JP2010224695A - 磁気ディスク装置およびメタデータ管理システム - Google Patents

磁気ディスク装置およびメタデータ管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】検索データの情報に関するメタデータを複数読み込むとき、効率的に読み込む。
【解決手段】磁気ディスク装置3は検索データの情報に関するメタデータを検索データごとに複数記録する磁気ディスク30と、前記磁気ディスク30に記録されたメタデータを特定する論理アドレスを、複数のメタデータごとに管理するメタデータ管理表131と、前記メタデータ管理表131によって管理されたメタデータを特定する論理アドレスを用いて、前記磁気ディスク30から検索データの情報に関するメタデータを複数読み込むメタデータ一括読込部123と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、磁気ディスク装置およびメタデータ管理システムに関する。
従来から、音声データおよび動画像データ等の非テキストデータを効率的に検索するために、非テキストデータに関する特徴情報であるメタデータを磁気ディスク装置に記憶する用途が広がっている。
この非テキストデータ(実データ)を磁気ディスク装置から検索するために、磁気ディスク装置と接続されたホスト装置が、磁気ディスク装置に記憶されている複数のメタデータを読み込み、読み込まれた複数のメタデータの中から本来取得したい実データを取得する。
ここで、ホスト装置が、磁気ディスク装置に対してデータのアクセスを行う場合、磁気ディスク装置上の物理セクタに対する論理アドレス(LBA:Logical Block Address)を指定して行う。例えば、ホスト装置が磁気ディスク装置から複数のメタデータを読み込むとき、ホスト装置は、磁気ディスク装置に対する読み込み要求を、LBAが連続している複数のメタデータごとに行う。
このホスト装置による磁気ディスク装置上にあるデータのアクセス管理には、オペレーティングシステム(OS)のファイル管理が行う場合と、このファイル管理を組み込んだ組み込みソフトが行う場合とがある。OSのファイル管理が行う場合には、このファイル管理が、磁気ディスク装置に対して書き込まれるデータの意味とは無関係に決定したLBAを指定して、当該データの書き込み要求を磁気ディスク装置に行う。すなわち、複数のメタデータがOSのファイル管理によって書き込まれる場合には、連続したLBAになるとは限らない。
一方、組み込みソフトが行う場合には、組み込みソフトが、磁気ディスク装置に対して書き込まれるデータの意味を考慮して決定したLBAを指定して、磁気ディスク装置に当該データの書き込み要求を行うことがある。すなわち、複数のメタデータが組み込みソフトによって書き込まれる場合には、連続したLBAになることがある。
ところで、1個のまとまりのあるデータ(例えば、ファイル)のLBAが連続していない場合に、LBAが連続するように再配置する技術が開示されている。例えば、磁気ディスク装置は、ホスト装置との間でデータ転送をすることなく、LBAが連続することとなる転送先のLBAの記憶情報を一時的な領域(ダミーセクタ)に複製して、転送元のLBAの記憶情報を転送先のLBAに複製して、データのLBAが連続するように再配置する。
また、磁気ディスク装置は、1個のファイルを構成する複数のセクタを論理的に連続するようにした論理アドレスと磁気ディスク装置上の物理セクタに対する複数のLBAとを2重に管理することで、ホスト装置から指定された当該論理アドレスに対応する複数のLBAが離れた位置にある場合に、連続するLBAとなるように再配置する。
特開2005−267240号公報 特開2004−334419号公報
しかしながら、従来の磁気ディスク装置では、複数のメタデータを効率的に読み込むことができないという問題があった。
すなわち、複数のメタデータの各LBAが連続している場合であっても、各LBAに対するそれぞれの物理セクタが隣接しているという保障はないため、磁気ディスク装置では、各メタデータのLBAに対するそれぞれの物理セクタを読み込むためのシーク動作や回転待ち動作に時間がかかるという問題がある。
例えば、隣接した物理セクタのうち1つの物理セクタが壊れたため交替セクタを使用する場合がある。このような場合には、交替セクタは通常離れた記憶領域にあるため、仮にこの交替セクタを含んで複数のメタデータを記憶している場合には、磁気ディスク装置は、この交替セクタに記憶されているメタデータを読み込むためのシーク動作や回転待ち動作に時間がかかることになる。
また、ダミーセクタを利用して1個のまとまりのあるファイルを連続するLBAに再配置する従来の磁気ディスク装置では、1個のまとまりのあるファイルを隣接した物理セクタとなるように再配置を行っているわけではない。
さらに、論理アドレスとLBAとを2重に管理する従来の磁気ディスク装置でも、2重に管理される1個のまとまりのあるファイルを隣接した物理セクタとなるように再配置を行っているわけではない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数のメタデータを効率的に読み込むことができる磁気ディスク装置およびメタデータ管理システムを提供することを目的とする。
上述した問題を解決し、目的を達成するために、磁気ディスク装置は、検索データの情報に関するメタデータを検索データごとに複数記録する記録媒体と、前記記録媒体に記録されたメタデータを特定する論理アドレスを、複数のメタデータごとに管理する管理手段と、前記管理手段によって管理されたメタデータを特定する論理アドレスを用いて、前記記録媒体から検索データの情報に関するメタデータを複数読み込む読込手段と、を備えた構成を採る。
以上により、磁気ディスク装置およびメタデータ管理システムは、検索データの情報に関するメタデータを複数読み込むとき、効率的に読み込むことができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係るメタデータ管理システムの概要を示す図である。 図2は、実施例1に係るメタデータ管理システムの構成を示す機能ブロック図である。 図3は、実施例1に係るメタデータ管理表のデータ構造の一例を示す図である。 図4は、実施例1に係るデータ書込処理(ホスト装置側)の処理手順を示すフローチャートである。 図5は、実施例1に係るデータ書込処理(磁気ディスク装置側)の処理手順を示すフローチャートである。 図6は、実施例1に係るメタデータ一括読込処理の処理手順を示すフローチャートである。 図7は、実施例1に係るメタデータ管理システムの使用例を示すフローチャートである。 図8は、実施例2に係るメタデータ管理システムの概要を示す図である。 図9は、実施例2に係るメタデータ管理システムの構成を示す機能ブロック図である。 図10は、実施例2に係るメタデータ管理表のデータ構造の一例を示す図である。 図11は、実施例2に係るデータ書込処理(磁気ディスク装置側)の処理手順を示すフローチャートである。 図12は、実施例2に係るメタデータ管理システムの使用例を示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る磁気ディスク装置およびメタデータ管理システムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施例1に係るメタデータ管理システムの概要を説明するための図である。図1に示すように、メタデータ管理システム1は、ホスト装置2と、ホスト装置2と接続する磁気ディスク装置3と、を備える。
