JP2010213040A - 無線lanシステム、サイトサーベイ方法 - Google Patents

無線lanシステム、サイトサーベイ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】APに独自機能を追加することなく、チャンネルを再設定するための正しい情報を取得すること。
【解決手段】本発明の無線LANシステムにおいて、STAは、接続する無線LANネットワーク内に存在するAPとのリンク確立時にスキャン処理を実行し、周辺のAPの情報を取得するスキャン部と、取得されたAPの情報のうち、接続する無線LANネットワークとは異なる無線LANネットワーク内に存在するAPの情報を、リンクを確立するAPの接続チャンネルの外部APの情報としてメモリに格納するメモリ管理部と、を有する。コントローラは、STAから外部APの情報を収集する収集部と、収集された外部APの情報を基に、APにおいて現在使用している接続チャンネルごとに、外部APからの干渉の有無を判断する判断部と、干渉があると判断された接続チャンネルがある場合、干渉元となる外部APの情報を出力する出力部と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線LANシステム、サイトサーベイ方法に関する。
無線LANシステムにおいては、アクセスポイント(以下、「AP」と称す)の設置時に、サイトサーベイと呼ばれる作業を行う。
サイトサーベイとは、APに最適なチャンネルを設定するために、APの設置場所周辺の無線LANの通信環境を調査する作業である。
通常、サイトサーベイを行う際には、現地の設置作業者に対し、無線LANパケットキャプチャソフト等のサイトサーベイツールや手順書を配布する。そして、現地の設置作業者は、APの設置場所周辺を巡回し、サイトサーベイツールを用いて複数の地点で取得した情報を基に設置場所周辺の通信環境を判断する。
しかし、設置作業者がサイトサーベイを行う方法では、設置場所周辺の通信環境の観測に時間がかかるという問題や、設置作業者の技量や理解度によっては通信環境の判断に差が生じるといった問題があった。
また、昨今、無線LANの普及とともに、APの設置台数が増加している。そのため、APの設置時にサイトサーベイを行っても、その後に、そのAPの設置場所周辺の通信環境が変化する場合がある。例えば、APにおいて、そのAPが存在する無線LANネットワークとは異なる無線LANネットワーク内に新たに追加されたAP(以下、「外部AP」から干渉を受けるような場合である。この場合、設置作業者は、サイトサーベイを再度行い、チャンネルを再設定するための情報を取得する必要があるという問題がある。
このような問題に対し、特許文献1では、APにおいて、通信環境に応じたチャンネルを自動で選択する技術が提案されている。
特開2004−520766号公報
ところで、現地で既にAPの運用が開始されている状態でサイトサーベイを行う際には、無線LANシステムを利用している客先へ迷惑がかからないよう配慮する必要がある。
そのため、特許文献1に記載のAPにおいては、アイドルタイム等の空き時間を利用してサイトサーベイを行う必要がある。
しかし、APにおいては、そのAPのアイドルタイム以外の時間帯のみに動作する外部APからの干渉が原因で問題が発生する場合がある。
この場合、APにおいて、アイドルタイムにサイトサーベイを行うだけでは、外部APからの干渉を検出できないため、干渉元の外部APの情報、即ち、チャンネルを再設定するための正しい情報を取得することができないという問題がある。
また、特許文献1に記載のAPにおいては、通信環境を観測する機能や、通信環境に応じてチャンネルを設定する機能等の独自機能を追加する必要があるという問題もある。
そこで、本発明の目的は、APに独自機能を追加することなく、チャンネルを再設定するための正しい情報を取得することができる無線LANシステム、サイトサーベイ方法を提供することにある。
本発明の無線LANシステムは、
端末と、無線LANネットワーク内で前記端末と無線LAN通信を行うアクセスポイントと、前記アクセスポイントとの有線LAN通信を介して前記端末と通信する制御装置と、を有してなる無線LANシステムであって、
