JP2010178113A - 圧電デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化が進んでも、蓋体を接合する際に、容器体の割れや欠けを防止することができる圧電デバイスを提供することを課題とする。
【解決手段】基板部とこの基板部の一方の主面に枠部が設けられて凹部空間が形成された容器体と、凹部空間内に露出した基板部の一方の主面に設けられた2個一対の圧電振動素子搭載パッドに搭載され、励振用電極が設けられている圧電振動素子と、凹部空間を気密封止する蓋体と、を備え、蓋体の凹部空間側に面している主面に、外側縁から内側に向かって傾斜部が設けられていることを特徴とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器等に用いられる圧電デバイスに関するものである。
図8(a)は、従来の圧電デバイスを示し、ローラ電極の傾斜角度が大きい場合を示す概念図である。図8(b)は、ローラ電極の傾斜角度が小さい場合を示す概念図である。
以下、圧電デバイスの一例として圧電振動子について説明する。
図8に示すように、従来の圧電振動子400は、その例として容器体410、圧電振動素子420、蓋体430とから主に構成されている。
容器体410は、基板部410aと枠部410bで構成されている。
この容器体410は、基板部410aの一方の主面に枠部410bが設けられて凹部空間411が形成される。
また、枠部410bは、基板部410aの一方の主面の外周縁部を囲繞するように設けられた封止用導体膜412上にロウ付けなどにより接続される。
その凹部空間411内に露出する基板部410aの一方の主面には、2個一対の圧電振動素子搭載パッド413が設けられている。
また、基板部410aは、積層構造となっており、基板部410aの内層には、配線パターン(図示せず)等が設けられている。この配線パターンにより圧電振動素子搭載パッド413は、容器体410の基板部410aの他方の主面に設けられている外部接続用電極端子414と接続している。
これら圧電振動素子搭載パッド413上には、導電性接着剤440を介して電気的に接続される一対の励振用電極を表裏主面に有した圧電振動素子420が搭載されている。この圧電振動素子420を囲繞する容器体410の枠部410bの頂面には金属製の蓋体430が被せられ、接合されている。これにより、凹部空間411が気密封止されている(特許文献1参照)。
前記蓋体430を容器体410の枠部411bに接合する方法としては、従来周知のシーム溶接法がある。
具体的には、図8(a)及び図8(b)に示すように、収容空間を有する搬送治具HJ内に収容された前記容器体410に蓋体430を配置し、シーム溶接機(図示せず)のローラ電極RA、RBを蓋体430に接触させ、前記ローラ電極RA、RBに電源を供給しながら、蓋体430の外側縁部に沿って動かすことで、前記蓋体430と前記枠部410b間の金属を溶融させて接合する。
ローラ電極RA、RBは円錐台形状であり、図8(a)及び図8(b)に示すように、円錐台の円の中心点を通るように断面にした際に、大きい円の面の直径と斜辺との成す角が傾斜角度D2、D3である。
図8(a)に示すように、このローラ電極RAの傾斜角度D2が大きい場合は、蓋体430と容器体410の枠部410bとを接合する接合幅が大きくなってしまう。また、図8(b)に示すように、このローラ電極RBの傾斜角度D3が小さい場合は、ローラ電極RBは搬送治具HJに接触して短絡してしまう。
特開2001−102891号公報
しかしながら、従来の圧電デバイス200においては、小型化が進むと、容器体410が薄くなり、蓋体430と容器体410の枠部410bとを接合する際に、シーム溶接機(図示せず)のローラ電極RBの傾斜角度R3が小さくした場合には、搬送治具に接触してしまうことで短絡してしまい、蓋体430と容器体410の枠部410bとを接合することができないといった恐れがあった。
また、ローラ電極と搬送治具の接触を防止するために、ローラ電極RAの傾斜角D2を大きくした場合には、蓋体430と容器体410の枠部410bとを接合する接合幅が大きくなってしまう。よって、蓋体430と容器体410との接合幅を大きくした分だけ熱応力がかかってしまうため、容器体410に割れやカケ等が生じてしまうといった課題があった。
