JP2010198231A - 処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単でスピーディーに入力操作したい。
【解決手段】母音文字列取得部130は、ユーザ入力操作に起因して、母音により形成される母音文字列を取得する。有意文字列取得部140は、所定の辞書110から、母音文字列取得部130により取得される母音文字列と、それぞれの文字の母音が共通する有意な文字列を取得する。提示部150は、有意文字列取得部140により取得される有意な文字列を、ユーザが選択可能な候補として提示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザからの入力操作を直接または間接に受ける、処理装置に関する。
携帯電話機や携帯型音楽プレーヤーなどの携帯機器の小型化が進んできており、その筐体に操作部を設置するスペースが狭くなってきている。また、携帯電話機を筆頭に、携帯機器の多機能化も進んできており、その操作が複雑になってきている。このような状況下、様々な入力形態の携帯機器が実用化されている。たとえば、QWERTY配列のキーボードを搭載したもの、タッチパネル入力が可能なもの(たとえば、特許文献1参照)、音声入力が可能なもの、などが実用化されている。
特開2008−282380号公報
携帯機器に搭載されるQWERTY配列のキーボードは、そのキー間隔が非常に狭くなってしまうため、操作性があまり高くない。また、もともと直感的な入力ではないため、PCに不慣れなユーザにとって操作が難しい面もある。現状のタッチパネル入力は、目的の操作を達成するまでに多くのタッチ回数を必要とするものが多く、スピーディーに操作することが難しい。また、画面を見ながらでないと操作が難しいという面もある。音声入力は、直感的な操作であるが、現状ではあまり精度が高くなく、誤入力が多く発生してしまう。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、簡単でスピーディーな入力操作を可能とする技術を提供することにある。
本発明のある態様の処理装置は、ユーザ入力操作に起因して、母音により形成される母音文字列を取得する母音文字列取得部と、所定の辞書から、母音文字列取得部により取得される母音文字列と、それぞれの文字の母音が共通する有意な文字列を取得する有意文字列取得部と、有意文字列取得部により取得される有意な文字列を、ユーザが選択可能な候補として提示する提示部と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、簡単でスピーディーな入力操作が可能となる。
本発明の実施の形態1に係る処理装置の構成を示すブロック図である。 辞書に保持されるデータ構造の第1例を示す図である。 表示部に表示される画面の第1例を示す図である。 辞書に保持されるデータ構造の第2例を示す図である。 表示部に表示される画面の第2例を示す図である。 辞書に保持されるデータ構造の第3例を示す図である。 表示部に表示される画面の第3例を示す図である。 操作部に設けられるタッチパネルの一例を示す図である。 実施の形態1に係る処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る処理システムの構成を示すブロック図である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る処理装置100の構成を示すブロック図である。実施の形態1の説明では、処理装置100として、携帯電話機、PDA、スマートフォン、携帯型音楽プレーヤーなどの携帯機器を想定する。
当該処理装置100は、辞書110、操作部120、母音文字列取得部130、有意文字列取得部140、提示部150、表示部160、処理部170および辞書管理部180を備える。これらの構成は、ハードウェア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウェア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組み合わせによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
辞書110は、複数のワード、すなわち複数の有意文字列を保持する。また、有意文字列の各文字を母音に変換した母音文字列を、有意文字列と関連づけてそれぞれ保持する。たとえば、「やきにく」というワードは、「あいいう」と変換され、辞書110は、「やきにく」と「あいいう」とを関連づけて保持する。辞書110は、国語辞典のように有意文字列一般を網羅的に保持したものであってもよいし、曲名、人名、コンピュータ用語など特定のカテゴリに属する有意文字列を保持したものであってもよい。なお、辞書110にユーザが有意な文字列を登録できてもよい。その場合、辞書管理部180は、ユーザ入力操作に起因して入力された有意文字列を、その有意文字列とそれぞれの母音が共通する母音文字列に関連づけて辞書110に登録する。
