JP2010225109A - 仮想アプライアンスサーバ管理方法及びシステム、並びに仮想アプライアンスサーバ管理システム用プログラム、及びそれを格納した仮想アプライアンスサーバ管理システム用記録媒体 - Google Patents

仮想アプライアンスサーバ管理方法及びシステム、並びに仮想アプライアンスサーバ管理システム用プログラム、及びそれを格納した仮想アプライアンスサーバ管理システム用記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】環境設定された条件下で仮想アプライアンス管理サーバにより仮想アプライアンスサーバの仮想化サーバ上で仮想マシンを構築するときにOS又はAPの差し替えを可能とし、ユーザ設定の引継ぎを自動化してユーザによる再設定作業を不要にできる仮想アプライアンスサーバ管理システムを提供する。
【解決手段】この仮想アプライアンスサーバ管理システムでは、仮想アプライアンスサーバから依頼を受けた仮想アプライアンス管理サーバ150が仮想化サーバ160のOSとAPとを別の仮想ディスクにより差し替え可能となるように制御管理を行うと共に、OS及びAPの環境設定とユーザ設定とに関する仮想ディスクの差分ファイル(仮想マシン差分管理テーブル130)を作成して保存・管理し、仮想ディスクの差し替えに際して差分ファイルを参照することによりOS及びAPの環境設定の差し替えとユーザ設定の引継ぎとを自動的に行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、特定の用途に絞り込んだ低価格のアプライアンスサーバの管理技術に係り、特に仮想化された仮想化サーバ(コンピュータ)上に仮想マシンを構築するための仮想アプライアンスサーバ管理方法及びシステム、並びに仮想アプライアンスサーバ管理システム用プログラム、及びそれを格納した仮想アプライアンスサーバ管理システム用記録媒体に関する。
近年、注目を集めているアプライアンスサーバのうち、仮想化技術によって環境を構築したものは仮想アプライアンスサーバと呼ばれている。この仮想アプライアンスサーバは、オペレーティングシステム(OS)及びアプリケーション(AP)の環境を1つ以上の仮想ディスクと呼ばれるファイル上に作成したものであり、インターネット上でダウンロードされる公開技術も存在する。
仮想アプライアンスサーバに関連する周知技術としては、例えばアプライアンスに関し、ユーザが指定すること無く、CD−ROMやネットワーク等によるアプライアンスの外部の媒体からソフトウェア(ファームウェア)を入手してダウンロードすることにより、アップデートすることができるアプライアンス、並びに、アプライアンスと個別のデバイスとの間の通信を可能にする方法(特許文献1参照)等が挙げられる。
特開2003−76632号公報
上述した特許文献1に開示されたアプライアンスの技術は、各種サーバをネットワークに接続して環境設定された条件下での運用を想定すると、仮想アプライアンス管理サーバにより仮想アプライアンスサーバの仮想化サーバ上で仮想マシンを構築(仮想アプライアンス管理サーバにより仮想アプライアンスサーバを入手)するとき、オペレーティングシステム又はアプリケーションを容易に差し替えることができず、オペレーティングシステム又はアプリケーションの環境設定やユーザ設定を引継がせることができないため、ユーザによる煩雑な再設定作業が必要になってしまうという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題(目的)は、環境設定された条件下で仮想アプライアンス管理サーバにより仮想アプライアンスサーバの仮想化サーバ上で仮想マシンを構築するときにオペレーティングシステム又はアプリケーションの差し替えを可能とし、ユーザ設定の引継ぎを自動化してユーザによる再設定作業を不要にできる仮想アプライアンスサーバ管理方法及びシステム、並びに仮想アプライアンスサーバ管理システム用プログラム、及びそれを格納した仮想アプライアンスサーバ管理システム用記録媒体を提供することにある。
本発明は、上記技術的課題(目的)を達成するため、仮想化サーバ上に仮想マシンが構築される仮想アプライアンスサーバに対し、物理ネットワークで接続された仮想アプライアンス管理サーバにより当該仮想アプライアンスサーバからの依頼に応じて当該仮想化サーバ上に当該仮想マシンを構築するための制御管理を行う仮想アプライアンスサーバ管理方法であって、仮想アプライアンスサーバの仮想化サーバに対するオペレーティングシステムとアプリケーションとを別の仮想ディスクにより差し替え可能となるように制御管理するディスク差替用システム化ステップと、オペレーティングシステム及びアプリケーションの環境設定とユーザ設定とに関する仮想ディスクの差分ファイルを作成して保存・管理する差分ファイル作成ステップと、仮想ディスクの差し替えに際して差分ファイルを参照することによりオペレーティングシステム及びアプリケーションの環境設定の差し替えとユーザ設定の引継ぎとを自動的に行う差替・設定引継ぎステップと、を有することを特徴とする。
また、上記仮想アプライアンスサーバ管理方法において、差分ファイルについて、仮想アプライアンスサーバの環境構築に関するデータとして、ファイル、フォルダ、レジストリの作成・変更・削除についてのデータを含むものとし、ユーザ設定については、オペレーティングシステム及びアプリケーションの環境設定を変更した一部分とすることが好ましい。
一方、本発明の仮想アプライアンスサーバ管理システムによれば、仮想化サーバ上に仮想マシンが構築される仮想アプライアンスサーバと、仮想アプライアンスサーバからの依頼に応じて仮想化サーバ上に仮想マシンを構築するための制御管理を行う仮想アプライアンス管理サーバとが物理ネットワークで接続されて構成される仮想アプライアンスサーバ管理システムであって、仮想アプライアンス管理サーバは、仮想アプライアンスサーバの仮想化サーバに対するオペレーティングシステムとアプリケーションとを別の仮想ディスクにより差し替え可能となるように制御管理を行うと共に、当該オペレーティングシステム及び当該アプリケーションの環境設定とユーザ設定とに関する仮想ディスクの差分ファイルを作成して保存・管理し、当該仮想ディスクの差し替えに際して当該差分ファイルを参照することにより当該オペレーティングシステム及び当該アプリケーションの環境設定の差し替えと当該ユーザ設定の引継ぎとを自動的に行うことを特徴とする。
