JP2010204179A - レーザポインタシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の遠隔操作機能付きレーザポインタが単一の受信機に正しく認識されそれぞれのレーザポインタが好適に受信機と交信し得るシステムを提供する。
【解決手段】パーソナルコンピュータやその他の情報処理装置に接続する単一のレシーバ5が、前記情報処理装置が有する表示画面の変更等の遠隔操作を行い得る複数のレーザポインタ1のうち前記ID設定が行なわれていない何れか一のレーザポインタ1からの前記ID要求信号を受信してから当該一のレーザポインタ1に対する前記ID設定が終了するまでは、他のレーザポインタ1からのID要求信号の受信を拒否するように構成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザ光をスクリーン等に照射することができ、またプレゼンテーション用のパーソナルコンピュータ等に所要の指令を与えることができるレーザポインタに関する。
従来、プレゼンテーションや会議等の場で使用され、プロジェクタやOHP等によりスクリーンに投射した画面の一部をレーザ光で指示するレーザポインタが周知である。
また、単にレーザ光を照射するのみならず、パーソナルコンピュータやその他の情報処理装置側と無線交信して表示画面の変更等の遠隔操作を行い得るものも開発されている。斯かるレーザポインタの具体的な一例としては、ペン型の筐体にレーザ照射用の操作部(押下ボタン)、ページ送り指令用の操作部、及びページ戻し指令用の操作部が設けられており、各操作部を操作することで、レーザ光を照射したり、情報処理装置にページ送りまたはページ戻し指令のみならず、マウスと同様の指令を与えたりすることができるといったレーザポインタを挙げることができる。
また、上述した構成のものにおいては、複数の遠隔操作機能付きレーザポインタ等を単一の受信機に対して通信可能として、プレゼンテーションの場では演者以外の使用者が情報処理装置に上述のようなマウス機能をも含む指令を与え得るようなシステムも考案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−162024号公報
ここで、レーザポインタを受信機に対して遠隔操作可能に認識させる際にはレーザポインタが受信機が有しているIDを受信するというID設定という作業を要する。しかしながら、複数のレーザポインタが単一の受信機に対してID設定を行う場合は、前記IDが所要のレーザポインタ以外のレーザポインタに受信されてしまい所要のレーザポインタが正しく認識されないといった、所謂混信が起こってしまうという不具合が考えられる。
また上記混信は同じシステム内のみに起こるものとは限らない。すなわち、レーザポインタからのID要求信号が他の同様のシステムに供されている受信機に受信されてしまい、その後他のシステムのプレゼンテーションの進行に不具合を与えてしまったりするということも起こり得ると考えられる。他方、他のプレゼンテーションに供されようとしているレーザポインタが誤って受信機から送信されるIDを受信してしまうと、他のプレゼンテーションに係る遠隔操作を受信機が受けてしまうことにより、当該受信機を擁するプレゼンテーションの進行自体に支障を来たしてしまうといった事態も勿論想定されることとなる。
本発明は、このような不具合に着目したものであり、マウス機能等を有する複数の遠隔操作機能付きレーザポインタが単一の受信機に正しく認識されそれぞれのレーザポインタが好適に受信機と交信し得るシステムを提供することを目的としている。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。すなわち本発明に係るレーザポインタシステムは、パーソナルコンピュータやその他の情報処理装置に接続する単一の受信機と前記情報処理装置が有する表示画面の変更等の遠隔操作を行い得る複数のレーザポインタとを有し、前記レーザポインタから発せられたID要求信号を前記受信機が受信することによるID設定を順次行うことによって、前記受信機と前記ID設定を行った複数の前記レーザポインタとがそれぞれ無線交信して前記遠隔操作を行うものであって、前記受信機が、前記複数のレーザポインタのうち前記ID設定が行なわれていない何れか一のレーザポインタからの前記ID要求信号を受信してから当該一のレーザポインタに対する前記ID設定が終了するまでは、他のレーザポインタからのID要求信号の受信を拒否するように構成されていることを特徴とする。