前記端末は、
接続する無線LANネットワーク内に存在するアクセスポイントとのリンク確立時にスキャン処理を実行し、周辺のアクセスポイントの情報を取得するスキャン部と、
前記スキャン部にて取得されたアクセスポイントの情報のうち、接続する無線LANネットワークとは異なる無線LANネットワーク内に存在するアクセスポイントの情報を、リンクを確立するアクセスポイントにおいて端末との無線LAN通信に使用する接続チャンネルの外部アクセスポイントの情報としてメモリに格納するメモリ管理部と、を有し、
前記制御装置は、
前記端末から外部アクセスポイントの情報を収集する収集部と、
前記収集部にて収集された外部アクセスポイントの情報を基に、前記アクセスポイントにおいて現在使用している接続チャンネルごとに、外部アクセスポイントからの干渉の有無を判断する判断部と、
前記判断部にて干渉があると判断された接続チャンネルがある場合、当該干渉の干渉元となる外部アクセスポイントの情報を出力する出力部と、を有する。
本発明のサイトサーベイ方法は、
端末と、無線LANネットワーク内で前記端末と無線LAN通信を行うアクセスポイントと、前記アクセスポイントとの有線LAN通信を介して前記端末と通信する制御装置と、を有してなる無線LANシステムによるサイトサーベイ方法であって、
前記端末が、接続する無線LANネットワーク内に存在するアクセスポイントとのリンク確立時にスキャン処理を実行し、周辺のアクセスポイントの情報を取得するスキャンステップと、
前記端末が、前記取得されたアクセスポイントの情報のうち、接続する無線LANネットワークとは異なる無線LANネットワーク内に存在するアクセスポイントの情報を、リンクを確立するアクセスポイントにおいて端末との無線LAN通信に使用する接続チャンネルの外部アクセスポイントの情報としてメモリに格納する格納ステップと、
前記制御装置が、前記端末から外部アクセスポイントの情報を収集する収集ステップと、
前記制御装置が、前記収集された外部アクセスポイントの情報を基に、前記アクセスポイントにおいて現在使用している接続チャンネルごとに、外部アクセスポイントからの干渉の有無を判断する判断ステップと、
前記制御装置が、干渉があると判断された接続チャンネルがある場合、当該干渉の干渉元となる外部アクセスポイントの情報を出力する出力ステップと、を有する。
本発明によれば、端末は、アクセスポイントとのリンク確立時に実行するスキャン処理により取得した外部アクセスポイントの情報を格納しておき、制御装置は、端末から外部アクセスポイントの情報を収集して、アクセスポイントの現在使用している接続チャンネルごとに、外部アクセスポイントからの干渉の有無を判断し、干渉元となる外部アクセスポイントの情報を出力する。
したがって、アクセスポイントに独自機能を追加することなく、実際にアクセスポイントが運用されている状態で干渉元になっている外部アクセスポイントの情報、即ち無線LANの通信環境の情報を取得することができるため、チャンネルを再設定するための正しい情報を取得することができるという効果が得られる。
本実施形態の無線LANシステムの構成の一例を示す図である。 図1に示したSTAの構成の一例を示すブロック図である。 図1に示したコントローラの構成の一例を示すブロック図である。 図1に示した無線LANシステムの全体動作の一例を説明するフローチャートである。 図1に示したSTAにて格納される外部AP情報の一例を示す図である。 図1に示したコントローラにて格納される接続チャネルごとの外部AP情報の一例を示す図である。 図1に示したSTAの動作の一例を説明するフローチャートである。 図1に示したコントローラの動作の一例を説明するフローチャートである。 図1に示したコントローラから出力される接続チャネルにおける、外部APからの干渉の有無の判断結果の一例を示す図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1を参照すると、本実施形態の無線LANシステムは、制御装置であるコントローラ10と、AP20−1,20−2(以下、どのAPであるかを特定しないときは「AP20」と称す)と、端末であるSTA30−1〜30−3(以下、どのSTAであるかを特定しないときは「STA30」と称す)と、ハブ40と、を有している。
