JP2010176471A - 接続機器利用システムおよびその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シンクライアント環境でエミュレーション環境を作成することなく、シンクライアント側のUSB機器を簡単に使用できるようにすることのできる機器接続システムを提供する。
【解決手段】サーバ装置1のユーザ別OS13が、仮想USB・クライアントプログラム15に対してUSB機器37の利用を要求する。仮想USB・クライアントプログラム15は、シンクライアント装置3の仮想USB・サーバプログラム35に対してUSB機器37の利用を要求する。シンクライアント装置3の仮想USB・サーバプログラム35は、USB機器37を利用可能とし、サーバ装置1の仮想USB・クライアントプログラム15からの利用要求を受け付ける。これにより、サーバ装置1のユーザ別OS13が、シンクライアント装置3のUSB機器37を利用することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、シンクライアント環境において、シンクライアント装置側に接続された接続機器を、サーバ装置側で利用させるための接続機器利用システムに関する。
近年、サーバベース方式のシンクライアント環境が普及してきている。このサーバベース方式では、シンクライアント装置のキーボード/マウスから入力された入力情報に基づいてサーバ装置側でアプリケーションの実行処理を行い、その処理結果の画面情報のみをサーバ装置からシンクライアント装置に転送する仕組みになっている。
これにより、シンクライアント装置にアプリケーションを導入する必要がなくなるという利点がある他、シンクライアント装置側にデータを保存することがないために情報漏洩などのセキュリティリスクが低減するという利点が注目されている。
一方、コンピュータの周辺機器としてUSB(Universal Serial Bus)機器が普及している。USB機器を用いると、コンピュータとの接続/非接続を非常に簡単に行うことができる。
ここで、シンクライアント環境においてUSB機器を導入する例について検討する。例えば、シンクライアント側に接続されたUSB機器をサーバ側で利用する場合、エミュレータ環境を双方に作成することにより、サーバの通信ポートをシンクライアントのUSB機器に擬似的に割り当ててUSB機器を利用することができる。この場合、シンクライアントのUSB機器があたかもサーバに接続されているように動作させることができ、シンクライアント環境においてもUSB機器の利便性を享受することができるようになる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−210115号
しかし、上記のようなシンクライアント環境においては、サーバ側がシンクライアント側の各USB機器をハンドリングするためのエミュレータ環境の構築が、サーバおよびシンクライアントの双方に必要となる。例えば、エミュレーションを行うミドルウェアを導入し、サーバとシンクライアントの組合せ毎にポート設定やデバイスドライバのインストール等を行う必要がある。この場合、シンクライアントの数が増大するにつれて作業工数も増大するという問題があった。
また、上記のようなエミュレータ環境はシンクライアント環境と親和性が高いため、シンクライアント環境を提供するベンダーに大きく依存する。このため、シンクライアント側に新たなUSB機器を導入する場合、導入可否の判断がベンダーの対応状況によって左右されるため、時間的・コスト的制約を受けざるを得ないという問題があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するため、シンクライアント環境でエミュレーション環境を作成することなく、シンクライアント側のUSB機器を簡単に使用できるようにすることのできる機器接続システムの提供を目的とする。
(1) この発明の接続機器利用システムは、
サーバベース方式のシンクライアント環境を構成するためのサーバ装置および当該サーバ装置と通信可能なシンクライアント装置を有する接続機器利用システムであって、
前記サーバ装置は、
前記シンクライアント装置に接続された接続機器を利用するために当該サーバ装置をクライアントとして機能させることにより、前記シンクライアント装置に対して前記接続機器の利用要求を行い、前記接続機器を利用可能な接続機器として認識する第1の認識手段と、
前記第1の認識手段において接続機器が認識されたことを受けて、所定のデバイスドライバを取得し、前記接続機器を自己に接続された接続機器として認識する第2の認識手段とを備え、
前記シンクライアント装置は、
前記サーバ装置に利用させるための少なくとも1つの接続機器が接続されており、
当該シンクライアント装置に接続された接続機器を前記サーバ装置に利用させるために当該シンクライアント装置をサーバとして機能させることにより、前記サーバ装置から前記接続機器の利用要求があった場合に、前記接続機器を前記サーバ装置に利用可能とする利用可能化手段を備えたことを特徴とする。
したがって、シンクライアント装置に接続された接続機器をサーバ装置側で利用する際に、サーバ装置およびシンクライアント装置にエミュレーション環境を構築する必要がない。このため、シンクライアント装置のユーザは、任意の接続機器をシンクライアント環境において簡単に使用することができ利便性が向上する。
