JP2010243145A - Device and method of cooling rotary kiln - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ロータリーキルン外表面の冷却に関する。 The present invention relates to cooling the outer surface of a rotary kiln.
従来、特許文献1では、ロータリーキルンに霧を噴霧して冷却する技術が開示されている。この特許文献1にあっては、圧力水と圧力空気を混合させるノズル部を設けてキルンシェル面に霧を噴霧し、キルンシェル面に衝突した水の蒸発熱によってキルンシェルを冷却している。噴霧する霧はキルンシェル面が濡れない程度のものであって、キルンシェル面において水が全量気化し、蒸発する。この技術を用いることにより、キルンシェル表面に水膜が形成されないため赤外線温度計によるキルン表面温度の測定が可能となっている。 Conventionally, Patent Document 1 discloses a technique for cooling a rotary kiln by spraying mist. In this patent document 1, the nozzle part which mixes pressure water and pressure air is provided, mist is sprayed on the kiln shell surface, and the kiln shell is cooled by the evaporation heat of the water which collided with the kiln shell surface. The sprayed mist is such that the kiln shell surface does not get wet, and the entire amount of water vaporizes and evaporates on the kiln shell surface. By using this technique, since a water film is not formed on the kiln shell surface, the kiln surface temperature can be measured with an infrared thermometer.
しかしながら特許文献1にあっては、霧が噴霧された部分に冷却効果が集中するためロータリーキルン全体を適切に冷却できないという問題があった。
本発明は上記問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、ロータリーキルン外表面の適切な冷却を可能としたロータリーキルンの冷却装置を提供することにある。
However, Patent Document 1 has a problem that the entire rotary kiln cannot be appropriately cooled because the cooling effect is concentrated on the portion where the mist is sprayed.
The present invention has been made paying attention to the above-mentioned problems, and an object of the present invention is to provide a rotary kiln cooling device capable of appropriately cooling the outer surface of the rotary kiln.
上述の目的を解決するため、本願発明では、内面に耐火物が設けられ、一端側に設けられたバーナによって燃料を燃焼させ、被処理物を加熱するロータリーキルンの冷却方法において、ロータリーキルンの回転軸より鉛直下方の外表面に向かって送風する冷却空気に霧を噴霧することとした。 In order to solve the above-described object, in the present invention, a refractory material is provided on the inner surface, a fuel is burned by a burner provided on one end side, and the object to be processed is heated in a rotary kiln cooling method. The mist was sprayed on the cooling air blown toward the outer surface vertically below.
よって、ロータリーキルン外表面を適切に冷却することができる。 Therefore, the outer surface of the rotary kiln can be appropriately cooled.