また、コントローラ10は、不揮発性メモリ等のメモリ11を具備し、また、STA30−1〜30−3は、それぞれ不揮発性メモリ等のメモリ31−1〜31−3(以下、どのメモリであるかを特定しないときは「メモリ31」と称す)を具備している。
なお、本発明の目的の1つは、AP20に独自機能を追加しないで、サイトサーベイを行うことにある。そのため、AP20は、従来と同様に、無線LANの基地局として、ハブ40を介してコントローラ10と有線LAN通信を行う機能や、STA30と無線LAN通信を行う機能を備えていれば良く、公知のAPが使用可能である。
そこで、以下では、本発明の特徴部分となるSTA30およびコントローラ10の構成について、詳細に説明する。
図2を参照すると、STA30は、上述のメモリ31の他、通信部32と、制御部33と、を有している。
また、制御部33は、メモリ管理部34と、スキャン部35と、を有している。なお、図2において、制御部33内の構成要素は、本発明の特徴部分となる構成要素のみを図示している。
通信部32は、AP20と無線LAN通信を行う。
メモリ管理部34は、メモリ31に情報を格納したり、メモリ31に格納した情報を読み出したりする。
スキャン部35は、接続する無線LANネットワーク内に存在するAP20とのリンク確立時に、周辺にどのようなAP20が存在するか確認するためにスキャン処理を実行し、周辺のAP20のAP情報を取得する。
メモリ31は、スキャン部35にて取得されたAP20のAP情報のうち、接続する無線LANネットワークとは異なる無線LANネットワーク内に存在するAP(即ち、外部AP)20のAP情報を、リンクを確立するAP20においてSTA30との無線LAN通信に使用するチャンネル(以下、「接続チャンネル」と称す)の外部AP情報として格納する。
図3を参照すると、コントローラ10は、上述のメモリ11の他、通信部12と、制御部13と、を有している。
また、制御部13は、メモリ管理部14と、収集部15と、判断部16と、出力部17と、を有している。なお、図3において、制御部13内の構成要素は、本発明の特徴部分となる構成要素のみを図示している。
通信部12は、AP20と有線LAN通信を行う。このAP20との有線LAN通信を介して、通信部12は、STA30との通信が可能となる。
メモリ管理部14は、メモリ11に情報を格納したり、メモリ11に格納した情報を読み出したりする。
収集部15は、各STA30から外部AP情報を収集する。
判断部16は、収集部15にて収集された外部AP情報を基に、AP20において現在使用している接続チャンネルごとに、外部AP20からの干渉の有無を判断する。
出力部17は、判断部16にて干渉があると判断された接続チャンネルがある場合、その干渉の干渉元となる外部AP20の情報を出力する。
以下、本実施形態の無線LANシステムの動作について説明する。
(1)無線LANシステムの全体動作
最初に、無線LANシステムの全体動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。
図4を参照すると、STA30のスキャン部35は、接続する無線LANネットワーク内のAP20とのリンク確立時に、まず、周辺にどのようなAP20が存在するか確認するためのスキャン処理を行う(ステップS401)。
スキャン処理では、スキャン部35は、使用可能な全てのチャンネル上に順次プローブリクエストをブロードキャストで送出し、そのチャンネル上に存在する周辺のAP20からプローブレスポンスを受信する。
これにより、スキャン部35は、周辺のAP20のAP情報として、プローブレスポンスに設定されている無線LANネットワーク識別ID(以下、「SSID」と称す)やMACアドレス(以下、「BSSID」と称す)を取得し、また、プローブレスポンスを受信した時の電界強度(以下、「RSSI」と称す)を測定し取得することができる。
通常、STA30においては、周辺のAP20が持つSSIDと、接続する無線LANネットワークのSSID(以下、接続SSIDと称す)と、の比較により、周辺のAP20がリンクを確立するAP20かどうかを判定する。そのため、接続SSIDとは異なるSSIDを持つAP(即ち、外部AP)20のAP情報は利用されない。
