JP2010241415A - シートベルトタング - Google Patents

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Abstract

【課題】通常の車両使用時に時間の経過とともに乗員の周囲のウェビングを徐々に締めないようにする。
【解決手段】タング機構は、ウェビングの張力が締付荷重未満の場合、タング機構がウェビングに摺動可能に結合され、ウェビングの張力が締付荷重以上の場合、ウェビングがタング機構に対して位置を変更しないようにタング機構がウェビングの締付力を加えるように構成される。タング機構は、ウェビングの張力が締付荷重未満の場合、ウェビングに締付力が加えられないようにさらに構成される。
【選択図】図2

Description

本出願は、一般に車両の動的事象時に乗員保護を提供する車両シートベルトシステムの分野に関する。より詳細には、本開示は、シートベルトシステム用の改良されたタング機構に関する。
自動車は、シートシステムに結合された又は組み込まれたシートベルトシステムを備えてきた。シートベルトシステムは、車両の動的事象時に乗員をシートベルト又はウェビングでシートシステムに拘束し、乗員を保護する。従来のシートベルトシステムの中でも、三点式シートベルトシステムは一般に公知であり、利用されている。典型的な三点式シートベルトシステムの構成方法は、シートベルト又はウェビングの一端を車両又はシートシステムに固定して接続し、他端をシートベルトリトラクタに固定して接続し、この端部の間でタングをウェビングに摺動可能に結合することである。それから、タングは、ウェビングのアンカー及びリトラクタとの結合部の反対の座席側部に設置されるバックル機構に着脱可能に結合されてもよい。したがって、タングがバックル機構にラッチ係合されると、ウェビングは、ウェビングのアンカー及びタングとの結合部の間で乗員の膝に延在するラップ部を形成し、ウェビングのタング及びリトラクタとの結合部の間で乗員の胴部上を斜めに及び乗員の肩の上に延在するショルダー部を形成する。
乗員がシートベルトのラップ部及びショルダー部の長さを調整できるように、タング機構をウェビングの連続ループに沿って摺動可能にすることは公知である。タング及びバックル機構のラッチ係合によるベルト張力によって、シートベルトシステムのウェビングを締め付けるように駆動されるロックバーを有する締付機構を含むタング機構を構成することも公知である。締付機構を有するタング機構には、主に二つのタイプがある。第1のタイプは、シートベルトに張力が生じると締付機構が直ちにウェビングに係合する非自由落下式タングである。第2のタイプは、ウェビングによる継続的な各張力によって徐々に締付機構と係合するタング機構である。これらのタングは、通常の車両運転中にウェビングを通じて伝達される力(例えば、道路の段差、窪み又は車両安定性により生じる力)によって、時間の経過とともに継続的にウェビングを短くする(すなわち、乗員の周囲にウェビングを締める)。したがって、これらのタング機構を用いたシートベルトシステムは、使用時又は時間の経過とともに乗員を不快にさせる。
落下機能を有し、ベルト張力が所定値の場合に係合し、ベルト張力が所定値を下回る場合に離脱する締付機構を含むタング機構を構成することが有利であろう。このタング機構が、通常の車両使用時に時間の経過とともに乗員の周囲のウェビングを徐々に締めないことも有利である。
本出願は、車両内で使用されるシートベルトシステムに関する。シートベルトシステムは、車両の乗員を拘束するためのシートベルトウェビングであって、かかるウェビングは第1の端部及び第2の端部を含み、かかるウェビングの第1の端部はウェビングを巻き取る又はウェビングを引出し可能とするためのリトラクタに取り付けられ、かかるウェビングの第2の端部はアンカーに接続されるシートベルトウェビングと、ウェビングに接続され、ウェビングをラップ部及びショルダー部に分けるために設置されるタング機構と、タング機構と着脱可能に結合するように構成されるバックル機構と、を含む。タング機構は、ウェビングの張力が締付荷重未満の場合、タング機構がウェビングに摺動可能に結合され、ウェビングの張力が締付荷重以上の場合、ウェビングがタング機構に対して位置を変更しないようにタング機構がウェビングに締付力を加えるように構成される。タング機構は、ウェビングの張力が締付荷重未満の場合、ウェビングに締付力が加えられないようにさらに構成される。
