JP2010186356A - 計算機システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のクライアントがネットワークにより接続され、共通のOSを参照するシステムにおいて、共通のOS領域のアップデートを、個々のクライアントの動作に影響をあたえることなく行える計算機システムを提供する。
【解決手段】OSアップデートにより更新されてしまうファイルを差分データとして保存し、クライアントがリブートするまでは、OS領域参照マップにより、透過的に更新前の差分データを参照することで、共通環境のOSのアップデート後もアップデート前のOS領域を参照する機構をそなえた計算機システムにより解決する。
【選択図】図2

Description

本発明は、計算機システムが動作する上で必要となるオペレーティングシステムを管理するための方法およびその変更を計算機システムの動作に影響を与えることなく実行できるシステムに関するものである。
従来は、特開2006−11541号公報の記載のように、オペレーティングシステムを共有する計算機システムでは、個々のクライアントに応じたオペレーティングの差分をファイルとして管理するものの、オペレーティングシステムの更新後は、それを参照している各クライアントは、直ちにシステムを再起動する必要があった。
上記従来技術は、オペレーティングシステムの共通化による資源の効率化、個々のクライアントに応じたオペレーティングシステム環境を提供する機能は備えているが、各クライアントが動作中に共通オペレーティングシステム環境の変更を行った場合の、動作中のクライアントへの影響が考慮されていなかった。例えば、クライアントが動作中に、共通環境を参照した際に、参照した部分のみオペレーティングシステムの更新中であった場合、更新により本来アップデートされる領域の一部しか更新されていない状態となり、内部矛盾が発生し、システムダウンやデータ破壊などの重篤な症状を発生させる危険性があるという問題があった。
このため、本発明の目的である、クライアントが動作中に共通オペレーティングシステム環境の更新を行える計算機システムを提供することができなかった。
特開2006−11541号公報
本発明が解決しようとする目的は、複数のクライアントが共通のオペレーティングシステムで動作するシステムにおいて、オペレーティングシステムのアップデートを、個々のクライアントの動作に影響をあたえることなく行える計算機システムを提供することを特徴とする。
上記目的を達成するために、オペレーティングシステムをアップデート時の、クライアントごとのオペレーティングシステムの差分を個々に管理し、クライアントからのオペレーティングシステム領域を参照する際、共通のオペレーティングシステムと差分から、一つのオペレーティングシステム領域のように透過的に参照するためのマップファイルにより、各クライアントが、個々の差分を意識することなくオペレーティングシステム領域を参照する機能を備えたものである。
本発明によれば、クライアントの動作を停止することなく、オペレーティングシステムをアップデートすることができる利点がある。さらに、本発明によれば、多くクライアントからなるシステムであっても、オペレーティングシステムのアップデート作業は、1つの環境に対してのみ実施すればよいという利点がある。さらに、オペレーティングシステムを格納するのに必要な記憶装置の領域が、1つのオペレーティングシステムと各クライアントの差分をあわせた領域のみとなるため、記憶装置を削減できるという利点がある。
本発明の実施方法のハードウェア構成を示した説明図である。 図1で示した構成の各要素を詳細に示した説明図である。 OS領域参照マップの詳細を示した説明図である。 クライアント状態管理テーブルの詳細を示した説明図である。 OSアップデートの処理の流れを示した説明図である。 クライアントをリブートした時の処理の流れを示した説明図である。 OS参照マップとクライアント状態管理テーブルによる、OSのアップデート時の管理例を示した説明図である。 OS参照マップとクライアント状態管理テーブルによる、OSのアップデート時の管理例を示した説明図である。 OS参照マップとクライアント状態管理テーブルによる、OSのアップデート時の管理例を示した説明図である。 OS参照マップとクライアント状態管理テーブルによる、OSのアップデート時の管理例を示した説明図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明における実施例である計算機システムのハードウェアの構成を示すものである。管理サーバ101と複数のクライアント110が、LAN126により接続されており、さらにSAN125に接続した共用記憶装置115で実現されている。なお、本例では、共用記憶装置をSAN環境で共用する実施例を示したが、同一筐体内の仮想的に分離されたシステムで共用できる記憶装置であってもよい。
