JP2010239271A - 画像圧縮装置、画像復号装置、および画像圧縮方法 - Google Patents

画像圧縮装置、画像復号装置、および画像圧縮方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010239271A
JP2010239271A JP2009083025A JP2009083025A JP2010239271A JP 2010239271 A JP2010239271 A JP 2010239271A JP 2009083025 A JP2009083025 A JP 2009083025A JP 2009083025 A JP2009083025 A JP 2009083025A JP 2010239271 A JP2010239271 A JP 2010239271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
color
block
separation
blocks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2009083025A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazufumi Shimizu
和文 清水
Tomoyuki Ono
知之 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Web Tech Corp
Original Assignee
Web Tech Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Web Tech Corp filed Critical Web Tech Corp
Priority to JP2009083025A priority Critical patent/JP2010239271A/ja
Publication of JP2010239271A publication Critical patent/JP2010239271A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】ブロックノイズを低減し、圧縮後の画像が元の画像と比較して再現性が高い画像圧縮装置、画像復号装置、および画像圧縮方法を提供することを目的とする。
【解決手段】画像を特定の画素数を有する画像ブロック402に分割するブロック分割部110と、画像ブロック402を色系統の異なる複数の分離ブロック404a、404bに多重化する多重化部120と、分離ブロック404a、404bに対応する複数組の代表色を決定する代表色決定部130と、分離ブロック404a、404bごとに各画素に分離ブロック404a、404bの代表色もしくは代表色から生成される補間色、または特定色を割り当てる色割当部140と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブロック単位の画像圧縮装置、画像復号装置、および画像圧縮方法に関するものである。
通常の画像データは、各画素が色情報を持っている。色情報としては、RGBやCMYKなどの色空間で各色の階調を保持するものが代表的であるが、カラーパレットに色を定義して各画素にはパレットのインデックスを指定するインデックスカラーも古くから利用されている。
一方、近年はコンピュータにおいて動画像や3DCGなどが普及してきており、より高速な画像処理が求められるようになってきている。このため、ハードウェアの性能向上とあわせて、データ構造やデータ処理方法においても、より高速に処理可能なものが求められている。ここで上記のような画像データは高速処理においてはそのデータの大きさが負担となっており、メモリ容量やバスの帯域幅、プロセッサの処理能力を圧迫する原因となっている。このため画像を取り扱う処理において高速化を図る場合には、データサイズの削減と、圧縮及び復号処理の軽減の両方の面から考慮する必要がある。
これまでに上述のメモリ容量、メモリ帯域幅を低減させるために、さまざまな画像圧縮手法が開発されている。その中でも画像の圧縮効率を高める目的で、非可逆圧縮方式であるJPEG、BTC(Block Truncation Coding)、CCC(Color Cell Compression)等が開発された。その中で例えば特許文献1においては、3DCG用のテクスチャ圧縮技術として、S3TC(S3 Texture Compression、DXTCとも呼ばれる)と称される画像圧縮手法が開示されている。
S3TCは、画像を4×4の画像ブロックに分割し、画像ブロック毎に代表色2色とその代表色の間に定義される2色の補間色を設定し、画素毎にこれら4色を割り当てる。4×4の画像ブロックには4色しか使われないうえ、データに保持されているのは代表色2色のみであって、各画素には4色のいずれを使用するかを示すインデックスのみが保持される。これにより、画質の低下を抑えつつ、大幅にデータ量を削減することができる。
また、S3TCは、画像圧縮後にメモリに格納された画像群へのランダムアクセス性が高く、復号時の演算が比較的少なく、さらに圧縮率が固定である。このためS3TCは、3次元CGをハードウェアで支援する際のテクスチャ画像の圧縮に適していて、広く用いられている。
米国特許第5956431号明細書
しかし、従来のS3TCでは、2つの代表色と、これを線形補間した2色の4色によって各画素の色を表示する。このため、色空間(例えばRGB)内において代表色間の直線上(色系統)にない画素の色は表現しにくいという問題がある。極端な例でいえば、2つの代表色がR(255,0,0)とG(0,255,0)であった場合に、青(0,0,255)は表現することができない。無論このようなことがないように適切に代表色を決定するよう工夫されているが、三原色で表される色を直線で表示するため、4×4の画像ブロック内で極端に色系統が異なる画素が存在した場合には、原理的に本来の色を再現しにくい。
