JP2010239556A - 光出力制御装置および光出力制御方法 - Google Patents

光出力制御装置および光出力制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コネクタの誤接続を防止するとともに、発光出力を一定にすることを課題とする。
【解決手段】光出力制御装置100は、光コネクタを介して光伝送を行う光モジュールが通信状態であるか否かを判定し、光伝送装置が通信状態であると判定された場合には、LED1、2の組に対して、発光と受光を交互に行うように制御する。そして、光出力制御装置100は、受光側のLEDによって検出された発光側のLEDの光強度に応じて、発光側のLEDが一定の光強度で発光するように調整する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光伝送路の通信状態を識別するための光を出力する光出力制御装置および光出力制御方法に関する。
従来より、光伝送技術を用いた光伝送システムにおいて、光信号を伝送する光ファイバ伝送装置が知られている。このような光ファイバ伝送装置では、コネクタにより接続された光ファイバを介して光信号の伝送が行われている。
このような光ファイバ伝送装置では、図20に示すように、保守や増設作業を実施する場合に、コネクタ着脱の作業が発生する。コネクタ着脱作業時に、装置上に配列された運用状態中のコネクタを間違って抜いてしまい、通信回線が誤って停止してしまう事故が発生する場合がある。
このため、コネクタの誤接続を防止する技術が実施されている(例えば、特許文献1、2)。具体的には、運用状態中のコネクタを発光して、誤って運用状態中のコネクタを抜いてしまうことを防止する技術が知られている(例えば、特許文献3参照)。例えば、コネクタを発光する技術として、LEDで運用状態中のコネクタを発光させて、コネクタの誤接続を防止することが考えられる。
なお、複数の決められた波長を有するCWDM(coarse wavelength division multiplexing)用光モジュールにおいて、図21に示すように、光モジュールの部分的な部品であるラベルやレバーに対して、波長ごとに色分けする方法も知られている。
特開平10−19723号公報 特開昭63−180918号公報 実用新案登録第3112832号公報
ところで、上記したLEDで運用状態中のコネクタを発光する技術では、LEDの発光強度に温度特性があるので、発光出力を一定にすることができないという課題があった。つまり、図22に示すように、LEDの発光強度は、温度特性があることが知られており、時間とともに変化してしまうため、発光出力を一定にすることができないという課題があった。
なお、上記した光モジュールの部品に波長ごとに色分けする技術では、運用状態中のコネクタであるか判別することができないという課題があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、コネクタの誤接続を防止するとともに、発光出力を一定にすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この装置は、光モジュールが通信状態であると判定された場合には、発光素子の組に対して、発光と受光を交互に行うように制御し、受光側の発光素子によって検出された発光側の発光素子の光強度に応じて、発光側の発光素子が一定の光強度で発光するように調整する。
開示の装置は、コネクタの誤接続を防止するとともに、発光出力を一定にすることができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る光出力制御装置の構成を示すブロック図である。 図2は、光モジュールの通信状態を判定する処理を説明するための図である。 図3は、LEDの発光を交互に切替制御する処理を説明するための図である。 図4は、発光受光切替用発振回路を詳細に説明するための図である。 図5は、通信状態を示すTOSAの構成を説明するための図である。 図6は、通信状態を示すROSAの構成を説明するための図である。 図7は、先端部における表示用LEDの構成例を示す図である。 図8は、LEDの発光切替制御および発光調整制御を説明するための回路構成図である。 図9は、可視波長と光通信波長との関係を示す図である。 図10は、実施例1に係る光出力制御装置の適用例を示す図である。 図11は、光ファイバのコネクタ例を説明するための図である。 図12は、実施例1に係る光出力制御装置の処理動作を示すフローチャートである。 図13は、実施例2に係る光出力制御装置の構成を示すブロック図である。 図14は、色の3原色による色相図である。 図15は、色彩を調整できる送信用LDモジュールを説明するための図である。 図16は、波長と識別色の関係を示す図である。 図17は、波長表示を行う3色のLED配置例を示す図である。 図18は、光モジュールの通信状態を判定する処理を説明するための図である。 図19は、実施例2に係る光出力制御装置の適用例を示す図である。 図20は、従来技術を説明するための図である。 図21は、従来技術を説明するための図である。 図22は、従来技術を説明するための図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る光出力制御装置および光出力制御方法の実施例を詳細に説明する。
