JP2010185976A - Display - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、カメラのファインダ内に情報を表示するために用いられる表示装置に関し、より詳しくは、光走査部材を用いて情報を表示する表示装置に関する。 The present invention relates to a display device used to display information in a camera finder, and more particularly to a display device that displays information using an optical scanning member.
従来、光走査部材、例えば微小電気機械システム(MEMS)を用いて、光路上のピント板、つまり結像板に情報を表示するファインダ内表示装置が知られている。MEMSは結像板の光入射面に光を走査して、結像板に情報を表示する。ユーザはこれを観察して様々な情報を認識する(特許文献1)。 2. Description of the Related Art Conventionally, an in-finder display device that displays information on a focusing plate on an optical path, that is, an imaging plate, using an optical scanning member, for example, a micro electro mechanical system (MEMS) is known. MEMS scans light on the light incident surface of the imaging plate and displays information on the imaging plate. The user observes this and recognizes various information (Patent Document 1).
しかし、MEMSは印加電圧及び電圧の周波数に従って一以上の方向に単純に振動する装置であるため、MEMSから照射された光が結像板上においてどの位置にあるかをある程度把握しなければ、結像板上に正確に情報を表示することができない。 However, MEMS is a device that simply vibrates in one or more directions according to the applied voltage and the frequency of the voltage. Therefore, if the position of the light irradiated from the MEMS on the imaging plate is not grasped to some extent, the MEMS is connected. Information cannot be accurately displayed on the image board.
本発明は、この問題を鑑みてなされたものであり、MEMSから照射された光が結像板上においてどの位置にあるかをある程度把握可能な表示装置を得ることを目的とする。 The present invention has been made in view of this problem, and an object of the present invention is to obtain a display device that can grasp to some extent the position on the imaging plate where the light emitted from the MEMS is located.
本願発明による表示装置は、撮像装置のファインダ内に情報を表示する表示装置であって、対物光学系から接眼光学系までの光路上に設けられ、ユーザにより視認されうる光が通過する有効面を有する結像板と、結像板に光を走査する光走査部材と、結像板の有効面外に設けられ、光走査部材からの光を受光可能である光検知部材とを備え、光走査部材は、光検知部材が受光した光の位置に応じて光を走査することを特徴とする。 A display device according to the present invention is a display device that displays information in a finder of an imaging device, and is provided on an optical path from an objective optical system to an eyepiece optical system, and has an effective surface through which light that can be visually recognized by a user passes. And an optical scanning member that scans the imaging plate with light, and a light detection member that is provided outside the effective surface of the imaging plate and can receive light from the optical scanning member. The member scans light according to the position of the light received by the light detection member.
光走査部材は直交する第1及び第2の方向に光を走査し、光検知部材は、結像板上において第1の方向と第2の方向に対応する方向に各々設けられることが好ましい。 It is preferable that the optical scanning member scans light in the first and second directions orthogonal to each other, and the light detection member is provided in a direction corresponding to the first direction and the second direction on the imaging plate.
複数の光検知部材が、第1の方向又は第2の方向に対応する方向に向けて並べられることが好ましい。 The plurality of light detection members are preferably arranged in a direction corresponding to the first direction or the second direction.
複数の光検知部材が、第1の方向又は第2の方向に対応する方向に対して直角に並べられることが好ましい。 The plurality of light detection members are preferably arranged at right angles to a direction corresponding to the first direction or the second direction.
複数の光検知部材が、第1の方向又は第2の方向に対応する方向に向けて複数の列を成すように並べられることが望ましい。 It is desirable that the plurality of light detection members are arranged so as to form a plurality of rows in a direction corresponding to the first direction or the second direction.
結像板は、対物光学系から入射した被写体像が出射する光出射面を有し、光走査部材は、光出射面に光を走査してもよい。 The imaging plate may have a light exit surface from which the subject image incident from the objective optical system exits, and the light scanning member may scan the light exit surface with light.
被写体像を反射する反射面を有し、結像板と接眼光学系との間であって結像板の光出射面に設けられ、光出射面から出射した被写体像を接眼光学系に導く反射部材をさらに備えることが好ましい。 A reflection surface that reflects the subject image, and is provided between the imaging plate and the eyepiece optical system and on the light emitting surface of the imaging plate, and guides the subject image emitted from the light emitting surface to the eyepiece optical system. It is preferable to further comprise a member.
反射部材はペンタプリズムであり、光走査部材は、ペンタプリズムのダハ面と第三面とに囲まれた前面に取り付けられることが好ましい。 The reflecting member is a pentaprism, and the optical scanning member is preferably attached to the front surface surrounded by the roof surface and the third surface of the pentaprism.
ペンタプリズムのダハ面と第三面とに囲まれた前面に取り付けられる反射部材をさらに備え、光走査部材は、反射部材に向けて光を走査してもよい。 A reflection member attached to the front surface surrounded by the roof surface and the third surface of the pentaprism may further be provided, and the optical scanning member may scan the light toward the reflection member.
光走査部材は、ペンタプリズムの第三面に取り付けられてもよい。 The optical scanning member may be attached to the third surface of the pentaprism.
光走査部材は、ペンタプリズムにおける接眼光学系が取り付けられる面に取り付けられてもよい。 The optical scanning member may be attached to a surface to which the eyepiece optical system in the pentaprism is attached.
ペンタプリズムは、被写体像が通過する光路に対して平行な側面を備え、反射面は、ペンタプリズムのダハ面であって、光走査部材は側面に設けられ、ダハ面に向けて光を照射してもよい。 The pentaprism has a side surface parallel to the optical path through which the subject image passes, the reflection surface is the roof surface of the pentaprism, and the optical scanning member is provided on the side surface, and irradiates light toward the roof surface. May be.
反射部材はペンタミラーであってもよい。 The reflecting member may be a pentamirror.
結像板は、対物光学系から被写体像が入射する光入射面を有し、光走査部材は、光入射面に光を走査してもよい。 The imaging plate may have a light incident surface on which the subject image is incident from the objective optical system, and the optical scanning member may scan the light incident surface.
以上のように本発明によれば、MEMSから照射された光が結像板上においてどの位置にあるかをある程度把握可能な表示装置を得る。 As described above, according to the present invention, it is possible to obtain a display device that can grasp to some extent the position of the light irradiated from the MEMS on the imaging plate.
以下、本発明の第1の実施形態による第1の表示装置100について図を用いて説明する。
Hereinafter, a
第1の表示装置100が取り付けられたSLRカメラ10を図1及び2に示す。図2では、説明のため第1の表示装置100が省略される。SLRカメラ10の前面には撮像レンズ20が取り付けられ、SLRカメラ10の内部には、結像板120、ペンタプリズム12が設けられる。以下、説明のため、撮像レンズ20の光軸Oと平行な方向をZ方向(あるいはZ軸)、Z方向と直交する方向をX方向(X軸)、Z方向およびX方向に夫々直交する方向をY方向(Y軸)とする。SLRカメラ10が図1に示す正立横位置姿勢状態にある場合、Y方向は重力方向と平行な方向である。Z軸正方向は撮像レンズ200から被写体像に向けた方向であり、Y軸正方向は重力方向に対して反対方向である。そして、ユーザが被写体に向けてカメラを保持したとき、ユーザから見て右方向(SLRカメラ10を背面側から見て右方向)をX軸正方向とする。
An
撮像レンズ20から入射した被写体像は、ミラーボックス15内に設けられるリターンミラー11により反射されて結像板120に結像する。
The subject image incident from the