このようなものであれば、複数のレーザポインタと受信機との通信が混信してしまうという不具合、具体的にはID要求信号を送信したレーザポインタとは別のレーザポインタに対してIDが送信されてしまうといった不具合を有効に回避することができる。さらに他の同様のシステムに供されるレーザポインタへIDが送信されてしまうといった他の同様のシステムとの混信も有効に抑制することが可能となる。
速やかなID設定を行って簡潔且つ迅速に多数のレーザポインタのID設定を行い得るものとするためには、受信機を前記ID要求信号を受信し得るID要求待ち状態とするためのID要求ボタンを有するものとし、当該ID要求ボタンが押圧された後、前記ID要求待ち状態を継続するID要求待ち時間を所定時間内に設定することが望ましい。具体的には、当該所定時間を8秒〜12秒に設定することが好ましい。所定時間が8秒よりも短い時間であれば、使用者のID設定に係る作業が間に合わずに作業のやり直し等の煩雑な動作を招来するものとなり、12秒を超えると、一のレーザポインタのID設定に要する時間が長くなってしまい、複数のレーザポインタのID設定に多くの時間を要するものとなってしまう。
特に、他の同様のシステムとの混信をさらに有効に回避するためには、レーザポインタと前記受信機とが前記ID設定を行い得る距離を、前記レーザポインタが前記遠隔操作を行い得る距離よりも短い距離に設定することが望ましい。そして、ID設定の動作を使用者の明確な意志に基づいた動作でのみ行わせるよう促すための具体的な構成として、ID設定を行い得る距離を、おおそよ一人の使用者が受信機のある場所で行えるような距離である、0.3〜1.2mに設定しておくことが望ましい。ここで上述した距離が0.3m以下であればレーザポインタの位置がID設定し得る範囲外となり易くなってしまうのでID設定を煩雑なものに思わせてしまうおそれがある。他方1.3m以上であれば、上述した混信の可能性を十分に低減し得るものではなくなってしまうものとなる。
そして受信機を、前記複数のレーザポインタに対してそれぞれ同一のIDを送信するものとすれば、他のシステムを構成する受信機とは異なるIDとし易い構成となり、他のシステムとの混信をシンプルな構成を用いて有効に回避し得るものとなる。
そしてさらに簡潔且つ迅速に多数のレーザポインタのID設定を行い得るものとするためには、前記レーザポインタを前記ID要求信号を送信するためのID要求送信ボタンを有するものとして、当該ID要求送信ボタンが押圧されてから前記受信機から送信されるIDを受信し得る時間が一定時間以内に設定することが望ましい。
具体的には、当該一定時間を1秒〜3秒に設定することが好ましい。すなわち、一定時間が1秒よりも短い時間であれば、何らかの要因で受信機が前記ID要求信号を受信出来ずにID設定作業のやり直し等の煩雑な動作を招来するものとなり、3秒を超えると、一のレーザポインタのID設定に要する時間がやはり長くなってしまい、複数のレーザポインタのID設定に多くの時間を要するものとなってしまう。
本発明によれば、複数のレーザポインタと受信機との通信が混信してしまうという不具合、具体的にはID要求信号を送信したレーザポインタとは別のレーザポインタに対してIDが送信されてしまうといった不具合を有効に回避することができるレーザポインタシステムを提供することが可能となる。同時に、他の同様のシステムに供されるレーザポインタへIDが送信されてしまうといった他の同様のシステムとの混信も有効に抑制することを可能としたレーザポインタシステムを提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るレーザポインタシステムを示す外観図。 同システムに供されるレーザポインタの外観図。 同正面図。 同左側面図。 同右側面図。 同システムに供される受信機の外観図。 同システムにおけるID設定を説明するためのフロー図。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
