JP2010171730A - 表示装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】3D画像を表示可能な表示装置において、3D画像が突然現れることによるユーザの心理的ショックを軽減する。
【解決手段】表示手段に表示を行うための画像を選択し、選択された画像が平面画像であるか立体画像であるかを判定する。判定結果が立体画像である場合には、音発生手段、振動発生手段、光発生手段等を用いて、これから表示される画像が立体画像である旨の警告を行った後に選択された画像を表示手段に表示する。
【選択図】 図4

Description

本発明は表示装置及びその制御方法に係り、特に、3D画像が突然現れることによるユーザの心理的ショックを軽減するために、事前に警告を発する表示装置及びその制御方法に関する。
複数の視点画像をもとにした立体画像を表示可能な表示装置が知られている。このような表示装置は、両眼視差のある画像をユーザの左右の目に分離して入力することによって、ユーザに立体視させている。しかしながら、このような装置において2D表示から3D表示に突然切り替わると、ユーザは、突然立体物が近くに出現した錯覚を覚え、驚いてしまう。
特許文献1には、観察者の眼の疲労に応じて表示される立体画像の視差を調整したり、長時間立体画像を表示した際に警告のメッセージを表示したりすることにより、観察者の眼を保護する立体画像表示装置が記載されている。特許文献1の装置によれば、視差を調整することにより立体表示の飛び出し量を少なくすることができるので、3D表示がされたときのユーザの驚きを軽減することが可能となる。
特開2004−207773号公報
しかしながら、視差を調整することでユーザの驚きを軽減すると、本来の3D効果が薄れてしまうとともに、3D画像を加工することで、著作権等の問題が発生することがあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、3D画像が突然現れることによるユーザの心理的ショックを軽減するために、事前に警告を発する表示装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に記載の表示装置は、平面画像及び立体画像を表示手段に表示可能な表示装置において、前記表示手段に表示を行うための画像を選択する選択手段と、前記選択された画像が平面画像であるか立体画像であるかを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果が立体画像である場合に、これから表示される画像が立体画像である旨の警告を行う警告手段と、前記選択された画像を前記表示手段に表示する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、表示手段に表示を行うための画像を選択し、選択された画像が平面画像であるか立体画像であるかを判定し、判定結果が立体画像である場合に、これから表示される画像が立体画像である旨の警告を行った後に選択された画像を表示手段に表示するようにしたので、3D画像が突然現れることによるユーザの心理的ショックを軽減することができる。
請求項2に示すように請求項1に記載の表示装置において、音を発生する音発生手段を備え、前記警告手段は、前記音発生手段に音を発生させることによって警告を行うことを特徴とする。
これにより、適切に警告を行うことができる。
請求項3に示すように請求項1または2に記載の表示装置において、振動を発生する振動発生手段を備え、前記警告手段は、前記振動発生手段に振動を発生させることによって警告を行うことを特徴とする。
これにより、適切に警告を行うことができる。
請求項4に示すように請求項1から3のいずれかに記載の表示装置において、光を発生する光発生手段を備え、前記警告手段は、前記光発生手段に光を発生させることによって警告を行うことを特徴とする。
これにより、適切に警告を行うことができる。
請求項5に示すように請求項1から4のいずれかに記載の表示装置において、前記警告手段は、前記表示手段に警告を表示することを特徴とする。
これにより、適切に警告を行うことができる。
請求項6に示すように請求項5に記載の表示装置において、前記警告手段は、前記表示手段に表示されている画像に重畳させて警告を表示することを特徴とする。
これにより、適切に警告を行うことができる。
請求項7に示すように請求項1から6のいずれかに記載の表示装置において、前記選択手段は、表示を行うための複数の画像を選択し、前記判定手段は、前記複数の画像について判定し、前記警告手段は、前記複数の画像についての判定結果であって、前記表示手段に表示される順番と前記表示手段に表示されている画像の位置とを示した判定結果を該表示手段に表示されている画像に重畳させて表示することを特徴とする。