結像板120は、直方体の板状部材であって、被写体像が結像するための結像領域121を有する。結像領域121は、ユーザにより視認されうる光が通過する有効面であり、結像領域121の大きさは、長手方向が20mm、幅方向が14mmである。
The
結像板120に結像した被写体像は、ペンタプリズム12により反射され、SLRカメラ10の背面上部に設けられるファインダ光学系13に導かれる。
The subject image formed on the
ユーザは、ファインダ光学系13を介して結像板120に結像した被写体像を観察する。
The user observes the subject image formed on the
ペンタプリズム12は、主に8つの面から構成される。入射面12aは、結像板120と向かい合うようにペンタプリズム12の底面に設けられ、結像板120から被写体像を受け入れる。入射面12aから入射した被写体像は、ペンタプリズム12の頂部をなす第1のダハ面12bと第2のダハ面12cにより、ペンタプリズム12の前方に向けて反射される。反射された被写体像は、ペンタプリズム12の前部に設けられる前方反射面12dにより、ペンタプリズム12の背面に向けて反射される。ペンタプリズム12の背面に射出面12eが設けられ、前方反射面12dから照射された被写体像をファインダ光学系13に向けて射出する。射出面12eは入射面12aと直角をなす。第1のダハ面12b、第2のダハ面12c、及び前方反射面12dに囲まれるように第三面12fが設けられる。また、入射面12aに対して直角をなすように右側面12g及び左側面12hが設けられる。右側面12gは、前方反射面12d、第1のダハ面12b、及び射出面12eと交わり、左側面12hは、前方反射面12d、第2のダハ面12c、及び射出面12eと交わる。第1のダハ面12bと第2のダハ面12cとの交線は、稜線12iを成す。
The
ユーザが図示しないシャッターレリーズボタンを半押しすると、SLRカメラ10は測光動作、及びオートフォーカス動作を行う。これにより、シャッタースピード、絞り値、及びその他の撮影条件が決定され、撮像レンズ20のピントが被写体に合焦される。
When the user presses a shutter release button (not shown) halfway, the
ユーザがシャッターレリーズボタンを全押しすると、SLRカメラ10はリターンミラー11を挙げ、撮像素子14に被写体像を導く。撮像素子14は被写体像を電気信号に変換して出力する。電気信号は画像処理等が施され、画像ファイルとして記録媒体に保存される。
When the user fully presses the shutter release button, the
次に、第1の表示装置100について図3から5を用いて説明する。図4は、ペンタプリズム12側から結像板120を見た図であり、Z軸負方向にファインダ光学系13が、Y軸負方向にリターンミラー11が各々設けられている。第1の表示装置100はペンタプリズム12の周囲に設けられる。
Next, the
結像板120に結像する像とユーザがファインダ光学系を介して観察する像との関係について説明する。結像板120に結像する像のZ軸正方向は観察像においてはY軸性方向となる結像板120に結像する像のX軸正方向は観察像においてはX軸負方向となる。すなわち、ユーザがファインダ光学系13を介して結像板120を観察すると、結像板120に結像する像に関して、図4におけるZ軸正方向は図1のY軸正方向に相当する。
A relationship between an image formed on the
第1の表示装置100は、光走査部材110と、結像板120と、結像板120に取り付けられる第1のX方向光検知部材140及び第1のZ方向光検知部材150とから主に構成される。
The
結像領域121の外であって結像板120のX軸正方向に第1のX方向光検知部材140が取り付けられる。第1のX方向光検知部材140は、第1から第9のX方向フォトデテクタPDx00、PDx01、PDx02、PDx10、PDx11、PDx12、PDx20、PDx21、PDx22から成る。これらのX方向フォトデテクタは、X軸及びZ軸の負方向から正方向に向けて第1から第9の順に並べられ、3行3列の正方行列を形成する。
A first X-direction
結像領域121の外であって結像板120のZ軸負方向に第1のZ方向光検知部材150が取り付けられる。第1のZ方向光検知部材150は、第1から第9のZ方向フォトデテクタPDz00、PDz01、PDz02、PDz10、PDz11、PDz12、PDz20、PDz21、PDz22から成る。これらのZ方向フォトデテクタは、X軸の負方向から正方向に向けて、かつZ軸の正方向から負方向に向けて、第1から第9の順に並べられ、3行3列の正方行列を形成する。各X方向及びZ方向フォトデテクタは、光を受光すると信号を発する。
A first Z-direction
光走査部材110は、レーザダイオード光源111、コリメートレンズ113、及び可動ミラー112とから主に構成される。レーザダイオード光源111は、コリメートレンズ113に向けてレーザ光を照射する。コリメートレンズ113はレーザ光を略コリメートして可動ミラーに照射する。可動ミラー112は、2つの軸周りに揺動自在であって、レーザ光を結像板120に向けて反射する。可動ミラー112の揺動が停止しているとき、すなわち後述する交流信号が可動ミラー112に印可されていないとき、光走査部材110が基準位置にあるという。光走査部材110が基準位置にあるとき、レーザ光は結像領域121の中心Oに反射される。結像領域121上におけるレーザ光の直径(スポット径)が30μmとなるようなレーザダイオード光源111とコリメートレンズ113が選択され、スポット径が調整される。可動ミラー112はMEMSにより構成される。結像板120のX軸方向における可動ミラー112の揺動角度は23.9degであり、結像板120のZ軸方向における可動ミラー112の揺動角度は17.3degである。また、光走査部材110が基準位置にあるときの光走査部材110から結像領域121の中心Oまでの距離、すなわち空気換算の光路長は、23mmである(ペンタプリズムの屈折率n=1.5とする)。
The
可動ミラー112は図5に示される共振特性を有する。所定の共振周波数において最も振れ角度が大きくなる。駆動を安定させるため、制限周波数以上の周波数で駆動される。制限周波数は、低い方向にある共振周波数に向けて高い周波数から可動ミラー112の駆動周波数を変化させたとき、共振周波数まで駆動周波数が行き過ぎないようにするために設定される制限値である。また、振れ角度を安定させるため、駆動開始直後では可動ミラー112を共振周波数よりも高い初期周波数で駆動する。振れ角度が安定するまで数十ms程度の時間を必要とする。
The
ペンタプリズム12の第三面12fには、第1の補助プリズム130が取り付けられる。第1の補助プリズム130は、略四角錐形状であって、ペンタプリズム12と同じ屈折率を有する材料から作成される。第1の補助プリズム130が有する4つの三角形の側面のうちの第1の側面131aは、第三面12fに密着する。第1の側面131aの裏面である第2の側面131bに、光走査部材110が取り付けられる。第2の側面131bと結像板120とが成す角度は、光走査部材110が基準位置にあるとき、レーザ光が結像領域121の中心Oに反射されるような角度である。
A first
光走査部材110は、可動ミラー112を揺動させることにより、結像板120上においてX軸負方向から正方向に向けて断続的にレーザ光を照射する。結像領域121のX軸最小位置から最大位置まで、レーザ光は640点の照射点を有する。レーザ光は、X軸負方向から正方向に向けて照射される間、結像領域121に表示したい情報に応じて明滅する。
The
可動ミラー112により反射されたレーザ光が結像板120上においてX軸正方向最大位置まで振れると、レーザ光がX軸負方向最小位置まで戻るように可動ミラー112が揺動する。そして、前回照射したラインよりもわずかにZ軸負方向にレーザ光が照射されるように可動ミラー112が揺動した後、レーザ光をX軸負方向最小位置からX軸正方向最大位置まで照射するように可動ミラー112が再度揺動する。これをZ軸方向に480回繰り返す。すなわち、第1の表示装置100の解像度は、X軸方向に640ドット、Z軸方向に480ドットであって、VGAに相当する。
When the laser light reflected by the
図6を用いて第1の表示装置100の制御装置について説明する。
The control device of the
制御装置は、マイコン161、発振器162、X方向反転器163、X方向正電圧アンプ164、X方向負電圧アンプ165、カウンタ166、Z方向反転器167、Z方向正電圧アンプ168、Z方向負電圧アンプ169とから主に構成される。
The control device includes a
マイコン161は、各フォトデテクタに接続され、光を受光したフォトデテクタから受信したアナログ信号に応じて、発振器162、Z方向正電圧アンプ168、及びZ方向負電圧アンプ169を制御する。X軸方向の振幅を制御するため周波数制御信号が発振器162に送信される。Z軸方向の振幅を制御するため電圧制御信号がZ方向正電圧アンプ168及びZ方向負電圧アンプ169に送信される。
The
第1から第9のX方向フォトデテクタPDx00、PDx01、PDx02、PDx10、PDx11、PDx12、PDx20、PDx21、PDx22、及び第1から第9のZ方向フォトデテクタPDz00、PDz01、PDz02、PDz10、PDz11、PDz12、PDz20、PDz21、PDz22から受信したアナログ信号の状態を記録するための状態変数をマイコン161が備える。第1から第9のX方向フォトデテクタPDx00、PDx01、PDx02、PDx10、PDx11、PDx12、PDx20、PDx21、PDx22に対して、第1から第9のX方向状態変数Vx00、Vx01、Vx02、Vx10、Vx11、Vx12、Vx20、Vx21、Vx22が各々対応し、第1から第9のZ方向フォトデテクタPDz00、PDz01、PDz02、PDz10、PDz11、PDz12、PDz20、PDz21、PDz22に対して、第1から第9のZ方向状態変数Vz00、Vz01、Vz02、Vz10、Vz11、Vz12、Vz20、Vz21、Vz22が各々対応する。
The first to ninth X-direction photodetectors PDx00, PDx01, PDx02, PDx10, PDx11, PDx12, PDx20, PDx21, PDx22, and the first to ninth Z-direction photodetectors PDz00, PDz01, PDz02, PDz10, PDz11, PDz12 The
発振器162は、マイコン161からの周波数制御信号に応じた周波数の交流信号をX方向正電圧アンプ164、X方向反転器163、及びカウンタ166に送信する。発振器162は、VCO(電圧制御発振器)又はDDS(ダイレクト・デジタル・シンセサイザ)が用いられる。
The
X方向反転器163は、受信した交流信号の位相を反転させ、反転した交流信号をX方向負電圧アンプ165に送信する。X方向正電圧アンプ164及びX方向負電圧アンプ165は、可動ミラー112を駆動するに足る電圧まで交流信号を増幅し、MEMS111が備える可動ミラー112に交流信号を送信する。
The
X方向正電圧アンプ164及びX方向負電圧アンプ165からの交流信号の周波数に応じた揺動周波数で、可動ミラー112が揺動する。交流信号の周波数が上げられると、可動ミラー112の揺動周波数が上がるとともに、振幅が小さくなる。交流信号の周波数が下げられると、可動ミラー112の揺動周波数が下がるとともに、振幅が大きくなる。このようにして、可動ミラー112により反射されたレーザ光が結像板120上においてX軸正負方向に走査される。
The
カウンタ166は、発振器162が発信した信号の周波数を3/4に分周する。そして、分周した信号をZ方向正電圧アンプ168及びZ方向反転器167に送信する。X方向反転器163と同様にして、Z方向反転器167は反転した交流信号をZ方向負電圧アンプ169に送信する。Z方向正電圧アンプ168及びZ方向負電圧アンプ169は、受信した交流信号の電圧、すなわち振幅をマイコン161からの電圧制御信号に応じて変化させた後、MEMS111が備える可動ミラー112に送信する。
The
可動ミラー112は、Z方向正電圧アンプ168及びZ方向負電圧アンプ169からの交流信号の周波数に応じた揺動周波数と電圧に応じた振幅とにより揺動する。交流信号の振幅が上げられると、可動ミラー112の振幅が大きくなる。交流信号の振幅が下げられると、可動ミラー112の振幅が小さくなる。このようにして、可動ミラー112により反射されたレーザ光が結像板120上においてZ軸正負方向に走査される。
The
X方向正電圧アンプ164、X方向負電圧アンプ165、Z方向正電圧アンプ168、及びZ方向負電圧アンプ169は、可動ミラー112に交流信号を同時に印加する。そのため、可動ミラー112により反射されたレーザ光は、結像板120上においてX軸正負方向及びZ軸正負方向に同時に振れる。すなわち、可動ミラー112は、ラスタスキャンにより結像板120上にレーザ光を走査される。
The X direction
X方向に対する駆動とZ方向に対する駆動を同時に行う場合、X方向に対する駆動において共振現象を利用した制御を行っているため、Z方向に対する駆動において駆動周波数を変更しても振幅を必要量まで大きくすることができず、共振現象を利用できない。そのため、Z方向に対する駆動では、電圧を変更することで振幅を制御する。 When driving in the X direction and driving in the Z direction are performed at the same time, since the control using the resonance phenomenon is performed in the driving in the X direction, the amplitude is increased to the required amount even if the driving frequency is changed in the driving in the Z direction. And the resonance phenomenon cannot be used. Therefore, in driving in the Z direction, the amplitude is controlled by changing the voltage.
