JP2010205233A - 切替機、制御プログラム、切替方法、および切替プログラム - Google Patents

切替機、制御プログラム、切替方法、および切替プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】使用者が現在操作中のサーバがラック内の何番目に搭載されているかを容易に判別することができるようにする。
【解決手段】切替スイッチ101が押されると、切替部130はエミュレーション部120へ第1の通知を送出し、エミュレーション部120で生成された、第1の出力情報に基づくキーコードを、入力ポート112を経由して切替元のサーバへ送る。次に、切替部130は、エミュレーション部120へ第2の通知を送出し、エミュレーション部120で生成された、第2の出力情報に基づくキーコードを、入力ポート111を経由して切替先のサーバへ送る。各サーバは、キーボード22からの入力を監視し、該入力が第1の出力情報に基づくキーコードと一致すると、UIDランプを消灯させ、該入力が第2の出力情報に基づくキーコードと一致すると、UIDランプを点灯させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、1台の入出力デバイスを複数台のサーバで使用するための切替機に関する。
コンピュータシステムには、設置スペースの有効活用のために、ラックに複数台のサーバを搭載して運用するものがある。このようなシステムは通常、複数台のサーバと、1台のディスプレイ、キーボード/マウスなどの入出力デバイスと、切替機と、で構成されている(例えば、特許文献1参照)。ここで、切替機は、ディスプレイやキーボード/マウスなどの1台の入出力デバイスを複数のサーバで共用して使用するためのものである。切替機は、サーバからの入出力デバイスを接続するための複数の入力ポートと、各入力ポートに対応した切替スイッチと、共用する入出力デバイスを接続するためのコモンポートと、複数の入力ポートの中から切替スイッチにより指定された入力ポートとコモンポートとを接続するための切替部とを有する。切替部は、切替スイッチが押されることで、該当する入力ポートとコモンポートとを接続する。これにより、作業者は複数台のサーバを1台の入出力デバイスで操作することが可能となる。
ところで、この切替機は一般に各入力ポートとコモンポート間とを接続するだけのものであり、ラック内の何番目に搭載されているサーバが切替機の何番目の入力ポートと接続されているかを外的に判別するための手段は持っていない。従来、開発作業において複数台のサーバをラックに搭載し、切替機を使用して作業している場合、評価などではOS(Operating System)の起動中にサーバ上の電源ボタンやリセットボタンを強制的に押すとか、ランニング中にRAID(Redundant Arrays of Independent Disks)構成されているハードディスク(HDD)を強制的に1台引き抜くとかなど、画面上で操作しつつサーバの物理的な箇所にアクションを起こすことがある。この場合、作業者はラック内の何番目のサーバを現在操作しているかを常に意識する必要がでてくる。しかしながら、切替機は現在操作中のサーバがラック内の何番目の位置に搭載されているかを外的に判断する手段を持たないため、作業者はこの様な評価を実施する場合には、切替機とサーバ間とのケーブルをたどり、目視による確認が必要であった。
これは、ラック内のサーバと切替機の入力ポートとの接続情報を、例えばあらかじめメモ書きしたりすることで解決できるように思われる。しかし開発作業においては、定期的に新機種のサーバがリリースされてくる。この場合、新機種リリースのたびに入力ポートに接続されているサーバが変更となる。更に加えると、サーバの高さは全てが同じではないため、新機種サーバの高さによっては、今までラックに搭載されていたサーバ位置を複数台分変更して、新機種サーバ用のスペースを確保しなければならないことがあり、この場合、新機種サーバだけでなく今まで使用していた複数のサーバに関しても、切り替え機と入力ポートとの接続情報が変更となるケースが発生する。このように、切替機の入力ポートとの接続情報をメモ書きしても、そのアップデート作業が頻繁に必要となってくるため、決定的な解決手段とはならなかった。
