JP2010228373A - 画像形成装置とその制御方法およびそのためのプログラムと記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成装置に蓄積された文書を、画像形成装置の操作パネルやWeb上のユーザI/F等を使用せずに容易に印刷することを可能にする。
【解決手段】ホストコンピュータから通信媒体を介して印刷データを受信し、その受信した印刷データを解釈し、印刷すべき画像を生成して印刷処理を行う画像形成装置において、文書蓄積手段Aに印刷データを文書ごとに蓄積し、その蓄積文書を印刷する際に、ホストコンピュータから送られるPJLコマンドからなる印刷指示コマンドをコマンド解釈手段Bで解釈し、その解釈した印刷指示コマンドによって指定された条件から文書検索手段Cが文書蓄積手段Aの蓄積文書を検索し、その文書検索手段Cによって検索された蓄積文書を印刷手段Dによって印刷する。
【選択図】 図1
【解決手段】ホストコンピュータから通信媒体を介して印刷データを受信し、その受信した印刷データを解釈し、印刷すべき画像を生成して印刷処理を行う画像形成装置において、文書蓄積手段Aに印刷データを文書ごとに蓄積し、その蓄積文書を印刷する際に、ホストコンピュータから送られるPJLコマンドからなる印刷指示コマンドをコマンド解釈手段Bで解釈し、その解釈した印刷指示コマンドによって指定された条件から文書検索手段Cが文書蓄積手段Aの蓄積文書を検索し、その文書検索手段Cによって検索された蓄積文書を印刷手段Dによって印刷する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、ホストコンピュータから通信媒体を介して印刷データを受信し、その受信した印刷データを解釈し、印刷すべき画像を生成して印刷処理を行う画像形成装置において、印刷データを文書ごとに蓄積し、その蓄積文書を容易に印刷できるようにする技術に関する。
従来、デジタル複合機(MFP:Multi Function Peripheral)のような多機能な画像形成装置の中には、ホストコンピュータから送られる印刷データを画像展開処理して文書ごとにHDDに蓄積しておき、その後文書データを指定することによってHDDに蓄積された文書を印刷する機能を有するものがある。しかし、画像形成装置に蓄積された文書を印刷するためには、画像形成装置の操作パネルやWeb上のユーザI/F等を利用してユーザが手動で印刷指示する必要があった。
例えば特許文献1には、蓄積した印刷データ又は印刷データを展開した画像を蓄積しておき、その蓄積した印刷データあるいは画像を再印刷する場合には、使用者が要求した印刷方法に応じて印刷手段の印刷モードを設定し、その印刷モードに基づいて印刷するようにした印刷装置が開示されている。
しかしながら、この特許文献1に記載された印刷装置では、蓄積された文書を印刷するためには、ユーザが印刷装置の操作パネルから手動で印刷を指示しなければならず、蓄積された文書を一括で印刷したり、一括で蓄積文書の印刷条件を変更して印刷したりすることは容易ではないという問題があった。
この発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、画像形成装置に蓄積された文書の印刷指示や印刷条件の変更などを容易に行えるようにすることを目的とする。すなわち、この発明は画像形成装置に蓄積された文書を、画像形成装置の操作パネルやWeb上のユーザI/F等を使用せずに容易に印刷することを可能にすることを目的とする。
この発明は、ホストコンピュータから通信媒体を介して印刷データを受信し、その受信した印刷データを解釈し、印刷すべき画像を生成して印刷処理を行う画像形成装置において、上記の目的を達成するため、図1に機能ブロック図で示すように、印刷データを文書ごとに蓄積する文書蓄積手段Aと、その文書蓄積手段Aに蓄積された蓄積文書に対するホストコンピュータからのPJLコマンドからなる印刷指示コマンドを解釈するコマンド解釈手段Bと、そのコマンド解釈手段Bで解釈した印刷指示コマンドによって指定された条件から文書蓄積手段Aの蓄積文書を検索する文書検索手段Cと、その文書検索手段Cによって検索された蓄積文書を印刷する印刷手段Dとを有することを特徴とする。
さらに、図2の機能ブロック図に示す画像形成装置のように、コマンド解釈手段Bが、上記印刷指示コマンドに含まれる印刷条件指示コマンドを解釈する印刷条件指示コマンド解釈手段bを有し、それによって解釈された印刷条件指示コマンドで指定された印刷条件に従って、印刷手段Dに文書検索手段Cによって検索された蓄積文書を印刷させる印刷制御手段Eを設けるようにするとよい。
また、図3の機能ブロック図に示す画像形成装置のように、印刷条件指示コマンド解釈手段bによって解釈された印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件で、検索された蓄積文書を印刷できるか否かを判断する印刷可否判断手段Fと、その印刷可否判断手段Fの判断結果に従って、印刷可能な場合には上記指定された印刷条件で、印刷不可の場合には上記指定された印刷条件を無効にして、それぞれ印刷手段Dに文書検索手段Cによって検索された蓄積文書を印刷させる印刷制御手段Gとを設けるとなおよい。
あるいは、図4の機能ブロック図に示す画像形成装置のように、印刷条件指示コマンド解釈手段bによって解釈された印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件が、検索された蓄積文書に既に設定されている印刷条件と競合するかどうかを判断する競合判断手段Hと、その競合判断手段Hによる判断の結果、上記印刷条件が競合する場合には上記印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件を無効にして、上記印刷条件が競合しない場合には上記印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件で、それぞれ印刷手段Dに文書検索手段Cによって検索された蓄積文書を印刷させる印刷制御手段Iとを設けてもよい。