プレゼンテーションや会議等の場で用いられる本実施形態に係るレーザポインタシステムSは、図1に示すように、複数のレーザポインタ1を用いながら、スライドやページ等を表示したり、画像及び/または音声を再生したり、録画/録音したりするための情報処理装置6を使用する。情報処理装置6は、具体的にはパーソナルコンピュータ、多機能型のテレビジョン受像器、ディスク再生装置や記録装置等であり、図1に示しているように、必要に応じてプロジェクタ7、モニタ、アンプ及びスピーカ、カメラ、マイク等の機器を接続する。また、情報処理装置6には、レーザポインタ1から発信される無線信号を受信する単一の受信機たるレシーバ5を接続する。
すなわち本実施形態に係るレーザポインタシステムSは、同図に示すように、パーソナルコンピュータやその他の情報処理装置6に接続するレシーバ5と情報処理装置6が有する表示画面の変更等の遠隔操作を行い得る複数のレーザポインタ1によって構成され、会議や研究発表等のプレゼンテーションの場においては、演者のみならず、他のメンバーによっても、表示画面の変更等の遠隔操作を行うことができるものである。そのため、当該プレゼンテーションの進行のみならず、その後のディスカッションにおいて表示画面の変更が頻繁に行なわれる場合であっても、複数のメンバーによる速やかな表示画面の変更を可能なものとして、プレゼンテーションを含む会合全体の流れをスムーズに進行させ得るものとなっている。なお、ID設定を経たレーザポインタ1がレシーバ5と交信して遠隔操作を行い得る最大距離は、本実施形態では一例として30mに設定している。
そして本実施形態では、このように複数のレーザポインタ1がレシーバ5に対して同様に通信して、情報処理装置6の操作を行わせるために、レーザポインタ1から発せられたID要求信号をレシーバ5が受信することによるID設定を、順次行っていくという作業を行うものである。そうすることにより、レシーバ5と所要の数のレーザポインタ1とが前記ID設定によって容易に、それぞれ無線交信し得るものとなっている。そして本実施形態では、斯かるID設定の作業がメンバーによる明確な意志により行い得るとともに近隣の他のプレゼンテーションに供されているレーザポインタをレシーバが誤認しないよう、レーザポインタ1とレシーバ5とがID設定を行い得る距離を1m以内に設定している。
ここで、本実施形態に係るレーザポインタシステムSは、レシーバ5が、複数のレーザポインタのうち前記ID設定が行なわれていない何れか一のレーザポインタからのID要求信号を受信してから当該レーザポインタ1に対する前記ID設定が終了するまでは、他のレーザポインタ1からのID要求信号の受信を拒否するように構成されていることを特徴としている。
以下、レーザポインタシステムSを構成するレーザポインタ1、及びレシーバ5の構成、並びに当該レーザポインタ1とレシーバ5とが行うID設定の手順について、説明する。
レーザポインタ1は、図2ないし図5に示すように、使用者が把持する把持部23を有する本体2と、本体2上面に設けた照射用操作部30、指令用操作部31及び第二指令用操作部32の他、カーソル操作部33、第一クリックボタン34a、第二クリックボタン34b及び第三クリックボタン34cを主に有したものである。
本体2は、前後に伸長しつつ前後方向の中間部でなだらかに湾曲した形状をなしており、その湾曲を開始した部位から後方(使用者から見て手前方)が把持部23となる。本体2には、情報処理装置6に向けて無線信号を送出するための無線トランシーバ41、レーザ光を発振するためのレーザ素子42、トランシーバ41やレーザ素子42を制御する制御回路43等を内蔵している。これらトランシーバ41、レーザ素子42及び制御回路43等は、本体2の前半部に所在する。加えて、本体2の後半部の下方領域には、電池を収容する電池ボックス25を設けている。