これにより、適切に警告を行うことができる。
請求項8に示すように請求項1に記載の表示装置において、音を発生する音発生手段、振動を発生する振動発生手段、光を発生する光発生手段、及び表示手段の中から少なくとも1つの手段を選択する手段を備え、前記警告手段は、前記選択された手段を用いて警告を行うことを特徴とする。
これにより、適切に警告を行うことができる。
請求項9に示すように請求項1から8のいずれかに記載の表示装置において、前記警告手段が行う警告の大きさを設定する手段を備えたことを特徴とする。
これにより、適切に警告を行うことができる。
請求項10に示すように請求項1から9のいずれかに記載の表示装置において、前記警告手段が警告を行う時間を設定する手段を備えたことを特徴とする。
これにより、適切に警告を行うことができる。
請求項11に示すように請求項1から10のいずれかに記載の表示装置において、前記警告手段が警告を開始してから前記制御手段が画像を表示するまでの時間を設定する手段を備えたことを特徴とする。
これにより、適切に警告を行うことができる。
前記目的を達成するために請求項12に記載の表示装置の制御方法は、平面画像及び立体画像を表示手段に表示可能な表示装置の制御方法において、前記表示手段に表示を行うための画像を選択する選択工程と、前記選択された画像が平面画像であるか立体画像であるかを判定する判定工程と、前記判定工程の判定結果が立体画像である場合に、これから表示される画像が立体画像である旨の警告を行う警告工程と、前記選択された画像を前記表示手段に表示する制御工程とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、表示手段に表示を行うための画像を選択し、選択された画像が平面画像であるか立体画像であるかを判定し、判定結果が立体画像である場合に、これから表示される画像が立体画像である旨の警告を行った後に選択された画像を表示手段に表示するようにしたので、3D画像が突然現れることによるユーザの心理的ショックを軽減することができる。
本発明によれば、表示手段に表示を行うための画像を選択し、選択された画像が平面画像であるか立体画像であるかを判定し、判定結果が立体画像である場合に、これから表示される画像が立体画像である旨の警告を行った後に選択された画像を表示手段に表示するようにしたので、3D画像が突然現れることによるユーザの心理的ショックを軽減することができる。
図1は、画像表示装置1の電気的構成の一例を示す図である。 図2は、警告設定モードの動作を示すフローチャートである。 図3は、画像再生時における第1の実施の形態の3D警告動作を示すフローチャートである。 図4は、各警告動作を示す図である。 図5は、画面表示による警告動作を示す図である。 図6は、画像再生時における第2の実施の形態の3D警告動作を示すフローチャートである。 図7は、警告画像92を示す図である。 図8は、画像表示機構83に表示された再生画像100と、再生画像100に重畳された警告画像92を示す図である。 図9は、画像表示装置1と発光装置42を示す図である。 図10は、外部オーディオ装置80を用いて複数コマ先の3D警告動作を行う場合のフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
<表示装置の構成>
図1は、画像表示装置1の電気的構成の一例を示す図である。同図に示すように、画像表示装置1は、操作部11、画像データ読み出し部21、3D画像検出部22、3D画像位置記憶部23、画像データベース24、演算処理部31、発光装置42、振動装置53、警告画像発生機構61、外部オーディオ装置80、画像表示機構83等から構成される。
各部は演算処理部31に制御されて動作し、演算処理部31は、操作部11からの入力に基づき所定の制御プログラムを実行することにより、画像表示装置1の各部を制御する。
画像表示装置1は図示しないROMを備えており、ROMには演算処理部31が実行する制御プログラムのほか、制御に必要な各種データ等が記録されている。演算処理部31は、ROMに記録された制御プログラムを図示しないメモリに読み出し、逐次実行することにより、画像表示装置1の各部を制御する。
操作部11は、図示しない電源ボタン、十字キー等を備え、それぞれの操作に応じた信号を演算処理部31に出力する。
画像データベース24は、多数の2D画像(平面画像)データ及び3D画像(立体画像)データが記録された内蔵ハードディスクである。内蔵の記録媒体でなく、半導体メモリカード、可搬型小型ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の着脱可能な記録媒体であってもよい。