以下の実施例では、実施例1に係る光出力制御装置の構成および処理の流れを順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。なお、以下の実施例1では、光通信用ファイバを介して光信号を送受信する光モジュールに光出力制御装置を適用する場合を説明する。
[光出力制御装置の構成]
まず最初に、図1を用いて、光出力制御装置100の構成を説明する。図1は、実施例1に係る光出力制御装置100の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この光出力制御装置100は、LED1、2、発光受光切換回路10A、10B、受光回路20A、20B、受光信号ホールド部30A、30B、APC回路40A、40B、発光回路50A、50B、通信状態判定部60、発光受光切換用発振回路70、発光出力可変調整部80を有し、光ファイバ外周の保護コートにLEDを通じて可視光を伝送する。以下にこれらの各部の処理を説明する。
LED1、2は、電圧が加えられると発光する発光素子の組であり、時分割で発光を交互に行う。また、LED1、2は、発光していない時間には、受光動作を行う。
発光受光切換回路10A、10Bは、発光または受光に切り替える旨の指示する切替信号を発光受光切換用発振回路70から所定の時間ごとに受信し、切替信号を受信するたびにLED1、2が交互に発光、受光を繰り返すように切り替える。
受光回路20A、20Bは、対向のLEDにおける出力安定化のため、対向するLEDにおける「もれ光」の光強度を示す電圧を検出し、受光信号ホールド部30A、30Bに入力して保持させる。受光信号ホールド部30A、30Bは、受光回路20A、20Bによって出力された対向のLEDにおける光強度を示す電圧を保持する。
APC(Auto Power Control)回路40A、40Bは、受光信号ホールド部30A、30Bに保持された対向のLEDにおける光強度を示す電圧を取得する。そして、APC回路40A、40Bは、取得された電圧に応じたフィードバック制御により交互に2つのLEDの光出力を一定に制御させる制御信号を発光回路50A、50Bに入力する。
発光回路50A、50Bは、APC回路40A、40Bによって出力された制御信号に応じて、LED1、2の光出力が一定となるように、LED1、2に電圧を加えて発光を制御する。
通信状態判定部60は、光通信用ファイバを介して光信号を伝送する光モジュールが通信状態であるか否かを判定する。ここで、通信状態判定部60の詳しい構成について説明する。図2は、光モジュールの通信状態を判定する処理を説明するための図である。
通信状態判定部60は、図2に示すように、光通信用ファイバを介して受信した主信号を増幅する主信号増幅部61と、主信号を受信したか否かを検出する検出部62と、主信号を受信したことを検出した場合にLED1が発光するように電圧を制御する光入力断警報部63とを有する。
一方、通信状態判定部60の光入力断警報部63は、主信号を受信したことを検出できなかった場合には、電圧を加えるのを止めて、LED1が発光しないように制御する。
発光受光切換用発振回路70は、光通信用ファイバを介して光信号を伝送する光モジュールが通信状態であると判定された場合には、LED1、2の組に対して、発光と受光を交互に行うように制御する。具体的には、発光受光切換用発振回路70は、図3に示すように、LED1、2が時分割で交互に発光と受光を切り替るように制御する。また、APC回路40A、40Bは、発光と受光を切り替ている際に、2つのLEDの光出力を一定となるように制御を行っている。
ここで、図4を用いて、発光受光切換用発振回路70の詳しい構成を説明する。図4は、発光受光切替用発振回路を詳細に説明するための図である。発光受光切換用発振回路70は、LED1、2の発光から受光または受光から発光に切り替える旨を指示する切替信号を出力する発振器と、発振器から出力された切替信号を反転させて反転信号とを有する。
発光受光切換用発振回路70では、反転回路が切替信号を反転させることにより、LED1側のスイッチ(SW)1、2とLED側のスイッチ3、4のON/OFFが逆となる。また、スイッチ(SW)1、2は、LED1が受光時にはONとなり、発光時にはOFFとなる。また、スイッチ3、4は、LED2が受光時にはOFFとなり、発光時にはONとなる。なお、スイッチの配置については、後に図8を用いて詳述する。