また、上記仮想アプライアンスサーバ管理システムの一実施態様は、仮想アプライアンスサーバは、それぞれ物理ネットワークを介して接続されると共に、仮想マシンの構築情報を操作して入力する仮想アプライアンスサーバ管理端末と、仮想アプライアンスサーバ管理端末の操作入力内容に対する仮想アプライアンス管理サーバからの依頼を受けて仮想化サーバ上における仮想マシンの作成、仮想マシンに対するオペレーティングシステム用の格納ディスク及びアプリケーション用の格納ディスクの作成、並びに仮想マシン差分ファイルの作成を行う仮想化サーバ管理サーバと、を備えたことを特徴とする。
更に、上記仮想アプライアンスサーバ管理システムの他の実施態様は、仮想アプライアンス管理サーバは、仮想化サーバ管理サーバを通じて仮想マシンに対するオペレーティングシステム用の格納ディスク及びアプリケーション用の格納ディスクの作成、又は差し替えを行う仮想マシン作成変更部と、オペレーティングシステム用の格納ディスク及びアプリケーション用の格納ディスクを作成又は差し替えた結果を登録する仮想マシン管理テーブルと、パラメータの指定により仮想マシンの特定のものに該当する比較元と当該特定外のものに該当する比較先とに対してアクセスして仮想アプライアンスサーバの環境構築に関するデータの作成及び比較を行い、当該仮想マシンの比較先のものにおいて追加・変更されたデータを仮想マシン差分ファイルにコピーさせる仮想マシン差分抽出部と、仮想アプライアンスサーバの環境構築に関するデータを作成及び比較した結果を登録する仮想マシン差分管理テーブルと、パラメータの指定により仮想マシンにアクセスして仮想マシン差分管理テーブルを参照して仮想マシン差分ファイルからデータを読み出して当該仮想マシンにコピーさせるか、又は設定を行う仮想マシン差分適用部と、を備えたことを特徴とする。
加えて、上記仮想アプライアンスサーバ管理システムの別の実施態様は、差分ファイルは、仮想アプライアンスサーバの環境構築に関するデータとして、ファイル、フォルダ、レジストリの作成・変更・削除についてのデータを含むものであり、ユーザ設定は、オペレーティングシステム及びアプリケーションの環境設定を変更した一部分であることを特徴とする。
他方、本発明の仮想アプライアンスサーバ管理システム用プログラムは、仮想化サーバ上に仮想マシンが構築される仮想アプライアンスサーバと、仮想アプライアンスサーバからの依頼に応じて仮想化サーバ上に仮想マシンを構築するための制御管理を行う仮想アプライアンス管理サーバとが物理ネットワークで接続されて構成される仮想アプライアンスサーバ管理システムにおける当該仮想アプライアンス管理サーバで実行される仮想アプライアンスサーバ管理システム用プログラムであって、仮想アプライアンスサーバの仮想化サーバに対するオペレーティングシステムとアプリケーションとを別の仮想ディスクにより差し替え可能となるように制御管理するディスク差替用システム化ステップの情報と、オペレーティングシステム及びアプリケーションの環境設定とユーザ設定とに関する仮想ディスクの差分ファイルを作成して保存・管理する差分ファイル作成ステップの情報と、仮想ディスクの差し替えに際して差分ファイルを参照することによりオペレーティングシステム及びアプリケーションの環境設定の差し替えとユーザ設定の引継ぎとを自動的に行う差替・設定引継ぎステップの情報と、を有することを特徴とする。
更に、本発明の仮想アプライアンスサーバ管理システム用記録媒体は、上記仮想アプライアンスサーバ管理システム用プログラムを格納したことを特徴とする。
本発明によれば、環境設定された条件下で仮想アプライアンス管理サーバにより仮想アプライアンスサーバの仮想化サーバ上で仮想マシンを構築するときにオペレーティングシステム又はアプリケーションの差し替えが可能となり、しかもユーザ設定の引継ぎが自動化されることにより、ユーザによる再設定作業を不要にすることができる。この結果、仮想アプライアンスサーバの入手処理時のユーザによる設定作業の工数が短縮される。
本発明の実施例1に係る仮想アプライアンスサーバ管理システムの基本構成を示したブロック図である。 図1に示す仮想アプライアンス管理システムに備えられる仮想アプライアンスサーバ管理端末及び仮想アプライアンス管理サーバの動作処理を示したフローチャートである。 図2で説明した仮想アプライアンス管理サーバに備えられる仮想マシン作成変更部の動作処理の細部を示したフローチャートである。 図2で説明した仮想アプライアンス管理サーバに備えられる仮想マシン差分抽出部の動作処理の細部を示したフローチャートである。 図2で説明した仮想アプライアンス管理サーバに備えられる仮想マシン差分適用部の動作処理の細部を示したフローチャートである。 図2で説明した仮想アプライアンス管理サーバに備えられる仮想マシン管理テーブルの構成を例示したもので、(a)は項目説明に関するもの、(b)はデータ例に関するものである。 図2で説明した仮想アプライアンス管理サーバに備えられる仮想マシン差分管理テーブルの構成を例示したもので、(a)は項目説明に関するもの、(b)はデータ例に関するものである。 図2で説明した仮想アプライアンス管理サーバに備えられるアンマッチ一覧テーブルの構成を例示したもので、(a)は項目説明に関するもの、(b)はデータ例に関するものである。
以下に、本発明の仮想アプライアンスサーバ管理方法及びシステム、並びに仮想アプライアンスサーバ管理システム用プログラム、及びそれを格納した仮想アプライアンスサーバ管理システム用記録媒体について、図面を参照して詳細に説明する。
最初に、本発明の仮想アプライアンスサーバ管理方法の技術的概要について、簡単に説明する。本発明の仮想アプライアンスサーバ管理方法は、仮想化サーバ上に仮想マシンが構築される仮想アプライアンスサーバに対し、物理ネットワークで接続された仮想アプライアンス管理サーバにより仮想アプライアンスサーバからの依頼に応じて仮想化サーバ上に仮想マシンを構築(仮想アプライアンス管理サーバにより仮想アプライアンスサーバを入手)するための管理制御を行うものである。
