JP2010184755A - Landing hall unit of elevator - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、エレベータの乗場出入口を形成する三方枠を有し、乗場と昇降路との間に設置されるエレベータの乗場ユニットに関するものである。 The present invention relates to an elevator hall unit that has a three-way frame that forms an elevator hall entrance and that is installed between a hall and a hoistway.
一般にエレベータの乗場出入口は、三方枠により形成されている。三方枠は、乗場と昇降路とを仕切る建築壁に設けられた昇降路連通口の内側に設置されている。三方枠の上部には、昇降路連通口の間口寸法よりも長い寸法とされたハンガケースが乗場出入口の間口方向に沿って取り付けられている。ハンガケースには、乗場出入口の間口方向へ移動することにより乗場出入口を開閉する一対の乗場の戸が掛けられている。三方枠の下部には、昇降路連絡口の間口寸法よりも長い寸法とされた乗場敷居が各乗場の戸の移動方向に沿って配置されている。 In general, an elevator entrance / exit is formed by a three-way frame. The three-way frame is installed inside the hoistway communication opening provided on the building wall that partitions the landing and the hoistway. On the upper part of the three-way frame, a hanger case having a dimension longer than the opening dimension of the hoistway communication opening is attached along the opening direction of the landing entrance. The hanger case is hung with a pair of landing doors that open and close the landing doorway by moving toward the front doorway. In the lower part of the three-way frame, a landing sill that is longer than the opening dimension of the hoistway connection opening is arranged along the moving direction of the doors of each landing.
従来、設置作業の効率化を図るために、設置現場へ搬送する前に、三方枠、ハンガケース、各乗場の戸及び乗場敷居を組み立ててあらかじめ乗場ユニットとしておくことが提案されている。乗場ユニットは、乗場から昇降路内に搬入された後、昇降路内から昇降路連通口の位置に合わせて設置される(特許文献1参照)。 Conventionally, in order to improve the efficiency of installation work, it has been proposed to assemble a three-sided frame, a hanger case, doors of landings, and landing thresholds in advance as a landing unit before transporting to the installation site. After the landing unit is carried into the hoistway from the landing, the landing unit is installed in accordance with the position of the hoistway communication port from the hoistway (see Patent Document 1).
上記のような従来のエレベータの乗場ユニットには、昇降路連通口の間口寸法よりも長いハンガケース及び乗場敷居がいずれも組み込まれているので、乗場から昇降路内へ乗場ユニットを搬入する際に、ハンガケース及び乗場敷居が邪魔になってしまい、乗場ユニットの全体を昇降路内に搬入するのに手間がかかってしまう。即ち、昇降路連通口に対して傾斜させてハンガケースを乗場から昇降路内へ搬入することができたとしても、乗場敷居が建築壁に引っ掛かってしまい、乗場ユニット全体を乗場から昇降路内へ円滑に搬入することができない。 The conventional elevator landing unit as described above incorporates both a hanger case and a landing sill that are longer than the opening dimension of the hoistway communication opening, so when loading the landing unit from the landing into the hoistway As a result, the hanger case and the landing threshold become an obstacle, and it takes time to carry the entire landing unit into the hoistway. That is, even if the hanger case can be carried from the landing to the hoistway while being inclined with respect to the hoistway communication port, the landing sill is caught on the building wall, and the entire landing unit is moved from the landing to the hoistway. It cannot be carried in smoothly.
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、設置作業を容易にすることができるエレベータの乗場ユニットを得ることを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object thereof is to obtain an elevator landing unit that can facilitate installation work.
この発明に係るエレベータの乗場ユニットは、乗場出入口の側辺を形成する一対の縦枠と、各縦枠の上端部間に固定され、乗場出入口の上辺を形成する上枠とを有し、昇降路内と乗場との間を連通する昇降路連通口の内側に配置される三方枠、乗場出入口の間口方向に沿って配置されたドアレールを有し、上枠に設けられたハンガケース、ドアレールに沿って移動されることにより乗場出入口を開閉する乗場の戸、昇降路連通口の間口方向の寸法よりも短い寸法とされ、各縦枠間に着脱可能に取り付けられ、各縦枠間の間隔を保持する補強部材、及び縦枠及び補強部材の少なくともいずれかに取り付けられ、乗場出入口を閉じる位置に乗場の戸を保持する保持手段を備えている。 The elevator landing unit according to the present invention includes a pair of vertical frames that form the sides of the landing doorway, and an upper frame that is fixed between the upper ends of the vertical frames and forms the upper side of the landing doorway. There are three-sided frames arranged inside the hoistway communication port that communicates between the road and the hall, door rails arranged along the entrance direction of the hall entrance, and hanger cases and door rails provided on the upper frame. The platform door that opens and closes the landing doorway by moving along, the dimension is shorter than the dimension in the frontage direction of the hoistway communication opening, is detachably attached between the vertical frames, and the interval between the vertical frames A holding member that holds the landing door at a position that closes the landing doorway and that is attached to at least one of the reinforcing member to be held and the vertical frame and the reinforcing member is provided.