これに対して、本実施形態では、STA30のメモリ管理部34は、スキャン部35にて行われたスキャン処理により得られた外部AP20のAP情報を、リンクを確立するAP20の接続チャンネルの外部AP情報として、メモリ31に格納する(ステップS402)。図5Aにその一例を示す。
コントローラ10の収集部15は、各STA30から外部AP情報を収集する(ステップS403)。ここで収集された外部AP情報は、コントローラ10のメモリ管理部14により、AP20において現在使用している接続チャンネルごとに、メモリ11に格納されることになる。図5Bにその一例を示す。
次に、コントローラ10の判断部16は、メモリ11に格納された外部AP情報を基に、AP20において現在使用している接続チャンネルごとに、外部AP20からの干渉の有無を判断する(ステップS404)。
ステップS404において、外部AP20からの干渉が発生している接続チャンネルがある場合には、コントローラ10の出力部17は、その干渉の干渉元となる外部AP20の外部AP情報を、本無線LANシステム内の図示しない表示手段(ディスプレイ等)や印字手段(プリンタ等)に出力する(ステップS405)。
(2)STA30の動作
続いて、STA30の詳細動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。
図6を参照すると、まず、スキャン部35は、スキャン処理を実行し、周辺のAP20のAP情報を取得する(ステップS601)。
次に、メモリ管理部34は、スキャン部35にて取得された全てのAP情報のSSIDを基に、周辺のAP20の中に、接続SSIDを持つAP20が存在するか(ステップS602)、さらには、接続SSIDを持つAP20が複数存在するかをチェックする(ステップS603)。
ステップS603において、接続SSIDを持つAP20が1つだけ存在する場合には、メモリ管理部34は、メモリ31内の格納エリアのうち、そのAP20の接続チャンネルに対応する格納エリアを、外部AP情報の格納エリアとして決定する(ステップS604)。
一方、ステップS603において、接続SSIDを持つAP20が複数存在する場合には、メモリ管理部34は、これらAP20のRSSIを比較し、RSSIが最も強いAP20を特定する。そして、メモリ管理部34は、メモリ31内の格納エリアのうち、RSSIが最も強いAP20の接続チャンネルに対応する格納エリアを、外部AP情報の格納エリアとして決定する(ステップS605)。
なお、メモリ管理部34は、接続SSIDを持つAP20の接続チャンネルに応じて格納エリアを決めるのではなく、格納エリアだけを予め決めておき、接続SSIDを持つAP20の接続チャンネルと外部AP情報とを紐付けして、外部AP情報を格納するようにしてもよい。要は、接続SSIDを持つAP20の接続チャンネルと外部AP情報との対応がわかるように、外部AP情報を格納すればよい。
次に、メモリ管理部34は、周辺のAP20のAP情報の中から、接続SSIDとは異なるSSIDを持つAP(即ち、外部AP)20のAP情報(BSSID、チャンネル、RSSI等の情報)を、外部AP情報として取得する(ステップS606)。
以降、メモリ管理部34は、ステップS606で取得した外部AP情報を、ステップS604,S605で決定した格納エリアに格納することになる。
ただし、STA30は、ユーザが携帯し、ユーザと共に移動するものであるため、スキャン部35は、起動時だけではなく、圏外から圏内へ戻る場合(図1のSTA30−1に相当)やローミングを行う場合(図1のSTA30−2に相当)等にも、リンク確立のためのスキャン処理を実行する。そのため、ステップS604,S605で決定した格納エリアに既に外部AP情報が格納されている場合がある。
そこで、メモリ管理部34は、ステップS604,S605で決定した格納エリアに、同一のチャンネルが存在するかをチェックする(ステップS607)。
