JP2010191713A - 情報検索装置及びその検索方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のデータから連続的に又は離散的に抽出されて表示されたデータに対して所定の操作を行うだけで、その操作に応じた検索を可能とする。
【解決手段】 格納部に格納された複数のデータから1つのデータを基準として、連続的に抽出したデータと、離散的に抽出したデータとを入力画面に表示させる。そして、連続的に抽出したデータか、離散的に抽出したデータの何れかに所定の操作が行われたか否かを判定する。ここで、所定の操作が行われたと判定した場合、その操作が行われたデータとその操作とに応じて、新たな基準のデータを確定して表示させるデータを更新する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、電子辞書の見出し、静止画、動画のシーンなどを検索する情報検索装置及びその検索方法に関する。
特許文献1乃至3には、次のようなユーザインタフェースによりデータを検索することが開示されている。所定の規則に従ってソートされた複数のデータを格納する格納部と、ソートされた複数のデータから少なくとも一つを指定する指定部と、ソートされた複数のデータよりデータを抽出する抽出部と、抽出されたデータを表示する表示部とを備える。抽出部では、ソートされた複数のデータより、指定されたデータの近辺では密にデータを抽出し、指定されたデータから遠い位置では粗にデータを抽出する。また、例えば指定したデータから±1、±4、±16、±64、±256、±1024、±2048、…、のように指数関数的に離れた位置のデータを抽出する。そしてユーザが所望のデータを検索する際に、表示されたデータの中から所望のデータに最も近いと思うデータを指定する。そして、指定したデータの近辺では密にデータが抽出され、指定したデータから遠い位置では粗にデータが抽出されて再表示される。このような操作を所望のデータが表示されるまで繰り返す。
また、パワーポイント(Microsoft社)のユーザインタフェースは、スライドのスクロールと所望のスライドへのジャンプが可能である。ここで、現在表示されているスライドのスクロールはスライド矢印を押下するか、スクロールバーをドラッグ・アンド・ドロップして行う。そして、前のスライドにジャンプするには前スライドボタンを押下する。次のスライドにジャンプするには次スライドボタンを押下する。また、スライドのサムネイルが表示されており、サムネイルの中のスライドを選択してジャンプすることもできる。
特開平10−124530号公報 特開平10−187748号公報 特開平11−338608号公報
しかしながら、従来技術における検索方法では、飛び飛びの離れた位置にしかジャンプできない(離散的選択)。従って、遠く離れた位置から所望のデータに近づくには有効であるが、近づいた後で所望のデータの近傍を一覧できないし、所望のデータの近傍一覧をスクロールできない。その結果、離散的選択だけだと、中心付近のデータが現れたり消えたりし、所望のデータがあるか否かの確認にはユーザに記憶の負荷がかかる。
また、所望のデータを飛び越してジャンプした場合には、操作をやり直す必要があり、余分な手間が掛かる。また、表示の中心付近では、離散的選択の場合に、選択したデータ毎にジャンプする幅が異なるので、指を動かした量とスクロール量とが比例するといったような直感的な操作ができない。
また、パワーポイント(Microsoft社)の場合、サムネイルはスライドの数が数千枚とかのように非常に多くなると全体を一覧表示できないので、遠く離れたスライドにジャンプしにくい。また、前スライドボタンや次スライドボタンでは前後のスライドにしかジャンプできない。従って、スライドの全体像を見て所望のスライド近くにジャンプできない。
本発明は、複数のデータから連続的に又は離散的に抽出されて表示されたデータに対して所定の操作を行うだけで、その操作に応じた検索を可能とすることを目的とする。
本発明は、情報検索装置であって、複数のデータから、1つのデータを基準として、連続的に抽出したデータと、離散的に抽出したデータとを表示手段に表示させる手段と、
前記連続的に抽出したデータか、前記離散的に抽出したデータの何れかに所定の操作が行われたか否かを判定する手段と、
前記所定の操作が行われたと判定した場合、当該操作が行われたデータと当該操作とに応じて、新たな基準のデータを確定して前記表示手段に表示させるデータを更新する手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、情報検索装置の検索方法であって、格納手段に格納された複数のデータから、1つのデータを基準として、連続的に抽出したデータと、離散的に抽出したデータとを表示手段に表示させる工程と、
前記連続的に抽出したデータか、前記離散的に抽出したデータの何れかに所定の操作が行われたか否かを判定する工程と、
前記所定の操作が行われたと判定した場合、当該操作が行われたデータと当該操作とに応じて、新たな基準のデータを確定して前記表示手段に表示させるデータを更新する工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、複数のデータから連続的に又は離散的に抽出されて表示されたデータに対して所定の操作を行うだけで、その操作に応じた検索を行うことができる。
第一の実施形態における情報検索装置の構成の一例を示す図である。 辞書103に記憶されている英単語の見出しを示す図である。 第一の実施形態における電子辞書をユーザが片手で持って操作している状態を示す図である。 第一の実施形態における電子辞書の入力画面の構成例を示す図である。 第一の実施形態における単語検索処理を示すフローチャートである。 第一の実施形態における入力画面の表示例を示す図である。 第二の実施形態における電子辞書の入力画面の一例を示す図である。 第二の実施形態における単語検索処理を示すフローチャートである。 第二の実施形態における入力画面の表示例を示す図である。 第三の実施形態における電子辞書の入力画面の一例を示す図である。 第三の実施形態における単語検索処理を示すフローチャートである。 第四の実施形態における電子辞書の入力画面の一例を示す図である。 第四の実施形態における単語検索処理を示すフローチャートである。 第五の実施形態における情報検索装置の構成の一例を示す図である。 第五の実施形態における静止画検索処理を示すフローチャートである。 第五及び第六の実施形態における表示画面の表示例を示す図である。 第七の実施形態におけるシーン検索処理を示すフローチャートである。 第七の実施形態における表示画面の表示例を示す図である。 第七の実施形態における表示画面の表示例を示す図である。 第八の実施形態におけるシーン検索処理を示すフローチャートである。 第八の実施形態における表示画面の表示例を示す図である。 カメラ(又はビデオカメラ)4801の動画検索処理に適用した例と変形例を示す図である。 リモコン5001によってテレビ5002に表示される動画から所望のシーンを検索する例を示す図である。 第七の実施形態における表示画面の表示例を示す図である。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
[第一の実施形態]
図1は、第一の実施形態における情報検索装置の構成の一例を示す図である。この例では、情報検索装置として、電子辞書を例に挙げて説明する。図1に示すように、電子辞書の本体100には、入力画面101、イベント検出部102、辞書103、ROM104、RAM105、CPU106、電源ボタン107が含まれる。これらの構成要素はバス108によって接続されている。
図2は、辞書103に記憶されている英単語の見出しを示す図である。この辞書103には、データ番号が0の“ABANDONED”からデータ番号が4093の“ZURICH”までのN=4094個の英単語がアルファベット順にソートされて記憶されている。ここでは、辞書103の内容として英単語の見出しのみを図示しているが、実際には、見出しに対応する訳語や説明等も記憶されている。また、日本語辞書の場合には見出しに関して50音順にソートされた辞書データが記憶されている。
図3は、第一の実施形態における電子辞書をユーザが片手で持って操作している状態を示す図である。尚、電子辞書の本体100は、縦が100mmのサイズで横が50mmのサイズであり、ユーザは電子辞書を片手で持って自由な姿勢で検索操作が可能である。
