JP2010179885A - インストルメントパネル - Google Patents

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努 竹之内
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Abstract

【課題】表示パネルの表示領域に孔を設けることなく、かつ、表示パネルの外形を異形状に切り出すことなく、表示領域にメーターの指針を配置することができるとともに、デザイン性及び機能性を兼ね備えたインパネを提供する。
【解決手段】本発明のインストルメントパネル1は、複数の表示パネル10と、複数の表示パネル10上に、複数の表示パネル10の周囲を囲む位置に設けられた遮光板12と、遮光板12上に設けられた円偏光板14と、複数の表示パネル10が平面視重なる領域外の遮光板12を貫通して少なくとも一つ設けられた軸孔16と、軸孔16を介して駆動回路15に電気的に接続された回動軸17と、回動軸17に固定された指針18と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、インストルメントパネルに関するものである。
従来、液晶ディスプレイ等の表示パネルを用いて車のスピードメーターやインジケーター等が配置されるインストルメントパネル(以下、インパネという。)が知られている。このようなインパネを製造するための技術が各種検討されており、例えば、特許文献1及び2では、アナログ式のメーターとデジタル式のメーターとを組みあわせた構造が開示されている、また、特許文献3〜6では、デザイン性及び機能性の面から表示パネルの外形を円形や多角形等の異形状にした構造が開示されている。
特開平11−108700号公報 特開2005−62612号公報 特開2002−277860号公報 特開2004−212498号公報 特開2006−201664号公報 特開2007−256471号公報
特許文献1〜6の技術にあっては、デザイン性及び機能性を兼ね備えたインパネを得ることができると考えられるが、以下のように問題点もある。
特許文献1及び2では、表示パネルの表示領域にメーターの指針を配置する際に、表示パネルの表示領域にメーターの指針を動かすための回動軸の軸孔を設ける必要があり、コストや生産性の面で困難な場合がある。また、特許文献3〜6では、表示パネルの外形を異形状に切り出す必要があり、コストや生産性、さらには信頼性の面で好ましくない。
一方、液晶ディスプレイを用いると、有機EL(Electro-Luminescent)ディスプレイ等の自発光型ディスプレイに比較して、黒表示時の光漏れが相対的に大きくなり、視認性が悪くなる場合がある。また、液晶ディスプレイを用いると、前記光漏れが大きくなることに起因して、表示パネルと筐体との継ぎ目の見えない構造(シームレス構造)とし、デザイン性を高めることが困難となる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、表示パネルの表示領域に孔を設けることなく、かつ、表示パネルの外形を異形状に切り出すことなく、表示領域にメーターの指針を配置することができるとともに、デザイン性及び機能性を兼ね備えたインパネを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明のインストルメントパネルは、複数の表示パネルと、前記複数の表示パネル上に、前記複数の表示パネルの周囲を囲む位置に設けられた遮光板と、前記遮光板上に設けられた円偏光板と、前記複数の表示パネルが平面視重なる領域外の前記遮光板を貫通して少なくとも一つ設けられた軸孔と、前記軸孔を介して駆動回路に電気的に接続された回動軸と、前記回動軸に固定された指針と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、表示パネルの重なる領域外の非表示領域にメーターの指針を動かすための回動軸の軸孔が設けられるので、特許文献1及び2のように表示パネルの表示領域に前記軸孔を設ける必要がない。このため、表示パネルの表示領域に前記軸孔を設けることなく、表示領域にメーターの指針を配置することができる。また、複数の表示パネルを有しているので、これら複数の表示パネルを任意に組み合わせることによりデザイン性を高めることができる。