なお写真のようになめらかに色が変化する画像においてはこのような問題は発生しにくいが、アニメーションのように色境界に縁取りがあったり、画像中にテキストがあったりすると、極端な色変化が存在する。このような場合には、隣接する画像ブロック間で色合いが急変してブロックノイズとなったり、ぼけやにじみと感じられたりして、画質が低下する原因となってしまう。
そこで本発明は、このような課題に鑑み、ブロックノイズを低減し、圧縮後の画像が元の画像と比較して再現性が高い画像圧縮装置および画像復号装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる画像圧縮装置の代表的な構成は、画像を特定数の画素数を有する画像ブロックに分割するブロック分割部と、画像ブロックを複数の分離ブロックに多重化する多重化部と、分離ブロックに対応する複数組の代表色を決定する代表色決定部と、分離ブロックごとに各画素に分離ブロックの代表色もしくは代表色から生成される補間色、または特定色を割り当てる色割当部と、を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、画像ブロックの多重化を先に行う場合は、各分離ブロックにおいて、代表色決定部、色割り当て部、格納部として、従来のS3TCの符号化エンジン(プログラムモジュール)を利用することができる。これにより、各分離ブロックにおいて、表現しにくい画素を減少させることができる。したがって、復号時に復号された画像は、従来のものと比較して表現力が向上し、ブロックノイズも低減される。このとき、特定色には透明のような特殊な色を含む。
多重化部は画像ブロックに含まれる画素を所定の条件に応じて振り分けることにより複数の分離ブロックに多重化し、代表色決定部は多重化された複数の分離ブロックごとに代表色を決定してもよい。
上記構成によれば、まず画像ブロックを所定の条件に応じて複数の分離ブロックに多重化してから、各分離ブロックにおいて振り分けのあった画素を有効画素とし、有効画素から代表色を決定する。振り分けのなかった画素は無効画素として、補間色または特定色を割り当てる。これにより、各分離ブロックは同系統の色ばかりが残っている可能性が従来より高いことから、より精度の高い代表色を決定することができ、復号した画像を重ね合わせて再現性の高い画像を得ることができる。
代表色決定部は画像ブロックごとに2つの代表色からなる系統を複数生成し、多重化部は画像ブロックの各画素を複数の系統のいずれかに振り分けて複数の分離ブロックに多重化してもよい。
上記の構成によれば、まず画像ブロックに複数組の代表色を決定し、各画素がいずれの系統に含まれるかに応じて分離ブロックを生成する。各分離ブロックにおいて振り分けのあった画素を有効画素とし、振り分けのなかった画素を無効画素として、無効画素に補間色または特定色を割り当てる。複数組の代表色を用いることができるために従来よりも色のカバー領域が格段に広くなり、三原色で表現される色を全て高精度に近似することができる。また多重化した各分離ブロックはそれぞれが2つの代表色を有するため、従来のS3TCの復号エンジン(チップやプログラムモジュール)を利用することができる。そして、後に復号した画像を重ね合わせて再現性の高い画像を得ることができる。
色割当部は、複数の分離ブロックの少なくとも1つにおいて、分離ブロックに画像ブロックから振り分けのなかった無効画素に透明色を割り当てるとよい。
上記構成によれば、分離ブロックの重ね順が既知の場合には、上に(後から)重ねる分離ブロックにおいて無効画素に透明色を割り当てることにより、他の分離ブロックの有効画素の色が見えるように合成することができる。分離ブロックが2つの場合において、画像ブロック毎に最大7色(下の分離ブロックが4色、上の分離ブロックが3色+透明)で表現可能である。またこのとき、下の分離ブロックでは、上の分離ブロックの画素に隠されてしまう画素は、有効画素に使用している色を割り当てることによって色数を節約し、圧縮効率を高めることができる。
色割当部は、分離ブロックの重ね順にかかわらず、複数の分離ブロックの全てにおいて、分離ブロックに画像ブロックから振り分けのなかった無効画素に透明色を割り当てるとよい。
上記構成によれば、分離ブロックの重ね順がわかっていない場合であっても、全ての分離ブロックにおいて無効画素に透明色を割り当てることにより、他の分離ブロックの有効画素の色が見えるように合成することができる。分離ブロックが2つの場合において、画像ブロック毎に最大6色(下の分離ブロックが3色+透明、上の分離ブロックが3色+透明)で表現可能である。
画像圧縮装置はデータをストリームに格納する格納部を備え、格納部は、画像ブロックごとに、全ての分離ブロックにおいて決定された代表色の色情報を格納し、複数の分離ブロックごとに各画素のカラーインデックスを格納するとよい。
上記の構成によれば、1つの画像ブロックについてのデータ(代表色の色情報と各画素のカラーインデックス)が連続して格納されるため、復号する際のデータ管理性を高めることができる。
上記課題を解決するために、本発明にかかる画像復号装置の代表的な構成は、多重化された複数の分離ブロックからなる画像ブロックを取得するブロック取得部と、それぞれの分離ブロックについて2つの代表色を取得し、2つの代表色を線形補間して補間色を生成し、各画素に画素のカラーインデックスに応じて代表色もしくは補間色または特定色を割り当てて分離ブロックを復号する復号部と、復号された分離ブロックを重ね合わせて画像ブロックを再生する重畳部とを備えることを特徴とする。