[実施の形態1]
[ロータリーキルンの概要]
ロータリーキルン1の概要につき図1および図2に基づき説明する。図1はロータリーキルン1の側面図、図2は径方向断面図である。なお、ロータリーキルン1の回転軸方向(長手方向)をy軸とし、バーナ30側をy軸負方向とする。また、鉛直上方をz軸正方向とし、y軸およびz軸に直交する径方向の軸をx軸とする。x軸正方向は図2の右側とする。
[Embodiment 1]
[Outline of rotary kiln]
An outline of the rotary kiln 1 will be described with reference to FIGS. 1 and 2. FIG. 1 is a side view of the rotary kiln 1, and FIG. 2 is a radial sectional view. In addition, let the rotating shaft direction (longitudinal direction) of the rotary kiln 1 be a y-axis, and let the
ロータリーキルン1は円筒状のキルンシェル5を有し、内周側に耐火レンガ12が設けられている。ロータリーキルン1は、図2では時計回り方向に回転するものとするが反時計回りであってもよい。耐火レンガ12の内周側には原料9が導入され、バーナ30の熱により焼成が行われる。また、ロータリーキルン1の回転軸Lよりz軸の負方向側には冷却ファン2が設けられ、この冷却ファン2からの送風によってキルンシェル5を冷却する。
The rotary kiln 1 has a
冷却ファン2からz軸正方向側に向かって冷却空気7の送風を行う。このためキルンシェル5には、円周上最もz軸負方向側の部分から冷却空気7が当たることとなる。なお、冷却ファン2は軸流ファンを用いるが、他の形式のファンであってもよい。また、冷却ファン2からの冷却空気7はロータリーキルン1のキルンシェル5のうち、回転軸Lより鉛直下方(z軸負方向側)の外表面に向かって送風すればよく、冷却空気7を当てる位置は特に限定しない。
The cooling air 7 is blown from the
冷却ファン2は複数であってy軸に対し平行、または概略平行に1列設けられている。冷却の範囲、必要能力によっては2列以上であってもよい(実施の形態4以降参照)。冷却ファン2同士の間隔は1.5〜3.0mの等間隔に設けられ、吹出し方向はz軸正方向側である。また、冷却ファン2の吹出口とキルンシェル5の距離は、0.6〜3mの範囲とする(理由は後述)。
A plurality of
冷却ファン2からは霧4を含む冷却空気7が出力され、この霧4を含む冷却空気7はバーナ30の取り付け側のキルン端部からy軸正方向側に向かって所定範囲内に少なくとも1箇所設置されるものとする。実施の形態1ではバーナ30の取り付け側のキルン端部から、ロータリーキルン1内部の耐火物表面にコーティング層13が付着する領域に前記冷却ファン2を設置することが特に好ましいが、該領域外であってもよい。
Cooling air 7 including
[冷却ファンの概要]
図3は冷却ファン2の斜視図である。冷却ファン2から空気の吹出し口の周囲にはノズル3が設けられ、このノズル3から水を吹出させて霧化し、霧4とする。
[Outline of cooling fan]
FIG. 3 is a perspective view of the
この冷却ファン2は、外表面を濡らすことなく効果的にキルンシェル5を冷却可能とするものである。具体的には、霧4の粒径をごく小さな大きさで150μm以下とし、キルンシェル5の外表面に到達するまでに蒸発させる。冷却ファン2によって冷却空気7の流れが形成され、この冷却空気7に向かって吹き出された霧4を含んだ空気流は、霧4の蒸発熱によって温度が低下する。この温度が低下した空気流がキルンシェル5に到達することにより、キルンシェル5の外表面を冷却する。
The
ノズル3は吹出し口部周囲に一定間隔で設けられ、冷却空気7の流れの中心方向(冷却ファン2の軸心方向)に向って内向きに傾斜して設置される(角度は30°〜60°)。角度が30°未満の場合は空気流の断面全体に噴霧されなくなる一方、角度が60°を越えると空気流の流れを乱し均一な空気流の妨げとなるためである。なお、ノズル3の傾斜角度は、冷却空気7の吹出し風速が早いほど大きくすればよい。
The
ノズル3の数は、必要な水量およびノズルの吐出能力に応じて決められる。冷却空気7の温度を均一に冷却するには、ノズル3を分散して設置することが効果的であり、冷却ファン2について1台当たり6〜50個ほど設けられている。5個以下では霧4が均一になり難くい。また50個を越えるとノズル3への配管が煩雑となり、さらに、冷却ファン2の空気の吹出し口に配置することは、ノズル径にもよるが、実施の形態1では物理的に困
難となるためである。
The number of