具体的に云えば、仮想アプライアンス管理サーバにおいて、仮想アプライアンスサーバの仮想化サーバに対するオペレーティングシステム(OS)とアプリケーション(AP)とを別の仮想ディスクにより差し替え可能となるように制御管理するディスク差替用システム化ステップと、オペレーティングシステム及びアプリケーションの環境設定とユーザ設定とに関する仮想ディスクの差分ファイルを作成して保存・管理する差分ファイル作成ステップと、仮想ディスクの差し替えに際して差分ファイルを参照することによりオペレーティングシステム及びアプリケーションの環境設定の差し替えとユーザ設定の引継ぎとを自動的に行う差替・設定引継ぎステップと、を有するものである。
但し、この仮想アプライアンスサーバ管理方法において、差分ファイルについては、仮想アプライアンスサーバの環境構築に関するデータとして、ファイル、フォルダ、レジストリの作成・変更・削除についてのデータを含むものとし、ユーザ設定については、オペレーティングシステム及びアプリケーションの環境設定を変更した一部分とすることが好ましい。
この仮想アプライアンスサーバ管理方法によれば、環境設定された条件下で仮想アプライアンス管理サーバにより仮想アプライアンスサーバの仮想化サーバ上で仮想マシンを構築(仮想アプライアンス管理サーバにより仮想アプライアンスサーバを入手)するときにオペレーティングシステム又はアプリケーションについての仮想ディスク差し替えを可能とすると共に、仮想アプライアンスサーバの構築環境を差分管理し、ユーザ設定による差分を仮想ディスク差し替え後の環境に適用することにより、オペレーティングシステム及びアプリケーションの環境設定の差し替えとユーザ設定の引継ぎとが自動化される。これにより、ユーザによる再設定作業を不要にすることができ、結果として仮想アプライアンスサーバの入手処理時のユーザによる設定作業の工数が短縮される。
図1は、本発明の実施例1に係る仮想アプライアンスサーバ管理システムの基本構成を示したブロック図である。
この仮想アプライアンスサーバ管理システムは、仮想化サーバ160上に仮想マシン(n)170を構築する処理動作を行う仮想アプライアンスサーバ管理端末100及び仮想化サーバ管理サーバ185を含む仮想アプライアンスサーバと、仮想アプライアンスサーバの仮想化サーバ160上に仮想マシン(n)170を構築するための制御管理を行う仮想アプライアンス管理サーバ150とが物理ネットワーク187で接続されて構成されている。
このうち、仮想アプライアンス管理サーバ150は、後述する仮想マシン管理テーブル110、仮想マシン作成変更部115、仮想マシン差分抽出部125、仮想マシン差分管理テーブル130、仮想マシン差分適用部145、及びアンマッチ一覧テーブル147を備えて構成されている。
また、仮想アプライアンス管理サーバ150は、物理ネットワーク187により仮想アプライアンスサーバを構成する仮想化サーバ160、仮想アプライアンスサーバ管理端末100、及び仮想化サーバ管理サーバ185と接続されている。
なお、これらの各サーバ及び仮想アプライアンスサーバ管理端末100は、よく知られているように、略図するCPU、主メモリ、HDD等による記憶装置、表示装置、及びキーボードマウス等の入出力装置を備えて構成されるものである。
仮想アプライアンス管理サーバ150は、動作処理上において、仮想アプライアンスサーバ管理端末100を操作した内容を仮想化サーバ管理サーバ185に依頼して仮想化サーバ160上の仮想マシン(n)170の作成、並びにその仮想マシン(n)170に対するオペレーティングシステム格納ディスク(j)173、アプリケーション格納ディスク(i)175の作成や仮想マシン差分ファイル(k)の作成等を行う。
具体的に云えば、仮想アプライアンス管理サーバ150の各部として、仮想マシン作成変更部115は、物理ネットワーク187上の動作環境において管理者が仮想マシン(n)170を作成したり、或いはオペレーティングシステム格納ディスク(j)173又はアプリケーション格納ディスク(i)175の差し替えを行う場合、仮想アプライアンスサーバ管理端末100からの入力に従って仮想化サーバ管理サーバ185に依頼を行い、仮想化サーバ160により構築される仮想マシン(n)170上にオペレーティングシステム格納ディスク(j)173及びアプリケーション格納ディスク(i)175の作成、或いはオペレーティングシステム格納ディスク(j)173及びアプリケーション格納ディスク(i)175の差し替えを行うと共に、その結果の仮想マシン(n)170のデータを仮想マシン管理テーブル110に登録する。
また、仮想マシン差分抽出部125は、パラメータの指定により仮想マシン(n)170の特定のものとする比較元仮想マシン(例えば第1番目のコンピュータとする場合を例示できる)と特定外のものとする比較先仮想マシン(例えば第2番目のコンピュータとする場合を例示できる)に対してアクセス(ログオン)し、ファイル一覧、フォルダ一覧、レジストリ設定一覧のデータ(ファイル、フォルダ、レジストリについての作成・変更・削除のデータ)の作成及び比較を行い、その結果を仮想マシン差分管理テーブル130に保存すると共に、比較先仮想マシンで追加・変更されたデータ(ファイルのデータ)を仮想マシン差分ファイル(k)180にコピーさせる。なお、ここでのファイルのデータに対するコピー手法は周知技術を適用できるので、ここでは詳述しない。
また、仮想マシン差分適用部145は、パラメータの指定により仮想マシン(n)170にアクセス(ログイン)し、仮想マシン差分管理テーブル130に登録されたデータ(仮想アプライアンスサーバの環境構築に関するファイルのデータ)を参照して仮想マシン差分ファイル(k)180からファイル、フォルダ、レジストリについての作成・変更・削除のデータを読み出し、仮想マシン(n)170にコピー又は設定させる。このとき、仮想マシン差分適用部145は、パラメータの指定により仮想マシン(n)170の比較元と比較先とに対してアクセスしてデータの作成及び比較を行い、仮想マシン(n)170の比較先のものにおいて追加・変更されたデータを仮想マシン差分ファイル(k)にコピーさせる。
