JP2010237773A - 食材情報提供装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客が購入した食材に基づいて、関連する他の食材についての情報を提供することができる食材情報装置の提供する。
【解決手段】購入された食材に関する情報を購入食材情報として取得する食材情報取得部と、取得した購入食材情報に基づいて、提供の対象となる食材を決定する提供食材決定部と、決定した食材に関する情報を出力する食材情報出力部とを備える。提供食材決定部は、料理を識別する料理名と、当該料理に必要な食材に関する情報である必要食材情報とを対応づけて保持する料理データを参照し、前記購入食材情報の少なくとも一部が必要食材情報に含まれ、かつ、当該必要食材情報の一部が前記購入食材情報に含まれない関係にある料理データを抽出して、抽出した料理データの必要食材情報の中で前記購入食材情報に含まれない食材を、前記提供の対象となる提供食材として決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、食材の購入を促進するための情報を提供する食材情報提供装置に関する。
従来、スーパーマーケット等における特売品の販売促進活動は、広告チラシを配布することや、店舗内で特売品を提示すること等により行われてきた。
例えば、特売品とする食材が決定すると、これらの食材が特売品である旨を印刷した広告チラシを、特売日の前日の朝刊に折り込むこと等によって消費者に告知する。広告チラシにより、所望の食材が特売品であることを知った消費者は、特売日にスーパーマーケット等に来店して目的の食材を購入する。これにより、スーパーマーケット等は、所定食材の販売促進を効果的に行うことができる。
一方、最近ではインターネット接続機能付き携帯電話の普及により、ウェブサイトや電子メール等を用いて、食材に関する情報を取得または提供することも行われている。
例えば、外部端末から家庭端末を操作して必要な情報を入手したり、賞味期限が切れそうな食材を用いたメニューを提供したり、健康状態の指定に応じたメニューを提供する食料品管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、家族構成に応じて購入すべき食材の種類や量を購入食材情報として、買い物時に使用等する端末装置に送信する買い物支援システムが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、消費者が購入した商品の情報を有効に活用して、食事指導や不足食材の提供を行う商品情報活用システムが知られている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2004−348445号公報 特開2005−259024号公報 特開2004−178476号公報
しかしながら、広告チラシや店舗等における販売促進活動においては、特売品である食材の金額情報を提供できるのみで、顧客の購入状況に応じた販売促進が十分に行われていなかった。
また、スーパーマーケット等では、特売日には、特売品とした食材の売上げは伸びるものの、特売品でない食材についても購入を促すようなさらなる動機付けが望まれる。
そこで、顧客が購入した食材に基づいて、関連する食材の販売促進を効果的に行うことができるシステムが望まれている。
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、顧客が購入した食材に基づいて、関連する他の食材についての情報を提供することができる食材情報装置の提供にある。
上記の目的を達成するために、以下に開示する食材情報提供装置では、購入された食材に関する情報を購入食材情報として取得する食材情報取得部と、取得した購入食材情報に基づいて、提供の対象となる食材を決定する提供食材決定部と、決定した食材に関する情報を出力する食材情報出力部とを備え、前記提供食材決定部は、料理を識別する料理名と、当該料理に必要な食材に関する情報である必要食材情報とを対応づけて保持する料理データを参照し、前記購入食材情報の少なくとも一部が必要食材情報に含まれ、かつ、当該必要食材情報の一部が前記購入食材情報に含まれない関係にある料理データを抽出して、抽出した料理データの必要食材情報の中で前記購入食材情報に含まれない食材を、前記提供の対象となる提供食材として決定する。
上記食材情報提供装置によれば、顧客が購入した食材に基づいて、関連する他の食材についての情報を提供することができる、という効果を奏する。
食材情報提供システム1の構成および機能ブロックの一例を示す図である。 食材情報提供処理の一例を示す図である。 食材情報提供装置5のハードウェア構成の一例を示す図である。 食材情報提供処理のフローチャートの一例を示す図である。 購入食材情報41の一例を示す図である。 予測料理の決定処理におけるフローチャートの一例を示す図である。 食材データ63の一例を示す図である。 料理データ61の一例を示す図である。 ソート結果42の一例を示す図である。 提供データ43の一例を示す図である。 関連料理の決定処理におけるフローチャートの一例を示す図である。 提案料理の決定処理におけるフローチャートの一例を示す図である。 特売品使用料理の決定処理におけるフローチャートの一例を示す図である。 レシート別料理データ65の一例を示す図である。 レシート37の一例を示す図である。 料理別レシピ表示データ67の一例を示す図である。 レシピ画面の一例を示す図である。