さらにまた、図5の機能ブロック図に示す画像形成装置のように、印刷条件の優先順位に関する情報を保持する優先順位情報保持手段Jを設け、競合判断手段Hによる判断の結果、上記印刷条件が競合する場合には優先順位情報保持手段Jの優先順位に関する情報に従った印刷条件で、上記印刷条件が競合しない場合には上記印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件で、それぞれ印刷手段Dに文書検索手段Cによって検索された蓄積文書を印刷させる印刷制御手段Kを設けるようにすることもできる。
この発明による画像形成装置の制御方法は、上述した図1から図5に示した各画像形成装置の機能による各制御方法である。
この発明によるプログラムは、ホストコンピュータから通信媒体を介して印刷データを受信し、その受信した印刷データを解釈し、印刷すべき画像を生成して印刷処理を行う画像形成装置を制御するコンピュータを、それぞれ図1から図5に示した各手段として機能させるための各プログラムである。
この発明によるプログラムは、ホストコンピュータから通信媒体を介して印刷データを受信し、その受信した印刷データを解釈し、印刷すべき画像を生成して印刷処理を行う画像形成装置を制御するコンピュータを、それぞれ図1から図5に示した各手段として機能させるための各プログラムである。
この発明による記録媒体は、上記いずれかのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
この発明による画像形成装置は、蓄積文書の印刷指示や印刷条件の変更をPJLコマンドのみでできるので、操作パネルやWeb上ユーザI/Fなどを操作せずに、蓄積文書の印刷指示や印刷条件の変更を行うことができ、蓄積文書を容易に印刷することが可能になる。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔画像形成装置の構成例〕
図6は、この発明による画像形成装置の一実施例であるレーザプリンタのハード構成を示すブロック図である。
〔画像形成装置の構成例〕
図6は、この発明による画像形成装置の一実施例であるレーザプリンタのハード構成を示すブロック図である。
この図6に示す画像形成装置であるレーザプリンタ1は、コントローラ2と操作パネル4とプリンタエンジン13からなっている。このレーザプリンタ1に、LAN(ローカルエリアネットワーク)等の通信媒体を介してホストマシンであるホストコンピュータ3が接続される。
ホストコンピュータ3は、印刷すべき文書や画像等データを作成するパーソナルコンピュータ等の能動装置であり、印刷データをレーザプリンタ1に送信して印刷させる。また、レーザプリンタ1に蓄積された文書を印刷させる際には、後述するPJLコマンドから成る印刷指示コマンドをレーザプリンタ1に送信する。
コントローラ2は、その時設定されている制御モード及びホストコンピュータ3からの印刷データの制御コードに従って、ホストコンピュータ3からの印字データをビデオデータに変換してプリンタエンジン13へ出力する制御部である。
そして、このコントローラ2は、ホストI/F5、プログラムROM6、フォントROM7、パネルI/F8、CPU9、RAM10,NV−RAM11、エンジンI/F12、およびHDD(ハードディスクドライブ)14、およびそれらを相互に接続するCPUバス15から構成されている。
そして、このコントローラ2は、ホストI/F5、プログラムROM6、フォントROM7、パネルI/F8、CPU9、RAM10,NV−RAM11、エンジンI/F12、およびHDD(ハードディスクドライブ)14、およびそれらを相互に接続するCPUバス15から構成されている。
ホストI/F5は、ホストコンピュータ3からレーザプリンタ1への印刷データ(制御データおよび印字データ)、レーザプリンタ1からホストコンピュータ3へのステータス信号等を送受信するための通信インタフェースである。
CPU9は、プログラムROM6に格納されたプログラムに従ってホストコンピュータ3から送られて来るデータ(印字データや制御データ)を処理し、プリンタエンジン13に印刷させたり、HDD14に印刷データを文書ごとに蓄積させたり、この発明による後述する蓄積文書の印刷に係わる各種の処理(図1〜図5の機能ブロック図に示した各手段の機能)も行う。
CPU9は、プログラムROM6に格納されたプログラムに従ってホストコンピュータ3から送られて来るデータ(印字データや制御データ)を処理し、プリンタエンジン13に印刷させたり、HDD14に印刷データを文書ごとに蓄積させたり、この発明による後述する蓄積文書の印刷に係わる各種の処理(図1〜図5の機能ブロック図に示した各手段の機能)も行う。
RAM10は、CPU9が使用するワークメモリであり、ホストコンピュータ3からのデータをページ単位に管理して一時記憶するバッファや、そのバッファに記憶したデータが実際の印字パターンに変換されたビデオデータを記憶するビットマップメモリ等に使われる。
NV−RAM11は,電源を切っても保持したいデータを格納しておくための不揮発性RAMである。
NV−RAM11は,電源を切っても保持したいデータを格納しておくための不揮発性RAMである。
プログラムROM6は、CPU9がコントローラ2内でのデータの処理や管理、この発明による蓄積文書を印刷する際の処理、および周辺モジュール等を制御するためのプログラムが格納されている.