第一の実施形態では、入力画面101は表面がタッチパネルで覆われている。そして、イベント検出部102はユーザの指が入力画面101をタッチやタップした領域、或いはなぞった領域を検出することが可能である。また、入力画面101には、離散的選択領域301及び303と連続的選択領域302とが含まれる。この離散的選択領域301及び303には、インデックスIの指すデータから遠くになる程粗く辞書データが抽出されてデータの見出しとデータ番号とが表示される。
一方、連続的選択領域302には、インデックスIの指す辞書データを基準として、その前後の連続した幾つかのデータの見出しとデータ番号とが表示される。尚、この連続的選択領域302に表示されるデータの数は5〜10個であるが、以下では5個として説明する。
ここで、インデックスIはRAM105の中に記憶されており、図2に示す辞書の中のあるデータ番号を指しており、ユーザの所定の検索操作に応じて、その値が変化する。
図4は、第一の実施形態における電子辞書の入力画面の構成例を示す図である。図4に示すように、離散的選択領域301は連続した4つの領域A(−6)、A(−5)、A(−4)、A(−3)からなる。また同様に、離散的選択領域303は連続した4つの領域A(3)、A(4)、A(5)、A(6)からなり、離散的選択領域301及び303は、所定の検索操作として、シングルタップ操作のみを受け付ける。一方、連続的選択領域302は連続した5つの領域A(−2)、A(−1)、A(0)、A(1)、A(2)からなり、連続的選択領域302は、所定の検索操作として、なぞる操作及びダブルタップ操作を受け付ける。
以上の構成において、ユーザが電子辞書の単語を検索する単語検索処理を、図5を用いて説明する。尚、この単語検索処理はCPU106がROM104に格納されているプログラムに従って実行する処理である。
図5は、第一の実施形態における単語検索処理を示すフローチャートである。ユーザが電源ボタン107をONにすると、ステップS501において、インデックスIを“0”(I=0)に初期化する。次に、ステップS502において、インデックスIの指す辞書データを中心とし、その前後に±X1、±X2、±X3、±X4、±X5、±X6離れた辞書データを抽出して表示する。つまり、データ番号がI−X6、I−X5、I−X4、I−X3、I−X2、I−X1、I、I+X1、I+X2、I+X3、I+X4、I+X5、I+X6の辞書データを抽出し、この順番にデータの見出しを入力画面101に表示する。ここでは、X1=1、X2=2、X3=10、X4=50、X5=200、X6=1000とする。
従って、インデックスIの指すデータの近くでは連続的に辞書データを抽出することができると共に、インデックスIの指すデータから遠くなるほど粗く辞書データを抽出することができる。
尚、データ番号がI−Xi<0の場合にはこれをI−Xi+Nに置き換え、データ番号がI+Xi≧Nの場合にはこれをI+Xi−Nに置き換えて辞書データを抽出する。また、インデックスIが“0”の場合には、データ番号が3094、3894、4044、4084、4092、4093、0、1、2、10、50、200、1000の辞書データを抽出する。
図3に示す入力画面101は、インデックスIが“0”の場合の表示例である。つまり、この例では、領域A(I±Xn)に辞書データの見出しとデータ番号とが以下のように表示される。
領域A(−6) “SAFE”:3094
領域A(−5) “VOLATILE”:3894
領域A(−4) “WU”:4044
領域A(−3) “ZABEL”:4084
領域A(−2) “ZUCHINI”:4092
領域A(−1) “ZURICH”:4093
領域A(0) “ABANDONED”:0
領域A(1) “ABILITY”:1
領域A(2) “ABLE”:2
領域A(3) “ABSORBED”:10
領域A(4) “ADS”:50
領域A(5) “ARE”:200
領域A(6) “DES RES”:1000。
次に、ステップS503において、電源ボタン107に対するユーザの操作を検出し、電源がONかOFFかを判定する。判定の結果、電源がOFFになれば処理を終了する。また、電源がONの状態ならばステップS504へ処理を進め、ユーザが入力画面101にタッチしたか否かを判定する。ユーザのタッチを検出すればステップS505へ処理を進め、ユーザのタッチを検出しなければステップ503に戻る。
このステップS505では、ユーザがタッチした領域の中心位置を求め、続くステップS506においてユーザのタッチした領域の中心位置が離散的選択領域301又は303にあるのか、連続的選択領域302にあるのかを判定する。判定の結果、ユーザのタッチした領域の中心位置が離散的選択領域301(A(−6)、A(−5)、A(−4)、A(−3))又は303(A(3)、A(4)、A(5)、A(6))にあると判定すると、ステップS507へ処理を進める。しかし、ユーザのタッチした領域の中心位置が連続的選択領域302(A(−2)、A(−1)、A(0)、A(1)、A(2))にあると判定すると、ステップS509へ処理を進める。
このステップS507では、離散的選択領域301及び303へのタッチが「シングルタップ」か否かを判定する。ここで「シングルタップ」とは、トンと1回だけ叩くように入力画面101にタッチする操作のことである。判定の結果、タッチが「シングルタップ」であれば、ステップS508へ処理を進める。しかし、タッチが「シングルタップ」でなければ、ステップS503に戻る。また、ステップS507において、連続的選択領域302から離散的選択領域301及び303へと続く「なぞる」操作はリジェクトされてステップS503に戻る。
次に、ステップS508では、タッチしている領域の中心位置に表示されているデータのデータ番号をインデックスIにセットし、ステップS502に戻る。これにより、離散的選択領域301及び303には中心から遠くなるほど指数関数的に遠く離れたデータが表示されているので、少ない回数の「シングルタップ」操作によって遠く離れたデータにジャンプすることができる。
一方、ステップS509では、ユーザの連続的選択領域302へのタッチ操作が「なぞる」、「ダブルタップ」或いは「それ以外」の何れであるかを判定する。ここで「なぞる」とは、入力画面101に指を触れたまま移動し、入力画面101に表示されたデータを連続的にスクロールする操作のことである。また「ダブルタップ」とは、トントンと続けて2回叩くように入力画面101にタッチする操作のことである。
ステップS509で、ユーザの操作が「なぞる」であれば、ステップS510へ処理を進め、なぞった方向と距離とに応じてインデックスIを更新する。例えば、ユーザが連続的選択領域302の領域A(2)から領域A(1)へ指を移動すると、インデックスIの値に1を加える。逆に、領域A(1)から領域A(2)へ指を移動すると、インデックスIの値から1を減ずる。この処理は他の領域でも同様であるが、領域A(−2)から領域A(−3)へ、領域A(2)から領域A(3)へ指を移動させた場合は、インデックスIの値を更新しない。また、インデックスIがI≧Nの場合にはI←I−Nとし、インデックスIがI<0の場合には、I←I+Nとする。
次に、ステップS511において、インデックスIの指す辞書データを中心とし、その前後に±X1、±X2、±X3、±X4、±X5、±X6離れた位置の辞書データを抽出して表示する。この「なぞる」操作は、ステップS503〜ステップS504〜ステップS505〜ステップS506〜ステップS509〜ステップS510〜ステップS511〜ステップS503のループによって処理される。
このように、連続的選択領域302内での「なぞる」操作によって指のタッチしている位置がA(i)からA(i−1)へ、又はA(i+1)へ移動すると、随時インデックスIがI+1に、又はI−1に更新されると共に表示が切り替わる。即ち、「なぞる」操作によって連続して表示されているデータを連続的にスクロールすることができる。
また、ステップS509において、ユーザの操作が「ダブルタップ」であると判定した場合は、ステップS512へ処理を進め、ダブルタップした位置に表示されているデータの訳語を辞書から取り出して訳語表示画面に表示する。図6に示す(a)は、第一の実施形態における訳語表示画面の一例を示す図である。図6の(a)において、601は検索された英単語であり、602はその訳語である。603は「戻る」ボタンである。そして、ステップS513において、「戻る」603ボタンへのタッチを検出すれば、ステップS502に戻る。
[検索処理の操作例]