この発明に係るエレベータの乗場ユニットでは、昇降路連通口の間口方向の寸法よりも短い寸法とされた補強部材が各縦枠間に着脱可能に取り付けられ、乗場出入口を閉じる位置に乗場の戸が保持手段により保持されるので、乗場ユニットにおいて、昇降路連通口の間口方向の寸法よりも大きい寸法となる部分をハンガケースの部分のみにすることができる。従って、ハンガケースの部分を乗場から昇降路内に搬入しさえすれば、乗場ユニットの残りの部分を昇降路内に円滑に搬入することができ、乗場ユニットの設置作業を容易にすることができる。 In the elevator landing unit according to the present invention, a reinforcing member having a dimension shorter than the dimension in the frontage direction of the hoistway communication opening is detachably attached between the vertical frames, and the landing door is located at a position where the landing doorway is closed. Since it is held by the holding means, in the landing unit, the part having a dimension larger than the dimension in the frontage direction of the hoistway communication opening can be made only the hanger case part. Therefore, as long as the part of the hanger case is carried into the hoistway from the landing, the remaining part of the landing unit can be smoothly carried into the hoistway and the installation work of the landing unit can be facilitated. .
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータの乗場ユニットが乗場と昇降路との間に設置されている状態を示す正面図である。また、図2は、図1のII-II線に沿った断面図である。さらに、図3は、図1の乗場ユニットを示す側面図である。なお、図1は、昇降路内から見たときの乗場ユニットを示す正面図である。図において、昇降路1とエレベータの乗場2とを仕切る建築壁3には、昇降路1と乗場2とを連通する昇降路連通口4が設けられている。かご及び釣合おもりは、昇降路1内を昇降される。乗場ユニット5は、昇降路連通口4の位置に合わせて配置される。
FIG. 1 is a front view showing a state in which an elevator landing unit according to
乗場ユニット5は、乗場出入口6を形成する三方枠7と、三方枠7の上部に取り付けられたハンガケース8と、ハンガケース8に掛けられ、乗場出入口6を開閉する一対の乗場の戸9と、三方枠7を補強する補強部材10と、乗場出入口6を閉じる位置に各乗場の戸9を保持する保持手段11とを有している。
The
三方枠7は、昇降路連通口4の内側に配置されている。昇降路連通口4と三方枠7との間には、所定の隙間が介在している。また、三方枠7は、乗場出入口6の側辺を形成する一対の縦枠12と、各縦枠12の上端部間に固定され、乗場出入口6の上辺を形成する上枠13とを有している。
The three-
ハンガケース8は、上枠13に固定されている。また、ハンガケース8は、ハンガケース本体14と、ハンガケース本体14に設けられ、乗場出入口6の間口方向に沿って配置されたドアレール15とを有している。ハンガケース8の長さは、昇降路連通口4の間口方向の寸法よりも長くなっている。
The hanger case 8 is fixed to the
各乗場の戸9は、ドアパネル16と、ドアパネル16の上端部に取り付けられ、ドアレール15に掛けられたローラハンガ17と、ドアパネル16の下端部に取り付けられた複数の戸の脚18とを有している。ローラハンガ17は、ドアパネル16に固定されたハンガ部材19と、ハンガ部材19に設けられ、ドアレール15上を転動される複数のハンガローラ20とを有している。
Each
各乗場の戸9は、各ハンガローラ20がドアレール15上を転動されることによりドアレール15に沿って移動される。従って、各乗場の戸9が移動可能な範囲は、ドアレール15の長さの範囲内とされる。乗場出入口6は、各乗場の戸9がドアレール15に沿って移動されることにより開閉される。
Each
補強部材10は、断面L字状の棒状部材である。また、補強部材10は、各縦枠12の下端部間に着脱可能に取り付けられている。この例では、補強部材10は、各縦枠12の乗場2側の面に複数のねじ(図示せず)で取り付けられている。補強部材10は、図2及び図3に示すように、各乗場の戸9よりも乗場2側に配置されている。各縦枠12間の間隔は、補強部材10が各縦枠12間に取り付けられることにより保持されている。
The reinforcing
補強部材10は、乗場出入口6の間口方向に沿って配置されている。補強部材10の長さは、昇降路連通口4の間口方向の寸法よりも短い寸法とされている。この例では、補強部材10の長さは、上枠13の長さと同一とされている。
The reinforcing