フォントROM7は、印字データをビデオデータに変換する際に使用されるさまざまな種類のフォントのデータを格納している。
これらのCPU9、プログラムROM6、RAM10、NV−RAM11、フォントROM7、およびCPUバス15等によって、マイクロコンピュータを構成している。
フォントROM7は、印字データをビデオデータに変換する際に使用されるさまざまな種類のフォントのデータを格納している。
これらのCPU9、プログラムROM6、RAM10、NV−RAM11、フォントROM7、およびCPUバス15等によって、マイクロコンピュータを構成している。
エンジンI/F12は、コントローラ2からプリンタエンジン13への制御信号、プリンタエンジン13からコントローラ2へのステータス信号等を送受するためのインタフェースである。パネルI/F8は、レーザプリンタ1の状態と、モードやフォント等の切替えを行うための信号等をコントローラ2と操作パネル4との間で送受するためのインタフェースである。
HDD14は、通信媒体を介してダウンロードしたプログラムを格納したり、ホストコンピュータ3から受け取った印刷データあるいはそれを変換したビデオデータを文書ごとに蓄積記憶するために使用される。
HDD14は、通信媒体を介してダウンロードしたプログラムを格納したり、ホストコンピュータ3から受け取った印刷データあるいはそれを変換したビデオデータを文書ごとに蓄積記憶するために使用される。
プリンタエンジン13は、コントローラ2からのビデオ信号および制御信号により、レーザ走査部を制御して帯電した感光体上をレーザビームで露光走査し、感光体の表面に静電潜像を作成する。それをトナーで現像して顕像化し、給紙部から給紙する転写紙上に転写及び定着して画像を形成するための各機構とその制御部からなる。
操作パネル4は、レーザプリンタ1の状態を示す表示部、及びレーザプリンタ1のモードやフォント等を切替えるスイッチ部を備えている。
操作パネル4は、レーザプリンタ1の状態を示す表示部、及びレーザプリンタ1のモードやフォント等を切替えるスイッチ部を備えている。
ホストコンピュータ3からホストI/F5を通してコントローラ2に送られてきた印刷データは、CPU9により印字データおよび印字制御データとその他に分けられ、印字データおよび印字制御データは中間コードに変換されてRAM10のバッファ領域に記憶される。ホストコンピュータ3からプリント命令を受けるか、またはホストコンピュータ3から受け取った印字データが1ページ分を超えた時、コントローラ2はまず、中間コードをビデオデータに変換し、それが終了したらエンジンI/F12を通してプリンタエンジン13にプリントスタートの命令を出す。
以上のような一連の流れで、ホストコンピュータ3から受け取った印字データがプリンタエンジン13によって印字(印刷)される。
以上のような一連の流れで、ホストコンピュータ3から受け取った印字データがプリンタエンジン13によって印字(印刷)される。
〔画像形成システムの構成例〕
図7は、この発明による画像形成装置を含む画像形成システムの構成図である。
この画像形成システムは、図6におけるホスコンピュータ3に相当するパーソナルコンピュータ(PC)等の複数のホストコンピュータ21〜23を、LAN等の通信媒体25を介して図6におけるレーザプリンタ1に相当する画像形成装置27と接続している。
そして、ホストコンピュータ21〜23のいずれかから送信される印刷データを通信媒体25を介して画像形成装置27が受信し、その受信した印刷データを解釈して印刷すべき画像データを生成して印刷する。
図7は、この発明による画像形成装置を含む画像形成システムの構成図である。
この画像形成システムは、図6におけるホスコンピュータ3に相当するパーソナルコンピュータ(PC)等の複数のホストコンピュータ21〜23を、LAN等の通信媒体25を介して図6におけるレーザプリンタ1に相当する画像形成装置27と接続している。
そして、ホストコンピュータ21〜23のいずれかから送信される印刷データを通信媒体25を介して画像形成装置27が受信し、その受信した印刷データを解釈して印刷すべき画像データを生成して印刷する。
〔画像形成装置内部で実行されるプログラムの構成例〕
図8は、この発明による画像形成装置の内部(図6に示したコントローラ2のCPU9を主体とするマイクロコンピュータ)で実行されるプログラムの構成例を示す図である。
PJL解析モジュール30は、画像形成装置が受信したPJL(Printer Job Language)データを解析してプリンタ環境変数セット処理などを行うモジュールである。PJLはプリンタ言語を設定するコマンドである。
図8は、この発明による画像形成装置の内部(図6に示したコントローラ2のCPU9を主体とするマイクロコンピュータ)で実行されるプログラムの構成例を示す図である。
PJL解析モジュール30は、画像形成装置が受信したPJL(Printer Job Language)データを解析してプリンタ環境変数セット処理などを行うモジュールである。PJLはプリンタ言語を設定するコマンドである。
すなわち、PJL解析モジュール30はジョブ管理モジュール32の仲介により、ネットワーク管理モジュール33よりPJLデータを受け取り、プリンタ環境変数の設定や、PJLデータの後に続くページ記述言語であるPDL(Page Description Language)データがどのPDLのデータかを判断するのが主な機能である。また、システム管理モジュール36に対して簡単な命令を送ることもできる。
さらに、このPJL解析モジュール30が、蓄積文書に対するホストコンピュータからのPJLコマンドによる印刷指示コマンドを解釈する図1〜図5に示したコマンド解釈手段Bの機能を果す。
さらに、このPJL解析モジュール30が、蓄積文書に対するホストコンピュータからのPJLコマンドによる印刷指示コマンドを解釈する図1〜図5に示したコマンド解釈手段Bの機能を果す。
PDL解析モジュール31は、画像形成装置が受信したPDLデータを解析して印刷画像を生成するモジュールである。ジョブ管理モジュール32の仲介によりネットワーク管理モジュール33よりPDLデータを受け取り、同じくジョブ管理モジュール32の仲介によりメモリ管理モジュール34から確保したメモリ(図6におけるRAM10のメモリ領域)上に印刷画像を生成するのが主な機能である。また、印刷画像生成の際には、機器構成情報として、例えば給紙トレイ及び排紙トレイの構成や、給紙トレイ内の用紙サイズと用紙方向といった情報が必要になるが、これらの情報はシステム管理モジュール36から得る。
ジョブ管理モジュール32は、PDL処理全般に関わる制御を行っており、主にPDL解析モジュール31側が必要とする処理を仲介して、他のモジュールに対して要求を行うモジュールである。ネットワーク管理モジュール33が受け取ったPDLデータをPDL解析モジュール31へ受け渡す仲介、PDL解析モジュール31がメモリ管理モジュール34から必要なメモリ(図6におけるRAM10のメモリ領域)を確保する仲介、PDL解析モジュール31が作成した印刷画像に関して、印刷管理モジュール35に対する印刷要求の発行などを行う。