(1)本発明の一実施形態にかかる食材情報提供装置は、購入された食材に関する情報を購入食材情報として取得する。食材情報提供装置は、取得した購入食材情報に基づいて、提供の対象となる食材を決定する。食材情報提供装置は、決定した食材に関する情報を出力する。食材情報提供装置は、料理を識別する料理名と、当該料理に必要な食材に関する情報である必要食材情報とを対応づけて保持する料理データを参照し、前記購入食材情報の少なくとも一部が必要食材情報に含まれ、かつ、当該必要食材情報の一部が前記購入食材情報に含まれない関係にある料理データを抽出する。食材情報提供装置は、抽出した料理データの必要食材情報の中で前記購入食材情報に含まれない食材を、前記提供の対象となる提供食材として決定する。これにより、顧客が購入した食材に基づいて、関連する他の食材についての情報を提供することができる。
(2)上記食材情報提供装置は、抽出した料理データの必要食材情報の中で前記購入食材情報に含まれない食材の個数が所定の閾値を超える場合、当該料理データを抽出結果から除外する。これにより、顧客に食材の購入を促すための料理データを適切に抽出することができる。
(3)上記食材情報提供装置は、決定した食材に関する情報として、食材および当該食材を必要とする料理にかかる情報を出力してもよい。これにより、出力された情報を受けた顧客に、追加購入することで作成可能となる料理の食材に関する情報を認識させることができる。
(4)上記食材情報提供装置は、抽出した料理データが複数存在する場合には、前記提供食材の個数が最も少ない料理データに基づいて提供食材を決定してもよい。これにより、最小個数の食材を提示して効果的な情報提供を行うことができる。例えば、追加購入することで作成可能となる料理の食材に関する情報を提供することができ、当該食材の販売を促進することができる。また、顧客が当該食材を買い忘れていた場合、これを防止することもできる。
(5)上記食材情報提供装置は、食材ごとに、当該食材が主食材または副食材のいずれであるかを示す情報を保持する食材データを参照し、対象の食材が主食材である購入食材情報の少なくとも一部が必要食材情報に含まれる料理データを抽出してもよい。これにより、購入された食材を必要とする料理にかかる料理データの抽出精度を向上させることができる。
(6)上記食材情報提供装置は、前記料理に必要な食材に関する情報に、当該料理に関連する別の料理に必要な食材に関する情報を含んであってもよい。これにより、副次的な料理が必要とする食材の情報を提供することができる。
(7)上記食材情報提供装置において、前記料理データは、さらに、料理の知名度を示すデータを保持しており、前記提供食材決定部は、抽出した料理データが複数存在する場合には、知名度が高い料理を優先して料理データを抽出するものであってもよい。これにより、顧客が作成する可能性の高い料理について、不足食材の情報を提供することができる。
(8)上記食材情報提供装置において、前記料理データは、さらに、料理のジャンルを示すデータを保持しており、前記提供食材決定部は、抽出した前記料理データの料理とジャンルが異なる別の料理の料理データ、または、抽出した前記料理データの料理よりも知名度が低い別の料理の料理データを抽出するものであってもよい。これにより、顧客が予想しない料理についての食材情報を提供することができる。
(9)上記食材情報提供装置において、前記食材データは、さらに、特売品であることを示すデータを保持しており、前記提供食材決定部は、特売品とされている食材データの食材を必要とする料理の料理データを抽出するものであってもよい。これにより、所定の食材を使用する料理についての食材情報を提供することができる。また、特売品の販売促進を効果的に行うことができる。
[1.第1の実施形態]
本実施形態においては、スーパーマーケット等の顧客が購入した食材の情報に基づいて、提供すべき食材を決定し、当該決定した食材に関する情報をレシートに出力することによって、食材情報を提供する食材情報提供システム1の例について説明する。
[1−1.食材情報提供システム1の概要]
図1に、この発明の一実施形態による食材情報提供システム1のシステム構成の一例を示す。このシステム構成において、POSレジ端末である食材情報入出力端末3および食材情報提供装置5は、いずれもコンピュータ装置であり、インターネット等のネットワークNを介してそれぞれが相互に通信可能である。また、顧客端末7は、顧客が使用する端末であり、少なくとも食材情報提供装置5とネットワークNを介して通信可能である。
なお、図1において、食材情報入出力端末3および顧客端末7は、1つしか記載されていないが、2以上存在してもよい。また、食材情報入出力端末3および食材情報提供装置5は、ネットワークNを介して情報を直接伝送させる構成としているが、POSレジ端末からのデータを集約する1または複数のPOSサーバ装置等の中継装置や記憶媒体を介して情報を伝送させてもよい。さらに、食材情報入出力端末3と食材情報提供装置5との間の伝送路として用いるネットワークNと、顧客端末7と食材情報提供装置5との間の伝送路として用いるネットワークNを別々のネットワークとしてもよい。
図1の食材情報入出力端末3において、レジ担当者は、顧客の買い物かごの中にある食材を取り出し、POSスキャナーを用いて各食材に付されたバーコードを読み取り、購入食材情報を入力する。入力された購入食材情報は、ネットワークNを経由して食材情報提供装置5に送信される。送信を受けて食材情報提供装置5は、食材情報を提供するために食材情報提供処理を実行する。