メタデータ管理システム1では、磁気ディスク装置3が、検索データの情報に関するメタデータを一括して読み込む旨の要求をホスト装置2から取得すると、読み込み対象のメタデータを効率的に一括して読み込む。そして、磁気ディスク装置3は、その結果をホスト装置2に応答する。そして、磁気ディスク装置3は、一括して読み込まれたメタデータの結果のうち、ホスト装置2が検索を希望する検索データの情報に関するメタデータを、ホスト装置2から取得すると、当該メタデータに対応する検索データを検索して、ホスト装置2に応答する。
このメタデータ管理システム1におけるホスト装置2は、磁気ディスク装置3に対してメタデータおよびメタデータに対応する実データを読み書きするために、メタデータに関連する読み書き処理に応じた種々の要求コマンドを、磁気ディスク装置3に発行する。
なお、実データとは、検索対象の検索データであり、テキストデータでない例えばバイナリーデータである。そして、実データには、例えば、動画像データや音声データがあるが、これに限定されるものではない。
また、磁気ディスク装置3は、制御部10と、磁気ディスク30と、を備える。
制御部10は、ホスト装置2からメタデータに関連する読み書き処理に応じた種々の要求コマンドを取得すると、取得した要求コマンドに応じて、磁気ディスク30に対して各種処理を行い、処理結果をホスト装置2に応答する。
具体的には、制御部10は、ホスト装置2からメタデータを一括して読み込む旨の要求コマンドを取得すると、磁気ディスク30に記憶された複数のメタデータを、メタデータ管理表を用いて、複数のメタデータを磁気ディスク30から一括して読み込み、その結果をホスト装置2に出力する。ここで、メタデータ管理表とは、磁気ディスク30に記憶された各メタデータをそのメタデータの記憶領域を特定するLBAによって管理する表である。なお、制御部10が行う処理については後に詳述する。
磁気ディスク30は、実データおよび実データの情報に関するメタデータをそれぞれ複数記憶する記憶媒体である。具体的には、磁気ディスク30の各記録面(プラッタ)には、同心円状のトラックが形成されており、各プラッタの同一半径のトラックの集合はシリンダと呼ばれる。さらに、各トラックは、同心円の中心から放射線状に区切られて物理セクタを形成する。この物理セクタが磁気ディスク30に対する読み書きの単位となる。物理セクタは、例えばプラッタの番号、シリンダの番号およびセクタ番号から換算される物理アドレスによって表される記憶領域であり、LBAと対応付けられている。すなわち、実データおよびメタデータは、これらの物理セクタに記憶され、制御部10が、この記憶された物理セクタを表す物理アドレスに対応付けられるLBAを用いて、物理セクタへの実データおよびメタデータの読み書きを行っている。このように、LBAによって管理される磁気ディスク30上の領域を「通常領域31」と呼ぶものとする。
図2は、実施例1に係るメタデータ管理システムの構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、ホスト装置2は、データ種別判断部21と、コマンド発行部22と、を含んでいる。
データ種別判断部21は、メタデータまたは実データを磁気ディスク30に書き込むとき、書き込むデータがメタデータまたは実データであるかを示すデータ種別を判定する。例えば、データ種別判断部21は、あらかじめメタデータおよび実データごとに定められたデータ名に付加される拡張子によって、データのデータ種別を判定する。また、データ種別判断部21は、データを磁気ディスク装置3に書き込む旨の指示を、データ種別とともにコマンド発行部22に出力する。
なお、データ種別判断部21は、メタデータおよび実データを扱うソフトウェアに実装されているものとする。また、データ種別判断部21は、メタデータおよび実データを拡張子によって区別するものとしたが、これに限定されるものではない。
コマンド発行部22は、メタデータに関連する読み書き処理に応じた種々の要求コマンドを磁気ディスク装置3に発行する。
具体的に、コマンド発行部22は、データ種別判断部21からデータを磁気ディスク装置3に書き込む旨の指示を検知すると、そのデータのデータ種別がメタデータの場合には、メタデータ保存コマンド(例えば「Meta Write」コマンド)を磁気ディスク装置3に出力する。この際、コマンド発行部22は、書き込むメタデータを特定するLBAと、メタデータと、そのメタデータに対応する実データのLBAと、をパラメータとしたメタデータ保存コマンドを、磁気ディスク装置3に出力する。
一方、コマンド発行部22は、そのデータのデータ種別が実データの場合には、SATA(Serial ATA)やSAS(Serial Attached SCSI)等の磁気ディスク装置3との接続に関する標準インタフェース規格によって定義された「Write」コマンドを磁気ディスク装置3に出力する。
また、コマンド発行部22は、磁気ディスク30に記憶されたメタデータを一括して読み込む旨の指示を検知すると、当該指示に対応したメタデータ一括読み込みコマンド(例えば「Meta All Read」コマンド)を磁気ディスク装置3に出力する。
また、要求コマンドには、前述したメタデータ保存コマンドやメタデータ一括読み込みコマンドのみならず、単一のメタデータを磁気ディスク装置3から読み込むメタデータ読み込みコマンド(例えば「Meta Read」コマンド)がある。
また、単一のメタデータの情報をメタデータ管理表131から消去するメタデータ消去コマンド(例えば「Meta Delete」コマンド)や全てのメタデータの情報をメタデータ管理表131から消去するメタデータ一括消去コマンド(例えば「Meta All Delete」コマンド)がある。
さらに、単一のメタデータに対応する実データのLBAをメタデータ管理表131から検索する対応データ検索コマンド(例えば「Get Data LBA」コマンド)があるが、これに限定されず、メタデータに関連するコマンドであれば良い。
なお、コマンド発行部22は、前述した要求コマンドを磁気ディスク装置3に発行するものとしたが、前述した標準インタフェース規格を利用したコマンドを磁気ディスク装置3に発行するものとしても良い。例えば、メタデータ保存コマンドの場合には、メタデータ専用のコマンドであっても良いが、「Write」コマンドを利用して、データ種別、メタデータを特定するLBA、メタデータおよびメタデータに対応する実データのLBAをパラメータとして指定するものとしても良い。
また、コマンド発行部22は、通常OS内に実装されるが、メタデータおよび実データを扱うソフトウェアに組み込んだソフトウェアに実装されても良い。
制御部10は、コマンド振分部11と、コマンド実行部12と、メタデータ管理表131を備えるメタデータ管理部13と、コマンド応答部14と、を含んでいる。
コマンド振分部11は、コマンド発行部22から発行された種々の要求コマンドをコマンドの種類に応じて振り分けて、コマンド実行部12に出力する。
コマンド実行部12は、コマンド振分部11によって振り分けられたコマンドを取得すると、取得されたコマンドに応じた処理を行う。さらに、コマンド実行部12は、メタデータ書込部121と、通常データ書込部122と、メタデータ一括読込部123と、通常データ読込部124と、メタ対応データ検索部125と、メタデータ一括消去部126と、を含んでいる。
メタデータ書込部121は、コマンド振分部11からメタデータ保存コマンドを取得すると、取得されたコマンドのパラメータに基づいて、パラメータに含まれたメタデータを磁気ディスク30の通常領域31に書き込む。
具体的には、メタデータ書込部121は、パラメータとして、メタデータを特定するLBAと、メタデータと、そのメタデータに対応する実データのLBAと、を取得する。そして、メタデータ書込部121は、取得したパラメータに含まれたメタデータを、メタデータを特定するLBAを使用するように、通常領域31に書き込む。このとき、メタデータ書込部121は、メタデータを特定するLBAとそのメタデータに対応する実データのLBAとを対応付けて、メタデータを管理するメタデータ管理表131に格納する。さらに、メタデータ書込部121は、書き込み結果をコマンド応答部14に出力する。