更に、仮想マシン差分適用部145は、仮想マシン(n)170に該当するファイル、フォルダ、レジストリについての作成・変更・削除のデータが既に存在している場合、仮想マシン差分ファイル(k)180から読み出したデータの仮想マシン(n)170に対するコピー又は設定させる動作について、仮想マシン差分管理テーブル130のデータが適用の指示であるときには、係るデータのコピー又は設定を行い、不適用の指示であるときには、係るデータのコピー又は設定を行わず、アンマッチ一覧テーブル147に係るデータを一覧として記録する。
図6は、仮想アプライアンス管理サーバ150に備えられる仮想マシン管理テーブル110の構成を例示したもので、同図(a)は項目説明に関するもの、同図(b)はデータ例に関するものである。
この仮想マシン管理テーブル110は、それぞれ図6(a)中の項目名で示される内容のものがそれぞれ図6(b)中のデータ例の仮想マシン識別610、オペレーティングシステム識別620、アプリケーション識別630、オペレーティングシステム格納ディスク識別640、アプリケーション格納ディスク識別650、作成元オペレーティングシステム格納ディスク識別660、作成元アプリケーション格納ディスク識別670、作成者680、及び作成日690についての具体的データを持つように構成されており、これらが仮想アプライアンスサーバで使用する仮想マシン(n)170を登録する。
なお、ここでは、以下も同様とするように、比較元仮想マシンや作成元仮想マシンは、何れも第1番目のコンピュータであるとし、比較先仮想マシンや作成先仮想マシンは、何れも第2番目のコンピュータであるとする。
図7は、仮想アプライアンス管理サーバ150に備えられる仮想マシン差分管理テーブル130の構成を例示したもので、同図(a)は項目説明に関するもの、同図(b)はデータ例に関するものである。
この仮想マシン差分管理テーブル130は、それぞれ図7(a)中の項目名で示される内容のものがそれぞれ図7(b)中のデータ例のNo710、差分識識別子720、作成日730、作成者740、比較元仮想マシン750、比較先仮想マシン760、区分770、差分種別773、適用区分775、値(1)780、及び値(2)785等についての具体的データを持つように構成されており、比較元仮想マシン及び比較先仮想マシンに対して作成した差分件数分のデータを管理する。
図8は、仮想アプライアンス管理サーバ150に備えられるアンマッチ一覧テーブル147の構成を例示したもので、同図(a)は項目説明に関するもの、同図(b)はデータ例に関するものである。
このアンマッチ一覧テーブル147は、それぞれ図8(a)中の項目名で示される内容のものがそれぞれ図8(b)中のデータ例のNo810、差分識別子820、作成日830、作成者840、比較元仮想マシン850、比較先仮想マシン860、区分870、及び差分種別880についての具体的データを持つように構成されており、差分適用を行った際のアンマッチ件数分のデータを管理する。
図2は、実施例1に係る仮想アプライアンス管理システムに備えられる仮想アプライアンスサーバ管理端末100及び仮想アプライアンス管理サーバ150の動作処理を示したフローチャートである。
(1)仮想アプライアンスサーバにおける仮想アプライアンスサーバ管理端末100が備える操作部から仮想マシン(n)170の名称等の仮想マシン構成情報を入力する入力処理が行われた後、仮想アプライアンス管理サーバ150では、仮想マシン作成変更部115がその仮想マシン構成情報について、仮想マシン管理テーブル110に登録済みか否かの確認を仮想マシン新規構築か否かの判定の処理により行う(ステップS210、S220)。
(2)上記判定(ステップS220)の結果、仮想マシン新規構築であれば(仮想マシン管理テーブル110に未登録であれば)、仮想マシン作成変更部115の動作を実行する処理を行って仮想マシン(n)170を作成する[動作上は仮想マシン作成変更部115が仮想化サーバ管理サーバ185に依頼し、その旨の通知を受けた仮想アプライアンスサーバ管理端末100が仮想化サーバ160に指令した結果、仮想化サーバ160上に仮想マシン(n)170が構築される]が、仮想マシン新規構築でなければ(仮想マシン管理テーブル110に登録済みであれば)、この処理をジャンプして次の処理に進む(ステップS230)。
(3)次の処理は、仮想マシン差分抽出部125による仮想マシン(n)170が仮想マシン差分管理テーブル130に登録済みか否かの判定であり、登録済みであれば、仮想マシン(n)170を構成する仮想ディスクを差し替える処理を行うため、再度、仮想マシン作成変更部115の動作を実行する処理を行うが、登録済みでなければ、仮想マシン差分抽出部125の動作を実行する処理を行うようにして、この処理が完了した後には全体の動作処理を終了する。ここでの再度の仮想マシン作成変更部115の動作の実行により、仮想マシン(n)170のアプリケーション格納ディスク(i)、オペレーティングシステム格納ディスク(j)の差し替えが行われる(ステップS240、S260、S250)。
(4)引き続く処理は、仮想ディスク差し替え後のデータ管理のために仮想マシン差分適用部145の動作を実行する処理であり、この後は仮想マシン差分適用部145で作成したアンマッチ一覧テーブル147のデータを仮想アプライアンスサーバ管理端末100が備える表示部に表示[動作上は仮想マシン差分適用部145が仮想化サーバ管理サーバ185に依頼し、その旨の通知を受けた仮想アプライアンスサーバ管理端末100が表示部の画面上に表示する]し、仮想マシン差分適用部145の動作を再実行するかの選択を行うことにより、仮想マシン差分適用部145の動作を再実行するか否かの判定の処理を行う(ステップS270、S280)。
(5)上記判定(ステップS280)の結果、仮想マシン差分適用部145の動作を再実行しなければ、全体の動作処理を終了するが、仮想マシン差分適用部145の動作を再実行する場合には、アンマッチ一覧テーブル147及び仮想マシン差分管理テーブル130のデータを仮想アプライアンスサーバ管理端末100が備える表示部に表示し、仮想マシン差分管理テーブル130の適用区分775の項目について表示部の画面上で修正を行うことにより、アンマッチ一覧テーブル147を参照して仮想マシン差分管理テーブル130を修正する処理を行う。引き続いて、同様に仮想マシン差分管理テーブル130のデータとして一覧選択条件を表示し、必要な場合に修正を行うことにより、仮想マシン差分管理テーブル130の選択を確認し、必要な場合修正する処理を行う。この後は、先の仮想マシン差分適用部145の動作を実行する処理(ステップS270)の前にリターンする(ステップS285、S290)。