照射用操作部30は、レーザ光を照射する目的で操作されるものである。他方、指令用操作部31及び第二指令用操作部32は、情報処理装置6上で実行されるソフトフェアの機能を制御する目的で操作されるものである。第二指令用操作部32に対する操作は、前記指令用操作部31に対する操作とは逆の意味を持つ。例えば、ソフトウェアが複数のスライドまたはページを順次表示するプレゼンテーションソフトである場合、指令用操作部31に対する操作はスライドまたはページを次のものに切り替える旨を意味し、第二指令用操作部32に対する操作はスライドまたはページを前のものに戻す旨を意味する。プレゼンテーションや会議等の場では、照射用操作部30及び指令用操作部31の操作頻度が比較的高く、第二指令用操作部32の操作頻度はそれよりも低いと考えられる。
さらに、本レーザポインタ1は上述の通り、本体2上面側には、無線マウス(ポインティングデバイス)としての機能をも発揮させるため、カーソル操作部33、第一クリックボタン34a、第二クリックボタン34b及び第三クリックボタン34cをさらに有している。カーソル操作部33は、そのレンズ部33aの直上に載せ置かれたユーザの指の位置を光学的に検出するためのものである。カーソル操作部33は、押下操作することもできる。カーソル操作部33の押下は既存のマウスの左ボタンのクリックを意味し、カーソル操作部33の長押しはマウスの中央ボタン(スクロールホイール)のクリックを意味する。カーソル操作部33の周囲右側にある第一クリックボタン34aはマウスの右ボタン、周囲左先端側にある第二クリックボタン34bはキーボードのAltキー及びTabキー、周囲左基端側にある第三クリックボタン34cは左ボタンのホールドに、それぞれ相当する。しかして、本レーザポインタ1は、カーソル操作部レンズ33aを撫でる指の動きに合わせてマウスカーソルを移動させる指令信号や、カーソル操作部33またはクリックボタン34a、34b、34cに加えられる操作に対応した指令信号を、情報処理端末6に向けて発信する。カーソル操作部レンズ33a及び各クリックボタン34a、34b、34cもまた、本体表面から大きく飛び出さないように構成されている。
さらに本レーザポインタ1は図4に示す本体2左側面に、情報処理端末6上で起動している、動画や音声等のコンテンツ表示・再生する所謂メディア再生ソフトウェア等の起動、再生/一時停止及び停止といった操作を行い得る起動ボタン35a、再生/一時停止ボタン35b及び停止ボタン35cをそれぞれ設けている。
そして本実施形態では、図2及び図5に示される本体2右側面に、電源スイッチ36、スクリーン切替ボタン37、そしてID要求送信ボタン38を設けている。電源スイッチ36はレーザポインタ1自体の電源のON/OFFを行うための通常のものである。スクリーン切替ボタン37は、プレゼンテーションソフトウェア等によるスライドショー実行時に押下された場合に、キーボードのBキーが押下されたのと同等の信号を発信する。結果、スクリーンの表示が黒くなる(暗転する)。元のスライド表示に戻したければ、再度スクリーン切替ボタン37を押下すればよい。
ID要求送信ボタン38は、上述のID設定を行う際に押圧することにより、レシーバ5からのIDを要求するID要求信号を無線トランシーバ41に発信させるためのものであるが、当該ID設定の操作については後に詳述する。
