JP2010220932A - 布団の清浄装置 - Google Patents

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Kenji Okubo
賢司 大久保
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Abstract

【課題】布団Fの乾燥効率を高くする。
【解決手段】布団Fを二つ折りにして掛ける架台11と、架台11上の布団Fを気密に覆う可撓性のカバー12と、カバー12を膨らませるブロワ31と、架台11内に装着する殺菌灯21、21…、ヒータ22とを設ける。
【選択図】図1

Description

この発明は、水を使用することなく、布団(布団の他、毛布などの寝具類を含む、以下同じ)を簡単に乾燥し、清潔に処理することができる布団の清浄装置に関する。
布団を手軽に乾燥することができる布団乾燥機が提案されている(特許文献1)。
この布団乾燥機は、布団を掛ける衝立状の乾燥機本体を支持台上に立設し、乾燥機本体の前後両面に面状ヒータを装着して構成されている。なお、面状ヒータの表面には、フィルム状の保護材が付設されている。また、乾燥機本体上の布団を覆うようにして、脱臭機能を有するシート材を掛けることができる。そこで、このものは、乾燥機本体に布団を掛け、面状ヒータを発熱させることにより、布団を乾燥させるとともに、乾燥中の布団の臭気をシート材に吸着させることができる。
特開2004−190974号公報
かかる従来技術によるときは、布団は、乾燥機本体上に掛けられると、面状ヒータに接触することによって内側から乾燥されるが、外側の温度上昇が殆どないため、乾燥効率がよくないという問題があった。なお、この問題を解決するために、熱風により布団を乾燥させようとすると、大容量のブロワやヒータが必要となり、過大な設備になりがちである。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、小容量のブロワとヒータとを使用しながら、布団の乾燥効率を高め、実用性を大きく向上させることができる布団の清浄装置を提供することにある。
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、断面台形の中空状に形成し、布団を二つ折りにして掛ける架台と、架台上の布団を気密に覆う可撓性のカバーと、カバー内にエアを吹き込んで膨らませるブロワと、架台内に装着するヒータとを備えてなり、架台は、布団に接する前後の斜面を通気性に形成することをその要旨とする。
なお、架台内には、殺菌灯を装着することができる。
また、カバー内のエアにオゾンを注入するコンプレッサ付きのオゾン発生器を付設してもよく、カバー内のエアを吸引して排出させる吸引ファンを付設してもよい。
かかる発明の構成によるときは、架台は、断面台形の中空状に形成されているから、布団を二つ折りにして掛けるとともに、内部空間に装着するヒータを介して布団を効率よく加熱して乾燥することができる。ただし、布団を乾燥させるときは、可撓性のカバーによって架台上の布団を気密に覆い、ブロワによってエアを吹き込んでカバーを膨らませ、乾燥用の密封空間を形成した上でヒータを通電し、カバー内のエアを加熱する。なお、架台は、布団に接する前後の斜面が通気性であるから、ブロワによって架台内に吹き込まれるエアは、架台上の布団の内側から外側に流通して布団のクッション性を回復させ、その後のヒータによる加熱エアを通し易くする。ただし、架台内のヒータは、遠赤外線ヒータを使用することが好ましい。また、架台の前後の斜面は、パンチングメタルのような孔明き板や、金網材などを使用することにより、布団を機械的に安定に支承し、十分大きな開口面積を実現することができる。
架台内に装着する殺菌灯は、たとえば紫外線式の殺菌灯であり、布団の乾燥中にカバー内のエアを殺菌し、布団を消毒することができる。
コンプレッサ付きのオゾン発生器は、カバー内の正圧のエアにオゾンを注入し、乾燥中の布団を殺菌し、布団内のダニなどを駆除することができる。なお、オゾンは、架台内に注入することにより、架台上の布団の全体に亘り、内側から外側に流通させることが好ましい。
吸引ファンは、カバー内のエアを吸引して排出することにより、乾燥後の布団に含まれる微細なごみやダニの死骸などを除去することができる。なお、吸引ファンは、吸引側に吸引ノズルを取り付けることにより、乾燥後の布団の吸引清掃にも利用可能であり、排出側を水中に開口させることにより、布団から除去されるごみなどを水中に捕捉するとともに、排出エアに含まれるオゾンを併せて除去することができる。
全体模式構成図 図1のX−X線矢視相当模式断面図 動作フローチャート 動作説明線図
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
