JP2010232004A - 燃料電池スタック - Google Patents

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Abstract

【課題】体積を小さくすることが可能であり、スタックケースに収容した場合にスタックケースの内面との間の隙間を確保しやすい燃料電池スタックを提供する。
【解決手段】燃料電池の単セルを積層したセル積層体を含む積層体と、積層体のセル積層方向の端部の少なくとも一部を覆って絶縁する絶縁シートとを備え、積層体は、セル積層方向の端部に少なくとも1つの凸部を有し、絶縁シートは、先端部がセル積層方向に向かって折り曲げられ、凸部の位置に対応した切込部を有する燃料電池スタックである。
【選択図】図5

Description

本発明は、燃料電池の単セルを積層した燃料電池スタックに関する。
環境問題や資源問題への対策の一つとして、酸素や空気等の酸化ガスと、水素やメタン等の還元性ガス(燃料ガス)あるいはメタノール等の液体燃料等とを原料として電気化学反応により化学エネルギーを電気エネルギーに変換して発電する燃料電池が注目されている。この燃料電池は、発電に使用される原料のガスや液体燃料が豊富に存在すること、また、その発電原理より排出される物質が水であること等より、クリーンなエネルギー源として様々な検討がされている。
燃料電池の単セルは、電解質膜の一方の面に燃料極(アノード触媒層)と、もう一方の面に空気極(カソード触媒層)とが電解質膜を挟んで対向するように設けられた膜電極接合体(MEA:Membrane Electrode Assembly)をメタルセパレータ等のセパレータで挟んだものから形成される。単セルは複数積層されて燃料電池スタックとされる。隣接する単セルは、セパレータ間を接着剤またはガスケット等のシール材によってシールされる。
図7に従来の燃料電池スタック100の一例のセル積層方向の端部の様子を示す。複数の単セル102は積層されてセル積層体104とされ、セル積層体104のセル積層方向両端には、ターミナル106、インシュレータ108、エンドプレート110が順に配置され、締結ボルト114などの締結部材により積層体112がセル積層方向に締め付けられて固定されて燃料電池スタック100が構成される。燃料電池スタック100は、通常、スタックケースに収容される。燃料電池スタック100には、スタックケースに収容されたときに、エンドプレート110とスタックケースとを絶縁するために、通常、積層体112のセル積層方向の端部を絶縁する絶縁シート116が備えられている。
このような従来の燃料電池スタック100では、積層体112には締結ボルト114などの締結部材やその他の部材118が組み付けられていることが多いため、積層体112のセル積層方向の端部には多くの凸部があり、絶縁シート116は締結ボルト114などの凸部などの形状に合わせて、複雑な曲げ形状に加工する必要があった。
また、絶縁シート116の曲げ高さを途中で変えることは困難であるので、複数の凸部があり、それらの高さや形状などが異なる場合、例えば高さの高い凸部(例えば、図6の例では、部材118の高さが締結ボルト114の高さよりも高くなっている)に合わせて折り曲げ加工する必要があった。このため、燃料電池スタック100の全体の体積が大きくなってしまうことがあった。また、燃料電池スタック100をスタックケースに収容したときに、絶縁シート116とスタックケースの内面との間の隙間が少なくなり、スタックケースと干渉してしまう場合があった。
なお、特許文献1には、複数の燃料電池スタックと、絶縁カバーとを備え、複数の燃料電池スタックは間隔を置いて並列に配置されており、各燃料電池スタックは、セル積層体、該セル積層体の端部に設けられたターミナルを有しており、絶縁カバーは、燃料電池スタックをセル積層方向に部分的に覆い、かつ、ターミナルを覆っており、絶縁カバーは、セル積層方向におけるターミナルの位置の変動に追従してセル積層方向に位置が変動可能となるように支持されている、燃料電池スタック絶縁構造が記載されている。
特開2006−236792号公報
本発明は、体積を小さくすることが可能であり、スタックケースに収容した場合にスタックケースの内面との間の隙間を確保しやすい燃料電池スタックである。
本発明は、燃料電池の単セルを積層したセル積層体を含む積層体と、前記積層体のセル積層方向の端部の少なくとも一部を覆って絶縁する絶縁シートとを備え、前記積層体は、前記セル積層方向の端部に少なくとも1つの凸部を有し、前記絶縁シートは、先端部が前記セル積層方向に向かって折り曲げられ、前記凸部の位置に対応した切込部を有する燃料電池スタックである。
