JP2010215061A - Control device of vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両の制御装置に関し、特に、車両のステア特性がニュートラルステアに近づくように制御する技術に関する。 The present invention relates to a vehicle control apparatus, and more particularly to a technique for controlling a vehicle steer characteristic so as to approach a neutral steer.
従来より、アンダーステアもしくはオーバーステアを解消するために、前後輪間もしくは左右輪間の駆動力の配分を制御する種々の技術が提案されている。 Conventionally, in order to eliminate understeer or oversteer, various techniques for controlling the distribution of driving force between front and rear wheels or between left and right wheels have been proposed.
特開2007−239819号公報は、操舵角および車速に基づいて目標ヨーレイトを算出し、ヨーレイトセンサにより検出された実ヨーレイトと目標ヨーレイトとの差に基づいて判断されるステア特性に応じて電子制御LSD(Limited Slop Differential)を制御する技術を開示する。 Japanese Patent Laid-Open No. 2007-239819 calculates a target yaw rate based on a steering angle and a vehicle speed, and performs electronic control LSD according to a steering characteristic determined based on a difference between an actual yaw rate detected by a yaw rate sensor and a target yaw rate. A technique for controlling (Limited Slop Differential) is disclosed.
しかしながら、特開2007−239819号公報に記載の技術では、実ヨーレイトを検出するためのヨーレイトセンサなどの特別なセンサが必要とされる。そのため、車両のコストを削減するためにはさらなる改善の余地があった。 However, the technique described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2007-239819 requires a special sensor such as a yaw rate sensor for detecting the actual yaw rate. Therefore, there is room for further improvement in order to reduce the cost of the vehicle.
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、車両のコストを削減することができる車両の制御装置を提供することである。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a vehicle control device that can reduce the cost of the vehicle.
ある局面に係る車両の制御装置は、ステアリングホイールを操舵することにより、前輪と後輪とのうちの前輪のみが操舵される車両の制御装置である。制御装置は、ステアリングホイールの舵角、後輪の内輪における速度および車両のホイールベースおよびから車両の回転半径を算出するための手段と、後輪の内輪における速度および回転半径から車両の公転速度を算出するための手段と、後輪の外輪における速度と後輪の内輪における速度との間の速度差および車両のトレッドから車両の自転速度を算出するための手段と、公転速度と自転速度との差を小さくするように車両を制御するための手段とを備える。 A vehicle control device according to a certain aspect is a vehicle control device in which only a front wheel of a front wheel and a rear wheel is steered by steering a steering wheel. The control device calculates the revolution speed of the vehicle from the steering angle of the steering wheel, the speed of the inner wheel of the rear wheel and the wheel base of the vehicle and the turning radius of the vehicle from the speed and the turning radius of the inner wheel of the rear wheel. Means for calculating, a means for calculating the rotational speed of the vehicle from the speed difference between the speed of the outer wheel of the rear wheel and the speed of the inner wheel of the rear wheel and the tread of the vehicle, and the revolution speed and the rotational speed Means for controlling the vehicle to reduce the difference.
この構成によれば、車両の公転速度と自転速度との差を小さくするように車両が制御される。これにより、車両のステア特性をニュートラルステアに近づけることができる。公転速度は、後輪の内輪における速度および回転半径から算出される。車両の回転半径は、ヨーレイトを用いずに、ステアリングホイールの舵角、後輪の内輪における速度および車両のホイールベースおよびから算出される。また、自転速度は、ヨーレイトセンサを用いて検出せずに、後輪の外輪における速度と後輪の内輪における速度との間の速度差および車両のトレッドから算出される。これにより、ヨーレイトセンサなどの特別なセンサを用いずに、車両のステア特性を好適にし得る制御システムを実現することができる。その結果、車両のコストを削減することができる車両の制御装置を提供することができる。 According to this configuration, the vehicle is controlled so as to reduce the difference between the revolution speed and the rotation speed of the vehicle. Thereby, the steering characteristic of the vehicle can be brought close to neutral steering. The revolution speed is calculated from the speed of the inner wheel of the rear wheel and the turning radius. The turning radius of the vehicle is calculated from the steering angle of the steering wheel, the speed of the inner wheel of the rear wheel, and the wheel base of the vehicle without using the yaw rate. The rotation speed is calculated from the speed difference between the speed of the outer wheel of the rear wheel and the speed of the inner wheel of the rear wheel and the tread of the vehicle without being detected using the yaw rate sensor. Accordingly, it is possible to realize a control system that can make the steering characteristic of the vehicle suitable without using a special sensor such as a yaw rate sensor. As a result, a vehicle control device that can reduce the cost of the vehicle can be provided.