ネットワーク管理モジュール33は、ホストI/Fの管理と、ネットワークコントローラから得られる受信データの処理を制御するモジュールである。ホストコンピュータからのデータ受信の際に欠かせない通信プロトコル、例えばFTP(File Transfer Protocol)やLPR(Line PRinter daemon protocol)などを制御して、ネットワークコントローラからデータを受信し、他のモジュールへ受信データを受け渡すのが主な機能である。
メモリ管理モジュール34は、メモリ(図6におけるRAM10、NV−RAM11、HDD14など)および外部記憶装置(フロッピディスクドライブ、光ディスクドライブ、メモリスティックドライブ等を装着した場合)を管理するモジュールであり、他のモジュールの要求に基いてメモリおよび外部記憶装置の割り当て及び解放を行うことが主な機能である。
印刷管理モジュール35は、PDL解析モジュール31が生成した印刷画像の印刷処理に関する制御を行うモジュールである。メモリ管理モジュール34が管理するメモリ又は外部記憶装置内に格納された印刷画像を、プリンタエンジンに印刷させるために必要な各種処理を実行するのが主な機能であり、給排紙命令の発行、後処理実行命令の発行、印刷に関わるエラー状態の検知と他のモジュールへの通知などを行う。
システム管理モジュール36は、画像形成装置の機器構成情報や機器状態を管理及び制御するモジュールである。機器構成情報とは、給紙トレイや排紙トレイの着脱の情報や給紙トレイ内の用紙構成といった情報である。機器状態とは、印刷中や待機中、ジャムや用紙切れなどのエラー発生中などの内容である。こうした情報を他のモジュールへ通知する。他に、ユーザによる機器設定(設定により動作を変化させるカスタマイズ可能項目)の管理が主な機能である。また、このシステム管理モジュール36が、蓄積文書を印刷する際の図1〜図5に示した文書検索手段C、印刷手段D、印刷可否判断手段F、印刷制御手段E,G,I,J,K、競合判断手段H等の機能も果す。
パネル管理モジュール37は、図6における操作パネル4の表示およびユーザによるパネル操作の管理を行うモジュールである。他のモジュールからの要求に基いて、画像形成装置の状態を表示したり、システム管理モジュール36が管理する機器設定の変更を行うメニュー画面の表示や、エラー画面を表示してユーザに適切な処置を促すことなどが主な機能である。また、メニュー画面やエラー画面などでボタンを表示した際には、押下されたボタンを認識して他のモジュールへ通知することも行う。
〔フローチャートによる動作説明〕
図9に一般的な蓄積文書印刷処理のフローチャートを示す。この場合、蓄積文書の印刷はパネル管理モジュール37を通してユーザからの指示により行われる。ステップS1で蓄積している文書リストを操作パネルやWebに表示し、ステップS2でユーザに文書を選択して印刷指示をさせる。ステップS3でその印刷指示を受け付け、ステップS4で印刷管理モジュール35を通して選択された蓄積文書を印刷する。
図9に一般的な蓄積文書印刷処理のフローチャートを示す。この場合、蓄積文書の印刷はパネル管理モジュール37を通してユーザからの指示により行われる。ステップS1で蓄積している文書リストを操作パネルやWebに表示し、ステップS2でユーザに文書を選択して印刷指示をさせる。ステップS3でその印刷指示を受け付け、ステップS4で印刷管理モジュール35を通して選択された蓄積文書を印刷する。
この流れでは、操作パネルやWeb等のユーザインタフェース(UI)を介してしか蓄積文書の印刷指示ができず、必ずユーザが手動で蓄積文書の選択及び印刷指示を行う手間がかかることになる。そのため、ユーザの手間をかけずに自動的に蓄積文書印刷を指示することはできない。例えば、夜間の時間帯に蓄積文書の印刷を行うというようなことは不可能である。
そこで、この発明では操作パネルやWebなどのユーザインタフェース(UI) 、つまりパネル管理モジュール37を介さずに、ホストコンピュータから画像形成装置に単純な印刷指示命令を送ることにより、蓄積文書の印刷指示ができるようにする。
具体的には、システム管理モジュール36がパネル管理モジュール37に提供している蓄積文書印刷API(Application Programming Interface)と同様のものをPJL解析モジュール30に対して提供し、PJLコマンドを利用して蓄積文書の印刷指示を行えるようにする。
具体的には、システム管理モジュール36がパネル管理モジュール37に提供している蓄積文書印刷API(Application Programming Interface)と同様のものをPJL解析モジュール30に対して提供し、PJLコマンドを利用して蓄積文書の印刷指示を行えるようにする。
図10にその場合のこの発明による動作のフローチャートを示す。
ホストコンピュータからPJLコマンドから成る簡単な蓄積文書印刷させるための印刷指示データ(PJLコマンドのみでもよい)を送る。するとPJL解析モジュール30は、ネットワーク管理モジュール33、ジョブ管理モジュール32を介してその印刷指示データを受け取り、ステップS11でPJLコマンドを解釈し、蓄積文書の印刷指示コマンドが含まれているか否かを判断(印刷指示コマンドを解釈)する。そして、蓄積文書の印刷指示コマンドが含まれていれば、ステップS12でシステム管理モジュール36に対して印刷する蓄積文書の指定及び印刷指示を行う。これが、図1〜5におけるコマンド解釈手段Bの機能に相当する。
ホストコンピュータ側では、例えばユーザが直接PJLコマンドを記述して、そのPJLコマンドを送信してもよいし、ユーザが意図したPJLコマンドを生成するようなアプリケーションやユーティリティを使用して、PJLコマンドを生成して送信してもよい。
ホストコンピュータからPJLコマンドから成る簡単な蓄積文書印刷させるための印刷指示データ(PJLコマンドのみでもよい)を送る。するとPJL解析モジュール30は、ネットワーク管理モジュール33、ジョブ管理モジュール32を介してその印刷指示データを受け取り、ステップS11でPJLコマンドを解釈し、蓄積文書の印刷指示コマンドが含まれているか否かを判断(印刷指示コマンドを解釈)する。そして、蓄積文書の印刷指示コマンドが含まれていれば、ステップS12でシステム管理モジュール36に対して印刷する蓄積文書の指定及び印刷指示を行う。これが、図1〜5におけるコマンド解釈手段Bの機能に相当する。
ホストコンピュータ側では、例えばユーザが直接PJLコマンドを記述して、そのPJLコマンドを送信してもよいし、ユーザが意図したPJLコマンドを生成するようなアプリケーションやユーティリティを使用して、PJLコマンドを生成して送信してもよい。
システム管理モジュール36は蓄積文書の印刷を指示されると、ステップS13でPJLに指定された蓄積文書をHDD内で検索する。そして、ステップS14で指定された蓄積文書があるか否かを判断し、あればステップS15で指定された蓄積文書を印刷する。なければ、ステップ16でエラーとして処理を中止する。