保持手段11は、乗場の戸9の戸開側端部及び縦枠12間に取り付けられる複数の側部保持金具(側部保持部材)21と、乗場の戸9の下端部及び補強部材10間に取り付けられる複数の下部保持金具(下部保持部材)22とを有している。
The holding means 11 includes a plurality of side holding brackets (side holding members) 21 attached between the door opening side end of the
図4は、図3の乗場ユニット5の下部を示す拡大図である。また、図5は、図4のV-V線に沿った断面図である。図において、側部保持金具21は、金属製の板状部材を曲げて作製されている。また、側部保持金具21は、乗場出入口6の間口方向について三方枠7の外側から縦枠12に取り付けられるとともに、乗場の戸9の戸開側端部に取り付けられる。さらに、側部保持金具21は、乗場の戸9が乗場出入口6を閉じる位置にあるときに、ドアパネル16及び縦枠12間に取り付けられる。乗場の戸9は、側部保持金具21がドアパネル16及び縦枠12間に取り付けられることにより、乗場出入口6を閉じる位置に保持される。
FIG. 4 is an enlarged view showing a lower portion of the
側部保持金具21の一端部には貫通穴23が設けられ、側部保持金具21の他端部には一部が開放された切り欠き部24が設けられている。この例では、切り欠き部24は、貫通穴23を中心とした円周方向に沿って側部保持金具21に設けられている。
A through
貫通穴23には、ドアパネル16の側部にねじ込まれるタッピンねじ(第1の締結部材)25が通される。切り欠き部24には、縦枠12の内側に固定された固定ナット26に螺合される金具取付ボルト(第2の締結部材)27が通される。
A tapping screw (first fastening member) 25 that is screwed into the side portion of the
側部保持金具21は、図4に示すように、切り欠き部24の開放部分を下方へ向けて配置される。また、側部保持金具21は、タッピンねじ25で締め付けられることによりドアパネル16に取り付けられる。さらに、側部保持金具21は、金具取付ボルト27と固定ナット26との間で締め付けられることにより縦枠12に取り付けられる。
As shown in FIG. 4, the side holding metal fitting 21 is arranged with the open portion of the
側部保持金具21は、タッピンねじ25及び金具取付ボルト27の締め付けを緩めることにより、タッピンねじ25を中心として回動可能になっている。また、金具取付ボルト27が切り欠き部24に通された状態は、タッピンねじ25を中心とした側部保持金具21の回動により外れるようになっている。
The side holding metal fitting 21 can be rotated around the tapping
図6は、図1のVI-VI線に沿った断面図である。また、図7は、図6のVII-VII線に沿った断面図である。なお、図6は、図7のVI-VI線に沿った断面図でもある。図において、下部保持金具22は、乗場の戸9が乗場出入口6を閉じる位置にあるときに、乗場の戸9の下端部及び縦枠12間に取り付けられる。乗場の戸9は、下部保持金具22が乗場の戸9の下端部及び補強部材10間に取り付けられることにより、乗場出入口6を閉じる位置に保持される。下部保持金具22は、戸の脚18の位置に合わせて配置される。
FIG. 6 is a cross-sectional view taken along line VI-VI in FIG. FIG. 7 is a sectional view taken along line VII-VII in FIG. 6 is also a cross-sectional view taken along the line VI-VI in FIG. In the figure, the
戸の脚18は、ドアパネル16に重ねられる取付板28と、取付板28の下端部に固定されたシュー29とを有している。取付板28は、ドアパネル16の昇降路1側の面に重ねられる。取付板28には、複数の貫通穴30が設けられている(図6)。
The
下部保持金具22は、補強部材10に重ねられる水平板部(第1の板部)31と、水平板部31に垂直に固定され、取付板28に重ねられる垂直板部(第2の板部)32とを有している。水平板部31は、ドアパネル16の下方に配置される。垂直板部32は、取付板28の昇降路1側に重ねられる。
The
ここで、図8は、図7の下部保持金具22を示す上面図である。また、図9は、図8の下部保持金具22を示す正面図である。水平板部31には、補強部材10の長さ方向に沿った長穴33が設けられている。垂直板部32には、貫通穴30の数と同数のだるま穴34が設けられている。だるま穴34の小径部分は、長穴33の長径方向と平行な方向(補強部材10の長さ方向)へ大径部分から突出している。
Here, FIG. 8 is a top view showing the lower holding fitting 22 of FIG. FIG. 9 is a front view showing the lower holding fitting 22 of FIG. The
水平板部31は、図6に示すように、補強部材10に設けられた貫通穴35に長穴33が重なる位置で補強部材10に重ねられる。垂直板部32は、だるま穴34が貫通穴30に重なる位置で取付板28に重ねられる。
As shown in FIG. 6, the