画像データ読み出し部21は、演算処理部31に指定された順にしたがって、画像データベース24に記録されている画像データを読み出す。演算処理部31は、撮影日付順や画像サイズ順等の指定、及びこれらの降順、昇順の指定を画像データ読み出し部21に出力する。
3D画像検出部22は、画像データ読み出し部21が読み出した画像データから3D画像を検出する。3D画像位置記憶部23は、3D画像検出部22が検出した3D画像について、画像データ読み出し部21が読み出した複数の画像データの順序内の位置(コマ位置)を記憶する。
画像再生機構81は、画像データ読み出し部21が読み出した画像データを表示用の所定方式の信号(例えば、NTSC方式のカラー複合映像信号)に変換する。画像重畳機構82は、表示を行う画像データに後述する警告画像を重畳する。画像表示機構83は、画像重畳機構82から入力された画像データを表示するモニタであり、3D画像データを立体表示することが可能なレンチキュラーレンズ方式の3Dモニタである。
警告設定記憶部32は、操作部11からの入力に基づいて設定された各種警告の強さ、時間等の設定を記憶する。
警告判定部33は、3D画像検出部22や3D画像位置記憶部23の出力に基づいて、ユーザに対する警告の要・不要を判定する。警告制御部34は、警告判定部33において警告が必要と判定された場合に、警告設定記憶部32に記憶された設定にしたがって、後述する各種警告手段を制御する。
光信号発生機構41は、警告制御部34からの指令に基づいて、警告用の光信号を発生する。この光信号は発光装置42に入力され、発光装置42を発光させる。振動制御機構51は、警告制御部34からの指令に基づいて、警告用の制御信号を発生する。この制御信号は、有線または無線で振動発生機構52に入力され、振動発生機構52は振動装置53を振動させる。
警告画像発生機構61は、警告制御部34からの指令に基づいて、警告画像を生成する。生成した警告画像は、前述した画像重畳機構82に入力される。
オーディオ信号発生機構71は、警告制御部34からの指令に基づいて、警告用のオーディオ信号(音声信号)を発生する。オーディオ信号切替え機構72は、外部オーディオ装置80から入力されたオーディオ信号(例えばスライドショー用のBGM)と、オーディオ信号発生機構71から入力された警告用のオーディオ信号のいずれかを選択し、音響制御機構73に出力する。音響制御機構73は、入力された信号に対してモノーラル/ステレオ/サラウンドを選択し、外部オーディオ装置80に音声を出力する。外部オーディオ装置80は、入力されたオーディオ信号に基づいて音声に変換して出力するスピーカを備えた装置であり、画像表示装置1に内蔵してもよい。
<第1の実施の形態>
画像表示装置1は、3D画像を再生する際に、3D画像が突然現れることによるユーザの心理的ショックを軽減するために事前に警告を発するが、この警告について事前に設定を行うことができる。
この警告の設定について、図2のフローチャートを用いて説明する。
まず、ユーザは、操作部11を操作することにより、画像表示機構83にメインメニューを表示させる(ステップS1)。次に、メインメニューから、警告設定モードを選択する(ステップS2)。
画像表示装置1は、光による警告、振動による警告、音による警告、及び画面表示による警告を行うことが可能となっており、ユーザは、この複数の警告の中から、設定を行おうとする警告を選択する(ステップS3)。演算処理部31は、ステップS3において選択された警告の詳細メニューを画像表示機構83に表示させる(ステップS4)。
ユーザは、操作部11を操作し、画像表示機構83に表示された詳細メニューについて、設定を行う(ステップS5)。例えば、選択した警告の有無、警告の強さ、警告を開始してから3D画像を表示するまでの時間、警告を行っている時間等の条件の設定を行う。詳細メニューには、選択した警告を試行することも可能となっており、警告の試行が選択された場合には(ステップS6)、設定された条件での警告の試行を行う(ステップS7)。ユーザは、実際に警告動作をさせることにより、設定した条件が適切か否かを確認することができる。
さらに、ユーザは、ステップS3に戻って全ての警告の設定を行い、所望の設定が完了したら設定モードを終了する(ステップS8)。演算処理部31は、設定された内容を警告設定記憶部32に記憶させる。
このように、警告によって心理的ショックを受けることがないように、ユーザが自由に設定を行うことが可能となっている。
次に、実際の画像再生時における3D警告動作について説明する。図3は、画像再生時における第1の実施の形態の3D警告動作を示すフローチャートである。第1の実施の形態では、再生する画像について、1枚ずつ判定を行って警告を行う。