タング機構は、タングプレートと、締付プレートと、を含み、タングプレートに対して締付プレートの位置を変更することによって、ウェビングに締付力が加えられる。タング機構は、締付プレートとタングプレートとの間の相対運動を制限するために第1の位置に配置されるブロック部材をさらに含む。かかるタング機構は、ウェビングの張力が締付荷重以上となった場合、ブロック部材の位置が第1の位置から第2の位置に変わるように構成され、締付プレートとタングプレートとの間の相対運動を可能にする。
タング機構は、第2の位置から第1の位置にブロック部材に付勢するための第1の付勢部材を含んでいてもよく、ウェビングとタング機構との間の相対運動を可能にする位置に締付プレートに付勢するための第2の付勢部材を含んでいてもよい。かかるタング機構は、ウェビングの張力が締付荷重を上回った後に締付荷重を下回る場合に、ブロック部材が第1の付勢部材によって第1の位置に移動される位置に、第2の付勢部材が締付プレートを移動するように構成される。
一例示的実施形態による自動車の斜視図である。 車両(例えば、図1の車両)内で使用するための安全システムの一例示的実施形態の斜視図である。 車両内で使用するための安全システムの別の例示的実施形態の斜視図である。 車両内で使用するための安全システムの別の例示的実施形態の斜視図である。 安全システム(例えば、図2の安全システム)用のタング機構の一例示的実施形態の分解図である。 タング機構(例えば、図5のタング機構)内で使用するためのブロック部材の一例示的実施形態の斜視図である。 自由落下又は非締付位置にある図5のタング機構の部分断面斜視図である。 自由落下又は非締付位置にある図5のタング機構の部分断面側面図である。 自由落下又は非締付位置に構成されるブロック部材及び締付プレートの一例示的実施形態の詳細図である。 係止又は締付位置に構成される図9のブロック部材及び締付プレートの詳細図である。 自由落下又は非締付位置に構成されるブロック部材及び締付プレートの別の例示的実施形態の詳細図である。 係止又は締付位置にある図5のタング機構の部分断面斜視図である。 係止又は締付位置にある図5のタング機構の部分断面側面図である。
図1に乗員安全システム15を含む自動車10の一例示的実施形態を示す。車両10は典型的セダンとして示されるが、本出願で開示された安全システムは任意のタイプの乗用車だけでなく、シートベルトアセンブリを含む安全システムによって、着席した乗客に乗員保護を提供する他の移動車両に利用してもよい。
図2にシートアセンブリ18及び安全ベルトアセンブリ20を含む乗員安全システム15の一例示的実施形態を示す。シートアセンブリ18は、自動車(例えば、車両10)の乗員に座席を提供する。一例示的実施形態によれば、安全ベルトアセンブリ20は、三点式システムとして構成され、リトラクタ22と、ウェビング24と、アンカー26と、バックル機構28と、タング機構30と、を含む。一例示的実施形態によれば、ウェビング24は、シートアセンブリ18に固定して結合されるアンカー26に一端が結合され、シートアセンブリ18に固定して結合されるリトラクタ22に他端が結合される。他の実施形態によれば、アンカー26及び/又はリトラクタ22は、車両10又は車両10の他の任意の構成要素に結合されてもよい。一例示的実施形態によれば、バックル機構28は、アンカー26と反対側のシートアセンブリ18に回動可能に結合される。他の実施形態によれば、バックル機構28は、車両10又は車両10の他の任意の構成要素に結合されてもよい。タング機構30は、アンカー26に結合される一端とリトラクタ22に結合される他端との間をウェビング24に沿って摺動可能に結合されてもよい。タング機構30は、バックル機構28に離脱可能に結合され、ウェビング24を座席の乗員の膝上部を覆う第1の部分と座席の乗員の胴部を覆う第2の部分に分けることによって、三点式構造を形成してもよい。
図3に安全ベルトシステム120の別の例示的実施形態を示す。安全ベルトシステム120は、リトラクタ122と、少なくとも一つのプリテンショナ123と、ウェビング124と、Dリング125と、アンカー126と、バックル機構128と、タング機構30と、を含む。ウェビング124は、一端がアンカー126に、他端がリトラクタ122に結合されてもよい。リトラクタ122は、ベルトを巻取り又は締付方向に巻取るためのプリテンショナ123を含む。Dリング125は、ウェビング124に沿ってウェビング124に摺動可能に結合されてもよい。タング機構30は、Dリング125とアンカー126との間の位置にウェビング124に沿ってウェビング124に摺動可能に結合されてもよい。タング機構30は、バックル機構128に離脱可能に結合されてもよい。