上記の構成によれば、複数枚の分離ブロックを重ね合わせるだけで、従来のものより再現性の高い高画質な画像ブロックを得ることができる。また、復号部として従来のS3TCのエンジン(チップやプログラムモジュール)を利用することができるため、ハードウェアおよびソフトウェアに大幅な変更を伴うことなく本発明を実現することが可能である。
また上記課題を解決するために、本発明にかかる画像圧縮方法の代表的な構成は、画像を特定数の画素数を有する画像ブロックに分割し、画像ブロックに含まれる画素を複数の分離ブロックに振り分けて多重化し、分離ブロックごとに代表色を2色決定し、分離ブロックごとに各画素に分離ブロックの代表色もしくは代表色から生成される補間色、または特定色を割り当てることを特徴とする。
本発明にかかる画像圧縮方法の他の代表的な構成は、画像を特定数の画素数を有する画像ブロックに分割し、2つの代表色からなる色系統を複数生成し、画像ブロックの各画素を複数の色系統のいずれかに振り分けて複数の分離ブロックを生成して多重化し、分離ブロックごとに各画素に分離ブロックの代表色もしくは代表色から生成される補間色、または特定色を割り当てることを特徴とする。
上述した画像圧縮装置における技術的思想に対応する構成要素やその説明は、当該画像圧縮方法にも適用可能である。
本発明にかかる画像圧縮装置、画像復号装置、および画像圧縮方法によれば、ブロックノイズを低減し、再現性の高い画像を提供可能である。
第1実施形態にかかる画像圧縮装置と画像復号装置の構成を説明する図である。 圧縮処理部を説明する図である。 圧縮処理部の処理を説明するフローチャートである。 画像復号時の分離ブロックの重ね順が既知の場合の画像の状態を説明する図である。 画像復号時の分離ブロックの重ね順が不明の場合の画像の状態を説明する図である。 圧縮データの格納方式を説明する図である。 他のデータ格納方式を説明する図である。 復号処理部を説明する図である。 復号処理部の処理を説明するフローチャートである。 第2実施形態にかかる圧縮処理部の処理を説明するフローチャートである。 画像復号時の分離ブロックの重ね順が既知の場合の画像の状態を説明する図である。 画像復号時の分離ブロックの重ね順が不明の場合の画像の状態を説明する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(第1実施形態)
図1は第1実施形態にかかる画像圧縮装置10と画像復号装置30の構成を説明する図である。図1(a)に示す画像圧縮装置10は、テクスチャ画像(元画像400)が記憶された記憶部12と、各種処理を行うCPU14(Central Processing Unit)と、CPU14の作業領域としての作業メモリ16(メインメモリやVRAM等)とを備えている。
図1(b)に示す画像復号装置30は、2Dおよび3Dの画像処理を行う演算・描画プロセッサ32(CPUやGPU:Graphics Processing Unit)と、演算・描画プロセッサ32の作業領域としての作業メモリ34(メインメモリやVRAM:Video Random Access Memory)と、記憶部36を備えている。画像復号装置30で復号された画像はモニタ40に出力されて表示される。
圧縮画像製作者(例えばゲームソフト開発者)は、画像圧縮装置10(いわゆる開発用PC)を利用する。画像圧縮装置10において、CPU14は記憶部12から元画像400を読み出す。このときフルカラー(24ビットまたは32ビット)の元画像400を記憶部12から読み出し、作業メモリ16上に展開する。CPU14に含まれる圧縮処理部100は、作業メモリ16に展開された画像を後述するように圧縮し、圧縮画像403を生成する。圧縮画像403は、記憶部12あるいは他の記憶部へストリーム(ストリームはファイルとして独立している場合もあり、確保されたメモリ領域の場合もある)として格納される。なお、圧縮処理部100は、既存のS3TC圧縮プログラムやAPI(Application Programming Interface)を流用して実現することができる。
圧縮画像利用者(例えばゲームソフト利用者)は、画像復号装置30(例えばゲーム機やユーザーPC)を利用する。このとき、画像復号装置30は、圧縮画像403を格納したストリームを記憶部36から取得する。記憶部36は、例えばCDやDVDなどの記録媒体である。また、ネット回線等を通じてストリームを受け取る場合には、ハードディスク等が記憶部36に該当する。ストリームに格納された圧縮画像403は作業メモリ34に読み出され、復号処理部300によって復号される。復号された復号画像406は、そのままモニタ40に表示したり、またはポリゴンデータのサーフェス(表面)に貼り付けられるなどの変形・加工処理をしたのちにモニタ40に表示される。
また、例えばゲームソフト開発者が開発用PC上で圧縮画像403を確認するために、開発用PCにおいて復号を行う場合がある。この場合は、同一システム上に、画像圧縮装置10と画像復号装置30を同時に実装することも可能である。
このようにS3TCを用いて画像を圧縮することによりデータ量を削減し、特に画像復号装置において効果を有する。具体的には、画像復号装置30における記憶部36から作業メモリ34への転送データ量、記憶部36上の画像データ格納サイズ、作業メモリ34と演算・描画プロセッサ32間の転送データ量、作業メモリ34上でのテクスチャバッファサイズなどを圧縮することができる。なお非圧縮の画像データを、分離された2枚のST3C圧縮データへ変換した場合、1/3〜1/4のデータ量に圧縮することができる。これによりフレームレートを向上させ、また大量のテクスチャや高精細なテクスチャをストレスなく用いることが可能となる。