ステップS607において、同一のチャンネルが存在する場合には、メモリ管理部34は、同一のチャンネルのBSSIDを、ステップS606で取得した外部AP情報のBSSIDと比較することで、ステップS604,S605で決定した格納エリアに、同一の外部AP情報が存在するかをチェックする(ステップS608)。
ステップS608において、同一の外部AP情報が存在する場合には、メモリ管理部34は、RSSIを比較し、ステップS606で取得した外部AP情報のRSSIが現在格納されているRSSIよりも強い場合は、ステップS606で取得した外部AP情報を上書きする(ステップS609、図5A参照)。
一方、ステップS607において、同一のチャンネルが存在しない場合や、ステップS608において、同一の外部AP情報が存在しない場合には、メモリ管理部34は、ステップS609において、ステップS606で取得した外部AP情報を格納する(図5A参照)。
なお、STA30がローミングを行った場合に、ローミング前とローミング後のそれぞれに外部AP情報があれば、メモリ管理部34は、ローミング前の外部AP情報に加えて、ローミング後の外部AP情報も格納する。
また、以降、通信部32は、コントローラ10からの要求に応じて、メモリ31に格納していた外部AP情報を送信することになる。または、通信部32は、定期的に、メモリ31に格納していた外部AP情報を送信してもよい。この場合、コントローラ10の収集部15は、外部AP情報の送信要求を行う必要はない。
また、メモリ管理部34は、送信済みの外部AP情報を、メモリ31から消去する。または、メモリ管理部34は、送信済みの外部AP情報には、フラグを付したり、送信終了日時を追記したりする等により、送信済みであることを判別できるようにして一定期間格納しておいてもよい。
(3)コントローラ10の動作
続いて、コントローラ10の詳細動作について、図7のフローチャートを参照して説明する。
図7を参照すると、まず、収集部15は、各STA30に対し、外部AP情報の送信要求を行い、各STA30から外部AP情報を収集する(ステップS701)。ここで収集された外部AP情報は、メモリ管理部14により、AP20において現在使用している接続チャンネルごとに、メモリ11に格納されることになる(図5B参照)。
なお、収集部15は、外部AP情報の送信要求を、定期的に行うようにしてもよいし、また、図示しない入力手段で指示された時に行うようにしてもよい。ただし、各STA30が外部AP情報を定期的に送信する機能を備える場合は、収集部15は、外部AP情報の送信要求を行う必要はない。
以降、判断部16は、メモリ11に格納された外部AP情報を基に、AP20において現在使用している接続チャンネルごとに、外部AP20からの干渉の有無を判断することになる。
ここで、判断部16は、外部AP20からの干渉の有無を判断するために、RSSIの閾値と、対象の接続チャンネルと外部AP20の接続チャンネルとの間のチャンネル間隔の閾値と、を持つこととする。RSSIの閾値は、例えば、−75dBmである。また、チャンネル間隔の閾値は、IEEE802.11bとIEEE802.11gの場合は、例えば、4(即ち、チャンネル間に4チャンネルが存在すること)であり、IEEE802.11aの場合は、例えば、0である。
判断部16は、AP20において現在使用している接続チャンネルをメモリ11に格納し管理しており、その中の1つ目の接続チャンネルの外部AP情報が存在するかをチェックする(ステップS702)。なお、チェックする接続チャンネルの順番は、若番からでも、老番からでもよいし、任意の順番で行ってもよい。
ステップS702において、外部AP情報が存在しない場合には、判断部16は、外部AP20からの干渉がないと判断する(ステップS703)。
一方、ステップS702において、外部AP情報が存在する場合には、判断部16は、外部AP情報の各RSSIをチェックする(ステップS704)。
ステップS704において、閾値よりも強いRSSIが存在する場合には、判断部16は、その外部AP20のチャンネルをリストアップし、リストアップした各チャンネルと接続チャンネルとのチャンネル間隔をチェックする(ステップS705)。
ステップS705において、チャンネル間隔が閾値よりも狭い場合には、判断部16は、外部AP20からの干渉があると判断する(ステップS706)。