図4に安全ベルトシステム220の別の例示的実施形態を示す。安全ベルトシステム220は、リトラクタ222と、ウェビング224と、Dリング225と、アンカー226と、タング機構30と、を含む。ウェビング224は、一端がアンカー226に、他端がリトラクタ222に結合されてもよい。Dリング225は、ウェビング224に沿ってウェビング224に摺動可能に結合されてもよい。タング機構30は、Dリング225とアンカー226との間の位置にウェビング224に沿ってウェビング224に摺動可能に結合されてもよい。
図5にタング機構30の一例示的実施形態を示す。タング機構30は、タングプレート40と、締付プレート50と、カバー部材60と、ブロック部材70と、第2の付勢部材80と、第1の付勢部材90と、を含む。タングプレート40は、スチール又は車両の動的事象時に乗員の拘束によって加えられる荷重に耐え得る強さの他の材料から作製されてもよい。締付プレート50は、スチール、複合材料又はポリマー材料から作製されてもよい。カバー部材60は、スチール、複合材料又はポリマー材料から作製されてもよい。ブロック部材70は、スチール若しくは他の合金、複合材料又はポリマー材料から作製されてもよい。第2の付勢部材80及び第1の付勢部材90は、ばね鋼又は他の有用な材料から作製されてもよい。
一例示的実施形態によれば、タングプレート40は実質的に平坦であってもよく、第1の端部41と、第1の端部41より幅が狭い第2の端部42と、を含んでいてもよい。タングプレート40の第1の端部41は、ブロック部材70を収容するための第1の開口部43と、カバー部材60の一部を収容するための第2の開口部44と、を含む。ウェビング24は、第2の開口部44に挿通される。タングプレート40の第2の端部42は、ロック装置(例えば、バックル機構28)と係合するための第3の開口部45を含む。
一例示的実施形態によれば、締付プレート50は、典型的に長さ又は幅よりも小さい厚さであって、実質的に均一でない厚さを有する平坦に構成されてもよく、二つの側面51と、ベース面53と、プラトー面58と、カム面(又は傾斜面)54と、を含む。かかるカム面54は、二つの側面51の間にベース面53から離れる方向に傾斜して延在する。締付プレート50の二つの側面51は、突出部又は壁55を含んでいてもよい。かかる壁55は、カム面54と同一面上にあるベース面53から離れた位置に延在する。二つの側面51の壁55の離隔距離は、タングプレート40の第1の端部41の幅を保持し、タングプレート40が実質的に左右方向に摺動しないようにし、さらに、タングプレート40を締付方向に摺動可能とするように構成されてもよい。また、二つの側面51の壁55の離隔距離は、カバー部材60を保持するように構成されてもよい。締付プレート50は、第2の付勢部材80のための接続機構をさらに含んでいてもよい。カム面54は、締付荷重を駆動するためのカム角を有するように構成される。
一例示的実施形態によれば、図7に示すように、締付プレート50は締付部56及び負荷部(又は支持部)57をさらに含んでいてもよい。締付部56は、ウェビング24に対する接触面を提供し、タング機構30の係止又は締付時にタング機構30に対して所定位置にウェビング24を係合及び係止することによって、タング機構30がウェビング24に沿って摺動するのを抑制する。乗員からの荷重によってウェビング24に所定の荷重が加えられる場合(例えば、車両の動的事象時に)、ウェビング24のラップ部は締付プレート50の負荷部57に係合して巻き付き、ウェビング24の二つの端部の間の張力によって、負荷部57を介して締付プレート50を締付方向に変位する。
一例示的実施形態によれば、カバー部材60は、典型的に長さ又は幅よりも小さい厚さであって、実質的に均一でない厚さを有する平坦に構成されてもよく、本体61と、スリーブ62と、凹部63と、溝孔64と、締付面65と、を含む。本体61は、締付プレート50の壁55の間に保持され得る幅を有する実質的に矩形であってもよい。スリーブ62は、本体61から前方及び下方に延在してもよく、薄い肉厚で実質的に楕円形状であって、中心に開口部又は溝孔64が形成される環状であってもよい。スリーブ62の外面又は外面の一部は、タングプレート40の第2の開口部44を形成する内面に接触又は近接していてもよい。スリーブ62の内面は、溝孔64を形成する。その溝孔64は、非締付又は非係止時にタング機構30がウェビング24に沿って摺動可能となるようにウェビング24が挿通される。タングプレート40が、ウェビング24の荷重時にスリーブ62に強度を付加するように、スリーブ62の高さ方向の少なくとも一部の外周を取り囲んでいるので、この構成によれば、カバー部材60は、摩擦係数の低い軽量材料により作製することができる。カバー部材60の摩擦係数を低くすると、スリーブ62とウェビング24との間の反復摺動により生じるウェビング24の磨耗が軽減される。