なお、霧4の粒径は10〜150μmとする。この粒径であれば、霧4は外表面に到達するまでに冷却ファン2で形成された空気流によって蒸発する。したがってキルンシェル5の外表面を濡らすことなく蒸発熱によって空気流の温度を低下させ、キルンシェル5を冷却可能とする。
The particle diameter of the
該霧滴の大きさが200μmを越えると、冷却空気7の温度でキルンシェルに到達するまでに気化しきらないものが現れ、該霧滴がキルンシェル5に衝突する恐れがある。なお、水の供給量は冷却ファン2の1台当たり30〜270l/hrである。流量は、噴霧ノズルのサイズ及び噴霧圧力によって調整する。ノズル部の噴霧圧力は0.3〜6MPaである。
If the size of the mist droplets exceeds 200 μm, some of the mist droplets cannot be vaporized before reaching the kiln shell at the temperature of the cooling air 7, and the mist droplets may collide with the
ここで、キルンシェル5の外表面の温度は通常で250〜400℃であり、冷却ファン2の元の空気温度は50〜150℃であり、このためノズル3から噴霧された霧4を、瞬時に気化させることが可能である。
Here, the temperature of the outer surface of the
また、霧4の蒸発熱によって冷却空気を生成したとしても、ノズル3からキルンシェル5までの距離が過大な場合はキルンシェル5からの放射熱によって外表面に到達する前に昇温してしまい、キルンシェル5の冷却効率が低下する。一方、ノズル3からキルンシェル5までの距離が過少であると、霧4が外表面に到達するまでの時間が短くなって蒸発するための時間を十分確保できない。したがって実施の形態1では、ノズル3からキルンシェル5までの距離は、0.6〜3mの範囲とすることが好ましい。距離が0.6m未満では蒸発時間が不十分であり、3mを超過すると冷却空気が昇温するためである。
Even if cooling air is generated by the evaporation heat of the
[キルン周囲の上昇気流と冷却効果の関係]
キルンシェル5の外表面には、ロータリーキルン1の熱による上昇気流20が形成される(図2参照)。この上昇気流20に冷却ファン2からの冷却空気7を同伴させることで、キルンシェル5外表面にわたって冷却空気7を導入し、効果的に冷却するものである。
[Relationship between the updraft around the kiln and the cooling effect]
On the outer surface of the
また、ロータリーキルン1の回転動作に伴ってキルンシェル5が時計回り方向に回転する。そのため、キルンシェル5と冷却空気7との相対運動は、ロータリーキルン1の回転軸Lよりもx軸正方向側では逆方向、x軸負方向側では順方向となる。逆方向となったx軸正方向側では冷却空気7とキルンシェル5の周速との相対速度差が大きくなるため、強制対流熱伝達速度が大きくなって冷却効果が向上する。一方、冷却空気7とキルンシェル5の回転との相対速度が順方向では、冷却空気7がキルンシェル5の回転に乗ってキルンシェル5の外表面に拡散し、効果的に外表面が冷却される。なお、霧4の蒸発熱による熱量分ほど、空気とキルンシェル5の温度差が大きく広がる。
Further, the
[バーナと冷却位置の関係]
図4はロータリーキルン1のy軸方向温度分布を示す図である。ロータリーキルン1においてはバーナ30から噴出される火炎の先端付近が最も高温となり、該火炎の存在する領域にコーティング層13が付着するが、キルンシェル5の熱的負担が大きい。そのため、上述のようにバーナ30の該火炎の先端付近に冷却ファン2を設け、冷却空気7を送風することによりキルンシェル5を効果的に冷却するものである。
[Relationship between burner and cooling position]
FIG. 4 is a diagram showing a temperature distribution in the y-axis direction of the rotary kiln 1. In the rotary kiln 1, the vicinity of the tip of the flame ejected from the
また、ロータリーキルン1の全長をYとすると、ロータリーキルン1のうちバーナ30の火炎が存在する領域は、ロータリーキルン1のバーナ30側端部から、バーナ30の火炎噴射方向(y軸正方向側)に向かってほぼ(1/3)Yの範囲内となる。
Also, assuming that the total length of the rotary kiln 1 is Y, the region of the rotary kiln 1 where the flame of the
したがって、ロータリーキルン1のバーナ30側端部から、バーナ30の火炎噴射方向(y軸正方向側)に向かってほぼ(1/3)Yの範囲内で、冷却空気7を送風することにより、ロータリーキルン1のうち最も冷却要請の高い領域を効果的に冷却するものである。