ここで、図3に示す電子辞書の初期状態からユーザが図6に示す(a)の“IMAGINE”という英単語を検索し、その日本語訳を表示する際の入力画面への操作例を、図6に示す(b)〜(f)を用いて説明する。
まず、電源ボタン107がONされると、ステップS501においてインデックスIに“0”をセットし、ステップS502において図3に示すように見出しとデータ番号とを表示する。この状態で、検索すべき英単語を表示させるために、ユーザが見出し“DES RES”の位置310を指でシングルタップすると、ステップS504においてユーザが入力画面101にタッチしたと判定する。そして、ステップS506において、その位置の中心が離散的選択領域303内の領域A(6)にあると判定し、ステップS507においてユーザのタッチがシングルタップであると判定する。その結果、ステップS508においてインデックスIに見出し“DES RES”のデータ番号(1000)をセットする。
次に、ステップS502において、インデックスI(I=1000)を中心とし、その位置から±1、±2、±10、±50、±200、±1000の位置の辞書データを抽出し、見出しとデータ番号とを表示する。これにより、図6に示す(b)のように、データ番号が0、800、950、990、998、999、1000、1001、1002、1010、1050、1200、2000の辞書データの見出しとデータ番号とが抽出されて表示される。この状態でも、表示された英単語が検索すべき英単語と遠いため、ユーザが更に見出し“KIRSCH”の位置701を指でシングルタップする。そして、上述の場合と同様に、ステップS504〜ステップS508へ処理を進め、結果としてインデックスIに見出し“KIRSCH”のデータ番号(2000)をセットする。
次に、ステップS502において、インデックスI(I=2000)を中心とし、その位置から±1、±2、±10、±50、±200、±1000の位置の辞書データを抽出し、見出しとデータ番号とを表示する。これにより、図6に示す(c)のように、データ番号が1000、1800、1950、1990、1998、1999、2000、2001、2002、2010、2050、2200、3000の辞書データの見出しとデータ番号とが抽出されて表示される。この状態では、検索すべき英単語に少し近づいたので、ユーザが見出し“IMPLY”の位置801を指でシングルタップする。そして、上述の場合と同様に、ステップS504〜ステップS508へ処理を進め、結果としてインデックスIに見出し“IMPLY”のデータ番号(1800)をセットする。
次に、ステップS502において、インデックスI(I=1800)を中心とし、その位置から±1、±2、±10、±50、±200、±1000の位置の辞書データを抽出し、見出しとデータ番号とを表示する。これにより、図6に示す(d)のように、データ番号が800、1600、1750、1790、1798、1799、1800、1801、1802、1810、1850、2000、2800の辞書データの見出しとデータ番号とが抽出されて表示される。この状態では、連続的選択領域302に検索すべき英単語の近辺が表示されたので、ユーザが見出し“IMPACT”の位置から“IMPORTANCE”の位置までを指でなぞる。そして、上述した「なぞる」操作の処理を3回繰り返すことで、ステップS510において、インデックスIの値が1799、1798、1797と減じられる。
次に、ステップS511において、インデックスI(I=1797)を中心とし、その位置から±1、±2、±10、±50、±200、±1000の位置の辞書データを抽出し、見出しとデータ番号とを表示する。これにより、図6に示す(e)のように、データ番号が797、1597、1747、1787、1795、1796、1797、1798、1799、1807、1847、1997、2797の辞書データの見出しとデータ番号が抽出されて表示される。この状態で、一旦入力画面101から指を離し、再度、ユーザが見出し“IMITATORS”の位置から“IMPACT”の位置まで指でなぞる。そして、上述した「なぞる」操作の処理を2回繰り返すことで、ステップS510のいて、インデックスIの値が1796、1795と減じられる。
次に、インデックスI=1795を中心として、その位置から±1、±2、±10、±50、±200、±1000の位置の辞書データを抽出し、見出しとデータ番号とを表示する。これにより、図6に示す(f)のように、データ番号が795、1595、1745、1785、1793、1794、1795、1796、1797、1805、1845、1995、2795の辞書データの見出しとデータ番号とが抽出されて表示される。ここで、英単語の“IMAGINE”が連続的選択領域302に現れたので、ユーザがその位置をダブルタップすると、ステップS504においてユーザが入力画面101にタッチしたと判定する。次に、ステップS506において、その位置の中心が連続的選択領域302にあると判定し、ステップS509においてユーザのタッチが「ダブルタップ」であると判定する。その結果、ステップS512において、図6に示す(a)のように、検索した英単語の“IMAGINE”601の日本語訳602を表示する。この状態で、ユーザが「戻る」ボタン603にタッチすると、ステップS513からステップS502に戻り、図6に示す(f)の状態に戻る。
次に、電子辞書の検索における大まかな操作回数を評価する。見出し語数が4094の場合、2047以下の任意の自然数を指定する。ここでは、例えば1753を指定する。ここで、検索操作は形式的に、1753=1000(1タッチ)+1000(1タッチ)−200(1タッチ)−50(1タッチ)+α(−5〜+5)と表せる。αは連続的選択領域に表示できる見出しの行数によって決まり、この例では、1回のなぞる操作によってαは−5から+5までの任意の値を取ることができる。従って、1753の検索は、およそ4回のタッチと1回のなぞる操作で可能となる。
次に、10万語程度の見出し語がある電子辞書の検索について説明する。この例では、インデックスIの指す辞書データを中心とし、その位置から±1、±2、±10、±70、±500、±3000、±20000離れた辞書データを抽出して表示する。そして、検索目的として50000以下の任意の自然数、例えば16392を指定する。ここで、検索操作は形式的に、16392=20000(1タッチ)−3000(1タッチ)−500(1タッチ)−70(1タッチ)−70(1タッチ)+10(1タッチ)+10(1タッチ)+10(1タッチ)+α(−5〜+5)と表せる。αは1回のなぞる操作で−5から+5までの任意の値を取ることができるものとする。従って、16392の検索は、およそ8回のタッチと1回のなぞる操作で可能となる。
第一の実施形態によれば、離散的選択によって多くのデータから所望のデータに少ない操作回数で近づくことができる。そして、ある程度所望のデータに近づくと連続的選択によって所望のデータの有無を確認すると同時に所望のデータの位置でスクロールを止めることができる。従って、やり直し操作を少なくすることが可能になる。また、連続的選択領域ではスクロールによって直感的操作が可能となる。
[第二の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第二の実施形態を詳細に説明する。第一の実施形態では、単語数や表示する見出し数が増加した場合、画面が小さい場合には、入力画面に表示される見出し間のピッチが狭くなり、シングルタップによって所望の見出しを選択しにくくなる。第二の実施形態では、離散的選択領域にタッチすると、タッチした位置の見出しを拡大表示し、拡大表示された状態で選択確定領域をユーザがタッチすると、拡大表示中の見出しの選択を確定する。
尚、第二の実施形態でも、情報検索装置として電子辞書を例に挙げて説明するが、その構成は第一の実施形態で説明した図1に示す構成と同じであり、その説明は省略する。
図7に示す(a)は、第二の実施形態における電子辞書の入力画面の一例を示す図である。図7に示す(a)のように、入力画面101には、離散的選択領域1201及び1203、連続的選択領域1202及び選択確定領域1204が含まれる。
図7に示す(b)は、第二の実施形態における電子辞書の入力画面の構成例を示す図である。離散的選択領域1201は、連続した5つの領域B(−9)、B(−8)、B(−7)、B(−6),B(−5)からなる。また同様に、離散的選択領域1203は、連続した5つの領域B(5)、B(6)、B(7)、B(8)、B(9)からなる。一方、連続的選択領域1202は、連続した9つの領域B(−4)、B(−3)、B(−2)、B(−1)、B(0)、B(1)、B(2)、B(3)、B(4)からなる。連続的選択領域1202は、なぞる操作とダブルタップ操作を受け付ける。また、離散的選択領域1201と連続的選択領域1202との間、離散的選択領域1203と連続的選択領域1202との間には隙間が設けられている。