一例示的実施形態によれば、図7に示すように、カバー部材60の凹部63は、ブロック部材70に向かい合う本体61の底面に配置されてもよい。凹部63は、第1の付勢部材90の長さを収容できる幅と、ブロック部材70によって圧縮された第1の付勢部材90を収容できる深さと、ブロック部材70の長さを収容できる長さと、を有していてもよい。
一例示的実施形態によれば、ブロック部材70は、六つの側面又は面を有する六面体又は立方体状の部材であってもよい。ブロック部材70は、第1の開口部43を形成するタングプレート40の壁によって、(タングプレート40に対して)前後及び左右の移動が制限されるが、上下方向には移動できるように、タングプレート40の第1の開口部43内に保持されていてもよい。ブロック部材70の底面74は、締付プレート50のベース面53に接触又は近接していてもよいが、ブロック部材70は締付プレート50に結合されない。ブロック部材70の上面73は、底面74と実質的に平行であってもよく、第1の付勢部材90の底面に接触する。そのため、ブロック部材70は上方に(第1の付勢部材90の方へ)移動する際に、第1の付勢部材90からブロック部材70を離そうとする方向にブロック部材70に生じる力を増加させながら、第1の付勢部材90の本体を変位させる。ブロック部材70の前面72は、締付プレート50のカム面54に接触又は近接していてもよい。
一例示的実施形態によれば、図6に示すように、ブロック部材170は七面体であってもよい。他の実施形態によれば、ブロック部材は、任意の数の側面又は任意の有用な形状(例えば、円柱、矩形ブロック又は任意の他の形状)であってもよい。図6に示される例示的実施形態によれば、ブロック部材170は、上面173と、上面173に対して実質的に垂直である前面172と、前面172に対して傾斜角をなすように構成される被駆動面171と、を含む。この傾斜角は、適用方法に応じて変更してもよい。被駆動面171は、締付プレート50のカム面54に接触又は近接するように構成される。
第2の付勢部材80は、ばね鋼の細いワイヤ若しくは薄い金属板から作製されたコイル若しくは板ばね、又はタングプレート40の方へ締付プレート50を付勢するのに適した他のばね型装置であってもよい。一例示的実施形態によれば、第2の付勢部材は比較的長い本体部分及び二つの端部により構成され、かかる二つの端部は締付プレート50のベース面53に結合するように構成されてもよい。例えば、二つの端部は、締付プレート50から型押しされた支柱に保持されるフック又はループを形成していてもよい。本体部分は、タング機構30が非係止又は非締付位置にある場合に、タングプレート40と締付プレート50とが両者間の比較的小さい予荷重量によって非係止又は非締付位置に保持されるように、タングプレート40の一部に結合するように構成されてもよい。この比較的小さい予荷重によって、付勢部材が無い場合に構成要素がわずかな相対運動をしないようにすることにより、ノイズ及び他の関連した問題を抑制する。
第1の付勢部材90は、ばね鋼の細いワイヤ若しくは薄い金属板から作製されたコイル若しくは板ばね、又は締付プレート50の方へブロック部材70を付勢するのに適した他のばね型装置であってもよい。一例示的実施形態によれば、第1の付勢部材90は比較的長い本体部分及び二つの端部により構成され、かかる二つの端部は凹部63の上面を形成するカバー部材60の表面に結合するように構成されてもよい。本体は、本体の中心点(実質的に二つの端部の中間点)が端部の下方にあり(又は離れていて)、ブロック部材70の上面73に接触するように、円弧形状に構成されてもよい。この円弧形状によって、第1の付勢部材90の本体と凹部63の上面を形成するカバー部材60の表面との間に隙間が作られる。そのため、ブロック部材70が第1の付勢部材90の方へ変位し、第1の付勢部材90をカバー部材60の方へ変位させ、第1の付勢部材90のスプリング力を増加させる。