図7から9を用いて、結像板120上のX軸及びZ軸方向にレーザ光を走査する第1の制御手段について説明する。
The first control unit that scans the laser beam in the X-axis and Z-axis directions on the
始めに、結像板120上のX軸方向にレーザ光を走査する手段について説明する。簡単のため、第4、第5、第6のX方向フォトデテクタPDx10、PDx11、PDx12のみを用いて説明する。
First, a means for scanning a laser beam in the X-axis direction on the
図7における最上段の曲線は、結像板120上のX軸方向におけるレーザ光照射位置の時間変化を示す。レーザ光が結像領域121を大きく超えて照射される場合、及び結像領域121内にしか照射されていない場合、結像領域121に形成される情報、たとえば文字情報や画像情報の形状が崩れ、ユーザが情報を認識できなくなる。そのため、結像領域121をわずかに外す程度の範囲でレーザ光が走査されるように、第1の制御手段が実行される。
The uppermost curve in FIG. 7 shows the time change of the laser beam irradiation position on the
結像領域121を外れたレーザ光が第4のX方向フォトデテクタPDx10に入射すると、第4のX方向フォトデテクタPDx10は、アナログ信号をマイコン161に送信する。
When the laser beam outside the
マイコン161は、アナログ信号を受信して、第4のX方向状態変数Vx10をONにする。
The
さらに、レーザ光が第5、第6のX方向フォトデテクタPDx11、PDx12に入射すると、第5、第6のX方向フォトデテクタPDx11、PDx12は、アナログ信号をマイコン161に送信する。マイコン161はアナログ信号を受信して、第5、第6のX方向状態変数Vx11、Vx12を各々ONにする。
Further, when the laser light is incident on the fifth and sixth X-direction photodetectors PDx11 and PDx12, the fifth and sixth X-direction photodetectors PDx11 and PDx12 transmit analog signals to the
次に、レーザ光がX軸正方向最大位置で折り返してX軸負方向に移動を始めると、第6のX方向フォトデテクタPDx12に入射する。レーザ光を受信した第6のX方向フォトデテクタPDx12がアナログ信号をマイコン161に送信すると、マイコン161はアナログ信号を受信して、第6のX方向状態変数Vx12をOFFにする。
Next, when the laser beam turns back at the maximum position in the X-axis positive direction and starts moving in the X-axis negative direction, it enters the sixth X-direction photodetector PDx12. When the sixth X-direction photodetector PDx12 that has received the laser beam transmits an analog signal to the
さらに、レーザ光が第5、第4のX方向フォトデテクタPDx11、PDx10に入射すると、第5、第4のX方向フォトデテクタPDx11、PDx10が、アナログ信号をマイコン161に送信する。マイコン161はアナログ信号を受信して、第5、第4のX方向状態変数Vx11、Vx10を各々OFFにする。
Further, when the laser light is incident on the fifth and fourth X-direction photodetectors PDx11 and PDx10, the fifth and fourth X-direction photodetectors PDx11 and PDx10 transmit analog signals to the
レーザ光が結像領域121を外れてから再度結像領域121内に戻るまでに必要な時間は、可動ミラー112のX軸方向周期の半分、すなわち半周期より短い。
The time required for the laser light to leave the
一方、マイコン161におけるX方向状態変数がOFFの時に、レーザ光がX軸正方向最大位置から結像領域121内へ向けて移動している場合がある。このとき、各X方向フォトデテクタがレーザ光を最初に感知してから可動ミラー112の半周期以内に、レーザ光を感知しない。言い換えると、可動ミラー112の半周期以内に各X方向フォトデテクタはレーザ光を2回感知しない。そこで、マイコン161は、最初に感知したときにONにしたX方向状態変数をOFFに変更し、再度X方向フォトデテクタからのアナログ信号を待つ。
On the other hand, when the X-direction state variable in the
結像板120上のX軸方向にレーザ光を走査する第1の制御処理について図8を用いて説明する。第1の制御処理は、SLRカメラ10の電源投入とともに実行され、結像領域121から第5のX方向フォトデテクタPDx11までの範囲内にレーザ光を走査するように制御を行う。
A first control process for scanning a laser beam in the X-axis direction on the
まず、ステップS801において、初期周波数が設定される。 First, in step S801, an initial frequency is set.
次にステップS802において、可動ミラー112に交流信号が印可され、初期周波数で可動ミラー112が駆動される。
In step S802, an AC signal is applied to the
ステップS803では、可動ミラー112の振幅が安定するまで20msの間、処理を中止する。
In step S803, the process is stopped for 20 ms until the amplitude of the
そして、ステップS804では、共振周波数及び制限周波数を下回らない駆動周波数で可動ミラー112を駆動する。そして、レーザダイオード光源111がレーザ光を可動ミラー112に向けて照射する。これにより、光走査部材110からレーザ光が照射される。可動ミラー112の振幅が安定してからレーザ光を照射するため、節電できる。
In step S804, the
ステップS805では、第4のX方向フォトデテクタPDx10がONとなるか否かを判断する。第4のX方向フォトデテクタPDx10がONとなるとき、処理はステップS807に進む。第4のX方向フォトデテクタPDx10がONとならないときは、第4のX方向フォトデテクタPDx10までレーザ光が照射されず、レーザ光が結像領域121内のみに照射されていると判断できる。そこで、処理はステップS806に進む。
In step S805, it is determined whether the fourth X-direction photo detector PDx10 is turned on. When the fourth X-direction photo detector PDx10 is turned on, the process proceeds to step S807. When the fourth X-direction photo detector PDx10 is not turned on, it can be determined that the laser beam is not irradiated to the fourth X-direction photo detector PDx10 and the laser beam is irradiated only in the
ステップS806では、マイコン161が周波数制御信号を発振器162に送信して、発振器162が生じる交流信号の周波数を下げる。これにより、可動ミラー112の揺動周波数が下げられ、可動ミラー112の振幅が大きくなる。そして、再度ステップS805を実行する。
In step S806, the
他方、ステップS807では、交流信号の半周期以内に第4のX方向フォトデテクタPDx10からアナログ信号をマイコン161が受信したか否かを判断する。
On the other hand, in step S807, it is determined whether or not the
交流信号の半周期以内にアナログ信号を受信していない場合、レーザ光がX軸正方向最大位置から結像領域121内へ向けて移動していると想定される。そこで、処理はステップS805に戻り、第4のX方向状態変数Vx10をOFFに変更して、再度第4のX方向フォトデテクタPDx10からのアナログ信号を待つ。
When the analog signal is not received within the half cycle of the AC signal, it is assumed that the laser light is moving from the maximum position in the positive direction of the X axis toward the
交流信号の半周期以内にアナログ信号を受信している場合、レーザ光がX軸正方向最大位置で折り返して結像領域121へ向けて移動していると想定される。そこで、処理はステップS808に進み、第4、第5、第6のX方向フォトデテクタPDx10、PDx11、PDx12からこれより後に受信する1回目のアナログ信号で第4、第5、第6のX方向状態変数Vx10、Vx11、Vx12をONに変更し、2回目のアナログ信号で第4、第5、第6のX方向状態変数Vx10、Vx11、Vx12をOFFに変更するように、設定を変更する。
When the analog signal is received within the half cycle of the AC signal, it is assumed that the laser beam is turned toward the
次のステップS809では、第4のX方向フォトデテクタPDx10がONとなるか否かを判断する。第4のX方向フォトデテクタPDx10がONとなるとき、処理はステップS810に進む。第4のX方向フォトデテクタPDx10がONとならないときは、レーザ光が第4のX方向フォトデテクタPDx10まで照射せず、レーザ光が未だ結像領域121内を照射していると判断できる。そこで、処理は再度ステップS809を実行し、レーザ光が第4のX方向フォトデテクタPDx10を照射するのを待つ。
In the next step S809, it is determined whether or not the fourth X-direction photo detector PDx10 is turned on. When the fourth X-direction photo detector PDx10 is turned on, the process proceeds to step S810. When the fourth X-direction photo detector PDx10 is not turned on, it can be determined that the laser beam is not irradiated to the fourth X-direction photo detector PDx10 and the laser beam is still irradiating the
次のステップS810では、第5のX方向フォトデテクタPDx11がONとなるか否かを判断する。第5のX方向フォトデテクタPDx11がONとなるとき、処理はステップS813に進む。第5のX方向フォトデテクタPDx11がONとならないときは、レーザ光が第5のX方向フォトデテクタPDx11まで照射せず、レーザ光が未だ結像領域121から第4のX方向フォトデテクタPDx10までの範囲内を照射していると判断できる。そこで、処理はステップS811に移行する。
In the next step S810, it is determined whether or not the fifth X-direction photo detector PDx11 is turned on. When the fifth X-direction photo detector PDx11 is turned on, the process proceeds to step S813. When the fifth X-direction photo detector PDx11 is not turned ON, the laser beam is not irradiated to the fifth X-direction
次のステップS811では、第4のX方向フォトデテクタPDx10がOFFとなるか否かを判断する。第4のX方向フォトデテクタPDx10がOFFとなるときは、レーザ光が第5のX方向フォトデテクタPDx11まで照射せず、レーザ光が第4のX方向フォトデテクタPDx10の位置で折り返して結像領域121に戻っていると判断できる。そこで、処理はステップS812に進み、マイコン161が周波数制御信号を発振器162に送信して、発振器162が生じる交流信号の周波数を下げる。これにより、可動ミラー112の揺動周波数が下げられ、可動ミラー112の振幅が大きくなる。そして、処理はステップS809に戻る。
In the next step S811, it is determined whether or not the fourth X-direction photo detector PDx10 is turned off. When the fourth X-direction photo detector PDx10 is OFF, the laser beam is not irradiated to the fifth X-direction photo detector PDx11, and the laser beam is folded back at the position of the fourth X-direction photo detector PDx10. It can be determined that the process returns to 121. Therefore, the process proceeds to step S812, where the
他方、第4のX方向フォトデテクタPDx10がOFFとならないときは、レーザ光が未だ第5のX方向フォトデテクタPDx11まで達していないと判断できる。そこで、処理は再度ステップS810を実行し、レーザ光が第5のX方向フォトデテクタPDx11に達して照射するのを待つ。 On the other hand, when the fourth X-direction photo detector PDx10 is not turned off, it can be determined that the laser beam has not yet reached the fifth X-direction photo detector PDx11. Therefore, the process again executes step S810, and waits for the laser beam to reach the fifth X-direction photodetector PDx11 and irradiate.