本発明は前記課題に鑑みてなされたものであり、小型化が進んでも、蓋体を接合する際に、容器体の割れや欠けを防止することができる圧電デバイスを提供することを課題とする。
本発明の圧電デバイスは、基板部とこの基板部の一方の主面に枠部が設けられて凹部空間が形成された容器体と、凹部空間内に露出した基板部の一方の主面に設けられた2個一対の圧電振動素子搭載パッドに搭載され、励振用電極が設けられている圧電振動素子と、凹部空間を気密封止する蓋体と、を備えた圧電デバイスであって、蓋体の凹部空間側に面している主面に、外側縁から内側に向かって傾斜部が設けられていることを特徴とするものである。
本発明の圧電デバイスによれば、蓋体の凹部空間側に面している主面に、外側縁から内側に向かって傾斜部が設けられていることによって、ローラ電極と搬送治具の接触を防止するために、ローラ電極の傾斜角を大きくしても、蓋体と容器体の接触している幅が小さくなっているため、蓋体と容器体の枠部とを接合する接合幅を従来よりも小さくすることができる。よって、容器体にかかる熱応力を低減することができるため、容器体に生じる割れやカケ等を防止することができる。
また、本発明の圧電デバイスによれば、ローラ電極の傾斜角を大きくして用いることができるので、ローラ電極が搬送治具に接触してしまうことを防止し、蓋体と容器体の枠部とを確実に接合することができる。
本発明の第1の実施形態に係る圧電デバイスを示す分解斜視図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る圧電デバイスを構成する蓋体と枠部を示す概念図である。 本発明の第1の実施形態に係る圧電デバイスの蓋体を示す外観斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る圧電デバイスの蓋体を接合する際の工程を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る圧電デバイスを示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る圧電デバイスを示す断面図である。 (a)は、従来の圧電デバイスを示し、ローラ電極の傾斜角度が大きい場合を示す概念図であり、(b)は、従来の圧電デバイスを示し、ローラ電極の傾斜角度が小さい場合を示す概念図である。
第1の実施形態は、圧電デバイスの例の1つである圧電振動子について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る圧電デバイスの分解斜視図である。図2は、図1のA−A断面図である。図3は、本発明の第1の実施形態に係る圧電デバイスを構成する蓋体と枠部を示す概念図である。図4は、本発明の第1の実施形態に係る圧電デバイスの蓋体を示す外観斜視図である。図5は、本発明の第1の実施形態に係る圧電デバイスの蓋体を接合する際の工程を示す断面図である。また、図示した寸法も一部誇張して示している。
図1及び図2に示すように、本発明の第1の実施形態に係る圧電振動子100は、容器体110と圧電振動素子120と蓋体130で主に構成されている。この圧電振動子100は、前記容器体110に形成されている第1の凹部空間111内に圧電振動素子120が搭載されている。その第1の凹部空間111が蓋体130により気密封止された構造となっている。
圧電振動素子120は、図1及び図2に示すように、水晶素板121に励振用電極122を被着形成したものであり、外部からの交番電圧が励振用電極122を介して水晶素板121に印加されると、所定の振動モード及び周波数で励振を起こすようになっている。
水晶素板121は、人工水晶体から所定のカットアングルで切断し外形加工を施された概略平板状で平面形状が例えば四角形となっている。
励振用電極122は、前記水晶素板121の表裏両主面に金属を所定のパターンで被着・形成したものである。
このような圧電振動素子120は、その両主面に被着されている励振用電極122から延出する引き出し電極と凹部空間111内底面に形成されている後述する圧電振動素子搭載パッド113とを、導電性接着剤150(図2参照)を介して電気的且つ機械的に接続することによって凹部空間111に搭載される。このときの引き出し電極が設けられた一辺とは反対側の端辺を圧電振動素子120の自由端である先端部123とする。