図3は、仮想アプライアンス管理サーバ150に備えられる仮想マシン作成変更部115の動作処理の細部を示したフローチャートである。
(1)仮想マシン作成変更部115では、パラメータとして仮想マシン(n)170の名称、コピーにより仮想マシン(n)170を作成する場合のコピー元仮想マシン識別、仮想マシン(n)170に対するオペレーティングシステム名、オペレーティングシステム格納ディスク識別、アプリケーション名、アプリケーション格納ディスク識別を指定しておき、パラメータ指定された仮想マシン(n)170の名称が仮想マシン管理テーブル110に登録済みであるか否かを確認することにより、仮想マシン新規登録であるか否かの判定の処理を行う(ステップS310)。
(2)上記判定(ステップS310)の結果、仮想マシン新規登録であれば(仮想マシン管理テーブル110に登録済みでなければ)、仮想化サーバ管理サーバ185に対し、オペレーティングシステム格納ディスク(j)及びアプリケーション格納ディスク(i)を指定して仮想マシン(n)170の作成または複製(コピー)を依頼する処理を行った後、作成または変更した仮想マシン(n)170を仮想マシン管理テーブル110に登録する処理を行ってから動作処理を戻るようにして繰り返す(ステップS340、S360)。
(3)一方、先の判定(ステップS310)の結果、仮想マシン新規登録でなければ(仮想マシン管理テーブル110に登録済みであれば)、仮想マシン管理テーブル110からパラメータ指定された仮想マシン(n)170に関するデータとして、オペレーティングシステム識別620、アプリケーション識別630、オペレーティングシステム格納ディスク識別640、アプリケーション格納ディスク識別650を読出す処理を行った後、パラメータ指定されたアプリケーション名が仮想マシン管理テーブル110に登録されているアプリケーション識別630と一致するか否か確認することにより、アプリケーション仮想ディスク差替えか否かの判定の処理を行う(ステップS380)。
(4)上記判定(ステップS380)の結果、アプリケーション仮想ディスク差替えであれば、仮想化サーバ管理サーバ185に対し、パラメータ指定されたアプリケーション格納ディスク識別を指定してアプリケーション格納ディスク(i)の差し替えを依頼する処理を行う。ここでは、複製元仮想マシン識別が指定されている場合には仮想マシン(n)170の複製元を指定した状態で仮想化サーバ管理サーバ185に仮想マシン(n)170の作成または複製を依頼する。なお、先の判定(ステップS380)の結果、アプリケーション仮想ディスク差替えでない場合は、ここでの処理をジャンプする(ステップS385)。
(5)その後の処理は、パラメータ指定されたオペレーティングシステム名が仮想マシン管理テーブル110に登録されているオペレーティングシステム識別620と一致するか否かを確認することにより、オペレーティングシステム仮想ディスク差替えか否かの判定を行うものである(ステップS390)。
(6)上記判定(ステップS390)の結果、オペレーティングシステム仮想ディスク差替えであれば、仮想化サーバ管理サーバ185に対し、パラメータ指定されたオペレーティングシステム格納ディスク識別を指定してオペレーティングシステム格納ディスク(j)の差し替えを依頼する処理を行う。なお、先の判定(ステップS390)の結果、オペレーティングシステム仮想ディスク差替えでない場合は、ここでの処理をジャンプする(ステップS395)。
(7)最後に、作成または変更した仮想マシン(n)170[アプリケーション格納ディスク(i)、オペレーティングシステム格納ディスク(j)を作成または差し替えたもの]を仮想マシン管理テーブル110に登録または更新する処理を行ってから動作処理を戻るようにして繰り返す(ステップS360)。
図4は、仮想アプライアンス管理サーバ150に備えられる仮想マシン差分抽出部125の動作処理の細部を示したフローチャートである。
(1)仮想マシン差分抽出部125では、パラメータとして差分抽出対象となる比較元仮想マシンの名称と比較先仮想マシン名とを指定して呼び出されると、指定パラメータによる比較先仮想マシン名の指定があるか否かの判定の処理を行い、比較先仮想マシン名の指定がなければ、以後の処理を一切行わないようにジャンプして動作処理を戻るようにして繰り返す(ステップS405)。
(2)一方、上記判定(ステップS405)の結果、比較先仮想マシン名の指定があれば、差分抽出対象の比較元仮想マシン名、比較先仮想マシン名を入手し、双方(比較元仮想マシン及び比較先仮想マシン)に管理者としてログオンする処理を行った後、比較元仮想マシンについてのファイル及びフォルダの一覧、レジストリの設定一覧を作成し、引き続いて比較先仮想マシンについてのファイル及びフォルダの一覧、レジストリの設定一覧を作成する処理を行う(ステップS410、S420、S430)。
(3)前処理で作成した比較元と比較先のファイル一覧を比較し、比較先で追加・変更・削除された比較先ファイル及びフォルダの一覧を作成し、差分種別773の“追加”、“変更”、“削除”の種別と共に仮想マシン差分管理テーブル130に保存する処理を行う。例えば前処理で作成した比較元仮想マシンと比較先仮想マシンのファイル一覧、フォルダ一覧について、追加・変更・削除された比較先でのファイル及びフォルダの一覧を、仮想マシン差分管理テーブル130の差分識別子720、作成日730、作成者740、比較元仮想マシン750、比較先仮想マシン760に設定すると共に、区分770に比較対象の区分としての“フォルダ”や“ファイル”の種別を、差分種別773に“追加”や“変更”や“削除”の種別を、値(1)780、値(2)785等に必要な情報を設定して保存する(ステップS450)。