まず、ユーザは、操作部11を操作することにより、画像表示機構83にメインメニューを表示させる(ステップS11)。次に、メインメニューから、画像再生モードを選択する(ステップS12)。
画像再生モードは、画像データベース24に記録された画像のうち、予め設定された順序において1枚ずつ、画像表示機構83に画像を表示するモードである。なお、画像データベース24の所定のフォルダに記録された画像だけを表示してもよい。画像の切替えは、ユーザが操作部11を操作して次の画像の再生を選択してもよいし、予め設定された所定時間が経過した場合に自動的に行なってもよい。
ユーザによる操作部11からの指示により、画像再生が開始されると(ステップS13)、まず画像表示機構83の表示を停止する(ステップS14)。ここで、表示の停止とは、画像表示機構83に何も画像を表示しないことを意味する。
画像データ読み出し部21は、画像データベース24から、設定された順序における1枚目の画像を読み出す。3D画像検出部22は、この読み出した画像が3D画像であるか否かを検出する(ステップS15)。演算処理部31は、3D画像検出部22の検出結果に基づいて、読み出した画像が3D画像であるか否かを判定する(ステップS16)。
3D画像であると判定した場合は、警告設定モードで設定した内容に基づいて、次に表示される画像が3D画像である旨の警告動作を行う(ステップS17)。
例えば、ユーザが光での警告を設定した場合には、図4(a)に示すように、発光装置42が発光することにより、ユーザに警告を行う。発光時間や発光を開始してから3D画像を表示するまでの時間、発光強度、点滅動作等については、警告設定記憶部32に記憶された内容に基づいて行う。
ユーザが音声での警告を設定した場合は、図4(b)に示すように、外部オーディオ装置80から音声を出力することにより、ユーザに警告を行う。出力時間や出力を開始してから3D画像を表示するまでの時間、出力音量、出力音声等については、警告設定記憶部32に記憶された内容に基づいて行う。
ユーザが振動での警告を設定した場合は、図4(c)に示すように、振動装置53が振動することにより、ユーザに警告を行う。振動時間や振動を開始してから3D画像を表示するまでの時間、振動強度、振動パターン等については、警告設定記憶部32に記憶された内容に基づいて行う。
なお図4(c)に示した例では、振動装置53は、画像表示装置1とは別体に構成されている。画像表示装置1は、振動装置53に赤外線や無線によって制御信号を送信することにより、振動装置53の振動を制御する。ユーザは振動装置53を身に付けることにより、振動を感じることが可能となる。画像表示装置1がポータブル用である場合には、画像表示装置1全体が振動するように、振動装置53を画像表示装置1の内部に構成してもよい。
ユーザが画面表示による警告を設定した場合は、画像表示機構83に3D警告マーク91を表示することにより、ユーザに警告を行う。3D警告マーク91は、警告画像発生機構61において生成され、画像表示機構83に表示される。3D警告マーク91の表示時間や表示を開始してから3D画像を表示するまでの時間、表示サイズ、表示内容等については、警告設定記憶部32に記憶された内容に基づいて行う。
なお、図5に示すように、ステップS14において表示停止を行わずに、再生表示中の画像(3D画像の前の画像)に3D警告マーク91を重畳表示することにより、ユーザに次の画像が3D画像である旨の警告を行ってもよい。この場合は、警告画像発生機構61において生成された3D警告マーク91は、画像重畳機構82によって再生画像に重畳される。3D警告マーク91の表示時間や表示サイズ、表示内容等については、警告設定記憶部32に記憶された内容に基づいて行う。
もちろん、警告設定モードで行った設定によっては、これらの警告を組み合わせることも可能であり、この場合は、複数の警告動作が同時に行われる。
警告設定記憶部32に記憶された警告時間の経過後、警告を終了し、画像表示機構83に読み出した画像の表示を行う(ステップS18)。また、ステップS16において2D画像であると判定した場合には、警告を行わずに、判定後ただちに画像の表示を行う。
画像の再生表示中に、ユーザが操作部11を操作して次の画像の再生を選択した場合、または予め設定された所定時間が経過すると、次に再生する画像が存在するか否かを判定する(ステップS19)。次に再生する画像が存在する場合には、ステップS14に戻り、現在の画像表示を停止し、同様の処理を繰り返す。最後の画像の再生表示を行うと、次に再生表示する画像が存在しないと判断して画像再生を終了する。