また、辞書103には、例えばアルファベット順にソートされた40000個の英単語W0〜W39999が記憶されている。実際に画面に表示される見出しは、W0=“a”、W1=“aardvark”、…、W39999=“zydeco”等であるが、以下ではW0、W1、…、W39999を用いて説明する。
次に、ユーザが電子辞書の単語を検索する単語検索処理を、図8を用いて説明する。尚、この単語検索処理はCPU106がROM104に格納されているプログラムに従って実行する処理である。
図8は、第二の実施形態における単語検索処理を示すフローチャートである。ユーザが電源ボタン107をONにすると、ステップS1401において、インデックスIを“0”(I=0)に初期化する。次に、ステップS1402において、インデックスIの指す辞書データを中心とし、その前後に±X1、±X2、±X3、±X4、±X5、±X6、±X7、±X8、±X9離れた辞書データを抽出して表示する。つまり、データ番号がI−X9、I−X8、I−X7、I−X6、I−X5、I−X4、I−X3、I−X2、I−X1、I、I+X1、I+X2、I+X3、I+X4、I+X5、I+X6、I+X7、I+X8、I+X9の辞書データを抽出する。そして、この順番にデータの見出しを入力画面101に表示する。ここでは、X1=1、X2=2、X3=3、X4=4、X5=20、X6=100、X7=500、X8=2500、X9=12500とする。
従って、インデックスIの指すデータの近くでは連続的に辞書データを抽出することができると共に、インデックスIの指すデータから遠くなるほど粗く離散的に辞書データを抽出することができる。
尚、データ番号がI−Xi<0の場合にはこれをI−Xi+Nに置き換え、データ番号がI+Xi≧Nの場合にはこれをI+Xi−Nに置き換えて辞書データを抽出する。また、インデックスIが“0”の場合には、以下のようなデータ番号の辞書データを抽出するものとする。
データ番号:27500、37500、39500、39900、39980、39996、39997、39998、39999、0、1、2、3、4、20、100、500、2500、12500。
図7に示す(a)の入力画面101は、インデックスIが“0”の場合の表示例である。次に、ステップS1403において、電源ボタン107に対するユーザの操作を検出し、電源がONかOFFかを判定する。判定の結果、電源がOFFになれば処理を終了する。また、電源がONの状態ならばステップS1404へ処理を進め、ユーザが入力画面101にタッチしたか否かを判定する。ユーザのタッチを検出すればステップS1405へ処理を進め、ユーザのタッチを検出しなければステップ1403に戻る。
このステップS1405では、ユーザがタッチした領域の中心位置を算出する。そして、ステップS1406において、ユーザのタッチが離散的選択領域1201又は1203にあるのか否かを判定する。判定の結果、離散的選択領域1201(B(−9)、B(−8)、B(−7)、B(−6)、B(−5))又は1203(B(5)、B(6)、B(7)、B(8)、B(9))にあると判定すると、ステップS1407へ処理を進める。しかし、ユーザのタッチした領域の中心が離散的選択領域にないと判定すると、ステップS1409へ処理を進める。
このステップS1407では、入力画面101に拡大表示項目が表示されていればそれを消す。そして、ステップS1408において、タッチしている領域の中心位置下にあるデータを拡大表示し、ステップS1403に戻る。一方、ステップS1409では、ユーザのタッチした領域の中心位置が選択確定領域1204にあるか否かを判定する。ここで、その中心位置が選択確定領域1204にあると判定すると、ステップS1410へ処理を進め、その中心位置が選択確定領域1204にないと判定すると、ステップS1413へ処理を進める。
このステップS1410では、入力画面101上に拡大表示項目が表示されているか否かを判定し、表示されていないと判定すると、ステップS1403に戻る。しかし、表示されていればステップS1411へ処理を進め、拡大表示中のデータのデータ番号をインデックスIにセットする。そして、ステップS1412において拡大表示項目を消去し、ステップS1402に戻る。
また、ステップS1413では、ユーザのタッチした領域の中心位置が連続的選択領域1202にあるか否かを判定し、連続的選択領域1202にないと判定すると、ステップS1403に戻る。しかし、その中心位置が連続的選択領域1202にあると判定すると、ステップS1414へ処理を進め、入力画面101上に拡大表示項目が表示されていれば拡大表示項目を消す。そして、ステップS1415において、ユーザの連続的選択領域1202へのタッチ操作が「なぞる」、「ダブルタップ」或いは「それ以外」の何れかであるかを判定する。
判定の結果、ユーザの操作が「なぞる」であれば、ステップS1416へ処理を進め、なぞった操作量に応じて、インデックスIを更新する。このとき、指が入力画面101に触れながら移動している間は、指の下にある見出しが常に同じになるようにインデックスIを更新する。スクロール方向の指の動きと見出しの動きとがほぼ同じなので、直感的な操作が可能である。ここで、インデックスがI≧Nの場合にはI←I−Nとし、インデックスがI<0の場合にはI←I+Nとする。
次に、ステップS1417において、インデックスIの指す辞書データを中心とし、その位置から±X1、±X2、±X3、±X4、±X5、±X6、±X7、±X8、±X9離れた位置の辞書データを抽出して表示する。また、データ番号がI−Xi<0の場合にはこれをI−Xi+Nに置き換え、データ番号がI+Xi≧Nの場合にはこれをI+Xi−Nに置き換えて辞書データを抽出して表示する。そして、ステップS1418において、「なぞる」操作が続いていると判定すると、ステップS1416に戻る。しかし、この「なぞる」操作が終了したと判定すると、ステップS1403に戻る。
また、上述のステップS1415において、ユーザの操作が「ダブルタップ」であると判定すると、ステップS1419へ処理を進め、「ダブルタップ」した位置に表示されている見出しの訳語を辞書から取り出す。そして、その結果を訳語表示画面(図示せず)に表示する。次に、ステップS1420において、訳語表示画面(図示せず)内の「戻る」ボタンへのタッチを検出すると、ステップS1402に戻る。
また、上述のステップS1415において、ユーザの操作が「それ以外(「なぞる」、「ダブルタップ」以外)」であると判定すると、ステップS1403に戻る。
[検索処理の操作例]
ここで、図7に示す(a)の電子辞書の初期化状態からユーザが見出しW2611を検索する操作例を、図9に示す(a)〜(e)を用いて説明する。
まず、電源ボタン107がONされると、ステップS1401においてインデックスIに“0”をセットし、ステップS1402において図7に示す(a)のように、英単語の見出しを表示する。この例では、見出しをW27500、W37500、…、W0、W1、…、W12500で記述するが、実際の画面上には“a”、“aardvark”等の具体的な見出しが表示される。この状態で、ユーザが図7に示す(a)の離散的選択領域1203の見出しW2500の位置を指でタッチすると、ステップS1404においてユーザが入力画面101にタッチしたと判定する。そして、ステップS1406において、その位置の中心が離散的選択領域1203の領域B(8)にあると判定する。その結果、ステップS1408において、図9に示す(a)のように、タッチの中心位置下にある見出しW2500を拡大表示項目1501として拡大表示する。この状態で、ユーザが一旦画面から指を離し、選択確定領域1204をタッチすると、ステップS1404〜ステップS1410へ処理を進め、拡大表示項目1501があると判定する。その結果、ステップS1411において、インデックスIに拡大表示中のデータW2500のデータ番号(2500)をセットする。そして、ステップS1412において拡大表示項目1501を消し、ステップS1402に戻る。