ここで、メタデータ管理表131のデータ構造の一例について図3を参照して説明する。図3は、実施例1に係るメタデータ管理表のデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、メタデータ管理表131には、例えば、メタデータLBA131aと、データLBA131bと、が含まれる。
メタデータLBA131aは、磁気ディスク30の通常領域31に記憶されているメタデータの記憶領域を特定するLBAである。データLBA131bは、メタデータに対応する実データであって磁気ディスク30の通常領域31に記憶されている実データの記憶領域を特定するLBAである。このメタデータ管理表131によって、磁気ディスク30の通常領域31に記憶されているすべてのメタデータが把握されることとなる。
図2に戻って、通常データ書込部122は、コマンド振分部11から標準インタフェース規格によって定義された「Write」コマンドを取得すると、取得されたコマンドのパラメータに基づいて、パラメータに含まれた実データを磁気ディスク30の通常領域31に書き込む。
具体的には、通常データ書込部122は、パラメータとして、実データを特定するLBAと、実データと、を取得する。そして、通常データ書込部122は、取得したパラメータに含まれた実データを、実データを特定するLBAを使用するように、通常領域31に書き込む。さらに、通常データ書込部122は、書き込み結果をコマンド応答部14に出力する。
なお、通常データ書込部122は、実データを磁気ディスク30の通常領域31に書き込むものとしたが、既に通常領域31に書き込まれているメタデータであれば、そのメタデータのLBAをパラメータとして取得して、メタデータを磁気ディスク30の通常領域31に更新しても良い。
メタデータ一括読込部123は、コマンド振分部11からメタデータ一括読込コマンドを取得すると、メタデータ管理表131を用いて、メタデータ管理表131に管理されているメタデータを磁気ディスク30の通常領域31から一括して読み込む。
具体的には、メタデータ一括読込部123は、メタデータ管理表131に記憶されているメタデータを特定するLBAを全て読み込む。また、メタデータ一括読込部123は、読み込んだ各LBAにそれぞれ対応付けられる物理アドレスの値が小さい順に、そのLBAから特定される通常領域31の記憶領域からメタデータを読み込む。さらに、メタデータ一括読込部123は、通常領域31から読み込んだ全てのメタデータをそのLBAとともにコマンド応答部14に出力する。これにより、メタデータ一括読込部123は、メタデータ管理表131に管理されたメタデータを、一括して磁気ディスク30の通常領域31から読み込むことができる。なお、メタデータ一括読込部123は、複数のメタデータを特定する各LBAにそれぞれ対応付けられる物理アドレスの値が小さい順にメタデータを読み込むものとしたが、これに限定されず、磁気ヘッドのシーク動作や回転待ち動作の特性に応じてメタデータを効率的に読み込むことができれば良い。
通常データ読込部124は、コマンド振分部11から標準インタフェース規格によって定義された「Read」コマンドを取得すると、取得されたコマンドのパラメータに含まれた、実データを特定するLBAを用いて、磁気ディスク30の通常領域31から実データを読み込む。さらに、通常データ読込部124は、読み込んだ実データをコマンド応答部14に出力する。ただし、「Read」コマンドとは標準インタフェース規格に定義されているユーザデータを読み込むコマンドを総称しており、複数存在する場合もある。
メタ対応データ検索部125は、コマンド振分部11から対応データ検索コマンドを取得すると、取得されたコマンドのパラメータに基づいて、パラメータに含まれたメタデータに対応する実データのLBAをメタデータ管理表131から読み込む。
具体的には、メタ対応データ検索部125は、パラメータとして、メタデータを特定するLBAを取得する。そして、メタ対応データ検索部125は、取得したメタデータを特定するLBAを用いて、メタデータに対応付けられた実データのLBAをメタデータ管理表131から読み込む。さらに、メタ対応データ検索部125は、読み込んだ実データを特定するLBAをコマンド応答部14に出力する。
なお、メタ対応データ検索部125は、メタデータに対応付けられた実データのLBAをメタデータ管理表131から読み込むものとしたが、これに限定されず、さらに読み込んだ実データのLBAを用いて通常領域31から実データを読み込むものとしても良い。
メタデータ一括消去部126は、コマンド振分部11からメタデータ一括消去コマンドを取得すると、メタデータ管理表131から全てのメタデータの情報を消去して、メタデータ管理表131を初期化する。
コマンド応答部14は、コマンド実行部12から処理結果を取得すると、取得した処理結果をコマンド発行部22に出力する。
次に、実施例1に係るホスト装置2側のデータ書込処理を、図4を参照して説明する。図4は、実施例1に係るデータ書込み処理(ホスト装置側)の処理手順を示すフローチャートである。なお、メタデータおよび実データを扱うソフトウェアによってデータを磁気ディスク装置3に書き込む場合であるものとする。
まず、ソフトウェアのデータ書込処理を要求する処理部によって出力されたデータが、データ種別判断部21によって取得されると、データ種別判断部21が、取得したデータのデータ種別を判定する(S11)。具体的には、データ種別判断部21は、データのデータ種別がメタデータであるか実データであるかを、例えばデータのデータ名に付加される拡張子を認定することによって判定する。
データのデータ種別がメタデータであると判定する場合には(S11Yes)、コマンド発行部22が、メタデータ保存コマンド(例えば「Meta Write」コマンド)を磁気ディスク装置3に発行する(S12)。このとき、コマンド発行部22は、メタデータを特定するLBAと、メタデータと、そのメタデータに対応する実データを特定するLBAと、をパラメータとしてメタデータ保存コマンドを、磁気ディスク装置3に発行する。
その後、コマンド発行部22は、磁気ディスク装置3からメタデータ保存コマンドに対応する応答を取得して、取得した応答結果が正常であるか否かを判定する(S13)。
応答結果が正常であると判定する場合には(S13Yes)、コマンド発行部22は、正常終了と判断して(S14)、データ書込処理を要求した処理部に処理結果を出力する。
応答結果が異常であると判定する場合には(S13No)、コマンド発行部22は、異常終了と判断して(S15)、データ書込処理を要求した処理部に処理結果を出力する。
一方、データのデータ種別がメタデータでないと判定する場合には(S11No)、コマンド発行部22が、データを実データであると判断して、標準インタフェース規格によって定義された「Write」コマンドを磁気ディスク装置3に発行する(S16)。このとき、コマンド発行部22は、実データを特定するLBAと、実データと、をパラメータとして「Write」コマンドを、磁気ディスク装置3に発行する。ただし、「Write」コマンドとは標準インタフェース規格に定義されているユーザデータを書き込むコマンドを総称しており、複数存在する場合もある。
その後、コマンド発行部22は、磁気ディスク装置3から「Write」コマンドに対応する応答を取得して、取得した応答結果が正常であるか否かを判定する(S17)。
応答結果が正常であると判定する場合には(S17Yes)、コマンド発行部22は、正常終了と判断して(S18)、データ書込処理を要求した処理部に処理結果を出力する。