図2は、図1の構成要素の機能を示したものである。管理サーバ101は、メモリ108とCPU109、FC(ファイバチャネル)I/F116、ネットワークI/F117から構成され、OSアップデート要求時に、メモリ108中のOSアップデート処理部102により、更新されるファイルを抽出後、ブートイメージ120と共通OS領域121を更新する。
クライアント管理部103のOS差分管理部104は、OSアップデート処理部で抽出した更新されるファイルを、クライアントOS差分データ122に格納する。
OS領域参照マップ管理部105は、クライアントOS差分データをもとに、OS参照マップ管理領域106の各クライアントのOS領域参照マップ107を更新する。OS領域参照マップ107は、クライアントが動作しているアップデート前の状態のOSファイルを参照するために、更新前のファイルが格納されたクライアントOS差分データ122のファイルを対応づけるマップである。
更新状態管理テーブル114は、各クライアントのOSアップデート状態を保持する。
クライアント110は、メモリ108上ブートイメージ取得部111が、クライアントの電源が投入されたときに、ブートイメージ120を取得しブートを開始する。OS領域参照マップ取得部112は、管理サーバ101のOS領域参照マップ管理部105経由でOS領域参照マップ107を取得する。クライアントは、取得したOS領域参照マップによりOS領域を参照し、クライアントごとに異なる固有のデータは、クライアント固有データ123に格納する。
図3は、OS領域参照マップ107の実施例を示したものである。OS領域参照マップは、クライアントに対応して作成され、OSアップデートにより更新されたファイルを示す更新ファイル402と、それに対応して、クライアントが現在起動中のOSで参照する更新前のファイルの格納先を示す参照先403からなり、クライアントがOS領域を参照する際、更新ファイル402に登録されたファイルであれば、参照先403に登録されたファイルを参照するように変更する。なお、この実施例では、ファイル単位でのOS参照マップを示しているが、アップデート前後の差分管理可能であれば、ファイル単位でなくてもよい。
図4は、更新状態管理テーブル114を示したものである。各クライアントを識別するための識別子502と、各クライアント個別のOS領域参照マップの格納先503と、クライアントの更新状態504からなり、OSアップデート後の各クライアントの更新状態を管理する。
図5は、OSアップデートの流れを示す。共通OS領域のアップデート要求を受けると、OSアップデート処理部は、アップデートにともない新しく更新されるファイルを抽出する(ステップ201)。クライアント管理部では、それぞれのクライアントが参照しているOS領域参照マップと抽出された更新ファイルをもとに、クライアントごとに差分管理が必要な差分ファイルを抽出する(ステップ202)。抽出した差分ファイルを、共通OS領域から複製し、クライアントOS差分データ領域に格納する(ステップ203)。OS領域参照マップ管理部は、OS差分データ領域格納したファイルを参照するための対応づけを、OS領域参照マップに追加し(ステップ204)、クライアントの状態を未更新に設定する(ステップ206)。全てのクライアントで同一処理を実施後、共通OS領域の更新を行う(ステップ207)。最後に、ブートイメージの更新を行う(ステップ208)。
図6は、未更新状態のクライアントが、リブートする時の処理の流れを示す。クライアントのリブート開始後、ブートイメージ取得部により、ブートイメージが取得される(ステップ305)。ブート開始をネットワーク経由で管理サーバに通知する(ステップ306)。
管理サーバでは、クライアントからのブート開始通知後、クライアントのOS領域参照マップを初期化する(ステップ301)。続いて、管理するクライアントの更新状態を更新済に変更し(ステップ302)、OS差分管理領域を破棄する(ステップ303)。
クライアントは、管理サーバからOS領域参照マップを取得する(ステップ307)。ブートイメージにより、OS領域参照マップを使用して、ブート処理が実行される(ステップ308)。
図7から図10までは、OS領域参照マップと更新状態管理テーブルをクライアントごとに持つことで、アップデート状態の異なるオペレーティングシステムで動作する、2つのクライアントの管理例を示したものである。