次に、ステップS1402において、インデックスI(I=2500)を中心とし、その位置から±1、±2、±3、±4、±20、±100、±500、±2500、±12500離れた位置の辞書データを抽出して見出しを表示する。これにより、図9に示す(b)のように、見出しW30000、W0、…、W2500、W2501、…、W15000が抽出されて表示される。ここで、ユーザが図9に示す(b)の離散的選択領域1203の見出しW2600の位置を指でタッチする。そして、上述の場合と同様に、ステップS1404〜ステップS1408へ処理を進め、図9に示す(c)のように、タッチの中心位置下にある見出しW2600を拡大表示項目1701として拡大表示する。この状態で、ユーザが一旦画面から指を離し、選択確定領域1204をタッチすると、ステップS1204〜ステップS1410へ処理を進め、拡大表示項目1701があると判定する。その結果、ステップS1411において、インデックスIに拡大表示中のデータW2600のデータ番号(2600)をセットする。そして、ステップS1412において拡大表示項目1701を消し、ステップS1402に戻る。
次に、ステップS1402において、インデックスI(I=2600)を中心とし、その位置から±1、±2、±3、±4、±20、±100、±500、±2500、±12500離れた位置の辞書データを抽出して見出しを表示する。これにより、図9に示す(d)のように、見出しW30100、W100、…、W2600、W2601、…、W15100が抽出されて表示される。この状態で、連続的選択領域1202に検索すべき見出しW2611の近辺が表示されたので、ユーザが連続的選択領域1202の見出しW2604にタッチし、見出しW2596の方向へ指でなぞる。この「なぞる」操作が行われている間はステップS1416〜ステップS1418の処理を繰り返し、ステップS1416において、インデックスIの値が更新される。そして、ステップS1417において、インデックスIの指す見出しを順に表示し、なぞっている途中で図9に示す(e)のように、見出しW2611が現れると、ユーザがなぞっている指を連続的選択領域1202から離す。
次に、電子辞書の検索における大まかな操作回数を評価する。見出し語数が40000の場合、20000以下の任意の自然数を指定する。ここでは、例えば17503を指定する。ここで、検索操作は形式的に、17503=12500(1タッチ)+2500(1タッチ)+2500(1タッチ)+α(−20〜+20)と表せる。αは連続的選択領域に表示できる見出しの行数によって決まり、この例では1〜2回のなぞる操作によってαは−20から+20までの任意の値を取ることができる。従って、17503の検索は、およそ3回のタッチと1〜2回のなぞる操作で可能となる。
第二の実施形態によれば、単語数や表示する見出し数が増加した場合や、画面が小さい場合にも、離散的選択領域の見出しを拡大表示することで、的確に見出しを選択することができる。
[第三の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第三の実施形態を詳細に説明する。第一の実施形態及び第二の実施形態では、連続的選択領域を指でなぞることで画面をスクロールさせていたが、第三の実施形態ではジョグダイヤルを回転させて画面をスクロールさせるものである。
尚、第三の実施形態でも、情報検索装置として電子辞書を例に挙げて説明するが、図1に示す本体100にジョグダイヤルを備えている。また、電子辞書の単語数は4094である。また、入力画面の構成は、第一の実施形態で説明した図4と同じ構成であり、離散的選択領域301、303と、連続的選択領域302とからなる。
図10は、第三の実施形態における電子辞書の入力画面の一例を示す図である。図10に示す本体100の側面に回転及び押下可能なダイヤルであるジョグダイヤル2001を備え、大まかな選択は離散的選択領域をタッチして行い、連続的選択領域での詳細な選択はジョグダイヤル2001の回転によって行う。そして、このジョグダイヤル2001はVa及びVbの方向に回転可能である。ここで、ジョグダイヤル2001をVaの方向に回転させると表示されているデータは上方向にスクロールし、ジョグダイヤル2001をVbの方向に回転させると表示されているデータが下方向にスクロールする。また、連続的選択領域の中心にあるデータは、図10に示すように、識別フレーム2002によって識別表示される。そして、ジョグダイヤル2001をVcの方向に押下すると、識別表示中のデータの日本語訳や説明が表示される。
次に、ユーザが電子辞書の単語を検索する単語検索処理を、図11を用いて説明する。尚、この単語検索処理はCPU106がROM104に格納されているプログラムに従って実行する処理である。
図11は、第三の実施形態における単語検索処理を示すフローチャートである。ここで、ステップS2101〜ステップS2105までの処理は、第一の実施形態の図5に示すステップS501〜ステップS505までの処理と同じであり、その説明は省略する。
ステップS2106において、ユーザのタッチした領域の中心位置が離散的選択領域にあるか否かを判定する。ここで、その中心位置が離散的選択領域301、303にないと判定すると、ステップS2102に戻るが、離散的選択領域301、303にあると判定すると、ステップS2107へ処理を進める。このステップS2107では、タッチしている領域の中心位置に表示されているデータのデータ番号をインデックスIにセットし、ステップS2102に戻る。
また、ステップS2104において、入力画面101へのタッチでなければ、ステップS2108へ処理を進め、ジョグダイヤル2001が回転したか否かを判定する。判定の結果、ジョグダイヤル2001の回転であればステップS2109へ処理を進め、ジョグダイヤル2001の回転に応じてインデックスIの値を更新する。ここでは、ジョグダイヤル2001がVa方向に回転した場合、その回転角に応じてインデックスIの値を増加させ、Vb方向に回転した場合、その回転角に応じてインデックスIの値を減少させる。また、インデックスがI≧Nの場合には、I←I−Nとし、インデックスがI<0の場合には、I←I+Nとする。
一方、ステップS2108の判定において、ジョグダイヤル2001の回転でなければ、ステップS2110へ処理を進め、ジョグダイヤル2001が押下されたか否かを判定する。ここで、ジョグダイヤル2001の押下を検出しなければ、ステップS2103に戻るが、押下を検出するとステップS2111へ処理を進める。このステップS2111では、インデックスIの指すデータ番号のデータの訳語を取り出して表示する。そして、ステップS2112において、訳語表示画面内の「戻る」ボタンのタッチを検出すると、ステップS2102に戻る。
第三の実施形態では、離散的選択は入力画面にタッチして行い、連続的選択はダイヤルの回転で行っているが、別途複数のキーを離散的選択領域の横に配置し、各キーを押下することで離散的選択を行っても良い。
また、ジョグダイヤル2001を回転させた方向と、画面のスクロール方向とはこれに限るものではない。例えば、ジョグダイヤル2001をVa方向に回転させると表示されているデータが下方向にスクロールし、Vbの方向に回転させると表示されているデータが上方向にスクロールするようにしても良い。
第三の実施形態によれば、ジョグダイヤルを用いて離散的選択領域の画面をスクロールさせることで、的確に検索すべき見出しを表示させることができる。
[第四の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第四の実施形態を詳細に説明する。第四の実施形態は、第三の実施形態で説明したジョグダイヤルを第二の実施形態で説明した電子辞書の入力画面構成に加えたものである。また、第四の実施形態でも、第三の実施形態と同様に、ジョグダイヤルを回転させて連続的選択領域をスクロールさせるものである。
図12は、第四の実施形態における電子辞書の入力画面の一例を示す図である。図12に示すように、図7に示す(a)の第二の実施形態の入力画面101に図10に示す第三の実施形態のジョグダイヤル2001が付加されている。このジョグダイヤル2001の操作は第三の実施形態と同じである。
次に、ユーザが電子辞書の単語を検索する単語検索処理を、図13を用いて説明する。尚、この単語検索処理はCPU106がROM104に格納されているプログラムに従って実行する処理である。
図13は、第四の実施形態における単語検索処理を示すフローチャートである。ここで、ステップS2301〜ステップS2312までの処理は、第二の実施形態の図8に示すステップS1401〜ステップS1412までの処理と同じであり、その説明は省略する。