応答結果が異常であると判定する場合には(S17No)、コマンド発行部22は、異常終了と判断して(S15)、データ書込処理を要求した処理部に処理結果を出力する。
次に、実施例1に係る磁気ディスク装置3側のデータ書込処理を、図5を参照して説明する。図5は、実施例1に係るデータ書込み処理(磁気ディスク装置側)の処理手順を示すフローチャートである。
まず、ホスト装置2のコマンド発行部22によって出力されたコマンドが、コマンド振分部11によって受信されると(S21)、コマンド振分部11は、受信したコマンドがメタデータ保存コマンド(例えば「Meta Write」コマンド)であるか否かを判定する(S22)。
コマンド振分部11が、コマンドがメタデータ保存コマンド(例えば「Meta Write」コマンド)であると判定する場合には(S22Yes)、メタデータ書込部121は、メタデータ保存コマンドのパラメータとしてメタデータを特定するLBAと、メタデータと、そのメタデータに対応する実データを特定するLBAと、を取得する。そして、メタデータ書込部121は、取得されたパラメータに応じて、メタデータを特定するLBAを使用するように、メタデータを通常領域31に書き込む(S23)。
そして、メタデータ書込部121は、メタデータを特定するLBAとそのメタデータに対応する実データを特定するLBAとを対応付けてメタデータ管理表131に格納する(S24)。
その後、コマンド応答部14は、メタデータ書込部121からメタデータの書き込み処理に対応する応答結果を取得して、取得した応答結果が書き込みに成功したか否かを判定する(S25)。
応答結果が書き込みに成功したと判定する場合には(S25Yes)、コマンド応答部14は、ホスト装置2のコマンド発行部22に正常終了である応答結果を応答する(S26)。
応答結果が書き込みに失敗したと判定する場合には(S25No)、コマンド応答部14は、ホスト装置2のコマンド発行部22に異常終了である応答結果を応答する(S27)。
一方、コマンド振分部11が、コマンドがメタデータ保存コマンド(例えば「Meta Write」コマンド)でないと判定する場合には(S22No)、通常データ書込部122は、「Write」コマンドであると判断して、「Write」コマンドのパラメータとして実データを特定するLBAと、実データと、を取得する。そして、通常データ書込部122は、取得されたパラメータに応じて、実データを特定するLBAを使用するように、実データを通常領域31に書き込む(S28)。
なお、通常データ書込部122は、実データのみならずメタデータを通常領域31に書き込むものとしても良い。この場合、通常データ書込部122は、「Write」コマンドのパラメータとしてメタデータを特定するLBAと、メタデータと、を取得して、メタデータを特定するLBAを使用するように、メタデータを通常領域31に書き込む。
その後、コマンド応答部14は、通常データ書込部122から実データの書き込み処理に対応する応答結果を取得して、取得した応答結果が書き込みに成功したか否かを判定する(S29)。
応答結果が書き込みに成功したと判定する場合には(S29Yes)、コマンド応答部14は、ホスト装置2のコマンド発行部22に正常終了である応答結果を応答する(S30)。
応答結果が書き込みに失敗したと判定する場合には(S29No)、コマンド応答部14は、ホスト装置2のコマンド発行部22に異常終了である応答結果を応答する(S27)。
次に、実施例1に係るメタデータ一括読込処理を、図6を参照して説明する。図6は、実施例1に係るメタデータ一括読込処理の処理手順を示すフローチャートである。
まず、ホスト装置2のコマンド発行部22が、メタデータ一括読み込みコマンド(例えば「Meta All Read」コマンド)を磁気ディスク装置3に発行する(S41)。
すると、ホスト装置2のコマンド発行部22によって出力されたコマンドが、コマンド振分部11によって受信する(S42)。
そして、メタデータ一括読込部123は、メタデータ管理表131を用いて、メタデータ管理表131に管理されているメタデータを磁気ディスク30の通常領域31から一括して読み込む(S43)。具体的には、メタデータ一括読込部123は、メタデータを特定するLBAをメタデータ管理表131から全て読み込む。そして、メタデータ一括読込部123は、読み込んだ各LBAにそれぞれ対応付けられる物理アドレスの値が小さい順に、各LBAから特定される全てのメタデータを通常領域31から読み込む。
その後、コマンド応答部14は、メタデータ一括読込部123からメタデータ一括読込処理に対応する応答結果を取得して、取得した応答結果が読み込みに成功したか否かを判定する(S44)。
応答結果が読み込みに成功したと判定する場合には(S44Yes)、コマンド応答部14は、読み込んだ全てのメタデータを応答結果としてホスト装置2のコマンド発行部22に応答する(S45)。そして、ホスト装置2は、コマンド応答部14から応答された応答結果として全てのメタデータを受信すると、メタデータ一括読込処理が正常であると判断する(S46)。
一方、応答結果が読み込みに失敗したと判定する場合には(S44No)、コマンド応答部14は、ホスト装置2のコマンド発行部22に異常終了である応答結果を応答する。そして、ホスト装置2は、コマンド応答部14から異常終了である応答結果を取得すると、メタデータ一括読込処理が異常であると判断する(S47)。
次に、実施例1に係るメタデータ管理システムの使用例を、図7を参照して説明する。図7は、実施例1に係るメタデータ管理システムの使用例を示すフローチャートである。なお、図7のS51〜S54は、メタデータおよびメタデータに対応する実データを磁気ディスク30の通常領域31に格納する前処理であり、S55〜S60は、通常領域31に記憶された全てのメタデータの中から1個のメタデータに対応する実データを検索する後処理であるが、後処理を前処理に継続して使用しても良いし、継続して使用しなくても良い。
まず、メタデータ管理表131を初期化するために、ホスト装置2のコマンド発行部22は、メタデータ一括消去コマンド(「Meta All Delete」コマンド)を発行する。すると、磁気ディスク装置3のメタデータ一括消去部126は、メタデータ管理表131に記憶されている全てのメタデータの情報を消去する(S51)。
次に、実データを磁気ディスク30に格納するために、ホスト装置2のコマンド発行部22は、「Write」コマンドを発行する。すると、通常データ書込部122は、当該コマンドによって指定された実データを磁気ディスク30の通常領域31に格納する(S52)。
次に、実データの情報に関するメタデータを磁気ディスク30に格納するために、ホスト装置2のコマンド発行部22は、メタデータ保存コマンド(「Meta Write」コマンド)を発行する。すると、メタデータ書込部121は、当該コマンドによって指定されたメタデータを磁気ディスク30の通常領域31に格納する(S53)。このとき、メタデータ書込部121は、当該コマンドによって指定されたメタデータと、そのメタデータに対応する実データとを、それぞれのLBAによって対応付けてメタデータ管理表131に格納する。
そして、ホスト装置2は、磁気ディスク30への実データの書き込みが全て終了したか否かを判定する(S54)。
磁気ディスク30への実データの書き込みが全て終了していないと判定する場合には(S54No)、引き続き、まだ書き込みを終えていない実データを磁気ディスク30に格納するために、S52に遷移する。
一方、磁気ディスク30への実データの書き込みが全て終了していると判定する場合には(S54Yes)書き込みを完了する。その後、磁気ディスク30の通常領域31に記憶されている全てのメタデータを読み込むために、ホスト装置2のコマンド発行部22は、メタデータ一括読込コマンド(「Meta All Read」コマンド)を発行する。すると、メタデータ一括読込部123は、メタデータ管理表131に記憶されている全てのメタデータを、磁気ディスク30から読み込み(S55)、読み込んだ全てのメタデータとそのLBAをホスト装置2に応答する。
