルギー物質情報と、アレルギー応答性遺伝子情報とを照合することにより食品に対するアレルギー反応の有無を判定することを特徴とする食品アレルギー情報提供システム。
  2. 前記個人認証媒体には遺伝子情報が暗号化されて記録されていることを特徴とする請求項1記載の食品アレルギー情報提供システム。
  3. 前記端末に接続されたサーバは、食品に含まれるアレルギー物質情報を格納した食材情報データベース及び公開されたアレルギー応答性遺伝子情報データベースに接続され、
    食材情報データベースに格納された食品に含まれるアレルギー物質情報を公開されたアレルギー応答性遺伝子情報データベースと照合することにより抽出された食品に含まれる食材の食品アレルギー遺伝子情報と、個人認証媒体に記録された遺伝子情報とを照合することよってことを特徴とする請求項1又は2記載の食品アレルギー情報提供システム。
  4. 前記端末に接続されたサーバは、食品に含まれるアレルギー物質情報を格納した食材情報データベース及び公開されたアレルギー応答性遺伝子情報データベースに接続され、
    個人認証媒体に記録された遺伝子情報を公開されたアレルギー応答性遺伝子情報データベースと照合することにより抽出された個人アレルギー遺伝子情報と、食材情報データベースに格納された食品に含まれるアレルギー物質情報とを照合することを特徴とする請求項1又は2記載の食品アレルギー情報提供システム。
  5. 個人認証媒体により認証される個人に対して、端末に表示された食品についての食品アレルギー情報を提供する食品アレルギー情報提供システムであって、
    端末に接続された第一のサーバと、個人遺伝子配列情報を格納したデータベースに接続された第二のサーバとを有し、第一のサーバは個人認証データを第二のサーバに送り、第二のサーバは前記個人遺伝子配列情報を格納したデータベースから前記個人認証データに対応する個人遺伝子配列情報を抽出し、該個人遺伝子配列情報と、前記食品に含まれるアレルギー物質情報と、アレルギー応答性遺伝子情報とを照合することにより食品に対するアレルギー反応の有無を判定することを特徴とする食品アレルギー情報提供システム。
  6. 前記第一のサーバは、食品に含まれるアレルギー物質情報を格納した食材情報データベースに接続され、
    前記第二のサーバは、公開されたアレルギー応答性遺伝子情報データベースに接続され、
    食材情報データベースに格納された食品に含まれるアレルギー物質情報を公開されたアレルギー応答性遺伝子情報データベースと照合することにより抽出された食品に含まれる食材の食品アレルギー遺伝子情報と、個人認証媒体に記録された遺伝子情報とを照合することを特徴とする請求項5記載の食品アレルギー情報提供システム。
  7. 前記第一のサーバは、食品に含まれるアレルギー物質情報を格納した食材情報データベース及び公開されたアレルギー応答性遺伝子情報データベースに接続され、
    個人認証媒体に記録された遺伝子情報を公開されたアレルギー応答性遺伝子情報データベースと照合することにより抽出された個人アレルギー遺伝子情報と、食材情報データベースに格納された食品に含まれるアレルギー物質情報とを照合することを特徴とする請求項6記載の食品アレルギー情報提供システム。
  8. 請求項1乃至7に記載の食品アレルギー情報提供システムを用いた食品アレルギー情報提供方法。
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