ステップS813では、第6のX方向フォトデテクタPDx12がONとなるか否かを判断する。第6のX方向フォトデテクタPDx12がONとなるときは、レーザ光が第6のX方向フォトデテクタPDx12まで達していると判断できる。これは、第1の制御手段が制御するレーザ光の照射範囲を逸脱している。そこで、処理はステップS815に進む。 In step S813, it is determined whether or not the sixth X-direction photo detector PDx12 is turned on. When the sixth X-direction photo detector PDx12 is turned on, it can be determined that the laser beam has reached the sixth X-direction photo detector PDx12. This deviates from the laser light irradiation range controlled by the first control means. Therefore, the process proceeds to step S815.
ステップS815では、マイコン161が周波数制御信号を発振器162に送信して、発振器162が生じる交流信号の周波数を上げる。これにより、可動ミラー112の揺動周波数が上げられ、可動ミラー112の振幅が小さくなる。そして、処理は再度ステップS809に戻り、レーザ光の照射範囲を観察する。
In step S815, the
ステップS813において第6のX方向フォトデテクタPDx12がOFFとなるときは、レーザ光が第6のX方向フォトデテクタPDx12まで達していないと判断できる。そこで、処理はステップS814に進む。 If the sixth X-direction photo detector PDx12 is turned off in step S813, it can be determined that the laser beam has not reached the sixth X-direction photo detector PDx12. Therefore, the process proceeds to step S814.
次のステップS814では、第5のX方向フォトデテクタPDx11がOFFとなるか否かを判断する。第5のX方向フォトデテクタPDx11がOFFとなるときは、レーザ光が第6のX方向フォトデテクタPDx12まで照射せず、レーザ光が第5のX方向フォトデテクタPDx11の位置で折り返して結像領域121に戻っていると判断できる。これは、第1の制御手段が制御するレーザ光の照射範囲内である。そこで、処理は再度ステップS809に戻り、レーザ光の照射範囲を観察する。 In the next step S814, it is determined whether or not the fifth X-direction photo detector PDx11 is turned off. When the fifth X-direction photo detector PDx11 is OFF, the laser beam is not irradiated to the sixth X-direction photo detector PDx12, and the laser beam is folded back at the position of the fifth X-direction photo detector PDx11. It can be determined that the process returns to 121. This is within the laser light irradiation range controlled by the first control means. Therefore, the process returns to step S809 again to observe the laser light irradiation range.
ステップS814において第5のX方向フォトデテクタPDx11がOFFとならないときは、レーザ光が第5のX方向フォトデテクタPDx11まで照射する一方で、第6のX方向フォトデテクタPDx12まで照射しないと判断できる。これは、第1の制御手段が制御するレーザ光の照射範囲内である。そこで、処理はステップS813に戻り、レーザ光の照射範囲を再度観察する。 If the fifth X-direction photo detector PDx11 is not turned off in step S814, it can be determined that the laser beam is irradiated to the fifth X-direction photo detector PDx11 while not being irradiated to the sixth X-direction photo detector PDx12. This is within the laser light irradiation range controlled by the first control means. Therefore, the process returns to step S813, and the laser light irradiation range is observed again.
この処理により、結像領域121から第5のX方向フォトデテクタPDx11までの範囲内にレーザ光が照射される。
With this process, the laser beam is irradiated in a range from the
図7及び9を用いて、結像板120上のZ軸方向にレーザ光を走査する手段について説明する。図7における第4、第5、第6のX方向フォトデテクタPDx10、PDx11、PDx12を、第4、第5、第6のZ方向フォトデテクタPDz10、PDz11、PDz12にそれぞれ読み替えて説明する。
A means for scanning the laser beam in the Z-axis direction on the
X方向と同様に、Z方向に対して結像領域121をわずかに外す程度の範囲でレーザ光が照射される。可動ミラー112のZ軸方向周期の1/4、すなわち1/4周期でレーザ光の照射位置が把握される。
Similarly to the X direction, the laser beam is irradiated in a range that slightly removes the
レーザ光は、Z軸座標が0である位置からZ軸方向最大位置まで1/4周期で移動する。そこで、第1のZ方向フォトデテクタPDz10にレーザ光が入射した瞬間から、1/4周期以内にレーザ光が入射したフォトデテクタの位置に応じて、レーザ光の振幅を判断する。 The laser beam moves from the position where the Z-axis coordinate is 0 to the maximum position in the Z-axis direction at a quarter cycle. Therefore, the amplitude of the laser beam is determined in accordance with the position of the photodetector on which the laser beam is incident within ¼ period from the moment when the laser beam is incident on the first Z-direction photodetector PDz10.
結像板120上のZ軸方向にレーザ光を照射する第2の制御処理について図9を用いて説明する。第2の制御処理は、SLRカメラ10の電源投入とともに実行され、結像領域121から第5のZ方向フォトデテクタPDz11までの範囲内にレーザ光を走査するように制御を行う。
A second control process for irradiating laser light in the Z-axis direction on the
ステップS901からS904までの処理は、第1の制御処理のステップS801からS804までの処理と同様であるため、説明を省略する。 Since the process from step S901 to S904 is the same as the process from step S801 to S804 of the first control process, description thereof is omitted.
ステップS905では、第4のZ方向フォトデテクタPDz10がONとなるか否かを判断する。第4のZ方向フォトデテクタPDz10がONとなるとき、処理はステップS907に進む。第4のZ方向フォトデテクタPDz10がONとならないときは、第4のZ方向フォトデテクタPDz10までレーザ光が照射されず、レーザ光が結像領域121内のみに照射されていると判断できる。そこで、処理はステップS906に進む。
In step S905, it is determined whether or not the fourth Z-direction photo detector PDz10 is turned on. When the fourth Z-direction photo detector PDz10 is turned on, the process proceeds to step S907. When the fourth Z-direction photo detector PDz10 is not turned ON, it can be determined that the laser beam is not irradiated to the fourth Z-direction photo detector PDz10 and the laser beam is irradiated only within the
ステップS906では、マイコン161が電圧制御信号を発振器162に送信して、発振器162が生じる交流信号の電圧、言い換えると振幅を上げる。これにより、可動ミラー112の振幅が大きくなる。そして、再度ステップS905を実行する。
In step S906, the
ステップS907及びS908までの処理は、第1の制御処理のステップS807及びS808までの処理と同様であるため、説明を省略する。 Since the processing up to steps S907 and S908 is the same as the processing up to steps S807 and S808 of the first control processing, the description thereof is omitted.
次のステップS909では、第4のZ方向フォトデテクタPDz10がONとなるか否かを判断する。第4のZ方向フォトデテクタPDz10がONとなるとき、処理はステップS910に進む。第4のZ方向フォトデテクタPDz10がONとならないときは、レーザ光が第4のZ方向フォトデテクタPDz10まで照射せず、レーザ光が未だ結像領域121内を照射していると判断できる。そこで、処理は再度ステップS909を実行し、レーザ光が第4のZ方向フォトデテクタPDz10を照射するのを待つ。
In the next step S909, it is determined whether or not the fourth Z-direction photo detector PDz10 is turned on. When the fourth Z-direction photo detector PDz10 is turned on, the process proceeds to step S910. When the fourth Z-direction photo detector PDz10 is not turned ON, it can be determined that the laser beam is not irradiated to the fourth Z-direction photo detector PDz10 and the laser beam is still irradiating the
次のステップS910では、第1のX方向フォトデテクタPDz10にレーザ光が入射した瞬間から、1/4周期が経過したか否かを判断する。経過した場合、処理はステップS911に進み、経過していない場合、ステップS910を繰り返して1/4周期が経過するのを待つ。 In the next step S910, it is determined whether a quarter cycle has elapsed from the moment when the laser light is incident on the first X-direction photo detector PDz10. If the time has elapsed, the process proceeds to step S911. If the time has not elapsed, step S910 is repeated to wait for a quarter period to elapse.