ところで、一般に切替機とサーバとを接続しているケーブルは切替機とサーバの背面に位置することが多い。このため、切替機とサーバ間とのケーブルをたどるためには一度ラックの背面に回り確認する必要がある。また、開発作業においては、インストールするOSやアプリケーションなどの評価環境が同じであり、操作画面はどのサーバでもほぼ同じである。そのため、作業者は画面からどのサーバを操作しているか違いが分かりにくい。また、開発時の評価機サーバは筐体外観のロゴや装置名称などの表示がまだ無いものも多く外観上の違いも分かりにくい。このような切替機に接続されているサーバが定期的に変更となり、かつ操作画面や装置外観からの違いが判別しにくいような構成でサーバを使用しているケースでは、作業者はラック背面に回り切替機とサーバ間とのケーブルをたどり目視確認した後、ラック前面に戻った際にラック内の実際のサーバ位置を見誤る可能性が高くなる。
従来、切替機においては実際に使用しているサーバの位置を容易に判別する手段が無いために、例えば、評価作業においては画面上で操作しつつ、サーバの物理的な箇所にアクションを起こすような場合があるが、サーバ位置を見誤ったために異なるサーバに対してアクションを起こしてしまい、最悪の場合には評価がやり直しになることがあるなど作業効率が悪かった。
特開2006−127252号公報
本発明の目的は、使用者が現在操作中のサーバがラック内の何番目に搭載されているかを容易に判別することができる切替機および制御プログラムを提供することにある。
切替機の切替部は、1台の入出力デバイスと複数台のサーバとの接続を切替える従来の機能のほかに、切替機が入力ポートの変更(接続先サーバの変更)を行う場合、切替前のサーバと切替後のサーバに対してそれぞれ、所定の入出力デバイスの、第1、第2の入出力デバイス情報を出力するエミュレーション機能を持つ。
切替機に接続された各サーバには、制御プログラムが組み込まれている。この制御プログラムはエミュレーション機能がサポートしている入出力デバイスの入力を常に監視し、切替機から第1の入出力デバイス情報に一致する入出力デバイス入力を確認した場合、サーバに実装されている、サーバが操作中であることを外的に判別する手段、例えばユニットIDランプ(UIDランプ))を消灯させ、切替機から第2の入出力デバイス情報に一致する入出力デバイス入力を確認した場合、サーバのユニットIDランプを点灯させる機能を持つ。
これにより、切替機で操作中のサーバは、サーバが操作中であることを外的に判別する手段が常に点灯することになり、使用者は現在操作中のサーバがラック内の何番目に搭載されているかを容易に判別することができる。
サーバが操作中であることを外的に判別する手段を、切替機の入力ポートの切替タイミングと連動して消灯/点灯することで、現在操作中のサーバを外的に判別することが可能となる。また、開発作業における評価の際、評価環境が同じことによる操作画面上の違いが分かりにくいことや、サーバ筐体外観の違いが分かりにくいことによるサーバの搭載位置を見誤ることによる、評価の操作ミスなどの問題も本発明により解決することが可能となる。
図1は本発明の一実施形態の切替機を含むコンピュータシステムの概観図である。 図2は切替機の背面図である。 図3は切替機のブロック図である。 図4は切替部の処理の流れを示すフローチャートである。 図5はUIDランプ制御プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、ラック4にはサーバ1、2、3と、切替機10が搭載されている。各サーバ1、2、3の前面と背面にはそれぞれユニットIDランプ1a、2a、3aが設置されている。UIDランプ1a、2a、3aは、スイッチやソフトウェアからの指示で点灯/消灯を行うことのできるランプであり、サーバなどの製品には主に保守用として実装されているものである。ラック4の横にはディスプレイ21、キーボード22、マウス23が設置されている。
切替機10は、図1、2、3に示すように、複数の入力ポート111、112、113と、コモンポート114と、切替スイッチ101、102、103と、エミュレーション部120と、切替部130と、で構成されている。また、入力ポート111、112、113とコモンポート114についてはディスプレイコネクタと、キーボードコネクタと、マウスコネクタなどで構成されている。