操作部120は、ユーザ操作を受け付ける。実施の形態1では、母音の入力操作と選択決定操作を受け付ける。操作部120は、五種類の母音と一対一に対応させた、五種類の指のそれぞれがタッチすべき五つの接触検出領域を持つ。五つの接触検出領域は、タッチパネル上またはタッチパッド上に設けられる領域であってもよいし、五つのボタンであってもよい。五つの接触検出領域のそれぞれには、「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」と表記されていてもよいし、「a」、「i」、「u」、「e」、「o」と表記されていてもよいし、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」と表記されていてもよいし、「親指」、「人差指」、「中指」、「薬指」、「小指」と表記されていてもよい。
また、五つの接触検出領域の位置は、固定ではなく可変であってもよい。たとえば、五つの接触検出領域がタッチパネルまたはタッチパッド上に形成される場合で、かつユーザ入力操作で最初にタッチすべき指の種類(たとえば、中指)および向きが予め定められていることを前提とすると、上記タッチパネルまたはタッチパッド上に形成される五つの接触検出領域の位置は、ユーザ入力操作で最初にタッチされた位置に応じて設定される。この場合、ユーザがタッチパネルまたはタッチパッドを見ていない状態でも入力操作が可能となる。なお、上記タッチパネルまたはタッチパッド上に形成される五つの接触検出領域の位置を、ユーザによるプレタッチにより設定してもよい。このプレタッチで、力が抜けた状態の少なくとも三本以上の指がタッチされれば、それらの指の位置関係により、システム側でタッチされるべき指の位置および向きを推測することができる。この場合、ユーザは上記タッチパネルまたはタッチパッドの向きを認識していない状態でも、入力操作が可能となる。
母音文字列取得部130は、操作部120に対するユーザ入力操作に起因して、母音により形成される母音文字列を取得する。
有意文字列取得部140は、辞書110から、母音文字列取得部130により取得される母音文字列と、それぞれの文字の母音が共通する有意文字列を取得する。有意文字列取得部140は、原則として辞書110に存在するすべての当該有意文字列を提示部150に渡す。辞書110に当該有意文字列が存在しない場合、その旨、提示部150に通知する。
提示部150は、有意文字列取得部140により取得される有意文字列を、ユーザが選択可能な候補として提示する。実施の形態1では、その有意文字列を表示部160に表示する。その有意文字列が複数存在する場合、表示部160に羅列表示する。その場合、一つの有意文字列を選択可能なよう、一つのカーソルを一つの有意文字列上に重畳的に表示してもよい。
提示部150は、操作部120により受け付けられた、その有意文字列の羅列を見たユーザの選択操作に起因する選択情報を受信し、その選択情報に応じて、取得された複数の有意文字列から一つを選択する。そして、選択した有意文字列を処理部170に設定する。
処理部170は、その有意文字列の入力に応じた処理を実行する。
辞書110は、保持している有意文字列ごとの、ユーザ入力操作に起因して選択された回数を示す選択回数を保持してもよい。初期状態では、すべての有意文字列の選択回数がゼロに設定される。なお、当該選択回数は辞書110外に設けられる別のテーブルで管理されてもよい。
この場合、辞書管理部180は、操作部120に対して上記選択操作がなされるたびに、選択された有意文字列の選択回数をインクリメントする。提示部150は、有意文字列取得部140により複数の有意文字列が取得される場合、その複数の有意文字列を、選択回数を参照して、画面上に並べて表示する。たとえば、その複数の有意文字列を選択回数が多い順に並べて表示する。たとえば、上から下に並べて表示する。
有意文字列取得部140は、辞書110に、母音文字列取得部130により取得された母音文字列と、それぞれの母音が共通する有意文字列が複数登録されている場合、それら有意文字列の選択回数を参照して、その一部の有意文字列の取得を省略してもよい。たとえば、一回に取得する有意文字列の上限数が設定されていてもよい。その上限数を超える場合、選択回数が多い順にその上限数の有意文字列を取得してもよい。なお、一回目の取得によりユーザが所望する有意文字列が取得できなかった場合、ユーザが再トライの操作を実行することにより、有意文字列取得部140は、一回目に取得された有意文字列を除いて、選択回数が多い順に当該上限数の有意文字列を取得する。この処理を繰り返すことにより、ユーザが所望する有意文字列が辞書110に登録されていれば、所望の有意文字列を選択可能な状態を得ることができる。