なお、上記とは異なり、まず、チャンネル間隔をチェックして、外部AP20のチャンネルをリストアップし、リストアップした各チャンネルについて外部AP情報の各RSSIをチェックするようにしてもよい。
次に、メモリ管理部14は、判断部16にて判断済みの接続チャンネルの外部AP情報には、フラグを付したり、判断終了日時を追記したりする等により、判断済みであることを判別できるようにした上で、判断結果として、判断終了日時の情報と、外部AP情報と、をメモリ11に格納する(ステップS707)。
次に、判断部16は、未チェックの接続チャンネルが存在するかをチェックし(ステップS708)、存在すれば、未チェックの接続チャンネルについて、ステップS702〜ステップS707を繰り返す。
その後、全ての接続チャンネルについて、外部AP20からの干渉の有無の判断が終了したら、出力部17は、判断結果を、本無線LANシステム内の図示しない表示手段(ディスプレイ等)や印字手段(プリンタ等)に出力する(ステップ709)。
なお、出力部17は、判断結果として、判断終了日時の情報と、外部AP20の外部AP情報と、外部AP20からの干渉の有無の情報と、を出力する。このとき、出力部17は、全ての外部AP20の外部AP情報とその外部AP20からの干渉の有無の情報と、を出力するようにしてもよいし、干渉元となる外部AP20の外部AP情報のみを抽出して出力してもよい。また、出力部17は、干渉元となる外部AP20がなければ、判断結果として、判断終了日時の情報と、干渉元となる外部AP20がなかった旨のメッセージと、を出力するようにしてもよい。図8に出力の一例を示す。図8は、干渉元となる外部AP20の情報のみを抽出して出力したものである。
また、出力部17は、本無線LANシステム外の、本無線LANシステムと有線通信や無線通信によって接続された装置や端末に判断結果を送信するようにしてもよい。
上述したように本実施形態においては、STM30は、AP20とのリンク確立時に実行するスキャン処理により外部AP情報を取得して格納しておき、コントローラ10は、各STM30から外部AP情報を収集して、AP20において現在使用している接続チャンネルごとに、外部AP20からの干渉の有無を判断し、干渉元となる外部AP20の外部AP情報を出力する。
したがって、AP20に独自機能を追加することなく、実際にAP20が運用されている状態で干渉元になっている外部AP20の外部AP情報、即ち無線LANの通信環境の情報を取得することができるため、チャンネルを再設定するための正しい情報を取得することができるという効果が得られる。
本発明は、インフラストラクチャモードで構成された無線LANシステムに利用することができる。
10 コントローラ
11 メモリ
12 通信部
13 制御部
14 メモリ管理部
15 収集部
16 判断部
17 出力部
20−1,20−2 AP
30−1〜30−3 STA
31,31−1〜31−3 メモリ
32 通信部
33 制御部
34 メモリ管理部
35 スキャン部
40 ハブ

Claims (8)

  1. 端末と、無線LANネットワーク内で前記端末と無線LAN通信を行うアクセスポイントと、前記アクセスポイントとの有線LAN通信を介して前記端末と通信する制御装置と、を有してなる無線LANシステムであって、
    前記端末は、
    接続する無線LANネットワーク内に存在するアクセスポイントとのリンク確立時にスキャン処理を実行し、周辺のアクセスポイントの情報を取得するスキャン部と、
    前記スキャン部にて取得されたアクセスポイントの情報のうち、接続する無線LANネットワークとは異なる無線LANネットワーク内に存在するアクセスポイントの情報を、リンクを確立するアクセスポイントにおいて端末との無線LAN通信に使用する接続チャンネルの外部アクセスポイントの情報としてメモリに格納するメモリ管理部と、を有し、
    前記制御装置は、
    前記端末から外部アクセスポイントの情報を収集する収集部と、
    前記収集部にて収集された外部アクセスポイントの情報を基に、前記アクセスポイントにおいて現在使用している接続チャンネルごとに、外部アクセスポイントからの干渉の有無を判断する判断部と、