(4)更に、仮想マシン差分管理テーブル130を参照し、比較先仮想マシンで差分種別780が“追加”や“変更”となっているファイルのデータを抽出し、仮想マシン差分ファイル(k)180にコピーする処理を行う(ステップS460)。
(5)この後、比較元と比較先のレジストリ設定一覧を比較し、比較先で追加・変更・削除されたレジストリの一覧を作成し、差分種別773の“追加”、“変更”、“削除”の種別と共に仮想マシン差分管理テーブル130に保存する処理を行う。例えば比較元仮想マシンと比較先仮想マシンとに対してレジストリの比較を行い、比較先仮想マシンで追加・変更・削除されたレジストリの一覧を、仮想マシン差分管理テーブル130の差分識別子720、作成日730、作成者740、比較元仮想マシン750、比較先仮想マシン760に設定すると共に、区分770に比較対象の区分として“レジストリ”の種別を、差分種別773に“追加”や“変更”や“削除”の種別を、値(1)780、値(2)785等に必要な情報を設定して保存する(ステップS470)。
(6)最後に、上述した各処理(ステップS410〜S470)で仮想マシン差分管理テーブル130に追加したデータのうち、適用区分775に対してデフォルト値としての“No”を格納する処理を行うようにしてから動作処理を戻るようにして繰り返す(ステップS480)。
図5は、仮想アプライアンス管理サーバ150に備えられる仮想マシン差分適用部145の動作処理の細部を示したフローチャートである。
(1)仮想マシン差分適用部145では、パラメータとして仮想マシン差分管理テーブル130に関する差分識別子720と比較元仮想マシン名750とを指定して呼び出されると、パラメータ指定された差分適用対象の仮想マシン名を入手し、その仮想マシンに対して管理者としてログオンする処理を行った後、仮想マシン差分管理テーブル130の区分770が“フォルダ”である項目について、フォルダ差分件数のフォルダ差分適用を実行したか否かを確認することにより、仮想マシン差分管理テーブル130に登録されたフォルダ数だけ実行したか否かの判定の処理を行う(ステップS510、S520)。
(2)上記判定(ステップS520)の結果、実行されていれば、別途なファイル数についての処理(後述する)へジャンプするが、実行されていなければ、仮想マシン差分管理テーブル130に登録されているフォルダと差分適用対象仮想マシン内のフォルダを比較し、差分適用対象仮想マシン内のフォルダ日付がより新しい場合であって、更に仮想マシン差分管理テーブル130の適用区分775が適用の“Yes”を示すか否かにより、より新しいフォルダが格納されている場合、上書きするか否かの判定の処理を行う(ステップS530)。
(3)上記判定(ステップS530)の結果、上書きする場合には、仮想マシン差分管理テーブル130を参照し、追加・変更・削除されたフォルダに対して差分適用対象仮想マシンで同様に追加・変更・削除を行う処理を経て、仮想マシン差分管理テーブル130に登録されたフォルダ数だけ実行したか否かの判定(ステップS520)の前にリターンするが、上書きしない場合には、アンマッチ一覧テーブル147に差分情報を追加(記録)した後、同様に上記判定(ステップS520)の前にリターンする。例えば上書きする場合には区分770が“フォルダ”の項目について、差分種別773に従ってフォルダの作成・変更・削除を行い、上書きしない場合には仮想マシン差分管理テーブル130の適用区分775が不適用を示す“No”に該当する。各リターンの動作は、仮想マシン差分管理テーブル130に登録されているフォルダ差分件数分のフォルダ差分適用が完了した場合、上記判定(ステップS520)の結果、フォルダ数だけ実行した旨で判定される(ステップS540、S545)。
(4)この後の処理は、仮想マシン差分管理テーブル130に登録されたファイル数だけ実行したか否かの判定の処理であり、具体的には仮想マシン差分管理テーブル130の区分770が“ファイル”の項目について、ファイル差分件数分のファイル差分適用を実行したか否かを確認することにより行われるものである(ステップS550)。
(5)上記判定(ステップS550)の結果、実行されていれば、別途なレジストリ数についての処理(後述する)へ移行するが、実行されていなければ、仮想マシン差分管理テーブル130に登録されているファイルと差分適用対象仮想マシン内のファイルを比較し、差分適用対象仮想マシン内のファイル日付がより新しい場合であって、更に仮想マシン差分管理テーブル130の適用区分775が適用の“Yes”を示すか否かにより、追加ファイルより新しいファイルが格納されている場合、上書きするか否かの判定の処理を行う(ステップS560)。
(6)上記判定(ステップS560)の結果、上書きする場合には、仮想マシン差分管理テーブル130を参照し、仮想マシン差分ファイル(k)180から追加されたファイルを入手して差分適用対象仮想マシンにコピーする処理を経て、仮想マシン差分管理テーブル130に登録されたファイル数だけ実行したか否かの判定(ステップS550)の前にリターンするが、上書きしない場合には、アンマッチ一覧テーブル147に差分情報を追加(記録)した後、同様に上記判定(ステップS550)の前にリターンする。例えば上書きする場合には区分770が“ファイル”の項目について、差分種別773に従って“追加”又は“変更”の場合には仮想マシン差分ファイル(k)180に格納されているファイルを抽出して差分適用対象仮想マシンにコピーし、“削除”の場合には差分適用対象仮想マシンから削除を行う。また、上書きしない場合には仮想マシン差分管理テーブル130の適用区分775が不適用を示す“No”に該当する。各リターンの動作は、仮想マシン差分管理テーブル130に登録されているファイル差分件数分のファイル差分適用が完了した場合、上記判定(ステップS550)の結果、ファイル数だけ実行した旨で判定される(ステップS570、S575)。
(7)この他の処理は、仮想マシン差分管理テーブル130に登録されたレジストリ数だけ実行したか否かの判定の処理であり、具体的には仮想マシン差分管理テーブル130の区分770が“レジストリ”の項目について、レジストリ差分件数分のレジストリ差分適用を実行したか否かを確認することにより行われるものである(ステップS580)。