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the following description, the same parts are denoted by the same reference numerals. Their names and functions are also the same. Therefore, detailed description thereof will not be repeated.
図1に示すように、本実施の形態における車両100は、エンジン200と、トルクコンバータ300と、トランスミッション400と、トランスファ500と、フロントデファレンシャル600と、前輪700と、プロペラシャフト800と、電子制御カップリング900と、リアデファレンシャル1000と、後輪1100と、ECU(Electronic Control Unit)2000から構成される。
As shown in FIG. 1, a
エンジン200の出力トルクは、トルクコンバータ300、トランスミッション400、フロントデファレンシャル600、ドライブシャフト602、トランスファ500、プロペラシャフト800、電子制御カップリング900、リアデファレンシャル1000、ドライブシャフト1002からなる駆動系(ドライブライン)を介して車輪に伝達される。なお、エンジン200の代わりに駆動源としてモータを用いてもよい。
The output torque of the
本実施の形態では、前輪700を主駆動輪とし、後輪1100を副駆動輪とするFFベースの4輪駆動車について説明するが、特にこれに限定されるものではない。たとえば、後輪を主駆動輪とし、前輪を副駆動輪とするFRベースの4輪駆動車であってもよい。
In the present embodiment, an FF-based four-wheel drive vehicle in which the
トランスミッション400は、たとえば、プラネタリギヤユニットからなるオートマチックトランスミッションである。なお、CVT(Continuously Variable Transmission)を用いるようにしてもよい。また、マニュアルトランスミッションを用いるようにしてもよい。
The
トランスミッション400から出力されたトルクは、トランスファ500により前輪700および後輪1100へ分配される。前輪700および後輪1100のうち、前輪700のみが、ステアリングホイール702をドライバが操舵することにより操舵される。
Torque output from
フロントデファレンシャル600は、ドライブシャフト602を介して前輪700に接続される。トランスミッション400には、フロントデファレンシャル600のケースを介してトランスファ500が接続される。トランスファ500には、エンジン200のトルクを後輪1100側に伝達するプロペラシャフト800が設けられる。プロペラシャフト800の後輪1100側の端部は、電子制御カップリング900の入力側に接続される。電子制御カップリング900の出力側には、リアデファレンシャル1000が接続される。リアデファレンシャル1000は、ドライブシャフト1002を介して後輪1100に接続される。
The
エンジン200で発生するトルクは、トランスミッション400、フロントデファレンシャル600およびドライブシャフト602を介して前輪700に伝達される。また、エンジン200で発生するトルクは、トランスミッション400、フロントデファレンシャル600、トランスファ500、プロペラシャフト800および電子制御カップリング900を介してリアデファレンシャル1000に伝達される。リアデファレンシャル1000に伝達されたトルクは、ドライブシャフト1002を介して後輪1100に伝達される。
Torque generated in
電子制御カップリング900は、プロペラシャフト800から伝達されるトルクを入力として、リアデファレンシャル1000に出力するトルクの伝達量を調整する。電子制御カップリング900は、たとえば、多板クラッチ等から構成され、指令電流に基づいて、クラッチの圧着力が制御される。すなわち、電子制御カップリング900は、クラッチの解放状態から直結状態までの間で制御されることにより、トランスミッション400と後輪1100との間におけるトルクの伝達量を制御する。これにより、前輪700と後輪1100との駆動力の配分が制御される。
The
なお、電子制御カップリング900をトランスファ500に設けるようにしてもよい。また、電子制御カップリング900の代わりに、電子制御LSDをセンターデファレンシャルとして設けるようにしてもよい。
The
さらに、フロントデファレンシャル600および/もしくはリアデファレンシャル1000に電子制御LSDを用いて、左右輪間の駆動力の配分を制御するようにしてもよい。
Further, the electronic control LSD may be used for the
電子制御カップリング900は、ECU2000により制御される。ECU2000には、右後輪車輪速センサ2100、左後輪車輪速センサ2102および舵角センサ2200が電気的に接続される。
右後輪車輪速センサ2100は、右の後輪1100の回転速度を検出する。検出された回転速度に、後輪1100の円周を乗じることにより、右の後輪1100における速度(車速)が算出される。
The right rear
左後輪車輪速センサ2102は、左の後輪1100の車輪速を検出する。検出された回転速度に、後輪1100の円周を乗じることにより、左の後輪1100における速度(車速)が算出される。
The left rear wheel speed sensor 2102 detects the wheel speed of the left
舵角センサ2200は、ステアリングホイール702の舵角SAおよび操舵方向を検出する。これらのセンサの検出結果を表わす信号は、ECU2000に送信される。
The steering angle sensor 2200 detects the steering angle SA and the steering direction of the
図2を参照して、ECU2000の機能についてさらに説明する。なお、以下に説明する機能はソフトウェアにより実現するようにしてもよく、ハードウェアにより実現するようにしてもよい。
The function of
ECU2000は、回転半径算出部2010と、公転速度算出部2020と、自転速度算出部2030と、制御部2040とを含む。
回転半径算出部2010は、ステアリングホイール702の舵角SA、後輪1100の内輪における速度Vおよび車両のホイールベースWBから車両の回転半径Rを算出する。
The turning
回転半径Rは、下記の式1により算出される。
R=(1+K0×V2)×WB/(SA/GR)…(1)
式1において、「K0」は定数である。「GR」は、操舵装置でのギヤ比(たとえばラックとピニオンのギヤ比)である。ホイールベースWB、定数K0およびギヤ比GRは、予めROM(Read Only Memory)などに記憶される。
The rotation radius R is calculated by the following formula 1.