(2) この発明の接続機器利用システムにおいては、
サーバ装置は、さらに、
第2の認識手段において接続機器が自己に接続された接続機器として認識されたことを受けてレジストリを更新するレジストリ更新手段と、
前記サーバ装置の前記第1の認識手段において接続機器が認識されると、認識された接続機器が接続されているシンクライアント装置の識別IDおよび当該接続機器の機器IDを取得するID取得手段と、
第1のID取得手段において前記識別IDおよび前記機器IDが取得されると、前記サーバ装置上におけるレジストリを監視する監視手段と、
前記レジストリ更新手段において接続機器が認識されることによって更新されたレジストリの更新前後の状態に基づいて、前記識別IDおよび前記機器IDがいずれの認識IDに対応するものであるかを特定する対応ID特定手段を備えたことを特徴とする。
したがって、複数のシンクライアント装置のそれぞれにUSB機器が接続されている場合であっても、サーバ装置は、どのシンクライアント装置のUSB機器かを判断することができる。
(9) この発明の接続機器利用システムは、
サーバ装置および当該サーバ装置と通信可能なシンクライアント装置を用いた接続機器利用システムであって、
前記サーバ装置は、
前記シンクライアント装置に接続された接続機器を利用するために当該サーバ装置をクライアントとして機能させることにより、前記シンクライアント装置に対して前記接続機器の利用要求を行う利用要求手段を備え、
前記シンクライアント装置は、
前記サーバ装置に利用させるための少なくとも1つの接続機器に接続されており、
当該シンクライアント装置に接続された接続機器を前記サーバ装置に利用させるために当該シンクライアント装置をサーバとして機能させることにより、前記サーバ装置から前記接続機器の利用要求があった場合に、前記サーバ装置からの前記利用要求に応答する利用可能化手段を備えたことを特徴とする。
したがって、シンクライアント装置に接続された接続機器をサーバ装置側で利用する際に、サーバ装置およびシンクライアント装置にエミュレーション環境を構築する必要がない。このため、シンクライアント装置のユーザは、任意の接続機器をシンクライアント環境において簡単に使用することができ利便性が向上する。
[請求項の用語]
(1) サーバ装置の第1の認識手段または利用要求手段は、実施形態においては、図6のステップS623およびS625の機能がこれに該当する。第2の認識手段は、実施形態においては、図6のステップS631の機能がこれに該当する。シンクライアント装置の利用可能化手段は、実施形態においては、図6のステップS601、603SおよびS607の機能がこれに該当する。
(2) サーバ装置のレジストリ更新手段は、実施形態においては、図6のステップS633の機能がこれに該当する。サーバ装置のID取得手段は、実施形態においては、図6のステップS627の機能がこれに該当する。サーバ装置の監視手段は、実施形態においては、図6のステップS629およびS635の機能がこれに該当する。サーバ装置の対応ID特定手段は、実施形態においては、図6のステップS637の機能がこれに該当する。
(3) 「プログラム」とは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソース形式のプログラム、圧縮処理がされたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
接続機器利用システムの概念図である。 接続機器利用システムの利用時の概念図である。 接続機器利用システムの機能ブロック図である。 サーバ装置のハードウェア構成図である。 シンクライアント装置のハードウェア構成図である。 サーバ装置とシンクライアント装置で実行されるプログラムの関係図である。 接続機器利用システムの処理フローチャートである。 デバイスインスタンスIDおよびデバイスIDの特定処理の過程を示す図である。
1.第1の実施形態
(1) 概要
図1に本発明の概念図を示す。サーバ装置1とシンクライアント装置3とから構成されるシンクライアント環境において、シンクライアント装置3のシンクライアント環境・クライアントプログラム31は、サーバ装置1側でユーザ別OS13を実行させる。これを受けて、サーバ装置1のシンクライアント環境サーバプログラム11は、実行結果の画面情報33のみをシンクライアント装置3に返す。
サーバ装置1のユーザ別OS13がシンクライアント装置3に接続されたUSB機器37を利用する場合を考える。この場合、サーバ装置1のユーザ別OS13が、仮想USB・クライアントプログラム15に対してUSB機器37の利用を要求する。これを受けてサーバ装置1の仮想USB・クライアントプログラム15は、シンクライアント装置3の仮想USB・サーバプログラム35に対してUSB機器37の利用を要求する。
このとき、シンクライアント装置3の仮想USB・サーバプログラム35は、USB機器37を利用可能とし、サーバ装置1の仮想USB・クライアントプログラム15からの利用要求を受け付ける。
これにより、サーバ装置1のユーザ別OS13が、シンクライアント装置3のUSB機器37を利用することができる。つまり、サーバ装置1のシンクライアント環境・サーバプログラム11において実行されるユーザ別OS13から仮想USB・クライアントプログラム15および仮想USB・サーバプログラム35を介してUSB機器37にアクセスするため、サーバ装置1は、エミュレータ環境を経由することなくUSB機器37を利用することができる。