図2は圧縮処理部100を説明する図、図3は圧縮処理部100の処理を説明するフローチャート、図4は画像復号時の分離ブロックの重ね順が既知の場合の画像の状態を説明する図、図5は、画像復号時の分離ブロックの重ね順が不明の場合の画像の状態を説明する図である。
図2に示すように、圧縮処理部100は、ブロック分割部110と、多重化部120と、代表色決定部130と、色割当部140と、格納部150で構成される。以下に圧縮処理部100の構成と動作をあわせて説明する。
ブロック分割部110は、元画像400を、特定数の画素数を有する画像ブロック402に分割する(S110)。本実施形態では、図4(a)に示すように、元画像400から4×4の16画素ごとに1つの画像ブロック402として取り出す。例えば画像の画素サイズが256×256である場合には、64×64個の画像ブロックが生成される。なお、S3TCでは特定画素数として4×4の16画素を用いているが、復号処理部300が対応していれば16画素に限る必要はない。このとき図4(a)に示すように、画像ブロック402には様々な色の画素が混在して含まれている。
多重化部120は、画像ブロック402の各画素を分離ブロック404a、404bに振り分けて多重化する(S120)。多重化方法は、色系統別に分離する方法の他に、輝度や彩度で分離する方法や、ブロックの周辺部と中央部で分離する方法などがあり、最適な多重化方法は、画像ブロック毎に最適な分離手法が異なる。したがって以下では色系統によって分離させるが、あくまでも一例であってこれに限定されるものではない。
例えば、上述の複数の方法で画像ブロック402を分離し、後述する方法で復号された画像をそれぞれ元画像400との誤差を計算し、誤差が最も少なかった圧縮結果を圧縮画像403として出力してもよい。
さらに4×4の画素の画像ブロック402を2つの分離ブロックに分割する組み合わせは、画像ブロック402に使用されている色数をn個とすると、有効な組み合わせは2のn乗個であり、最大でも2の16乗である65536通りに限定される。この全ての組み合わせ、あるいは明らかに無駄な分割(0色と16色に分割等)を省いた最適化を行った組み合わせで分離ブロックを作成し、それぞれの分離ブロックをS3TC圧縮する。そして後述する方法で復号された画像をそれぞれ元画像400との誤差を計算し、誤差が最も少なかったS3TC圧縮結果を圧縮画像403として出力してもよい。
上述した2つの、元画像400との誤差を計算し、誤差が最も少なかったS3TC圧縮結果を出力する方法は、処理速度は犠牲となるが、さらに復号画像406の画質を高めることが可能である。
本実施形態では、画像ブロック402の各画素をRGBの色系統別に2つの分離ブロック404a、404bに振り分けて多重化する方法を一例として説明する。色系統としては、例えば赤系統と青系統に分けることができる。具体例としては、各画素のRGBの色情報を比較してR>Bの画素を第1分離ブロック404aに振り分け、R≦Bの画素を第2分離ブロック404bに振り分ける。ここで図4(b)に示すように、各分離ブロック404a、404bにおいて、振り分けのあった画素を有効画素とし、振り分けのなかった画素を無効画素とする。
代表色決定部130は、分離ブロック404a、404bごとに代表色を2色決定する。ここでまず、復号時の分離ブロックの重ね順が既知であるか否かを判断する(S130)。画像を復号した後に重ね合わせる場合、原則として後から重ねた色が有効になる(上塗りされる)ため、重ね順が既知の場合には下になる画像の無効画素に任意の色を割り当てることができるが、重ね順がわからない場合には両方の無効画素に透明色を設定する必要がある。カラーインデックスは2ビット(4通り)であるから、1色を透明色の指定に用いると、補間色は1色しか使用することができない。
重ね順が既知である場合(S130のYES)、図4(a)に示したように、第1分離ブロック404aには3色+透明色を用いることができ、第2分離ブロック404bには4色を用いることができる(第1分離ブロック404aが上にくる場合)。なお、重ね合わせた結果としての画像に透明色が必要である場合には、第2分離ブロック404bも3色+透明色となる。
そこで代表色決定部130は、分離ブロック404a、404bごとに代表色を2色決定する(S132)。第1分離ブロック404aの代表色をA1、A2(図において○と●)とする。同様に、第2分離ブロック404bの代表色をB1、B2(図において、△と▲)とする。代表色決定方法としては、主成分解析を用いる方法や、総当りで決定する方法、輝度や分離ブロック内での位置で選ぶ方法等があるが、本実施形態では主成分解析を用いる方法を一例として用いる。具体例として、代表色決定部130は、第1分離ブロック404aの有効画素を主成分分析を用いて解析し、第1代表色A1および第2代表色A2を決定する。このとき無効画素は「色がない」画素であるから、有効画素についてのみ演算を行えばよく、計算負荷を飛躍的に軽減することができる。
ここで、あらかじめ画像ブロック402を色系統別に複数の分離ブロック404a、404bに多重化していることから、個々の分離ブロック404a、404bの色系統の数が少なくなり、同系統の色のみとなる可能性が大幅に高くなる。このため、従来よりも精度の高い代表色を決定することができ、復号した際には再現性の高い画像を得ることが可能となる。
色割当部140は、分離ブロック404a、404bごとに、各画素に代表色もしくは該代表色から生成される補間色、または特定色を割り当てる(S142)。第1分離ブロック404aでは代表色A1、A2が既に定められているから、これらから1つの補間色を算出する。第2分離ブロック404bについては、代表色B1、B2から2つの補間色を算出する。