Accordingly, by blowing the cooling air 7 from the end of the rotary kiln 1 on the
なお、図1では2つの冷却ファン2を用いてキルンシェル5を冷却しているが、霧4を含む冷却空気7はバーナ30の取り付け部からy軸正方向側に向かってコーティング層13が付着する領域(またはバーナ30の火炎噴射方向に向かってほぼ(1/3)Yの領域)に1箇所以上送風すればよい(複数の場合は実施の形態4参照)。また上記領域以外の場所にあっては、適宜従来どおり霧4を含まない空冷式のファンを用いてもよい。また、設計上冷却効果を高めたい場合は、上記領域以外の場所に冷却ファン2を用いて霧4を含む冷却空気7を送風してもよい。また、冷却ファン2の個数は要求される冷却性能に合わせて適宜変更してもよい。
In FIG. 1, the
実施の形態1の効果
(1)内面に耐火物(耐火レンガ12)を有し、一端側に設けられたバーナ30によって燃料を燃焼させ、被処理物を加熱するロータリーキルンの冷却方法において、ロータリーキルン1の回転軸より鉛直下方(z軸負方向側)の外表面に向かって送風する冷却空気7に霧4を噴霧することとした。
これにより、冷却ファン2から出力される霧4を含んだ冷却空気7を、キルンシェル5外表面に発生する上昇気流20を用いて外表面にわたって導入することが可能となり、キルンシェル5を効果的に冷却することができる。また、霧4の蒸発熱によって冷却ファン2から送風される空気を冷却して冷却空気7を生成することにより、キルンシェル5外表面を濡らすことなく冷却して赤外線温度計によるキルンシェル5外表面の温度を正しく測定することができる。
Advantages of Embodiment 1 (1) In a rotary kiln cooling method in which a refractory material (refractory brick 12) is provided on the inner surface, fuel is burned by a
Thereby, it becomes possible to introduce the cooling air 7 including the
(6)被処理物は、バーナ30の熱によって融解し、耐火物の内周側表面に付着することでコーティング層13を形成し、
冷却空気7は、ロータリーキルン1の外表面であって、コーティング層13が形成される領域に1箇所以上送風されることとした。これにより、ロータリーキルン1において最も高温となるバーナ30付近を適切に冷却することができる。
(6) The object to be processed is melted by the heat of the
The cooling air 7 is air blown at one or more places on the outer surface of the rotary kiln 1 and in the region where the
(7)冷却空気7は、ロータリーキルン1の外表面であって所定範囲内に1箇所以上送風され、
この所定範囲は、ロータリーキルン1の全長をYとすると、ロータリーキルン1のバーナ30側端部から、バーナ30の火炎噴射方向に向かって(1/3)Yの範囲であることとした。
これにより、上記(6)と同様の効果を得ることができる。
(7) Cooling air 7 is the outer surface of rotary kiln 1 and is blown at one or more locations within a predetermined range.
This predetermined range is a range of (1/3) Y from the
Thereby, the effect similar to said (6) can be acquired.
(8)霧4に含まれる水滴の量を可変とすることとした。
これにより、キルンシェル5の温度によって冷却量を適宜変更することができる。
(8) The amount of water droplets contained in the
Thereby, the amount of cooling can be changed as appropriate depending on the temperature of the
(9)冷却空気7を送風する位置は複数であって、水滴の量はそれぞれの位置において独立に制御可能であることとした。
これにより、キルンシェル5において冷却量を増加させたい位置に噴射される水滴の量を適宜増加させることができる。
(9) There are a plurality of positions where the cooling air 7 is blown, and the amount of water droplets can be controlled independently at each position.