次のステップS911では、第5のZ方向フォトデテクタPDz11がONとなるか否かを判断する。第5のZ方向フォトデテクタPDz11がONとなるとき、処理はステップS913に進む。第5のZ方向フォトデテクタPDz11がONとならないときは、レーザ光が第5のZ方向フォトデテクタPDz11まで照射せず、レーザ光が未だ結像領域121から第4のZ方向フォトデテクタPDz10までの範囲内を照射していると判断できる。そこで、処理はステップS912に移行する。
In the next step S911, it is determined whether or not the fifth Z-direction photo detector PDz11 is turned on. When the fifth Z-direction photo detector PDz11 is turned on, the process proceeds to step S913. When the fifth Z-direction photo detector PDz11 is not turned ON, the laser beam is not irradiated to the fifth Z-direction photo detector PDz11, and the laser beam is not yet irradiated from the
次のステップS912では、マイコン161が電圧制御信号を発振器162に送信して、発振器162が生じる交流信号の電圧、言い換えると振幅を上げる。これにより、可動ミラー112の振幅が大きくなる。そして、処理はステップS909に戻る。
In the next step S912, the
ステップS913では、第6のZ方向フォトデテクタPDz12がONとなるか否かを判断する。第6のZ方向フォトデテクタPDz12がONとなるときは、レーザ光が第6のZ方向フォトデテクタPDz12まで達していると判断できる。これは、第1の制御手段が制御するレーザ光の照射範囲を逸脱している。そこで、処理はステップS914に進む。 In step S913, it is determined whether the sixth Z-direction photo detector PDz12 is turned on. When the sixth Z-direction photo detector PDz12 is turned on, it can be determined that the laser beam has reached the sixth Z-direction photo detector PDz12. This deviates from the laser light irradiation range controlled by the first control means. Therefore, the process proceeds to step S914.
次のステップS914では、マイコン161が電圧制御信号を発振器162に送信して、発振器162が生じる交流信号の電圧、言い換えると振幅を下げる。これにより、可動ミラー112の振幅が小さくなる。そして、処理は再度ステップS909に戻り、レーザ光の照射範囲を観察する。
In the next step S <b> 914, the
ステップS913において第6のZ方向フォトデテクタPDz12がOFFとなるときは、レーザ光が第6のZ方向フォトデテクタPDz12まで達していないと判断できる。そこで、処理は再度ステップS909に戻り、レーザ光の照射範囲を観察する。 When the sixth Z-direction photo detector PDz12 is turned off in step S913, it can be determined that the laser beam has not reached the sixth Z-direction photo detector PDz12. Therefore, the process returns to step S909 again, and the irradiation range of the laser beam is observed.
この処理により、結像領域121から第5のZ方向フォトデテクタPDz11までの範囲内にレーザ光が照射される。
With this process, the laser beam is irradiated in a range from the
第1の制御処理及び第2の制御処理を同時に行うことにより、可動ミラー112により反射されたレーザ光は、結像板120上においてX軸正負方向及びZ軸正負方向に同時に振れる。すなわち、可動ミラー112は、ラスタスキャンにより結像板120上にレーザ光を反射する。
By simultaneously performing the first control process and the second control process, the laser light reflected by the
このとき、Z方向に駆動しながら第1から第3のX方向フォトデテクタPDx00、PDx01、PDx02、及び第7から第9のX方向フォトデテクタPDx20、PDx21、PDx22についても第1の制御処理と同様の処理を行う。すなわち、可動ミラー112が1フレームの画像を結像板上に反射する間に、第1の制御処理が3回実行される。
At this time, the first to third X direction photodetectors PDx00, PDx01, PDx02, and the seventh to ninth X direction photodetectors PDx20, PDx21, and PDx22 are driven in the Z direction in the same manner as the first control process. Perform the process. That is, the first control process is executed three times while the
このとき、X方向に駆動しながら、第1から第3のZ方向フォトデテクタPDz00、PDz01、PDz02、及び第7から第9のZ方向フォトデテクタPDz20、PDz21、PDz22に対しても、第2の制御処理と同様な制御処理を実行する。すなわち、可動ミラー112が1フレームの画像を結像板上に反射する間に、第2の制御処理が3回実行される。
At this time, the second to third Z-direction photo detectors PDz00, PDz01, PDz02 and the seventh to ninth Z-direction photo detectors PDz20, PDz21, PDz22 are driven in the X direction. A control process similar to the control process is executed. That is, the second control process is executed three times while the
これにより、1フレーム走査中にX方向に対して3回、Z方向に対して3回、走査範囲の調整ができ、レーザ光の照射範囲を緻密に制御することが可能になる。 Thus, the scanning range can be adjusted three times in the X direction and three times in the Z direction during one frame scanning, and the laser light irradiation range can be precisely controlled.
本実施形態によれば、ペンタプリズム12側から結像領域121にレーザ光を照射するため、ユーザの眼に直接レーザ光が入射することを防止できる。また、第1の表示装置100がペンタプリズム12を含む光学系と一体なって組み立て及び調整可能であるため、接眼光学系を小型化及びコストダウンできる。
According to the present embodiment, since the laser beam is irradiated onto the
さらに、光走査部材110から結像板120までの光路長を短くできるため、光走査部材110が射出するレーザ光の径を小さくすることが可能になる。これにより、結像板120に照射されるレーザ光の径が小さくなって、高解像度で情報を表示できる。
Furthermore, since the optical path length from the
また、レーザ光線が稜線12iと交わらないため、稜線12iにより乱反射されることがない。
Further, since the laser beam does not cross the
次に第2の実施形態による第2の表示装置について図10から13を用いて説明する。第1の実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。図10は、ペンタプリズム12側から結像板120を見た図であり、Z軸正方向にファインダ光学系13が、Z軸負方向に撮像レンズ20が各々設けられている。
Next, a second display device according to the second embodiment will be described with reference to FIGS. The same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted. FIG. 10 is a view of the
第2の表示装置における結像板120について説明する。第2の実施形態は、結像板120に取り付けられる第2のX方向光検知部材240及び第2のZ方向光検知部材250の配置が第1の実施形態と異なる。
The
結像領域121の外であって結像板120のZ軸負方向に第2のX方向光検知部材240が取り付けられる。第2のX方向光検知部材240は、第1から第3のX方向フォトデテクタPDx0、PDxz1、PDx2から成り、X軸方向におけるレーザ光の照射位置を観察する。第1のX方向フォトデテクタPDx0は、Z軸負方向のZ軸上であって、結像領域121の外に設けられる。第2、第3のX方向フォトデテクタPDxz1、PDx2は、Z軸負方向かつX軸正方向の結像領域121外に設けられる。第1から第3のX方向フォトデテクタPDx0、PDxz1、PDx2は、X軸の原点から正方向に向けて第1から第3の順に一列に並べられる。
A second X-direction
結像領域121の外であって結像板120のX軸正方向に第2のZ方向光検知部材250が取り付けられる。第2のZ方向光検知部材250は、第1のZ方向フォトデテクタPDz0、第2のX方向フォトデテクタPDxz1、及び第3のZ方向フォトデテクタPDz2から成り、Z軸方向におけるレーザ光の照射位置を観察する。第1のZ方向フォトデテクタPDz0は、X軸正方向のX軸上であって、結像領域121の外に設けられる。第3のZ方向フォトデテクタPDz2は、Z軸負方向かつX軸正方向の結像領域121外に設けられる。第1のZ方向フォトデテクタPDz0、第2のX方向フォトデテクタPDxz1、及び第3のZ方向フォトデテクタPDz2は、Z軸の原点から負方向に向けて順に一列に並べられる。
A second Z-direction
第2の表示装置の制御装置について説明する。 A control device of the second display device will be described.
第1のX方向フォトデテクタPDx0、第2のX方向フォトデテクタPDxz1、第3のX方向フォトデテクタPDx2、第1のZ方向フォトデテクタPDz0、及び第3のZ方向フォトデテクタPDz2から受信したアナログ信号の状態を記録するための状態変数をマイコン161が備える。第1のX方向フォトデテクタPDx0、第2のX方向フォトデテクタPDxz1、及び第3のX方向フォトデテクタPDx2に対して、第1のX方向状態変数Vx0、第1のX方向状態変数Vxz1、第1のX方向状態変数Vx2が各々対応し、第1のZ方向フォトデテクタPDz0、及び第3のZ方向フォトデテクタPDz2に対して、第1のZ方向状態変数Vz0、及び第3のZ方向状態変数Vz2が各々対応する。
Analog signals received from the first X-direction photodetector PDx0, the second X-direction photodetector PDxz1, the third X-direction photodetector PDx2, the first Z-direction photodetector PDz0, and the third Z-direction photodetector PDz2. The
図10から13を用いて、結像板120上のX軸及びZ軸方向にレーザ光を走査する第2の表示装置の第2の制御手段について説明する。
The second control means of the second display device that scans the laser beam in the X-axis and Z-axis directions on the
始めに、結像板120上のX軸方向にレーザ光を走査する手段について説明する。簡単のため、第1、第2、第3のX方向フォトデテクタPDx0、PDxz1、PDx2のみを用いて説明する。第1の制御手段におけるZ軸方向の走査と同様に、第2の制御手段は、可動ミラー112のX軸方向周期の1/4、すなわち1/4周期でレーザ光の照射位置を把握する。
First, a means for scanning a laser beam in the X-axis direction on the
第2の表示装置が実行する第3の制御処理について図12を用いて説明する。第3の制御処理は、SLRカメラ10の電源投入とともに実行され、結像領域121から第2のX方向フォトデテクタPDxz1までの範囲内にレーザ光を照射するように制御を行う。ステップS1101からS1108までの処理は、第1の制御処理のステップS801からS808と同様であるため、説明を省略する。
A third control process executed by the second display device will be described with reference to FIG. The third control process is executed when the power of the
ステップS1109では、第1のX方向フォトデテクタPDx0がONとなるか否かを判断する。第1のX方向フォトデテクタPDx0がONとなるとき、処理はステップS1110に進む。第1のX方向フォトデテクタPDx0がONとならないときは、レーザ光が第1のX方向フォトデテクタPDx0まで照射していないと判断できる。そこで、処理は再度ステップS1109を実行し、レーザ光が第1のX方向フォトデテクタPDx0を照射するのを待つ。 In step S1109, it is determined whether or not the first X-direction photo detector PDx0 is turned on. When the first X-direction photo detector PDx0 is turned on, the process proceeds to step S1110. When the first X-direction photo detector PDx0 is not turned on, it can be determined that the laser beam has not been irradiated to the first X-direction photo detector PDx0. Therefore, the process executes step S1109 again and waits for the laser light to irradiate the first X-direction photo detector PDx0.