図1〜図2に示すように、容器体110は、基板部110aと、枠部110bとで主に構成されている。
この容器体110は、基板部110aの一方の主面に枠部110bが設けられて、第1の凹部空間111が形成されている。
尚、この容器体110を構成する基板部110aは、例えばアルミナセラミックス、ガラス−セラミック等のセラミック材料を複数積層することよって形成されている。また、基板部110aは、セラミック材が積層した構造となっている。
枠部110bは、例えば、シールリングが用いられる。この場合、枠部110bは、42アロイやコバール等の金属から成り、中心が打ち抜かれた枠状になっている。
また、枠部110bは、基板部110aの一方の主面の外周を囲繞するように設けられた封止用導体膜112上にロウ付けなどにより接続される。
凹部空間111内で露出した基板部110aの一方の主面には、2個一対の圧電振動素子搭載パッド113が設けられている。
容器体110の基板部110aの他方の主面の4隅には、外部接続用電極端子114が設けられている。
図4に示す蓋体130は、例えば、Fe−Ni合金(42アロイ)やFe−Ni−Co合金(コバール)などからなり、凹部空間111側に面している主面に、外側縁部から内側に向かって厚みが増すように傾斜部KBが設けられている。
このような蓋体130は、凹部空間111を、窒素ガス雰囲気中や真空雰囲気中などで気密封止する際に用いられる。
具体的には、図5に示すように、蓋体130は、所定雰囲気で、収容空間Kを有する搬送治具HJ内に収容された前記容器体110の枠部110b上に載置され、枠部110bの表面の金属と蓋体130の金属の一部とが溶接されるように、シーム溶接機(図示せず)のローラ電極Rを蓋体130に接触させ、前記ローラ電極Rに電源を供給しながら、蓋体130の外側縁部に沿って動かすことで、枠部110bに接合される。
ローラ電極Rは円錐台形状であり、大きい円の面の直径と斜辺との成す角が傾斜角度D1である。つまり、傾斜角度D1が大きいとは、円錐台の円の中心点を通るように断面にした際に、大きい円の面の直径と斜辺との成す角が大きい方向に変更した場合を示すものである。
この傾斜角度D1が、例えば蓋体130の主面に対して80°〜86°になるローラ電極Rが用いられる。
ここで容器体110の縦寸法が2.0mmで、横寸法が1.6mmであり、図3に示す蓋体130と枠部110bが接触している箇所の幅W1、蓋体130と枠部110bの未接合幅W2、蓋体130と枠部110bの接合幅W3、蓋体130の傾斜部KBの幅W4とした場合を例にして説明する。
例えば、蓋体130と枠部110bが接触している箇所の幅W1が、100μmの場合で、前記蓋体130と枠部110bが接合されていない未接合幅W2が50μmの場合には、前記蓋体130と枠部110bが接合されている接合幅W3は、50μmとなる。
また、前記蓋体130と枠部110bが接合されていない未接合幅W2が25μmの場合には、前記蓋体130と枠部110bが接合されている接合幅W3は、75μmとなる。
また例えば、蓋体130と枠部110bが接触している箇所の幅W1が200μmの場合で、前記蓋体130と枠部110bが接合されていない未接合幅W2が150μmの場合には、前記蓋体130と枠部110bが接合されている接合幅W3は、50μmとなる。また、前記蓋体130と枠部110bが接合されていない未接合幅W2が125μmの場合には、前記蓋体130と枠部110bが接合されている接合幅W3は、75μmとなる。
しかしながら、接合幅W3が、50μm未満の場合は、前記容器体110の凹部空間111内の気密封止が保たれなくなる。また、接合幅W3が75μm以上の場合には、前記容器体110にかかる熱応力が大きくなり、容器体110に割れやカケ等を生じることになる。
また、蓋体130の傾斜部KBの幅W4は、例えば、30μm〜50μmである。この傾斜部KBの幅W4だけ、蓋体130と容器体110の枠部110bが接触していない箇所を設けることができる。
このように、蓋体130と容器体110の枠部110bが接触していない箇所があることにより、シーム溶接機(図示せず)のローラ電極Rの傾斜角度D1を大きくしても、その接触していない箇所は溶接されないため、接合幅W3を小さくすることができる。
