JP2010203551A - Plug - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、流体圧機器などに形成されるポートを閉塞可能なプラグに関するものである。 The present invention relates to a plug capable of closing a port formed in a fluid pressure device or the like.
従来から、流体圧機器において外部に開口して形成されるポートを閉塞するために、当該ポートにプラグを螺合して閉塞する構成が広く用いられている。この構成では、ポート表面に形成されたシール面とプラグに形成されたシール面とを密接させることによって作動流体をシールしている。 2. Description of the Related Art Conventionally, in order to close a port formed by opening to the outside in a fluid pressure device, a configuration in which a plug is screwed into the port and closed is widely used. In this configuration, the working fluid is sealed by bringing the sealing surface formed on the port surface into close contact with the sealing surface formed on the plug.
特許文献1には、プラグに形成された鍔部とシール溝との間でシール部材を圧縮することによってポートを閉塞するプラグ構造が開示されている。 Patent Document 1 discloses a plug structure that closes a port by compressing a seal member between a flange formed on the plug and a seal groove.
しかしながら、特許文献1のようなプラグ構造では、プラグの鍔部の大きさに対応する面をポートの開口面に形成する必要があり、流体圧機器の小型化の妨げになっていた。 However, in the plug structure as disclosed in Patent Document 1, it is necessary to form a surface corresponding to the size of the flange portion of the plug on the opening surface of the port, which hinders miniaturization of the fluid pressure device.
そこで、本発明では小型のプラグを提供することを目的とする。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a small plug.
本発明は、流体圧機器に形成されるポートに嵌入され、当該ポートを閉塞可能なプラグであって、前記ポートに形成された被締結部に締結される締結部と、前記締結部よりも前記ポートの奥に形成され、前記ポートに形成されたシール段部と密接して作動流体をシールするシール面と、を備えることを特徴とする。 The present invention is a plug that is fitted into a port formed in a fluid pressure device and can close the port, and a fastening portion fastened to a fastened portion formed in the port, And a sealing surface formed in the back of the port and sealing the working fluid in close contact with a sealing step formed in the port.
本発明では、シール面はポートの奥に形成されるため、ポートを閉塞するために雄ねじ部よりも外周に鍔部を形成する必要が無い。したがって、プラグを小型にすることができる。 In the present invention, since the seal surface is formed at the back of the port, it is not necessary to form a flange on the outer periphery of the male screw portion in order to close the port. Therefore, the plug can be reduced in size.
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態に係るプラグ100について説明する。本実施形態では、流体圧として油圧を利用する。
Hereinafter, a
プラグ100は、油圧機器(流体圧機器)に形成されるポート50に嵌入されてポート50を閉塞するものである。プラグ100は、ポート50を閉塞する手段として、油圧機器の他に例えば空圧機器などにも使用可能である。
The
まず、図1を参照しながらプラグ100が嵌入されるポート50について説明する。
First, the
ポート50は、油圧機器における作動油の通路である管70から外部へと連通して設けられる略円筒形の貫通穴である。ポート50は、管70よりも大径に形成される。
The
ポート50は、ポート表面52から奥に向かって形成される被締結部としての雌ねじ部60と、雌ねじ部60よりも奥に形成される非螺合部62とを備える。非螺合部62の更に奥は管70に連通する。ポート50の底面、即ち非螺合部62と管70との間にはシール段部65が設けられる。
The
ポート50は、まずポート表面52から非螺合部62の径でシール段部65まで切削され、その後に雌ねじ部60の雌ねじを切削されることによって形成される。
The
雌ねじ部60は、内周に雌ねじが形成される。この雌ねじは通常のメートルねじであるが、他の管用平行雌ねじ等であってもよい。雌ねじ部60は、ポート表面52からポート50の奥へ所定の軸方向深さだけ形成される。ここで、所定の軸方向深さとは、雌ねじ部60に後述するプラグ100の雄ねじ部11が螺合し、ポート50をシール可能な軸方向深さである。
The
雌ねじ部60の奥には非螺合部62が設けられる。非螺合部62には、雌ねじが形成されない。非螺合部62の内径は、雌ねじ部60のねじ山の内径と略同一に形成される。雌ねじ部60と非螺合部62との軸方向深さの和がポート50の深さである。
A
シール段部65は、ポート50の軸と略垂直な面に環状に所定の幅で形成される面である。シール段部65は、後述するプラグ100のシール面25と密接することによって作動油をシール可能なように精密に仕上げられている。
The
次に、図1から図3を参照しながらプラグ100について説明する。
Next, the