次のステップS1110では、第1のX方向フォトデテクタPDx0にレーザ光が入射した瞬間から、1/4周期が経過したか否かを判断する。経過した場合、処理はステップS1111に進み、経過していない場合、ステップS1110を繰り返して1/4周期が経過するのを待つ。 In the next step S1110, it is determined whether or not a quarter period has elapsed from the moment when the laser light is incident on the first X-direction photodetector PDx0. If it has elapsed, the process proceeds to step S1111. If it has not elapsed, step S1110 is repeated to wait for a quarter period to elapse.
次のステップS1111では、第2のX方向フォトデテクタPDxz1がONとなるか否かを判断する。第2のX方向フォトデテクタPDxz1がONとなるとき、処理はステップS1113に進む。第2のX方向フォトデテクタPDxz1がONとならないときは、レーザ光が第2のX方向フォトデテクタPDxz1まで照射せず、レーザ光が第2のX方向フォトデテクタPDxz1の手前で折り返して結像領域121に戻っていると判断できる。そこで、処理はステップS1112に進み、マイコン161が周波数制御信号を発振器162に送信して、発振器162が生じる交流信号の周波数を下げる。これにより、可動ミラー112の揺動周波数が下げられ、可動ミラー112の振幅が大きくなる。そして、処理はステップS1109に戻る。
In the next step S1111, it is determined whether or not the second X-direction photo detector PDxz1 is turned on. When the second X-direction photo detector PDxz1 is turned on, the process proceeds to step S1113. When the second X-direction photo detector PDxz1 is not turned ON, the laser beam is not irradiated to the second X-direction photo detector PDxz1, and the laser beam is folded back before the second X-direction photo detector PDxz1. It can be determined that the process returns to 121. Therefore, the process proceeds to step S1112, where the
ステップS1113では、第3のX方向フォトデテクタPDx2がONとなるか否かを判断する。第3のX方向フォトデテクタPDx2がONとなるときは、レーザ光が第3のX方向フォトデテクタPDx2まで達していると判断できる。これは、第2の制御手段が制御するレーザ光の照射範囲を逸脱している。そこで、処理はステップS1114に進む。 In step S1113, it is determined whether the third X-direction photo detector PDx2 is turned on. When the third X-direction photo detector PDx2 is turned on, it can be determined that the laser beam has reached the third X-direction photo detector PDx2. This deviates from the laser light irradiation range controlled by the second control means. Therefore, the process proceeds to step S1114.
ステップS1114では、マイコン161が周波数制御信号を発振器162に送信して、発振器162が生じる交流信号の周波数を上げる。これにより、可動ミラー112の揺動周波数が上げられ、可動ミラー112の振幅が小さくなる。そして、処理は再度ステップS1109に戻り、レーザ光の照射範囲を観察する。
In step S1114, the
ステップS1113において第3のX方向フォトデテクタPDx2がONとならないときは、レーザ光が第3のX方向フォトデテクタPDx2まで照射せず、レーザ光が第2のX方向フォトデテクタPDxz1の位置で折り返して結像領域121に戻っていると判断できる。これは、第2の制御手段が制御するレーザ光の照射範囲内である。そこで、処理は再度ステップS1109に戻り、レーザ光の照射範囲を観察する。
If the third X-direction photo detector PDx2 is not turned ON in step S1113, the laser beam is not irradiated to the third X-direction photo detector PDx2, and the laser beam is folded back at the position of the second X-direction photo detector PDxz1. It can be determined that the image has returned to the
この処理により、レーザ光が結像領域121から第2のX方向フォトデテクタPDxz1までの範囲内に照射される。
With this process, the laser beam is irradiated in a range from the
そして、第1のZ方向フォトデテクタPDz0、第2のX方向フォトデテクタPDxz1、及び第3のZ方向フォトデテクタPDz2に対しても、X軸をZ軸に置き換えて第3の制御処理を実行する。ただし、Z方向に対する駆動では共振現象を利用できないため、X方向のような印加電圧の周波数による制御ができない。Z方向に関する駆動は、印加電圧を変更することで制御を実行する。 Then, the third control processing is executed by replacing the X axis with the Z axis for the first Z direction photo detector PDz0, the second X direction photo detector PDxz1, and the third Z direction photo detector PDz2. . However, since the resonance phenomenon cannot be used in driving in the Z direction, control based on the frequency of the applied voltage as in the X direction cannot be performed. The drive in the Z direction is controlled by changing the applied voltage.
これにより、レーザ光の照射範囲を短時間で観察し、緻密に制御することが可能になる。なお、本実施形態では、1フレームを表示する間にX方向に関して1回、Y方向に関して1回、調整を行う。X方向に関して制御処理を行っている領域はレーザ照射範囲外(すなわち結像領域121外)であるため、電源ON時以外でも常時レーザを照射し制御処理が可能となる。 As a result, the laser light irradiation range can be observed in a short time and precisely controlled. In the present embodiment, adjustment is performed once in the X direction and once in the Y direction while displaying one frame. Since the region where the control process is performed in the X direction is outside the laser irradiation range (that is, outside the imaging region 121), the control process can be performed by always irradiating the laser other than when the power is turned on.
図11及び13を用いて、結像板120上のZ軸方向にレーザ光を走査する手段について説明する。図11における第1、第3のX方向フォトデテクタPDx0、PDx2を、第1、第3のZ方向フォトデテクタPDz0、PDz2にそれぞれ読み替えて説明する。また、第1から第3の制御処理と同様の構成に関しては、説明を省略する。
A means for scanning laser light in the Z-axis direction on the
結像板120上のZ軸方向にレーザ光を照射する第4の制御処理について図13を用いて説明する。第4の制御処理は、SLRカメラ10の電源投入とともに実行され、結像領域121から第2のX方向フォトデテクタPDxz1までの範囲内にレーザ光を走査するように制御を行う。
A fourth control process for irradiating laser light in the Z-axis direction on the
ステップS1301からS1309までの処理は、第2の制御処理のステップS901からS909までの処理と略同様である。第2の制御処理のステップS905、S909における第4のZ方向フォトデテクタPDz10を、ステップS1305、S1309において第1のZ方向フォトデテクタPDz0と読み替えて、説明を省略する。 The processing from step S1301 to S1309 is substantially the same as the processing from step S901 to S909 of the second control processing. The fourth Z-direction photo detector PDz10 in steps S905 and S909 of the second control process is replaced with the first Z-direction photo detector PDz0 in steps S1305 and S1309, and description thereof is omitted.
ステップS1310では、第2のX方向フォトデテクタPDx1がONとなるか否かを判断する。第2のX方向フォトデテクタPDxz1がONとなるとき、処理はステップS1313に進む。第2のX方向フォトデテクタPDxz1がONとならないときは、レーザ光が第2のX方向フォトデテクタPDxz1まで照射せず、レーザ光が未だ結像領域121から第1のZ方向フォトデテクタPDz0までの範囲内を照射していると判断できる。そこで、処理はステップS1311に移行する。
In step S1310, it is determined whether second X direction photo detector PDx1 is turned on. When the second X-direction photo detector PDxz1 is turned on, the process proceeds to step S1313. When the second X-direction photo detector PDxz1 is not turned ON, the laser beam is not irradiated to the second X-direction photo detector PDxz1, and the laser beam is not yet irradiated from the
次のステップS1311では、第1のZ方向フォトデテクタPDz0がONとなるか否かを判断する。第1のZ方向フォトデテクタPDz0がONとなるとき、処理はステップS1312に進む。第1のZ方向フォトデテクタPDz0がONとならないときは、処理はステップS1310に戻る。 In the next step S1311, it is determined whether or not the first Z-direction photo detector PDz0 is turned on. When the first Z-direction photo detector PDz0 is turned on, the process proceeds to step S1312. If the first Z-direction photo detector PDz0 is not turned ON, the process returns to step S1310.