発光出力可変調整部80は、受光側のLEDによって検出された発光側のLEDの光強度に応じて、発光側の発光素子が一定の光強度で発光するように調整する。具体的には、発光出力可変調整部80は、APC回路40A、40Bから各LED1、2における光強度を示す電圧を取得し、電圧に応じて、各LED1、2の発光出力を設定して、各LED1、2が一定の光強度で発光するように調整する。
ここで、図5および図6を用いて、光出力制御装置100がLED1、2を発光することにより、通信状態をコネクタの発光により表示する例について説明する。図5は、通信状態を示すTOSAの構成を説明するための図である。図6は、通信状態を示すROSAの構成を説明するための図である。
図5(1)に示すように、光出力制御装置100をTOSA(Transmitter Optical Sub Assembly)に適用した場合に、デバイス先端部分にLEDを設置し、動作または運用中に発光させるようにする。また、図5(2)に示すように、LEDは、正常に光通信用ファイバを介して光信号の送受信が行われている場合には、発光するようになっている。
また、発光ダイオードにて発光した信号は、透明の光ファイバ保護用コートに使用し、送信時のLED光が光送出用光コネクタに伝達されるような構成がとられる。なお、透明の光ファイバ保護用コートに用いられる材料としては、ポリカーボネート、アクリル樹脂などがある。
光送出部の光コネクタは、全体または部分的に透明であり、そこから光伝送モジュールから伝送されたLED光が正常な通信時においては発光することになり、光コネクタの周囲外観から通信状態を識別することができるので、誤ったコネクタ抜きが予防されることになる。
また、図6(1)(2)に示すように、光出力制御装置100をROSA(Receiver Optical Sub Assembly)に適用することもできる。光出力制御装置100をROSAに適用した場合については、図6(1)(2)に示すように、上述したTOSAに適用する場合と構成は同様である。
ここで、図7を用いて、通常の発光、受光におけるLEDの配置例を説明する。図7は、先端部における表示用LEDの構成例を示す図である。図7(1)および図7(2)に例示するように、2つのLED1、2は、対向に配置されている。また、光出力制御装置100は、LED1、2が受光するときは、発光の漏れ光を用いるために内部が鏡面処理にて結合されている。
次に、図8を用いて、LED発光と受光の切替方法と出力安定化のブロック回路構成を示す。図8は、LEDの発光切替制御および発光調整制御を説明するための回路構成図である。図8に示すように、LED1側には、スイッチ(SW)1およびスイッチ2が設置され、LED2側には、スイッチ3、4が設置されている。このLED1側のスイッチとLED2側のスイッチは、交互にON/OFFが発振器からの信号により切り替わり、LED1とLED2の受光と発光を交互に切り替える。
また、LED切り替えについては、受光時が受光回路に接続するアナログスイッチがONとなり、オペアンプを通じて受光信号が出力される。このとき、LEDのカソードおよび送信用トランジスタは、カットオフ状態のコレクタが接続されているため、受光動作に影響を与えない。一方、LEDは、発光する際に、トランジスタのコレクタから電流が引込まれることで発光することになる。
また、受光信号ホールド部30Aは、LED2の光強度を保持し、受光信号ホールド部30Bは、LED1の光強度を保持する。そして、APC回路40Aは、受光信号ホールド部30AからLED2の光強度を取得し、取得された電圧に応じたフィードバック制御により交互に2つのLEDの光出力を一定に制御させる制御信号を発光回路50Bに通知する。また、APC回路40Bは、受光信号ホールド部30BからLED1の光強度を取得し、取得された電圧に応じたフィードバック制御により交互に2つのLEDの光出力を一定に制御させる制御信号を発光回路50Aに通知する。
また、受光信号ホールド部30では、対向側の受光したLEDの受信信号について、送信に切り替わった場合でも保持する。そして、APC回路40は、発光出力に基準となる電圧が接続され、2つのLEDの光出力を一定に制御し、発光出力の安定化を実現する。
ここで、図9を用いて、可視波長と光通信波長との関係を説明する。図9は、可視波長と光通信波長との関係を示す図である。図9に示すように、LED1、2が発する可視光は、通信に用いる光線より波長が短いため、一般的に通信に用いられるInGaAs−PDには、感度がないため、受信に対して妨害を与えることがない。
次に、図10および図11を用いて、光出力制御装置100の実際の適用例と、光出力制御装置に接続されるコネクタの例について説明する。図10は、実施例1に係る光出力制御装置の適用例を示す図である。図11は、光ファイバのコネクタ例を説明するための図である。