入力ポート111、112、113はそれぞれサーバ1〜3を、ディスプレイ21、キーボード22、マウス23などコンソールで使用する入出力デバイスに接続するためのコネクタ群である。それぞれのサーバ1、2、3からの、ディスプレイ21、キーボード22、マウス23用のケーブルが入力ポート111、112、113に接続されている。
コモンポート114は、サーバ1〜3にて共用で使用する入出力デバイスを接続するためのコネクタ群であり、ディスプレイ21、キーボード22、マウス23と接続されている。
切替スイッチ101、102、103は、それぞれ入力ポート111、112、113に対応したスイッチであり、切替部130に接続されている。使用者がサーバを切替たい場合には、切替先のサーバに対応するスイッチ101、102、103のいずれかを押すことで、対応する入力ポートのサーバとコモンポート114とが接続され、コモンポート114とのコンソールで当該サーバを操作することが可能となる。
エミュレーション部120は、図3(2)に示すように、キーボード22のエミュレーションプログラム121と、2つの出力情報を格納するための出力情報記憶エリア122とを有している。ここでは、出力情報122−1と出力情報122−2が格納されているものとする。これは外部から任意に設定することができる。エミュレーションプログラム121は、切替部130から第1の通知があった場合、出力情報記憶エリア122内の出力情報122−1をサーチし、この内容に基づき対象デバイス(キーボード)の出力データを生成し、切替部130に送出する。また、エミュレーションプログラム121は、切替部130から第2の通知があった場合、出力情報記憶エリア122内の出力情報122−2をサーチし、この内容に基づき対象デバイス(キーボード)の出力データを生成し、切替部130に送出する。
切替部130は、図3(3)に示すように、有効/無効情報132と停止情報133からなる機能設定エリア131を有する。有効/無効情報132には、サーバ1〜3に実装されている後述するプログラムからの、エミュレーション機能の有効/無効を示す情報が格納され、例えば、無効を示す場合には、”FFh“が設定され、有効を示す場合には”00h“が設定される。また、停止情報133は例えば、8ビットで構成されており、最上位ビットから順にサーバ1,2,3に対する停止ビットとして割り当てられているものとする。これら停止ビットが全て立つことで、後述するプログラムが本機能を停止する判断情報となる。
切替部130は、切替スイッチが押された場合、図4に示す処理を行う。まず、機能設定エリア131の有効/無効情報132にエミュレーション機能が有効(00h)に設定されているか否か判定する(ステップ201)。有効に設定されていた場合、出力情報122−1の内容を確認し、エミュレーション機能120と接続する対象デバイスとしてキーボードを確認する(ステップ202)。そして、入力ポートの一部機能(キーボード)についてコモンポート114との接続からエミュレーション部120との接続に接続を変更する(ステップ203)。次に、エミュレーション部120に第1の通知を出す(ステップ204)。エミュレーション部120からの情報(キーボードの出力データ)を今まで接続されていた入力ポートのサーバへ送出する(ステップ205)。そして、出力情報122−2の内容を確認し、エミュレーション機能120と接続する対象デバイスとしてキーボードを確認する(ステップ206)。次に、切替スイッチが押された入力ポートとコモンポート114とを接続する。ここで、入力ポートの一部機能(キーボード部)についてはエミュレーション部120と接続を行う(ステップ207)。次に、エミュレーション部120に第2の通知を出す(ステップ208)。エミュレーション部120からの情報(キーボードの出力データ)を切替スイッチが押された入力ポートのサーバに送出する(ステップ209)。最後に、エミュレーション部120と接続している入力ポートの一部機能(キーボード部)を入力ポートとコモンポート114間の接続に戻す(ステップ210)。
ここでステップ201において、機能設定エリア131の有効/無効情報132にエミュレーション機能が無効(FFh)に設定されていた場合には、切替部130はエミュレーション部120とは一切接続せず、従来の切替機と同様に今まで接続していた入力ポートとコモンポート114との接続から切替スイッチが押された入力ポートとコモンポート114との接続へとすみやかに切替を行う(ステップ211)。