次のステップS1311では、第1のZ方向フォトデテクタPDz0がOFFとなるか否かを判断する。第1のZ方向フォトデテクタPDz0がOFFとなるときは、レーザ光が第2のX方向フォトデテクタPDxz1まで照射せず、レーザ光が未だ結像領域121から第1のZ方向フォトデテクタPDz0までの範囲内を照射していると判断できる。そこで、処理はステップS1312に進み、マイコン161が電圧制御信号をZ方向正電圧アンプ168及びZ方向負電圧アンプ169に送信して、Z方向正電圧アンプ168及びZ方向負電圧アンプ169が生じる交流信号の電圧を上げる。これにより、可動ミラー112の振幅が大きくなる。そして、処理はステップS1309に戻る。
In the next step S1311, it is determined whether or not the first Z-direction photo detector PDz0 is turned off. When the first Z-direction photodetector PDz0 is OFF, the laser beam is not irradiated to the second X-direction photodetector PDxz1, and the laser beam is still from the
他方、第1のZ方向フォトデテクタPDz0がOFFとならないときは、レーザ光が未だ第2のX方向フォトデテクタPDxz1まで達していないと判断できる。そこで、処理は再度ステップS1310を実行し、レーザ光が第2のX方向フォトデテクタPDxz1に達するのを待つ。 On the other hand, when the first Z-direction photo detector PDz0 is not turned off, it can be determined that the laser beam has not yet reached the second X-direction photo detector PDxz1. Therefore, the process again executes step S1310 and waits for the laser light to reach the second X-direction photo detector PDxz1.
ステップS1313では、第3のZ方向フォトデテクタPDz2がONとなるか否かを判断する。第3のZ方向フォトデテクタPDz2がONとなるときは、レーザ光が第3のZ方向フォトデテクタPDz2まで達していると判断できる。 In step S1313, it is determined whether the third Z-direction photo detector PDz2 is turned on. When the third Z-direction photo detector PDz2 is turned on, it can be determined that the laser beam has reached the third Z-direction photo detector PDz2.
ステップS1313では、第3のZ方向フォトデテクタPDz2がONとなるか否かを判断する。第3のZ方向フォトデテクタPDz2がONとなるときは、レーザ光が第3のZ方向フォトデテクタPDz2まで達していると判断できる。これは、第2の制御手段が制御するレーザ光の照射範囲を逸脱している。そこで、処理はステップS1315に進む。 In step S1313, it is determined whether the third Z-direction photo detector PDz2 is turned on. When the third Z-direction photo detector PDz2 is turned on, it can be determined that the laser beam has reached the third Z-direction photo detector PDz2. This deviates from the laser light irradiation range controlled by the second control means. Therefore, the process proceeds to step S1315.
ステップS1315では、マイコン161が電圧制御信号をZ方向正電圧アンプ168及びZ方向負電圧アンプ169に送信して、Z方向正電圧アンプ168及びZ方向負電圧アンプ169が生じる交流信号の電圧を下げる。これにより、可動ミラー112の振幅が小さくなる。そして、処理は再度ステップS1309に戻り、レーザ光の照射範囲を観察する。
In step S1315, the
ステップS1313において第3のZ方向フォトデテクタPDz2がOFFとなるときは、レーザ光が第3のZ方向フォトデテクタPDz2まで達していないと判断できる。そこで、処理はステップS1314に進む。 When the third Z-direction photo detector PDz2 is turned off in step S1313, it can be determined that the laser beam has not reached the third Z-direction photo detector PDz2. Therefore, the process proceeds to step S1314.
次のステップS1314では、第2のX方向フォトデテクタPDxz1がOFFとなるか否かを判断する。第2のX方向フォトデテクタPDxz1がOFFとなるときは、レーザ光が第3のZ方向フォトデテクタPDz2まで照射せず、レーザ光が第2のX方向フォトデテクタPDxz1の位置で折り返して結像領域121に戻っていると判断できる。これは、第1の制御手段が制御するレーザ光の照射範囲内である。そこで、処理は再度ステップS1309に戻り、レーザ光の照射範囲を観察する。 In the next step S1314, it is determined whether or not the second X-direction photo detector PDxz1 is turned off. When the second X-direction photo detector PDxz1 is OFF, the laser beam is not irradiated to the third Z-direction photo detector PDz2, and the laser beam is folded back at the position of the second X-direction photo detector PDxz1. It can be determined that the process returns to 121. This is within the laser light irradiation range controlled by the first control means. Therefore, the process returns to step S1309 again, and the irradiation range of the laser beam is observed.
ステップS1314において第2のX方向フォトデテクタPDxz1がOFFとならないときは、レーザ光が第2のX方向フォトデテクタPDxz1まで照射する一方で、第3のZ方向フォトデテクタPDz2まで照射しないと判断できる。これは、第2の制御手段が制御するレーザ光の照射範囲内である。そこで、処理はステップS1313に戻り、レーザ光の照射範囲を再度観察する。 If the second X-direction photo detector PDxz1 is not turned off in step S1314, it can be determined that the laser beam is irradiated to the second X-direction photo detector PDxz1, while not being irradiated to the third Z-direction photo detector PDz2. This is within the irradiation range of the laser beam controlled by the second control means. Therefore, the process returns to step S1313, and the irradiation range of the laser beam is observed again.
これにより、結像領域121から第2のX方向フォトデテクタPDxz1までの範囲内にレーザ光が照射される。
As a result, the laser beam is irradiated in a range from the
第1の制御処理及び第2の制御処理と同様に、第3の制御処理及び第4の制御処理を同時に行うことにより、レーザ光は結像板120上においてX軸正負方向及びZ軸正負方向に同時に振れる。すなわち、可動ミラー112は、ラスタスキャンにより結像板120上にレーザ光を反射する。
Similar to the first control process and the second control process, the third control process and the fourth control process are performed simultaneously, so that the laser beam is directed in the X axis positive / negative direction and the Z axis positive / negative direction on the
本実施形態によれば、ペンタプリズム12側から結像領域121にレーザ光を照射するため、ユーザの眼に直接レーザ光が入射することを防止できる。また、第1の表示装置100がペンタプリズム12を含む光学系と一体なって組み立て及び調整可能であるため、接眼光学系を小型化及びコストダウンできる。
According to the present embodiment, since the laser beam is irradiated onto the
次に第3の実施形態による第3の表示装置について図14を用いて説明する。第1及び第2の実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。 Next, a third display device according to the third embodiment will be described with reference to FIG. The same components as those in the first and second embodiments are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
ペンタプリズム12の第三面12fには、補助ミラー30が取り付けられる。補助ミラー30は、2つの長方形の平面鏡を鏡面側が劣角を成すように接続した形状であり、第1の鏡面31と第2の鏡面32とを有する。第2の鏡面32の1つの辺が第三面12fに取り付けられ、その辺の対辺が第1の鏡面31と接続される。第1の鏡面31と第2の鏡面32は第三面12fと向かい合う。
An
第3の表示装置による光走査部材110は、第1の鏡面31に向けてレーザ光を照射する。第1の鏡面31は、第2の鏡面32に向けてレーザ光を反射する。第2の鏡面32は第三面12fに向けてレーザ光を反射する。第三面12fからプリズムに入射したレーザ光は、結像板120上に照射される。光走査部材110が基準位置にあるとき、レーザ光が結像領域121の中心Oに照射されるように、光走査部材110、第1の鏡面31、第2の鏡面32、及びプリズムの位置関係が決定される。結像板120のX軸方向における可動ミラー112の揺動角度は12.6degであり、結像板120のZ軸方向における可動ミラー112の揺動角度は16.8degである。また、光走査部材110が基準位置にあるときの光走査部材110から結像領域121の中心Oまでの距離、すなわち光路長は、39mmである。
The
本実施形態によれば、ペンタプリズム12側から結像領域121にレーザ光を照射するため、ユーザの眼に直接レーザ光が入射することを防止できる。また、第1の表示装置100がペンタプリズム12を含む光学系と一体なって組み立て及び調整可能であるため、接眼光学系を小型化及びコストダウンできる。
According to the present embodiment, since the laser beam is irradiated onto the
また、レーザ光線が稜線12iと交わらないため、稜線12iにより乱反射されることがない。
Further, since the laser beam does not cross the
次に第4の実施形態による第4の表示装置について図15を用いて説明する。第1から第3の実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。 Next, a fourth display device according to the fourth embodiment will be described with reference to FIG. The same components as those in the first to third embodiments are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
ペンタプリズム12の第三面12fには、補助ミラー30が取り付けられる。補助ミラー30は、1枚の平面鏡であり、第三面12fと向かい合う第3の鏡面41を有する。
An
第3の表示装置による光走査部材110は、第3の鏡面41に向けてレーザ光を照射する。第3の鏡面41は第三面12fに向けてレーザ光を反射する。第三面12fからプリズムに入射したレーザ光は、結像板120上に照射される。光走査部材110が基準位置にあるとき、レーザ光が結像領域121の中心Oに照射されるように、光走査部材110、補助ミラー30、及びプリズムの位置関係が決定される。結像板120のX軸方向における可動ミラー112の揺動角度は15.7degであり、結像板120のZ軸方向における可動ミラー112の揺動角度は20.8degである。また、光走査部材110が基準位置にあるときの光走査部材110から結像領域121の中心Oまでの距離、すなわち光路長は、29mmである。
The
本実施形態によれば、ペンタプリズム12側から結像領域121にレーザ光を照射するため、ユーザの眼に直接レーザ光が入射することを防止できる。また、第1の表示装置100がペンタプリズム12を含む光学系と一体なって組み立て及び調整可能であるため、接眼光学系を小型化及びコストダウンできる。
According to the present embodiment, since the laser beam is irradiated onto the
また、レーザ光線が稜線12iと交わらないため、稜線12iにより乱反射されることがない。
Further, since the laser beam does not cross the
次に第5の実施形態による第5の表示装置について図16を用いて説明する。第1から第4の実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。 Next, a fifth display device according to a fifth embodiment will be described with reference to FIG. The same components as those in the first to fourth embodiments are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