図4(c)は色の割り当てを説明する図である。上記したように、画像を復号した後に重ね合わせる場合、原則として後から重ねた色が有効になる(上塗り)。したがって上に重ねられる第1分離ブロック404aは、無効画素に透明色を割り当てる。下に重ねられる第2分離ブロック404bの無効画素は、第1分離ブロック404aの有効画素によって上塗りされるため、任意の色(特定色)を割り当てることができる。例えば特定色として、代表色の1つをダミーデータとして割り当ててもよい。したがって、図4(d)に示すように、画像ブロック402ごとに最大7色(第1分離ブロック404aが3色+透明、第2分離ブロック404bが4色)で表現可能である。
代表色(A1、A2)の間に1色の補間色(A3)を求める場合には、例えば次式が用いられる。
Figure 2010239271
代表色(B1、B2)の間に2色の補間色(B3、B4)を求める場合には、例えば次式が用いられる。
Figure 2010239271
一方、重ね順が不明な場合には(S130のNO)、第1分離ブロック404aおよび第2分離ブロック404bの両方の無効画素に透明色を設定する。したがって、第1分離ブロック404aおよび第2分離ブロック404b両方に補間色は1色ずつしか指定できない。
そこで代表色決定部130は、図5(a)に示すように、分離ブロック404a、404bのそれぞれに3色+透明色となるように代表色を2色決定する(S134)。色割当部140は、図5(b)に示すように、分離ブロック404a、404bの各画素について、代表色あるいは補間色の最も近い色のインデックスを割り当てる(S144)。このとき図5(c)に示すように、上下いずれの分離ブロック404a、404bにおいても、無効画素には透明色を割り当てる。したがって、図5(d)に示すように、画像ブロック毎に最大6色(分離ブロック404a、404b共に3色+透明)で表現可能である。
図2に示した格納部150は、図3のフローチャートに示すように、画像ブロック402の圧縮データ(圧縮画像403が分離ブロック404a、404bとなっているもの)をストリームに格納する(S150)。ストリームとは抽象的なデータ型であって、圧縮データの格納先としては一時的にデータを保持および受け渡しできるものであればよく、メモリストリームでもファイルストリームでもよい。
図6は圧縮データの格納方式を説明する図である。本実施形態では、図6に示すように、上記のようにして求めた第1分離ブロック404aの代表色A1、A2、第2分離ブロック404bの代表色B1、B2、および第1分離ブロック404aの各画素のカラーインデックス、第2分離ブロック404bの各画素のカラーインデックスをこの順で格納している。このとき、補間色については、代表色(A1〜A2、B1〜B2)から算出できるため、格納しない。
このように、1つの画像ブロック402についての圧縮データ(代表色の色情報と各画素のカラーインデックス)が連続して格納されるため、復号する際のデータ管理性を高めることができる。
図7は他のデータ格納方式を説明する図である。図7(a)は、元画像400の圧縮データを第1分離ブロック404a、第2分離ブロック404bごとに別々のファイル(ファイルストリーム)に格納する方式である。各ファイルの格納形式は従来のS3TCと同一とすることができ、互換性を高めることができる。復号時には、2つのファイルを読み込み、2枚を重ね合わせるだけでよい。
図7(b)は、圧縮データを第1分離ブロック404a、第2分離ブロック404bごとにレイヤA、レイヤBに分けて、同じファイルに格納するマルチレイヤー方式である。図7(c)は図7(b)と似て、2つの圧縮データの領域A、領域Bを縦か横に連結して格納する連結方式である。1つのファイルに2枚分の圧縮データが格納されているため、管理上の手間が少なくなる利点を有している。
図7(d)はインターリーブ方式であって、4×4の画像ブロック402の縦または横に1列ごとに第1分離ブロック404aのデータ、第2分離ブロック404bのデータを交互に格納する。復号時には、ファイルを読み込み、4×4画素ごとに横または縦並びの2つを1組として重ね合わせる。この場合も1つのファイルに2枚分の圧縮データが格納されているため、管理上の手間が少なくなる利点を有している。
図3に戻って、上記の多重化(S120)からデータの格納(S150)までの処理を、全ての画像ブロック402について終了するまで繰り返す(S160)。これにより元画像400全体に対して処理を行い、画像圧縮処理が完了する。
(復号処理)
次に、画像復号装置30の復号処理部300について説明する。図8は復号処理部300を説明する図、図9は復号処理部300の処理を説明するフローチャートである。復号処理部300は、ブロック取得部310と、復号部320と、重畳部330とを備える。以下に復号処理部300の構成と動作をあわせて説明する。
ブロック取得部310は、ストリームから圧縮画像403を読み込む際に、まず今回の圧縮画像403において重ね順が定められているか否かを取得する(S300)。重ね順の取得には、重ね順が定められている場合と、定められていない場合を含む。なお、画像ごとに重ね順を取得するとは限らず、システム(方式)として予め重ね順を定めておいてもよい。
次にブロック取得部310は、ストリームから、多重化された複数の分離ブロック404a、404bからなる画像ブロック402を取得する(S310)。すなわち図6または図7に示したような格納方式に従い、1つの画像ブロック402を構成する複数の分離ブロック404a、404bを特定して取得する。
次に復号部320は、それぞれの分離ブロックについて2つの代表色(A1、A2、またはB1、B2)を取得する(S320)。そして、補間色が1色なのか2色なのかを代表色データの大小関係から取得し(S322)、2つの代表色を線形補間して補間色を生成する(S330)。このとき、重ね順が定められている場合には上にくる分離ブロック(第1分離ブロック404a)においては1つの補間色を生成し、下にくる分離ブロック(第2分離ブロック404b)においては2つの補間色を生成する。そして各画素に該画素のカラーインデックスに応じて代表色、補間色、または特定色を割り当てて画像を復号する(S340)。復号部としては、従来のS3TCのエンジン(チップやプログラムモジュール)を利用することができる。