辞書110は、保持している有意文字列ごとの、ユーザ入力操作に起因して選択された地域ごとの回数を示す地域別選択回数を保持してもよい。初期状態では、すべての有意文字列の地域別選択回数がゼロに設定される。
この場合、処理装置100に図示しないGPS受信部が設けられ、GPS受信部はGPS衛星からの信号をもとに位置情報を生成する。辞書管理部180は、操作部120に対して上記選択操作がなされるたびに、選択された有意文字列の、その選択操作がなされた位置情報に対応する地域の地域別選択回数をインクリメントする。母音文字列取得部130は、ユーザ入力操作に起因して形成される母音文字列とともに、その入力操作を行うユーザの位置情報を取得する。
提示部150は、有意文字列取得部140により複数の有意文字列が取得される場合、その複数の有意文字列を、取得された位置情報に対応する地域別選択回数を参照して、画面上に並べて表示する。たとえば、その複数の有意文字列を地域別選択回数が多い順に並べて表示する。たとえば、上から下に並べて表示する。なお、位置情報は、GPS衛星からの信号にもとづいて生成される形態に限るものではなく、ユーザ入力など、他の形態により生成されてもよい。
辞書110は、保持している有意文字列ごとの、ユーザ入力操作に起因して選択された時間帯ごとの回数を示す時間帯別選択回数を保持してもよい。初期状態では、すべての有意文字列の時間別選択回数がゼロに設定される。
この場合、辞書管理部180は、操作部120に対して上記選択操作がなされるたびに、選択された有意文字列の、その選択操作がなされた時刻に対応する時間別選択回数をインクリメントする。母音文字列取得部130は、ユーザ入力操作に起因して形成される母音文字列とともに、その入力操作が行われる時刻情報を取得する。提示部150は、有意文字列取得部140により複数の有意文字列が取得される場合、その複数の有意文字列を、取得された時刻情報に対応する時間別選択回数を参照して、画面上に並べて表示する。たとえば、その複数の有意文字列を時間別選択回数が多い順に並べて表示する。たとえば、上から下に並べて表示する。
辞書110は、保持している有意文字列ごとの、ユーザ入力操作に起因して選択されたユーザ属性ごとの回数を示す時間帯別選択回数を保持してもよい。初期状態では、すべての有意文字列の時間別選択回数がゼロに設定される。当該ユーザ属性は、性別、年齢帯、出身地などであってもよい。
この場合、辞書管理部180は、操作部120に対して上記選択操作がなされるたびに、選択された有意文字列の、その選択操作がなされたユーザのユーザ属性に対応するユーザ属性別選択回数をインクリメントする。母音文字列取得部130は、ユーザ入力操作に起因して形成される母音文字列とともに、その入力操作が行われるユーザのユーザ属性を取得する。提示部150は、有意文字列取得部140により複数の有意文字列が取得される場合、その複数の有意文字列を、取得されたユーザ属性に対応するユーザ属性別選択回数を参照して、画面上に並べて表示する。たとえば、その複数の有意文字列をそのユーザ属性別選択回数が多い順に並べて表示する。たとえば、上から下に並べて表示する。
図2は、辞書110に保持されるデータ構造の第1例を示す図である。このデータ構造110aでは、母音文字列111、有意文字列112、および選択回数113の項目を持つ。図2では、母音文字列が「おいえ」に対応する複数の有意文字列、および各有意文字列の選択回数を描いている。
図3は、表示部160に表示される画面の第1例を示す図である。この画面161aは、操作部120に「おいえ」をユーザ入力した場合に表示される画面の第1例を示している。有意文字列取得部140は、「おいえ」に対応する有意文字列の、選択回数上位五つを図2に示した辞書110から取得する。提示部150は、その五つの有意文字列を選択回数が多い順に並べて表示している。現在選択されている有意文字列にはカーソル162aが重畳されており、この状態でユーザが選択操作をすると、「トイレ」が選択される。なお、選択すべき有意文字列が決定された後、ユーザ操作に起因した、かな漢字変換が適宜、実行可能な構成であってもよい。
図4は、辞書110に保持されるデータ構造の第2例を示す図である。このデータ構造110bは、図2に示したデータ構造110aと比較し、選択回数113が午前と午後に分類されて記録されている。
図5は、表示部160に表示される画面の第2例を示す図である。この画面161bは、操作部120に「おいえ」をユーザ入力した場合に表示される画面の第2例を示しているこのユーザ入力は午前中になされているとする。その場合、有意文字列取得部140は、「おいえ」に対応する有意文字列の、午前の選択回数上位五つを図4に示した辞書110から取得する。提示部150は、その五つの有意文字列を選択回数が多い順に並べて表示している。現在選択されている有意文字列にはカーソル162bが重畳されており、この状態でユーザが選択操作をすると、「起きて」が選択される。このように、時間帯に応じて使用されやすいワードを上位に表示させることができる。