また、各サーバ1〜3には、制御プログラムが組み込まれている。このプログラムは切替機10内のエミュレーション部120が出力する情報の基となる出力情報122−1、122−2をエミュレーション部120に設定する機能と、切替機10内の機能設定エリア131に情報を書き込み、本機能の有効/無効および停止の制御を行う機能と、エミュレーション部120がサポートしているデバイスからの入力を常に監視し、この入力が出力情報122−1、122−2から生成された情報と一致した場合には、当該サーバが現在操作中か否かを外的に判別することができる手段である、例えばUIDランプを点灯または消灯する機能と、を持つ。
図5はこのプログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
まず、各サーバ1〜3内の制御プログラムは、まず本機能を有効にしたい場合にステップ302の処理に進む(ステップ301)。次に、制御プログラムは切替機130の機能設定エリア131の有効/無効情報132をチェックし、設定が「有効」となっているかを確認する(ステップ302)。ここで、設定が「有効」となっていた場合、他のサーバに組み込まれている制御プログラムが既に本機能の設定を行ったものとして、出力情報122−1,122−2の情報を読み込み、この情報を基に自身が監視するデバイス(キーボード)と出力情報を設定する(ステップ303)。また、この設定が無効となっていた場合、まだどのサーバも本機能の設定をしていないものとして、自身が監視するデバイス(キーボード)を示す情報と出力情報を出力情報122−1、122−2に書き込んだ後、機能設定エリア131の有効/無効情報132を有効に設定する(ステップ304)。そして、対象となるデバイス(キーボード)について入力情報の監視を行う(ステップ305)。ここで、本機能を停止させる場合、あるいは機能設定エリア131の停止情報133内の何れかの停止ビットが立っていた場合にはステップ311へ移行し、それ以外はステップ307へ移行する(ステップ306)。対象デバイスの監視中に、対象デバイスからの入力情報が出力情報122−1から生成された情報と一致した場合(ステップ307)。サーバのUIDランプを消灯する(ステップ308)。また、対象デバイスからの入力情報が出力情報122−2から生成された情報と一致した場合(ステップ309)。サーバのUIDランプを点灯する(ステップ310)。
また、本機能を停止させる場合、あるいは機能設定エリア131内の停止情報133の何れかの停止ビットが立っていた場合にはステップ311に移行し、停止情報133内の、自サーバに対応する停止ビットを立てる(ステップ311)。次に、サーバのUIDランプを消灯させる(ステップ312)。その後、機能設定エリア131の停止情報133内の停止ビットが切替機10に接続されている全てのサーバ分立った場合(ステップ313)には、本処理を終了する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
前記したように、切替機10について、入力ポート111にはサーバ1が接続され、切替スイッチ101が対応し、入力ポート112にはサーバ2が接続され、切替スイッチ102が対応し、入力ポート113にはサーバ3が接続され、切替スイッチ103が対応している。
次に、サーバ内の制御プログラムは、サーバ1の制御プログラムが機能設定エリア131に機能有効を設定し、また出力情報122−1には、監視するデバイスとしてキーボードを示す情報と200msの期間に矢印キーで”→←→←”の情報を送出することを示す情報を格納し、出力情報122−2には、監視するデバイスとしてキーボードを示す情報と200msの期間に矢印キーで“→→←←”の情報を送出することを示す情報を格納する。なお、この情報は操作中のサーバにて影響の無いデータになるよう、使用者によって判断され登録されたものとする。また、サーバ2、3の制御プログラムは、サーバ1が既に設定した出力情報122−1、122−2の情報を読み込み、監視対象デバイスがキーボードであり、かつ200msの期間に矢印キーで”→←→←”の情報と200msの期間に矢印キーで“→→←←”の情報を監視している。