Thereby, in the
[実施の形態2]
実施の形態2につき説明する。基本構成は実施の形態1と同様である。実施の形態1では冷却ファン2からの冷却空気7をz軸正方向側に向かって送風したが、実施の形態2ではz軸に対しx軸方向側(キルンシェル5の周方向)に傾斜して送風する点で異なる。
[Embodiment 2]
The second embodiment will be described. The basic configuration is the same as in the first embodiment. In the first embodiment, the cooling air 7 from the cooling
図5は実施の形態2におけるロータリーキルン1の径方向断面図、図6は冷却ファン2による冷却位置を示す図である。図6に示すように、キルンシェル5内には耐火レンガ1
2が設けられ、その内周側で原料9が焼成されている。なお、説明のため図6では上昇気流20は省略する。
FIG. 5 is a radial sectional view of the rotary kiln 1 according to the second embodiment, and FIG. 6 is a diagram showing a cooling position by the cooling
2 is provided, and the raw material 9 is fired on the inner peripheral side thereof. For the sake of explanation, the
原料9は重力の影響により原料9はz軸負方向側に偏っているが、高温で焼成されるため原料9の表面が溶融して粘りが大きくなり、キルンシェル5の時計回り回転に伴って耐火レンガ12の炉壁面11またはコーティング層13との摩擦抵抗が増大して回転する炉壁面11によって掻き上げられる。このため、原料9はx軸負方向側において鉛直上方(z軸正方向側)に掻き上げられる。一方、原料9のx軸正方向側はキルンシェル5の時計回り回転に伴って鉛直下方(z軸負方向側)に移動する。
Although the raw material 9 is biased toward the negative z-axis side due to the influence of gravity, the surface of the raw material 9 is melted and becomes sticky because it is baked at a high temperature, and the refractory fires as the
ここで、キルンシェル5内部には高温ガス10が導入されているが、キルンシェル5のうち耐火レンガ12および/またはコーティングシェル13を介して原料9と接している位置では高温ガス10には接しない。そのためキルンシェル5は、耐火レンガ12および/またはコーティングシェル13を介して高温ガス10と直接接する高温ガス接触部D1において温度が上昇し、耐火レンガ12および/またはコーティングシェル13を介して原料と接する原料接触部D2において温度が低下する。
Here, although the
また、キルンシェル5は時計回り方向に回転するため、回転に伴って高温ガス接触部D1に接する時間が増大して温度も上昇し、x軸正方向側において原料9と接する直前の領域(高温ガス10と原料9との境界である境界領域D3)において最も高温となる。したがって、キルンシェル5ではこの境界領域D3において最も冷却要請が大きい。
Further, since the
したがって実施の形態2では、この境界領域D3を冷却するため、冷却ファン2からの冷却空気7の吹き出し方向をz軸正方向側(鉛直)からx軸正方向側に傾斜させる。これにより冷却空気7を直接境界領域D3に送風し、キルンシェル5のうち最も冷却が必要な部分を効果的に冷却するものである。なお、実施の形態2では3°〜30°傾斜させるものとするが、キルンシェル5および冷却ファン2の形状、および位置関係によって適宜変更してもよい。
Therefore, in the second embodiment, in order to cool the boundary region D3, the blowing direction of the cooling air 7 from the cooling
この傾斜角度は、ロータリーキルン1の直径に比例して大きくするが、傾斜角度が過大となるとロータリーキルン1の外周側(x軸の正、負方向側)に冷却空気が流れてしまい、キルンシェル5の上部まで到達しにくくなる。また、傾斜角度が過小となるとシェル下部に冷却空気7が直撃して局所冷却を起す一方、キルンシェル5の上部へ冷却空気7が到達しにくくなるためである。
The inclination angle is increased in proportion to the diameter of the rotary kiln 1. However, if the inclination angle is excessive, the cooling air flows to the outer peripheral side (the positive and negative directions of the x axis) of the rotary kiln 1. It becomes difficult to reach. In addition, if the inclination angle is too small, the cooling air 7 directly hits the lower part of the shell and causes local cooling, while the cooling air 7 hardly reaches the upper part of the
なお、境界領域D3はキルンシェル5の回転軸Lに対しx軸正方向側に位置するため、実施の形態1と同様に冷却空気7とキルンシェル5の回転との相対速度差が大きくなるため、強制対流熱伝達速度が大きくなって冷却効果が向上する(図5参照)。
Since the boundary region D3 is located on the positive side of the x-axis with respect to the rotation axis L of the
実施の形態2の効果
(2)冷却空気7は、鉛直軸(z軸)に対し、ロータリーキルン1の周方向に傾斜して
送風されることとした。
これにより、境界領域D3等、冷却要請の高い位置を適切に冷却することができる。
Effect of Embodiment 2 (2) The cooling air 7 is blown while being inclined in the circumferential direction of the rotary kiln 1 with respect to the vertical axis (z-axis).
