JP2010175390A - 温度センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】外気温の影響を抑えて、被測定物の温度を精度よく検出する。
【解決手段】被測定物の表面に密着させられ、被測定物の表面温度を検出して電気信号に変換する温度検出部3と、該温度検出部3に接続され、温度検出部3により変換された電気信号を伝送するリード線4a,4bと、温度検出部3および一部のリード線4aを被覆して被測定物との間に挟む断熱材料からなるパッド部5とを備え、該パッド部5と被測定物との間に配置されるリード線4aが、温度検出部3とパッド部5の端縁とを結ぶ直線距離より長い経路を辿るように湾曲して配置されている温度センサ1を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、温度センサに関するものである。
従来、輸液バッグ等の柔軟な樹脂バッグに貯留されたリンゲル液等の液体を37℃±3℃の使用温度に維持するために、リード線の先端の検出部を樹脂バッグの表面に密着させて、液体の温度を測定する温度センサが知られている(例えば、非特許文献1参照。)。
"サーミスタプローブ"、[online]、日機装サーモ、[2009年1月9日検索]、インターネット〈http://www.nktherm.com/products/tm_probes/400_700series.html〉
しかしながら、非特許文献1の温度センサは、検出部を樹脂バッグの表面に密着させるので、樹脂バッグを介して伝導してくる液体の熱を検出部によって検出することができる反面、検出部に接続されているリード線を介して外気温の影響を受けてしまうという不都合がある。すなわち、リード線を介して外気の熱が伝導してくるので、外気温が液体の温度と異なれば異なるほど、検出部により検出される温度が外気温の影響を受けて、精度が低下してしまうという不都合がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、外気温の影響を抑えて、被測定物の温度を精度よく検出することができる温度センサを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、被測定物の表面に密着させられ、被測定物の表面温度を検出して電気信号に変換する温度検出部と、該温度検出部に接続され、温度検出部により変換された電気信号を伝送するリード線と、前記温度検出部および前記リード線の一部を被覆して前記被測定物との間に挟む断熱材料からなるパッド部とを備え、該パッド部と前記被測定物との間に配置されるリード線が、前記温度検出部と前記パッド部の端縁とを結ぶ直線距離より長い経路を辿るように湾曲して配置されている温度センサを提供する。
本発明によれば、パッド部に覆われた温度検出部およびそれに接続するリード線の一部が、パッド部によって被測定物の表面に密着させられるので、温度検出部のみならず、リード線の一部も被測定物の熱によって加温される。温度検出部に近い部分のリード線が温度検出部とほぼ同等の温度状態に配置されるので、外気温の影響を低減することができる。
一方、パッド部の端縁から外側に配置されるリード線は外気温によって冷却または加温される。被測定物の温度と外気温のとの温度差が大きい場合、パッド部によって覆われている部分のリード線の温度は、パッド部の外側に配置されているリード線から伝導してくる外気温の影響を受けて被測定物の温度よりも低下または上昇する。
この場合に、本発明によれば、パッド部に覆われた部分のリード線が、温度検出部とパッド部の端縁とを結ぶ直線距離より長い経路を辿るように湾曲しているので、その分だけ、パッド部に覆われて被測定物に密着しているリード線の長さが長くなる。これにより、温度検出部に接続する部分のリード線の長さ方向に沿う温度勾配を緩やかにすることができ、温度検出部が外気の影響を受け難くすることができる。その結果、被測定物の温度を精度よく測定することができる。
上記発明においては、前記リード線が、前記温度検出部を取り巻くように渦巻き状に配置されていることが好ましい。
このようにすることで、温度検出部を中心として比較的狭い領域に温度検出部に接続する比較的長いリード線の部分を配置して比較的小さいパッド部によって断熱することができる。したがって、温度検出部が受ける外気温の影響を低減して、被測定物の温度測定精度を向上することができる。また、パッド部が小さく構成されるので、樹脂バッグのような柔軟な被測定物にもパッド部に覆われるリード線の全体を密着させることができ、さらに測定精度を向上することができる。
また、上記発明においては、前記リード線が、前記温度検出部から前記パッド部の端縁までの間に蛇行して配置されていてもよい。