また、シーム溶接後でも傾斜部KBの幅W4は、維持されることになる。
前記導電性接着剤140は、シリコーン樹脂等のバインダーの中に導電フィラーとして導電性粉末が含有されているものであり、導電性粉末としては、例えばアルミニウム(Al)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、銀(Ag)、チタン(Ti)、ニッケル(Ni)、ニッケル鉄(NiFe)、のうちのいずれかまたはこれらの組み合わせを含むものが用いられている。
尚、前記容器体110は、アルミナセラミックスから成る場合、所定のセラミック材料粉末に適当な有機溶剤等を添加・混合して得たセラミックグリーンシートの表面に、封止用導体膜112、圧電振動素子搭載パッド113、外部接続用電極端子114等となる導体ペーストを、また、セラミックグリーンシートに打ち抜き等を施して予め穿設しておいた貫通孔内にビア導体となる導体ペーストを従来周知のスクリーン印刷によって塗布するとともに、これを複数枚積層してプレス成形した後、高温で焼成することにより製作される。
このように本発明の第1の実施形態に係る圧電デバイス100によれば、蓋体130の凹部空間111側に面している主面に、外側縁部から内側に向かって傾斜部KBが設けられていることによって、ローラ電極Rと搬送治具HJの接触を防止するために、ローラ電極Rの傾斜角D1を大きくしても、蓋体130と容器体110の枠部110bとが接触している幅W1が小さくなっているため、蓋体130と容器体110の枠部110bとを接合する接合幅W3を従来よりも小さくすることができる。よって、容器体110にかかる熱応力を低減することができるため、容器体110に生じる割れやカケ等を防止することができる。
また、ローラ電極Rの傾斜角D1を大きくして用いることができるので、ローラ電極Rが搬送治具HJに接触するのを防止し、蓋体130と容器体110の枠部110bとを確実に接合することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、圧電デバイスの一例である圧電発振器で説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る圧電デバイスを示す断面図である。また、図示した寸法も一部誇張して示している。
本発明の第2の実施形態に係る圧電デバイス200は、容器体210の基板部210aと第2の枠部210bによって設けられた第2の凹部空間215内に搭載されている集積回路素子250とを備えている点で第1の実施形態と異なる。
図6に示すように、本発明の第2の実施形態に係る圧電発振器200は、容器体210と圧電振動素子120と蓋体130と集積回路素子250で主に構成されている。この圧電発振器200は、前記容器体210に形成されている第1の凹部空間211内に圧電振動素子120が搭載され、第2の凹部空間215内には、集積回路素子250が搭載されており、その第1の凹部空間211が蓋体130により気密封止された構造となっている。
集積回路素子250は、図6に示すように、回路形成面に前記圧電振動素子120からの発振出力を生成する発振回路等が設けられており、この発振回路で生成された出力信号は外部接続用電極端子214を介して圧電発振器200の外へ出力され、例えば、クロック信号等の基準信号として利用される。
また、集積回路素子250には、可変容量素子に周囲温度に応じた制御電圧を印加して温度変化による発振回路の発振周波数の変動を補償するため、3次関数発生回路及び記憶素子部により温度補償回路部が設けられており、3次関数発生回路には、温度センサが接続されている。
この温度センサは、検出した温度と、温度センサに印加させる電圧値とに基づいて生成される温度データ信号(電圧値)が3次関数発生回路に出力される構成となっている。
集積回路素子250は、容器体210の第2の凹部空間215内に露出した基板部210aに形成された集積回路素子搭載パッド216に半田等の導電性接合材を介して搭載されている。
図6に示すように、容器体210は、基板部210aと、枠部210b、210cとで主に構成されている。