R = (1 + K0 × V 2 ) × WB / (SA / GR) (1)
In Equation 1, “K0” is a constant. “GR” is a gear ratio (for example, a gear ratio between a rack and a pinion) in the steering device. The wheel base WB, the constant K0, and the gear ratio GR are stored in advance in a ROM (Read Only Memory) or the like.
公転速度算出部2020は、後輪1100の内輪における速度Vおよび回転半径Rから車両の公転速度ωrを算出する。
The revolution
公転速度ωrは、下記の式2により算出される。
ωr=V/R…(2)
自転速度算出部2030は、後輪1100の外輪における速度V+ΔVと後輪1100の内輪における速度Vとの間の速度差ΔVおよび車両のトレッドtrから車両の自転速度ωsを算出する。
The revolution speed ωr is calculated by the following equation 2.
ωr = V / R (2)
The rotation
自転速度ωsは、下記の式3により算出される。
ωs=ΔV/tr…(3)
トレッドtrは、予めROMなどに記憶される。
The rotation speed ωs is calculated by the following equation 3.
ωs = ΔV / tr (3)
The tread tr is stored in advance in a ROM or the like.
公転速度ωrおよび自転速度ωsは、車両のステア特性を判断するために用いられる。たとえば、図3に示すように、公転速度ωrと自転速度ωsとが等しい場合、ステア特性がニュートラルステアであるといえる。 The revolution speed ωr and the rotation speed ωs are used to determine the steering characteristic of the vehicle. For example, as shown in FIG. 3, when the revolution speed ωr and the rotation speed ωs are equal, it can be said that the steering characteristic is neutral steer.
図4に示すように、自転速度ωsが公転速度ωrよりも大きい場合、ステア特性がオーバーステアであるといえる。 As shown in FIG. 4, when the rotation speed ωs is larger than the revolution speed ωr, it can be said that the steer characteristic is oversteer.
図5に示すように、公転速度ωrが自転速度ωsよりも大きい場合、ステア特性がアンダーステアであるといえる。 As shown in FIG. 5, when the revolution speed ωr is larger than the rotation speed ωs, it can be said that the steering characteristic is understeer.
このような原理に基づき、本実施の形態においては、公転速度ωrと自転速度ωsとが図6において斜線で示す領域内にある場合、ステア特性がニュートラルであると判断される。 Based on such a principle, in the present embodiment, when the revolution speed ωr and the rotation speed ωs are within a region indicated by hatching in FIG. 6, it is determined that the steering characteristic is neutral.
公転速度ωrと自転速度ωsとが図7において斜線で示す領域内にある場合、ステア特性がオーバーステアであると判断される。 If the revolution speed ωr and the rotation speed ωs are within the hatched area in FIG. 7, it is determined that the steering characteristic is oversteer.
公転速度ωrと自転速度ωsとが図8において斜線で示す領域内にある場合、ステア特性がアンダーステアであると判断される。 When the revolution speed ωr and the rotation speed ωs are in the region indicated by the oblique lines in FIG. 8, it is determined that the steering characteristic is understeer.