また、図1aに示すように、1つのサーバ装置1に3つのシンクライアント装置a〜cが接続されてシンクライアント環境が構築されている場合、マルチユーザに対応するサーバ装置1では、各シンクライアント装置のための処理がマルチスレッドとして実行されている。
サーバ装置1の各シンクライアント装置のための処理においては、ユーザ別OS13の他、仮想USB・クライアントプログラムが実行されており、各シンクライアント装置a〜cにおいては、仮想USB・サーバプログラムが実行されていることから、各シンクライアント装置は、別のシンクライアント装置に接続されたUSB機器を簡単に利用することができる。
(2) 機能ブロック図
図2に、本発明にかかる接続機器利用システムの機能ブロック図を示す。この図において、サーバ装置1は、第1の認識手段201、レジストリ更新手段203、ID取得手段205、監視手段207、対応ID特定手段209、第2の認識手段211、レジストリ記録部213およびシンクライアント環境・サーバプログラム215を備えている。シンクライアント装置3は、利用可能化手段221、接続機器225a〜225cおよびシンクライアント環境・クライアントプログラム、ディスプレイ229およびキーボード/マウス231を備えている。
サーバ装置1の第1の認識手段201は、シンクライアント装置3に接続された接続機器225a〜225cを利用するために当該サーバ装置1をクライアントとして機能させることにより、前記シンクライアント装置3に対して前記接続機器の利用要求を行い、前記接続機器を利用可能な接続機器として認識するためのものである。例えば、接続機器が接続されているシンクライアント装置3のネットワーク上のコンピュータ名に基づいてシンクライアント名を認識するとともに、接続機器に記録されているシリアル番号に基づいてデバイスIDを認識する。
第2の認識手段211は、前記第1の認識手段において接続機器が認識されたことを受けて、デバイスドライバ212を読み込み、前記接続機器を自己に接続された接続機器として認識するためのものである。例えば、接続機器のデバイスドライバをインストールした時に生成されるデバイスインスタンスIDを認識する。
レジストリ更新手段203は、前記第2の認識手段において接続機器が自己に接続された接続機器として認識されたことを受けてレジストリ記録部213を更新するためのものである。レジストリ記録部213は、認識した接続機器に関する情報(デバイスインスタンスID等)を記録するためのものである。
ID取得手段205は、サーバ装置の前記第1の認識手段において接続機器が認識されると、認識された接続機器が接続されているシンクライアント装置3の識別IDおよび当該接続機器の機器IDを取得するためのものである。例えば、シンクライアント名を識別IDとして、デバイスIDを機器IDとして取得する。
監視手段207は、前記第1のID取得手段において前記識別IDおよび前記機器IDが取得されると、前記サーバ装置上におけるレジストリを監視するためのものである。対応ID特定手段209は、前記サーバ装置の前記レジストリ更新手段203において接続機器が認識されることによって更新されたレジストリの更新前後の状態に基づいて、前記識別IDおよび前記機器IDがいずれの認識IDに対応するものであるかを特定するためのものである。例えば、シンクライアント名(識別ID)およびデバイスID(機器ID)が、いずれのデバイスインスタンスIDに対応するものであるかを特定する。
シンクライアント環境・サーバプログラム215は、上記において認識した接続機器を利用することのできる、サーバベース方式のシンクライアント環境を構成するためのものである。
シンクライアント装置3の利用可能化手段221は、当該シンクライアント装置に接続された接続機器を前記サーバ装置に利用させるために当該シンクライアント装置をサーバとして機能させることにより、前記サーバ装置から前記接続機器の利用要求があった場合に、前記接続機器を利用可能とするとともに、前記サーバ装置からの前記利用要求に応答して、前記接続機器を前記サーバ装置に利用可能とするためのものである。
シンクライアント環境・クライアントプログラムは、ディスプレイ229およびキーボード/マウス231を用いて、サーバベース方式のシンクライアント環境を構成するためのものである。
(3) ハードウェア構成
(3-1) サーバ装置
図2に示したサーバ装置1を構成する装置をCPUを用いて実現したハードウェア構成の一例を、図3に示す。なお、本実施形態においては、サーバ装置1を1つのコンピュータ装置で構成する例について説明する。
図3に示すように、上記コンピュータ装置は、ディスプレイ301、CPU303、メモリ305、キーボード/マウス307、ハードディスク309、CD/DVD−ROMドライブ311および通信回路315を備えている。
ハードディスク309は、ユーザ別OS13を実現可能なOS(オペレーティングシステム、例えば、Windows Server 商標)。)3090の他、シンクライアント環境・サーバプログラム11、仮想USB・クライアントプログラム15、仮想USB・制御プログラム3091およびレジストリ3099を記憶する。ここで、シンクライアント環境・サーバプログラム11、仮想USB・クライアントプログラム15および仮想USB・制御プログラム3091は、CD/DVD−ROM311を介してCDまたはDVD312等に記録されたデータを読み出してインストールされたものである。なお、上記インストールは、通信回路315を用いてネットワーク等からダウンロードしたデータを使用して行うようにしてもよい。