長穴33及び貫通穴35には、留めボルト(下部締結部材)36が通される。長穴33及び貫通穴35に通された留めボルト36には、留めナット37が螺合される。下部保持金具22は、水平板部31及び補強部材10が留めボルト36と留めナット37との間で締め付けられることにより、補強部材10に取り付けられる。これにより、下部保持金具22は、補強部材10に対して着脱可能になっている。
A fastening bolt (lower fastening member) 36 is passed through the
だるま穴34及び貫通穴30には、戸の脚取付ボルト(戸の脚締結部材)37が通される。だるま穴34及び貫通穴30に通された戸の脚取付ボルト38は、ドアパネル16の内側に固定された固定ナット39に螺合される。下部保持金具22及び戸の脚18は、垂直板部32、取付板28及びドアパネル16が戸の脚取付ボルト38と固定ナット39との間で締め付けられることにより、ドアパネル16に取り付けられる。
A door leg mounting bolt (door leg fastening member) 37 is passed through the
下部保持金具22のドアパネル16に対する取り付けは、戸の脚取付ボルト38がだるま穴34の小径部分に通されることにより可能になる。下部保持金具22は、だるま穴34の大径部分の位置を戸の脚取付ボルト38の位置に合わせることにより、ドアパネル16から取り外し可能になる。
The attachment of the
次に、乗場ユニット5の設置手順について説明する。乗場ユニット5は、工場等であらかじめ組み立てておく。このとき、各乗場の戸9は、乗場出入口6を閉じる位置に保持手段11により保持させておく。また、乗場ユニット5を設置する前に、昇降路連通口4の下部に乗場敷居を固定しておく。
Next, the installation procedure of the
乗場敷居は、昇降路連通口4の間口方向の寸法よりも長い寸法を持つ部材である。従って、乗場2から昇降路1内に昇降路連通口4を通して乗場敷居を搬入した後、昇降路1内から昇降路連通口4の下部に乗場敷居を固定する。乗場敷居は、昇降路連通口4の間口方向に沿って配置される。
The landing sill is a member having a dimension that is longer than the dimension in the opening direction of the
昇降路連通口4の下部に乗場敷居を固定した後、乗場2から昇降路1内に昇降路連通口4を通して乗場ユニット5を搬入する。乗場ユニット5の昇降路1内への搬入は、まず乗場ユニット5を傾斜させながらハンガケース8を昇降路1内に搬入した後、乗場ユニット5の残りの部分を昇降路1内に搬入する。
After fixing the landing threshold to the lower part of the
この後、乗場敷居に設けられた敷居溝に各戸の脚18を挿入させ、乗場ユニット5の位置及び傾き等を調整する。この後、ハンガケース8を昇降路連通口4の上部の建築壁3に固定する。
Thereafter, the
この後、タッピンねじ25及び金具取付ボルト27のそれぞれを乗場2からスパナ等の工具で緩め、タッピンねじ25を中心として側部保持金具21を回動させる。これにより、側部保持金具21が金具取付ボルト27から外れる。この後、タッピンねじ25、金具取付ボルト27及び側部保持金具21を乗場の戸9から取り外す。
Thereafter, each of the tapping
また、留めボルト36及び留めナット37を乗場2から外して下部保持金具22を補強部材10から取り外す。これにより、各乗場の戸9は、ドアレール15に沿って移動可能になる。
Further, the
この後、乗場2からの操作により各ねじを外して補強部材10を縦枠12から取り外し、各戸の脚取付ボルト38の締め付けを昇降路1内からの操作により緩めて各下部保持金具22を乗場の戸9から取り外す。下部保持金具22は、戸の脚取付ボルト38を緩めた後、下部保持金具22を乗場の戸9に対してずらして、だるま穴34の大径部分の位置を戸の脚取付ボルト38の位置に合わせることにより乗場の戸9から取り外す。
Thereafter, each screw is removed by the operation from the
この後、各戸の脚取付ボルト38を締め直して各戸の脚18をドアパネル16に固定する。このようにして、昇降路1と乗場2との間に乗場ユニット5を設置する。
Thereafter, the
このようなエレベータの乗場ユニット5では、昇降路連通口4の間口方向の寸法よりも短い寸法とされた補強部材10が各縦枠12間に着脱可能に取り付けられ、乗場出入口6を閉じる位置に乗場の戸9が保持手段11により保持されるので、乗場ユニット5において、昇降路連通口4の間口方向の寸法よりも大きい寸法となる部分をハンガケース8の部分のみにすることができる。従って、ハンガケース8の部分を乗場2から昇降路1内に搬入しさえすれば、乗場ユニット5の残りの部分を昇降路1内に円滑に搬入することができ、乗場ユニット5の設置作業を容易にすることができる。
In such an
また、側部保持金具21には、タッピンねじ25が通された貫通穴23と、金具取付ボルト27が通された切り欠き部24とが設けられ、タッピンねじ25を中心とした側部保持金具21の回動により、金具取付ボルト27が切り欠き部24に通された状態が外れるようになっているので、タッピンねじ25及び金具取付ボルト27を完全に取り外さなくても、側部保持金具21による乗場の戸9の保持を解除することができる。また、縦枠12と昇降路連通口4との間の隙間が狭くても、乗場2からの作業によって、側部保持金具21による乗場の戸9の保持を容易に解除することができる。
Further, the