そして、それぞれ上述した各ボタンやスイッチ、すなわち照射用操作部30、指令用操作部31、第二指令用操作部32、カーソル操作部33、第一クリックボタン34a、第二クリックボタン34b及び第三クリックボタン34c、起動ボタン35a、再生/一時停止ボタン35b、停止ボタン35c、電源スイッチ36、スクリーン切替ボタン37、ID要求送信ボタン38は、制御回路43に電気的に接続している。すなわち照射用操作部30が操作されたとき、制御回路43はレーザ素子42を駆動してレーザ光を発振させ、これを前方に照射する。そして、他のボタンである指令用操作部31、指令用操作部31、第二指令用操作部32、カーソル操作部33、第一クリックボタン34a、第二クリックボタン34b及び第三クリックボタン34c、起動ボタン35a、再生/一時停止ボタン35b、停止ボタン35c、電源スイッチ36、スクリーン切替ボタン37、ID要求送信ボタン38が操作されたときには、制御回路43はトランシーバ41を介して所定の指令に係る信号を送信する。
なお本実施形態では、各操作部30、31、32、33、34a、34b、34cの先端即ち上端を、本体2の表面即ち上面から突出しないように位置づけている。そして、本体2の上面には、各操作部30、31、32、33の周縁に隣接する凹部21、22、33bを形成してある。凹部21、22、33bは、内周が断面視略擂鉢状をなし、各操作部30、31、32の周縁を全周に亘り包囲する。特に、照射用操作部30の周囲の凹部と指令用操作部31の周囲の凹部とは連続し、両操作部30、31を包囲する一体の凹部21となっている。この凹部21は、第二指令用操作部32の周囲の凹部22とは隔絶している。
レシーバ5は、図6に示すように、制御回路等を内蔵した筐体51から、前方に情報処理装置6に接続するための接続プラグ52(USB、IEEE1394等)を突き出させているもので、プラグ52を介して受信した信号を情報処理装置6に送るとともに情報処理装置6から給電を受ける。筐体51の上下面を一部切り欠いており、使用者がこの切欠部分54を摘んでレシーバ5を抜き差ししやすいようにしている。
そしてレシーバ5は、本実施形態では本体後端面に、複数のレーザポインタ1に対して順次ID設定を行うためのID要求待ちボタン55を設けるとともに、内部には、接続プラグを介してプラグ52を介して受信した信号を情報処理装置6に送るかレシーバ5自体がレーザポインタ1と送信するための、破線で図示する受信機側トランシーバ56とを有している。
しかして本実施形態に係るレーザポインタシステムSは、複数の上述したレーザポインタ1を、図1に示すような2つのレーザポインタ1のみならず、所要の数だけ取り揃え、それら複数のレーザポインタ1を順次、図7に示すフロー図の通りID設定を行うことによって、プレゼンテーションに参加するメンバーのうち任意のメンバーが情報処理装置6に対し所要の遠隔操作を行い得るものとなっている。以下、ID設定の手順について、図7を用いて詳述する。
まず、レーザポインタ1及びレシーバ5がそれぞれアイドル状態となっている状態において、はじめてID設定が可能である。ここでアイドル状態とは、レーザポインタ1においてはID要求送信ボタン38が押圧されておらず図7の何れのステップにもない状態であり、レシーバ5においてはID要求待ちボタン55が押圧されておらずに図7の何れのステップにもない状態を指すものとする。
そしてレシーバ5のID要求待ちボタン55が押圧されると(ステップS201)、ID要求待ち状態が開始される(ステップS202)。他方レーザポインタのID要求送信ボタン38が押圧されることにともなって(ステップ101)、レーザポインタ1はID要求信号を半径1mの範囲内のみに届くように送信する(ステップS102)。
ID要求待ち状態にあるレシーバ5は、10秒以内(ステップS203)にID要求信号を受信すれば(ステップS204)、ID要求待ち状態を終了する(ステップS205)とともに、この時、ID要求信号を送信したレーザポインタ以外の他のレーザポインタ1からの一切の遠隔操作やID要求信号の受信を拒否する状態を開始する。しかる後に、当該レシーバ5が有するロット固有のIDを、半径1mの範囲内のみに届くように送信し(ステップS206)、レーザポインタ1からのID設定終了信号待ち状態を開始する(ステップS207)。他方10秒以内に何れのレーザポインタからのID要求信号を受信し得なかった場合は(ステップS203)、ID要求待ち状態を終了してアイドル状態となる。