ステップS2304において、ユーザが入力画面にタッチしていなければ、ステップS2313へ処理を進め、ジョグダイヤル2001が回転したか否かを判定する。判定の結果、ジョグダイヤル2001の回転であればステップS2314へ処理を進め、拡大表示項目が表示されていればそれを消す。そして、ステップS2315において、ジョグダイヤル2001の回転に応じてインデックスIの値を更新する。ここでは、ジョグダイヤル2001がVa方向に回転した場合、その回転角に応じてインデックスIの値を増加させ、ジョグダイヤル2001がVb方向に回転した場合、その回転角に応じてインデックスIの値を減少させる。また、インデックスがI≧Nの場合には、I←I−Nとし、インデックスがI<0の場合には、I←I+Nとする。
一方、ステップS2313の判定において、ジョグダイヤル2001の回転でなければ、ステップS2316へ処理を進め、ジョグダイヤル2001が押下されたか否かを判定する。ここで、ジョグダイヤル2001の押下を検出しなければ、ステップS2303に戻るが、押下を検出するとステップS2317へ処理を進める。このステップS2317では、拡大表示項目が表示されていればそれを消去する。次に、ステップS2318において、インデックスIの指すデータ番号のデータの訳語を取り出して表示する。そして、ステップS2319において、訳語表示画面内の「戻る」ボタンのタッチを検出すると、ステップS2302に戻る。
第四の実施形態によれば、第二の実施形態の効果に加えて及び第三の実施形態の効果を得ることができる。
[第五の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第五の実施形態を詳細に説明する。第一の実施形態乃至第四の実施形態では、電子辞書の英単語を検索していたが、第五の実施形態では静止画を検索するものである。
図14は、第五の実施形態における情報検索装置の構成の一例を示す図である。この例では、情報検索装置として、画像検索装置は例に挙げて説明する。図14に示すように、画像検索装置の本体100には、表示画面109、イベント検出部102、画像記憶部110、ROM104、RAM105、CPU106、電源ボタン107が含まれる。これらの構成要素はバス108によって接続されている。また、画像検索装置は、写真などの静止画を検索するものであり、画像記憶部110には撮影日時順に並べられた512枚の静止画Img1〜Img512が記憶されているものとする。
以上の構成において、画像記憶部110に記憶された静止画を検索する静止画検索処理を、図15及び図16に示す(a)〜(c)を用いて説明する。尚、静止画検索処理は、ユーザが表示画面109に表示されているメニューから静止画検索を指定すると、CPU106がROM104に格納されているプログラムに従って実行する処理である。
図15は、第五の実施形態における静止画検索処理を示すフローチャートである。まず、ステップS2501において、画像記憶部110に記憶された静止画Img1〜Img512をRAM105に読み込み、各静止画に検索ラベルT1〜T512を付与する。そして、ステップS2502において、インデックスIを初期値(I=T1)にセットする。次に、ステップS2503において、図16に示す(a)のように、表示画面109上に離散的選択領域2601と連続的選択領域2602とを設定する。尚、離散的選択領域2601と連続的選択領域2602との間には隙間が設けられている。
次に、ステップS2504において、インデックスIの近くでは連続的に画像を抽出し、インデックスIの遠くでは離散的に画像を抽出し、それぞれ対応する検索ラベルと共に表示する。ここでは図16に示す(a)のように、連続的に抽出された画像に対応する検索ラベルT1〜T8を連続的選択領域2602に表示する。また、離散的に抽出された画像に対応する検索ラベルT16、T32、T64、T128、T256、T512を離散的選択領域2601に表示する。更に、現在のインデックスI(=T1)に対応する画像Img1にフレーム2610をつけて表示する。また、表示されている検索ラベルに対応する幾つかの画像Img16、画像Img64、Img256、Img512を抽出してフレーム無しで表示する。
次に、ステップS2505において、不図示の終了ボタンにより静止画検索処理の終了が指示されたか否かを判定し、終了が指示されたのであれば、この処理を終了する。また、終了でなければ、ステップS2506へ処理を進め、表示画面109がタッチされたか否かを判定する。ここで、タッチされていなければ、ステップS2505に戻り、タッチされたのであればステップS2507へ処理を進め、タッチされた領域の中心位置を算出する。そして、ステップS2508において、タッチされた領域の中心位置が連続的選択領域2602内にあるか否かを判定する。タッチされた領域の中心位置が連続的選択領域2602内にあれば、ステップS2509へ処理を進め、なければステップS2511へ処理を進める。
このステップS2509では、指が表示画面109に触れているかによって「なぞる」操作か否かを判定し、指が触れていなければ、ステップS2505に戻る。しかし、指が触れていれば、なぞる操作と判定し、ステップS2510へ処理を進め、なぞった方向と距離に応じてインデックスIの値を更新する。そして、ステップS2503、ステップS2504において、画像が抽出されて検索ラベルと共に表示される。図16に示す(a)のように、なぞる操作が矢印で示すT8からT5へ行われた場合、最終的にインデックスIがT4となり、図16に示す(b)のように表示画面109を更新する。
この例では、インデックスIがT4なので、連続的選択領域2602に検索ラベルT4〜T11を表示し、離散的選択領域2601に検索ラベルT19〜T259を表示する。更に、インデックスIに対応する画像Img4にフレームを付けて表示すると共に、表示されている検索ラベルに対応する幾つかの画像Img19、Img67、Img259をフレーム無しで表示する。
一方、ステップS2511では、タッチされた領域の中心位置が離散的選択領域2601内にあるか否かを判定し、離散的選択領域2601内になければ、ステップS2505に戻る。しかし、離散的選択領域2601内であれば、ステップS2512へ処理を進め、タッチがなぞる操作か否かを判定する。判定の結果、なぞる操作であれば、ステップS2505に戻り、なぞる操作でなければ、ステップS2513へ処理を進め、タッチの中心位置にある検索ラベルをインデックスIにセットする。そして、ステップS2503、ステップS2504において、画像が抽出されて検索ラベルと共に表示される。図16に示す(b)において、離散的選択領域2601の検索ラベルT35がタッチされた場合、インデックスIがT35となり、図16に示す(c)のように表示画面109を更新する。
この例では、インデックスIがT35なので、連続的選択領域2602に検索ラベルT35〜T42を表示し、離散的選択領域2601に検索ラベルT50、T66、T98、T162、T290を表示する。また、離散的選択領域2603に検索ラベルT11、T27を表示する。更に、インデックスIに対応する画像Img35にフレームを付けて表示すると共に、表示されている検索ラベルに対応する幾つかの画像Img27、Img50、Img98、Img290をフレーム無しで表示する。
尚、離散的選択領域2601では、連続的選択領域2602から離散的選択領域2601へと続く、なぞる操作をリジェクトする。従って、なぞる操作が連続的選択領域2602から始まって離散的選択領域2601へはみ出ても、そのときは、なぞる操作に対して離散的選択領域2601は反応しない。
第五の実施形態によれば、写真などの静止画を検索する画像検索装置において、第一の実施形態と同様な効果を得ることができる。
[第六の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第六の実施形態を詳細に説明する。第六の実施形態は、第五の実施形態と同様に、本発明を写真などの静止画を検索する画像検索装置に適用したものである。
図16に示す(d)は、第六の実施形態における表示画面の構成の一例を示す図である。この例では、連続的選択領域2602での選択を「なぞる」操作の代わりに、左移動ボタン2901と右移動ボタン2902にタッチして行う。例えば、図16に示す(d)の状態(I=T35)でユーザが右移動ボタン2902にタッチすると、インデックスIをインクリメントする。これにより、図16に示す(e)のように、連続的に抽出された画像に対応する検索ラベルT36〜T43を連続的選択領域2602に表示する。また、離散的に抽出された画像に対応する検索ラベルT51、T67、T99、T163、T291、及びT12、T28を離散的選択領域2601及び2603に表示する。更に、インデックスI(=T36)に対応する画像Img36にフレームを付けて表示する。また、表示されている検索ラベルに対応する幾つかの画像Img28、画像Img51、Img99、Img291を抽出してフレーム無しで表示する。