これが、図1〜5における文書検索手段Cと印刷手段Dの機能に相当する。
PJL解析モジュール30がステップS11で、蓄積文書の印刷指示コマンドが含まれていないと判断した場合は、システム管理モジュール36がステップS17で通常の印刷処理を行う。
これが、図1〜5における文書検索手段Cと印刷手段Dの機能に相当する。
PJL解析モジュール30がステップS11で、蓄積文書の印刷指示コマンドが含まれていないと判断した場合は、システム管理モジュール36がステップS17で通常の印刷処理を行う。
蓄積文書の印刷を指示するPJLコマンドの例としては、以下のようなコマンドが挙げられる。
@PJL PRINTDOCUMENT FILENAME="abcd"
これは、「文書名=“abcd” の蓄積文書を印刷する」というコマンドである。
@PJL PRINTDOCUMENT FILENAME="abcd"
これは、「文書名=“abcd” の蓄積文書を印刷する」というコマンドである。
上記の例は、蓄積文書の文書名を指定した例である。文書名以外にも、次のように蓄積文書の書誌情報で指定することも可能である。
・日時 (DATE=“2008/09/29”)
・ユーザ名 (USERNAME=”xyz”)
・ユーザID (USERID=“12345”)
これらは単独で指定することも、複数の条件を組み合わせて指定することも可能である。蓄積文書が複数検索された場合には、検索された蓄積文書が全て一括で印刷される。
このようなPJLコマンドが、前述したようにユーザの意図に応じてホストコンピュータから送信される。
・日時 (DATE=“2008/09/29”)
・ユーザ名 (USERNAME=”xyz”)
・ユーザID (USERID=“12345”)
これらは単独で指定することも、複数の条件を組み合わせて指定することも可能である。蓄積文書が複数検索された場合には、検索された蓄積文書が全て一括で印刷される。
このようなPJLコマンドが、前述したようにユーザの意図に応じてホストコンピュータから送信される。
図11に蓄積文書印刷時に印刷条件を変更して印刷する場合のフローチャートを示す。
このフローチャートにおいて、ステップS11〜S17は図10のフローチャートと同じである。図10と相違するのはシステム管理モジュール36が行うステップS18とステップS19の処理だけである。ステップS18では、PJLコマンドから成る簡単な蓄積文書印刷指示データのなかに、蓄積文書印刷時の印刷条件の変更を指定するPJLコマンドが含まれているかどうかをチェックする。その結果、印刷条件の変更を指定するコマンドが含まれていれば、ステップS19で蓄積文書を指定された印刷条件に変更して印刷する。印刷条件の変更を指定するコマンドが含まれていなければ、ステップS15で指定された蓄積文書を印刷する。
これが、図2〜5における印刷条件指示コマンド解釈手段bと、図2における印刷制御手段Eの機能に相当する。
このフローチャートにおいて、ステップS11〜S17は図10のフローチャートと同じである。図10と相違するのはシステム管理モジュール36が行うステップS18とステップS19の処理だけである。ステップS18では、PJLコマンドから成る簡単な蓄積文書印刷指示データのなかに、蓄積文書印刷時の印刷条件の変更を指定するPJLコマンドが含まれているかどうかをチェックする。その結果、印刷条件の変更を指定するコマンドが含まれていれば、ステップS19で蓄積文書を指定された印刷条件に変更して印刷する。印刷条件の変更を指定するコマンドが含まれていなければ、ステップS15で指定された蓄積文書を印刷する。
これが、図2〜5における印刷条件指示コマンド解釈手段bと、図2における印刷制御手段Eの機能に相当する。
印刷条件を指定する一例としては、以下のような印刷条件が挙げられる。
・印刷ページ範囲の指定(印刷開始ページ、印刷終了ページ)
・印刷部数の指定
・両面印刷の指定
・仕上げ処理の指定(ステープル印刷、パンチ印刷、くるみ製本印刷、リングバインダー印刷など)
このような印刷条件を示すPJLコマンドも、ユーザの意図に応じてホストコンピュータから送信される。
・印刷ページ範囲の指定(印刷開始ページ、印刷終了ページ)
・印刷部数の指定
・両面印刷の指定
・仕上げ処理の指定(ステープル印刷、パンチ印刷、くるみ製本印刷、リングバインダー印刷など)
このような印刷条件を示すPJLコマンドも、ユーザの意図に応じてホストコンピュータから送信される。
図12〜図14に蓄積文書の印刷条件を変更する場合のそれぞれ異なる例のフローチャートを示す。
図12のフローチャートでは、PJLコマンドに印刷条件の変更が指定されている場合、PJLコマンドで指定されている印刷条件は実行可能か(蓄積文書を印刷することが可能か)どうかをチェックし、PJLコマンドで指定されている印刷条件で蓄積文書を印刷可能である場合には、蓄積文書の印刷条件をPJLコマンドで指定されている印刷条件に変更して、蓄積文書を印刷する。PJLコマンドで指定されている印刷条件での印刷が実行不可能の場合には、PJLコマンドで指定されている印刷条件を無効として、蓄積文書の印刷条件を変更せずに蓄積文書を印刷する。
図12のフローチャートでは、PJLコマンドに印刷条件の変更が指定されている場合、PJLコマンドで指定されている印刷条件は実行可能か(蓄積文書を印刷することが可能か)どうかをチェックし、PJLコマンドで指定されている印刷条件で蓄積文書を印刷可能である場合には、蓄積文書の印刷条件をPJLコマンドで指定されている印刷条件に変更して、蓄積文書を印刷する。PJLコマンドで指定されている印刷条件での印刷が実行不可能の場合には、PJLコマンドで指定されている印刷条件を無効として、蓄積文書の印刷条件を変更せずに蓄積文書を印刷する。
例えば、PJLコマンドで指定されている印刷条件が 「両面印刷」の場合、蓄積文書の用紙サイズ、用紙種類や排紙先などが両面印刷が可能な印刷条件かどうかをチェックする。両面印刷が可能な条件の場合には、蓄積文書の印刷条件を両面印刷に変更して印刷する。両面印刷が不可能な条件が存在する場合には、両面印刷の指定を無効にして蓄積文書の印刷をする。
これが、図3における印刷可否判断手段Fと印刷制御手段Gの機能に相当する。
これが、図3における印刷可否判断手段Fと印刷制御手段Gの機能に相当する。
図13のフローチャートでは、PJLコマンドに印刷条件の変更が指定されている場合、PJLコマンドで指定されている印刷条件が、既に蓄積文書に設定されている印刷条件と競合するかどうかをチェックする。競合しない場合には、蓄積文書の印刷条件を、指定された印刷条件に変更して蓄積文書を印刷する。しかし、競合する場合には、指定された印刷条件を無効にして蓄積文書を刷する。
これが、図4における競合判断手段Hと印刷制御手段Iの機能に相当する。
これが、図4における競合判断手段Hと印刷制御手段Iの機能に相当する。