プラグ100は、略円柱形の大径の頭部10と、頭部10の底面からポート50の奥へと向かって形成される略円柱形の小径のシール部20とを備える。頭部10及びシール部20は同軸に形成される。
The
頭部10の外周には、ポート50に形成された雌ねじ部60と螺合可能な締結部としての雄ねじ部11を備える。雄ねじ部11には雌ねじ部60と対応する通常のメートルねじが形成される。雌ねじ部60が管用平行雌ねじであった場合には、雄ねじ部11には雌ねじ部60に対応する管用平行雄ねじが形成される。雄ねじ部11は、頭部10の軸方向高さ全体に形成される。
On the outer periphery of the
雄ねじ部11の軸方向高さは本実施形態に限られず、例えば雄ねじ部11をプラグ100の軸方向高さ全体に形成してもよい。この場合、ポート50の雌ねじ部60はポート50の深さ全体に形成される。このように、雄ねじ部11の軸方向位置及び軸方向高さに対応させて、ポート50の雌ねじ部60を形成すればよい。これに限られず、雄ねじ部11と雌ねじ部60とが螺合した状態で、後述するシール面25がシール段部65と密接可能なように雌ねじ部60を形成すればよい。よって、雄ねじ部11の軸方向高さに対応する深さよりも深く雌ねじ部60を形成することも可能である。例えば、雄ねじ部11を図1に示すような高さに形成し、ポート50の雌ねじ部60をシール段部65まで延長して雌ねじ部60をポート50の内周全体に形成してもよい。その場合、ポート50に非螺合部62は形成されない。
The axial height of the
頭部10の頂面の中心には、六角穴15が形成される。六角穴15は、ポート50の外から六角レンチで締結可能な六角形の深穴である。六角穴15の他にも、例えば専用工具を用いて締結可能な特殊な形状の深穴を形成してもよい。
A
シール部20は、頭部10の底面から突出して、頭部10の雌ねじ部60のねじ座よりも小径に形成される。シール部20の外径は、ポート50の非螺合部62の内径よりも小さく形成される。そのため、プラグ100の嵌入時には、非螺合部62との間に間隔をもって対峙する。シール部20の底面には、ポート50に形成されるシール段部65と密接するシール面25が形成される。シール部25の内周には、凹部27が形成される。
The
シール面25は、シール部20の底面に環状に所定の幅で形成される面である。シール面25は、プラグ100の軸に対して略垂直に形成される。ここで、プラグ100の軸に対して略垂直ではなく、シール面25をプラグ100の軸に対してテーパ状に形成することも可能である。その場合、シール面25と密接するポート50のシール段部65も同一の角度でテーパ状に形成する必要がある。シール面25とシール段部65とを、互いに面接触させるためである。
The
シール面25は、ポート50のシール段部65と密接して作動油などをシールするために精密に仕上げられている。ここで、所定の幅とはシール段部65と密接して作動油をシール可能な幅である。同様に、前述したシール段部65の所定の幅とはシール面25と当接して作動油をシール可能な幅である。
The
シール段部65はポート50の底面に形成されるため、ポート50の非螺合部62を加工する際に同時にシール段部65を形成できる。そのため、油圧機器の表面に形成される場合と比してポート50の中心軸に対する面の直角度も面粗度も出しやすい。よって、従来の構成よりも加工が容易である。
Since the
プラグ100では、精密に仕上げられたシール段部65にシール面25を直接密接させてシールするが、他にも、プラグ100のシール面25とポート50のシール段部65との間でOリングなどのシール部材を圧縮することによって作動油をシールしてもよい。
In the
凹部27は、プラグ100のシール部20の底面の中央に形成され、ポート50の軸方向にシール面25よりも凹状に窪んで形成される。凹部27は、シール部20の底面において環状に形成されたシール面25以外の部分に形成される。これにより、シール面25とシール段部65との当たりが保障され、シール面25をシール段部65に確実に密接させることができる。凹部27が形成されることによって、シール面25よりもポート50の奥へ突出した部分はシール部20には存しないためである。
The
また、シール面25は、プラグ100の中心軸との直角度及び面粗度を精度よく仕上げる必要があるが、凹部27を設けることによってシール面25の加工面積を小さくなる。よって、加工コストが低減できる。
In addition, the sealing
また、シール部20の底面中央に凹部27が存在することで、例えばフライス加工にてシール面25を形成する場合にフライス刃物がシール面25の側面から移動してくるときのフライス刃面とシール面25との接触面積の変化率が小さくなる。よって、安定して精度のよいシール面25を実現できる。
Further, since the
ところで、従来はプラグに形成された鍔部をポート表面52に密接させることによって作動油をシールしていた。この構成では、プラグに鍔部を設ける必要があるためプラグ自体が大きくなり、またプラグの鍔部を密接させるための面をポート表面52に形成する必要があるため油圧機器も大きくなっていた。
By the way, conventionally, the working oil is sealed by bringing the flange formed on the plug into close contact with the
これに対してプラグ100では、鍔部を設ける必要がないためプラグ100の小型化が可能であり、同時に油圧機器の小型化が図れる。また、油圧機器におけるレイアウトの自由度が上がる。
On the other hand, in the
また、従来のようにポート表面52とプラグの鍔部との密接によってシールする構成では、プラグを強く締結するとポート表面52と密接する鍔部が、ポート表面52からの力によって変形して密接度が低くなくなるおそれがあった。
Further, in the conventional configuration in which the
これに対してプラグ100では、鍔部を設ける必要がなく、プラグ100の底面に形成されるシール面25及びポート50に形成されるシール段部65は、ねじ締結部とは隔離されて設けられる。また、構造的に剛性が高い箇所同士で密接させていることから、変形のおそれはない。よって、シール性を良好に保つことができる。
On the other hand, in the
また、従来のようにポート表面52とプラグの鍔部との密接によってシールする構成では、シール面よりも螺合部の方がポート50の奥にあったため、螺合部は作動油に曝されていた。そのため、作動油の潤滑効果によって螺合部が緩みやすくなるおそれがあった。
Further, in the configuration in which the
これに対してプラグ100では、シール面25は雄ねじ部11よりもポート50の奥に形成される。このように形成することによって、管70内の作動油がシール面25よりもポート50の外へと出ることは無く、螺合されている雌ねじ部60及び雄ねじ部11は作動油に曝されない。よって、作動油の潤滑効果によって螺合されている雌ねじ部60及び雄ねじ部11が緩むことを防止できる。