ここで、前記ステップS206においては、少なくとも上記の通り個々のレシーバ5が有している固有のIDを送信するものであり、前後にID設定を行う他のレーザポインタ1に対しても同一のIDを送信するものとしている。また本実施形態では、当該固有のIDの他に、レシーバ5が各レーザポインタ1と正確に交信し得るように、所謂チャンネルに関する情報をも送信し得る態様を採用している。係るチャンネル送信に関しては、周波数の設定に係る技術や時間スロットに係る技術、或いは符号多重分割方式に係る技術といった、既存の種々の技術を適用することができる。
そして前記ステップS206で送信されたIDを、前記ステップS102に基づいてID要求信号を送信してから2秒以内(ステップS103)にレーザポインタ1が受信し得た場合(ステップS104)、レーザポインタ1は内蔵された図示しない記憶手段へと当該IDを書き込んで記憶する(ステップS105)。他方レーザポインタ1がID要求信号の送信(ステップS102)から2秒以内にIDを受信し得なかった場合は(ステップS103)、アイドル状態へと移行する。
そしてIDを記憶レーザポインタ1は、しかる後にID設定完了信号を送信する(ステップS106)。
他方レシーバ5側では、前記ステップS207に基づいてID設定終了待ち状態が開始されてから8秒以内(ステップS208)にID設定完了信号を受信し得た場合には(ステップS209)、レシーバ5は当該レーザポインタ1に対して交信し得る状態、すなわちID設定を完了させてから、アイドル状態とする。他方8秒以内(ステップS208)にID設定完了信号を受信し得なかった場合には、ID設定が完了しないまま、アイドル状態へと移行することとなる。
ここでステップS208又はステップS209からアイドル状態となるということは、前記ステップS205から継続していた、ID要求信号を送信したレーザポインタ1以外の他のレーザポインタ1からの一切の遠隔操作やID要求信号の受信を拒否する状態を終了させる点、並びに、ステップS207に基づくID設定完了信号待ち状態を終了させる点を含んでいるという事をも意味している。
以上のような構成とすることにより、本実施形態に係るレーザポインタシステムSは、図7のようなID設定作業中であるレーザポインタ1に対する前記ID設定が終了するまでは、受信機たるレシーバ5が他のレーザポインタ1からのID要求信号の受信を拒否するように構成されているので、複数のレーザポインタ1とレシーバ5との通信が混信してしまうという不具合、具体的にはID要求信号を送信したレーザポインタ1とは別のレーザポインタ1に対してIDが送信されてしまうといった不具合を有効に回避されたものとなっている。さらに他の同様のシステムに供されるレーザポインタ1へIDが送信されてしまうといった他の同様のシステムとの混信も有効に抑制することが可能なものとなっている。
また本実施形態では、速やかなID設定を行って簡潔且つ迅速に多数のレーザポインタ1のID設定を行い得るものとするために、ID要求ボタンが押圧された後、ID要求待ち状態を継続するID要求待ち時間を10秒以内に設定している。すなわち、このような構成により、使用者のID設定に係る作業が間に合わずに作業のやり直し等の煩雑な動作を招来することも、一のレーザポインタ1のID設定に要する時間が長くなってしまうことも有効に回避し得たものとなっている。
特に本実施形態では、レーザポインタ1とレシーバ5とがID設定を行い得る距離を1m以内と設定しているので、他の同様のシステムとの、ID設定時の混信をさらに有効に回避し得たものとなっているとともに、ID設定の動作を使用者の明確な意志に基づいた動作でのみ行わせるよう促することにも寄与している。そしてこの構成は、上述した距離が0.3mとして、レーザポインタ1の位置がID設定し得る範囲外となり易くなってしまいID設定を煩雑なものに思わせてしまうことも、距離が1.3m以上とした場合に、上述した混信回避の効果を十分に享受し得なくなることも有効に回避し得たものとなっている。