このように、これから再生する画像が3D画像であるか否かを判定し、3D画像である場合にはユーザに対して警告を行うことで、3D画像が突然現れることによるユーザの心理的ショックを軽減することができる。また、警告の種類や大きさをユーザが自由に設定可能とすることで、適切な警告を行うことが可能となる。
また、発光装置42や外部オーディオ装置80を用いることにより一度に多くのユーザに警告することができるという利点があり、振動装置53を用いることにより周りが騒々しい場所においても警告することができるという利点がある。
さらに、発光装置42、振動装置53、及び外部オーディオ装置80を備えていない画像表示装置であっても、画像表示機構83に再生表示する画像に警告を重畳することにより、安価に警告を行うことができる。
<第2の実施の形態>
図6は、第2の実施の形態の3D警告動作を示すフローチャートである。第2の実施の形態では、再生表示を行う複数の画像について予め3D画像であるか否かの判定を行っておき、再生表示中の画像から何枚後に3D画像が表示されるのかをユーザに認識可能に警告を行う。
まず、ユーザは、操作部11を操作することにより、画像表示機構83にメインメニューを表示させる(ステップS21)。次に、メインメニューから、画像再生モードを選択する(ステップS22)。画像再生モードは、第1の実施の形態と同様のモードである。
ユーザによる操作部11からの指示により画像再生が開始されると(ステップS23)、画像データ読み出し部21は、画像データベース24から再生表示を行う複数の画像の中から、予め設定された再生表示を行う順序における1枚目の画像を読み出す(ステップS24)。3D画像検出部22は、この読み出した画像が3D画像であるか否かを検出し(ステップS25)、3D画像である場合には、複数の画像におけるこの画像の順序内の位置(コマナンバー)を3D画像位置記憶部23に記憶する(ステップS26)。
次に、再生表示を行う画像が他に存在するか否かを判定し(ステップS27)、存在する場合には、ステップS24に戻り、次に再生表示を行う画像について同様の処理を行う。このように、再生表示を行う全ての画像について、再生表示を行う順に3D画像であるか否かの判定を行い、3D画像である場合には、その画像の位置を記憶する。
再生表示を行う全ての画像についての判定が終了したら、1枚目の画像から順に画像表示機構83に再生表示を行う。
まず、再生表示を行う画像のコマナンバーを抽出し(ステップS28)、このコマナンバーと3D画像位置記憶部23に記憶された3D画像の相対的な位置を比較する(ステップS29)。次に、ステップS29の比較結果に基づいて、警告画像発生機構61が警告画像92を生成する(ステップS30)。この警告画像は、画像重畳機構82において再生を行う画像に重畳され(ステップS31)、画像表示機構83に表示される(ステップS32)。
図7(a)は、警告画像発生機構61が生成した警告画像92を示す図である。同図に示すように、警告画像92は、92a、92b、92c、92d、・・・、92mの各領域に分割されており、各領域はそれぞれ再生表示を行う画像100、101、102、103、・・・、112の3D画像検出部22での判定結果を示している。これらの画像は、予め設定された再生表示を行う順に並べられており、判定結果として、ハッチング無しの領域は3D画像、ハッチング有りの領域は2D画像を示している。
また、画像表示機構83に再生表示されている画像は、左端の領域92aに判定結果が示されている画像100である。したがって、再生表示中の画像100の次に再生表示される画像101は、領域92bのハッチング有りが示すように2D画像であり、さらにその次に再生表示される画像102は、領域92cのハッチング無しが示すように3D画像であることがわかる。
図8は、画像表示機構83に表示された再生画像100と、再生画像100に重畳された警告画像92の一例を示す図である。警告画像92の大きさや警告画像92を重畳する位置は、図8の例に限定されるものではなく、適宜決定すればよい。
図6に戻り、画像の再生表示中に、ユーザが操作部11を操作して次の画像の再生を選択した場合、または予め設定された所定時間が経過すると、次に再生する画像が存在するか否かを判定する(ステップS33)。次に再生する画像が存在する場合には、ステップS28に戻り、次に再生表示を行う画像のコマナンバーを抽出し、抽出したコマナンバーと3D画像位置記憶部に記憶された3D画像の相対的な位置を比較する(ステップS29)。
さらに、ステップS29の比較結果に基づいて、警告画像発生機構61は、新たな警告画像92を生成する(ステップS30)。この警告画像92は、画像重畳機構82において再生表示を行う画像101に重畳され(ステップS31)、画像表示機構83に表示される(ステップS32)。