本発明では、先端部がセル積層方向に向かって折り曲げられ、セル積層方向の端部の凸部の位置に対応した切込部を有する絶縁シートを備えることにより、体積を小さくすることが可能であり、スタックケースに収容した場合にスタックケースの内面との間の隙間を確保しやすい燃料電池スタックを提供することができる。
本発明の実施形態に係る燃料電池スタックの一例を示す概略側面図である。 本発明の実施形態に係る燃料電池スタックにおけるMEA(膜電極接合体)の一例を示す概略断面図である。 本発明の実施形態に係る燃料電池スタックにおける単セルの一例の概略上面図を示す。 本発明の実施形態に係る燃料電池スタックにおける単セルの一例を分解した概略斜視図である。 本発明の実施形態に係る燃料電池スタックの一例のセル積層方向の端部の様子を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る燃料電池スタックにおける絶縁シートの加工方法の一例を示す概略図である。 従来の燃料電池スタックの一例のセル積層方向の端部の様子を示す概略図である。
本発明の実施の形態について以下説明する。本実施形態は本発明を実施する一例であって、本発明は本実施形態に限定されるものではない。
<燃料電池スタック>
図1に、本実施形態に係る燃料電池スタック10の一例の概略側面図を示す。また、図2に、本実施形態に係る燃料電池スタック10におけるMEA(膜電極接合体)28の一例の概略断面図を示す。図1における各単セル12は、図2に示すMEA28の両面をセパレータにより挟持して構成される。
図2に示すように、MEA28は、電解質膜30と、電解質膜30の一方の面に配置された触媒層32および拡散層36を含む燃料極(アノード)40と、電解質膜30の他方の面に配置された触媒層34および拡散層38を含む空気極(カソード)42とから構成される。触媒層32および34とセパレータ(図2において図示せず)との間に、通気性を有する拡散層36,38がそれぞれ設けられている。
MEA28とMEA28の拡散層36,38の両外側を挟持するセパレータとを重ねて単セル12を構成し、図1のように、単セル12を積層してセル積層体14とし、セル積層体14のセル積層方向両端に、ターミナル16、インシュレータ18、エンドプレート20を順に配置し、積層体22を構成する。積層体22を締結ボルトなどの締結部材(図1では図示せず)によりセル積層方向に締め付け、積層体22の外側でセル積層方向に延びるテンションプレート24、ボルト・ナット26などにより固定して、燃料電池スタック10を構成する。なお、セル積層体14における単セル12の積層数は1層以上であれば良く特に制限はない。
図3に単セル12の一例の上面概略図を示す。単セル12は、中央部にガス流路と冷媒流路と電極とが存在し、発電を行う発電領域46を有し、その周囲に位置し、発電を行わない非発電領域48を有する。セパレータ44は金属製のメタルセパレータなどである。図4に単セル12を分解した概略斜視図を示すように、単セル12において、MEA28とセパレータ44との間で、非発電領域48の部位に、枠状の(発電領域46に対応する領域が中抜きされた)樹脂フレーム56が設けられており、MEA28は2枚の樹脂フレーム56で挟まれ、その2枚の樹脂フレーム56が2枚のセパレータ44で挟まれる。セパレータ44と樹脂フレーム56には、非発電領域48において、燃料ガスマニホールド50、酸化ガスマニホールド52、冷媒マニホールド54がそれぞれ形成されている。なお、非発電領域48における燃料ガスマニホールド50、酸化ガスマニホールド52および冷媒マニホールド54の配置位置は、図3,4の位置に限定されるものではない。
燃料電池スタック10の各単セル12において、例えば、図2の燃料極40に供給する燃料ガスを水素ガス、空気極42に供給する酸化ガスを空気として運転した場合、燃料極40の触媒層32において、
2H → 4H+4e
で示される反応式(水素酸化反応)を経て、水素ガス(H)から水素イオン(H)と電子(e)とが発生する。電子(e)は拡散層36から外部回路を通り、空気極42の拡散層38から触媒層34に到達する。触媒層34において、供給される空気中の酸素(O)と、電解質膜30を通過した水素イオン(H)と、外部回路を通じて触媒層34に到達した電子(e)により、
4H+O+4e → 2H
で示される反応式(酸素還元反応)を経て、水が生成する。このように燃料極40および空気極42において化学反応が起こり、電荷が発生して電池として機能することになる。そして、一連の反応において排出される成分は水であるので、クリーンな電池が構成されることになる。