重畳部330は、復号された分離ブロック404a、404bを重ね合わせて画像ブロック402を再生する(S350)。このとき分離ブロック404a、404bの重ね順が定められていれば、これに従う。
次に、全ての画像ブロック402について復号が終了したか否かを判断し(S360)、終了していなければ(S360のNO)、次の分離ブロックの取得から(S310)復号した分離ブロックの重畳(S350)までを行う。
全ての画像ブロック402の復号が終了した場合(S360のYES)、画像ブロック402を並べ、最終的な復号画像406を生成する(S370)(図4(d)および図5(d)参照)。
上記説明した如く、本発明にかかる画像圧縮装置、画像復号装置、および画像圧縮方法によれば、画像ブロックを複数の分離ブロックに多重化してから圧縮を行うことにより、各分離ブロックにおいて、色系統が大きく外れるなどの表現しにくい画素を、大幅に減らすことができる。したがって、復号時に復号された画像は、従来のものと比較して表現力が向上し、ブロックノイズが低減し、再現性の高い画像を提供可能である。
(第2実施形態)
本発明にかかる画像圧縮装置の第2実施形態について説明する。図10は第2実施形態にかかる圧縮処理部100の処理を説明するフローチャート、図11および図12は画像の状態を説明する図であって、上記第1実施形態と説明の重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
上記第1実施形態においては、まず多重化部120が画像ブロック402を2つの分離ブロック404a、404bに多重化した後に、代表色決定部130が各分離ブロック404a、404bについて代表色を決定するように説明した。これに対し本実施形態は、代表色決定部130が画像ブロック402から2つの代表色からなる色系統を2組決定し、多重化部120がこの色系統に基づいて画素を振り分けることより多重化を行う例である。
図10に示すように、ブロック分割部110は、元画像400を、特定数の画素数を有する画像ブロック402に分割する(S110)。このとき図11(a)、図12(a)に示すように、画像ブロック402には様々な色の画素が混在して含まれている。
次に本実施形態においては、ブロックの多重化を行う前に(図3のS120参照)、復号時の分離ブロックの重ね順が既知であるか否かを判断する(S130)。重ね順が既知である場合は(S130のYES)、図11(a)に示すように第1分離ブロック404aに3色+透明色を、第2分離ブロック404bに4色を用いることができる。これに基づき、代表色決定部130が2系統2つずつの代表色(A1−A2、B1−B2:図11(b)において○と●、△と▲)を決定する(S132)。この段階では、図11(b)に示すように、まだ画像ブロック402は多重化されていない。
多重化部120は、画像ブロック402の各画素を複数の色系統のいずれかに振り分けて、図11(c)に示すように複数の分離ブロック404a、404bに多重化する(S122)。色割当部140は、分離ブロック404a、404bごとに、各画素に代表色もしくは該代表色から生成される補間色、または特定色を割り当てる(S142)。このとき図11(c)に示すように、上に重ねられる第1分離ブロック404aの無効画素には透明色を割り当て、下に重ねられる第2分離ブロック404bの無効画素には特定色(ダミーデータ)を割り当てる。
重ね順が不明である場合は(S130のNO)、図12(a)に示すように、分離ブロック404a、404b共に3色+透明色を用いる。これに基づき、代表色決定部130が2系統2つずつの代表色(A1−A2、B1−B2:図12(b)において○と●、△と▲)を決定する(S134)。そして多重化部120が複数の分離ブロック404a、404bに多重化し(S124)、色割当部140が分離ブロック404a、404bごとに、各画素に代表色もしくは該代表色から生成される補間色、または特定色を割り当てる(S144)。このとき図12(c)に示すように、分離ブロック404a、404b共に、無効画素には透明色を割り当てる。
格納部150が画像ブロック402の圧縮データ(圧縮画像403が分離ブロック404a、404bとなっているもの)をストリームに格納すると(S150)、上記の多重化(S120)からデータの格納(S150)までの処理を、全ての画像ブロック402について終了するまで繰り返す(S160)。これにより元画像400全体に対して処理を行い、画像圧縮処理が完了する。
上記構成とすることにより、複数組の代表色(色系統)をより適正化することができる。すなわち、本実施形態によれば、色系統の境界をより実在する色に即して動的に設定することができる。
なお、本明細書の画像圧縮装置および画像復号装置における各工程は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいはサブルーチンによる処理を含んでもよい。
また、上記各実施形態においては、画像ブロック402を2つの分離ブロック404a、404bに分けるよう説明したが、3以上の分離ブロックに多重化してもよい。また元画像400を4×4画素単位で分割した画像ブロック402に対して分離と圧縮を繰り返すように説明したが、元画像400全体を分離した後に、画像全体を画像ブロック402に分割して圧縮してもよい。これらの場合においても、本発明の範疇であると解される。