このため、特許文献3〜6のように、表示パネルの外形を異形状に切り出す必要がない。したがって、デザイン性及び機能性を兼ね備えるとともに、コストを低くし、生産性、信頼性に優れたインパネを得ることができる。また、余分な光を遮断する遮光板を備えているので、画面が見やすいインパネが提供できる。また、外光の反射を防ぐ反射防止機能を有する円偏光板を備えているので、照明や太陽光等の外光が表示パネルに映り込むのが防止され、視認性に優れたインパネが提供できる。また、円偏光板は表示パネルと遮光板との境界を見えにくくする機能を有するので、デザイン性に優れたインパネが提供できる。
本発明においては、前記表示パネルが、有機ELディスプレイであることが望ましい。
この構成によれば、自発光型ディスプレイを用いるので、従来の液晶ディスプレイに比較して、黒表示時の光漏れを相対的に小さくし、視認性を良くすることができる。また、自発光型ディスプレイを用いると、黒表示時の光漏れが小さくなるので、シームレス構造とし、デザイン性を高めることが容易となる。これにより、複数の表示パネルとして複数の自発光型ディスプレイを用いると、複数の表示パネルを1枚の大画面の表示パネルのように見せることが可能となる。
本発明においては、前記複数の表示パネルが、互いに隣接して配置されていてもよい。
この構成によれば、複数の表示パネルを1枚の大画面の表示パネルのように見せることが可能となる。また、表示パネルの枚数や配置を任意に変更し、デザイン性に優れたインパネを提供することができる。
本発明においては、前記複数の表示パネルを保持する保持基板を備えていてもよい。
この構成によれば、複数の表示パネルがずれることなく保持基板により確実に保持されるので、デザイン性に優れたインパネが提供できる。
本発明においては、前記保持基板上に設けられたスペーサーを介して透明基板が設けられていてもよい。
この構成によれば、透明基板が保護基板としての機能を有するので信頼性に優れたインパネを得ることができる。また、スペーサーにより透明基板を所定の高さに設定することができる。
本発明においては、前記円偏光板が前記スペーサーと前記透明基板との間に、かつ、前記透明基板の露出する部位全体を覆って設けられていてもよい。
この構成によれば、外光の反射を防ぐ反射防止機能を有する円偏光板が透明基板全体を覆うように設けられるので、照明や太陽光等の外光が表示パネルに映り込むのが格段に防止され、より視認性に優れたインパネが提供できる。また、円偏光板により表示パネルと遮光板との境界が格段に見えにくくなるので、よりデザイン性に優れたインパネが提供できる。
本発明においては、前記指針が発光体を備えていてもよい。
この構成によれば、複数の表示パネルの表示領域が黒表示の場合、メーターの指針が発光する機能を有しているので、メーターの指針が指す表示情報の視認性を高めることができる。
本発明の第1実施形態におけるインパネの概略構成を示す模式図である。 本発明の第1実施形態におけるインパネの変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態におけるインパネの概略構成を示す模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。かかる実施の形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等が異なっている。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係るインストルメントパネル(以下、インパネという)1の概略を示す模式図である。図1(a)は、インパネ1の平面図である。図1(b)は、図1(a)のA−A線に沿った断面図である。図1(a)及び図1(b)に示すように、本実施形態のインパネ1は、複数の有機ELディスプレイ(表示パネル)10と、複数の有機ELディスプレイ10上に、これら複数の有機ELディスプレイ10の周囲を囲む位置に設けられた遮光板12と、遮光板12上に設けられた表面板13と、表面板13上に設けられた円偏光板14と、を備えている。また、インパネ1には、複数の有機ELディスプレイ10の平面視重なる領域外における遮光板12と表面板13と円偏光板14とを貫通して軸孔16が設けられている。また、インパネ1は、この軸孔16を介して、駆動回路15に電気的に接続された回動軸17と、回動軸17に固定された指針18と、を備えて構成されている。