食材情報提供処理では、顧客の購入食材に基づいて、追加食材の購入によって作成可能となる予測料理、関連料理、提案料理および特売品使用料理が決定され、各料理についての追加食材の情報を出力される。また、決定した各料理についてのレシピ表示データが、ウェブサイト等により提供可能とされる。
図2に、予測料理、関連料理、提案料理および特売品使用料理の決定する処理の概念図を示す。例えば、購入食材21が「牛肉、にんじん、たまねぎ、じゃがいも、卵、…」である場合、「牛肉、にんじん、たまねぎ、じゃがいも」を必要食材とするカレー23を予測料理として決定する。この場合、「カレールウ」が追加食材となる。
また、予測料理「カレー」に関連する料理である「コールスロー」を関連料理として決定する。この場合、「きゃべつ」が追加食材となる。
さらに、「牛肉、にんじん、たまねぎ、じゃがいも」を必要食材とするポトフ25を提案料理として決定する。この場合、「ウィンナー」が追加食材となる。
さらに、特売品である「カニ」と「たまねぎ」を必要食材とするカニクリームコロッケ26を特売品使用料理として決定する。この場合、「カニ」が追加食材となる。
なお、「牛肉、にんじん、たまねぎ」を必要食材とする野菜炒め22は、追加食材が発生しないため、対象の料理としては採用しない。
これにより、顧客の購入した食材を用いて作成可能となる料理情報を提供するとともに、当該料理を作成する際に必要となる追加食材の情報を提供することができる。このため、追加食材についての販売促進を図ることができる。
[1−2.機能ブロック図]
図1において、食材情報入出力端末3の入力部31は、レジ担当者が入力した購入食材情報を食材情報提供装置5に送信する。また、食材情報提供装置5の食材情報取得部51は、食材情報入出力端末3から購入食材情報の入力を受け付ける。
食材情報提供装置5の提供食材決定部53は、食材データ63を参照して購入食材における各食材の属性を取得し、購入食材の食材の一部または全部を含む料理を料理データ61から抽出し、抽出した料理に基づいて予測料理、関連料理、提案料理および特売品使用料理を決定する。
食材情報出力部55は、決定した予測料理、関連料理、提案料理および特売品使用料理を、レシート単位でレシート別料理データ65に記録するとともに、食材情報入出力端末3に出力する。
出力を受けて食材情報入出力端末3の出力部33は、レシート37に予測料理、関連料理、提案料理および特売品使用料理および各料理に必要な追加食材に関する情報を印字出力する。
顧客端末7の入力部71は、レシート37のバーコード等を読み取り、食材情報提供装置5にアクセスする。食材情報提供装置5のレシピデータ提供部57は、顧客端末7のレシート番号に基づいて予測料理、関連料理、提案料理および特売品使用料理を取得し、料理別レシピ表示データ67を用いてレシピ情報を提供する。顧客端末7の出力部73は、各料理のレシピ情報を画面出力する。
上記食材情報提供装置5において、図1に示す各機能部は、プログラムによって実現されるCPUの機能を含む概念である。ここで、プログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソース形式のプログラム、圧縮処理がされたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
[1−3.食材情報提供システム1のハードウェア構成]
[1−3−1.食材情報提供装置5]
図1に示した食材情報提供装置5を、CPUを用いて実現したハードウェア構成の一例を、図3に示す。上記食材情報提供装置5は、ディスプレイ201、CPU203、メモリ205、キーボード/マウス207、ハードディスク209、光学式ドライブ(CD−ROMドライブ)211および通信回路215を備える。
CPU203は、オペレーティングシステム(OS;図示しない)および食材情報提供プログラム80等に基づいた処理を行う。ハードディスク209には、オペレーティングシステムの他、食材情報提供プログラム80、料理データ61、食材データ63、レシート別料理データ65および料理別レシピ表示データ67が記録される。
食材情報提供プログラム80は、光学式ドライブ211を介してCD−ROM213等に記録されたプログラムを読み出してインストールされる。なお、上記インストールは、通信回路215を用いてインターネット等のネットワークNからダウンロードしたプログラムを使用して行うようにしてもよい。食材情報提供プログラム80は、食材情報入出力端末3によって入力された購入食材情報に基づいて食材情報提供処理を実行する。
図1に示した食材情報提供装置5を構成する食材情報取得部51、提供食材決定部53、食材情報出力部55は、CPU203上において食材情報提供プログラム80を実行することによって実現される。
[1−3−2.食材情報入出力端末3]
図1に示した食材情報入出力端末3を、CPUを用いて実現したハードウェア構成は、図3に示した食材情報提供装置5のものと基本的に同じである。食材情報入出力端末3は、通常のPOSレジ端末の機能に加えて、食材情報提供装置5に購入食材情報を出力し、食材情報提供装置5から取得した食材情報をレシート等に出力できればよい。
この場合、図1に示した食材情報入出力端末3を構成する、入力部31および出力部33は、食材情報入出力端末3のハードウェア等を用いて実現される。
[1−3−3.顧客端末7]