(8)上記判定(ステップS580)の結果、実行されていれば、ジャンプして動作処理を戻るようにして繰り返すが、実行されていなければ、仮想マシン差分管理テーブル130に登録されているレジストリと差分適用対象仮想マシン内のレジストリを比較し、差分適用対象仮想マシン内に既にレジストリ設定が存在する場合であって、更に仮想マシン差分管理テーブル130の適用区分775が適用の“Yes”を示すか否かにより、レジストリ値が既に格納されている場合、上書きするか否かの判定の処理を行う(ステップS590)。
(9)上記判定(ステップS590)の結果、上書きする場合には、仮想マシン差分管理テーブル130を参照し、レジストリ設定についての追加・変更・削除を行う処理を経て、仮想マシン差分管理テーブル130に登録されたレジストリ数だけ実行したか否かの判定(ステップS580)の前にリターンするが、上書きしない場合には、アンマッチ一覧テーブル147に差分情報を追加(記録)した後、同様に上記判定(ステップS580)の前にリターンする。例えば上書きする場合には区分770が“レジストリ”の項目について、差分種別773に従ってレジストリの作成・変更・削除を行い、上書きしない場合には仮想マシン差分管理テーブル130の適用区分775が不適用を示す“No”に該当する。各リターンの動作は、仮想マシン差分管理テーブル130に登録されているレジストリ差分件数分のレジストリ差分適用が完了した場合、上記判定(ステップS580)の結果、レジストリ数だけ実行した旨で判定される(ステップS595、S597)。
以上のような処理手法を適用することにより、仮想アプライアンスサーバを構成するオペレーティングシステム格納ディスク(j)173、アプリケーション格納ディスク(i)175を差し替えた場合の差分適用処理を効率良く実行することができる。また、上述した処理手順については、ユーザ設定を含む仮想マシンとユーザ設定を含まない仮想マシンとについて実施し、ユーザ設定についての差分を仮想マシン差分管理テーブル130と仮想マシン差分ファイル(k)180とに情報として保存し、また作成したユーザ設定についての差分を仮想マシン(n)170に適用するために使用することができる。
要するに、以上に説明した仮想アプライアンスサーバ管理システムは、仮想アプライアンス管理サーバ150が仮想アプライアンスサーバの仮想化サーバ160に対するオペレーティングシステム(OS)とアプリケーション(AP)とを別の仮想ディスクにより差し替え可能となるように構築を行うと共に、オペレーティングシステム及びアプリケーションの環境設定とユーザ設定とに関する仮想ディスクの差分ファイルを作成して保存・管理し、仮想ディスクの差し替えに際して差分ファイルを参照することによりオペレーティングシステム及びアプリケーションの環境設定の差し替えとユーザ設定の引継ぎとを自動的に行う機能を持つものとなる。但し、差分ファイルは、仮想アプライアンスサーバの環境構築に関するデータとして、ファイル、フォルダ、レジストリについての作成・変更・削除のデータを含むものであり、ユーザ設定は、オペレーティングシステム及びアプリケーションの環境設定を変更した一部分である。
係る仮想アプライアンス管理サーバ150の動作機能は、上述した仮想アプライアンスサーバ管理システムにおける仮想アプライアンス管理サーバ150で実行される仮想アプライアンスサーバ管理システム用プログラムとして構築されたものである。このプログラムは、仮想アプライアンスサーバの仮想化サーバ160に対するオペレーティングシステムとアプリケーションとを別の仮想ディスクにより差し替え可能となるように制御管理するディスク差替用システム化ステップの情報と、オペレーティングシステム及びアプリケーションの環境設定とユーザ設定とに関する仮想ディスクの差分ファイルを作成して保存・管理する差分ファイル作成ステップの情報と、仮想ディスクの差し替えに際して差分ファイルを参照することによりオペレーティングシステム及びアプリケーションの環境設定の差し替えとユーザ設定の引継ぎとを自動的に行う差替・設定引継ぎステップの情報と、を有する。
即ち、この仮想アプライアンスサーバ管理システム用プログラムは、CD−ROM装置、FD装置等のディスク読取装置190で使用される仮想アプライアンスサーバ管理システム用記録媒体としてのCD−ROM、FD等のディスク195に格納されるものであり、仮想アプライアンス管理サーバ150に備えられるディスク読取装置190によりディスク195から読み出されて実行される。これにより、仮想アプライアンス管理サーバ150における各部が上述した動作処理を行う。なお、係る仮想アプライアンスサーバ管理システム用プログラムは、仮想アプライアンス管理サーバ150が備えるCPUに実行させるようにしても良い。
100 仮想アプライアンスサーバ管理端末
110 仮想マシン管理テーブル
115 仮想マシン作成変更部
125 仮想マシン差分抽出部
130 仮想マシン差分管理テーブル
145 仮想マシン差分適用部
147 アンマッチ一覧テーブル
150 仮想アプライアンス管理サーバ
160 仮想化サーバ
170(n) 仮想マシン
173(j) オペレーティングシステム格納ディスク
175(i) アプリケーション格納ディスク
180(k) 仮想マシン差分ファイル
185 仮想化サーバ管理サーバ
187 物理ネットワーク
190 ディスク読取装置
195 ディスク

Claims (9)

  1. 仮想化サーバ上に仮想マシンが構築される仮想アプライアンスサーバに対し、物理ネットワークで接続された仮想アプライアンス管理サーバにより当該仮想アプライアンスサーバからの依頼に応じて当該仮想化サーバ上に当該仮想マシンを構築するための制御管理を行う仮想アプライアンスサーバ管理方法であって、前記仮想アプライアンスサーバの前記仮想化サーバに対するオペレーティングシステムとアプリケーションとを別の仮想ディスクにより差し替え可能となるように制御管理するディスク差替用システム化ステップと、前記オペレーティングシステム及び前記アプリケーションの環境設定とユーザ設定とに関する前記仮想ディスクの差分ファイルを作成して保存・管理する差分ファイル作成ステップと、前記仮想ディスクの差し替えに際して前記差分ファイルを参照することにより前記オペレーティングシステム及び前記アプリケーションの環境設定の差し替えと前記ユーザ設定の引継ぎとを自動的に行う差替・設定引継ぎステップと、を有することを特徴とする仮想アプライアンスサーバ管理方法。