    前記判断部にて干渉があると判断された接続チャンネルがある場合、当該干渉の干渉元となる外部アクセスポイントの情報を出力する出力部と、を有する無線LANシステム。
  2. 前記スキャン部は、
    アクセスポイントの情報として、当該アクセスポイントから受信した信号の電界強度の情報を少なくとも取得し、
    前記メモリ管理部は、
    前記スキャン部にて、接続する無線LANネットワーク内に存在する複数のアクセスポイントの情報が取得された場合、当該複数のアクセスポイントのうち電界強度が最も強いアクセスポイントの接続チャンネルの外部アクセスポイントの情報として、当該外部アクセスポイントの情報を格納する、請求項1に記載の無線LANシステム。
  3. 前記判断部は、
    前記アクセスポイントの現在使用している接続チャンネルごとに、外部アクセスポイントの電界強度の情報と、当該接続チャンネルと当該外部アクセスポイントの接続チャンネルとの間のチャンネル間隔の情報と、を基に、当該外部アクセスポイントからの干渉の有無を判断する、請求項2に記載の無線LANシステム。
  4. 前記メモリ管理部は、
    同一の外部アクセスポイントの情報を既に格納している場合、前記スキャン部にて取得された電界強度が既に格納している電界強度よりも強い場合、前記スキャン部にて取得された情報を上書きする、請求項2または3に記載の無線LANシステム。
  5. 端末と、無線LANネットワーク内で前記端末と無線LAN通信を行うアクセスポイントと、前記アクセスポイントとの有線LAN通信を介して前記端末と通信する制御装置と、を有してなる無線LANシステムによるサイトサーベイ方法であって、
    前記端末が、接続する無線LANネットワーク内に存在するアクセスポイントとのリンク確立時にスキャン処理を実行し、周辺のアクセスポイントの情報を取得するスキャンステップと、
    前記端末が、前記取得されたアクセスポイントの情報のうち、接続する無線LANネットワークとは異なる無線LANネットワーク内に存在するアクセスポイントの情報を、リンクを確立するアクセスポイントにおいて端末との無線LAN通信に使用する接続チャンネルの外部アクセスポイントの情報としてメモリに格納する格納ステップと、
    前記制御装置が、前記端末から外部アクセスポイントの情報を収集する収集ステップと、
    前記制御装置が、前記収集された外部アクセスポイントの情報を基に、前記アクセスポイントにおいて現在使用している接続チャンネルごとに、外部アクセスポイントからの干渉の有無を判断する判断ステップと、
    前記制御装置が、干渉があると判断された接続チャンネルがある場合、当該干渉の干渉元となる外部アクセスポイントの情報を出力する出力ステップと、を有するサイトサーベイ方法。
  6. 前記スキャンステップでは、
    アクセスポイントの情報として、当該アクセスポイントから受信した信号の電界強度の情報を少なくとも取得し、
    前記格納ステップでは、
    前記スキャン部にて、接続する無線LANネットワーク内に存在する複数のアクセスポイントの情報が取得された場合、当該複数のアクセスポイントのうち電界強度が最も強いアクセスポイントの接続チャンネルの外部アクセスポイントの情報として、当該外部アクセスポイントの情報を格納する、請求項5に記載のサイトサーベイ方法。
  7. 前記判断ステップでは、
    前記アクセスポイントの現在使用している接続チャンネルごとに、外部アクセスポイントの電界強度の情報と、当該接続チャンネルと当該外部アクセスポイントの接続チャンネルとの間のチャンネル間隔の情報と、を基に、当該外部アクセスポイントからの干渉の有無を判断する、請求項6に記載のサイトサーベイ方法。
  8. 前記格納ステップでは、
    同一の外部アクセスポイントの情報を既に格納している場合、前記取得された電界強度が既に格納している電界強度よりも強い場合、前記取得された情報を上書きする、請求項6または7に記載のサイトサーベイ方法。
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