このようにすることで、比較的狭い領域に温度検出部に接続する比較的長いリード線の部分を配置して比較的小さいパッド部によって断熱することができる。したがって、温度検出部が受ける外気温の影響を低減して、被測定物の温度測定精度を向上することができる。また、パッド部が小さく構成されるので、樹脂バッグのような柔軟な被測定物にもパッド部に覆われるリード線の全体を密着させることができ、さらに測定精度を向上することができる。
また、上記発明においては、前記温度検出部と前記リード線の一部とがフレキシブル基板上に配置されていてもよい。
このようにすることで、温度検出部と、該温度検出部に接続するリード線の一部をフレキシブル基板によって一体的に構成することができ、製造および取り扱いを容易にすることができる。また、リード線を細く構成でき、応答時間を短くして温度変化を迅速かつ精度よく検出することができる。
本発明によれば、外気温の影響を抑えて、被測定物の温度を精度よく検出することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る温度センサを示す斜視図である。 図1の温度センサによって樹脂バッグに貯留された液体の温度を測定する状態を示す樹脂バッグの正面図である。 (a)図1の温度センサにおけるリード線の長さ方向に沿う温度勾配を、(b)パッド部におけるリード線が直線状に配置されている場合の温度勾配との比較において示すグラフである。 図1の温度センサの第1の変形例を示す斜視図である。 図1の温度センサの第2の変形例を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る温度センサ1について図面を参照して、以下に説明する。
本実施形態に係る温度センサ1は、図2に示されるように、リンゲル液等の液体を貯留した輸液バッグ等の樹脂バッグ(被測定物)2の外面に接触させられて、樹脂バッグ2内の液体の温度を検出する医療用の温度センサ1である。
この温度センサ1は、図1に示されるように、樹脂バッグ2の表面に密着させられて樹脂バッグ2の表面温度を検出する温度検出部3と、該温度検出部3に接続されるリード線4a,4bと、温度検出部3および一部のリード線4aを被覆する断熱材料からなるパッド部5とを備えている。
温度検出部3は、樹脂バッグ2を介して内部の液体から伝導してくる熱を電気信号に変換するようになっている。
リード線4a,4bは、温度検出部3により変換された電気信号を伝送し、外部に配置されている図示しない温度制御装置に接続されている。リード線4aは、温度検出部3に接続された端部から所定の長さ範囲にわたる部分が、温度検出部3を中心として渦巻き状に巻かれた形態で配置されている。
パッド部5は、例えば、ウレタンゴムのような弾性を有する断熱材料からなり、略正方形状に形成された平坦面5aを有し、該平坦面5aに温度検出部3およびリード線4aの渦巻き状部分を配置して、樹脂バッグ2の表面に平坦面5aを押し付けるようになっている。これにより、樹脂バッグ2の表面とパッド部5との間に温度検出部3およびリード線4aの渦巻き状部分6を挟んで、これらを樹脂バッグ2の表面に密着させるとともに、外気に対して断熱するようになっている。
このように構成された本実施形態に係る温度センサ1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係る温度センサ1を用いて樹脂バッグ2内の液体の温度を測定するには、温度検出部3および該温度検出部3に接続されたリード線4aの渦巻き状部分6を平坦面5a上に配置したパッド部5の平坦面5aを、図2に示されるように、樹脂バッグ2の底部近傍の表面に押し付ける。
温度検出部3およびその周囲のリード線4aの渦巻き状部分6は、比較的狭いパッド部5内に配置されているので、樹脂バッグ2のように変形する被測定物に対しても、全体的に密着させることができる。また、パッド部5も弾性を有しているので、樹脂バッグ2の外面の曲面形状に倣って弾性変形して、温度検出部3およびリード線4aの渦巻き状部分6を樹脂バッグ2の表面に密着させることができる。
樹脂バッグ2内の液体の熱は、樹脂バッグ2を厚さ方向に伝導して樹脂バッグ2の外面に到達する。温度検出部3およびそれに接続されたリード線4aの渦巻き部分6は、パッド部5の平坦面5aによって樹脂バッグ2の外面に密着させられているので、樹脂バッグ2内の液体の熱によって加温される。一方、パッド部5は断熱材料によって構成されているので、温度検出部3およびそれに接続されたリード線4aの渦巻き部分6は外気に対して断熱される。
この場合において、温度検出部3はパッド部5のほぼ中央に配置されているので、パッド部5の端縁から最も遠く、外気の影響を受け難い。また、温度検出部3に接続するリード線4aが、温度検出部3の周囲を渦巻き状に周回した後にパッド部5の端縁から外側に延びているので、図1に鎖線で示されるように、温度検出部3からパッド部5の端縁に直線状の経路を辿ってリード線4cが外側に延びる場合と比較して、十分に長い経路を辿ってパッド部5の端縁から外側に延びている。
