JP2010184030A - 歯科用光照射器 - Google Patents

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Toru Maeda
前田  徹
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Abstract

【課題】コントラアングルタイプのハンドピース部から歯科用光照射器において、最奥の歯牙を裏側から光照射する場合に、患者が口を大きく開かなければならないような負担をなくし、かつ、術者が不自然な体形で作業しなければならないような負担をなくし、かつ、最奥の歯牙を裏側から光を効果的に照射できるようにした光照射器を提供する。
【解決手段】コントラアングルタイプのハンドピース部10と、該ハンドピース部10の先端に取り付けられたヘッド部20とからなり、該ヘッド部20から光を照射する歯科用光照射器において、前記ヘッド部20は前記ハンドピース部10の軸線まわりに回転可能である。ヘッド部20を180°回転させて使用することにより、ヘッド部20の光放出面20’からの光が歯牙30の裏面側より効果的に照射される(x2がより小さくなる)。
【選択図】図1

Description

本発明は、歯科治療において、口腔内に挿入して、歯牙の修繕に用いた光重合レジンに光(例えば、400〜500nm、より具体的には、478nm)を照射して、該光重合レジンを硬化させるための光照射器に係り、特に、ハンドピース部がコントラアングルタイプの光照射器において、ハンドピース部先端部におけるヘッド部を該ハンドピース部の軸線まわりに回転可能とし、該ヘッド部を回転することにより光の照射方向を変えることができるようにした光照射器に関する。
歯科治療においては、歯牙修復材として光重合レジンを用いるが、この光重合レジンは、例えば、歯牙の破損箇所へ充填した後、光を照射して接着、硬化させ、硬化後、切削,研磨等を行って、元の歯牙と一体化させて破損前の歯牙の審美性を持たせて修復するものである。
図4は、従来のコントラアングルタイプの光照射器の使用例を説明するための概略図で、図中、10はハンドピース部、20はヘッド部で、該ヘッド部20内には、例えば、LED等の発光源201を有し、該発光源201からの光が歯牙の破損箇所へ充填された光重合レジンに照射され、該光重合レジンを硬化させる。なお、202はLEDの熱を逃すための熱吸収剤、203はレジンを乾燥させるためのエアーを流す通路である。
図4(A)は最奥の下顎歯牙30の上部から光を照射する場合の例を示す図、図4(B)は、該歯牙30の後部から該歯牙30の裏側面30’に光を照射する場合の例を示す図で、ハンドピース部10が、コントラアングルタイプの場合、図4(A)に示すように、歯牙30の上部から光を照射する場合はハンドピース部10を患者の口腔に対して略水平に挿入することができるので何ら支障はないが、図4(B)に実線にて示すように、例えば、下顎の最奥歯牙30の後方から該歯牙30の裏側面30’に光を照射する場合は、ハンドピース部10を患者の口腔に対して垂直方向にできるだけ立てて使用するため、患者には口を大きくあけてもらわねばならず、それが患者に大きな負担となっていた。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、患者が口を大きく開かなければならないような負担をなくし、かつ、術者が不自然な体形で作業しなければならないような負担をなくし、かつ、最奥の歯牙を裏側から光を効果的に照射できるようにした光照射器を提供することを目的としてなされたものである。
請求項1の発明は、コントラアングルタイプのハンドピース部と、該ハンドピース部の先端に取り付けられたヘッド部とからなり、該ヘッド部から光を照射する歯科用光照射器において、前記ヘッド部は前記ハンドピース部の軸線まわりに回転可能であることを特徴としたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ヘッド部の回転は、90°毎にロック可能であることを特徴としたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記ヘッド部は、360°以上の回転は不可であることを特徴としたものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明において、前記ヘッド部は、LEDを有し、該LEDからの光を照射するものであることを特徴としたものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの発明において、前記ヘッド部から照射される光は、光重合レジンを硬化させるものであることを特徴としたものである。
本発明によると、ハンドピース部がコントラアングルタイプの光照射器において、歯牙の上方から光を照射する場合は、ハンドピース部を従来と全く同様に持って光照射を行うことができ、歯牙の側方から光を照射する場合は、ヘッド部を左右いずれかの方向に90°回転することにより、ハンドピース部を従来と同様の握り方で持って、より効果的に光を歯牙の側方(舌側又は頬側)から照射することができ、最奥歯牙の裏方から光を照射する場合は、ヘッド部をハンドピース部に対して180°回転し、かつ、ハンドピース部の握り面を180°回転して握ることにより、ハンドピース部をあまり立てることなく、歯牙の裏側から光を照射することができ、従って、患者は、大きく口をあけることはなく、楽な状態で治療を受けることができる。
図4(B)に示したように、従来の光照射器を用いて下顎最奥の歯牙30の裏側から該歯牙30の裏面側30’に光を照射する場合、歯牙30の裏面側30’を効果的に照射するためには、ヘッド部20の光射出面20’が歯牙30の裏面側30’に対してできるだけ平行になるように、ハンドピース部10をできるだけ立てて使用したいが、そのためには、患者は口を大きく開けなければならず、例えば、図示のように、口を精一杯大きく開けても、ハンドピース10をX1度立てることができるだけで、それ以上は、ハンドピース部10が患者の上顎前歯に当ってしまって立てることができず、また、患者は口を精一杯大きく開けなければならず、それが患者の苦痛にもなっていた。