例えば、画像形成装置がステープル印刷、くるみ製本印刷、リングバインダ製本印刷というような様々な仕上げ処理を行うことが可能な画像形成装置がある。このような画像形成装置では、各々の仕上げ処理は競合する印刷条件であり、同時に実行できない印刷条件であって、その印刷条件の中のどれか1つの印刷条件のみしか実行できない場合がある。
このようにPJLコマンドで指定されている印刷条件が、既に蓄積文書に設定されている印刷条件との間で、印刷条件が競合する指定がなされた場合には、PJLコマンドで指定されている印刷条件を無効にし、蓄積文書に設定されている印刷条件を有効として蓄積文書を印刷する。
このようにPJLコマンドで指定されている印刷条件が、既に蓄積文書に設定されている印刷条件との間で、印刷条件が競合する指定がなされた場合には、PJLコマンドで指定されている印刷条件を無効にし、蓄積文書に設定されている印刷条件を有効として蓄積文書を印刷する。
図14のフローチャートでは、PJLコマンドに印刷条件の変更が指定されている場合、PJLコマンドで指定されている印刷条件が、既に蓄積文書で設定されている印刷条件と競合する印刷条件であるかどうかをチェックする。PJLコマンドで指定されている印刷条件と既に蓄積文書に設定されている印刷条件との間で、印刷条件が競合する場合で且つ競合する印刷条件の間に優先順位が存在する場合には、印刷条件の間の優先順位を比較し、優先順位の高い印刷条件に変更して蓄積文書を印刷する。
これが、図5における競合判断手段Hと印刷制御手段Kの機能に相当する。
これが、図5における競合判断手段Hと印刷制御手段Kの機能に相当する。
例えば、画像形成装置がステープル印刷、くるみ製本印刷、リングバインダ製本印刷というような様々な仕上げ処理を行うことが可能である場合で、その印刷条件の優先順位が以下のような優先順位が存在するとしているとする。
印刷条件の優先順位:ステープル印刷>くるみ製本印刷>リングバインダ製本印刷
(左側の印刷条件の方が優先順位が高いものとする。)
このような印刷条件の優先順位に関する情報は、図5に示した優先順位情報保持手段J(図6におけるプログラムROM6又はNV−RAM11)に記憶保持させておく。
印刷条件の優先順位:ステープル印刷>くるみ製本印刷>リングバインダ製本印刷
(左側の印刷条件の方が優先順位が高いものとする。)
このような印刷条件の優先順位に関する情報は、図5に示した優先順位情報保持手段J(図6におけるプログラムROM6又はNV−RAM11)に記憶保持させておく。
このとき、PJLコマンドで指定された印刷条件と蓄積文書に設定されている印刷条件が以下のような場合に、上記の印刷条件の優先順位により、蓄積文書に設定されている印刷条件を無効にして、PJLコマンドで指定された印刷条件に変更して蓄積文書を印刷する。
・PJLコマンドで指定された印刷条件=ステープル印刷
・蓄積文書に設定されている印刷条件=くるみ製本印刷
・PJLコマンドで指定された印刷条件=ステープル印刷
・蓄積文書に設定されている印刷条件=くるみ製本印刷
〔他のカテゴリの発明について〕
以上、この発明を主に画像形成装置の実施例によって説明したが、その画像形成装置のこの発明による制御方法も上述した説明によって自ずから明らかである。
また、この発明によるプログラムも、図6に示した画像形成装置であるレーザプリンタ1のコントローラ2におけるCPU9等からなるマイクロコンピュータ(コンピュータ)を、図1〜図5の機能ブロック図に示した各手段として機能させるために、図10〜図14のフローチャートに示したような処理を行わせるプログラムである。そのプログラムは予め図6に示したプログラムROM6に格納しておくか、ホストコンピュータ3からあるいはインタネット等を介してダウンロードして使用することもできる。
以上、この発明を主に画像形成装置の実施例によって説明したが、その画像形成装置のこの発明による制御方法も上述した説明によって自ずから明らかである。
また、この発明によるプログラムも、図6に示した画像形成装置であるレーザプリンタ1のコントローラ2におけるCPU9等からなるマイクロコンピュータ(コンピュータ)を、図1〜図5の機能ブロック図に示した各手段として機能させるために、図10〜図14のフローチャートに示したような処理を行わせるプログラムである。そのプログラムは予め図6に示したプログラムROM6に格納しておくか、ホストコンピュータ3からあるいはインタネット等を介してダウンロードして使用することもできる。
この発明による記録媒体は、上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な、フロッピディスク、CD−ROM等の光ディスク、メモリカードやメモリスティックなどの記録媒体である。その記録媒体を、例えば図6に示したホストコンピュータ3に設けた読み取り装置(ドライブ装置)に挿着してそのプログラムを読み取って、レーザプリンタ1に転送するか、レーザプリンタ1自体に読み取り装置(ドライブ装置)を設けるか接続して、その記録媒体を挿着してそのプログラムを読み取って、HDD14等に格納して使用することができる。
ホストコンピュータがPJLコマンドから成る印刷指示データを画像形成装置へ送るのは、例えば夜間の予め設定された時刻や、所定の条件になったときなどに行われるようにしてもよい。
この発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、種々の変更および応用が可能である。
この発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、種々の変更および応用が可能である。
この発明は、レーザプリンタ等の各種プリンタ、複写機能とスキャナ機能とプリンタ機能を備えたデジタル複合機(MFP)などの文書蓄積手段を備えた各種の画像形成装置に適用することができる。
1:レーザプリンタ(画像形成装置) 2:コントローラ
3:ホストコンピュータ 4:操作パネル 5:ホストI/F
6:プログラムROM 7:フォントROM 8:パネルI/F
9:CPU 10:RAM 11:NV−RAM
12:エンジンI/F 13:プリンタエンジン
14:HDD 15:CPUバス
3:ホストコンピュータ 4:操作パネル 5:ホストI/F
6:プログラムROM 7:フォントROM 8:パネルI/F
9:CPU 10:RAM 11:NV−RAM
12:エンジンI/F 13:プリンタエンジン
14:HDD 15:CPUバス
21〜23:ホストコンピュータ 25:通信媒体 27:画像形成装置
30:PJL解析モジュール 31:PDL解析モジュール
32:ジョブ管理モジュール 33:ネットワーク管理モジュール
34:メモリ管理モジュール 35:印刷管理モジュール
36:システム管理モジュール 37:パネル管理モジュール
30:PJL解析モジュール 31:PDL解析モジュール
32:ジョブ管理モジュール 33:ネットワーク管理モジュール
34:メモリ管理モジュール 35:印刷管理モジュール
36:システム管理モジュール 37:パネル管理モジュール