そして、機能設定エリア131の停止情報133に関しては、切替機に接続しているサーバはサーバ1〜3の3台のみであり、ビット7にサーバ1、ビット6にサーバ2、ビット5にサーバ1が割り当てられていることを、各サーバ内の制御プログラムは認識しているものとする。
ここで、使用者は今まで入力ポート112に接続されたサーバ2を操作していたが、切替スイッチ101を押して、サーバ1に切替える場合について説明する。
切替スイッチ101が押されると、切替部130は機能設定エリア131の機能有効/無効情報132が機能有効(00h)であることを確認する。次に、切替部130は出力情報122−1の情報を確認し、対象デバイスがキーボードであることを認識した後、入力ポート112のキーボード部についてエミュレーション部120と接続する。そしてエミュレーション部120に第1の通知を送出する。エミュレーション部120のエミュレーションプログラム121は第1の通知を受け取ると出力情報記憶エリア122内の出力情報122−1をサーチして、この情報から200msの期間に矢印キーで“→←→←”の情報を送出するためのキーコードを生成して切替部130を経由して入力ポート112のサーバ2へ送る。
次に、切替機130は、出力情報122−2の情報を確認し、対象デバイスがキーボードであることを認識した後、サーバ1が接続されている入力ポート111のディスプレイ21とマウス23のデバイスとコモンポート114間を接続する。そして、入力ポート111のキーボードについてはエミュレーション部120と接続した後、エミュレーション部120に第2の通知を送出する。エミュレーション部120のエミュレーションプログラム121は第2の通知を受け取ると出力情報記憶エリア122内の出力情報122−2をサーチして、この情報から、200msの期間に矢印キーで“→→←←”の情報を送出するためのキーコードを生成して切替部130を経由して入力ポート111のサーバ1へ送る。
ここで、サーバ2の制御プログラムは、キーボードからの入力を監視しており、出力情報122−1の情報である200msの期間に矢印キーで“→←→←”の情報を検出した場合、サーバ内のユニットIDランプ2aを消灯させる動作を行う。同様に、サーバ1の制御プログラムは、キーボード22からの入力を監視しており、出力情報122−2の情報である200msの期間に矢印キーで“→→←←”の情報を検出した場合、サーバ内のユニットIDランプ1aを点灯させる動作を行う。
また、例えばサーバ1の制御プログラムが本機能を停止させたい場合には、機能設定エリア131の停止情報133中のサーバ1の停止ビットを立てる(停止情報133のビット7を書き込むため“10000000”=80hが書き込まれる)。次に、サーバ1のUIDランプ1aを消灯させる。そして、機能設定エリア131の停止情報133をチェックしてサーバ2、3に該当するビット6、5の停止ビットが立っていなければ、再度ステップ305→306→311へと移行して全ての停止ビットが立つまで待つ。ここで、サーバ2の制御プログラムは機能設定エリア131の停止情報133が80hになったことを確認すると、ステップ311にてサーバ2の停止ビットであるビット6を立てる(停止情報133のビット6を書き込む、ここでビット7は既に立っているため“11000000”=C0hとなる)。また、サーバ3の制御プログラムも同様に機能設定エリア131の停止情報133の停止ビットが立っていることを確認すると、ステップ311にてサーバ3の停止ビットであるビット5を立てて書き込む。こうして、全ての停止ビットが書き込まれるとサーバ1〜3内の制御プログラムは処理を終了する。
このように、切替機10の切替スイッチを押すと、実際に使用しているサーバのUIDランプが点灯することになるため、使用中のサーバを容易に判別することが可能となる。
次に、本発明の他の実施の形態を説明する。
本実施の形態では、エミュレーション機能としてキーボード22のエミュレーションとして各サーバに対して入出力デバイス情報を送った。これをマウス23のエミュレーション機能とし、ソフトウェアからマウス23の動作を各出力情報122−1、122−2に設定し、サーバ1〜3上のUIDランプ1a、2a、3aを点灯/消灯させるようにしてもよい。
本実施の形態では、エミュレーション機能としてキーボードのエミュレーションとして各サーバに対して入出力デバイス情報を送っていた。これをキーボード22とマウス23のエミュレーション機能を別途持ち、ソフトウェアからキーボード22とマウス23の動作について、個別または複合した動作を各出力情報122−1、122−2に設定して、サーバ1〜3上のUIDランプ1a、2a、3aを点灯/消灯させるようにしてもよい。
