JP2010199957A - Ip電話のisp特定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】IP電話の通話時に利用されるISPを特定し、電気通信番号規則第9条第1項第1号に規定された電気通信番号の示す地理的識別表示と異なる電気通信番号が利用されないための技術的措置として利用する。
【解決手段】ISPから払い出されたグローバル固定IPアドレスとIP電話のセッション確立時に利用されるIPアドレスとを管理サーバーが比較し、両IPアドレスが一致しない場合はISPが変更されたと判断して接続を切断することにより、電気通信番号規則第9条第1項第1号に規定された電気通信番号の示す地理的識別表示と異なる電気通信番号が利用されないようにする。
【選択図】図2
【解決手段】ISPから払い出されたグローバル固定IPアドレスとIP電話のセッション確立時に利用されるIPアドレスとを管理サーバーが比較し、両IPアドレスが一致しない場合はISPが変更されたと判断して接続を切断することにより、電気通信番号規則第9条第1項第1号に規定された電気通信番号の示す地理的識別表示と異なる電気通信番号が利用されないようにする。
【選択図】図2
Description
本発明は、IP電話のエリア外における使用を規制するために、IP電話のISPを特定する方法に関するものである。
IP電話には「050」で始まる電話番号が割り当てられるが、固定電話をIP電話に切り替えても固定電話の電話番号を変更せずに使用したいという要望もあるため、IP電話においても「03」等で始まる「0AB〜J番号」もそのまま使用することが可能となっている。
「0AB〜J番号」は、電気通信番号規則第9条第1項第1号に規定された要件に基づき地域ごとに固定された番号体系であり、発信側電話番号と発信場所とを対応させるために、地域外からの「0AB〜J番号」の使用を規制する必要がある。しかし、IP電話は、サーバーへ接続できるネットワーク環境があれば、どこからでも利用できるという性質がある。そこで、電気通信事業者には、同規則第9条第1項第1号に規定された電気通信番号の示す地理的識別表示と異なる電気通信番号が利用されないための技術的措置を講ずることが課せられている(同規則第15条第2項別表第二)。この技術的措置として、例えば、ネットワークにユーザー識別情報付与装置及びダウンロードサーバを接続し、VoIP−TAが電源オンされる毎にユーザー識別情報付与装置に接続し、電話端末がアクセス網に接続される接続位置固有の情報に基づきユーザー識別情報をVoIP−TAに付与し、ダウンロードサーバがユーザー識別情報に基づいて電話番号設定情報をVoIP−TAにダウンロードさせる技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
しかし、特許文献1に記載された手法においては、ユーザー識別情報付与装置及びダウンロードサーバといった機器が必要となるため、新たな機器を導入しなければならない。そこで本発明は、新たな機器を使用することなく、IP電話機が、第9条第1項第1号に規定するエリア外で使用されないようにすることを目的とする。
本発明は、SIP(Session Initiation Protocol)による呼制御が可能な電話機がルータ及びIP網を介して相手先電話機との間でセッションを確立する場合に利用されるISPを特定する方法に関するもので、ISPから払い出されたグローバル固定IPアドレス情報である当初IPアドレス情報をISPの管理サーバーに備えた記録手段に記録する当初IPアドレス記録ステップと、セッション確立時のIPパケットに含まれるIPアドレス情報である接続時IPアドレス情報を管理サーバーが読み出して当初IPアドレス情報と比較し、両IPアドレス情報が一致するか否かを判断するIPアドレス比較ステップとを少なくとも有する。
上記方法において、接続時IPアドレス情報と当初IPアドレス情報とが一致する場合は、確立中のセッションを継続する。一方、接続時IPアドレス情報と前記当初IPアドレス情報とが一致しない場合は、確立中のセッションを切断する。
本発明では、IP電話の接続時のIPパケットに含まれるIPアドレス情報と、ISPから払い出されたグローバル固定IPアドレスとを比較し、両IPアドレスが一致するか否かを判断するため、一致しない場合は、IP電話の位置が変更されたと判断することができる。したがって、その場合は接続を切断することにより、電気通信番号規則第9条第1項第1号に規定された電気通信番号の示す地理的識別表示と異なる電気通信番号が利用されないことになり、同規則第15条第2項別表第二で課せられた技術的措置となる。
図1に示す電話機1は、SIP(Session Initiation Protocol)による呼制御の機能を有するVoIP(Voice Over IP)端末であり、ルータ2を介してIP網3に接続することにより、VoIPによる通話を行うことが可能となっている。また、ルータ2には記憶手段を備えており、ユーザーアカウントやPPPoE(登録商標)セッションに関するログを記憶させることができる。なお、電話機1がVoIPに対応していない場合は、電話機1とルータ2との間にSIP対応のVoIPアダプタを介在させ、電話機1とVoIPアダプタとでVoIP端末を構成する。
管理システム4は、VoIPサービス提供者(以下「VoIP事業者」という。)がユーザーに関する情報を管理するためのシステムであり、IP網3にアクセス可能な管理サーバー40と、VoIP事業者のユーザーに関する情報を記録する記録手段であるユーザーDB41とを備えている。ユーザーDB41には、各ユーザーごとにそのユーザーカウント及び関連する各種情報が記録される。