この容器体210は、基板部210aの一方の主面に枠部210bが設けられて、第1の凹部空間211が形成されている。また、容器体210の他方の主面に枠部210cが設けられて、第2の凹部空間215が形成されている。
図6に示すように、第2の凹部空間215内に露出した基板部210aの他方の主面には、複数の集積回路素子搭載パッド216と2個一対の圧電振動素子測定用パッド(図示せず)が形成されている。
容器体210の枠部210cの他方の主面の4隅には、外部接続用電極端子214が設けられている。
このように本発明の第2の実施形態に係る圧電デバイスを構成しても、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
(第3の実施形態)
図7は、本発明の第3の実施形態に係る圧電デバイスの断面図である。
第3の実施形態に係る圧電デバイスは、容器体の第2の凹部空間が、第1の凹部空間内に設けられている圧電発振器である点で第2の実施形態と異なる。
図7に示すように、第3の実施形態の圧電発振器300は、容器体310と、圧電振動素子120と、蓋体130と、集積回路素子250とで主に構成されている。
例えば、容器体310は、基板部310aと前記基板部310aの一方の主面に設けられた枠部310b、310cによって構成されている。
前記容器体310は、基板部310aの一方の主面と枠部310b、310cによって第1の凹部空間311が形成され、基板部110aの一方の主面と枠部310bによって第2の凹部空間315が形成されている。
第1の凹部空間内311の枠部310bの主面には、圧電振動素子搭載パッド313が設けられ、圧電振動素子120が搭載されている。この凹部空間311を蓋体130で気密封止する。
容器体の第2の凹部空間315内底面には、集積回路素子搭載パッド316が設けられ、集積回路素子250が搭載されている。
容器体310の基板部310aの他方の主面の4隅には、外部接続用電極端子314が設けられている。
このように本発明の第3の実施形態に係る圧電デバイスを構成しても、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
例えば、前記した本実施形態では、圧電振動素子を構成する圧電材料として水晶を用いた場合を説明したが、他の圧電素材として、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウムまたは、圧電セラミックスを圧電材料として用いた圧電振動素子でも構わない。
また、前記した本実施形態では、枠部にシールリングを用いた場合を説明したが、基板部100aと同様にセラミック材で形成しても構わない。
この場合、枠部の開口側頂面の全周には、環状の封止用導体パターンが形成され、蓋体は、この封止用導体パターン上に配置接合される。
この際の蓋体は、前記容器体の凹部空間を囲繞するように設けられた封止用導体パターンに相対する箇所に封止部材が設けられている。
110、210、310・・・容器体
110a、210a、310a・・・基板部
110b、210b、310b・・・枠部
210c、310c・・・枠部
111、211、311・・・凹部空間(第1の凹部空間)
112、212、312・・・封止用導体膜
113、213、313・・・圧電振動素子搭載パッド
114、214、314・・・外部接続用電極端子
215、315・・・第2の凹部空間
216、316・・・集積回路素子搭載パッド
120・・・圧電振動素子
121・・・水晶素板
122・・・励振用電極
123・・・先端部
130・・・蓋体
140・・・導電性接着剤
250・・・集積回路素子
100、200、300・・・圧電デバイス
KB・・・傾斜部

Claims (1)

  1. 基板部とこの基板部の一方の主面に枠部が設けられて凹部空間が形成された容器体と、
    前記凹部空間内に露出した基板部の一方の主面に設けられた2個一対の圧電振動素子搭載パッドに搭載され、励振用電極が設けられている圧電振動素子と、
    前記凹部空間を気密封止する蓋体と、を備え、
    前記蓋体の凹部空間側に面している主面に、外側縁から内側に向かって傾斜部が設けられていることを特徴とする圧電デバイス。
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