なお、上記実施形態においては3DCGにおいてポリゴンデータのサーフェス貼り付けるテクスチャデータを例に用いて説明した。しかし本発明はこれに限定するものではなく、画質を低下させることなく高い圧縮率を得るための技術として広く適用することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、ブロック単位の画像圧縮装置、画像復号装置、および画像圧縮方法として利用することができる。
10 …画像圧縮装置
12 …記憶部
14 …CPU
16 …メインメモリ
30 …画像復号装置
32 …演算・描画プロセッサ
34 …作業メモリ
36 …記憶部
40 …モニタ
100 …圧縮処理部
110 …ブロック分割部
120 …多重化部
130 …代表色決定部
140 …色割当部
150 …格納部
200 …圧縮処理部
300 …復号処理部
400 …元画像
402 …画像ブロック
403 …圧縮画像
404 …分離ブロック
404a …第1分離ブロック
404b …第2分離ブロック
406 …復号画像

Claims (9)

  1. 画像を特定の画素数を有する画像ブロックに分割するブロック分割部と、
    前記画像ブロックに含まれる画素を複数の分離ブロックに振り分けて多重化する多重化部と、
    前記分離ブロックに対応する複数組の代表色を決定する代表色決定部と、
    前記分離ブロックごとに各画素に該分離ブロックの代表色もしくは該代表色から生成される補間色、または特定色を割り当てる色割当部と、
    を備えたことを特徴とする画像圧縮装置。
  2. 前記多重化部は前記画像ブロックに含まれる画素を所定の条件に応じて振り分けることにより複数の前記分離ブロックに多重化し、
    前記代表色決定部は多重化された複数の前記分離ブロックごとに代表色を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像圧縮装置。
  3. 前記代表色決定部は前記画像ブロックごとに2つの代表色からなる系統を複数生成し、
    前記多重化部は前記画像ブロックの各画素を前記複数の系統のいずれかに振り分けて複数の前記分離ブロックに多重化することを特徴とする請求項1に記載の画像圧縮装置。
  4. 前記色割当部は、
    前記複数の分離ブロックの少なくとも1つにおいて、該分離ブロックに前記画像ブロックから振り分けのなかった無効画素に透明色を割り当てることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像圧縮装置。
  5. 前記色割当部は、
    前記分離ブロックの重ね順にかかわらず、
    前記複数の分離ブロックの全てにおいて、該分離ブロックに前記画像ブロックから振り分けのなかった無効画素に透明色を割り当てることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像圧縮装置。
  6. 当該画像圧縮装置はデータをストリームに格納する格納部を備え、
    前記格納部は、前記画像ブロックごとに、全ての分離ブロックにおいて決定された代表色の色情報を格納し、複数の分離ブロックごとに各画素のカラーインデックスを格納することを特徴とする請求項1に記載の画像圧縮装置。
  7. 多重化された複数の分離ブロックからなる画像ブロックを取得するブロック取得部と、
    それぞれの分離ブロックについて2つの代表色を取得し、該2つの代表色を線形補間して補間色を生成し、各画素に該画素のカラーインデックスに応じて前記代表色もしくは前記補間色または特定色を割り当てて画像を復号する復号部と、
    復号された分離ブロックを重ね合わせて画像ブロックを再生する重畳部と、
    を備えることを特徴とする画像復号装置。
  8. 画像を特定の画素数を有する画像ブロックに分割し、
    前記画像ブロックに含まれる画素を複数の分離ブロックに振り分けて多重化し、
    前記分離ブロックごとに代表色を2色決定し、
    前記分離ブロックごとに各画素に該分離ブロックの代表色もしくは該代表色から生成される補間色、または特定色を割り当てることを特徴とする画像圧縮方法。
  9. 画像を特定の画素数を有する画像ブロックに分割し、
    2つの代表色からなる色系統を複数生成し、
    前記画像ブロックの各画素を前記複数の色系統のいずれかに振り分けて複数の分離ブロックを生成して多重化し、
    前記分離ブロックごとに各画素に該分離ブロックの代表色もしくは該代表色から生成される補間色、または特定色を割り当てることを特徴とする画像圧縮方法。
JP2009083025A 2009-03-30 2009-03-30 画像圧縮装置、画像復号装置、および画像圧縮方法 Withdrawn JP2010239271A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009083025A JP2010239271A (ja) 2009-03-30 2009-03-30 画像圧縮装置、画像復号装置、および画像圧縮方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009083025A JP2010239271A (ja) 2009-03-30 2009-03-30 画像圧縮装置、画像復号装置、および画像圧縮方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010239271A true JP2010239271A (ja) 2010-10-21

Family