布団の清浄装置は、布団Fを二つ折りにして掛ける架台11と、架台11上の布団Fを気密に覆う可撓性のカバー12とを備えてなる(図1、図2)。
架台11は、断面台形の中空状に形成されている。布団Fに接する架台11の前後の斜面11a、11aは、たとえばパンチングメタルを介して通気性に形成されている。また、架台11は、底板11bの下面に脚11c、11c…が付設されており、枠板13を介して台車14の上面に設置されている。架台11内には、紫外線式の殺菌灯21、21…が装着され、ヒータ22が装着されている。なお、ヒータ22は、遠赤外線ヒータであり、ヒータ22には、図示しない温度コントローラが組み合わされている。
カバー12は、非通気性の可撓性のシート材を下部開放の筒状に形成している。カバー12の下端部は、枠板13を介し、台車14の上面に気密に固定されている。また、カバー12は、上端から左右の中間部の適当な位置A、Aに至る間(図1の符号A、Aの間の太い二点鎖線)に装着する気密性のファスナ12aを介し、位置A、Aから上方の部分を前後に開閉することができる。すなわち、ファスナ12aは、位置A、Aで止まる2個のスライダを位置A、Aの上方の共通のエレメント(務歯)に組み合わせ、各スライダをカバー12の上端中間部から左または右の中間部の位置Aに向けて外向き、下向きに移動させることによってカバー12を開き、各スライダを位置Aから上向き、内向きに移動させることによってカバー12を閉じ、カバー12の上端の任意の位置で双方のスライダを当接させることによりカバー12の位置A、Aから上方の部分を気密に閉じることができる。
枠板13には、開口部13aが形成されている。ただし、カバー12の下端部は、開口部13aに突出しないようにして、枠板13と台車14の上面との間に挟み込まれている。枠板13は、架台11の脚11c、11c…、カバー12の下端部とともに、台車14の上面にねじ止めされている。
台車14には、移動用の車輪14a、14a…が付設されている。また、台車14には、ブロワ31、オゾン発生器32、吸引ファン33が搭載されている。ブロワ31は、台車14内に組み込まれ、オゾン発生器32、吸引ファン33は、台車14上のケース14bに収納されている。
ブロワ31の出口側は、パイプ31aを介して架台11内に導かれている。ただし、パイプ31aは、逆止弁31bを介して架台11内に開口している。
オゾン発生器32には、逆止弁32aを介してコンプレッサ32bが付設されている。また、オゾン発生器32の出口側は、パイプ32c、分岐パイプ32d、32dを介して架台11内に開口している。
吸引ファン33の吸引側は、可撓性のホース33a、パイプ33bを介して架台11内に連通している。ただし、ホース33aの先端は、コネクタ33cを介してパイプ33bに着脱自在に接続され、パイプ33bの中途には、電磁弁33dが介装され、架台11内に開口するパイプ33bの先端には、金網などによる簡単なフィルタ33eが付設されている。また、吸引ファン33の排出側は、パイプ33fを介して水槽33g内の水中に開口している。水槽33gには、図示しない濾過トレイが付属しており、水中に捕捉されるパイプ33fからのごみなどを簡単に分離して廃棄することができる。また、吸引ファン33の吸引側のホース33aは、先端のコネクタ33cをパイプ33b側から取り外し、吸引ノズル33hをコネクタ33cに取り付けることができる(図1の二点鎖線)。
ブロワ31用のパイプ31a、オゾン発生器32用のパイプ32c、吸引ファン33用のパイプ33bは、それぞれ図示しないシール材を介して台車14の上面を下から上に気密に貫通している。また、パイプ31a、32c、33bは、枠板13の開口部13a、架台11の底板11bを貫通して架台11内に引き込まれている。
かかる布団の清浄装置は、たとえば図3のフローチャートに従って図4のように作動させることができる。
まず、ファスナ12aを介してカバー12を開き、架台11に布団Fを二つ折りにして掛ける。つづいて、カバー12を十分高く引き上げ、ファスナ12aを介してカバー12を気密に閉じて架台11上の布団Fを覆い、事前の準備工程を完了させる(図3のステップ(1)、以下、単に(1)のように記す)。なお、このとき、各殺菌灯21、ヒータ22、ブロワ31、オゾン発生器32、コンプレッサ32b、吸引ファン33は、いずれも停止させておき、吸引ファン33用のホース33aは、パイプ33b側に接続し、電磁弁33dは、閉じておく。
次ぎに、ブロワ31を起動させる(2)。ブロワ31からのエアは、パイプ31a、逆止弁31bを介してカバー12内に吹き込まれ、カバー12を膨らませることができる(図1、図2)。そこで、カバー12が十分に膨らんだことを確認して(3)、ブロワ31を停止させる(4)。なお、ブロワ31を停止させても、カバー12内のエアは、逆止弁31bが自動的に閉じるために漏れることがない。
