JP2010200994A - 生体情報検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】生体に装着して脈拍を検出する生体情報検出装置において、複数のマイクロフォン(3,3…)が配列されたマイクアレイ(4)と、マイクアレイ(4)の複数のマイクロフォン(3,3…)により取得された複数の音信号または複数の音データから特定の位相差を有する成分を抽出する指向性抽出手段(51)と、指向性抽出手段(51)の出力に基づいて脈拍を検出する脈拍検出手段(52)とを備えている。
【選択図】図3
Description
生体に装着して脈拍を検出する生体情報検出装置において、
複数のマイクロフォンが配列されたマイクアレイと、
前記マイクアレイの複数のマイクロフォンにより取得された複数の音信号または複数の音データから特定の位相差を有する成分を抽出する指向性抽出手段と、
この指向性抽出手段の出力に基づいて脈拍を検出する脈拍検出手段と、
を備えていることを特徴としている。
装置本体を腕に装着する装着ベルトを有し、
前記マイクアレイは前記装着ベルトに設けられていることを特徴としている。
前記マイクアレイは2個以上のマイクロフォンを備え、
前記指向性抽出手段は、方向と距離により指定される特定領域から伝わる音の成分を抽出する構成であることを特徴としている。
前記指向性抽出手段は、抽出する成分を決定づける前記特定の位相差に関する設定が変更可能な構成であり、
前記脈拍検出手段の検出出力を確認しながら、前記指向性抽出手段の抽出する成分に関する設定を変更し、前記脈拍検出手段により脈拍が検出可能となる設定を探索する指向性設定探索手段を備えていることを特徴としている。
前記指向性抽出手段の抽出する成分に関する複数種類の設定情報を記憶した記憶手段を備え、
前記指向性設定探索手段は、前記記憶手段に記憶された複数種類の設定情報の中から、前記脈拍検出手段により脈拍が検出可能となる前記指向性抽出手段の設定を探索することを特徴としている。
前記複数のマイクロフォンにより取得された複数の音信号または複数の音データについて相互相関が強くなる位相差を算出する相関算出手段を備え、
前記指向性設定探索手段は、前記相関算出手段により算出された相互相関の強い位相差に対応する前記指向性抽出手段の設定候補を求め、この候補の中から前記脈拍検出手段により脈拍が検出可能となる前記指向性抽出手段の設定を探索することを特徴としている。
前記相関算出手段または前記指向性設定探索手段は、前記相互相関の強い位相差に対応する音源位置が生体が占める範囲内にないと推定される当該相互相関の強い位相差については除外して処理を行うことを特徴としている。
前記装置本体には、前記脈拍検出手段により検出された脈拍に関する情報を表示する表示部が設けられていることを特徴としている。
前記複数のマイクロフォンの各々の出力信号に対してレベル調整を行う複数の自動利得制御アンプと、
これら複数の自動利得制御アンプの出力信号をそれぞれデジタルデータに変換する複数のADコンバータと、
これら複数のADコンバータの各々の出力データから脈拍検出に不要な周波数成分を除去する複数のフィルタ手段と、
を備え、
前記指向性抽出手段は、前記複数のフィルタ手段の出力の中から前記特定の位相差を有する成分を抽出し、
前記脈拍検出手段は、前記指向性抽出手段の出力データの波形変動の周期を脈拍周期として検出する構成であることを特徴としている。
図1は、本発明の第1実施形態である生体情報検出装置としての脈拍測定装置100の外観を示す斜視図、図2は、脈拍測定装置100の全体構成を示すブロック図である。
この脈拍測定装置100においては、常時、制御部11のCPUが時計処理プログラム12aを実行することで、計時部22の計時データに従って制御部11により時刻を表示する表示データが生成されて表示部21に送られる。それにより、表示部21において現在時刻の表示が行われる。
さらに、この脈拍測定装置100においては、例えば、ユーザが操作部14を介して所定の操作入力を行うことで、制御部11のCPUが脈拍測定処理プログラム12bを実行して、脈拍測定処理が開始されるようになっている。脈拍測定処理が開始されると、制御部11はマイクアレイ部4、音入力部6、脈拍音処理部17に電源をオンさせる電源制御信号を送り、これらが作動状態となる。
図6には、第2実施形態の脈拍測定装置の脈拍音処理部17Bの構成を表わしたブロック図を、図7には、相互相関器54の動作内容を説明する波形図を示す。なお、図7は動作の概要を説明するためのもので波形は実際のものと異なる。
組み合わせ[W1,W2]のピークリスト:{τ12(1),τ12(2),τ12(3)…}