引き続き、ホスト装置2は、磁気ディスク装置3によって読み込まれた全てのメタデータから抽出したい実データの情報に関するメタデータを検索する(S56)。
そして、検索されたメタデータに対応する実データのLBAを取得するために、ホスト装置2のコマンド発行部22は、対応データ検索コマンド(「Get Data LBA」コマンド)を発行する。すると、メタ対応データ検索部125は、当該コマンドによって指定されたメタデータを特定するLBAを用いて、メタデータに対応する実データのLBAをメタデータ管理表131から読み込み(S57)、読み込んだ実データのLBAをホスト装置2に応答する。
さらに、実データを磁気ディスク30から読み込むために、ホスト装置2のコマンド発行部22は、「Read」コマンドを発行する。すると、通常データ読込部124は、当該コマンドによって指定された実データのLBAを用いて、実データを磁気ディスク30の通常領域31から読み込み(S58)、読み込んだ実データをホスト装置2に応答する。
そして、ホスト装置2は、磁気ディスク30からの抽出したい実データの読み込みが全て終了したか否かを判定する(S59)。
磁気ディスク30からの抽出したい実データの読み込みが全て終了していないと判定する場合には(S59No)、引き続き、まだ読み込みを終えていない実データを磁気ディスク30から読み込むために、S57に遷移する。
一方、磁気ディスク30からの抽出したい実データの読み込みが全て終了していると判定する場合には(S59Yes)、実データの読み込みを終了する(S60)。
以上のように本実施例1によれば、検索対象となる実データの情報に関するメタデータを実データごとに複数記憶した磁気ディスク30を備え、この磁気ディスク30に記憶されたメタデータを特定する論理アドレス(LBA)を、複数のメタデータごとに管理し、この管理されたメタデータを特定する論理アドレスを用いて、磁気ディスク30から実データの情報に関するメタデータを複数読み込むようにした。
かかる構成によれば、磁気ディスク装置3は、磁気ディスク30に記憶された複数のメタデータをメタデータ管理表131によって管理しているため、各メタデータのLBAに対応付けられる磁気ディスク30上の物理アドレスを認識することができ、複数のメタデータを効率的に読み込むことができる。その結果、磁気ディスク装置3は、シーク時間や回転待ち時間を大幅に抑制することができることとなり、メタデータの一括読み込みの性能の大幅な向上を図ることができる。さらに、磁気ディスク装置3は、ホスト装置の既存のBIOSやOS等の動作に変更を加えないで、メタデータの一括読み込みの性能の最適化を図ることができる。
ところで、上記の実施例1では、磁気ディスク装置3が、メタデータと実データを混在して記憶する通常領域31に記憶されたメタデータを、メタデータ管理表によって管理する場合を説明した。本発明はこれに限定されるものではなく、磁気ディスク装置3が、メタデータと実データを混在して記憶する通常領域31と異なる領域であってメタデータを専用に記憶するメタデータ保存領域32に記憶されたメタデータを、メタデータ管理表によって管理しても良い。
そこで、実施例2では、磁気ディスク装置3が、メタデータと実データを混在して記憶する通常領域31と異なる領域であってメタデータを専用に記憶するメタデータ保存領域32に記憶されたメタデータを、メタデータ管理表によって管理する場合を説明する。
まず、実施例2に係るメタデータ管理システムの概要について図8を参照しながら説明する。図8は、実施例に係るメタデータ管理システムの概要を示す図である。図8に示すように、実施例1に係るメタデータ管理システム1(図1)の磁気ディスク30が変更されている。なお、図8において、図1と同じ部分には同じ符号を付し、詳しい説明を省略する。
磁気ディスク30は、通常領域31と、通常領域31とは別にメタデータを記憶する専用のメタデータ保存領域32と、を有する。通常領域31は、実データおよび実データの情報に関するメタデータを記憶する領域であり、メタデータ保存領域32は、通常領域31に記憶されたメタデータと同一のメタデータを複製して記憶する領域である。なお、通常領域31は、メタデータを記憶しないで、実データだけを記憶するものとしても良い。
磁気ディスク30は、通常領域31とメタデータ保存領域32とを、例えばシリンダによって区別して、メタデータ保存領域32を各記録面(プラッタ)のいずれか1個のシリンダまたはそのシリンダに隣接するシリンダとする。なお、磁気ディスク30の記憶領域の特性によっては、この限りでない。
これにより、磁気ディスク装置3は、複数のメタデータを物理的にまとまった記憶領域に記憶することができるため、各メタデータを記憶する記憶領域を特定するLBAが連続的または非連続的であっても、これらのメタデータを一括して読み込む場合、効率的に読み込むことができる。仮に一括して読み込む全てのメタデータのLBAが連続している場合であっても、連続したLBAが特定する物理的な記憶領域は隣接しているとは限らないため、各メタデータを読み込むためのシーク時間や回転待ち時間がかかるものである。しかし、磁気ディスク装置3が複数のメタデータを物理的にまとまった記憶領域に記憶することによって、各メタデータを読み込むためのシーク時間や回転待ち時間を大幅に抑制することができるため、読み込みの性能の大幅な向上を図ることができる。
また、通常領域31は、実データおよびメタデータが記憶される物理セクタの記憶領域をLBAによって管理される領域であるが、メタデータ保存領域32は、メタデータをメタデータと異なるデータと区別して記憶するために、記憶領域をLBAによって管理されない領域であるものとする。
制御部10は、ホスト装置2からメタデータを一括して読み込む旨の要求コマンドを取得すると、磁気ディスク30のメタデータ保存領域32に記憶された複数のメタデータを、メタデータ管理表を用いて、一括して読み込み、その結果をホスト装置2に出力する。なお、制御部10が行う処理については、後に詳述する。
次に、実施例2に係るメタデータ管理システムの構成について図9を参照しながら説明する。図9は、実施例2に係るメタデータ管理システムの構成を示す機能ブロック図である。図9に示すように、実施例2に係るメタデータ管理システム1では、実施例1に係るメタデータ管理システム1(図2)のメタデータ書込部221と通常データ書込部222とメタデータ一括読込部223とメタ対応データ検索部225とメタデータ管理表231とが変更されている。なお、図9において、図2と同じ部分には同じ符号を付し、詳しい説明を省略する。
メタデータ書込部221は、コマンド振分部11からメタデータ保存コマンドを取得すると、メタデータを磁気ディスク30の通常領域31およびメタデータ保存領域32に書き込む。さらに、メタデータ書込部221は、通常領域書込部221aと、保存領域書込部221bと、を含んでいる。
通常領域書込部221aは、コマンド振分部11からメタデータ保存コマンドを取得すると、取得されたコマンドのパラメータに基づいて、パラメータに含まれたメタデータを、通常領域31に書き込む。
具体的には、通常領域書込部221aは、パラメータとして、メタデータを特定するLBAと、メタデータと、そのメタデータに対応する実データのLBAと、を取得する。そして、通常領域書込部221aは、取得したパラメータに含まれたメタデータを、メタデータを特定するLBAを使用するように、通常領域31に書き込む。さらに、通常領域書込部221aは、パラメータを保存領域書込部221bに出力する。