図7及び8に、非係止、非締付又は自由落下位置のタング機構30を示す。ウェビング24の張力が所定の締付荷重より低い場合、タング機構30の締付が作動し、ブロック部材70は第1の位置にある(図7〜9に示す)。これにより、締付プレート50とタングプレート40との間の相対運動が制限される。ブロック部材70が第1の位置にある場合、タング機構30はウェビング24に摺動可能に結合される。そのため、タング機構30はウェビング24に沿って移動可能となる。ウェビング24は、カバー部材60の溝孔64及びカバー部材60の締付面65と締付プレート50の締付部56との間に挿通される。ウェビング24の張力が所定の締付荷重より低い場合、タング機構30の締付が作動し、接触する締付プレート50のカム面54とブロック部材70との間の摩擦力は、カム面54に垂直な離隔力より大きくなる。図9に示すように、ウェビングの張力が離隔力によって静摩擦力が打ち消される締付荷重に達するまで、ブロック部材70は、タング機構30の自由落下位置である第1の位置にある。締付荷重は、カム面54とブロック部材70との間の摩擦係数と関連して構成されたカム面54のカム角の形状により駆動される。
別の例示的実施形態によれば、ブロック部材170は被駆動面171を含む。かかる被駆動面171は、タング機構30が自由落下又は非係止位置にある場合に締付プレート50のカム面54に接触又は近接していてもよい。図11に示すように、タング機構30が自由落下位置にある場合、ブロック部材170は第1の位置にある。他の実施形態によれば、ブロック部材及び締付プレートは、締付プレートが締付方向32に移動することによって、ブロック部材が締付方向32に対して垂直方向に駆動されるように、任意の形状を用いて構成されてもよい。パラメータ(例えば、所定の締付荷重)を変更するために異なる形状を用いてもよい。特定の適用方法に対しては、摩擦係数を修正することによってパラメータを変更してもよい。
図12及び13に、係止又は締付位置にあるタング機構30を示す。乗員からの荷重によってウェビング24に所定の荷重又は張力が加えられる場合(例えば、車両の動的事象時に)、ウェビング24のラップ部は、ウェビング24のラップ部及びショルダー部を介する荷重がバックル機構28から実質的に離れる方向となるように、締付プレート50の負荷部57に係合して巻き付く。これらのウェビング24からの荷重によって、タング機構30の締付プレート50の負荷部57に力が加えられる。負荷部57に加えられる力が締付荷重に達すると、締付プレート50は、タング機構30の他の構成要素(例えば、タングプレート40、カバー部材60、ブロック部材70)に対して締付方向32に変位し始める。かかるタング機構30は、相対的にバックル機構28に固定されたままである。
締付プレート50がタングプレート40に対して締付方向32に変位すると、カム面54は、ブロック部材70を締付方向32及びブロック部材70の上面に対して垂直又は上方に変位させる。ブロック部材70は、タングプレート40によって前後及び左右の動きが制限されているので、上方に移動する。かかるタングプレート40は、ブロック部材70を取り囲み、係止又は締付時に締付プレート50に対して移動しない。このブロック部材70の上方への変位は、ブロック部材70がカム面54を上る間、継続し、その結果、第1の付勢部材90の本体を圧縮し、より多くの復元位置エネルギーを生じさせる。図12及び13では、変位前の位置ではなく、変位後の位置にある第1及び第2の付勢部材90,80が示されていることに留意するべきである。図10に示すように、ブロック部材70の底面74がカム面54から離れて上方に(すなわち、ブロック部材70の底面74が傾斜面を通過し、締付プレート50の平坦面58と同一平面上又はちょうど上方に)移動すると、締付プレート50はタングプレート40に対して移動し得る。締付プレート50がタングプレート40に対して移動可能となる時、ブロック部材70はその第2の位置にある。
ブロック部材70がその第2の位置にある場合、ウェビング24が締付プレート50の締付部56とカバー部材60の締付面65との間で締め付けられるまで、締付プレート50は実質的に自由に締付方向32に移動可能となる。ウェビング24が締付部56と締付面65との間で締付荷重により締め付けられる又は挟持されると、タング機構30は、ウェビング24がタング機構30に対して位置が変更しないように締付力を加える。ウェビング24が締め付けられる又は挟持されると、増加したウェビング24の張力により、クランプ力(すなわち、ウェビングに垂直な力)及び摩擦力(すなわち、ウェビングと同一平面上の力)が増加し、ウェビング24とタング機構30との間の相対運動が制限される。したがって、ウェビング24の張力が締付荷重を下回るまで、タング機構30はウェビング24に締め付けられる。