図1に示した顧客端末7を、CPUを用いて実現したハードウェア構成は、図3に示した食材情報提供装置5のものと基本的に同じである。顧客端末7は、インターネット接続機能付きの携帯電話、店舗の専用端末、パーソナルコンピュータ装置のいずれであってもよい。顧客端末7は、レシートを特定するデータを入力でき、ウェブサイトのデータを出力表示できればよい。
この場合、図1に示した顧客端末7を構成する、入力部71および出力部73は、顧客端末7のハードウェア等を用いて実現される。
[1−4.食材情報提供システム1における処理内容]
図4〜17を用いて、本実施形態における食材情報提供システム1の食材情報提供処理の内容を説明する。
図4は、食材情報入出力端末3が食材情報提供装置5にアクセスして食材情報の提供データの送信を依頼し、食材情報入出力端末3がレシート37に提供データを印字出力する場合、および、顧客端末7が、レシート37に印字されたレシート番号に基づいて、食材情報提供装置5にアクセスして提供データに関するレシピデータを取得して表示する場合のそれぞれにおけるフローチャートの一例である。
図6、図11、図12および図13は、食材情報提供装置5において、予測料理、関連料理、提案料理および特売品使用料理のそれぞれを決定する場合のフローチャートの一例である。図5は、食材情報入出力端末3から食材情報提供装置5に送信され、食材情報提供装置5のメモリ205に保持される購入食材情報の一例である。
図7は、食材情報提供装置5のハードディスク209に保持される食材データ63の一例である。図8は、食材情報提供装置5のハードディスク209に保持される料理データ61の一例である。図9は、食材情報提供装置5のメモリ205に保持されるソート結果の一例である。図10は、食材情報提供装置5のメモリ205に保持される提供データの一例である。図14は、食材情報提供装置5のハードディスク209に保持されるレシート別料理データ65の一例である。
図15は、食材情報入出力端末3の出力部33において印字出力されるレシート37の一例である。図16は、食材情報提供装置5のハードディスク209に保持される料理別レシピ表示データ67の一例である。図17は、顧客端末7の出力部73において表示出力されるレシピ画面の一例である。
[1−4−1.食材情報入出力端末3]
図4において、レジ担当者がPOSスキャナー35を用いて顧客の購入食材についてのPOS入力を完了すると(ステップS400〜S401、YES)、食材情報入出力端末3のCPU203は、購入食材に基づく購入食材情報を食材情報提供装置5に送信する(ステップS403)。
図5に示すように、購入食材情報は、レシートを識別するためのレシート番号501、食材を識別するための食材名502、食材の単価503、食材の数量504等を含む。例えば、図5が示す購入食材は、「牛肉、にんじん、たまねぎ、じゃがいも、卵」の5つである。
[1−4−2.食材情報提供装置5]
[1−4−2−1.予測料理の決定処理]
送信を受けて食材情報提供装置5のCPU203は、メモリ205に購入食材情報41を一時記憶した後(ステップS420)、予測料理の決定処理を実行する(ステップS421)。
図6に示す予測料理の決定処理において、食材情報提供装置5のCPU203は、購入食材情報41を読み込む(ステップS601)。CPU203は、食材データ63を検索して各食材が主食材であるか副食材であるかを示す主/副区分を取得する(ステップS603)。
図7に示すように、食材データ63は、食材を識別する食材名701、食材が主食材であるか副食材であるかを示す主/副区分702、食材の単価703、食材が特売品であるか否かを示す特売品区分704等を含む。例えば、図5に示す購入食材「牛肉」は、主/副区分702が「主」であるので主食材とされる。また、「にんじん、たまねぎ、じゃがいも」は、それぞれ主/副区分702が「副」であるので副食材とされる。
CPU203は、料理データ61を検索して、購入食材情報41に保持された食材のうち、主食材である食材を含む料理データを抽出する(ステップS605)。
図8に示すように、料理データ61は、料理を識別する料理名801、当該料理が必要とする食材1_802〜食材5_806、知名度807、ジャンル808、…、関連料理名809等を含む。例えば、図5に示す購入食材情報41において主食材である食材は「牛肉」のみであるため、図8に示す料理データ61から「牛肉」を含む料理データのレコード851(カレー)、853(野菜炒め)、854(ポトフ)が抽出される。
CPU203は、抽出した各料理データの食材と購入食材情報41の食材とを比較し、料理データ側に存在するが購入食材情報41側に存在しない食材(以下、追加食材とする。)が1以上ある料理を抽出する(ステップS607)。例えば、レコード851(カレー)、853(野菜炒め)、854(ポトフ)のうち、レコード853の「野菜炒め」の食材「牛肉、にんじん、たまねぎ」は、すべて購入食材情報41に含まれているので、抽出の対象としない。この場合、追加食材「カレールウ」を有するレコード851(カレー)および、追加食材「ウィンナー」を有するレコード854(ポトフ)を含むレコードが抽出される。
なお、上記ステップS607においては、追加食材が1以上であって、かつ、3以下である料理データを抽出してもよい。つまり、購入食材情報に含まれない食材の個数が所定の閾値である「3」を超える場合、当該料理データを抽出結果から除外してもよい。これにより、1個ないし3個の追加食材で作成可能となる料理についての情報のみを適切に提供することができる。
CPU203は、抽出したレコードを、追加食材の数が少ない順にソート(並び替え)し(ステップS609)、続いて料理の属性を示すデータの一つである「知名度」が高い順にソートする(ステップS611)。
