JP2010200749A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. きのこの菌糸体を、機械的な培地のかく拌を伴わず、気泡を用いた培地のかく拌で液体深部培養する工程を包含するきのこの液体種菌の製造方法であって、培地中に増粘剤を添加することを特徴とする前記方法。
2. 増粘剤が、海藻抽出物、果実多糖類、種子多糖類、樹液多糖類、発酵多糖類、貯蔵性多糖類、動物性たんぱく質及びセルロース誘導体からなる群より選択される少なくとも１種である請求項１に記載の方法。
3. 培地への増粘剤の添加濃度が０．００１〜０．１重量％である請求項１記載の方法。
4. きのこの液体種菌を実質的に凍結しない１０℃以下の温度で保持することを特徴とするきのこの液体種菌の保存方法。
5. 実質的に凍結しない温度が、−１〜３℃の範囲である請求項４記載の保存方法。
6. 請求項４又は５記載の方法で保存された、きのこの子実体を製造するためのきのこの液体種菌。
7. 請求項４又は５記載の方法で７日〜３５日保存された、きのこの子実体を製造するためのきのこの液体種菌。
8. 請求項４又は５記載の方法で保存する工程を包含することを特徴とする、きのこの液体種菌の製造方法。
9. 請求項１〜３、又は８のいずれか１項に記載の方法で製造された、きのこの子実体を製造するためのきのこの液体種菌。
10. 請求項６、７又は９のいずれか１項に記載の液体種菌を用いるきのこの子実体の製造方法。