一例示的実施形態によれば、締付プレート50は締付方向32に移動すると、端部に対して第2の付勢部材80の本体を変位させ、スプリング力(タングプレート40及び締付プレート50との合力)を増加させる。ウェビング24による張力が締付荷重を下回ると、締付プレート50は第2の付勢部材80の(戻り)スプリング力によって締付方向32と反対の方向に駆動され、ウェビング24は緩められる又は解除される。そのため、タング機構30はウェビング24に沿って移動可能となる。図8に示すように、第2の付勢部材80はカム面54がブロック部材70を通過するまで締付プレート50を駆動し、ブロック部材70は第1の付勢部材90の(戻り)スプリング力によって第1の位置に達するまで下方に駆動される。ブロック部材70が第1の位置に戻ると、締付プレート50とタングプレート40との間の相対運動は制限される。
別の例示的実施形態によれば、タング機構は一つの付勢部材を含んでいてもよい。かかる付勢部材は、ブロック部材及び締付プレートの両方をニュートラル又は非係止位置に戻すためにエネルギーを供給するように構成される。別の例示的実施形態によれば、タング機構はばねを有さないように構成されてもよく、この場合、締付プレート(及びブロック部材)の回復は手動で行なわれる。この構成は、ウェビングの張力が締付荷重に達する時の状態で係止し、ウェビングの張力が締付荷重より減少した後で乗員がタング機構を手動でウェビングに沿って摺動可能となるようにリセットする又は自由落下するように構成される。
機能を高め、磨耗を軽減するために摩擦係数を低下するように締付プレート50のカム面54とブロック部材70との間にグリース等の潤滑剤を加えてもよいことに留意するべきである。潤滑剤は、ウェビングを係止又は締め付けるためのタング機構に対して、締付プレートが自由に変位するように、ブロック部材を誘導する締付荷重を変更するために用いられてもよい。また、締付荷重を変更させるために締付プレート50のカム面54のカム角を修正してもよいことにも留意すべきである。特定の適用方法に対しては、摩擦係数及びカム面の一方又は両方のカム角を変化させることによって、タング機構の締付荷重を調整してもよい。
本願明細書で使用される、「およそ」、「約」、「実質的に」、及び同様の用語は、一般常識に即して広い意味をもち、本開示の主題が属する技術分野の当業者によって、慣用表現であると認められることを意図されたものである。これらの用語は、記載され、特許請求されている特定の特徴の範囲を与えられた正確な数値範囲に限定することなく、これらの特徴の説明が可能となるように意図されるものであることを、本開示を検討する当業者なら理解するであろう。したがって、記載され、特許請求された主題に関する実質的でない又は重要でない修正又は変更が、添付の特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内であるとみなされるものとして、これらの用語は解釈されるべきである。
なお、本明細書で様々な実施形態について使用される用語「例示的な」は、かかる実施形態が、可能な実施形態の可能な具体例、表現及び/又は説明図であることを示すように意図されたものである(また、この用語は、かかる実施形態が必ずしも特別又は最良の具体例であることを暗示するように意図されたものではない)ことに留意すべきである。
用語「結合された」、「連結された」及び本明細書で使用される類似の用語は、二つの部材を直接的又は間接的に互いに接合することを意味する。かかる接合は、固定式(例えば、永続的)でも可動式(例えば、取外し可能又は解放可能な)でもよい。かかる接合は、二つの部材又は二つの部材と任意に追加される中間部材により単一で単体の物体として一体的に形成してもよい。あるいは、二つの部材又は二つの部材と任意に追加される中間部材を互いに取り付けて形成してもよい。
本明細書における要素(例えば、「上部」、「底部」、「上に」、「下に」など)の位置の言及は、各図面における様々な要素の方向を説明するために使用されるに過ぎない。様々な要素の方向は、その他の例示的実施形態に応じて異なり、このようなバリエーションが本開示に包含されるように意図されたものである点に留意すべきである。