図5に本実施形態に係る燃料電池スタックの一例のセル積層方向の端部の様子を示す。本実施形態に係る燃料電池スタック10は、燃料電池の単セル12を積層したセル積層体14を含む積層体22と、積層体22のセル積層方向の端部の少なくとも一部を覆って絶縁する絶縁シート60とを備える。セル積層体14のセル積層方向両端には、ターミナル16、インシュレータ18、エンドプレート20が順に配置され、締結ボルト58などの締結部材により積層体22がセル積層方向に締め付けられて固定されて燃料電池スタック10が構成される。積層体22は、セル積層方向の端部に、締結ボルト58などの締結部材やその他の部材62などの少なくとも1つの凸部を有する。絶縁シート60は、先端部64がセル積層方向に向かって折り曲げられ、凸部の位置に対応した切込部66を有する。
燃料電池スタック10は、通常、スタックケースに収容され、燃料電池モジュールとされる。絶縁シート60は、スタックケースに収容されたときに、エンドプレート20とスタックケースとを絶縁するために、積層体22のセル積層方向の端部の少なくとも一部を覆って備えられている。
本実施形態に係る燃料電池スタック10では、積層体22に締結ボルト58などの締結部材やその他の部材62などがそれぞれの高さや形状などで組み付けられて、複数の凸部がある場合でも、絶縁シート60が、それぞれの凸部の位置に対応して切込部66を有するため、それぞれの凸部の形状や高さなどに対応して、切込部66の折り曲げ加工をすればよい。このため、燃料電池スタックの全体の体積を小さくすることができる。
また、絶縁シート60の切込部66の先端部64は、積層体22のセル積層方向に向かって折り曲げられている。絶縁シート60の組み付け後の形状が締結ボルト58などの凸部の形状や高さなどによって決まってしまう場合でも、切込部66の先端部64が、積層体22のセル積層方向に向かって折り曲げられていることにより、絶縁シート60から起き上がった切込部66が凸部に沿うように変形することができる。このため、燃料電池スタック10をスタックケースなどに収容した場合に、エンドプレート20とスタックケースの内面との間の隙間を確保しやすくなり、スタックケースと干渉してしまうことを抑制することができる。また、燃料電池スタック10とスタックケースの内面との間の隙間が少ない場合でも、燃料電池スタック10とスタックケースとの間の絶縁性を確保することができる。
絶縁シート60の加工は、例えば、図6に示すように、絶縁シート60に少なくとも1つの切り込み68を入れて、先端部64を折り曲げて切込部66を形成するだけでよい。このように絶縁シート60の折り曲げ加工を容易に行うことができるため、コストを低減することができる。先端部64の折り曲げ角度は、凸部の形状や高さなどに応じて決めればよいが、例えば、45度程度とすればよい。また、切込部62の先端部64における折り曲げ部分の長さ、幅は、凸部の形状や高さなどに応じて決めればよい。絶縁シート60の切込部66の折り曲げは、図5に示すような直線状であっても、曲線状であってもよい。
絶縁シート60は、積層体22のセル積層方向の端部の少なくとも一部、通常はエンドプレート20の少なくとも一部を覆うものであればよく、その全体を覆ってもよい。
絶縁シート60としては、例えば、耐熱性を有するポリカーボネートやポリエチレンテレフタレート(PET)などの樹脂を用いればよい。
本実施形態に係る燃料電池スタックは、例えば、携帯電話、携帯用パソコン等のモバイル機器用小型電源、自動車用電源、家庭用電源等として用いることができる。
10,100 燃料電池スタック、12,102 単セル、14,104 セル積層体、16,106 ターミナル、18,108 インシュレータ、20,110 エンドプレート、22,112 積層体、24 テンションプレート、26 ボルト・ナット、28 MEA、30 電解質膜、32,34 触媒層、36,38 拡散層、40 燃料極(アノード)、42 空気極(カソード)、44 セパレータ、46 発電領域、48 非発電領域、50 燃料ガスマニホールド、52 酸化ガスマニホールド、54 冷媒マニホールド、56 樹脂フレーム、58,114 締結ボルト、60,116 絶縁シート、62,118 部材、64 先端部、66 切込部、68 切り込み。

Claims (1)

  1. 燃料電池の単セルを積層したセル積層体を含む積層体と、前記積層体のセル積層方向の端部の少なくとも一部を覆って絶縁する絶縁シートとを備え、
    前記積層体は、前記セル積層方向の端部に少なくとも1つの凸部を有し、
    前記絶縁シートは、先端部が前記セル積層方向に向かって折り曲げられ、前記凸部の位置に対応した切込部を有することを特徴とする燃料電池スタック。
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