保存領域書込部221bは、メタデータをメタデータ保存領域32に書き込む。具体的には、保存領域書込部221bは、通常領域書込部221aからパラメータを取得すると、メタデータ管理表231にパラメータに含まれるメタデータのLBAが記憶されているか否かを判定する。
また、保存領域書込部221bは、メタデータ管理表231にパラメータに含まれたメタデータのLBAが記憶されている場合には、メタデータ保存領域32に既にメタデータに対応する領域が確保されていると判断して、そのメタデータのメタデータ保存領域32への記憶領域を特定する索引番号を検索する。そして、保存領域書込部221bは、検索した索引番号に対応するメタデータ保存領域32にメタデータを書き込む。さらに、保存領域書込部221bは、メタデータを特定する索引番号を含む書き込み結果をコマンド応答部14に出力する。
また、保存領域書込部221bは、メタデータ管理表231にパラメータに含まれたメタデータのLBAが記憶されていない場合には、パラメータに含まれるメタデータのメタデータ保存領域32への記憶領域を特定する索引番号を付与する。そして、保存領域書込部221bは、付与した索引番号に対応するメタデータ保存領域32にメタデータを書き込む。
また、保存領域書込部221bは、メタデータを特定するLBAと、そのメタデータに対応する実データのLBAと、そのメタデータを特定する索引番号と、を対応付けて、メタデータ管理表231に格納する。さらに、保存領域書込部221bは、メタデータを特定する索引番号を含む書き込み結果をコマンド応答部14に出力する。
ここで、メタデータ管理表231のデータ構造の一例について図10を参照して説明する。図10は、実施例2に係るメタデータ管理表のデータ構造の一例を示す図である。図10に示すように、メタデータ管理表231には、例えば、メタデータLBA231aと、メタデータを特定する索引番号を示すメタデータID231bと、データLBA231cと、が含まれる。このメタデータ管理表231によって、磁気ディスク30のメタデータ保存領域32に記憶されているすべてのメタデータが把握されることとなる。
通常データ書込部222は、コマンド振分部11から「Write」コマンドを取得すると、取得されたコマンドのパラメータに基づいて、パラメータに含まれた実データを磁気ディスク30の通常領域31に書き込む。
なお、通常データ書込部222は、実データを磁気ディスク30の通常領域31に書き込むものとしたが、既に通常領域31に書き込まれているメタデータであれば、そのメタデータのLBAをパラメータとして取得して、メタデータを磁気ディスク30の通常領域31およびメタデータ保存領域32に更新しても良い。
メタデータ一括読込部223は、コマンド振分部11からメタデータ一括読込コマンドを取得すると、メタデータ管理表231を用いて、メタデータ管理表231に管理されているメタデータを磁気ディスク30のメタデータ保存領域32から一括して読み込む。
具体的には、メタデータ一括読込部223は、メタデータ管理表231に記憶されているメタデータを特定する索引番号(メタデータID231b)を全て読み込む。また、メタデータ一括読込部223は、読み込んだ各索引番号から特定されるメタデータ保存領域32の記憶領域からメタデータを読み込む。さらに、メタデータ一括読込部223は、メタデータ保存領域32から読み込んだ全てのメタデータをその索引番号(メタデータID231b)とともにコマンド応答部14に出力する。これにより、メタデータ一括読込部223は、メタデータ管理表231に管理されたメタデータを、一括して磁気ディスク30のメタデータ保存領域32から読み込むことができる。
なお、メタデータ一括読込部223は、メタデータ管理表231を用いてメタデータ保存領域32から一括してメタデータを読み込むものとしたが、メタデータ管理表231を用いないで一括して全てのメタデータを読み込むものとしても良い。
メタ対応データ検索部225は、コマンド振分部11から対応データ検索コマンドを取得すると、取得されたコマンドのパラメータに基づいて、パラメータに含まれたメタデータに対応する実データのLBAをメタデータ管理表231から読み込む。
具体的には、メタ対応データ検索部225は、パラメータとして、メタデータを特定する索引番号を取得する。そして、メタ対応データ検索部225は、取得したメタデータを特定する索引番号を用いて、メタデータに対応付けられた実データのLBAをメタデータ管理表231から読み込む。さらに、メタ対応データ検索部225は、読み込んだ実データを特定するLBAをコマンド応答部14に出力する。
なお、メタ対応データ検索部225は、メタデータに対応付けられた実データのLBAをメタデータ管理表231から読み込むものとしたが、これに限定されず、さらに読み込んだ実データのLBAを用いて通常領域31から実データを読み込むものとしても良い。
次に、実施例2に係る磁気ディスク装置3側のデータ書込処理を、図11を参照して説明する。図11は、実施例2に係るデータ書込み処理(磁気ディスク装置側)の処理手順を示すフローチャートである。なお、ホスト装置2側のデータ書込処理は、実施例1に係るホスト装置2側のデータ書込処理(図4)と同様の処理であるため、その説明を省略する。
まず、ホスト装置2のコマンド発行部22によって出力されたコマンドが、コマンド振分部11によって受信されると(S71)、コマンド振分部11は、受信したコマンドがメタデータ保存コマンド(例えば「Meta Write」コマンド)であるか否かを判定する(S72)。
コマンド振分部11が、コマンドがメタデータ保存コマンド(例えば「Meta Write」コマンド)であると判定する場合には(S72Yes)、通常領域書込部221aは、メタデータ保存コマンドのパラメータとして、メタデータを特定するLBAと、メタデータと、そのメタデータに対応する実データを特定するLBAと、を取得する。
そして、通常領域書込部221aは、取得されたパラメータに応じて、メタデータを特定するLBAを使用するように、メタデータを通常領域31に書き込む(S73)。
次に、保存領域書込部221bは、パラメータに含まれたメタデータのLBAがメタデータ管理表231に記憶されているか否かを判定し、当該LBAが記憶されている場合には、当該LBAに対応する索引番号に該当するメタデータ保存領域32への記憶領域にメタデータを書き込む。一方、当該LBAが記憶されていない場合には、保存領域書込部221bは、メタデータ保存領域32への記憶領域を特定する索引番号を付与して、その索引番号に該当するメタデータ保存領域32への記憶領域にメタデータを書き込む(S74)。
さらに、当該LBAが記憶されていない場合には、保存領域書込部221bは、メタデータを特定するLBAと、そのメタデータに対応する実データのLBAと、そのメタデータを特定する索引番号と、を対応付けてメタデータ管理表231に格納する(S75)。
その後、コマンド応答部14は、保存領域書込部221bからメタデータの書き込み処理に対応する応答結果を取得して、取得した応答結果が書き込みに成功したか否かを判定する(S76)。
応答結果が書き込みに成功したと判定する場合には(S76Yes)、コマンド応答部14は、ホスト装置2のコマンド発行部22に正常終了である応答結果を応答する(S77)。なお、この応答結果には、メタデータを特定する索引番号が含まれている。
応答結果が書き込みに失敗したと判定する場合には(S76No)、コマンド応答部14は、ホスト装置2のコマンド発行部22に異常終了である応答結果を応答する(S78)。
一方、コマンド振分部11が、コマンドがメタデータ保存コマンド(例えば「Meta Write」コマンド)でないと判定する場合には(S72No)、通常データ書込部222は、「Write」コマンドであると判断して、「Write」コマンドのパラメータとしてデータを特定するLBAと、データと、を取得する。そして、通常データ書込部222は、取得されたパラメータに応じて、データを特定するLBAを使用するように、データを通常領域31に書き込む(S79)。