A:文書蓄積手段 B:コマンド解釈手段 b:印刷条件指示コマンド解釈手段
C:文書検索手段 D:印刷手段 E,G,I,K:印刷制御手段
F:印刷可否判断手段 H:競合判断手段 J:優先順位情報保持手段
C:文書検索手段 D:印刷手段 E,G,I,K:印刷制御手段
F:印刷可否判断手段 H:競合判断手段 J:優先順位情報保持手段
Claims (16)
- ホストコンピュータから通信媒体を介して印刷データを受信し、その受信した印刷データを解釈し、印刷すべき画像を生成して印刷処理を行う画像形成装置において、
印刷データを文書ごとに蓄積する文書蓄積手段と、該文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対するホストコンピュータからのPJLコマンドからなる印刷指示コマンドを解釈するコマンド解釈手段と、該コマンド解釈手段で解釈した印刷指示コマンドによって指定された条件から前記蓄積文書を検索する文書検索手段と、該文書検索手段によって検索された蓄積文書を印刷する印刷手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記コマンド解釈手段は、前記印刷指示コマンドに含まれる印刷条件指示コマンドを解釈する印刷条件指示コマンド解釈手段を有し、
該手段によって解釈された印刷条件指示コマンドで指定された印刷条件に従って、前記印刷手段に前記検索された蓄積文書を印刷させる印刷制御手段を設けた
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記コマンド解釈手段は、前記印刷指示コマンドに含まれる印刷条件指示コマンドを解釈する印刷条件指示コマンド解釈手段を有し、
該手段によって解釈された印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件で、前記検索された蓄積文書を印刷できるか否かを判断する印刷可否判断手段と、
該印刷可否判断手段の判断結果に従って、印刷可能な場合には前記指定された印刷条件で、印刷不可の場合には前記指定された印刷条件を無効にして、それぞれ前記印刷手段に前記検索された蓄積文書を印刷させる印刷制御手段とを設けた
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記コマンド解釈手段は、前記印刷指示コマンドに含まれる印刷条件指示コマンドを解釈する印刷条件指示コマンド解釈手段を有し、
該手段によって解釈された印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件が、前記検索された蓄積文書に既に設定されている印刷条件と競合するかどうかを判断する競合判断手段と、
該競合判断手段による判断の結果、前記印刷条件が競合する場合には前記印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件を無効にして、前記印刷条件が競合しない場合には前記印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件で、それぞれ前記印刷手段に前記検索された蓄積文書を印刷させる印刷制御手段とを設けた
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記コマンド解釈手段は、前記印刷指示コマンドに含まれる印刷条件指示コマンドを解釈する印刷条件指示コマンド解釈手段を有し、
該手段によって解釈された印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件が、前記検索された蓄積文書に既に設定されている印刷条件と競合するかどうかを判断する競合判断手段と、
印刷条件の優先順位に関する情報を保持する優先順位情報保持手段と、
前記競合判断手段による判断の結果、前記印刷条件が競合する場合には前記優先順位情報保持手段の優先順位に関する情報に従った印刷条件で、前記印刷条件が競合しない場合には前記印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件で、それぞれ前記印刷手段に前記検索された蓄積文書を印刷させる印刷制御手段とを設けた
ことを特徴とする画像形成装置。 - ホストコンピュータから通信媒体を介して印刷データを受信し、その受信した印刷データを解釈し、印刷すべき画像を生成して印刷処理を行う画像形成装置の制御方法であって、
印刷データを文書ごとに蓄積記憶させ、
その蓄積記憶した蓄積文書に対するホストコンピュータからのPJLコマンドからなる印刷指示コマンドを解釈させ、
その解釈した印刷指示コマンドによって指定された条件から前記蓄積文書を検索させ、
その検索された蓄積文書を印刷させることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項6に記載の画像形成装置の制御方法において、
前記印刷指示コマンドに含まれる印刷条件指示コマンドを解釈させ、
その解釈された印刷条件指示コマンドで指定された印刷条件に従って、前記検索された蓄積文書を印刷させることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項6に記載の画像形成装置の制御方法において、
前記印刷指示コマンドに含まれる印刷条件指示コマンドを解釈させ、
その解釈された印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件で、前記検索された蓄積文書を印刷できるか否かを判断させ、
その判断結果に従って、印刷可能な場合には前記指定された印刷条件で、印刷不可の場合には前記指定された印刷条件を無効にして、それぞれ前記検索された蓄積文書を印刷させることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項6に記載の画像形成装置の制御方法において、
前記印刷指示コマンドに含まれる印刷条件指示コマンドを解釈させ、
その解釈された印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件が、前記検索された蓄積文書に既に設定されている印刷条件と競合するかどうかを判断させ、
その判断の結果、前記印刷条件が競合する場合には前記印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件を無効にして、前記印刷条件が競合しない場合には前記印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件で、それぞれ前記検索された蓄積文書を印刷させることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項6に記載の画像形成装置の制御方法において、
前記印刷指示コマンドに含まれる印刷条件指示コマンドを解釈させ、