そして本実施形態ではレシーバ5が、複数のレーザポインタ1に対してそれぞれ同一のIDを送信するものとして、他のシステムを構成する他のロットのレシーバ5との混信の可能性をシンプルな構成としながらも排除し得たものとなっている。
さらに本実施形態では、さらに簡潔且つ迅速に多数のレーザポインタ1のID設定を行い得るものとするために、前記レーザポインタ1を前記ID要求信号を送信するためのID要求送信ボタンを有するものとして、当該ID要求送信ボタンが押圧されてから前記レシーバ5から送信されるIDを受信し得る時間が一定2秒以内に設定したものとしている。このようにすることで、斯かる一定時間を1秒よりも短い時間として、何らかの要因でレシーバ5が前記ID要求信号を受信出来ずにID設定作業のやり直しを余儀なくされるという不具合や、前記一定時間を3秒を超える時間として、一のレーザポインタ1のID設定に要する時間がやはり長くなってしまうという不具合をも有効に回避し得たものとなっている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
例えば、上記実施形態ではマウス機能付きのレーザポインタについての態様を開示したが、勿論、マウス機能を有さずに、例えばプレゼンテーションソフトのページ送り等の機能のみを搭載したものに適用した態様であってもよい。またレーザポインタの形状やレシーバの機能や形状に関する具体的な態様は上記実施形態のものに限定されることはなく、既存のものを含め、種々の態様のものを適用することができる。
1…レーザポインタ
38…ID要求送信ボタン
5…受信機(レシーバ)
55…ID要求待ちボタン
6…情報処理装置
S…レーザポインタシステム

Claims (8)

  1. パーソナルコンピュータやその他の情報処理装置に接続する単一の受信機と前記情報処理装置が有する表示画面の変更等の遠隔操作を行い得る複数のレーザポインタとを有し、前記レーザポインタから発せられたID要求信号を前記受信機が受信することによるID設定を順次行うことによって、前記受信機と前記ID設定を行った複数の前記レーザポインタとがそれぞれ無線交信して前記遠隔操作を行うものであって、
    前記受信機が、前記複数のレーザポインタのうち前記ID設定が行なわれていない何れか一のレーザポインタからの前記ID要求信号を受信してから当該一のレーザポインタに対する前記ID設定が終了するまでは、他のレーザポインタからのID要求信号の受信を拒否するように構成されていることを特徴とするレーザポインタシステム。
  2. 前記受信機が前記ID要求信号を受信し得るID要求待ち状態とするためのID要求待ちボタンを有するものであり、当該ID要求待ちボタンが押圧された後、前記ID要求待ち状態を継続するID要求待ち時間が所定時間内に設定されている請求項1記載のレーザポインタシステム。
  3. 前記所定時間が8秒〜12秒に設定されたものである請求項2記載のレーザポインタシステム。
  4. 前記レーザポインタと前記受信機とが前記ID設定を行い得る距離が、前記レーザポインタが前記遠隔操作を行い得る距離よりも短い距離に設定されたものである請求項1、2又は3記載のレーザポインタシステム。
  5. 前記ID設定を行い得る距離が、0.3〜1.2mに設定されたものである請求項4記載のレーザポインタシステム。
  6. 前記受信機が、前記複数のレーザポインタに対してそれぞれ同一のIDを送信するものである請求項1、2、3、4又は5記載のレーザポインタシステム。
    →他のシステムを構成する受信機との混信を避けやすくなると共にシンプルな構成とすることができる。
  7. 前記レーザポインタが前記ID要求信号を送信するためのID要求送信ボタンを有するものであり、当該ID要求送信ボタンが押圧されてから前記受信機から送信されるIDを受信し得る時間が一定時間以内に設定されたものである請求項1、2、3、4、5又は6記載のレーザポインタシステム。
  8. 前記一定時間が1秒〜3秒に設定されたものである請求項7記載のレーザポインタシステム。
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