ペンタプリズム12の前方反射面12dには、第2の補助プリズム51が取り付けられる。第2の補助プリズム51は、直角三角形の底面を有する略三角柱形状であって、ペンタプリズム12と同じ密度を有する材料から成る。第2の補助プリズム51が有する3つの長方形の側面のうち、底面の最も長い辺と接する第3の側面52は、前方反射面12dに密着する。底面の2番目に長い辺と接する第4の側面53に光走査部材110が取り付けられる。
A second
光走査部材110は、第4の側面53に向けてレーザ光を照射する。レーザ光は第4の側面53、第3の側面52、前方反射面12dを通過してペンタプリズム12に入射する。そして、第1の頂面及び第2のダハ面12cで反射された後、入射面12aを透過して結像板120上に照射される。光走査部材110が基準位置にあるとき、レーザ光が結像領域121の中心Oに照射されるように、光走査部材110、第3の側面52、第4の側面53、及びプリズムの位置関係が決定される。
The
結像板120のX軸方向における可動ミラー112の揺動角度は16.8degであり、結像板120のZ軸方向における可動ミラー112の揺動角度は11.9degである。また、光走査部材110が基準位置にあるときの光走査部材110から結像領域121の中心Oまでの距離、すなわち光路長は、33mmである。
The swing angle of the
本実施形態によれば、レーザ光を結像板120に略直角に照射できるため、結像板120に照射されるレーザ光の収差が少なくなり、結像板120に照射されるレーザ光の形状を容易に補正することができる。また、第1の表示装置100をペンタプリズム12の前方に納めることができるため、SLRカメラ10の頭部が大きくなることを防止できる。
According to this embodiment, since the laser beam can be irradiated to the
次に第6の実施形態による第6の表示装置について図17を用いて説明する。第1から第5の実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。 Next, a sixth display device according to the sixth embodiment will be described with reference to FIG. The same components as those in the first to fifth embodiments are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
第6の表示装置の光走査部材110は、ペンタプリズム12の射出面12eに取り付けられる。光走査部材110がレーザ光を射出すると、レーザ光が射出面12eを通過して前方反射面12dに照射される。前方反射面12dはレーザ光を反射して、第1の頂面及び第2のダハ面12cに照射する。そしてレーザ光は、第1の頂面及び第2のダハ面12cで反射された後、入射面12aを透過して結像板120上に照射される。光走査部材110が基準位置にあるとき、レーザ光が結像領域121の中心Oに照射されるように、光走査部材110とプリズムの位置関係が決定される。
The
結像板120のX軸方向における可動ミラー112の揺動角度は11.4degであり、結像板120のZ軸方向における可動ミラー112の揺動角度は8.1degである。また、光走査部材110が基準位置にあるときの光走査部材110から結像領域121の中心Oまでの距離、すなわち光路長は、49mmである。
The swing angle of the
本実施形態によれば、ファインダ光学系13の上部からレーザ光を照射するため、光走査部材110から結像板120までの距離が接眼光学系と略同じ長さとなる。そのため、可動ミラー112の揺動範囲を小さくすることができる。
According to the present embodiment, since the laser beam is irradiated from above the finder
次に第7の実施形態による第7の表示装置について図18を用いて説明する。第1から第6の実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。 Next, a seventh display device according to the seventh embodiment will be described with reference to FIG. The same components as those in the first to sixth embodiments are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
ペンタプリズム12の左側面12hには、第3の補助プリズム71が取り付けられる。第3の補助プリズム71は、直角三角形の底面を有する略三角柱形状であって、ペンタプリズム12と同じ密度を有する材料から成る。第3の補助プリズム71が有する3つの長方形の側面のうち、底面の最も長い辺と接する第5の側面72は、左側面12hに密着する。底面の2番目に長い辺と接する第6の側面73に光走査部材110が取り付けられる。
A third
光走査部材110は、第6の側面73に向けてレーザ光を照射する。レーザ光は第6の側面73、第5の側面72、左側面12hを通過してペンタプリズム12に入射する。そして、第1のダハ面12bで反射された後、入射面12aを透過して結像板120上に照射される。光走査部材110が基準位置にあるとき、レーザ光が結像領域121の中心Oに照射されるように、光走査部材110、第5の側面72、第6の側面73、及びプリズムの位置関係が決定される。光走査部材110と第1のX方向光検知部材140は、フレキシブルケーブル74により接続される。
The
本実施形態によれば、光走査部材110と第1のX方向光検知部材140との距離を短くできるため、両者を接続するフレキシブルケーブル74の長さを短くすることができる。
According to this embodiment, since the distance between the
また、被写体像を反射するために用いている第1のダハ面12bを反射面として用いるため、反射効率等を改善するためのコーティング等を新たに施す必要がない。
Further, since the
レーザ光線が稜線12iと交わらないため、稜線12iにより乱反射されることがない。
Since the laser beam does not cross the
ペンタプリズム12側から結像領域121にレーザ光を照射するため、ユーザの眼に直接レーザ光が入射することを防止できる。
Since the laser beam is irradiated onto the
第1の表示装置100がペンタプリズム12を含む光学系と一体なって組み立て及び調整可能であるため、接眼光学系を小型化及びコストダウンできる。そして、第1の表示装置100が左側面12hに設けられるため、デジタルカメラ10の高さを抑えることができる。
Since the
次に第8の実施形態による第8の表示装置について図19を用いて説明する。第1から第7の実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。 Next, an eighth display device according to an eighth embodiment will be described with reference to FIG. The same components as those in the first to seventh embodiments are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
第8の表示装置の光走査部材110は、ミラーボックス15の底面に取り付けられる。光走査部材110がレーザ光を射出すると、レーザ光がミラーボックス15内を通過して結像板120に照射される。光走査部材110が基準位置にあるとき、レーザ光が結像領域121の中心Oに照射されるように、光走査部材110と結像板120との位置関係が決定される。
The
本実施形態によれば、ミラーボックス15の底部からレーザ光を照射するため、光走査部材110から結像板120までの距離を長く確保できる。そのため、可動ミラー112の揺動範囲を小さくすることができ、可動ミラー112の小型化及びコスト削減が可能となる。さらに、光学部品を透過しないため、光量損失がなくなる。また、光走査部材110と結像板120とを別々に設置するため、調整が容易になる。
According to the present embodiment, since the laser beam is irradiated from the bottom of the
なお、本明細書において示した可動ミラー112の揺動振幅は例示であって、他の値であっても良い。
Note that the swinging amplitude of the
また、光走査部材110の光源は、レーザダイオード光源111でなく、LEDであっても良い。
The light source of the
フォトデテクタは、各軸方向に対して少なくとも2つ設けられれば良く、各実施形態の数及び配列に限定されない。 It is sufficient that at least two photodetectors are provided in each axial direction, and the number and arrangement of each embodiment are not limited.
各実施形態における表示装置の解像度は、X軸方向に640ドット、Z軸方向に480ドットに限定されない。 The resolution of the display device in each embodiment is not limited to 640 dots in the X-axis direction and 480 dots in the Z-axis direction.
12 ペンタプリズム
12a 入射面
12b 第1のダハ面
12c 第2のダハ面
12d 前方反射面
12e 射出面
12f 第三面
12g 右側面
12h 左側面
100 第1の表示装置
110 光走査部材
111 レーザダイオード光源
112 可動ミラー
120 結像板
130 第1の補助プリズム
131a 第1の側面
131b 第2の側面
O 中心
12
Claims (14)
対物光学系から接眼光学系までの光路上に設けられ、ユーザにより視認されうる光が通過する有効面を有する結像板と、
前記結像板に光を走査する光走査部材と、
前記結像板の前記有効面外に設けられ、前記光走査部材からの光を受光可能である光検知部材とを備え、
前記光走査部材は、前記光検知部材が受光した光の位置に応じて光を走査する表示装置。 A display device that displays information in a viewfinder of an imaging device,
An imaging plate provided on an optical path from the objective optical system to the eyepiece optical system and having an effective surface through which light that can be visually recognized by the user passes;
An optical scanning member that scans the imaging plate with light;
A light detection member provided outside the effective surface of the imaging plate and capable of receiving light from the light scanning member;
The said optical scanning member is a display apparatus which scans light according to the position of the light which the said light detection member received.
前記光検知部材は、前記結像板上において前記第1の方向と前記第2の方向に対応する方向に各々設けられる請求項1に記載の表示装置。 The optical scanning member scans light in first and second directions orthogonal to each other;
The display device according to claim 1, wherein the light detection member is provided on each of the imaging plates in directions corresponding to the first direction and the second direction.
前記光走査部材は、前記光出射面に光を走査する請求項1に記載の表示装置。 The imaging plate has a light exit surface from which a subject image incident from the objective optical system exits,
The display device according to claim 1, wherein the light scanning member scans light on the light emitting surface.
前記光走査部材は、前記反射部材に向けて光を走査する請求項7に記載の表示装置。 A reflection member attached to the front surface surrounded by the roof surface and the third surface of the pentaprism;
The display device according to claim 7, wherein the light scanning member scans light toward the reflecting member.
前記反射面は、前記ペンタプリズムのダハ面であって、
前記光走査部材は前記側面に設けられ、前記ダハ面に向けて光を照射する請求項7に記載の表示装置。 The pentaprism has a side surface parallel to the optical path through which the subject image passes,
The reflective surface is a roof surface of the pentaprism,
The display device according to claim 7, wherein the optical scanning member is provided on the side surface and irradiates light toward the roof surface.
前記光走査部材は、前記光入射面に光を走査する請求項1に記載の表示装置。 The imaging plate has a light incident surface on which a subject image is incident from the objective optical system,
The display device according to claim 1, wherein the light scanning member scans light on the light incident surface.
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