サーバ装置1を構成する第1の認識手段201およびID取得手段205は、仮想USB・クライアントプログラム15によって実現される。レジストリ更新手段203および第2の認識手段211は、オペレーティングシステムによって実現される。監視手段207および対応ID特定手段209は、仮想USB・制御プログラム3091によって実現される。
(3-2) シンクライアント装置
図2に示したシンクライアント装置3を構成する装置をCPUを用いて実現したハードウェア構成の一例を、図4に示す。
図4に示すように、上記コンピュータ装置は、ディスプレイ401、CPU403、メモリ405、キーボード/マウス407、ハードディスク409、CD/DVD−ROMドライブ411、通信回路415、USBプリンタ417、USBスキャナ419およびUSBカードリーダ421を備えている。
ハードディスク409は、オペレーティングシステム(図示しない)の他、シンクライアント環境・クライアントプログラム31および仮想USB・サーバプログラム35を記憶する。ここで、シンクライアント環境・クライアントプログラム31および仮想USB・サーバプログラム35は、CD/DVD−ROM411を介してCDまたはDVD412等に記録されたデータを読み出してインストールされたものである。なお、上記インストールは、通信回路415を用いてネットワーク等からダウンロードしたデータを使用して行うようにしてもよい。
シンクライアント装置3を構成する利用可能化手段221は、仮想USB・サーバプログラム35によって実現される。
(4) 処理詳細
(4-1) シンクライアント環境の構築
図5、図6および図7を用いて、図1aに示したシンクライアントaが、サーバ装置1とシンクライアント環境を構築する例について説明する。
なお、シンクライアント装置aにおけるシンクライアント環境・クライアントプログラム31および仮想USB・サーバプログラム35は、それぞれ実行中とする。また、サーバ装置1におけるシンクライアント環境・サーバプログラム11、仮想USB・クライアントプログラム15、仮想USB・クライアントプログラム15・制御プログラム3091およびユーザ別OS13は、それぞれ実行中とする。また、シンクライアント装置a〜cとサーバ装置1は、ネットワーク上では物理的に接続可能な状態であり、お互いのコンピュータ名を認識しているものとする。
シンクライアント装置aを使用するユーザが所望のUSB機器であるプリンタを、シンクライアント装置aのUSBポートにUSBケーブルを用いて接続すると、仮想USB・サーバプログラム35を実行するCPU403は、接続されたUSB機器であるプリンタを認識し(ステップS601)、認識したプリンタを共有可能に設定する(ステップS603)。これにより、USB機器であるプリンタがサーバ装置1からアクセス可能となる。
シンクライアント環境・クライアントプログラム31を実行するCPU403は、シンクライアント装置aのディスプレイ401に、サーバ装置1に接続するためのログイン画面を表示している。ログイン画面においてユーザからのユーザIDおよびパスワードの入力を受けると、CPU403は、サーバ装置1にログインする処理を行う(ステップS605)。
これを受けて、シンクライアント環境・サーバプログラム11を実行するサーバ装置1のCPU303は、シンクライアント装置aのログイン処理を実行する(ステップS621)。ログイン処理においては、入力されたユーザIDおよびパスワードが予め登録されているものと合致するか否かを認証する。
ログイン処理において、ユーザIDおよびパスワードの認証に問題がなければ、仮想USB・クライアントプログラム15を実行するサーバ装置1のCPU303は、シンクライアント装置aにおいて共有化されているUSB機器の利用を要求する(ステップS623)。
これを受けて、仮想USB・サーバプログラム35を実行するシンクライアント装置aのCPU403は、予め共有化しているUSB機器であるプリンタをサーバ装置1が利用することを無条件に許可する(ステップS607)。なお、この許可は、サーバ装置1の認証の結果を条件にして行うようにしてもよい。例えば、特定のユーザにのみプリンタの使用許可を与えたい場合には、認証の結果にプリンタの使用許可を含めておき、これに基づいてプリンタの利用許可をしてもよい。
USB機器であるプリンタの利用許可を受けて、サーバ装置1のCPU303は、上記プリンタを接続デバイスとして認識する(ステップS625)。
これを受けて、仮想USB・制御プログラム3091を実行するCPU303は、上記において認識したUSB機器であるプリンタのデバイスIDおよび、接続されているシンクライアント装置aのIDを取得する(ステップS627)。例えば、プリンタのデバイスID「プリンタ01」と、シンクライアント装置のID「シンクライアントa」を取得する。
続いて、仮想USB・制御プログラム3091を実行するCPU303は、レジストリを参照してデバイスインスタンスIDの一覧を取得する(ステップS629)。例えば、レジストリに記録されているエントリの中からUSBデバイスに関するデバイスインスタンスIDをすべて取得して一覧を生成する。
