JP2010182032A - データキャリア及びデータキャリアシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リーダ/ライタ装置により行われたアンチコリジョンに応答するアンチコリジョン機能を有するデータキャリアに、上記リーダ/ライタ装置に認証してもらうために使用するタグ認証用キー、及び上記リーダ/ライタ装置を認証するためのリーダ/ライタ装置用認証キーのリストを別々に格納している記憶媒体を設け、上記記憶媒体に格納した複数個の認証キーを使い分けることができるようにして、認証キーが第三者に露見する可能性を低減できるようにする。
【選択図】 図1
Description
また、データキャリアのメモリに記憶されている情報を取得するためには認証処理が必要なデータキャリアにおいても、簡単な情報については認証処理を行なうことなくリーダ/ライタ装置が取得できるようにすることを第2の目的としている。
また、本発明のデータキャリアの他の特徴とするところは、上記記憶媒体は、上記タグ認証用キー及びリーダ/ライタ装置用認証キーをそれぞれ複数個格納したことを特徴とする。
また、本発明のデータキャリアのその他の特徴とするところは、上記複数個のリストの中から予め決定されたリスト番号を読み出すリスト番号読み出し手段と、上記リスト番号読み出し手段により読み出されたリスト番号を、上記リーダ/ライタ装置により行われたアンチコリジョン後の応答時に送信するデータの関連データとして送信する送信手段とを有することを特徴とする。
ことを特徴とする。
また、本発明の他の特徴によれば、データキャリアが取り付けられている製品の種類や使用履歴に基づいて、複数のキーの中から任意のキーを選択することができるので、認証処理に使用している認証キーを部外者に対して分かり難くすることができる。
また、本発明の他の特徴によれば、使用状況により必要な情報が最低限である場合には、汎用型の簡易なリーダ/ライタ装置を用いてデータキャリアから取得することができる。
また、本発明のその他の特徴によれば、コマンドに対する応答内容に加えて、コマンドを送信してから応答信号を受信するまでの待ち時間を真偽判定の基準としたので、処理速度が遅い偽造チップが認証をパスしないようにすることができる。
以下、図面を参照しながら本発明のデータキャリアシステムの実施形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態のデータキャリア100は、アンテナ回路110、RFアナログ部120、セレクタ部130、コマンド制御部140、記憶部150(EEPROMメモリ)、第1の接触端子IO0、第2の接触端子IO1、第3の接触端子VDD、第4の接触端子GND等によって構成されている。ここで、第1の接触端子IO0は、第3の接触端子VDDまたは第4の接触端子GNDと共用可能であり、内部端子としてみなすことができる。したがって、接触通信を行なうために用いられるのは、第2の接触端子IO1、第3の接触端子VDD、第4の接触端子GNDである。
RFアナログ部120は、整流回路121、送信回路122、受信回路123及び電源制御部124等によって構成されている。
コマンド制御部140は、認証コマンド制御回路141及びセキュリティ部142を有している。記憶部150は、セキュリティ設定用メモリ151及び認証用キー格納メモリ152を有している。これらのセキュリティ設定用メモリ151及び認証用キー格納メモリ152に格納されているコマンド、及び認証用キーは、RF通信及び接触式シリアル通信において共通に使用される。なお、図1において、「CS」はRF通信と接触式シリアル通信とを切り替えるための、RF通信/接触式シリアル通信選択用入力端子である。
インデックスは、データベースの検索や並べ替えを高速に行なうために使う索引データのことである。本実施形態においては、タグ認証用キー152a及びリーダライタ認証用キー152bがどのアドレスに記憶されているかを示したインデックスを、図3に示したように予め作成している。
認証コマンド解析部1411は、リーダ/ライタ装置10から送られてくる質問信号41が「タグ認証方式コマンド」または「リーダ/ライタ装置認証方式コマンド」の何れであるかを判断するためのものであり、判断結果を認証キー選択部1412に出力する。
なお、認証キー格納用メモリ152へアクセスする手段は、以下のように動作する。すなわち、(1)当エリアのメモリデータ読み出しは不可とする。(2)当エリアのメモリ書換え時は、あらかじめ現状データを入力し、照合結果が一致した場合のみ、書換えができるものとする。
図8(a)は、装置部品50にデータキャリア100を取り付けている様子を示しており、例えば、装置部品50がベルトコンベア52上に載置されて装置部品50の製造工場の各工程において、例えば、「製造番号」、「製造月日」、「材料名」、「出荷日」等の製造情報が書き込まれる。
図5に示したように、最初のステップS501において、リーダ/ライタ装置10から質問信号41が送信されて「パワーオン」となるのを待機している。
図6(a)に示したように、リーダ/ライタ装置(R/W)10から送信されたコマンドが時刻t1において入力されると、データキャリア100は時刻t2からt3の間にタグ応答を行なう。このタグ応答は、上述したように「IDコード+INDEX」により構成される。
11 送信部
12 受信部
12a 真偽判定部
14 アンテナ回路
15 フィルタ回路
41 質問信号
42 応答信号
100 データキャリア
110 アンテナ回路
120 RFアナログ部
121 整流回路
122 送信回路
123 受信回路
124 電源制御部
130 セレクタ部
140 コマンド制御部
141 認証コマンド制御回路
142 セキュリティ部
1411 認証コマンド解析部
1412 認証キー選択部
1413 認証キー読み出し部
150 記憶部(EEPROMメモリ)
151 セキュリティ設定用メモリ
152 認証用キー格納メモリ
152a タグ認証用キー
152b リーダライタ認証用キー
IO0 第1の接触端子
IO1 第2の接触端子
VDD 第3の接触端子
GND 第4の接触端子
CS RF通信/接触式シリアル通信選択用入力端子
Claims (5)
- リーダ/ライタ装置により行われたアンチコリジョンに応答するアンチコリジョン機能を有するデータキャリアであって、
上記リーダ/ライタ装置に認証してもらうために使用するタグ認証用キー、及び上記リーダ/ライタ装置を認証するためのリーダ/ライタ装置用認証キーのリストを別々に格納している記憶媒体を有することを特徴とするデータキャリア。 - 上記記憶媒体は、上記タグ認証用キー及びリーダ/ライタ装置用認証キーをそれぞれ複数個格納したことを特徴とする請求項1に記載のデータキャリア。
- 上記複数個のリストの中から予め決定されたリスト番号を読み出すリスト番号読み出し手段と、
上記リスト番号読み出し手段により読み出されたリスト番号を、上記リーダ/ライタ装置により行われたアンチコリジョン後の応答時に送信するデータの関連データとして送信する送信手段とを有することを特徴とする請求項2に記載のデータキャリア。 - 応答を促すコマンドをデータキャリアに送信し、上記コマンドに対する応答内容に基づいてデータキャリアの真偽を判定する真偽判定手段を有するリーダ/ライタ装置であって、
上記真偽判定手段は、上記コマンドに対する応答内容に加えて、コマンドを送信してから応答信号を受信するまでの待ち時間を真偽判定の基準としたことを特徴とするリーダ/ライタ装置。 - 請求項1〜3の何れか1項に記載のデータキャリアと、請求項4に記載のリーダ/ライタ装置とを有することを特徴とするデータキャリアシステム。
Priority Applications (1)
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JP2009024074A JP2010182032A (ja) | 2009-02-04 | 2009-02-04 | データキャリア及びデータキャリアシステム |
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JP2010182032A true JP2010182032A (ja) | 2010-08-19 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2009
- 2009-02-04 JP JP2009024074A patent/JP2010182032A/ja active Pending
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