つづいて、殺菌灯21、21…を点灯し、ヒータ22を通電するとともに(5)、オゾン発生器32、コンプレッサ32bを起動させ、オゾンを架台11内に流入させることにより、架台11上の布団Fを介してカバー12内のエアにオゾンを注入する(6)。各殺菌灯21から紫外線は、布団Fを内側から殺菌するとともにカバー12内のエアを殺菌して布団Fを消毒する。また、ヒータ22は、布団Fを内側から加熱し、カバー12内のエアを加熱して布団Fを乾燥させ、オゾン発生器32は、コンプレッサ32bによりカバー12内の正圧のエアにオゾンを注入し、布団F内のダニなどを死滅させる。
そこで、このようにして布団Fを乾燥処理しながら所定時間の経過を待ち(7)、その後、殺菌灯21、21…を消灯させ、ヒータ22、オゾン発生器32、コンプレッサ32bを停止させるとともに(8)、電磁弁33dを開いて吸引ファン33を起動させる(9)。吸引ファン33は、カバー12内のエアを吸引し、水槽33g内の水によってごみなどを捕捉しながら外部に排出する。
カバー12内のエアが十分に排出されたら(10)、吸引ファン33を停止させるとともに、電磁弁33dを閉じる(11)。
次ぎに、ファスナ12aを介してカバー12を前後に開き、架台11上の布団Fを露出させるとともに、吸引ファン33用のホース33aをパイプ33b側から取り外し、先端のコネクタ33cに吸引ノズル33hを装着して清掃準備を完了する(12)。そこで、吸引ファン33を再起動し、ホース33aの先端の吸引ノズル33hを布団Fの表面に沿って移動させながら布団Fを吸引清掃し(13)、布団F内のごみなどを吸引除去することができる。
なお、図3のステップ(2)〜(4)は、図4の時点t1 〜t2 に対応し、前者のステップ(5)〜(8)は、後者の時点t2 〜t3 に対応している。また、図3のステップ(9)〜(11)は、図4の時点t3 〜t4 に対応し、前者のステップ(12)、(13)は、それぞれ後者の時点t4 〜t5 、時点t5 〜t6 に対応している。
以上の説明において、図3の一連の工程のうち、ステップ(2)〜(11)は、手動操作に代えて、たとえば台車14に搭載する図示しないマイクロコンピュータにより容易に自動化することができる。このとき、ステップ(3)、(10)の判断は、たとえばカバー12の内圧を圧力センサによって検出すればよく、ヒータ22の通電制御は、図示しない温度コントローラを介して実施してもよく、マイクロコンピュータによる直接制御としてもよい。そこで、図3において、枠線の左右が2重線のステップ(1)、(12)、(13)は、自動化の対象としない手動のステップを示すものとする。
なお、図3において、ステップ(5)、(6)の一方または双方をステップ(2)に合体してもよい。たとえば、ステップ(2)においてブロワ31を起動させてカバー12を膨らませ始めると同時に、殺菌灯21、21…を点灯するとともにヒータ22を通電してもよく、併せてカバー12内のエアにオゾンを注入し始めてもよい。
F…布団
11…架台
11a…斜面
12…カバー
21…殺菌灯
22…ヒータ
31…ブロワ
32…オゾン発生器
32b…コンプレッサ
33…吸引ファン

特許出願人 株式会社 ダイセー
代理人 弁理士 松 田 忠 秋

Claims (4)

  1. 断面台形の中空状に形成し、布団を二つ折りにして掛ける架台と、該架台上の布団を気密に覆う可撓性のカバーと、該カバー内にエアを吹き込んで膨らませるブロワと、前記架台内に装着するヒータとを備えてなり、前記架台は、布団に接する前後の斜面を通気性に形成することを特徴とする布団の清浄装置。
  2. 前記架台内には、殺菌灯を装着することを特徴とする請求項1記載の布団の清浄装置。
  3. 前記カバー内のエアにオゾンを注入するコンプレッサ付きのオゾン発生器を付設することを特徴とする請求項1または請求項2記載の布団の清浄装置。
  4. 前記カバー内のエアを吸引して排出させる吸引ファンを付設することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の布団の清浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014085036A (ja) * 2012-10-22 2014-05-12 Ketaka Electric Co Ltd 乾燥用ドーム及びこの乾燥用ドームを備えた温風乾燥装置
WO2019033653A1 (zh) * 2017-08-14 2019-02-21 广州视源电子科技股份有限公司 一种风口装饰组件及包含其的衣物护理机

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