第六の実施形態によれば、第五の実施形態の効果に加えて、所望の静止画を確実に検索することができる。
[第七の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第七の実施形態を詳細に説明する。第五の実施形態及び第六の実施形態では、静止画を検索していたが、第七の実施形態では動画の所望のシーンを検索するものである。また、動画とは、時間順に検索ラベルのついた静止画の集まりであり、一定の時間間隔で検索ラベルをインクリメントし、その検索ラベルに対応する静止画を表示したものである。
第七の実施形態における情報検索装置の構成は、第五の実施形態で用いた図14に示す画像検索装置の構成と同じであり、その説明は省略する。
ここで、画像記憶部110に記憶された動画を読み込み、動画を構成する複数のシーンから所望のシーンを検索するシーン検索処理を、図17〜図19を用いて説明する。尚、シーン検索処理は、ユーザが表示画面109に表示されているメニューからシーン検索を指定すると、CPU106がROM104に格納されているプログラムに従って実行する処理である。
図17は、第七の実施形態におけるシーン検索処理を示すフローチャートである。まず、ステップS3101において、RAM105に動画を構成する複数枚の静止画を読み込み、各静止画に検索ラベルを付与する。この例では、動画は時間順に並んだ60000枚の静止画Img0〜Img59999で構成され、検索ラベルとしてT0〜T59999を付与する。そして、ステップS3102において、再生フラグF及びインデックスIに初期値(F=0、I=T0)をセットする。次に、ステップS3103において、図18に示す(a)のように、表示画面109上に、離散的選択領域3201、連続的選択領域3202、スライダ制御領域3203を設定する。このスライダ制御領域3203にスライダバー3204とスライダ3205を表示する。
次に、ステップS3104において、インデックスIの近くでは連続的に静止画を抽出し、インデックスIの遠くでは離散的に静止画を抽出し、対応する検索ラベルと共に表示する。ここでは、現在のインデックスIの指す検索ラベルT0と、連続的に抽出された各静止画に対応する検索ラベル(T0〜T399)とを連続的選択領域3202に表示する。また、離散的に抽出された各静止画に対応する検索ラベルT800、T1600、T3200、T6400、T12800、T25600、T51200を離散的選択領域3201に表示する。更に、現在のインデックスI(=T0)に対応する画像Img0にフレームを付けて表示する。また、表示されている検索ラベルに対応する幾つかの画像Img800、Img6400、Img25600、Img51200を抽出してフレーム無しで表示する。
次に、ステップS3105において、インデックスIの値に応じて、スライダ3205の位置を制御する。次に、ステップS3106において、ユーザがシーン検索処理の終了を指示したか否かを判定し、指示したならば、この処理を終了する。また、指示していなければステップS3107へ処理を進め、再生フラグFがセット(F==1)されているか否かを判定する。判定の結果、再生フラグFがセットされていればステップS3108へ処理を進め、インデックスIをインクリメントし、ステップS3109へ処理を進める。しかし、再生フラグFがセットされていなければステップSステップS3109へ処理を進め、ユーザが表示画面109をタッチしたか否かを判定する。ここで、タッチされていなければステップS3103に戻り、タッチされたならばステップS3110へ処理を進め、タッチされた領域の中心位置を算出する。
次に、ステップS3111において、タッチされた領域の中心位置が再生/停止ボタン3206上にあるか否かを判定する。ここで、タッチされた領域の中心位置が再生/停止ボタン3206上にあればステップS3112へ処理を進め、再生/停止ボタン3206上になければステップS3115へ処理を進める。このステップS3112では、再生フラグFをチェックし、再生フラグFがF==0ならばステップS3113へ処理を進め、F=1とする。また、再生フラグFがF==1ならばステップS3114へ処理を進め、F=0とする。
一方、ステップS3115では、タッチされた領域の中心位置が連続的選択領域3202内にあるか否かを判定する。判定の結果、タッチされた領域の中心位置が連続的選択領域3202内にあればステップS3116へ処理を進め、なければステップS3118へ処理を進める。このステップS3116では、指が表示画面109に触れているか否かを判定する(「なぞる」操作の判定)。指が表示画面109に触れていればステップS3117へ処理を進め、なぞった方向と距離に応じてインデックスIの値を更新し、ステップS3103に戻る。しかし、指が表示画面109に触れていなければステップS3106に戻り、ユーザが操作するのを待つ。
一方、ステップS3118では、タッチされた領域の中心位置が離散的選択領域3201内にあるか否かを判定する。判定の結果、タッチされた領域の中心位置が離散的選択領域3201内にあればステップS3119へ処理を進め、タッチの中心位置にある検索ラベルをインデックスIにセットし、ステップS3103に戻る。しかし、離散的選択領域3201内になければステップS3120へ処理を進め、タッチされた領域の中心位置がスライダ制御領域3203にあるか否かを判定する。判定の結果、タッチされた領域の中心位置がスライダ制御領域3203にあればステップS3121へ処理を進め、スライダの移動に応じてインデックスIを更新し、ステップS3103に戻る。しかし、スライダ制御領域3203になければステップS3103に戻る。
ここで、ユーザが再生/停止ボタン3206にタッチすると再生フラグFをセットし、インデックスIをインクリメントする。そして、インデックスIの近くでは連続的に静止画を抽出し、インデックスIの遠くでは離散的に静止画を抽出して、対応する検索ラベルと共に表示する。この状態では、図18に示す(b)のように、新たな画像データの抽出は行われず、現在のインデックスIの指す検索ラベルT1を連続的選択領域3202に表示する。また、現在のインデックスI(=T1)に対応する画像Img1にフレームを付けて表示する。そして、インデックスIの値に応じてスライダ3205の位置を制御して表示する。この動画の再生処理は、1/30秒で一周する処理であり、ユーザが何も操作しないと動画再生のループを何回か通り、インデックスIがT18のときには図18に示す(c)のようになる。更に、インデックスIがT399のときには図18に示す(d)、インデックスIがT400のときには図18に示す(e)、インデックスIがT799のときは図18に示す(f)のようになる。
次に、インデックスIがT800となると、ステップS3103において、離散的選択領域3207を新たに設定し、ステップS3104〜ステップS3105での処理により図19に示す(a)のように表示が変化する。更に時間が経過して図19に示す(b)のように、インデックスIがT830となった時点で、ユーザが連続的選択領域3202を矢印のように指でなぞると画面をスクロールする。この処理は、上述した「なぞる」処理であり、ステップS3117において、なぞった方向と距離に応じてインデックスIを更新する。ここでは、連続的選択領域3202を右側から左側へなぞると、なぞられている間はインデックスIが増加するものとする。また逆に、連続的選択領域3202を左側から右側へなぞると、なぞられている間はインデックスIが減少するものとする。
ここでは、なぞったことによりインデックスIがT966となったとすると、図24に示す(a)のようになる。更に時間が経過して図24に示す(b)のように、インデックスIがT996ようになった時点で、ユーザが連続的選択領域3202を矢印のように指でなぞると画面をスクロールする。この処理は、上述した「なぞる」処理であり、ステップS3117において、なぞった方向と距離に応じてインデックスIを更新する。ここでは、なぞったことによりインデックスIがT796となったとすると、図24に示す(c)のようになる。