CPU203は、メモリ205に抽出したレコードのソート結果42を記憶する(ステップS613)。図9に、ソート結果42の例を示す。ソート結果42のレコードフォーマットは、図8の料理データ61と同一である。図9においてレコード951の「カレー」は追加食材が「カレールウ」1つであり、レコード952の「ポトフ」は追加食材が「ウィンナー」1つであるが、「ポトフ」の知名度「1」より「カレー」の知名度「5」が高いため、レコード951が先頭になるようにソートされている。
CPU203は、ソート結果42に基づき、予測料理を決定する(ステップS615)。例えば、図9に示したように先頭レコードに保持されているレコード951の「カレー」を予測料理として決定する。
CPU203は、決定した予測料理および購入食材情報41の食材に基づいて、提供データのレコードを生成し、メモリ205内の提供データ43に記憶する(ステップS617)。図10に示すように、提供データ43は、レシートを識別するレシート番号901、提供する料理を識別する料理区分902、料理を識別する料理名903、当該料理の追加食材1_904…、購入食材情報41の食材1_905〜食材4_908…等を含む。
例えば、予測料理として決定したソート結果42の図9のレコード951および、メモリ205に保持している購入食材情報41(図5)に基づいて、提供データ43のレコード971を生成して記憶する。この場合、予測料理の料理名は「カレー」であり、追加食材は「カレールウ」である。
[1−4−2−2.関連料理の決定処理]
予測料理の決定処理を終えるとCPU203は、関連料理の決定処理を実行する(図4、ステップS423)。
図11に示す関連料理の決定処理において、食材情報提供装置5のCPU203は、上記において決定した予測料理を提供データ43から取得する(図11、ステップS1101)。例えば、図10の提供データ43から、料理区分902が「予測料理」であるレコード971の料理名903「カレー」を取得する。
CPU203は、料理データ61を参照して、予測料理に関する料理データのレコードを抽出する(ステップS1103)。例えば、図8の料理データ61から料理名801が「カレー」であるレコード851を抽出する。
CPU203は、抽出した料理データレコードから関連料理名を取得して関連料理を決定する(ステップS1105)。例えば、図8のレコード851には、「カレー」の関連料理名809として「コールスロー」が記録されているため、料理名「コールスロー」を関連料理に決定する。
CPU203は、決定した関連料理の料理データのレコードを料理データ61から抽出する(ステップS1107)。例えば、図8の料理データ61から、料理名801が「コールスロー」のレコード855を抽出する。
CPU203は、抽出した関連料理の食材および購入食材情報41の食材に基づいて、提供データのレコードを生成し、メモリ205内の提供データ43に追加記憶する(ステップS1109)。例えば、関連料理として決定した図8のレコード855および、メモリ205に保持している購入食材情報41(図5)に基づいて、図10の提供データ43のレコード972を生成して記憶する。この場合、関連料理の料理名は「コールスロー」であり、追加食材は「きゃべつ」である。
[1−4−2−3.提案料理の決定処理]
関連料理の決定処理を終えるとCPU203は、提案料理の決定処理を実行する(図4、ステップS425)。
図12に示す提案料理の決定処理において、食材情報提供装置5のCPU203は、上記においてメモリ205に保持している図12のソート結果42を取得する(ステップS1101)。
CPU203は、ソート結果42において、すでに決定した予測料理と属性の異なる料理を抽出する(ステップS1203)。例えば、ソート結果42のレコード951の料理名「カレー」を予測料理として決定しているので、当該「カレー」と、知名度およびジャンルという属性が異なる料理として、料理名「ポトフ」のレコード952を抽出する。
なお、属性が異なる料理の判断は、知名度またはジャンルの一方が共通する場合は他方が相違することに基づいて判断してもよい。さらに、属性が異なる料理の判断は、他の情報に基づいて判断してもよい。例えば、主食材の相違する料理(例えば、肉系と魚系。)であるか否かによって判断してもよい。
CPU203は、抽出したソート結果レコードから料理名を取得して提案料理を決定する(ステップS1205)。例えば、上記「ポトフ」を提案料理に決定する。
CPU203は、決定した提案料理の料理データレコードを料理データ61から抽出する(ステップS1207)。例えば、図8の料理データ61から、料理名801が「ポトフ」のレコード854を抽出する。
CPU203は、抽出した提案料理の食材および購入食材情報41の食材に基づいて、提供データレコードを生成し、メモリ205内の提供データ43に追加記憶する(ステップS1209)。例えば、提案料理として決定した図8のレコード854および、メモリ205に保持している購入食材情報41(図5)に基づいて、図10の提供データ43のレコード973を生成して記憶する。この場合、提案料理の料理名は「ポトフ」であり、追加食材は「ウィンナー」である。
[1−4−2−4.特売品使用料理の決定処理]
提案料理の決定処理を終えるとCPU203は、特売品使用料理の決定処理を実行する(図4、ステップS427)。