図7のAに、この場合に取得するデバイスインスタンスID一覧の例を示す。なお、シンクライアント装置aがログインした直後においては、USB機器が1つも接続されていないため、デバイスインスタンスIDは存在しない。
次に、仮想USB・クライアントプログラム15を実行するCPU303は、上記において認識したUSB機器であるプリンタを、ユーザ別OS13が認識できるデバイスとして擬似的に接続する(ステップS631)。これにより、例えば、サーバ装置1からみて、通常のコンピュータ装置にUSB機器が接続された場合と同じ状態となる。
USB機器であるプリンタが擬似的に接続されると、サーバ装置1のユーザ別OSを実行するCPU303は、デバイス認識処理を実行してデバイスインスタンスIDを生成する(ステップS633)。例えば、USB機器が接続されたことを認識すると、プラグアンドプレイ機能により、当該USB機器に必要なデバイスドライバを検索してこれをインストールする。インストールが完了すると、接続されたUSB機器に対応するデバイスインスタンスID「USB#01」を生成し、これをレジストリに記録する。これにより、ユーザ別OS側からUSB機器であるプリンタを認識することができるようになる。
続いて、仮想USB・制御プログラム3091を実行するCPU303は、レジストリを参照してデバイスインスタンスIDの一覧を再取得する(ステップS635)。図7のBに、この場合に取得するデバイスインスタンスID一覧の例を示す。この図においては、上記において生成したデバイスインスタンスID「USB#01」が記録されている。
次に、CPU303は、上記ステップS629およびS635において取得したレジストリのデバイスインスタンスID一覧をそれぞれ比較して、今回接続されたUSB機器のデバイスインスタンスIDと、これに対応するデバイスIDを特定する(ステップS637)。例えば、追加されたデバイスインスタンスIDは「USB#01」であることにより、これに対応するデバイスIDは、上記ステップS627において取得した「プリンタ01」であると特定する。
さらに、CPU303は、特定したデバイスインスタンスIDとデバイスIDをメモリ305またはハードディスク309に記録する。図7のCに、この記録の例を示す。この図においては、デバイスインスタンスID「USB#01」およびデバイスID「プリンタ01」の他に、上記ステップS627において取得したシンクライアントID「シンクライアントa」とデバイス名「シンクライアントaのプリンタ」がそれぞれ記録される。
これにより、シンクライアント装置aのための処理を実行するサーバ装置1が、ユーザ別OSによって認識したUSB機器と、仮想USB・クライアントプログラムによって認識したUSB機器とを特定して、これらを対応付けることができる。
なお、デバイス名は、デバイスIDとシンクライアントIDから生成するようにしている。図7のDに示すように、デバイス名を「シンクライアントaのプリンタ」としている。例えば、レジストリのDescriptionキーを変更して、ユーザ別OSにおける認識デバイス名を「シンクライアントaのプリンタ」とすることにより、ユーザは、デバイス名に基づいてUSB機器がいずれのシンクライアント装置に接続されているかを認識することができる。
(4-2) USB機器の追加接続
次に、図1aに示したシンクライアント装置aが、シンクライアント装置bに接続されたUSB機器であるスキャナを利用可能にする例について説明する。
図1aに示すように、シンクライアント装置bにおいては、シンクライアント装置aとは異なるシンクライアント環境が、サーバ装置1との間において構築されている。この場合シンクライアント装置bでは、上述したシンクライアント装置aと同様に仮想USB・サーバプログラムが実行されている。
このため、サーバ装置1で実行される各シンクライアント環境を構築する処理において、シンクライアント装置bのUSB機器が利用可能である。すなわち、シンクライアント装置aの処理を実行するサーバ装置1からシンクライアント装置bに接続されたUSB機器であるスキャナが利用可能である。これにより、シンクライアント装置aのユーザは、シンクライアント装置bに接続されたUSB機器であるスキャナを、シンクライアント装置aにおいて利用可能となる。
このような場合において、シンクライアント装置aのための処理を実行するサーバ装置1が、ユーザ別OSによって認識したUSB機器と、仮想USB・クライアントプログラムによって認識したUSB機器とをどのように特定してこれらを対応付けるかについて説明する。
なお、シンクライアント装置aおよびシンクライアント装置bにおけるシンクライアント環境・クライアントプログラム31および仮想USB・サーバプログラム35は、それぞれ実行中とする。また、サーバ装置1におけるシンクライアント環境・サーバプログラム11、仮想USB・クライアントプログラム15、仮想USB・クライアントプログラム15・制御プログラム3091およびユーザ別OSは、シンクライアント装置aおよびシンクライアント装置bごとにそれぞれ実行中とする。
シンクライアント装置bにUSB機器であるスキャナが接続されると、上述したようにステップS601、S603によってUSB機器であるスキャナが共有化される。
一方、シンクライアント装置aのための処理として、仮想USB・クライアントプログラム15を実行するサーバ装置1のCPU303は、シンクライアント装置bにおいて共有化されているUSB機器を発見してシンクライアントbにUSB機器の利用を要求する(ステップS623)。