また、補強部材10は乗場の戸9よりも乗場2側に配置され、下部保持金具22は補強部材10に取り付けられるとともに乗場の戸9の下端部に取り付けられるので、乗場2からの作業によって下部保持金具22を補強部材10から容易に取り外すことができる。これにより、乗場の戸9の三方枠7に対する保持を容易に解除することができる。
Further, the reinforcing
また、下部保持金具22には、だるま穴34が設けられ、下部保持金具22は、だるま穴34に通された戸の脚取付ボルト38により、戸の脚18とともにドアパネル16に取り付けられるので、下部保持金具22をドアパネル16に対してずらすだけで、下部保持金具22のドアパネル16に対する着脱(取り付け及び取り外し)を容易に行うことができる。また、戸の脚18及び下部保持金具22のそれぞれのドアパネル16に対する取り付けを共通の戸の脚取付ボルト38によって兼用することができるので、部品点数の増加を抑制することができる。
Further, the
なお、上記の例では、側部保持金具21が板状部材を曲げて作製されているが、縦枠12及び乗場の戸9のそれぞれに取り付け可能な部材であれば、これに限定されない。
In the above example, the side holding metal fitting 21 is made by bending a plate-like member, but it is not limited to this as long as it is a member that can be attached to each of the
また、上記の例では、切り欠き部24の開放部分を下方へ向けて側部保持金具21が配置されているが、切り欠き部24の開放部分を上方へ向けて側部保持金具21を配置してもよい。
In the above example, the side holding metal fitting 21 is arranged with the open portion of the
また、上記の例では、タッピンねじ25、金具取付ボルト27及び側部保持金具21を縦枠12及び乗場の戸9から完全に取り外すようにしているが、回動させた後の側部保持金具21をタッピンねじ25で締め付けることにより、側部保持金具21がドアパネル16に固定されたままにしておいてもよい。
In the above example, the tapping
また、上記の例では、貫通穴23に通されたタッピンねじ25が乗場の戸9に取り付けられ、切り欠き部24に通された金具取付ボルト27が縦枠12に取り付けられるが、貫通穴23に通されたタッピンねじ25を縦枠12に取り付け、切り欠き部24に通された金具取付ボルト27を乗場の戸9に取り付けてもよい。
In the above example, the tapping
また、上記の例では、側部保持金具21の乗場の戸9に対する取り付けがタッピンねじ25により行われているが、側部保持金具21の乗場の戸9に対する取り付けを通常のねじやボルトにより行ってもよい。
In the above example, the
また、上記の例では、側部保持金具21及び下部保持金具22のそれぞれによって、乗場出入口6を閉じる位置に乗場の戸9を保持しているが、側部保持金具21及び下部保持金具22のいずれかのみによって、乗場出入口6を閉じる位置に乗場の戸9を保持するようにしてもよい。このようにすれば、部品点数の削減を図ることができる。
Further, in the above example, the
1 昇降路、2 乗場、4 昇降路連通口、5 乗場ユニット、6 乗場出入口、7 三方枠、8 ハンガケース、9 乗場の戸、10 補強部材、11 保持手段、12 縦枠、13 上枠、15 ドアレール、16 ドアパネル、18 戸の脚、21 側部保持金具(側部保持部材)、22 下部保持金具(下部保持部材)、23 貫通穴、24 切り欠き部、25 タッピンねじ(第1の締結部材)、27 金具取付ボルト、34 だるま穴、38 戸の脚取付ボルト。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
上記乗場出入口の間口方向に沿って配置されたドアレールを有し、上記上枠に設けられたハンガケース、
上記ドアレールに沿って移動されることにより上記乗場出入口を開閉する乗場の戸、
上記昇降路連通口の間口方向の寸法よりも短い寸法とされ、各上記縦枠間に着脱可能に取り付けられ、各上記縦枠間の間隔を保持する補強部材、及び
上記縦枠及び上記補強部材の少なくともいずれかに取り付けられ、上記乗場出入口を閉じる位置に上記乗場の戸を保持する保持手段
を備えていることを特徴とするエレベータの乗場ユニット。 A pair of vertical frames that form the sides of the landing doorway, and an upper frame that is fixed between the upper ends of the vertical frames and forms the upper side of the landing doorway, between the inside of the hoistway and the landing A three-sided frame that is placed inside the hoistway communication port that communicates,
A hanger case provided on the upper frame, having a door rail arranged along the frontage direction of the landing doorway,