その解釈された印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件が、前記検索された蓄積文書に既に設定されている印刷条件と競合するかどうかを判断させ、
印刷条件の優先順位に関する情報を保持させ、
前記判断の結果、前記印刷条件が競合する場合には前記優先順位に関する情報に従った印刷条件で、前記印刷条件が競合しない場合には前記印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件で、それぞれ前記検索された蓄積文書を印刷させることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - ホストコンピュータから通信媒体を介して印刷データを受信し、その受信した印刷データを解釈し、印刷すべき画像を生成して印刷処理を行う画像形成装置を制御するコンピュータを、
印刷データを文書ごとに蓄積する文書蓄積手段、該文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対するホストコンピュータからのPJLコマンドからなる印刷指示コマンドを解釈するコマンド解釈手段、該手段で解釈した印刷指示コマンドによって指定された条件から前記蓄積文書を検索する検索手段、および該検索手段によって検索された蓄積文書を印刷する印刷手段として機能させるためのプログラム。 - 請求項11に記載のプログラムにおいて、前記コンピュータを、
前記印刷指示コマンドに含まれる印刷条件指示コマンドを解釈する手段、および該手段によって解釈された印刷条件指示コマンドで指定された印刷条件に従って、前記印刷手段に前記検索された蓄積文書を印刷させる印刷制御手段として機能させるためのプログラムを含むことを特徴とするプログラム。 - 請求項11に記載のプログラムにおいて、前記コンピュータを、
前記印刷指示コマンドに含まれる印刷条件指示コマンドを解釈する手段、該手段によって解釈された印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件で、前記検索された蓄積文書を印刷できるか否かを判断する印刷可否判断手段、および該印刷可否判断手段の判断結果に従って、印刷可能な場合には前記指定された印刷条件で、印刷不可の場合には前記指定された印刷条件を無効にして、それぞれ前記印刷手段に前記検索された蓄積文書を印刷させる印刷制御手段として機能させるためのプログラムを含むことを特徴とするプログラム。 - 請求項11に記載のプログラムにおいて、前記コンピュータを、
前記印刷指示コマンドに含まれる印刷条件指示コマンドを解釈する手段、該手段によって解釈された印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件が、前記検索された蓄積文書に既に設定されている印刷条件と競合するかどうかを判断する競合判断手段、および該競合判断手段による判断の結果、前記印刷条件が競合する場合には前記印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件を無効にして、前記印刷条件が競合しない場合には前記印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件で、それぞれ前記印刷手段に前記検索された蓄積文書を印刷させる印刷制御手段として機能させるためのプログラムを含むことを特徴とするプログラム。 - 請求項11に記載のプログラムにおいて、前記コンピュータを、
前記印刷指示コマンドに含まれる印刷条件指示コマンドを解釈する手段、該手段によって解釈された印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件が、前記検索された蓄積文書に既に設定されている印刷条件と競合するかどうかを判断する競合判断手段、印刷条件の優先順位に関する情報を保持する手段、および前記競合判断手段による判断の結果、前記印刷条件が競合する場合には前記優先順位に関する情報に従った印刷条件で、前記印刷条件が競合しない場合には前記印刷条件指示コマンドにより指定された印刷条件で、それぞれ前記印刷手段に前記検索された蓄積文書を印刷させる手段として機能させるためのプログラムを含むことを特徴とするプログラム。 - 請求項11から15のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009080514A JP2010228373A (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | 画像形成装置とその制御方法およびそのためのプログラムと記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009080514A JP2010228373A (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | 画像形成装置とその制御方法およびそのためのプログラムと記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010228373A true JP2010228373A (ja) | 2010-10-14 |
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ID=43044676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009080514A Pending JP2010228373A (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | 画像形成装置とその制御方法およびそのためのプログラムと記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010228373A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014110033A (ja) * | 2012-12-04 | 2014-06-12 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置、画像形成システム、情報処理装置の制御プログラム |
-
2009
- 2009-03-27 JP JP2009080514A patent/JP2010228373A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014110033A (ja) * | 2012-12-04 | 2014-06-12 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置、画像形成システム、情報処理装置の制御プログラム |
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