Accordingly, it is possible to appropriately cool the boundary area D3 and the like where the cooling request is high.
[実施の形態3]
実施の形態3につき説明する。基本構成は実施の形態2と同様である。実施の形態2は霧4を含む冷却空気7をロータリーキルン1の周方向に傾斜させたが、実施の形態3ではロータリーキルン1の軸方向に傾斜させる点で異なる。
図7は実施の形態3におけるロータリーキルン1の側面図である。実施の形態3では、冷却ファン2をロータリーキルン1の回転軸方向(y軸方向)に傾斜させ、冷却空気7をy軸方向の所望の位置に噴射する。
[Embodiment 3]
The third embodiment will be described. The basic configuration is the same as that of the second embodiment. In the second embodiment, the cooling air 7 including the
FIG. 7 is a side view of the rotary kiln 1 according to the third embodiment. In the third embodiment, the cooling
実施の形態3の効果
(3)冷却空気7は、鉛直軸(z軸)に対し、ロータリーキルン1の軸方向に傾斜して送風されることとした。
これにより、冷却位置をロータリーキルン1の軸方向で可変とし、所望の位置を効果的に冷却することができる。
Effects of Embodiment 3 (3) The cooling air 7 is blown while being inclined in the axial direction of the rotary kiln 1 with respect to the vertical axis (z-axis).
Thereby, a cooling position can be made variable in the axial direction of the rotary kiln 1, and a desired position can be cooled effectively.
[実施の形態4]
実施の形態4につき説明する。実施の形態1〜3では冷却ファン2はy軸に対し平行又は概略平行に1列設けられていたが、実施の形態4では2列設ける点で異なる。
[Embodiment 4]
The fourth embodiment will be described. In the first to third embodiments, one row of cooling
図8は実施の形態4におけるロータリーキルン1の径方向断面図、図9は側面図である。なお、実施の形態4では冷却ファン2をy軸に対し平行又は概略平行に2列とするが、
2列以上であってもよい。
8 is a radial cross-sectional view of the rotary kiln 1 according to the fourth embodiment, and FIG. 9 is a side view. In the fourth embodiment, the cooling
There may be two or more rows.