VoIP事業者に対してIP電話サービスに加入の申込をすると、宅内に電話機1及びルータ2が設置される(ステップS1)。電話機1には、他の電話機との間で通話を行うにあたって必要となるユーザー名、パスワード等の情報を含むユーザーカウントが設定される(ステップS2)。
こうしてルータ2の設定が行われると、ルータ2がIP網3を通じて管理サーバー40にアクセスする(ステップS3)。管理サーバー40では、ルータ2に対してパスワード情報の送信を要求し、ルータ2からパスワード情報が送信される。そして、管理サーバー40では、パスワードによる認証が行われる(ステップS4)。
その後、ISP(Internet Services Provider)からルータ2に対してグローバル固定IPアドレスが払い出され(ステップS5)、ルータ2がそのグローバル固定IPアドレス情報を受信し、ルータ2に設定される(ステップS6)。グローバル固定IPアドレスを払い出すISPは、VoIP事業者でもある。ユーザーに対して払い出されたグローバル固定IPアドレスは、当初IPアドレス情報としてユーザーアカウントごとにユーザーDB41に格納される(当初IPアドレス記録ステップ)。
電話機1がルータ2、IP網3、ルータ5を介して相手先電話機6と通話を行う際には、接続のたびに、管理サーバー40がIPパケットに含まれるIPアドレス情報を接続時IPアドレス情報として読み出し、ユーザーDB41に格納されている当初IPアドレス情報と比較する(ステップS7、IPアドレス比較ステップ)。そして、両IPアドレスが一致した場合は、契約したISPからアクセスしており、接続位置が変更されていないと判断して接続を継続する(ステップS8)。一方、両IPアドレスが一致しない場合は、契約したISPとは異なるISPからアクセスしており、接続位置が変更されたと判断して接続を切断する(ステップS9)。
このようにして、接続のたびに、管理システム4で認識しているグローバル固定IPアドレスと接続時に使用されているIPアドレスとを比較するようにし、両IPアドレスが一致した場合のみ接続を継続することとしたため、電気通信番号規則第9条第1項第1号に規定された電気通信番号の示す地理的識別表示と異なる電気通信番号が利用されないための技術的措置として利用することができる。
本発明は、IP電話機による通話時のISPを特定し、電気通信番号規則第9条第1項第1号に規定された電気通信番号の示す地理的識別表示と異なる電気通信番号が利用されないための技術的措置として利用することができるため、IP電話の適正な利用に資する。
1:電話機
2:ルータ
3:IP網
4:管理システム
40:管理サーバー
41:ユーザーDB
5:ルータ
6:電話機
2:ルータ
3:IP網
4:管理システム
40:管理サーバー
41:ユーザーDB
5:ルータ
6:電話機
Claims (3)
- SIP(Session Initiation Protocol)による呼制御が可能な電話機がルータ及びIP網を介して相手先電話機との間でセッションを確立する場合に利用されるISPを特定する方法であって、
ISPから払い出されたグローバル固定IPアドレス情報である当初IPアドレス情報をISPの管理サーバーに備えた記録手段に記録する当初IPアドレス記録ステップと、
セッション確立時のIPパケットに含まれるIPアドレス情報である接続時IPアドレス情報を前記管理サーバーが読み出して前記当初IPアドレス情報と比較し、両IPアドレス情報が一致するか否かを判断するIPアドレス比較ステップと
を少なくとも有するIP電話のISP特定方法。 - 前記接続時IPアドレス情報と前記当初IPアドレス情報とが一致する場合は、確立中のセッションを継続する
請求項1に記載のIP電話のISP特定方法。 - 前記接続時IPアドレス情報と前記当初IPアドレス情報とが一致しない場合は、確立中のセッションを切断する
請求項1または2に記載のIP電話のISP特定方法。
Priority Applications (1)
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JP2009042140A JP2010199957A (ja) | 2009-02-25 | 2009-02-25 | Ip電話のisp特定方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=42824221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009042140A Pending JP2010199957A (ja) | 2009-02-25 | 2009-02-25 | Ip電話のisp特定方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003250005A (ja) * | 2002-02-26 | 2003-09-05 | Victor Co Of Japan Ltd | インターネット電話システム |
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JP2006333219A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Toshiba Corp | 電話システムとそのログイン管理方法およびサーバ装置 |
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2009
- 2009-02-25 JP JP2009042140A patent/JP2010199957A/ja active Pending
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