図13に示す特売品使用料理の決定処理において、食材情報提供装置5のCPU203は、購入食材情報41を読み込む(ステップS1301)。CPU203は、食材データ63を検索して、特売品として設定されている食材データを抽出する(ステップS1303)。図7に示したように、食材データ63は、食材が特売品であるか否かを示す特売品区分704を有している。例えば、図7のレコード751はの食材「カニ」は、特売品区分704が「特売品」であるため、特売品の食材データとして抽出される。
CPU203は、料理データ61を検索して、購入食材情報41に保持された食材の少なくとも1つを含み、抽出した特売品の食材が追加食材となるような料理データを抽出する(ステップS1305)。例えば、図5に示す購入食材情報41の食材「たまねぎ」と、特売品の食材「カニ」を含む料理である「カニクリームコロッケ」のレコード856が抽出される。
CPU203は、抽出したレコードが複数ある場合、追加食材の数が少ない順にソート(並び替え)し(ステップS1307)、続いて料理の属性を示すデータの一つである「知名度」が高い順にソートする(ステップS1309)。
CPU203は、上記ソートの結果に基づき、特売品使用料理を決定する(ステップS1311)。例えば、図8のレコード856の「カニクリームコロッケ」がソート結果の先頭であれば、料理名「カニクリームコロッケ」を特売品使用料理として決定する。
CPU203は、決定した特売品使用料理および購入食材情報41の食材に基づいて、提供データレコードを生成し、メモリ205内の提供データ43に記憶する(ステップS1313)。例えば、特売品使用料理として決定した図8のレコード856の「カニクリームコロッケ」および、メモリ205に保持している購入食材情報41(図5)に基づいて、図10の提供データ43のレコード974を生成して記憶する。この場合、予測料理の料理名は「カニクリームコロッケ」であり、追加食材は「カニ」である。
[1−4−2−5.レシート別料理データの記録]
CPU203は、メモリ205内に保持している提供データ43に基づいてレシート別料理データ65をハードディスク209に記録する(ステップS429)。図14に示すように、レシート別料理データ65は、レシートを識別するレシート番号141、上記において決定した予測料理142、関連料理143、提案料理144、特売品使用料理145等を含む。例えば、図10に示すレシート番号901「00001」に対応づけて、予測料理141「カレー」、関連料理142「コールスロー」、提案料理143「ポトフ」、特売品使用料理145「カニクリームコロッケ」をそれぞれレコード149として記録する。なお、レシート別料理データ65は、後述するように、顧客からレシート番号等によるアクセスがあった場合に、レシピ表示データを作成するためのデータとなる。
CPU203は、提供データ43を食材情報入出力端末3に送信する(ステップS431)。例えば、図10に示すように提供データ43には、レシート番号901「00001」に対応づけて、予測料理141「カレー」、関連料理142「コールスロー」、提案料理143「ポトフ」、特売品使用料理145「カニクリームコロッケ」に関する食材情報(追加食材および購入食材の情報)が記録されている。
[1−4−3.食材情報入出力端末3]
図4において、食材情報入出力端末3がレシート番号に対応する提供データ43を取得すると、食材情報入出力端末3のCPU203は、顧客が購入した食材の一覧情報に加えて、当該取得した提供データ43に基づく追加食材の情報を、料理ごとにレシート37に印字出力する(ステップS405)。
図15にレシート37の一例を示す。レシート37は、購入食材の一覧および合計金額の印字領域161の他、レシート番号およびレシート番号を特定してウェブページにアクセスするためのバーコード・QRコードの印字領域162、提案料理の印字領域163、予想料理の印字領域164、関連料理の印字領域165、特売品使用料理の印字領域166が含まれる。例えば、図10の提供データ43のレシート番号901に基づいて印字領域162を作成する。また、料理区分902、料理名903、追加食材1_904、…、食材1_905、…に記録されたデータに基づいて、予測料理、関連料理、提案料理、特売品使用料理の各印字領域163〜166を作成する。
[1−4−4.顧客端末7]
レシート37の発行を受けて顧客は、自己の携帯電話、パーソナルコンピュータ装置または店舗の専用端末を用いて、印字領域162に印字されたレシート番号、バーコードまたはQRコードに基づき、所定のレシピサイトにアクセス可能である(ステップS451)。
アクセスを受けると食材情報提供装置5のCPU203は、レシート番号に基づいてレシート別料理データ65および料理別レシピ表示データ67を検索する。そして、検索結果に基づいてレシピ画面を生成し、食材情報入出力端末3に送信する(ステップS433)。
例えば、レシート番号「00001」でアクセスがあった場合、食材情報提供装置5のCPU203は、図14のレシート別料理データのレコード149および、図16の料理別レシピ表示データ67のレコード155〜158に基づいて、レシピ画面を生成して送信する。
送信を受けて、顧客端末7のCPU203は、レシピ画面を表示する。図17にレシピ画面の例を示す。例えば、図17の画像データ171は、図16の料理別レシピ表示データ67におけるレコード156の画像データ152「004.jpg」により生成されている。また、レシピデータ172は、同様にレコード156のレシピデータ153「004.txt」により生成されている。さらに、予測料理「カレー」、関連料理「コールスロー」および特売品使用料理「カニクリームコロッケ」についても、同様に、料理別レシピ表示データの画像データ152およびレシピデータ153を用いて生成される。