図10に示すように、光出力制御装置100が適用された光モジュールの光送信回路における送信用TOSA先端には、通信に用いる光ファイバが中央部に位置しており、LEDチップの結合が得られる。一方、通信状態を示す2つのLEDの光は、図10に示すように、TOSA先端の周囲に光ファイバを保護する透明の光ファイバコートに結合され、光モジュールの通信中において光コネクタが発光する。
また、図11に例示するように、光ファイバが挿入されるコネクタは、透明なスリーブ、光ファイバの接続端子であるフェルール、LEDチップの周囲を保護する保護コート、光ファイバが挿入される保護チューブ、弾性力を有するバネ、光ファイバが挿入されるコネクタ構成部品とを有する。
[光出力制御装置による処理]
次に、図12を用いて、実施例1に係る光出力制御装置100による処理を説明する。図12は、実施例1に係る光出力制御装置100の処理動作を示すフローチャートである。
同図に示すように、光出力制御装置100は、光モジュールが通信状態である場合には(ステップS101肯定)、光コネクタを発光させるために、二つのLED1、2に対して発光と受光を交互に切り替えるように制御する(ステップS102)。
そして、受光側のLEDは、対向のLEDにおける出力安定化のため、「もれ光」による光強度の状態を電圧として検出し(ステップS103)、フィードバック制御により交互に二つのLEDの光出力を一定にするように制御する(ステップS104)。
[実施例1の効果]
上述してきたように、光出力制御装置100は、光コネクタを介して光伝送を行う光モジュールが通信状態であるか否かを判定し、光伝送装置が通信状態であると判定された場合には、LED1、2の組に対して、発光と受光を交互に行うように制御する。そして、光出力制御装置100は、受光側のLEDによって検出された発光側のLEDの光強度に応じて、発光側のLEDが一定の光強度で発光するように調整するので、コネクタの誤接続を防止するとともに、発光出力を一定にすることが可能である。
また、実施例1によれば、光出力制御装置100は、プラガブル構造のデバイス先端部分に設置された発光素子と結合される透明の保護用コートを有し、光伝送装置100が通信状態であると判定された場合には、保護用コートに結合された発光素子の組に対して、発光と受光を交互に行うように制御する。このため、伝送されたLED光が正常な通信時においては発光することになり、光コネクタの周囲外観から通信状態を識別することができるので、誤ったコネクタ抜きを予防することが可能である。
ところで、上記の実施例1では、二つのLEDが光コネクタを発光または消光する場合を説明したが、本実施例はこれに限定されるものではなく、赤、緑、青の各三原色のLEDを二つのペアとして、光コネクタの色彩を調整するようにしてもよい。
そこで、以下の実施例2では、赤、緑、青の各三原色のLEDを二つのペアとして、光コネクタの色彩を調整する場合として、図13〜図19を用いて、図13は、実施例2に係る光出力制御装置100aの構成を示すブロック図である。
図13に示すように、実施例2に係る光出力制御装置100aは、赤、緑、青のLEDをそれぞれ二組ずつ有する。また、光出力制御装置100aは、発光受光切替用発振回路70a、赤LED発光調整制御部80A、緑LED発光調整制御部80B、青LED発光調整制御部80C、発色発光出力制御部90を有する。
発光受光切替用発振回路70aは、光モジュールが通信状態であると判定された場合には赤、緑、青のLEDの各二組に対して、発光と受光を交互に行うように制御する。赤、緑、青の各LED発光調整制御部80A〜80Cは、赤、緑、青の各LEDの光強度を検出し、赤、緑、青の各LEDが一定の光強度で発光するように調整する。具体的には、発光出力可変調整部80A〜80Cは、APC回路から赤、緑、青の各LEDにおける光強度を示す電圧を取得し、電圧に応じて、各赤、緑、青の各LEDの発光出力を設定して、赤、緑、青の各LEDが一定の光強度で発光するように調整する。
発色発光出力制御部90は、赤、緑、青の各LEDの発光強度を制御して、光通信用コネクタの識別色を変更する。発色発光出力制御部90は、図14に示すように、3原色の三角形内における青、赤、緑各LEDの発光強度の調整により各色を出力制御することができる。
ここで、図15を用いて、光出力制御装置100aが赤、緑、青の各LEDを発光することにより、コネクタの識別色を可変する例について説明する。図15は、色彩を調整できる送信用LDモジュールを説明するための図である。
図15(1)に示すように、送信用LDモジュールでは、TOSAデバイス先端部分にLEDを設置する。そして、図15(2)に示すように、送信用LDモジュールでは、固有の光送信波長により各LEDの電流比率を調整し、波長に応じた色彩を可変できるようにし、透明被覆の光ファイバ保護用コートに使用し、運用中においてはLED光が光送出用光コネクタに伝達されるので、光コネクタの一部または全体が発行する。なお、図16に示すように、複数の波長を有するCWDM用光モジュールでは、通信する固定波長に対応する識別色が決められている。