更に時間が経過して図19に示す(c)のように、インデックスIがT820となった時点で、ユーザが離散的検索領域3201に表示された検索ラベルT13536を指でタッチする。このタッチにより、ステップS3119において、タッチの中心位置にある検索ラベルをインデックスIにセットし、図19に示す(d)のように、画面が表示され、遠く離れたシーンへジャンプすることができる。また、図19に示す(e)のように、ユーザがスライダ3205を指で矢印のようにドラッグ操作を行うと、ステップS3121において、そのスライダ3205の移動に応じてインデックスIを更新する。ここでは、スライダ3205を図19に示す(e)の矢印のように、左から右へドラッグ操作を行うと、移動量だけインデックスIが増加し、図24に示す(d)のようになる。また逆に、右から左へドラッグ操作を行うと、移動量だけインデックスIが減少するものとする。
また、ユーザがスライダ制御領域3203内の部分(図19に示す(f)の4301の部分)を指でタッチすると、ステップS3121において、インデックスIをT1136に更新し、図19に示す(g)のように画像が表示される。
第七の実施形態によれば、動画の所望のシーンを簡単な操作で視覚的に検索することができる。
[第八の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第八の実施形態を詳細に説明する。第八の実施形態は、第七の実施形態と同様に、動画の所望のシーンを検索するものである。そして、離散的選択領域にタッチすると、タッチした位置のラベルを拡大表示し、拡大表示された状態で選択確定領域をユーザがタッチすると、拡大表示中のラベルの選択を確定する。
第八の実施形態における情報検索装置の構成は、第五の実施形態で用いた図14に示す画像検索装置の構成と同じであり、その説明は省略する。
ここで、画像記憶部110に記憶された動画を読み込み、動画を構成する複数のシーンから所望のシーンを検索するシーン検索処理を、図20〜図21を用いて説明する。尚、シーン検索処理は、ユーザが表示画面109に表示されているメニューからシーン検索を指定すると、CPU106がROM104に格納されているプログラムに従って実行する処理である。
図20は、第八の実施形態におけるシーン検索処理を示すフローチャートである。尚、連続的選択領域3202を「なぞる」処理、離散的選択領域3201、3207をタッチする処理、スライダ制御領域3203でスライダの移動やタッチする処理は、第七の実施形態と同様である。ここでは、第七の実施形態で説明した図17に示すフローチャートに付加されている処理を説明する。
再生/停止ボタン3206がタッチされ、シーン検索処理を開始した後に、ステップS4508において、拡大表示項目がなければ(検索ラベルが拡大表示されていなければ)、インデックスIをインクリメントする。これは、離散的選択領域3201、3207の検索ラベルがタッチされ、ステップS4520において拡大表示項目を表示した後、選択確定領域がタッチされるまでは、動画再生を一時中断した状態にするためである。図21に示す(a)のように、ユーザが離散的選択領域3201の検索ラベルT13536をタッチすると、タッチされた検索ラベルが拡大表示されている状態である。
図21に示す(a)の状態で、ユーザが選択確定領域4601をタッチすると、ステップS4521において、拡大表示項目を消し、ステップS4523において、拡大表示されていた検索ラベルをインデックスIにセットする。これにより、図21に示す(b)のように、検索ラベルのT13536が連続選択領域3203に表示される。
第八の実施形態によれば、離散的選択領域の検索ラベルを拡大表示することで、的確に検索ラベルを選択することができる。
図22に示す(a)は、カメラ(又はビデオカメラ)4801の動画検索処理に適用した例を示す図である。図22に示す(b)は、図22に示す(a)のカメラの変形例を示す図である。この例では、カメラに別途確定キー4901とファインダー4902とを備え、選択確定領域をタッチする代わりに確定キー4901を押下して検索ラベルの選択を確定する。
また、図23は、リモコン5001によってテレビ5002に表示される動画から所望のシーンを検索する例を示す図である。
尚、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行する。これによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
このプログラムコードを供給するための記録媒体として、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、次の場合も含まれることは言うまでもない。即ち、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合である。
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードがコンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込む。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
101 入力画面
102 イベント検出部
103 辞書
104 ROM
105 RAM
106 CPU
107 電源ボタン
108 バス

Claims (11)

  1. 複数のデータから、1つのデータを基準として、連続的に抽出したデータと、離散的に抽出したデータとを表示手段に表示させる手段と、
    前記連続的に抽出したデータか、前記離散的に抽出したデータの何れかに所定の操作が行われたか否かを判定する手段と、
    前記所定の操作が行われたと判定した場合、当該操作が行われたデータと当該操作とに応じて、新たな基準のデータを確定して前記表示手段に表示させるデータを更新する手段とを有することを特徴とする情報検索装置。
  2. 前記離散的に抽出したデータに対してタッチ操作が行われた場合、当該操作が行われたデータを前記新たな基準のデータとして前記表示手段に表示させるデータを更新することを特徴とする請求項1に記載の情報検索装置。
  3. 前記離散的に抽出したデータに対してタッチ操作が行われた場合、当該操作が行われたデータを拡大表示し、拡大表示されたデータを前記新たな基準のデータに確定する手段を更に有することを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載の情報検索装置。
  4. 前記連続的に抽出したデータに対してドラッグ操作が行われた場合、当該操作の方向と距離に応じて、当該操作が行われたデータの前後のデータから前記新たな基準のデータを確定して前記表示手段に表示させるデータを更新することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報検索装置。
  5. 前記連続的に抽出したデータに対してダブルタップ操作が行われた場合、当該操作が行われたデータに関する表示を行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報検索装置。
  6. 前記連続的に抽出したデータを選択するためのジョグダイヤルを有し、当該ダイヤルの回転によって前記新たな基準のデータを確定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報検索装置。
  7. 前記ジョグダイヤルの押下によって前記ダイヤルの回転にて確定されたデータに関する表示を行うことを特徴とする請求項6に記載の情報検索装置。
  8. 前記連続的に抽出したデータを選択するためのスクロール手段を有し、当該スクロール手段によって前記新たな基準のデータを確定することを特徴とする請求項1に記載の情報検索装置。
  9. 格納手段に格納された複数のデータから、1つのデータを基準として、連続的に抽出したデータと、離散的に抽出したデータとを表示手段に表示させる工程と、
    前記連続的に抽出したデータか、前記離散的に抽出したデータの何れかに所定の操作が行われたか否かを判定する工程と、
    前記所定の操作が行われたと判定した場合、当該操作が行われたデータと当該操作とに応じて、新たな基準のデータを確定して前記表示手段に表示させるデータを更新する工程とを有することを特徴とする情報検索装置の検索方法。
  10. コンピュータに、請求項9に記載された情報検索装置の検索方法の各工程を実行させるためのプログラム。
  11. 請求項10に記載されたプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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