本実施の形態では、サーバ1〜3上のUIDランプ1a、2a、3aを点灯/消灯させることで、現在操作中のサーバを切替機10で外的に判別することを可能にした。これを別の機構(例えば、サーバに新しく使用中を示すランプを設ける、または、電源オンのランプ)を制御し、現在操作中のサーバを判別できるようにしてもよい。
本実施の形態では、サーバ1〜3内のエミュレーション機能から送出する情報である出力情報122−1,122−2を共通の情報として2つのみ設定していたが、各サーバごとの個別のデータとしてサーバ1用の出力情報、サーバ2用の出力情報、サーバ3用の出力情報と、複数個設定できるようにしてもよい。
本実施の形態では、各サーバにソフトウェアを持っていたが、これらの機能についてサーバのBMC(Baseboard Management Controller)の機能の一部として組み込み、サーバ管理のための一般的な技術であるIPMI(Intelligent Platform Management Interface)から制御できるようにしてもよい。
なお、切替機10の機能は、その機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行するものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM等の記録媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク装置等の記憶装置を指す。さらに、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、インターネットを介してプログラムを送信する場合のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体もしくは伝送波)、その場合のサーバとなるコンピュータ内の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものを含む。
1〜3 サーバ
1a、2a、3a ユニットIDランプ
4 ラック
10 切替機
21 ディスプレイ
22 キーボード
23 マウス
101〜103 切替スイッチ
111〜113 入力ポート
114 コモンポート
120 エミュレーション部
121 エミュレーションプログラム
122 出力情報記憶エリア
122−1、122−2 出力情報
130 切替部
131 機能設定エリア
132 有効/無効情報
133 停止情報
201〜211、301〜313 ステップ

Claims (9)

  1. 各サーバが接続される複数の入力ポートと、
    1台の入出力デバイスが接続されるコモンポートと、
    それぞれ各入力ポートに対応した複数の切替スイッチと、
    第1の出力情報と第2の出力情報が格納されている出力情報記憶エリアと、前記出力情報記憶エリアからそれぞれ第1の出力情報または第2の出力情報を読み込み、該出力情報に基づいて所定の入出力デバイスの入出力デバイス情報を生成し、出力するエミュレーションプログラムと、を含むエミュレーション部と、
    前記エミュレーション部のエミュレーション機能の有効/無効を示す情報が設定される機能設定エリアを含み、前記切替スイッチが押されたとき、前記機能設定エリアに無効の情報が設定されていた場合、今まで前記コモンポートに接続されていた入力ポートに代えて、押された切替スイッチに対応する入力ポートを前記コモンポートに接続し、前記機能設定エリアに有効を示す情報が設定されていた場合、前記エミュレーション部に、前記第1の出力情報に基づく入出力デバイス情報を送付するように通知し、該入出力デバイス情報を、今まで前記コモンポートに接続されていた入力ポートから、該入力ポートに接続されているサーバに送信し、次に、前記エミュレーション部に、前記第2の出力情報に基づく入出力デバイス情報を送付するように通知し、該入出力デバイス情報を、押された切替スイッチに対応する入力ポートから、該入力ポートに接続されているサーバに送信し、最後に、今まで前記コモンポートに接続されていた入力ポートに代えて、押された切替スイッチに対応する入力ポートを前記コモンポートに接続する切替部と、