有機ELディスプレイ10は、表示領域(図1(a)中2点鎖線部)11全面が自発光する自発光型ディスプレイである。したがって、有機ELディスプレイ10の電源オフ時は、表示領域11全面が例えば黒表示になる。そして、インパネ1は、例えば、昼間、明るい場所であっても、夜間やトンネルのような暗い場所であっても、有機ELディスプレイ10を発光させた状態で使用する。図1(a)では、スピードメーターの数字等の計器類を表示させた状態となっている。
また、表示パネル10として有機ELディスプレイ10(自発光型ディスプレイ)を用いるので、従来の液晶ディスプレイに比較して、黒表示時の光漏れを相対的に小さくし、視認性を良くすることができる。また、自発光型ディスプレイを用いると、前記光漏れが小さくなるので、シームレス構造とし、デザイン性を高めることが容易となる。これにより、複数の有機ELディスプレイ10を1枚の大画面のディスプレイのように見せることが可能となる。
複数の有機ELディスプレイ10は、それぞれ平面視矩形であり、互いに隣接して配置されている。本実施形態では、略同じサイズの有機ELディスプレイ10を4枚用いて、これらを組み合わせることにより、1枚の大画面のディスプレイのように見せている。また、略同じサイズの有機ELディスプレイ10を4枚用いて、これらを組み合わせることにより、デザイン性に優れたインパネ1としている。
有機ELディスプレイ10は、図示はしないが、陽極と陰極との二つの電極で機能層を挟持してなり、陽極から正孔を、陰極から電子を、それぞれ機能層に注入し、この機能層内の発光層中で正孔と電界とを再結合させることにより励起して発光する有機EL素子を有している。有機EL素子は、発光層中で正孔と電子とを再結合させることで励起子を生成し、励起状態から基底状態に戻るためにエネルギーを放出させ、放出したエネルギーの一部を光として取り出すことにより発光する。この発光光は、インパネ1の円偏光板14が設けられた側(図1(b)中矢印)から射出する。
遮光板12は、複数の有機ELディスプレイ10上に、これら複数の有機ELディスプレイ10の周囲を囲む位置に設けられている。遮光板12により余分な光が遮断されるので、画面が見やすいインパネ1となっている。
表面板13は、透明基板からなり、遮光板12上に設けられている。また、表面板13は、遮光板12と平面視重なるように設けられている。この表面板13は、円偏光板14の下地となる基板である。表面板13が円偏光板14の下地となることにより、複数の有機ELディスプレイ10上に遮光板12が設けられることにより生じた段差が円偏光板14を配置する際に影響しないようになっている。
円偏光板14は、表面板13上に設けられている。また、円偏光板14は、表面板13と平面視重なるように設けられている。また、円偏光板14は、外光の反射を防ぐ反射防止機能を有し、例えば、偏光子と1/4波長板との積層体から構成されている。これにより、照明や太陽光等の外光が有機ELディスプレイ10に映り込むのが防止され、視認性に優れたインパネ1となっている。また、円偏光板14により、有機ELディスプレイ10と遮光板12との境界が見えにくくなり、デザイン性に優れたインパネ1となっている。
偏光子としては、例えば、ポリビニルアルコール系フィルムや部分ホルマール化ポリビニルアルコール系フィルム、エチレン・酢酸ビニル共重合体系部分ケン化フィルムのような親水性高分子フィルムにヨウ素及び/又は二色性染料を吸着させて延伸したもの、ポリビニルアルコールの脱水処理物やポリ塩化ビニルの脱塩酸処理物のようなポリエン配向フィルム等からなるものが挙げられる。また、リオトロピック液晶性の二色性色素や二色性色素含有のリオトロピック性物質などによる配向塗工膜からなるものも挙げられる。
1/4波長板としては、例えば、ポリカーボネートやポリビニルアルコール、セルロース系樹脂やポリエステル(PETやPEN等)、ポリアリレートやポリイミド、ノルボルネン系樹脂やポリスルホン、ポリエーテルスルホンやポリプロピレンのようなポリオレフィンなどが挙げられる。
メーターの指針18は、有機ELディスプレイ10の表示領域11に一部重なる位置に