[1−5.まとめ]
以上説明したように、上記食材情報提供システム1によれば、顧客が購入した食材に基づいて関連する食材の販売促進を効果的に行うことができる。
図1に示した食材情報入出力端末3の入力部31の機能は、CPU203が図4に示すステップS400〜403の処理を行うことにより実現される。出力部33の機能は、CPU203が図4に示すステップS405の処理を行うことにより実現される。
図1に示した食材情報提供装置5の食材情報取得部51の機能は、CPU203が図4に示すステップS420の処理を行うことにより実現される。提供食材決定部53の機能は、CPU203が図4に示すステップS421〜S427の処理を行うことにより実現される。食材情報出力部55の機能は、CPU203が図4に示すステップS429〜S431の処理を行うことにより実現される。レシピデータ提供部57の機能は、CPU203が図4に示すステップS433の処理を行うことにより実現される。
図1に示した顧客端末7の入力部71の機能は、CPU203が図4に示すステップS451の処理を行うことにより実現される。出力部73の機能は、CPU203が図4に示すステップS455の処理を行うことにより実現される。
[2.その他の実施形態]
[2−1.各機能ブロックの実現方法]
上記実施形態においては、図1に示す各機能ブロックを、ソフトウェアを実行するCPUの処理によって実現している。しかし、その一部もしくは全てを、ロジック回路等のハードウェアによって実現してもよい。なお、プログラムの一部の処理をさらに、オペレーティングシステム(OS)にさせるようにしてもよい。
[2−2.対象範囲]
[2−2−1.インターネットスーパー]
上記実施形態においては、食材情報入出力端末3として、実店舗に設置されたPOSレジ端末を用いた。しかし、インターネット上の仮想店舗等で顧客が食材の購入を行う場合には、当該仮想店舗等を実現するアプリケーションサーバ装置を食材情報入出力端末3として用いてもよい。
例えば、顧客端末7は仮想店舗のアプリケーションサーバ装置にアクセスする。顧客が顧客端末7を用いて食材の購入処理を行うと、購入された食材の情報が、アプリケーションサーバ装置から食材情報提供装置5に送信される(図4、ステップS403)。これを受けて食材情報提供装置5は、図4のステップS420〜431に示した食材情報提供処理を行い、提供データをアプリケーションサーバ装置に送信する。これを受けてアプリケーションサーバ装置は、追加食材に関する提供データを、購入確認のための電子メール等に付加して顧客端末7に送信する。これにより、顧客がインターネットスーパー等で食材を購入する際においても、電子メール等を用いて追加食材についての情報を提供することができる。
[2−2−2.物品情報の提供]
上記実施形態においては、スーパーマーケット等の店舗で食材を購入した顧客に対して、料理に関する食材情報を提供する構成としたが、提供の対象となる情報は食材に限定されない。例えば、顧客が複数の物品を購入する場合に、各物品に基づくセット品を構成するための物品についての情報を提供するようにしてもよい。
例えば、物品を化粧品とするときは、口紅等が購入された場合に同じ化粧品セットに含まれるアイシャドーの情報を提供できる。例えば、物品を洋服とするときは、ジャケット等が購入された場合に同じスーツセットに含まれるパンツの情報を提供できる。
[2−3.システム構成]
上記実施形態においては、食材情報入出力端末3と食材情報提供装置5のみを用いて食材情報提供システム1を構成する例について説明したが、システム設計上の観点等からその他の装置を含む構成としてもよい。例えば、食材情報入出力端末3が店舗等のPOSレジ端末である場合、各POSレジ端末のデータを集約するPOSサーバを、食材情報提供装置5との間に設けてもよい。また、食材情報入出力端末3と食材情報提供装置5を一体とする装置で構成してもよい。さらに、食材情報入出力端末3が食材情報提供装置5の処理の一部を実行するように構成してもよい。
[2−3.レシピ画面]
上記実施形態においては、顧客端末7からのアクセスを受けてレシピ画面を生成して送信する処理(ステップS433)を、食材情報提供装置5において行うように構成したが、別の装置を用いてこの処理を行うようにしてもよい。この場合、この別の装置が、レシート別料理データ65および料理別レシピ表示データ67にアクセスできればよい。
1:食材情報提供システム
3:食材情報入出力端末
5:食材情報提供装置
7:顧客端末
N:ネットワーク

Claims (12)

  1. 購入された食材に関する情報に基づいて、未購入の食材に関する情報を提供する食材情報提供装置であって、
    購入された食材に関する情報を購入食材情報として取得する食材情報取得部と、
    取得した購入食材情報に基づいて、提供の対象となる食材を決定する提供食材決定部と、
    決定した食材に関する情報を出力する食材情報出力部とを備え、
    前記提供食材決定部は、料理を識別する料理名と、当該料理に必要な食材に関する情報である必要食材情報とを対応づけて保持する料理データを参照し、前記購入食材情報の少なくとも一部が必要食材情報に含まれ、かつ、当該必要食材情報の一部が前記購入食材情報に含まれない関係にある料理データを抽出して、抽出した料理データの必要食材情報の中で前記購入食材情報に含まれない食材を、前記提供の対象となる提供食材として決定する食材情報提供装置。