ここで、図17を用いて、波長表示を行う3色のLED配置例を説明する。図17は、波長表示を行う3色のLED配置例を示す図である。図17(1)および図17(2)に例示するように、赤、青の各LEDそれぞれ2個が対向で配置し、発行と受光が交互に行われ、一定した発行強度が維持できるため、発行色は安定した状態で保持できる。
次に、図18を用いて、光モジュールの通信状態を判定する処理を説明する。図18は、光モジュールの通信状態を判定する処理を説明するための図である。光出力制御装置100aが適用され光モジュールでは、LD駆動回路が送信主信号入力の光出力が低下したことを検出すると、光出力低下警報が電流を停止する。一方、通常の送信主信号入力が行われている場合には、光出力制御装置100aが適用され光モジュールでは、3色LEDが通信状態を示す発光を行う。
次に、図19を用いて、光出力制御装置100aの実際の適用例について説明する。図19は、実施例2に係る光出力制御装置の適用例を示す図である。図19に示すように、光出力制御装置100aが適用された光モジュールの光送信回路における送信用TOSAにおいて、通信する固定波長に対応する識別色を発光する。発光ダイオードは、それぞれ赤、緑、青の各2個のLEDチップが設置されており、これらのLEDに流す電流を可変制御させることで、3原色の混合により発光色を変える。
発色については、モジュール外部からの制御用通信インタフェースにより、モジュール内部のMPUに保持し、それをDAコンバータにより、赤、緑、青の各三原色の各APC回路により発光比率を可変させることで実現できる。なお、発光安定化については、光コネクタを透明とすれば、通状態を示す色の発光により通信状態と波長の把握が可能となる。
このように実施例2によれば、光出力制御装置100aは、各原色を発光するLEDの組に対して、各LEDの発光強度の比率を変更し、光コネクタの発色を制御するので、通信する固定波長に対応する識別色が決められるとともに、一定した発行強度が維持でき、発行色を安定した状態で保持することが可能となる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例3として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)システム構成等
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、APC回路40と発光出力可変調整部80を統合してもよい。
(2)プログラム
なお、本実施例で説明した光出力制御方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
1、2 LED
10A、10B 発光受光切替回路
20A、20B 受光回路
30A,30B 受光信号ホールド部
40A、40B APC回路
50A、50B 発光回路
60 通信状態判定部
70 発光受光切替用発振回路
80 発光出力可変調整部

Claims (4)

  1. 光伝送路を介して光伝送を行う光伝送装置が通信状態であるか否かを判定する通信状態判定部と、
    前記通信状態判定部によって前記光伝送装置が通信状態であると判定された場合には、発光素子の組に対して、発光と受光を交互に行うように制御する発光受光切替制御部と、
    受光側の発光素子によって検出された発光側の発光素子の光強度に応じて、発光側の発光素子が一定の光強度で発光するように調整する発光出力調整部と、
    を備えることを特徴とする光出力制御装置。
  2. 各原色を発光する発光素子の組に対して、各発光素子の発光強度の比率を変更し、光伝送路の発色を制御する発色制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の光出力制御装置。
  3. プラガブル構造のデバイス先端部分に設置された発光素子と結合される透明の保護用コートをさらに備え、
    前記発光受光切替制御部は、前記通信状態判定部によって前記光伝送装置が通信状態であると判定された場合には、前記保護用コートに結合された発光素子の組に対して、発光と受光を交互に行うように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の光出力制御装置。
  4. 光伝送路を介して光伝送を行う光伝送装置が通信状態であるか否かを判定する通信状態判定ステップと、
    前記通信状態判定ステップによって前記光伝送装置が通信状態であると判定された場合には、発光素子の組に対して、発光と受光を交互に行うように制御する発光受光切替制御ステップと、
    前記受光側の発光素子によって検出された発光側の発光素子の光強度に応じて、発光側の発光素子が一定の光強度で発光するように調整する発光出力調整ステップと、
    を含んだことを特徴とする光出力制御方法。
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