配置されている。メーターの指針18を動かすための回動軸17は、円形状の頭部17aと棒状の軸部17bとを有している。回動軸17の頭部17aには、指針18bの一方の端部が接続されている。回動軸17の軸部17bは、軸孔16に挿通されている。軸孔16は、複数の有機ELディスプレイ10の平面視重なる領域外における遮光板12と表面板13と円偏光板14とを貫通して設けられている。回動軸17の軸部17bは、軸孔16を介して、モ−ター等の駆動回路15と電気的に接続されている。そして、駆動回路15からの信号により、回動軸17の軸部17bが回動し、頭部17aに固定された指針18が回動するようになっている。
また、回動軸17の頭部17aの直径D1は、軸孔16の直径D3より大きくなっている。これにより、回動軸17の頭部17aで軸孔16が隠れ、軸孔16と回動軸17の軸部17bとの間の隙間が見えないようになっている。また、回動軸17の軸部17bの直径D2は、軸孔16の直径D3より小さくなっている。これにより、回動軸17の軸部17bがスムーズに回動し、頭部17aに固定された指針18も回動軸17の軸部17bと同様にスムーズに回動するようになっている。
このように、複数の有機ELディスプレイ10の重なる領域外に軸孔16を設けているので、特許文献1及び2のように表示パネルの表示領域に軸孔を設ける必要がない。このため、有機ELディスプレイ10の表示領域11に軸孔16を設けることなく、表示領域11にメーターの指針18を配置することができる。
また、メーターの指針18は、発光ダイオード(LED)等の発光体を備えている。このため、複数の有機ELディスプレイ10の表示領域11が黒表示の場合、メーターの指針18が指す表示情報の視認性を高めることができる。
本実施形態のインパネ1によれば、有機ELディスプレイ10の重なる領域外の非表示領域にメーターの指針18を動かすための回動軸17の軸孔16が設けられるので、特許文献1及び2のように表示パネルの表示領域に軸孔16を設ける必要がない。このため、有機ELディスプレイ10の表示領域11に軸孔16を設けることなく、表示領域11にメーターの指針18を配置することができる。また、複数の有機ELディスプレイ10を有しているので、これら複数の有機ELディスプレイ10を任意に組み合わせることによりデザイン性を高めることができる。このため、特許文献3〜6のように、表示パネルの外形を異形状に切り出す必要がない。したがって、デザイン性及び機能性を兼ね備えるとともに、コストを低くし、生産性、信頼性に優れたインパネ1を得ることができる。また、余分な光を遮断する遮光板12を備えているので、画面が見やすいインパネ1が提供できる。また、外光の反射を防ぐ反射防止機能を有する円偏光板14を備えているので、照明や太陽光等の外光が有機ELディスプレイ10に映り込むのが防止され、視認性に優れたインパネ1が提供できる。また、円偏光板14は有機ELディスプレイ10と遮光板12との境界を見えにくくする機能を有するので、デザイン性に優れたインパネ1が提供できる。
また、この構成によれば、自発光型の有機ELディスプレイ10を用いるので、従来の液晶ディスプレイに比較して、黒表示時の光漏れを相対的に小さくし、視認性を良くすることができる。また、自発光型ディスプレイを用いると、黒表示時の光漏れが小さくなるので、シームレス構造とし、デザイン性を高めることが容易となる。これにより、複数の有機ELディスプレイ10を1枚の大画面のディスプレイのように見せることが可能となる。
また、この構成によれば、複数の有機ELディスプレイ10が、互いに隣接して配置されているので、複数の有機ELディスプレイ10を1枚の大画面のディスプレイのように見せることが可能となる。また、有機ELディスプレイ10の枚数や配置を任意に変更し、デザイン性に優れたインパネ1を提供することができる。
また、この構成によれば、メーターの指針18が発光体を備えているので、複数の有機ELディスプレイ10の表示領域11が黒表示の場合、メーターの指針18が発光する機能を有しているので、メーターの指針18が指す表示情報の視認性を高めることができる。
なお、本実施形態に係るインパネ1は、4枚の有機ELディスプレイ10を有しているが、これに限らない。例えば、有機ELディスプレイ10を5枚以上有していてもよい。つまり、有機ELディスプレイ10を複数枚数有してさえいればよい。