複数の冷却ファン2はy軸に対し平行又は概略平行に設けられた2列のレール41,42上に配置され、それぞれ独立してこのレール41,42上をy軸に対し平行移動可能に設けられている。冷却空気7の送風位置を適宜移動させることで、キルンシェル5の冷却位置を適宜変更することが可能である。また、2本のレール41,42上に冷却ファン2を設けることで、冷却空気7がキルンシェル5の広い範囲に一層行き渡らせることが可能となり、冷却効率も一段と高められる。
The plurality of cooling
また、x軸正方向側のレール41に設けられた冷却ファン2をx軸正方向側冷却ファン21、x軸負方向側のレール42に設けられた冷却ファン2をx軸負方向側冷却ファン22とすると、x軸正、負方向側の各冷却ファン21,22間の距離は1m〜2mに設定される。x軸正、負方向側の各冷却ファン21,22間の距離を1m〜2mに設定することにより、キルンシェル5の下面部の全体に冷却空気7の流れが行き渡るようにするためである。このような配列により、キルンシェル5の冷却は各冷却ファン21,22からの冷却空気7によって直接、冷却が行われる。
The cooling
また実施の形態4では、実施の形態2と同様に冷却ファン2をz軸に対しx軸方向に傾斜させる。キルンシェル5の外表面に広く冷却空気7が行き渡るように、冷却ファン2の吹出し方向の傾斜角度をz軸に対して、3°〜30°ほど傾斜させる。これにより実施の
形態2と同様の効果が得られるものである。
In the fourth embodiment, similarly to the second embodiment, the cooling
実施の形態4の効果
(4)冷却空気7の送風位置は、ロータリーキルン1の回転軸(y軸方向)に対し平行移動可能であることとした。
冷却空気7の送風位置を適宜移動させることで、キルンシェル5の冷却位置を適宜変更することができる。
Effects of Embodiment 4 (4) The blowing position of the cooling air 7 can be translated with respect to the rotation axis (y-axis direction) of the rotary kiln 1.
By appropriately moving the blowing position of the cooling air 7, the cooling position of the
(5)冷却空気7は、冷却ファン2から送風され、
ロータリーキルン1の回転軸に対し平行又は概略平行なレール41,42を設け、冷却ファン2は、レール41,42上を平行移動可能に設けられることとした。
これにより、簡易な構成に基づき容易に冷却ファン2を平行移動させることができる。なお、所望により実施の形態1〜4を適宜組み合わせてもよい。
(5) The cooling air 7 is blown from the cooling
Thereby, the cooling
本発明は、ロータリーキルンを利用するあらゆる産業の炉において、キルンシェルの外表面温度を監視し、温度を基準値以下に管理する場合に適用できる技術であって、特に炉内の最高温度が高温である炉であるほど有効である。生石灰の製造、軽量骨材の製造、ドロマイトの製造、高炉ダストの還元、各種廃棄物の処理(焼却灰、廃プラスチック、廃油、廃液、廃木材、脱水汚泥等)などロータリーキルンを利用する産業は多く、いずれの産業においても、本発明を適用することができる。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention is a technique that can be applied to any industrial furnace that uses a rotary kiln to monitor the outer surface temperature of the kiln shell and manage the temperature below a reference value, and the maximum temperature in the furnace is particularly high. The furnace is more effective. There are many industries that use rotary kilns such as quicklime production, lightweight aggregate production, dolomite production, blast furnace dust reduction, and various waste treatment (incineration ash, waste plastic, waste oil, waste liquid, waste wood, dewatered sludge, etc.) In any industry, the present invention can be applied.
1 ロータリーキルン
2 冷却ファン
3 ノズル
4 霧
5 キルンシェル
7 冷却空気
9 原料
10 高温ガス
11 炉壁面
12 耐火レンガ
13 コーティング層
14 ダクト
15 吹出し口
21 冷却ファン
22 冷却ファン
30 バーナ
41 レール
42 レール
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (10)
前記ロータリーキルンの回転軸より鉛直下方の外表面に向かって送風する冷却空気に霧を噴霧すること
を特徴とするロータリーキルンの冷却方法。 In the cooling method of the rotary kiln in which the refractory is provided on the inner surface, the fuel is burned by the burner provided on one end side, and the workpiece is heated,
A method for cooling a rotary kiln, characterized in that mist is sprayed on cooling air blown toward an outer surface vertically downward from a rotary shaft of the rotary kiln.
前記冷却空気は、鉛直軸に対し、前記ロータリーキルンの周方向に傾斜して送風されること
を特徴とするロータリーキルンの冷却方法。 In the cooling method of the rotary kiln according to claim 1,
The method of cooling a rotary kiln, wherein the cooling air is blown with respect to a vertical axis while being inclined in a circumferential direction of the rotary kiln.