On the other hand, in the
同様にシール面よりも螺合部の方がポート50の奥にあると、プラグの締結時に螺合部から発生した切子が管70の内部へと進入するおそれがあった。
Similarly, if the threaded portion is located behind the
これに対してプラグ100では、シール面25は雄ねじ部11よりもポート50の奥に形成されるため、プラグ100の締結時に発生する切子などの異物がシール面25よりも奥の管70へと進入することを防止できる。
On the other hand, in the
また、従来のようにポート表面52とプラグの鍔部との密接によってシールする構成では、鍔部と当接するシール部が油圧機器の外部に露出していた。この構成では、輸送時などにおいて、打痕や傷でシール部が変形しないように注意する必要があった。
Further, in the conventional configuration in which the
これに対してプラグ100では、シール段部65はポート50の奥に形成され、油圧機器の表面に露出していない。よって、輸送時などにおいて打痕や傷がつくおそれが小さく、シール部が変形することを防止できる。
On the other hand, in the
以上の実施の形態によれば、以下に示す効果を奏する。 According to the above embodiment, the following effects are obtained.
プラグ100ではシール面25は雄ねじ部11よりもポート50の奥に形成されるため、ポート50を閉塞するために雄ねじ部11よりも外周に鍔部を形成する必要が無い。したがって、プラグを小型にすることができる。
In the
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。 The present invention is not limited to the above-described embodiment, and it is obvious that various modifications can be made within the scope of the technical idea.
本発明に係るプラグは、油圧機器や空圧機器などに設けられるポートを閉塞するために利用できる。 The plug according to the present invention can be used to close a port provided in a hydraulic device or a pneumatic device.
100 プラグ
10 頭部
11 雄ねじ部
20 シール部
25 シール面
50 ポート
52 ポート表面
60 雌ねじ部
62 非螺合部
65 シール段部
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記ポートに形成された被締結部に締結される締結部と、
前記締結部よりも前記ポートの奥に形成され、前記ポートに形成されたシール段部と密接して作動流体をシールするシール面と、を備えることを特徴とするプラグ。 A plug that is fitted into a port formed in the fluid pressure device and can close the port,
A fastening portion fastened to a fastened portion formed in the port;
A plug comprising: a seal surface formed in the back of the port rather than the fastening portion and sealing a working fluid in close contact with a seal step formed in the port.
前記シール面を有するシール部と、を備え、
前記頭部は、前記シール部よりも大径に形成されることを特徴とする請求項1に記載のプラグ。 A head having the fastening portion;
A seal portion having the seal surface,
The plug according to claim 1, wherein the head is formed to have a larger diameter than the seal portion.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009051184A JP2010203551A (en) | 2009-03-04 | 2009-03-04 | Plug |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009051184A JP2010203551A (en) | 2009-03-04 | 2009-03-04 | Plug |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010203551A true JP2010203551A (en) | 2010-09-16 |
Family
ID=42965229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009051184A Pending JP2010203551A (en) | 2009-03-04 | 2009-03-04 | Plug |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010203551A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9142811B2 (en) | 2010-06-16 | 2015-09-22 | Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives | Current collector having built-in sealing means, and bipolar battery including such a collector |
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2009
- 2009-03-04 JP JP2009051184A patent/JP2010203551A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9142811B2 (en) | 2010-06-16 | 2015-09-22 | Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives | Current collector having built-in sealing means, and bipolar battery including such a collector |
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