図7は、いずれのクライアントとも最新のOSで動作している状態を示す。クライアント更新状態管理テーブル114には、クライアントID502が、”0101”と”0102”の2つのクライアントが登録されており、どちらの状態504とも”更新済”となっている。また、それぞれ参照するOS領域参照マップ503は、更新ファイルが登録されていない状態のOS領域参照マップ107となる。このOS参照マップによるOS領域の参照は、最新の共通OS領域を参照する。
図8は、図7の状態の時に、クライアントの動作中に、OSアップデートにより、共通OS領域のファイルが更新された状態である。更新ファイル一覧505のファイル更新要求があると、両方クライアントとも動作中のため、OS領域参照マップ107の更新ファイル402欄に、更新ファイルそれぞれに対応したエントリが追加され、クライアントOS差分データ領域に格納されたファイルの格納先を、参照先403に登録し、クライアント更新状態管理テーブル114の状態504を”未更新”に変更する。
図9は、図8の状態から、クライアントID0101のクライアントをリブートした後の状態を示したものである。クライアントID0101のクライアントのOS領域参照マップ107は初期化され、更新ファイル402にファイルが登録されていない状態となり、クライアント更新状態管理テーブル114の状態504を”更新済”に変更する。
図10は、図9の状態に新たにOSのアップデートをし、更新ファイル一覧505のファイルが更新された状態である。このアップデートでは、最初のアップデートで更新されたファイルをさらに更新するため、最初のアップデート状態から未更新のクライアントID0102のクライアントが参照するOS領域参照マップ107では、2回目のアップデートで更新されるファイル(本例では、更新ファイル一覧505の”/lib/libxxxA.a (V1)”ではなく、最初のアップデートでクライアントOS差分データ領域に格納されたファイル(本例では、”/lib/libxxxA.a (V0)”)をそのまま参照先とすることで、そのファイルを参照する別のファイルとの整合性を保つ。
101…計算機(サーバ)、102…OSアップデート処理部、103…クライアント管理部、104…OS差分管理部、105…OS領域参照マップ管理部、106…OS領域参照マップ管理領域、107…OS領域参照マップ、110…計算機(クライアント)、111…ブートイメージ取得部、112…OS領域参照マップ取得部、114…更新状態管理テーブル、115…共用記憶装置、120…ブートイメージ、121…共通OS領域、122…クライアントOS差分データ、123…クライアント固有データ、125…SAN(Storage Area Network)、126…LAN。

Claims (2)

  1. ネットワークと計算機(管理サーバおよびクライアント)と各クライアントから参照可能な共用記憶装置とからなり、オペレーティングシステム領域を、クライアントごとに持つことなく、共用記憶装置上に持ち、共用記憶装置上のオペレーティングシステムで起動したクライアントが動作中に、その動作に影響をあたえることなく、共用記憶装置上のオペレーティングシステムのアップデートを可能とすることを特徴とする計算機システム。
  2. 請求項1の計算機システムにおいて、アップデート後のオペレーティングシステムと、各クライアントで動作中のオペレーティングシステムとの差分を個々に格納し、各クライアントがオペレーティングシステム領域参照時に、各クライアントのアップデート状態に応じたオペレーティングシステム環境を参照可能とすることで、アップデート状態の異なるオペレーティングシステムのクライアントが混在可能であることを特徴とする計算機システム。
JP2009030634A 2009-02-13 2009-02-13 計算機システム Pending JP2010186356A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013105332A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Oyo Denshi:Kk リムーバブルメモリユニットおよびシンクライアントシステム
JP2016048574A (ja) * 2015-11-26 2016-04-07 株式会社応用電子 記憶部およびシンクライアントシステム

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