様々な例示的実施形態に示すタング機構の構造及び構成は、例示的なものに過ぎない点に留意することが重要である。本開示においては、いくつかの実施形態のみを詳細に説明してきたが、本明細書に記載されている主題の新規な教示及び効果から著しく逸脱することなく多くの変更態様が可能である(例えば、サイズ、寸法、構造、様々な要素の形状及び比率、パラメータの値、取り付け構成、使用される材料、色、方向などにおけるバリエーション)ことを、この開示を検討する当業者なら容易に理解するであろう。例えば、一体的に形成されるように示される要素は、複数の部品又は要素で構成してもよく、要素の位置を逆にする又は変更してもよく、個別の要素又は位置の性質又は数は、変更又は変化してもよい。任意のプロセス又は方法ステップの順序又は配列は、代替実施例により変更する又は再配列してもよい。様々な例示的実施形態の設計、動作条件及び構成において、本発明の範囲から逸脱することなく、その他の置換、改変、変更及び省略を行うことが可能である。
10 車両
15 乗員安全システム
18 シートアセンブリ
20 安全ベルトアセンブリ
22,122,222 リトラクタ
24,124,224 ウェビング
26,126,226 アンカー
28,128 バックル機構
30 タング機構
32 締付方向
40 タングプレート
41,42 端部
43,44,45 開口部
50 締付プレート
51 側面
53 ベース面
54 カム面
55 壁
56 締付部
57 負荷部
58 プラトー面
60 カバー部材
61 本体
62 スリーブ
63 凹部
64 溝孔
65 締付面
70,170 ブロック部材
72,172 前面
73,173 上面
74 底面
80,90 付勢部材
120,220 安全ベルトシステム
123 プリテンショナ
125,225 Dリング
171 被駆動面

Claims (5)

  1. 車両内で使用されるシートベルトシステムであって、
    車両の乗員を拘束するためのシートベルトウェビングであって、前記ウェビングは、第1の端部及び第2の端部を含み、前記ウェビングの前記第1の端部は、前記ウェビングを巻き取る又は前記ウェビングを引出し可能とするためのリトラクタに取り付けられ、前記ウェビングの前記第2の端部は、アンカーに接続しているシートベルトウェビングと、
    前記ウェビングに接続され、前記ウェビングをラップ部及びショルダー部に分けるために設置されるタング機構と、
    前記タング機構と着脱可能に結合するように構成されるバックル機構と、を備え、
    前記タング機構は、前記ウェビングの張力が締付荷重未満の場合、前記タング機構が前記ウェビングに摺動可能に結合され、前記ウェビングの張力が締付荷重以上の場合、前記ウェビングが前記タング機構に対して位置を変更しないように前記タング機構が前記ウェビングに締付力を加えるように構成され、
    前記タング機構は、前記ウェビングの張力が締付荷重未満の場合、前記ウェビングに締付力が加えられないように構成される、
    ことを特徴とするシートベルトシステム。
  2. 前記タング機構は、タングプレート及び締付プレートを含み、前記タングプレートに対して前記締付プレートの位置を変更することによって、前記ウェビングに締付力が加えられる、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記タング機構は、前記締付プレートと前記タングプレートとの間の相対運動を制限するために第1の位置に配置されるブロック部材をさらに含み、前記タング機構は、前記ウェビングの張力が締付荷重以上となった場合、前記ブロック部材の位置が前記第1の位置から第2の位置に変わるように構成され、前記締付プレートと前記タングプレートとの間の相対運動を可能にする、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記タング機構は、前記第2の位置から前記第1の位置に前記ブロック部材を付勢するための第1の付勢部材を含む、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記タング機構は、前記ウェビングと前記タング機構との間の相対運動を可能にする位置に前記締付プレートを付勢するための第2の付勢部材を含み、前記タング機構は、前記ウェビングの張力が締付荷重を上回った後に締付荷重を下回る場合に、前記ブロック部材が前記第1の付勢部材によって、前記第1の位置に移動される位置に前記第2の付勢部材が前記締付プレートを移動するように構成される、請求項4に記載のシステム。
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