これを受けて、仮想USB・サーバプログラム35を実行するシンクライアント装置bのCPU403は、予め共有化しているUSB機器であるスキャナをサーバ装置1が利用することを許可する(ステップS607)。なお、この許可は、サーバ装置1の認証がなされたことを前提に行うようにしてもよい。
USB機器であるスキャナの利用許可を受けて、サーバ装置1のCPU303は、上記スキャナを接続デバイスとして認識する(ステップS625)。
これを受けて、仮想USB・制御プログラム3091を実行するCPU303は、上記において認識したUSB機器であるスキャナのデバイスIDおよび、接続されているシンクライアント装置bのIDを取得する(ステップS627)。例えば、スキャナのデバイスID「スキャナ01」と、シンクライアント装置のID「シンクライアントb」を取得する。
続いて、仮想USB・制御プログラム3091を実行するCPU303は、レジストリを参照してデバイスインスタンスIDの一覧を取得する(ステップS629)。例えば、レジストリに記録されているエントリの中からUSBデバイスに関するデバイスインスタンスIDをすべて取得して一覧を生成する。
図7のDに、この場合に取得するデバイスインスタンスID一覧の例を示す。なお、シンクライアント装置aには、上述した処理によってプリンタが接続されているため、デバイスインスタンスIDは1つだけ存在する。
次に、仮想USB・クライアントプログラム15を実行するCPU303は、上記において認識したUSB機器であるスキャナを、ユーザ別OSが認識できるデバイスとして接続する(ステップS631)。これにより、例えば、通常のコンピュータ装置にUSB機器が接続された場合と同じ状態となる。
USB機器であるスキャナを認識すると、サーバ装置1のユーザ別OSを実行するCPU303は、デバイス認識処理を実行してデバイスインスタンスIDを生成する(ステップS633)。
続いて、仮想USB・制御プログラム3091を実行するCPU303は、レジストリを参照してデバイスインスタンスIDの一覧を再取得する(ステップS635)。図7のEに、この場合に取得するデバイスインスタンスID一覧の例を示す。この図においては、上記において生成したデバイスインスタンスID「USB#01」および「USB#02」が記録されている。
次に、CPU303は、上記ステップS629およびS635において取得したレジストリのデバイスインスタンスID一覧をそれぞれ比較して、今回接続されたUSB機器のデバイスインスタンスIDと、これに対応するデバイスIDを特定する(ステップS637)。例えば、追加されたデバイスインスタンスIDは「USB#02」であることにより、これに対応するデバイスIDは、上記ステップS627において取得した「スキャナ01」であると特定する。
さらに、CPU303は、特定したデバイスインスタンスIDとデバイスIDをメモリ305またはハードディスク309に記録する。図7のFに、この記録の例を示す。この図においては、デバイスインスタンスID「USB#02」およびデバイスID「スキャナ01」の他に、上記ステップS627において取得したシンクライアントID「シンクライアントb」とデバイス名「シンクライアントbのスキャナ」がそれぞれ記録される。
また、シンクライアント装置cにおいてUSB機器であるプリンタが接続されている場合には、シンクライアント装置aの処理を実行するサーバ装置1においては、上記処理により図7のGに示すようにデバイスが認識されることになる。
これにより、サーバ装置1では仮想USB・クライアントプログラム15が認識したUSB機器とユーザ別OSが認識したUSB機器を特定することができる。このため、複数のUSB機器が接続された場合であっても、各機器がどのシンクライアント装置に接続されているかを判別することができる。
(5) まとめ
以上のように、シンクライアント装置3の仮想USB・サーバプログラム35がUSB機器を利用可能とし、サーバ装置1の仮想USB・クライアントプログラム15からの利用要求を受け付けることにより、サーバ装置1のユーザ別OS13が、シンクライアント装置3のUSB機器37を利用することができる。このため、シンクライアント装置3のユーザは、エミュレータ環境を経由することなくUSB機器をシンクライアント環境で利用することができる。
また、USB機器の認識過程においてレジストリを監視することにより、認識したUSB機器がシンクライアント環境におけるどのシンクライアント装置に接続されたものであるかを簡単に特定することができる。これにより、シンクライアント装置のユーザは、他のシンクライアント装置のUSB機器を容易に利用することができる。
さらに、サーバ装置1側にUSB機器を認識させるため、サーバ装置1側に認識させるUSB機器のデバイスドライバが存在すれば、エミュレータ環境の場合のようにシンクライアント装置3側にデバイスドライバを記録しておく必要がない。これにより、サーバ管理者は、各シンクライアント装置3にデバイスドライバをインストールする必要がなくなり、新たなUSB機器を簡単に導入することができる。
2.その他の実施形態
(1) 上記実施形態においては、図1および図1aに示したように1つのサーバ装置1しか表示していないが、複数のサーバ装置を用いて本発明のシステムを構築するようにしてもよい。なお、この場合、サーバ装置を振り分けるためのロードバランサを導入すればよい。