図2に戻って、制御部2040は、公転速度ωrと自転速度ωsとの差を小さくするように車両を制御する。たとえば、前輪700と後輪1100との駆動力の配分を変化することによって公転速度ωrと自転速度ωsとの差が小さくなるように、電子制御カップリング900が制御される。その他、エンジン200の出力トルクを制御したり、電子制御式のLSDにより、前輪700もしくは後輪1100の左右輪間の駆動力配分を制御したりすることによって、公転速度ωrと自転速度ωsとの差が小さくなるように車両を制御してもよい。
Returning to FIG. 2, the
ステア特性がニュートラルステアである場合、制御量GAINは零である。ステア特性がオーバーステアである場合、制御量GAINは、下記の式4と定数K1とを用いて算出される。 When the steering characteristic is neutral steer, the control amount GAIN is zero. When the steering characteristic is oversteer, the control amount GAIN is calculated using the following equation 4 and a constant K1.
GAIN=K1×(ωs−ωr)…(4)
ステア特性がアンダーステアである場合、制御量GAINは、下記の式5と定数K2とを用いて算出される。
GAIN = K1 × (ωs−ωr) (4)
When the steering characteristic is understeer, the control amount GAIN is calculated using the following formula 5 and a constant K2.
GAIN=K2×(ωs−ωr)…(5)
なお、制御量GAINはこれらに限らない。
GAIN = K2 × (ωs−ωr) (5)
The control amount GAIN is not limited to these.
図9を参照して、ECU2000が実行されるプログラムの制御構造について説明する。
With reference to FIG. 9, a control structure of a program executed by
ステップ(以下、ステップをSと略す)100にて、ECU2000は、ステアリングホイール702の舵角SA、後輪1100の内輪における速度Vおよび車両のホイールベースWBから車両の回転半径Rを算出する。
In step (hereinafter step is abbreviated as S) 100,
S102にて、ECU2000は、後輪1100の内輪における速度Vおよび回転半径Rから車両の公転速度ωrを算出する。
In S102,
S104にて、ECU2000は、後輪1100の外輪における速度V+ΔVと後輪の内輪における速度Vとの間の速度差ΔVおよび車両のトレッドtrから車両の自転速度ωsを算出する。
In S104,
S106にて、ECU2000は、ステア特性がニュートラルステアであるか否かを判断する。ステア特性がニュートラルステアであると(S106にてYES)、処理はS110に移される。もしそうでないと(S106にてNO)、処理はS108に移される。
In S106,
S108にて、ECU2000は、ステア特性がオーバーステアであるか否かを判断する。ステア特性がオーバーステアであると(S108にてYES)、処理はS112に移される。もしそうでないと(S108にてNO)、処理はS114に移される。
In S108,
S110にて、ECU2000は、電子制御カップリング900の制御量GAINを零に設定する。
In S110,
S112にて、ECU2000は、自転速度ωsと公転速度ωrとの差に定数K1を乗じることにより、電子制御カップリング900の制御量GAINを算出する。すなわち、自転速度ωsと公転速度ωrとの差に応じた制御量GAINが算出される。
In S112,
S114にて、ECU2000は、自転速度ωsと公転速度ωrとの差に定数K2を乗じることにより、電子制御カップリング900の制御量GAINを算出する。すなわち、自転速度ωsと公転速度ωrとの差に応じた制御量GAINが算出される。
In S114,
S116にて、ECU2000は、算出された制御量GAINを用いて、公転速度ωrと自転速度ωsとの差が小さくなるように、電子制御カップリング900を制御する。
In S116,
以上のような構造およびフローチャートに基づく、電子制御カップリング900の制御態様について説明する。
A control mode of
車両の旋回時に、ステアリングホイール702の舵角SA、後輪1100の内輪における速度Vおよび車両のホイールベースWBから車両の回転半径Rが算出される(S100)。また、後輪1100の内輪における速度Vおよび回転半径Rから車両の公転速度ωrが算出される(S102)。したがって、回転半径Rならびに公転速度ωrは、ヨーレイトを用いずに算出される。
When the vehicle is turning, the turning radius R of the vehicle is calculated from the steering angle SA of the
さらに、自転速度ωsは、ヨーレイトセンサを用いて検出せずに、後輪1100の外輪における速度V+ΔVと後輪の内輪における速度Vとの間の速度差ΔVおよび車両のトレッドtrから算出される(S104)。
Further, the rotation speed ωs is not detected using the yaw rate sensor, but is calculated from the speed difference ΔV between the speed V + ΔV of the outer wheel of the
これにより、ヨーレイトセンサなどの特別なセンサを用いずに、車両のステア特性を判断するのに用いることができる公転速度ωrならびに自転速度ωsを算出することができる。 Thus, the revolution speed ωr and the rotation speed ωs that can be used to determine the steering characteristic of the vehicle can be calculated without using a special sensor such as a yaw rate sensor.