前記冷却空気は、鉛直軸に対し、前記ロータリーキルンの軸方向に傾斜して送風されること
を特徴とするロータリーキルンの冷却方法。 In the cooling method of the rotary kiln according to claim 1,
The method of cooling a rotary kiln, wherein the cooling air is blown with an inclination in an axial direction of the rotary kiln with respect to a vertical axis.
前記冷却空気の送風位置は、前記ロータリーキルンの回転軸に対し平行移動可能であること
を特徴とするロータリーキルンの冷却方法。 In the cooling method of the rotary kiln according to any one of claims 1 to 3,
The method for cooling a rotary kiln, wherein the cooling air blowing position is movable in parallel with the rotary axis of the rotary kiln.
前記冷却ファンは、レール上を平行移動可能に設けられること
を特徴とするロータリーキルンの冷却方法。 In the cooling method of the rotary kiln according to claim 4, a rail parallel to the rotation axis of the rotary kiln is provided, and the cooling air is blown from a cooling fan,
The method for cooling a rotary kiln, wherein the cooling fan is provided so as to be movable in parallel on a rail.
前記被処理物は、前記バーナの熱によって融解し、前記耐火物の内周側表面に付着することでコーティング層を形成し、
前記冷却空気は、前記ロータリーキルンの外表面であって、前記コーティング層が形成される領域に少なくとも1箇所送風されること
を特徴とするロータリーキルンの冷却方法。 In the cooling method of the rotary kiln according to any one of claims 1 to 5,
The object to be treated is melted by the heat of the burner and forms a coating layer by adhering to the inner peripheral surface of the refractory,
The cooling air is cooled on the outer surface of the rotary kiln, and is blown into at least one area where the coating layer is formed.
前記冷却空気は、前記ロータリーキルンの外表面であって所定範囲内に少なくとも1箇所送風され、
前記所定範囲は、前記ロータリーキルンの全長をYとすると、このロータリーキルンの前記バーナ側端部から、前記バーナの火炎噴射方向に向かって(1/3)Yの範囲であること
を特徴とするロータリーキルンの冷却方法。 In the cooling method of the rotary kiln according to any one of claims 1 to 5,
The cooling air is blown at least one place within a predetermined range on the outer surface of the rotary kiln,
The predetermined range is a range of (1/3) Y from the burner side end portion of the rotary kiln toward the flame injection direction of the burner, where Y is the total length of the rotary kiln. Cooling method.
前記霧に含まれる水滴の量を可変とすること
を特徴とするロータリーキルンの冷却方法。 In the cooling method of the rotary kiln according to any one of claims 1 to 7,
A method for cooling a rotary kiln, wherein the amount of water droplets contained in the mist is variable.
前記冷却空気の送風位置は複数であって、前記水滴の量はそれぞれの位置において独立に制御可能であること
を特徴とするロータリーキルンの冷却方法。 The method for cooling a rotary kiln according to claim 8,
The cooling method for a rotary kiln, wherein the cooling air has a plurality of blowing positions, and the amount of the water droplets can be controlled independently at each position.
冷却ファンと
を有するロータリーキルンの冷却装置において、
霧噴霧手段をさらに設け、
前記冷却ファンは、前記ロータリーキルンの回転軸より鉛直下方側の外表面に対して冷却空気を送風し、
前記霧噴霧手段は、前記冷却空気に霧を噴霧すること
を特徴とするロータリーキルンの冷却装置。 With rotary kiln,
In a rotary kiln cooling device having a cooling fan,
Further provided with a mist spraying means,
The cooling fan blows cooling air to the outer surface vertically below the rotary shaft of the rotary kiln,
The said mist spraying means sprays mist on the said cooling air. The cooling device of the rotary kiln characterized by these.
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