(2) 上記実施形態においては、ログイン処理でユーザIDとパスワードによってユーザ認証を行うようにしているが、ユーザ認証時においてユーザが使用できるシンクライアント装置やUSB機器の種類(例えばプリンタ等)を制限するようにしてもよい。なお、この場合、ユーザごとに使用できるUSB機器等を記録したデバイス制御データベースを導入すればよい。
(3) 上記実施形態においては、サーバ装置1内にデバイスドライバ212を記録しておき、これを参照してUSB機器の認識処理を実行するようにしたが、デバイスドライバ212は他の装置に記録したものを用いてもよい。
(4) 上記実施形態においては、USB機器としてプリンタおよびスキャナを例にして説明したが、他のUSB機器を用いることも当然ながら可能である。例えば、指紋認証機器、メモリ機器またはハードディスク機器等がこれに該当する。これらの機器をシンクライアント装置に接続した場合、サーバ装置1側にデバイスドライバが存在する限り、ユーザはシンクライアント装置側で所望の機器を利用することができる。これにより、セキュアな状態を保持できるシンクライアント環境においてUSB機器の利便性が向上する。
(5) 上記実施形態においては、図1に示す各機能を実現する為に、CPUを用いソフトウェアによってこれを実現している。しかし、その一部もしくは全てを、ロジック回路等のハードウェアによって実現してもよい。なお、プログラムの一部の処理をさらに、オペレーティングシステム(OS)にさせるようにしてもよい。
1:サーバ装置
3:シンクライアント装置

Claims (10)

  1. サーバベース方式のシンクライアント環境を構成するためのサーバ装置および当該サーバ装置と通信可能なシンクライアント装置を有する接続機器利用システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記シンクライアント装置に接続された接続機器を利用するために当該サーバ装置をクライアントとして機能させることにより、前記シンクライアント装置に対して前記接続機器の利用要求を行い、前記接続機器を利用可能な接続機器として認識する第1の認識手段と、
    前記第1の認識手段において接続機器が認識されたことを受けて、所定のデバイスドライバを取得し、前記接続機器を自己に接続された接続機器として認識する第2の認識手段とを備え、
    前記シンクライアント装置は、
    前記サーバ装置に利用させるための少なくとも1つの接続機器が接続されており、
    当該シンクライアント装置に接続された接続機器を前記サーバ装置に利用させるために当該シンクライアント装置をサーバとして機能させることにより、前記サーバ装置から前記接続機器の利用要求があった場合に、前記接続機器を前記サーバ装置に利用可能とする利用可能化手段を備えたこと
    を特徴とする接続機器利用システム。
  2. 請求項1の接続機器利用システムにおいて、
    前記サーバ装置は、さらに、
    前記第2の認識手段において接続機器が自己に接続された接続機器として認識されたことを受けてレジストリを更新するレジストリ更新手段と、
    前記サーバ装置の前記第1の認識手段において接続機器が認識されると、認識された接続機器が接続されているシンクライアント装置の識別IDおよび当該接続機器の機器IDを取得するID取得手段と、
    前記第1のID取得手段において前記識別IDおよび前記機器IDが取得されると、前記サーバ装置上におけるレジストリを監視する監視手段と、
    前記レジストリ更新手段において接続機器が認識されることによって更新されたレジストリの更新前後の状態に基づいて、前記識別IDおよび前記機器IDがいずれの認識IDに対応するものであるかを特定する対応ID特定手段を備えたこと
    を特徴とする接続機器利用システム。
  3. シンクライアント装置と通信可能に設けられ、サーバベース方式のシンクライアント環境を構成するためのサーバ装置であって、
    前記シンクライアント装置に接続された接続機器を利用するために当該サーバ装置をクライアントとして機能させることにより、前記シンクライアント装置に対して前記接続機器の利用要求を行い、前記接続機器を利用可能な接続機器として認識する第1の認識手段と、
    前記第1の認識手段において接続機器が認識されたことを受けて、所定のデバイスドライバを取得し、前記接続機器を自己に接続された接続機器として認識する第2の認識手段とを備えたこと、
    を特徴とするサーバ装置。
  4. シンクライアント装置と通信可能に設けられ、サーバベース方式のシンクライアント環境を構成するためのサーバ装置を、コンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、コンピュータに以下の手段を構成させることを特徴とするプログラム:
    前記シンクライアント装置に接続された接続機器を利用するために当該サーバ装置をクライアントとして機能させることにより、前記シンクライアント装置に対して前記接続機器の利用要求を行い、前記接続機器を利用可能な接続機器として認識する第1の認識手段と、
    前記第1の認識手段において接続機器が認識されたことを受けて、所定のデバイスドライバを取得し、前記接続機器を自己に接続された接続機器として認識する第2の認識手段。
  5. サーバ装置と通信可能に設けられ、サーバベース方式のシンクライアント環境を構成するためのシンクライアント装置であって、