ステア特性がニュートラルステアであると(S106にてYES)、電子制御カップリング900の制御量GAINが零に設定される(S110)。
If the steering characteristic is neutral steer (YES in S106), control amount GAIN of
ステア特性がオーバーステアであると(S108にてYES)、自転速度ωsと公転速度ωrとの差に定数K1を乗じることにより、電子制御カップリング900の制御量GAINが算出される(S112)。
If the steering characteristic is oversteer (YES in S108), the control amount GAIN of the
ステア特性がアンダーステアであると(S108にてNO)、自転速度ωsと公転速度ωrとの差に定数K2を乗じることにより、電子制御カップリング900の制御量GAINが算出される(S114)。
If the steering characteristic is understeer (NO in S108), the control amount GAIN of the
ステア特性がオーバーステアもしくはアンダーステアである場合は、ステア特性をニュートラルステアに近づけるような前後車輪間の駆動力配分を実現すべく、算出された制御量GAINを用いて、公転速度ωrと自転速度ωsとの差が小さくなるように、電子制御カップリング900が制御される(S116)。
When the steer characteristic is oversteer or understeer, the revolution speed ωr and the rotation speed ωs are calculated using the calculated control amount GAIN in order to realize the driving force distribution between the front and rear wheels so that the steer characteristic approaches the neutral steer. The
これにより、ヨーレイトセンサなどの特別なセンサを用いずに、車両のステア特性を好適なニュートラルステアに近づけることができる制御システムを実現することができる。 Accordingly, it is possible to realize a control system that can bring the vehicle steering characteristic closer to a suitable neutral steering without using a special sensor such as a yaw rate sensor.
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。 The embodiment disclosed this time should be considered as illustrative in all points and not restrictive. The scope of the present invention is defined by the terms of the claims, rather than the description above, and is intended to include any modifications within the scope and meaning equivalent to the terms of the claims.
100 車両、200 エンジン、300 トルクコンバータ、400 トランスミッション、500 トランスファ、600 フロントデファレンシャル、602 ドライブシャフト、700 前輪、702 ステアリングホイール、800 プロペラシャフト、900 電子制御カップリング、1000 リアデファレンシャル、1002 ドライブシャフト、1100 後輪、2000 ECU、2010 回転半径算出部、2020 公転速度算出部、2030 自転速度算出部、2040 制御部、2100 右後輪車輪速センサ、2102 左後輪車輪速センサ、2200 舵角センサ。 100 Vehicle, 200 Engine, 300 Torque converter, 400 Transmission, 500 Transfer, 600 Front differential, 602 Drive shaft, 700 Front wheel, 702 Steering wheel, 800 Propeller shaft, 900 Electronic coupling, 1000 Rear differential, 1002 Drive shaft, 1100 Rear wheel, 2000 ECU, 2010 turning radius calculation unit, 2020 revolution speed calculation unit, 2030 rotation speed calculation unit, 2040 control unit, 2100 right rear wheel wheel speed sensor, 2102 left rear wheel wheel speed sensor, 2200 rudder angle sensor.
Claims (1)
前記ステアリングホイールの舵角、前記後輪の内輪における速度および前記車両のホイールベースから前記車両の回転半径を算出するための手段と、
前記後輪の内輪における速度および前記回転半径から前記車両の公転速度を算出するための手段と、
前記後輪の外輪における速度と前記後輪の内輪における速度との間の速度差および前記車両のトレッドから前記車両の自転速度を算出するための手段と、
前記公転速度と前記自転速度との差を小さくするように前記車両を制御するための手段とを備える、車両の制御装置。 A vehicle control device in which only a front wheel of a front wheel and a rear wheel is steered by steering a steering wheel,
Means for calculating a turning radius of the vehicle from a steering angle of the steering wheel, a speed of an inner wheel of the rear wheel and a wheel base of the vehicle;
Means for calculating the revolution speed of the vehicle from the speed of the inner wheel of the rear wheel and the turning radius;
Means for calculating the rotational speed of the vehicle from the speed difference between the speed of the outer wheel of the rear wheel and the speed of the inner wheel of the rear wheel and the tread of the vehicle;
A vehicle control device comprising: means for controlling the vehicle so as to reduce a difference between the revolution speed and the rotation speed.
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Cited By (1)
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US9566861B2 (en) | 2012-06-22 | 2017-02-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle control device |
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2009
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Cited By (1)
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US9566861B2 (en) | 2012-06-22 | 2017-02-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle control device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120605 |