JP2010222156A - 吸水性セラミックス構造体の充填部形成方法及びその充填部形成方法により充填部が形成された吸水性セラミックス構造体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 吸水性セラミックスからなるセラミックス構造体10に設けられた少なくとも一端が開口して形成された空隙部13に挿入し先端部20aから充填材30を注入可能に構成された充填部材20を用いて、空隙部13の内部に挿入し、外方に移動させながら先端部20aから充填材30を注入することにより、空隙部13に充填材30を充填し、充填部31を形成することができる。これにより、充填材30を空隙部13の内部で大きく移動させずに空隙部13に充填することができるため、充填材13の流動性が低いことに起因する欠陥が充填部31に生じることがない。
【選択図】 図2
Description
以下に、本発明の実施例を比較例とともに示す。ここで、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
(1)本発明の吸水性セラミックス構造体の充填部形成方法によれば、吸水性セラミックスからなるセラミックス構造体10に設けられた少なくとも一端が開口して形成された空隙部13に挿入し先端部20aから充填材30を注入可能に構成された充填部材20を用いて、空隙部13の内部に挿入し、外方に移動させながら先端部20aから充填材30を注入することにより、空隙部13に充填材30を充填し、充填部31を形成することができる。これにより、充填材30を空隙部13の内部で大きく移動させずに空隙部13に充填することができるため、充填材13の流動性が低いことに起因する欠陥が充填部31に生じることがない。
11 セグメント部
11a 側面部
12 連結部
13 空隙部
13a、13b 開口部
20 充填部材
20a 先端部
30 充填材
31 充填部
Claims (10)
- 吸水性セラミックスからなるセラミックス構造体に設けられた少なくとも一端が開口して形成された空隙部に水系または溶剤系スラリー充填材を注入し、充填部を形成する吸水性セラミックス構造体の充填部形成方法であって、
前記空隙部に挿入し先端部から前記水系または溶剤系スラリー充填材を注入可能に構成された充填部材を、前記空隙部の内部に挿入し、外方に移動させながら前記先端部から水系または溶剤系スラリー充填材を注入することにより、前記空隙部に前記水系または溶剤系スラリー充填材を充填し、充填部を形成することを特徴とする吸水性セラミックス構造体の充填部形成方法。 - 前記充填部材が、水系または溶剤系スラリー充填材を圧送可能に構成されたノズルであることを特徴とする請求項1に記載の吸水性セラミックス構造体の充填部形成方法。
- 吸水性セラミックス構造体の吸水率が10〜50重量%となるように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の吸水性セラミックス構造体の充填部形成方法。
- 前記充填部材の先端部の開口面積が、前記空隙部の開口面積の30〜90%となるように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項3に記載の吸水性セラミックス構造体の充填部形成方法。
- 前記吸水性セラミックス構造体は、隔壁により仕切られ貫通形成された多数のセルが並列されて構成されるハニカム構造体であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の吸水性セラミックス構造体の充填部形成方法。
- 前記ハニカム構造体は、隣接するセルが互いに反対側となる一方の端部で封止された構造を有しており、ディーゼルエンジンの排ガスに含まれる微粒子物質を捕集するディーゼルパティキュレートフィルターとして用いられることを特徴とする請求項5に記載の吸水性セラミックス構造体の充填部形成方法。
- 請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載の吸水性セラミックス構造体の充填部形成方法により、充填部が形成されたことを特徴とする吸水性セラミックス構造体。
- 前記吸水性セラミックス構造体は、隔壁により仕切られ貫通形成された多数のセルが並列されて構成されるハニカム構造体であることを特徴とする請求項7に記載の吸水性セラミックス構造体。
- 前記ハニカム構造体は、隣接するセルが互いに反対側となる一方の端部で封止された構造を有しており、ディーゼルエンジンの排ガスに含まれる微粒子物質を捕集するディーゼルパティキュレートフィルターとして用いられることを特徴とする請求項8に記載の吸水性セラミックス構造体。
- 前記充填部が、熱応力を緩和する熱応力緩和層として作用することを特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれか1つに記載の吸水性セラミックス構造体。
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