    当該シンクライアント装置に接続された接続機器を前記サーバ装置に利用させるために当該シンクライアント装置をサーバとして機能させることにより、前記サーバ装置から前記接続機器の利用要求があった場合に、前記接続機器を前記サーバ装置に利用可能とする利用可能化手段を備えたこと
    を特徴とするシンクライアント装置。
  6. サーバ装置と通信可能に設けられ、サーバベース方式のシンクライアント環境を構成するためのシンクライアント装置であって、前記サーバ装置に利用させるための少なくとも1つの接続機器が接続されており、前記接続機器を制御するためのデバイスドライバを記憶する記憶部を備えたシンクライアント装置を、コンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、コンピュータに以下の手段を構成させることを特徴とするプログラム:
    当該シンクライアント装置に接続された接続機器を前記サーバ装置に利用させるために当該シンクライアント装置をサーバとして機能させることにより、前記サーバ装置から前記接続機器の利用要求があった場合に、前記接続機器を前記サーバ装置に利用可能とする利用可能化手段。
  7. サーバベース方式のシンクライアント環境を構成するためのサーバ装置および当該サーバ装置と通信可能なシンクライアント装置を有する接続機器利用方法であって、
    前記サーバ装置は、
    前記シンクライアント装置に接続された接続機器を利用するために当該サーバ装置をクライアントとして機能させることにより、前記シンクライアント装置に対して前記接続機器の利用要求を行い、前記接続機器を利用可能な接続機器として認識する第1の認識ステップと、
    前記第1の認識ステップにおいて接続機器が認識されたことを受けて、所定のデバイスドライバを取得し、前記接続機器を自己に接続された接続機器として認識する第2の認識ステップとを実行し、
    前記シンクライアント装置は、
    前記サーバ装置に利用させるための少なくとも1つの接続機器が接続されており、
    当該シンクライアント装置に接続された接続機器を前記サーバ装置に利用させるために当該シンクライアント装置をサーバとして機能させることにより、前記サーバ装置から前記接続機器の利用要求があった場合に、前記接続機器を前記サーバ装置に利用可能とする利用可能化ステップを実行すること
    を特徴とする接続機器利用システム。
  8. 請求項7の接続機器利用方法において、
    前記サーバ装置は、さらに、
    前記第2の認識ステップにおいて接続機器が自己に接続された接続機器として認識されたことを受けてレジストリを更新するレジストリ更新ステップと、
    前記サーバ装置の前記第1の認識ステップにおいて接続機器が認識されると、認識された接続機器が接続されているシンクライアント装置の識別IDおよび当該接続機器の機器IDを取得するID取得ステップと、
    前記第1のID取得ステップにおいて前記識別IDおよび前記機器IDが取得されると、前記サーバ装置上におけるレジストリを監視する監視ステップと、
    前記レジストリ更新ステップにおいて接続機器が認識されることによって更新されたレジストリの更新前後の状態に基づいて、前記識別IDおよび前記機器IDがいずれの認識IDに対応するものであるかを特定する対応ID特定ステップを実行すること
    を特徴とする接続機器利用方法。
  9. サーバ装置および当該サーバ装置と通信可能なシンクライアント装置を用いた接続機器利用システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記シンクライアント装置に接続された接続機器を利用するために当該サーバ装置をクライアントとして機能させることにより、前記シンクライアント装置に対して前記接続機器の利用要求を行う利用要求手段を備え、
    前記シンクライアント装置は、
    前記サーバ装置に利用させるための少なくとも1つの接続機器に接続されており、
    当該シンクライアント装置に接続された接続機器を前記サーバ装置に利用させるために当該シンクライアント装置をサーバとして機能させることにより、前記サーバ装置から前記接続機器の利用要求があった場合に、前記サーバ装置からの前記利用要求に応答する利用可能化手段を備えたこと
    を特徴とする接続機器利用システム。
  10. サーバ装置および当該サーバ装置と通信可能なシンクライアント装置を用いた接続機器利用方法であって、
    前記サーバ装置は、
    前記シンクライアント装置に接続された接続機器を利用するために当該サーバ装置をクライアントとして機能させることにより、前記シンクライアント装置に対して前記接続機器の利用要求を行う利用要求ステップを実行し、
    前記シンクライアント装置は、
    前記サーバ装置に利用させるための少なくとも1つの接続機器と、
    当該シンクライアント装置に接続された接続機器を前記サーバ装置に利用させるために当該シンクライアント装置をサーバとして機能させることにより、前記サーバ装置から前記接続機器の利用要求があった場合に、前記サーバ装置からの前記利用要求に応答する利用要求応答ステップを実行すること
    を特徴とする接続機器利用方法。
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