さらに、通常データ書込部222は、既に通常領域31に記憶されているメタデータを「Write]コマンドで書き込む場合のため、パラメータに含まれたデータを特定するLBAがメタデータ管理表231に記憶されているか否かを確認する(S80)。
当該データを特定するLBAがメタデータ管理表231に記憶されていると判定される場合には(S81Yes)、当該データはメタデータであると判断して、当該データのLBAに対応する索引番号に該当するメタデータ保存領域32への記憶領域に当該データを書き込む(S82)。これは、通常領域31とメタデータ保存領域32のメタデータの整合性を保つためである。
メタデータ保存領域32に当該データを書き込んだ後、または、当該データを特定するLBAがメタデータ管理表231に記憶されていないと判定される場合には(S81No)、コマンド応答部14は、通常データ書込部222から実データの書き込み処理に対応する応答結果を取得して、取得した応答結果が書き込みに成功したか否かを判定する(S83)。
応答結果が書き込みに成功したと判定する場合には(S83Yes)、コマンド応答部14は、ホスト装置2のコマンド発行部22に正常終了である応答結果を応答する(S84)。
応答結果が書き込みに失敗したと判定する場合には(S83No)、コマンド応答部14は、ホスト装置2のコマンド発行部22に異常終了である応答結果を応答する(S78)。
次に、実施例2に係るメタデータ管理システムの使用例を、図12を参照して説明する。図12は、実施例2に係るメタデータ管理システムの使用例を示すフローチャートである。なお、図12において、実施例1に係るメタデータ管理システムの使用例(図7)と同じ部分には同じ符号を付し、詳しい説明を省略する。
まず、メタデータ管理表131を初期化するために、磁気ディスク装置3のメタデータ一括消去部126は、メタデータ一括消去コマンド(「Meta All Delete」コマンド)をホスト装置2から取得すると、メタデータ管理表231に記憶されている全てのメタデータの情報を消去する(S51)。
次に、実データを磁気ディスク30に格納するために、通常データ書込部222は、「Write」コマンドをホスト装置2から取得すると、当該コマンドによって指定された実データを磁気ディスク30の通常領域31に格納する(S52)。
次に、実データの情報に関するメタデータを磁気ディスク30に格納するために、ホスト装置2のコマンド発行部22は、メタデータ保存コマンド(「Meta Write」コマンド)を発行する。すると、メタデータ書込部221は、当該コマンドによって指定されたメタデータを磁気ディスク30の通常領域31およびメタデータ保存領域32に格納する(S91)。その際、メタデータ書込部221は、当該コマンドによって指定されたメタデータと、そのメタデータに対応する実データと、そのメタデータを特定する索引番号と、を対応付けてメタデータ管理表231に格納する。
そして、ホスト装置2は、磁気ディスク30への実データの書き込みが全て終了したか否かを判定する(S54)。
磁気ディスク30への実データの書き込みが全て終了していないと判定する場合には(S54No)、引き続き、まだ書き込みを終えていない実データを磁気ディスク30に格納するために、S52に遷移する。
一方、磁気ディスク30への実データの書き込みが全て終了していると判定する場合には(S54Yes)書き込みを終了する。その後、磁気ディスク30のメタデータ保存領域32に記憶されている全てのメタデータを読み込むために、ホスト装置2のコマンド発行部22は、メタデータ一括読込コマンド(「Meta All Read」コマンド)を発行する。すると、メタデータ一括読込部223は、メタデータ管理表231に記憶されている全てのメタデータを、メタデータ保存領域32から読み込み(S92)、読み込んだ全てのメタデータとその索引番号をホスト装置2に応答する。
引き続き、ホスト装置2は、磁気ディスク装置3によって読み込まれた全てのメタデータから抽出したい実データの情報に関するメタデータの索引番号を検索する(S93)。
そして、検索されたメタデータに対応する実データのLBAを取得するために、ホスト装置2のコマンド発行部22は、実データの情報に関するメタデータの索引番号を指定した対応データ検索コマンド(「Get Data LBA」コマンド)を発行する。すると、メタ対応データ検索部125は、当該コマンドによって指定されたメタデータを特定する索引番号を用いて、メタデータに対応する実データのLBAをメタデータ管理表231から読み込み(S94)、読み込んだ実データのLBAをホスト装置2に応答する。
さらに、実データを磁気ディスク30から読み込むために、通常データ読込部124は、実データのLBAを指定した「Read」コマンドをホスト装置2から取得すると、取得した実データのLBAを用いて、実データを通常領域31から読み込み(S58)、読み込んだ実データをホスト装置2に応答する。
そして、ホスト装置2は、磁気ディスク30からの抽出したい実データの読み込みが全て終了したか否かを判定する(S59)。
磁気ディスク30からの抽出したい実データの読み込みが全て終了していないと判定する場合には(S59No)、引き続き、まだ読み込みを終えていない実データを磁気ディスク30から読み込むために、S94に遷移する。
一方、磁気ディスク30からの抽出したい実データの読み込みが全て終了していると判定する場合には(S59Yes)、実データの読み込みを終了する(S60)。
以上のように本実施例2によれば、検索対象となる実データの情報に関するメタデータを実データごとに複数記憶した通常領域31と、メタデータを専用に記憶したメタデータ保存領域32と、を含む磁気ディスク30を備え、この磁気ディスク30に記憶されたメタデータを特定する論理アドレス(メタデータID231b)を、複数のメタデータごとに管理し、この管理されたメタデータを特定する論理アドレスを用いて、磁気ディスク30から実データの情報に関するメタデータを複数読み込むようにした。
かかる構成によれば、磁気ディスク装置3は、メタデータを専用に記憶したメタデータ保存領域32に記憶されたメタデータの記憶領域をメタデータ管理表231によって認識することができ、複数のメタデータを効率的に読み込むことができる。その結果、磁気ディスク装置3は、シーク時間や回転待ち時間を大幅に抑制することができることとなり、メタデータの一括読み込みの性能の大幅な向上を図ることができる。さらに、磁気ディスク装置3は、ホスト装置の既存のBIOSやOS等の動作に変更を加えないで、メタデータの一括読み込みの性能の最適化を図ることができる。
また、磁気ディスク装置3は、磁気ディスク30の特定の領域に複数のメタデータを物理的にまとめて記憶するため、各メタデータを特定するLBAの連続性に関係なく、メタデータごとにかかるシーク時間や回転待ち時間を大幅に短縮化することが可能となり、読み込みの性能の最適化を図ることができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本実施例によって本発明の技術的思想の範囲が限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術的範囲の範囲を逸脱しない限り、各種様々な実施例が実施可能であることは言うまでもない。また、本実施例に記載した効果は、これに限定されるものではない。
また、図示したホスト装置2および磁気ディスク装置3の各構成要素は機能概念的に記載したものであって、必ずしも物理的に図示のように構成されるものではなく、その文書検査装置1の具体的な態様は図示のものに限縮されるものでは到底ないことは言うまでもない。