ID=43093252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009083025A Withdrawn JP2010239271A (ja) 2009-03-30 2009-03-30 画像圧縮装置、画像復号装置、および画像圧縮方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010239271A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013183247A (ja) * 2012-03-01 2013-09-12 Konica Minolta Inc 画像処理装置及び画像処理プログラム
US9123102B2 (en) 2012-04-06 2015-09-01 Sony Corporation Image processing apparatus, imaging apparatus, image processing method, and computer readable medium storing instructions for performing image correction

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013183247A (ja) * 2012-03-01 2013-09-12 Konica Minolta Inc 画像処理装置及び画像処理プログラム
US9123102B2 (en) 2012-04-06 2015-09-01 Sony Corporation Image processing apparatus, imaging apparatus, image processing method, and computer readable medium storing instructions for performing image correction

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8159505B2 (en) System and method for efficient digital video composition
CN103098466B (zh) 图像处理装置和图像处理方法
JP5722761B2 (ja) 動画圧縮装置、画像処理装置、動画圧縮方法、画像処理方法、および動画圧縮ファイルのデータ構造
US6108007A (en) Method, system, and computer program product for increasing interpolation precision using multi-channel texture mapping
JP5127633B2 (ja) コンテンツ再生装置および方法
US7764833B2 (en) Method and apparatus for anti-aliasing using floating point subpixel color values and compression of same
KR100445209B1 (ko) 시차변환을통해입력이미지를적어도하나의출력이미지로발생시키기위한이미지처리시스템및이미지변환프로세서
JP4942784B2 (ja) マルチメディア情報生成装置およびマルチメディア情報再生装置
US8570360B2 (en) Stereoscopic parameter embedding device and stereoscopic image reproducer
JP5307823B2 (ja) データを圧縮及び解凍する方法及び装置
EP3379493B1 (en) Method and apparatus for compressing and decompressing data
JP4989470B2 (ja) 線形光量値および他の画像処理の改良を使用した画像処理
JP2013539256A (ja) 3次元コンテンツに関する画像を合成する方法
TW200917228A (en) Compression of multiple-sample-anti-aliasing tile data in a graphics pipeline
WO2011036761A1 (ja) 多視点画像生成方法および装置
JP4523368B2 (ja) 立体視画像生成装置およびプログラム
CN1997155A (zh) 混合多比特深度视频处理体系结构
WO2015065767A1 (en) Integral image coding
WO2014045504A1 (ja) 動画圧縮装置、画像処理装置、動画圧縮方法、画像処理方法、および動画圧縮ファイルのデータ構造
KR20090041169A (ko) 디지털 이미지 처리장치, 그 제어방법, 제어방법을실행시키기 위한 프로그램을 저장한 기록매체 및 디지털이미지 압축방법
US20110080461A1 (en) Image signal processing apparatus, image signal processing method, image display apparatus, image display method, program, and image display system
US7483037B2 (en) Resampling chroma video using a programmable graphics processing unit to provide improved color rendering
CN113946301A (zh) 拼接显示系统及其图像处理方法
JP4012201B2 (ja) 画像データの圧縮装置及び復元装置、並びに画像データの圧縮プログラム及び復元プログラム
JP2010239271A (ja) 画像圧縮装置、画像復号装置、および画像圧縮方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20120605