図6は、辞書110に保持されるデータ構造の第3例を示す図である。このデータ構造110cは、図2に示したデータ構造110aと比較し、選択回数113が東京、埼玉、・・・、と地域ごとに分類されて記録されている。
図7は、表示部160に表示される画面の第3例を示す図である。この画面161cは、操作部120に「おいえ」をユーザ入力した場合に表示される画面の第3例を示している。以下、処理装置100を所持するユーザは自宅が埼玉にあり、会社が東京にある例を説明する。当該ユーザが会社で、「おいえ」を入力した場合、有意文字列取得部140は、「おいえ」に対応する有意文字列の、東京の選択回数上位五つを図6に示した辞書110から取得する。提示部150は、その五つの有意文字列を選択回数が多い順に並べて表示している。現在選択されている有意文字列にはカーソル162cが重畳されており、この状態でユーザが選択操作をすると、「小池」が選択される。たとえば、取引先に小池さんという名前の人がいる場合、会社で「小池」と入力する頻度が高くなる。このように、地域に応じて使用されやすいワードを上位に表示させることができる。
図8は、操作部120に設けられるタッチパネル120aの一例を示す図である。このタッチパネル120aは、五つの接触検出領域としての、「あ」のタッチゾーン121、「い」のタッチゾーン122、「う」のタッチゾーン123、「え」のタッチゾーン124および「お」のタッチゾーン125を有する。「あ」のタッチゾーン121、「い」のタッチゾーン122、「う」のタッチゾーン123、「え」のタッチゾーン124および「お」のタッチゾーン125は、それぞれ、親指、人差し指、中指、薬指および小指によりタッチがしやすい領域に設けられる。なお、ユーザの指の太さに応じて、これらのゾーン間の距離をカスタマイズする機能が設けられてもよい。
図9は、実施の形態1に係る処理装置100の動作を説明するためのフローチャートである。母音文字列取得部130は、ユーザ入力操作に起因して生成される母音文字列を取得する(S100)。有意文字列取得部140は、辞書110から、その母音文字列に対応する、少なくとも一つの有意文字列を取得する(S101)。提示部150は、取得された少なくとも一つの有意文字列を表示部160に表示する(S102)。提示部150は、ユーザ入力操作に起因して選択された有意文字列を、処理部170に供給するべき有意文字列に確定する(S103)。
以上説明したように実施の形態1によれば、母音文字列の入力操作と、その母音文字列に対応する、提示される有意文字列のなかから一つを選択する選択操作とにより、所望の文字列を入力することができる。したがって、簡単でスピーディーな入力操作が可能となる。また、選択回数が多い有意文字列が上位に表示されるように制御することにより、選択操作の際のカーソル移動の頻度を低減することができ、よりスピーディーな入力操作が可能となる。さらに、この選択回数を地域や時間帯ごとに分類して管理することにより、その処理をより最適化することができる。
(実施の形態2)
図10は、本発明の実施の形態2に係る処理システム500の構成を示すブロック図である。処理システム500は、処理装置100および複数の端末装置200(図10では、端末装置A200A、端末装置B200B、端末装置C200C)を含む。処理装置100と各端末装置200とはネットワーク300を介して通信可能な構成である。
実施の形態2の説明では、処理装置100としてサーバまたはPC、端末装置200として、携帯電話機、PDA、スマートフォン、携帯型音楽プレーヤーなどの携帯機器を想定する。なお、端末装置200をPCとすることも可能である。
当該処理装置100は、辞書110、母音文字列取得部130、有意文字列取得部140、提示部150、表示部160、処理部170、辞書管理部180を備える。以下、実施の形態1に係る処理装置100と同じ機能を担う構成要素の説明を適宜、省略する。端末装置200は、操作部210および表示部220を備える。操作部210および表示部220は、実施の形態1に係る処理装置100の操作部120および表示部160と基本的に同じ機能である。
実施の形態2では、辞書110に保持される選択回数は、ネットワーク300上に接続されたすべての端末装置200からの、選択操作の回数となる。母音文字列取得部130は、端末装置200の操作部210に対するユーザ入力操作に起因して、母音により形成される母音文字列を、ネットワーク300を介して取得する。実施の形態2では、提示部150は、有意文字列取得部140により取得される有意文字列を、端末装置200の表示部220に羅列して表示させるよう制御する。提示部150は、端末装置200の操作部210により受け付けられた、その有意文字列の羅列を見たユーザの選択操作に起因する選択情報を、ネットワーク300を介して受信し、その選択情報に応じて、取得された複数の有意文字列から一つを選択する。辞書管理部180は、ネットワーク300上のいずれかの端末装置200の操作部210に対して上記選択操作がなされるたびに、選択された有意文字列の選択回数をインクリメントする。