なお、ホスト装置2および磁気ディスク装置3にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPU(Central Processing Unit)(またはMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)などのマイクロ・コンピュータ)および当該CPU(またはMPU、MCUなどのマイクロ・コンピュータ)にて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現されても良い。
以上の実施例に係る実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)検索データの情報に関するメタデータを検索データごとに複数記録する記録媒体と、
前記記録媒体に記録されたメタデータを特定する論理アドレスを、複数のメタデータごとに管理する管理手段と、
前記管理手段によって管理された前記論理アドレスを用いて、前記記録媒体から検索データの情報に関するメタデータを複数読み込む読込手段と、
を有することを特徴とする磁気ディスク装置。
(付記2)前記読込手段は、
複数のメタデータを読み込む読込要求を検出すると、前記管理手段によって管理された前記論理アドレスに対応するメタデータを、前記記録媒体から複数読み込むことを特徴とする付記1に記載の磁気ディスク装置。
(付記3)前記記録媒体は、
前記メタデータを専用に記録する専用記録領域を含み、
前記読込手段は、
前記管理手段によって管理された前記論理アドレスに対応するメタデータを、前記専用記録領域から複数読み込むことを特徴とする付記1または付記2に記載の磁気ディスク装置。
(付記4)前記専用記録領域は、
情報を記録する複数のシリンダのうち、いずれか一のシリンダ内または当該シリンダに隣接するシリンダ内に配置されることを特徴とする付記3に記載の磁気ディスク装置。
(付記5)検索データの情報に関するメタデータを書き込む書込要求を検出すると、前記書込要求があったメタデータを前記専用記録領域に書き込む書込手段を有することを特徴とする付記3または付記4に記載の磁気ディスク装置。
(付記6)前記書込手段は、
前記書込要求があったメタデータを特定する論理アドレスを、前記管理手段に格納することを特徴とする付記5に記載の磁気ディスク装置。
(付記7)前記管理手段によって管理された前記メタデータを特定する論理アドレスの中から、少なくとも1つ以上の所定のメタデータを特定する論理アドレスを削除する削除要求を検出すると、前記削除要求があった所定のメタデータを特定する論理アドレスを削除する削除手段を有することを特徴とする付記1から付記6のいずれか一つに記載の磁気ディスク装置。
(付記8)検索データの情報に関するメタデータを検索データごとに複数記録する記録媒体を備える磁気ディスク装置と、前記磁気ディスク装置に処理要求を送信するホスト装置と、を有するメタデータ管理システムであって、
前記ホスト装置は、
複数のメタデータを読み込む読込要求を出力する読込要求手段と、
前記磁気ディスク装置は、
前記記録媒体に記録されたメタデータを特定する論理アドレスを、複数のメタデータごとに管理する管理手段と、
前記読込要求手段からの読込要求を検出すると、前記管理手段によって管理されたメタデータを特定する論理アドレスを用いて、前記記録媒体から検索データの情報に関するメタデータを複数読み込む読込手段と、
前記読込手段によって読み込まれた複数のメタデータを、これら複数のメタデータを特定する論理アドレスとともに前記ホスト装置に出力する出力手段と
を有することを特徴とするメタデータ管理システム。
(付記9)前記管理手段は、
検索データの情報に関するメタデータを特定する論理アドレスを、当該検索データを特定する論理アドレスと対応付けて管理し、
前記出力手段によって出力された複数のメタデータの中から指定された所定のメタデータに対応付けられた検索データの検索要求を検出すると、前記管理手段によって管理された、所定のメタデータに対応付けられた検索データを特定する論理アドレスを用いて、前記記録媒体から前記検索データを検索する検索手段を有することを特徴とする付記8に記載のメタデータ管理システム。
1 メタデータ管理システム
2 ホスト装置
3 磁気ディスク装置
21 データ種別判断部
22 コマンド発行部
10 制御部
11 コマンド振分部
12 コマンド実行部
13 メタデータ管理部
14 コマンド応答部
30 磁気ディスク
121 メタデータ書込部
122 通常データ書込部
123 メタデータ一括読込部
124 通常データ読込部
125 メタ対応データ検索部
126 メタデータ一括消去部
131 メタデータ管理表

Claims (6)

  1. 検索データの情報に関するメタデータを検索データごとに複数記録する記録媒体と、
    前記記録媒体に記録されたメタデータを特定する論理アドレスを、複数のメタデータごとに管理する管理手段と、
    前記管理手段によって管理された前記論理アドレスを用いて、前記記録媒体から検索データの情報に関するメタデータを複数読み込む読込手段と、
    を有することを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 前記読込手段は、
    複数のメタデータを読み込む読込要求を検出すると、前記管理手段によって管理された前記論理アドレスに対応するメタデータを、前記記録媒体から複数読み込むことを特徴とする請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  3. 前記記録媒体は、
    前記メタデータを専用に記録する専用記録領域を含み、
    前記読込手段は、
    前記管理手段によって管理された前記論理アドレスに対応するメタデータを、前記専用記録領域から複数読み込むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の磁気ディスク装置。
  4. 前記専用記録領域は、
    情報を記録する複数のシリンダのうち、いずれか一のシリンダ内または当該シリンダに隣接するシリンダ内に配置されることを特徴とする請求項3に記載の磁気ディスク装置。
  5. 検索データの情報に関するメタデータを検索データごとに複数記録する記録媒体を備える磁気ディスク装置と、前記磁気ディスク装置に処理要求を送信するホスト装置と、を有するメタデータ管理システムであって、
    前記ホスト装置は、
    複数のメタデータを読み込む読込要求を出力する読込要求手段と、
    前記磁気ディスク装置は、
    前記記録媒体に記録されたメタデータを特定する論理アドレスを、複数のメタデータごとに管理する管理手段と、
    前記読込要求手段からの読込要求を検出すると、前記管理手段によって管理されたメタデータを特定する論理アドレスを用いて、前記記録媒体から検索データの情報に関するメタデータを複数読み込む読込手段と、
    前記読込手段によって読み込まれた複数のメタデータを、これら複数のメタデータを特定する論理アドレスとともに前記ホスト装置に出力する出力手段と
    を有することを特徴とするメタデータ管理システム。
  6. 前記管理手段は、
    検索データの情報に関するメタデータを特定する論理アドレスを、当該検索データを特定する論理アドレスと対応付けて管理し、
    前記出力手段によって出力された複数のメタデータの中から指定された所定のメタデータに対応付けられた検索データの検索要求を検出すると、前記管理手段によって管理された、所定のメタデータに対応付けられた検索データを特定する論理アドレスを用いて、前記記録媒体から前記検索データを検索する検索手段を有することを特徴とする請求項5に記載のメタデータ管理システム。
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