図7(b)は、警告画像発生機構61が新たに生成した警告画像92を示す図である。同図に示すように、警告画像92の各領域に示される画像の判定結果は、図7(a)に示した各領域の画像から1コマ進んで左側に移動している。すなわち、各領域92a、92b、92c、92d、・・・、92mは、それぞれ再生表示を行う画像101、102、103、104、・・・、113の3D画像検出部22の判定結果を順に示している。領域92mには、画像112の次に再生表示される画像113の判定結果が新たに表示される。
したがって、再生表示中の画像101の次に再生表示される画像102は、領域92bのハッチング無しが示すように3D画像であり、さらにその次に再生表示される画像103は、領域92cのハッチング有りが示すように2D画像であることがわかる。
このように、最後の画像を再生表示するまで同様の処理を繰り返す。最後の画像の再生表示を行うと、その後ステップS33において、次に再生表示する画像が存在しないと判断して画像再生を終了する。
このように、再生する複数の画像のうちどの位置に3D画像が存在するかを確認し、現在表示している画像に対して何枚目に3D画像が存在するのかを警告することにより、3D画像が突然現れることによるユーザの心理的ショックを軽減することができる。
また、第1の実施の形態のような直前の警告を苦手と感じるユーザに対しても、不快に感じさせることなく警告を行うことが可能となる。
本実施の形態では、予め再生表示を行う全ての画像について、3D画像であるか否かの判定を行ったが、最初に生成する警告画像92において必要な画像の分だけ判定を行い、再生表示を行う画像を切替えるたびに、警告画像92において追加で必要となった画像の分だけ随時判定を行ってもよい。
なお、警告画像92は、図7(c)のように生成してもよい。この場合は、中央の領域92gにおいて、再生表示中の画像106の判定結果を表示している。このように構成することで、画像の再生方向を途中から逆方向に変更した場合であっても、ユーザは、何枚目の画像が3D画像であるかを知ることができる。
また、本実施の形態では、警告画像を再生表示画像に重畳させて画像表示機構83に表示を行ったが、発光装置42を用いて3D画像の存在を警告してもよい。
図9は、画像表示装置1と発光装置42を示す図である。発光装置42は、3色の発光部を有しており、42aが赤色、42bが黄色、42cが緑色の発光部となっている。警告判定部33は、3D画像位置記憶部23に記憶された3D画像の位置に基づいて、画像表示機構83に表示されている画像を基準として、次に再生表示される画像が3D画像である場合には42a、3コマ以内に3D画像が存在する場合には42b、3コマ以内には3D画像が存在しない場合には42cを点灯させる。
このように、発光装置42を用いて3D画像の存在を警告することにより、3D画像が突然現れることによるユーザの心理的ショックを軽減することも可能である。
<第3の実施の形態>
外部オーディオ装置80を用いて複数コマ先に存在する3D画像の存在を警告してもよい。図10は、外部オーディオ装置80を用いて複数コマ先の3D警告動作を行う場合のフローチャートである。なお、図6と共通する部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第2の実施の形態と同様に、予めステップS24〜ステップS27において再生表示を行う画像について3D画像の位置を3D画像位置記憶部23に記憶しておく。さらに、再生表示を行う画像のコマナンバーを抽出し(ステップS28)、このコマナンバーと3D画像位置記憶部23に記憶された3D画像の相対的な位置を比較する(ステップS29)。
ここで、ステップS29の比較結果に基づいて、オーディオ信号発生機構71が警告音を生成する(ステップS41)。この警告音は、次に再生表示される画像が3D画像である場合にはステレオの長音、3コマ以内に3D画像が存在する場合にはモノーラルの短音、3コマ以内には3D画像が存在しない場合には無音の警告音となっている。なお、警告音の内容はこの例に限定されず、どのような警告音を出力するのかは、警告設定モードにおいてユーザが自由に設定することが可能である。
この生成した警告音を、画像の再生表示前に外部オーディオ装置80から出力する(ステップS42)。
なお、外部オーディオ装置80を用いてBGMを流している場合には、3D画像を再生表示する場合にはステレオやサラウンド出力として音に広がりを持たせ、2D画像を再生表示する場合にはモノーラル出力として音の広がりを失くしてもよい。
このように、外部オーディオ装置80を用いて3D画像の存在を警告することにより、3D画像が突然現れることによるユーザの心理的ショックを軽減することが可能となる。