  2. 前記提供食材決定部は、抽出した料理データの必要食材情報の中で前記購入食材情報に含まれない食材の個数が所定の閾値を超える場合、当該料理データを抽出結果から除外する、請求項1に記載の食材情報提供装置。
  3. 前記食材情報出力部は、決定した食材に関する情報として、食材および当該食材を必要とする料理にかかる情報を出力する、請求項1または2に記載の食材情報提供装置。
  4. 前記提供食材決定部は、抽出した料理データが複数存在する場合には、前記提供食材の個数が最も少ない料理データに基づいて提供食材を決定する、請求項1〜3のいずれかに記載の食材情報提供装置。
  5. 前記提供食材決定部は、食材ごとに、当該食材が主食材または副食材のいずれであるかを示す情報を保持する食材データを参照し、対象の食材が主食材である購入食材情報の少なくとも一部が必要食材情報に含まれる料理データを抽出する、請求項1〜4のいずれかに記載の食材情報提供装置。
  6. 前記料理に必要な食材に関する情報には、当該料理に関連する別の料理に必要な食材に関する情報を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の食材情報提供装置。
  7. 前記料理データは、さらに、料理の知名度を示すデータを保持しており、
    前記提供食材決定部は、抽出した料理データが複数存在する場合には、知名度が高い料理を優先して料理データを抽出する、請求項1〜6のいずれかに記載の食材情報提供装置。
  8. 前記料理データは、さらに、料理のジャンルを示すデータを保持しており、
    前記提供食材決定部は、抽出した前記料理データの料理とジャンルが異なる別の料理の料理データ、または、抽出した前記料理データの料理よりも知名度が低い別の料理の料理データを抽出する、請求項7に記載の食材情報提供装置。
  9. 前記食材データは、さらに、特売品であることを示すデータを保持しており、
    前記提供食材決定部は、特売品とされている食材データの食材を必要とする料理の料理データを抽出する、請求項1〜8のいずれかに記載の食材情報提供装置。
  10. 購入された食材に関する情報に基づいて、未購入の食材に関する情報を提供する処理を行うための食材情報提供プログラムであって、
    購入された食材に関する情報を購入食材情報として取得する食材情報取得処理と、
    取得した購入食材情報に基づいて、提供の対象となる食材を決定する提供食材決定処理と、
    決定した食材に関する情報を出力する食材情報出力処理とをコンピュータに実行させ、
    前記提供食材決定処理は、料理を識別する料理名と、当該料理に必要な食材に関する情報である必要食材情報とを対応づけて保持する料理データを参照し、前記購入食材情報の少なくとも一部が必要食材情報に含まれ、かつ、当該必要食材情報の一部が前記購入食材情報に含まれない関係にある料理データを抽出して、抽出した料理データの必要食材情報の中で前記購入食材情報に含まれない食材を、前記提供の対象となる提供食材として決定する処理とをコンピュータに実行させる、食材情報提供プログラム。
  11. 購入された食材に関する情報に基づいて、未購入の食材に関する情報を提供する食材情報提供方法であって、
    購入された食材に関する情報を購入食材情報として取得する食材情報取得ステップと、
    取得した購入食材情報に基づいて、提供の対象となる食材を決定する提供食材決定ステップと、
    決定した食材に関する情報を出力する食材情報出力ステップとを含み、
    前記提供食材決定ステップは、料理を識別する料理名と、当該料理に必要な食材に関する情報である必要食材情報とを対応づけて保持する料理データを参照し、前記購入食材情報の少なくとも一部が必要食材情報に含まれ、かつ、当該必要食材情報の一部が前記購入食材情報に含まれない関係にある料理データを抽出して、抽出した料理データの必要食材情報の中で前記購入食材情報に含まれない食材を、前記提供の対象となる提供食材として決定する食材情報提供方法。
  12. 購入された食材に関する情報に基づいて、未購入の食材に関する情報を提供する食材情報提供装置と、前記食材情報提供装置と通信可能な食材情報入出力端末を有する食材情報提供システムであって、
    前記食材情報入出力端末は、購入された食材に関する情報を購入食材情報として前記食材情報提供装置に与える入力部と、
    前記食材情報提供装置において決定された提供食材に関する情報を出力する出力部を備え、
    前記食材情報提供装置は、
    購入された食材に関する情報を購入食材情報として取得する食材情報取得部と、
    取得した購入食材情報に基づいて、提供の対象となる食材を決定する提供食材決定部と、
    決定した食材に関する情報を出力する食材情報出力部とを備え、
    前記提供食材決定部は、料理を識別する料理名と、当該料理に必要な食材に関する情報である必要食材情報とを対応づけて保持する料理データを参照し、前記購入食材情報の少なくとも一部が必要食材情報に含まれ、かつ、当該必要食材情報の一部が前記購入食材情報に含まれない関係にある料理データを抽出して、抽出した料理データの必要食材情報の中で前記購入食材情報に含まれない食材を、前記提供の対象となる提供食材として決定する食材情報提供システム。
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