なお、本実施形態に係るインパネ1は、遮光板12と円偏光板14との間に表面板13を設けているが、これに限らない。例えば、遮光板12と円偏光板14との間に表面板13を設けずに、遮光板12の上面に円偏光板14を設けてもよい。
(変形例1)
図2は、図1に対応した、本実施形態に係る第1変形例のインパネ2の概略構成を示す模式図である。図2(a)は、インパネ2の平面図である。図2(b)は、図2(a)のB−B線に沿った断面図である。図2(a)及び図2(b)に示すように、本変形例のインパネ2は、2枚の有機ELディスプレイ20と、2枚の有機ELディスプレイ20上に、これら2枚の有機ELディスプレイ20の周囲を囲む位置に設けられた遮光板22と、遮光板22上に設けられた表面板23と、表面板23上に設けられた円偏光板24と、を備えている。また、インパネ2には、2枚の有機ELディスプレイ20の平面視重なる領域外における遮光板22と表面板23と円偏光板24とを貫通して軸孔26が設けられている。
本変形例のインパネ2は、2枚の有機ELディスプレイ20を有している点、2枚の有機ELディスプレイ20が互いに隣接して配置されていない点、で上述の第1実施形態で説明したインパネ1と異なっている。なお、駆動回路、回動軸、メーターの指針、計器類の図示は省略している。
このように、4枚の有機ELディスプレイ10に代えて2枚の有機ELディスプレイ20を有していても、上述の第1実施形態と同様に、有機ELディスプレイ20の表示領域21(図2(a)中2点鎖線部)に軸孔26を設けることなく、表示領域21にメーターの指針(図示略)を配置することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るインパネ3の構成について、図3を用いて説明する。図3は、図1に対応した、本実施形態に係るインパネ3の概略構成を示す模式図である。図3(a)は、インパネ3の平面図である。図3(b)は、図3(a)のC−C線に沿った断面図である。図3(a)及び図3(b)に示すように、本実施形態のインパネ3は、保持基板41と、保持基板41上に設けられた2枚の有機ELディスプレイ30と、2枚の有機ELディスプレイ30上に、これら2枚の有機ELディスプレイ20の周囲を囲む位置に設けられた遮光板32と、遮光板32上に設けられた表面板33と、保持基板41上に設けられたスペーサー42と、スペーサー42上に設けられた円偏光板34と、円偏光板34の上面に設けられた透明基板43とを備えている。また、インパネ3には、2枚の有機ELディスプレイ30の平面視重なる領域外における保持基板41と遮光板32と表面板33とを貫通して2つの軸孔36が設けられている。
本実施形態のインパネ3は、保持基板41を有している点、スペーサー42を有している点、円偏光板34がスペーサー42上に設けられている点、透明基板43を有している点、2枚の有機ELディスプレイ30を有している点、2枚の有機ELディスプレイ20が互いに隣接して配置されていない点、2つの軸孔36が設けられている点、で上述の第1実施形態で説明したインパネ1と異なっている。
保持基板41は、2枚の有機ELディスプレイ30を保持する基板である。この保持基板41により2枚の有機ELディスプレイ30がずれることなく確実に保持されている。透明基板43は、インパネ3内部の各種構成部品を保護する保護基板としての機能を有している。また、透明基板43は、保持基板41上に設けられたスペーサー42により、所定の高さに設定されている。
円偏光板34は、スペーサー42と透明基板43との間に設けられている。また、円偏光板34は、透明基板43の露出する部位全体を覆って設けられている。言い換えると、円偏光板34は、透明基板43と平面視重なるように設けられている。このため、外光の反射を防ぐ反射防止機能を有する円偏光板34が透明基板43全体を覆うように設けられるので、照明や太陽光等の外光が有機ELディスプレイ30に映り込むのが格段に防止される。また、円偏光板34により有機ELディスプレイ30と遮光板32との境界が格段に見えにくくなる。
メーターの指針38を動かすための回動軸37は、円形状の頭部37aと棒状の軸部37bとを有している。回動軸37の頭部37aには、指針38bの一方の端部が接続されている。回動軸37の軸部37bは、軸孔36に挿通されている。軸孔36は、2枚の有機ELディスプレイ30の平面視重なる領域外における遮光板32と表面板33とを貫通して設けられている。回動軸37の軸部37bは、軸孔36を介して、モ−ター等の駆動回路35と電気的に接続されている。そして、駆動回路35からの信号により、回動軸37の軸部37bが回動し、頭部37aに固定された指針38が回動するようになっている。