組み合わせ[W1,W3]のピークリスト:{τ13(1),τ13(2),τ13(3)…}
組み合わせ[W1,W4]のピークリスト:{τ14(1),τ14(2),τ14(3)…}
組み合わせ[W2,W3]のピークリスト:{τ23(1),τ23(2),τ23(3)…}
組み合わせ[W2,W4]のピークリスト:{τ24(1),τ24(2),τ24(3)…}
組み合わせ[W3,W4]のピークリスト:{τ34(1),τ34(2),τ34(3)…}
ST1={τ12(4),τ13(5),τ14(5),τ23(4),τ24(3),τ34(6)}
但し、τ12(4)≒τ13(5)≒τ14(5)≒τ23(4)≒τ24(3)≒τ34(6)
そして、このような条件で、互いに値が近い位相差の組み合わせST1,ST2,ST3…をできる限り選出する。
2 本体部
3 マイクロフォン
4 マイクアレイ部
11 制御部
12 記憶装置
12d 指向性設定候補データリスト
14 操作部
16 音入力部
17 脈拍音処理部
21 表示部
40a〜40d AGCアンプ
41a〜40d A/Dコンバータ
50a〜50d デジタルフィルタ
51 指向性フィルタ
52 周期検出器
53 保持装置
54 相互相関器
55 音方向推定装置
Claims (9)
- 生体に装着して脈拍を検出する生体情報検出装置において、
複数のマイクロフォンが配列されたマイクアレイと、
前記マイクアレイの複数のマイクロフォンにより取得された複数の音信号または複数の音データから特定の位相差を有する成分を抽出する指向性抽出手段と、
この指向性抽出手段の出力に基づいて脈拍を検出する脈拍検出手段と、
を備えていることを特徴とする生体情報検出装置。 - 装置本体を腕に装着する装着ベルトを有し、
前記マイクアレイは前記装着ベルトに設けられていることを特徴とする請求項1記載の生体情報検出装置。 - 前記マイクアレイは2個以上のマイクロフォンを備え、
前記指向性抽出手段は、方向と距離により指定される特定領域から伝わる音の成分を抽出する構成であることを特徴とする請求項1記載の生体情報検出装置。 - 前記指向性抽出手段は、抽出する成分を決定づける前記特定の位相差に関する設定が変更可能な構成であり、
前記脈拍検出手段の検出出力を確認しながら、前記指向性抽出手段の抽出する成分に関する設定を変更し、前記脈拍検出手段により脈拍が検出可能となる設定を探索する指向性設定探索手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の生体情報検出装置。 - 前記指向性抽出手段の抽出する成分に関する複数種類の設定情報を記憶した記憶手段を備え、
前記指向性設定探索手段は、前記記憶手段に記憶された複数種類の設定情報の中から、前記脈拍検出手段により脈拍が検出可能となる前記指向性抽出手段の設定を探索することを特徴とする請求項4記載の生体情報検出装置。 - 前記複数のマイクロフォンにより取得された複数の音信号または複数の音データについて相互相関が強くなる位相差を算出する相関算出手段を備え、
前記指向性設定探索手段は、前記相関算出手段により算出された相互相関の強い位相差に対応する前記指向性抽出手段の設定候補を求め、この候補の中から前記脈拍検出手段により脈拍が検出可能となる前記指向性抽出手段の設定を探索することを特徴とする請求項4記載の生体情報検出装置。 - 前記相関算出手段または前記指向性設定探索手段は、前記相互相関の強い位相差に対応する音源位置が生体が占める範囲内にないと推定される当該相互相関の強い位相差については除外して処理を行うことを特徴とする請求項6記載の生体情報検出装置。
- 前記装置本体には、前記脈拍検出手段により検出された脈拍に関する情報を表示する表示部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の生体情報検出装置。
- 前記複数のマイクロフォンの各々の出力信号に対してレベル調整を行う複数の自動利得制御アンプと、
これら複数の自動利得制御アンプの出力信号をそれぞれデジタルデータに変換する複数のADコンバータと、
これら複数のADコンバータの各々の出力データから脈拍検出に不要な周波数成分を除去する複数のフィルタ手段と、
を備え、
前記指向性抽出手段は、前記複数のフィルタ手段の出力の中から前記特定の位相差を有する成分を抽出し、
前記脈拍検出手段は、前記指向性抽出手段の出力データの波形変動の周期を脈拍周期として検出する構成であることを特徴とする請求項1記載の生体情報検出装置。
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2009
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