実施の形態2でも、実施の形態1で説明した様々なオプション的な処理を適宜、組み合わせて実施することができる。
以上説明したように実施の形態2も、実施の形態1と同様の効果を奏する。さらに、母音文字列から有意文字列への変換処理をネットワーク上のサーバまたはPCで行うことにより、既存の端末装置でも本発明に係る入力方法を実現することができる。また、辞書110をネットワーク上のサーバまたはPCに構築することにより、学習データとすべき上記選択回数のサンプル数を増やすことができる。したがって、有意文字列をランキング順にしたがって羅列表示する際、より高精度な順位で表示することが可能となる。
以上、本発明をいくつかの実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
上述した説明では、上記選択回数を分類するための基準として、地域、時間帯、ユーザ属性を挙げた。この点、上記ユーザ入力操作がウェブページの検索欄に文字列を入力するための操作である場合、上記選択回数を分類するための基準として、そのウェブページのカテゴリ(たとえば、ウェブページの内容で分類されたカテゴリ)が用いられてもよい。
100 処理装置、 110 辞書、 120 操作部、 130 母音文字列取得部、 140 有意文字列取得部、 150 提示部、 160 表示部、 170 処理部、 180 辞書管理部、 200 端末装置、 210 操作部、 220 表示部、 300 ネットワーク、 500 処理システム。

Claims (7)

  1. ユーザ入力操作に起因して、母音により形成される母音文字列を取得する母音文字列取得部と、
    所定の辞書から、前記母音文字列取得部により取得される母音文字列と、それぞれの文字の母音が共通する有意な文字列を取得する有意文字列取得部と、
    前記有意文字列取得部により取得される有意な文字列を、ユーザが選択可能な候補として提示する提示部と、
    を備えることを特徴とする処理装置。
  2. 五種類の母音と一対一に対応させた、五種類の指のそれぞれがタッチすべき五つの接触検出領域を持つ操作部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記辞書は、保持している有意な文字列ごとの、ユーザ入力操作に起因して選択された回数を示す選択回数を保持し、
    前記提示部は、前記有意文字列取得部により複数の有意な文字列が取得される場合、その複数の有意な文字列を、前記選択回数を参照して、画面上に並べて表示することを特徴とする請求項1または2に記載の処理装置。
  4. 前記辞書は、保持している有意な文字列ごとの、ユーザ入力操作に起因して選択された地域ごとの回数を示す地域別選択回数を保持し、
    前記母音文字列取得部は、ユーザ入力操作に起因して形成される母音文字列とともに、その入力操作を行うユーザの位置情報を取得し、
    前記提示部は、前記有意文字列取得部により複数の有意な文字列が取得される場合、その複数の有意な文字列を、取得された位置情報に対応する地域別選択回数を参照して、画面上に並べて表示することを特徴とする請求項1または2に記載の処理装置。
  5. 前記辞書は、保持している有意な文字列ごとの、ユーザ入力操作に起因して選択された時間帯ごとの回数を示す時間帯別選択回数を保持し、
    前記母音文字列取得部は、ユーザ入力操作に起因して形成される母音文字列とともに、その入力操作が行われる時刻情報を取得し、
    前記提示部は、前記有意文字列取得部により複数の有意な文字列が取得される場合、その複数の有意な文字列を、取得された時刻情報に対応する時間別選択回数を参照して、画面上に並べて表示することを特徴とする請求項1または2に記載の処理装置。
  6. 前記辞書は、保持している有意な文字列ごとの、ユーザ入力操作に起因して選択されたユーザ属性ごとの回数を示すユーザ属性別選択回数を保持し、
    前記母音文字列取得部は、ユーザ入力操作に起因して形成される母音文字列とともに、その入力操作を行うユーザのユーザ属性を取得し、
    前記提示部は、前記有意文字列取得部により複数の有意な文字列が取得される場合、その複数の有意な文字列を、取得されたユーザ属性に対応するユーザ属性別選択回数を参照して、画面上に並べて表示することを特徴とする請求項1または2に記載の処理装置。
  7. ユーザ入力操作に起因して入力された有意な文字列を、その有意な文字列とそれぞれの母音が共通する母音文字列に関連づけて前記辞書に登録する辞書管理部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の処理装置。
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