また、回動軸37の頭部37aの直径D1は、上述の第1実施形態と同様に、軸孔36の直径D3より大きくなっている。また、回動軸37の軸部37bの直径D2についても、上述の第1実施形態と同様に、軸孔36の直径D3より小さくなっている。
2枚の有機ELディスプレイ30は、例えば、メーター表示モードとMpeg等の動画フォーマット画像表示モードの2種類のモードを有している。メーター表示モードの場合は、メーターの指針38が、位置38bから位置38cを経由して位置38dまで回動する。動画フォーマット画像表示モードの場合は、メーターの指針38が、画像表示を遮らないように位置38aで停止する。
本実施形態のインパネ3によれば、2枚の有機ELディスプレイ30を保持する保持基板41を備えているので、2枚の有機ELディスプレイ30がずれることなく確実に保持される。したがって、デザイン性に優れたインパネ3が提供できる。
また、この構成によれば、保持基板41上に設けられたスペーサー42を介して透明基板43が設けられており、透明基板43が保護基板としての機能を有するので信頼性に優れたインパネ3を得ることができる。また、スペーサー42により透明基板43を所定の高さに設定することができる。
また、この構成によれば、外光の反射を防ぐ反射防止機能を有する円偏光板34が透明基板43全体を覆うように設けられるので、照明や太陽光等の外光が有機ELディスプレイ30に映り込むのが格段に防止され、より視認性に優れたインパネ3が提供できる。また、円偏光板34により有機ELディスプレイ30と遮光板32との境界が格段に見えにくくなるので、よりデザイン性に優れたインパネ3が提供できる。
なお、本実施形態に係るインパネ3は、スペーサー42と透明基板43の間に円偏光板34を設けているが、これに限らない。例えば、上述の第1実施形態と同様に、表面板33の上面に円偏光板34を設けてもよい。このとき、軸孔36は、2枚の有機ELディスプレイ30の平面視重なる領域外における遮光板32と表面板33に加えて円偏光板34を貫通して設けられる。
1,2,3…インパネ(インストルメントパネル)、10,20,30…有機ELディスプレイ(表示パネル)、12,22,32…遮光板、14,24,34…円偏光板、15,35…駆動回路、16,26,36…軸孔、17,37…回動軸、18,38…指針、41…保持基板、42…スペーサー、43…透明基板

Claims (7)

  1. 複数の表示パネルと、
    前記複数の表示パネル上に、前記複数の表示パネルの周囲を囲む位置に設けられた遮光板と、
    前記遮光板上に設けられた円偏光板と、
    前記複数の表示パネルが平面視重なる領域外の前記遮光板を貫通して少なくとも一つ設けられた軸孔と、
    前記軸孔を介して駆動回路に電気的に接続された回動軸と、
    前記回動軸に固定された指針と、を備えることを特徴とするインストルメントパネル。
  2. 前記表示パネルが、有機ELディスプレイであることを特徴とする請求項1に記載のインストルメントパネル。
  3. 前記複数の表示パネルが、互いに隣接して配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のインストルメントパネル。
  4. 前記複数の表示パネルを保持する保持基板を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインストルメントパネル。
  5. 前記保持基板上に設けられたスペーサーを介して透明基板が設けられていることを特徴とする請求項4に記載のインストルメントパネル。
  6. 前記円偏光板が前記スペーサーと前記透明基板との間に、かつ、前記透明基板の露出する部位全体を覆って設けられていることを特徴とする請求項5に記載のインストルメントパネル。
  7. 前記指針が発光体を備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のインストルメントパネル。
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