その結果、パッド部5の外側に配置されている部分のリード線4bが外気温の影響を受けて冷却あるいは加温された場合であっても、パッド部5の端縁から温度検出部3に至るまでのリード線4aの長さが十分に長く確保されているので、外気の熱がリード線4aを経由して温度検出部3に到達し難くすることができる。
このことを、図3を参照して説明する。
図3は、同じ大きさのパッド部5によって温度検出部3を断熱した場合であって、(a)リード線4a,4bがパッド部5内に渦巻き状部分6を有する場合(図中実線で示す。)と、(b)リード線4c,4bが直線状に延びる場合(図中破線で示す。)のリード線4a,4b.4cに沿う温度変化を比較したグラフである。
この図3において、樹脂バッグ2内の液体の温度は37℃、外気温は20℃としている。この図3によれば、いずれの場合においても、リード線4a〜4cの温度は、温度検出部3への接続部近傍において最も高く、温度検出部3から離れるに従って、樹脂バッグ2からの熱によって加温されかつ断熱されたパッド部5内において緩やかに低下し、断熱および加温のないパッド部5の外側において急激に低下している。
この場合において、パッド部5の内側に渦巻き状部分6を有する(a)の場合には、温度検出部3に接続されている部分のリード線4aの温度勾配が、温度検出部3とパッド部5の端縁とを直線距離で結ぶ経路を辿って直線状に配置された(b)の場合のリード線4cの温度勾配と比較して十分に小さくなっている。
したがって、本実施形態に係る温度センサ1によれば、温度検出部3が、リード線4aを介して伝導してくる外気の熱の影響を受け難く、測定結果が外気温によって変動することが抑制されて、樹脂バッグ2内の液体の温度を精度よく検出することができるという利点がある。
なお、本実施形態においては、温度検出部3をパッド部5の略中央に配置し、その周囲にリード線4aを渦巻き状に配置することとしたが、これに代えて、図4に示されるように、温度検出部3からパッド部5の端縁までの間にリード線4aを蛇行させて配置してもよい。このようにすることによっても、温度検出部3に接続するリード線4aの長手方向に沿う温度勾配を十分に緩やかにすることができ、外気温の影響を抑制して検出精度を向上することができる。
また、この蛇行する形態に限らず、パッド部5内に配置されるリード線4aを他の任意の形態で湾曲させることにしてもよい。
また、図5に示されるように、温度検出部3およびそれに接続するリード線4aをフレキシブル基板7のパターンによって構成し、該フレキシブル基板7をパッド部5の平坦面5aに貼り付けることにしてもよい。フレキシブル基板7とすることで、導電線によるリード線4aよりも十分に細いパターンによって渦巻き状部分6および温度検出部3を構成することができる。その結果、温度変化に対する応答性を向上し、温度変化に対する感度を向上することができるという利点がある。また、フレキシブル基板7によって構成することで、操作性を向上して、製造および取り扱いを容易にすることができるという利点もある。
また、本実施形態においては、被測定物として、樹脂バッグ2を例示して説明したが、これに代えて、外気温の影響を受けやすい他の任意の被測定物の温度検出に適用してもよい。
1 温度センサ
2 樹脂バッグ(被測定物)
3 温度検出部
4a,4b,4c リード線
5 パッド部
7 フレキシブル基板

Claims (4)

  1. 被測定物の表面に密着させられ、被測定物の表面温度を検出して電気信号に変換する温度検出部と、
    該温度検出部に接続され、温度検出部により変換された電気信号を伝送するリード線と、
    前記温度検出部および前記リード線の一部を被覆して前記被測定物との間に挟む断熱材料からなるパッド部とを備え、
    該パッド部と前記被測定物との間に配置されるリード線が、前記温度検出部と前記パッド部の端縁とを結ぶ直線距離より長い経路を辿るように湾曲して配置されている温度センサ。
  2. 前記リード線が、前記温度検出部を取り巻くように渦巻き状に配置されている請求項1に記載の温度センサ。
  3. 前記リード線が、前記温度検出部から前記パッド部の端縁までの間に蛇行して配置されている請求項1に記載の温度センサ。
  4. 前記温度検出部と前記リード線の一部とがフレキシブル基板上に配置されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の温度センサ。
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