本発明は、上述のごとき課題を解決するためになされたもので、ハンドピース部10がコントラアングルタイプの光照射器において、ヘッド部20をハンドピース部20の軸線まわりに少なくとも180°回転可能にし、患者が大きく口を開けなくても、該ヘッド部20からの光が、歯牙30の裏面側に照射されるようにし、或いは、患者が従来技術と同程度に大きく口を開ける場合には、該歯牙30の裏面側により効果的に光が照射されるようにしたものである。
図1は、本発明による歯科用光照射器の一使用例を説明するための図で、本発明においては、ハンドピース部がコントラタイプの光照射器において、ヘッド部10がハンドピース部に対して回転可能になっており、図1は、図4に示した従来の光照射器に対して、ヘッド部20が180°回転され、光の照射方向が180°変更され、変更された光照射面20’で歯牙30を照射するようにした場合の例を示す。図1及び図4(B)の実線との比較から明らかなように、ハンドピース部10の立ち角度X1を同じにすれば、ヘッド部20からの光照射角度X1が小さくなり(X1<X2)、より効果的に歯牙30の裏面側を照射することができる。
図2は、上述のように、ハンドピース部10に対してヘッド部20を回転自在に取り付けるための機構の一例を説明するための図で、図2(A)に示すように、ハンドピース部10のヘッド部20との連結箇所には、ピン11が固定されており、該ピン11が図2(B)に示すヘッド部20の周まわりの溝21と係合した時に、ヘッド部10は回転可能であり、軸方向の溝22と係合した時に、ヘッド部10は該軸方向の溝22によって回転が阻止され、ヘッド部10は、ハンドピース部10に対して、係合した溝22の回転位置に係止される。
前記軸方向の溝22は、例えば、90°置きに4本設けられており、ヘッド部20は、ハンドピース部10に対して、上下左右の4方向に変更固定可能であり、図4に示した従来例に比し、180°回転した場合、図1に示した状態となり、ハンドピース部10の口腔内への入り口立角度X1を同じにした場合、ヘッド部20からの光の照射方向がx2となり、従来技術に比して、歯牙30の裏面側からより平行に光を照射することができる。逆に、図4(B)に破線にて示すように、光の照射角度を同じx1度とすれば、ハンドピース部20はX2度(X2<X1)立てればよく、患者はそれほど大きな口を開けなくても済み、患者の負担を減らすことができる。なお、ヘッド部20の溝21を遮る遮断壁23を1箇所設けておくと、ヘッド部20は360°以上回転することはなく、LED等の光源に対する配線が混乱、断線するような恐れはない。
図3は、ハンドピース部10にヘッド部20を結合させた場合の断面構成を示す図で、図示のように、ハンドピース10とヘッド20との間には、ばね12が設けられており、このばね12によって、常時は、ピン11が軸方向の溝22のいずれかに係合して、ヘッド部20がハンドピース部10より前方に押し出された状態となっており、この状態では、ヘッド部20はハンドピース部10に対して回転不可能になっている。つまり、ヘッド部20はハンドピース部10に対して、90°間隔を置いた上下左右のいずれかの向きに固定される。
ヘッド部10の向きを変えたい時は、ヘッド部20をばね12の弾性力に抗して押し、ピン11をヘッド部20の周まわりの溝21と係合させ、この状態で、ヘッド部20を回転し、所望の回転位置(上下左右のいずれか1つ)に合せ、その状態でヘッド部20を押す力を抜くと、ばね12の弾性力によってヘッド部20が押し出され、選択された位置に対応する軸溝22と係合し、その位置に固定される。以降、同様にして、ヘッド部10の光照射面が90°置きの所望の向きを向くように調整することができる。
上述のように、本発明によると、ハンドピース部がコントラアングルタイプの歯科用光照射器において、ハンドピース部10に対してヘッド部20を例えば90°置きに回転固定可能にしたので、歯牙の裏側、舌側、頬側のいずれからでも効果的に光照射をすることができ、特に、最奥歯牙の裏面側に照射するような場合に、患者が大きく口を開けなくとも、より効果的に該歯牙の裏面側に照射することができる。
本発明による歯科用光照射器の一使用例を説明するための図である。 ハンドピース部に対してヘッド部を回転自在に取り付けるための機構の一例を説明するための図である。 ハンドピース部にヘッド部を結合させた場合の断面構成を示す図である。 従来のコントラアングルタイプの光照射器の使用例を説明するための概略図である。
10…ハンドピース部(コントラタイプ)、11…ピン、12…ばね、20…ヘッド部、30…歯牙、21…周まわりの溝、22…軸方向の溝。

Claims (5)

  1. コントラアングルタイプのハンドピース部と、該ハンドピース部の先端に取り付けられたヘッド部とからなり、該ヘッド部から光を照射する歯科用光照射器において、前記ヘッド部は前記ハンドピース部の軸線まわりに回転可能であることを特徴とする歯科用光照射器。
  2. 前記ヘッド部の回転は、90°毎にロック可能であることを特徴とする請求項1に記載の歯科用光照射器。
  3. 前記ヘッド部は、360°以上の回転は不可であることを特徴とする請求項1又は2に記載の歯科用光照射器。
  4. 前記ヘッド部は、LEDを有し、該LEDからの光を照射するものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の歯科用光照射器。
  5. 前記ヘッド部から照射される光は、光重合レジンを硬化させるものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の歯科用光照射器。
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