    を有する切替機。
  2. 前記切替部は、前記切替機に接続されたサーバから送信された第1の出力情報と第2の出力情報を前記エミュレーション部の出力情報記憶エリアに格納し、また前記切替機に接続されたサーバから送信された、前記エミュレーション機能の有効/無効を示す情報を前記機能設定アリアに設定する、請求項1に記載の切替機。
  3. 前記第1および第2の出力情報がサーバ間で共通である、請求項1または2に記載の切替機。
  4. 前記第1および第2の出力情報がサーバごとに存在する、請求項1または2に記載の切替機。
  5. 請求項1に記載の切替機に接続されたサーバで実行される制御プログラムであって、
    前記所定の入出力デバイスからの入力を監視する手順と、
    使用者が前記切替スイッチを押した後、前記切替機から送られてきた、前記第1の出力情報に基づく入出力デバイス情報に一致する入力を確認した場合、自サーバが操作中であるか否かを外的に判別するための手段を消灯させ、また前記切替機から送られてきた、前記第2の出力情報に基づく入出力デバイス情報に一致する入力を確認した場合、前記手段を点灯させる手順と、
    をサーバに実行させる制御プログラム。
  6. 前記切替機内の前記エミュレーション部に前記第1および第2の出力情報設定する手順と、前記切替機内の前記機能設定エリアに、前記エミュレーション機能の有効/無効を設定する手順を、サーバにさらに実行させる、請求項5に記載の制御プログラム。
  7. 前記切替機内に設定された、各サーバ毎の停止 情報 を監視し、全ての停止ビットが、前記ミュレーション機能の停止を示すと処理を停止する、請求項5または6に記載の制御プログラム。
  8. 各サーバが接続される複数の入力ポートと、1台の入出力デバイスが接続されるコモンポートと、それぞれ各入力ポートに対応した複数の切替スイッチと、を有する切替機において、前記切替スイッチが押されると、前記入力ポートと前記コモンポートの接続を切替える切替方法であって、
    前記切替スイッチが押されたとき、エミュレーション機能が無効の場合、今まで前記コモンポートに接続されていた入力ポートに代えて、押された切替スイッチに対応する入力ポートを前記コモンポートに接続し、
    前記エミュレーション機能が有効の場合、
    第1の出力情報に基づく入出力デバイス情報を生成し、該入出力デバイス情報を、今まで前記コモンポートに接続されていた入力ポートから、該入力ポートに接続されているサーバに送信し、
    第2の出力情報に基づく入出力デバイス情報を生成し、該入出力デバイス情報を、押された切替スイッチに対応する入力ポートから、該入力ポートに接続されているサーバに送信し、
    今まで前記コモンポートに接続されていた入力ポートに代えて、押された切替スイッチに対応する入力ポートを前記コモンポートに接続する、
    切替方法。
  9. 各サーバが接続される複数の入力ポートと、1台の入出力デバイスが接続されるコモンポートと、それぞれ各入力ポートに対応した複数の切替スイッチと、を有する切替機において、前記切替スイッチが押されると、前記入力ポートと前記コモンポートの接続を切替えることをコンピュータに実行させるための切替プログラムであって、
    前記切替スイッチが押されたとき、エミュレーション機能が無効の場合、今まで前記コモンポートに接続されていた入力ポートに代えて、押された切替スイッチに対応する入力ポートを前記コモンポートに接続する手順と、
    前記エミュレーション機能が有効の場合、
    第1の出力情報に基づく入出力デバイス情報を生成し、該入出力デバイス情報を、今まで前記コモンポートに接続されていた入力ポートから、該入力ポートに接続されているサーバに送信する手順と、
    第2の出力情報に基づく入出力デバイス情報を生成し、該入出力デバイス情報を、押された切替スイッチに対応する入力ポートから、該入力ポートに接続されているサーバに送信する手順と、
    今まで前記コモンポートに接続されていた入力ポートに代えて、押された切替スイッチに対応する入力ポートを前記コモンポートに接続する手順と、
    をサーバに実行させる切替プログラム。
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