  2. 請求項1記載の仮想アプライアンスサーバ管理方法において、前記差分ファイルについて、前記仮想アプライアンスサーバの環境構築に関するデータとして、ファイル、フォルダ、レジストリの作成・変更・削除についてのデータを含むものとし、前記ユーザ設定について、前記オペレーティングシステム及び前記アプリケーションの環境設定を変更した一部分とすることを特徴とする仮想アプライアンスサーバ管理方法。
  3. 仮想化サーバ上に仮想マシンが構築される仮想アプライアンスサーバと、前記仮想アプライアンスサーバからの依頼に応じて前記仮想化サーバ上に前記仮想マシンを構築するための制御管理を行う仮想アプライアンス管理サーバとが物理ネットワークで接続されて構成される仮想アプライアンスサーバ管理システムであって、前記仮想アプライアンス管理サーバは、前記仮想アプライアンスサーバの前記仮想化サーバに対するオペレーティングシステムとアプリケーションとを別の仮想ディスクにより差し替え可能となるように制御管理を行うと共に、当該オペレーティングシステム及び当該アプリケーションの環境設定とユーザ設定とに関する前記仮想ディスクの差分ファイルを作成して保存・管理し、当該仮想ディスクの差し替えに際して当該差分ファイルを参照することにより当該オペレーティングシステム及び当該アプリケーションの環境設定の差し替えと当該ユーザ設定の引継ぎとを自動的に行うことを特徴とする仮想アプライアンスサーバ管理システム。
  4. 請求項3記載の仮想アプライアンスサーバ管理システムにおいて、前記仮想アプライアンスサーバは、それぞれ前記物理ネットワークを介して接続されると共に、前記仮想マシンの構築情報を操作して入力する仮想アプライアンスサーバ管理端末と、前記仮想アプライアンスサーバ管理端末の操作入力内容に対する前記仮想アプライアンス管理サーバからの依頼を受けて前記仮想化サーバ上における前記仮想マシンの作成、前記仮想マシンに対する前記オペレーティングシステム用の格納ディスク及び前記アプリケーション用の格納ディスクの作成、並びに仮想マシン差分ファイルの作成を行う仮想化サーバ管理サーバと、を備えたことを特徴とする仮想アプライアンスサーバ管理システム。
  5. 請求項4記載の仮想アプライアンスサーバ管理システムにおいて、前記仮想アプライアンス管理サーバは、前記仮想化サーバ管理サーバを通じて前記仮想マシンに対する前記オペレーティングシステム用の格納ディスク及び前記アプリケーション用の格納ディスクの作成、又は差し替えを行う仮想マシン作成変更部と、前記オペレーティングシステム用の格納ディスク及び前記アプリケーション用の格納ディスクを作成又は差し替えた結果を登録する仮想マシン管理テーブルと、パラメータの指定により前記仮想マシンの特定のものに該当する比較元と当該特定外のものに該当する比較先とに対してアクセスして前記仮想アプライアンスサーバの環境構築に関するデータの作成及び比較を行い、当該仮想マシンの比較先のものにおいて追加・変更されたデータを前記仮想マシン差分ファイルにコピーさせる仮想マシン差分抽出部と、前記仮想アプライアンスサーバの環境構築に関するデータを作成及び比較した結果を登録する仮想マシン差分管理テーブルと、パラメータの指定により前記仮想マシンにアクセスして前記仮想マシン差分管理テーブルを参照して前記仮想マシン差分ファイルからデータを読み出して当該仮想マシンにコピー又は設定させる仮想マシン差分適用部と、を備えたことを特徴とする仮想アプライアンスサーバ管理システム。
  6. 請求項5記載の仮想アプライアンスサーバ管理システムにおいて、前記仮想アプライアンス管理サーバは、前記仮想マシン差分適用部により前記仮想マシン差分管理テーブルを参照して前記仮想マシン差分ファイルから読み出したデータを前記仮想マシンにコピー又は設定させるとき、当該仮想マシンに該当するデータが既に存在していると共に、コピー又は設定が不適用の指示であるときの当該データを蓄積記録するアンマッチテーブルを備えたことを特徴とする仮想アプライアンスサーバ管理システム。
  7. 請求項3〜6の何れか1項に記載の仮想アプライアンスサーバ管理システムにおいて、前記差分ファイルは、前記仮想アプライアンスサーバの環境構築に関するデータとして、ファイル、フォルダ、レジストリについての作成・変更・削除のデータを含むものであり、前記ユーザ設定は、前記オペレーティングシステム及び前記アプリケーションの環境設定を変更した一部分であることを特徴とする仮想アプライアンスサーバ管理システム。
  8. 仮想化サーバ上に仮想マシンが構築される仮想アプライアンスサーバと、前記仮想アプライアンスサーバからの依頼に応じて前記仮想化サーバ上に前記仮想マシンを構築するための制御管理を行う仮想アプライアンス管理サーバとが物理ネットワークで接続されて構成される仮想アプライアンスサーバ管理システムにおける当該仮想アプライアンス管理サーバで実行される仮想アプライアンスサーバ管理システム用プログラムであって、前記仮想アプライアンスサーバの前記仮想化サーバに対するオペレーティングシステムとアプリケーションとを別の仮想ディスクにより差し替え可能となるように制御管理するディスク差替用システム化ステップの情報と、前記オペレーティングシステム及び前記アプリケーションの環境設定とユーザ設定とに関する前記仮想ディスクの差分ファイルを作成して保存・管理する差分ファイル作成ステップの情報と、前記仮想ディスクの差し替えに際して前記差分ファイルを参照することにより前記オペレーティングシステム及び前記アプリケーションの環境設定の差し替えと前記ユーザ設定の引継ぎとを自動的に行う差替・設定引継ぎステップの情報と、を有することを特徴とする仮想アプライアンスサーバ管理システム用プログラム。
  9. 請求項8記載の仮想アプライアンスサーバ管理システム用プログラムを格納したことを特徴とする仮想アプライアンスサーバ管理システム用記録媒体。
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