1…画像表示装置、11…操作部、22…3D画像検出部、23…3D画像位置記憶部、24…画像データベース、31…演算処理部、32…警告設定記憶部、33…警告判定部、42…発光装置、42a…赤色発光部、42b…黄色発光部、42c…緑色発光部、53…振動装置、61…警告画像発生機構、81…画像再生機構、82…画像重畳機構、83…画像表示機構、80…外部オーディオ装置、92…警告画像、92a〜92m…各領域、100〜113…再生表示を行う画像

Claims (12)

  1. 平面画像及び立体画像を表示手段に表示可能な表示装置において、
    前記表示手段に表示を行うための画像を選択する選択手段と、
    前記選択された画像が平面画像であるか立体画像であるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果が立体画像である場合に、これから表示される画像が立体画像である旨の警告を行う警告手段と、
    前記選択された画像を前記表示手段に表示する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 音を発生する音発生手段を備え、
    前記警告手段は、前記音発生手段に音を発生させることによって警告を行うことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 振動を発生する振動発生手段を備え、
    前記警告手段は、前記振動発生手段に振動を発生させることによって警告を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 光を発生する光発生手段を備え、
    前記警告手段は、前記光発生手段に光を発生させることによって警告を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記警告手段は、前記表示手段に警告を表示することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記警告手段は、前記表示手段に表示されている画像に重畳させて警告を表示することを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記選択手段は、表示を行うための複数の画像を選択し、
    前記判定手段は、前記複数の画像について判定し、
    前記警告手段は、前記複数の画像についての判定結果であって、前記表示手段に表示される順番と前記表示手段に表示されている画像の位置とを示した判定結果を該表示手段に表示されている画像に重畳させて表示することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の表示装置。
  8. 音を発生する音発生手段、振動を発生する振動発生手段、光を発生する光発生手段、及び表示手段の中から少なくとも1つの手段を選択する手段を備え、
    前記警告手段は、前記選択された手段を用いて警告を行うことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  9. 前記警告手段が行う警告の大きさを設定する手段を備えたことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の表示装置。
  10. 前記警告手段が警告を行う時間を設定する手段を備えたことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の表示装置。
  11. 前記警告手段が警告を開始してから前記制御手段が画像を表示するまでの時間を設定する手段を備えたことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の表示装置。
  12. 平面画像及び立体画像を表示手段に表示可能な表示装置の制御方法において、
    前記表示手段に表示を行うための画像を選択する選択工程と、
    前記選択された画像が平面画像であるか立体画像であるかを判定する判定工程と、
    前記判定工程の判定結果が立体画像である場合に、これから表示される画像が立体画像である旨の警告を行う警告工程と、
    前記選択された画像を前記表示手段に表示する制御工程と、
    を備えたことを特徴とする表示装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012142753A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Toshiba Corp 画像音声通話システム及び受信装置

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