A landing door that opens and closes the landing doorway by being moved along the door rail,
Reinforcing members that are shorter than the dimensions in the frontage direction of the hoistway communication opening, are detachably attached between the vertical frames, and maintain a distance between the vertical frames, and the vertical frames and the reinforcing members An elevator hall unit comprising: holding means that is attached to at least one of the doors and holds the hall door at a position where the hall entrance is closed.
上記側部保持部材は、上記縦枠及び上記乗場の戸のいずれか一方に第1の締結部材で取り付けられ、上記縦枠及び上記乗場の戸のいずれか他方に第2の締結部材で取り付けられており、
上記側部保持部材には、上記第1の締結部材が通される貫通穴と、上記第2の締結部材が通される切り欠き部とが設けられ、
上記第2の締結部材が上記切り欠き部に通された状態は、上記第1の締結部材を中心とした上記側部保持部材の回動により外れるようになっていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの乗場ユニット。 The holding means includes a side holding member that is attached to the vertical frame from the outside of the three-sided frame with respect to the entrance direction of the landing doorway and is attached to a door opening side end of the landing door,
The side holding member is attached to one of the vertical frame and the landing door with a first fastening member, and is attached to the other of the vertical frame and the landing door with a second fastening member. And
The side holding member is provided with a through hole through which the first fastening member is passed, and a notch through which the second fastening member is passed,
The state in which the second fastening member is passed through the notch is configured to be released by rotation of the side holding member with the first fastening member as a center. 1 is an elevator landing unit.
上記保持手段は、上記補強部材に取り付けられるとともに上記乗場の戸の下端部に取り付けられる下部保持部材を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータの乗場ユニット。 The reinforcing member is disposed on the landing side with respect to the landing door,
3. The elevator landing unit according to claim 1, wherein the holding means includes a lower holding member attached to the reinforcing member and attached to a lower end portion of the landing door.
上記下部保持部材には、だるま穴が設けられており、
上記下部保持部材は、上記だるま穴に通された戸の脚締結部材により、上記戸の脚とともに上記ドアパネルに取り付けられることを特徴とする請求項3に記載のエレベータの乗場ユニット。 The landing door has a door panel and a door leg provided at the lower end of the door panel,
The lower holding member is provided with a daruma hole,
4. The elevator landing unit according to claim 3, wherein the lower holding member is attached to the door panel together with the door leg by a door leg fastening member passed through the boring hole.
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